「俺は学長の椅子に座るんだ」が自慢の元ヤクザ牧師 

“カルト”化する大学業界の人びと(6)


◆2011年5月号--宗教ジャーナリスト 室生忠

全国大学の「カルト対策」会議で“学長待遇”を豪語する牧師/学生に密告強要で“CARP狩り”

「君には、うち(私)の研究室に来てほしくないんだ」
 2010年8月はじめ、焼けつくような真夏日の午後だった。関東のある国立大学のゼミ室で、J君(当時4年)にN担当教授が一方的に言い渡した。
 ああ、やっぱりか…。

 絶望感に襲われつつも、J君は、必死に問い返した。
「それは、なぜですか?」
「君のことは信頼できない。一緒に研究を続けていくには、何でも腹を割って話せる関係が必要だ。しかし、君はそういう(統一教会という)宗教に入っている。信用できないから、一緒に研究をやっていくのは難しいと思う」

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ハラスメントの道具は「カルト」&「マインドコントロール」 

“カルト”化する大学業界の人びと(7)

2011年3月号「白昼のキャンパスで、大学教授公認の拉致監禁」
2011年4月号「大阪大学のゲーペーウー」
2011年5月号「全国大学のカルト対策会議で“学長待遇”を豪語する牧師」


◆2011年6月--宗教ジャーナリスト 室生忠

常軌逸した新宗教サークル抑圧の実態
真理探究の府いずこに-アカハラ、弾圧に血道上げる大学  

 それにしても、人権状況では世界から高い評価を受けている日本社会で、確認されているだけで全国約60校(2010年10月現在)もの大学で、なぜ、マイノリティ新宗教とくに統一教会系学生サークル「全国大学連合原理研究会(CARP)」に対する、常軌を逸したアカハラや抑圧が公然と横行しているのだろうか。

 結論を先に言えば、根本原因は大学経営の在り方にある。大学経営を将来的に安定させるための学生確保策に利用されているのだ。 

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嘘つき弁護士・山口貴士も登場! 

カルト化する大学業界の人びと(8)

室生氏・連載記事の転載を再開する。
2011年3月号「白昼のキャンパスで、大学教授公認の拉致監禁」
2011年4月号「大阪大学のゲーペーウー」
2011年5月号「全国大学のカルト対策会議で“学長待遇”を豪語する牧師」
2011年6月号ハラスメントの道具は「カルト」&「マインドコントロール」


◆『財界にっぽん』2011年11月号--宗教ジャーナリスト室生忠
脱会屋牧師が「大学と連携して学生の脱会説得」を公言
-アカハラなど人権侵害にCARPが攻勢、対応迫られる大学当局


「反カルト集会」で異変
(冒頭からの数行の文意を読み取ろうとされても、能力のムダ使いとなります。筆者〔室生氏〕は、意図的にあえてチンプンカンプンな話し言葉をそのまま紹介しているのですから) 

「大勢の人が本当に幸せな家庭を築き、また、職場に復帰し、学業に専念し、やめた人は不幸になるって言って、やめて社会に復帰してやり直している人はものすごく大勢います。そういう人が出てこないから、全員やめた人が不幸になるのです。なってないんです。

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日本の国立大学は「憲法番外地」 

カルト化する大学業界の人びと(9)

◆2011年12月号--宗教ジャーリスト室生忠

憲法違反も何のそのと 信仰の個人情報を父兄に密告する広島大学職員
「カルト対策」講座の増強で、特定宗教潰しに狂奔


「守秘義務」一点張り

 CARP代表(学生)「田中さんは、CARPについてどのような事を(学生の)親に伝えたのですか?」
 田中「いや、何も言っていない」
 CARP「(あなたは、問題の学生以外の)他のメンバーの親にも連絡しましたか?」
 田中「それは、したかもしれないけど…」

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大学キャンパスに憲法の風は吹いたのか。 

カルト化する大学業界の人びと(10)
 

決起せよ!カープOB&統一1世よ!

 宗教ジャーナリストの室生忠さんの連載記事を読まれて、どんな感想を抱かれたのでしょうか。

 私は連載最後のタイトルに「日本の国立大学は『憲法番外地』」と付けたように、大学のキャンパスは無法地帯になっているという印象を強くした。
 読者の中には、それは“カルト”メンバーに対してだけのことではないかと思う人もいるだろう。
 だが、特定の集団に対して国家による違法行為(憲法違反)が横行するようなことを黙認すれば、それは大学当局(国家機関)が気に食わないと判断した他の集団にも広がっていく。戦前・戦中の歴史を忘れるべきではない。アカ狩りから始まって、戦争反対を口にしただけで特高警察に引っ張られた歴史のことである。

 ところで、室生さんの記事、それと前後して、統一教会本部の大学への抗議など、大学のカープ狩りが明るみに出されるようになって、大学当局に変化はあったのか。

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