あと１０年をポジティブに生きる記録

ルポライター米本和広blog

　ＵＣＩｖｓ教団 (２２)

　米国コロンビア上級裁判所にて１０月３０日、UCIによる定款改変と資産移動は信任義務違反であると略式判決が下された。この件についての、暗在さんからのさらなる情報である。
「裁判所サイトで、当時なぜか見れなかった略式判決の判決文が見れるようになっていました」

　文３派の日本人で英語ができる方は、判決文を論評してもらいたい。パシセラとかギルドンとか櫻井次男とかとかとか。それができない・しないのであれば、もう信用しない。
　なお、gildongのブログはhttps://ameblo.jp/gildong/。やはり１０月３０日の「略式判決」のことには一切触れていない。汚い奴！


「判決文で興味深かったことを一部ラフに抜粋・要約しました」（暗在さん）

KIFとGPFへの寄付について顕進側の見解：（判決文P２５～２６）

　 文顕進指揮下のUCIの行動は、過去のUCIの行動と適合している。
　 UCIの歴史を紐解けば、文顕進が理事長になる以前にも、統一教会でもなく摂理機関でもない非営利団体に寄付を行ってきた。
　たとえばUCIは、ユニバーサル・バレエ団に多額の資金を提供した。
　同様に、文鮮明師の子供たちが通っていたニューヨークにある学校、ハックリー校に寄付をした。
　また、文師が計画した映画「インチョン」を制作したワンウェイ・プロダクションに３５０万ドルの寄付をした。
　さらに、文師から重要な指導があり、ジェリー・ファルウェル牧師が関係する組織「自由の家出版」に資金を調達した。
　文師から霊感を受けて、格闘技協会に資金を出しもした。
（訳注：そのほか、ワシントンタイムス、リトルエンジェルス、アメリカンライフTVなどへの寄付の例が挙げられている）

　UCIは歴史的にこのような、統一教会と関係がない、元々の定款に合わない寄付も多くしてきている。
　家庭連合から信任義務違反を訴えられているKIF（王国投資財団 (KIF)（Kingdom Investments Foundation）やGPFへの寄付は、以上のような歴代のUCIがしてきた寄付と大きな違いはない。

＜注＞居直りなのだが、血と汗と涙の献金が「バレエ団に寄付」「ハックリー校に寄付」「ワンウェイ・プロダクション」への寄付、ジェリー・ファルウェル牧師（*米国キリスト教右派の代表的人物）の関係する組織「自由の家出版」に資金を調達、格闘技協会に資金調達－好き勝手に使われていたことを文３男が認めている。反対派の見解ではない！
　献金した食口たちは誰も知らなかった。

裁判所の見解：（P２７)　

　UCIはKIFが統一教会と全く繋がりがない故に、特にその理由でKIFに寄付をしようとしたことを示す証拠書類がある。
「統一教会と繋がる資産は金融計画の障害になった」
「もし新しい受益者が、UCIに所有されず支配も受けないがUCIと同じ目的を持った財団なら、末永い資金計画をもっと用意するのだが・・・」
　と、2010年5月13日のUCI理事会で討議した議事録が残っている。

　GPFに関しても同様で、GPFは全く統一教会とは別の団体として作られたことを示す証拠がある。
　文亨進がUPF理事長に任命された2009年11月に、文顕進は以下の内容の公開書簡を発表した。
「平和祭典（Peace Festival）は、UPFの活動として進められるのではなく、家庭連合とは正式に法的にも全く繋がりがなくなるだろう。この目的のために全く別個のGPF財団を作りつつある」（訳注：こうしてUCIはUPFへの資金援助を停止し、その代わりGPFに資金提供するようになった）　文鮮明師は2009年に再び文顕進にGPF活動をやめるよう指示したが効果がなかった。
　したがって、記録は、被告らがUCIの元々の目的に反する取引に従事したことを示している。
（要約はここまで）

判決文からKIFについての詳しい情報のまとめ訳を下に書きました。（暗在さん）

ーーーーーーーーーーーーー
（判決文P５～６）
　資産の移動
　定款改変とほぼ同時に、スイスに王国投資財団 Kingdom Investments Foundation　KIF)という名称の団体の設立手続きがされつつあった。KIFの目的は、UCIからの大口資産の譲渡を見込んで、定款改変後のUCIと類似したものに作られた（ただしスイスの法規制によって、統一運動への言及は含まれていない）。
　スイスの団体に資金を移動させる計画は、２００７年から考えられていた。（訳注：文顕進がUCIの理事長になったのは　２００６年４月）
　

KIF は、２０１０年６月　スイスに設立。（訳注：定款改変は　同年４月）

設立役員名　
リチャード・ぺリア（Richard Perea ：UCI裁判の被告の1人。元UCI理事。UCIの子会社ランドマーク投資会社の社長）
アヤ・ゴトー（Aya Goto）
ジョナサン・アイビンソン（Jonathan Ivinson）

（訳注：裁判で「KIFは自分たちとは関係ないものだ」と主張していたUCI理事陣だったが、これでKIFがUCIの関係であることが明白になった）


２０１０年６月２４日の理事会で決定した、
UCI（アメリカ）からKIF（スイス）に移された資産リスト

* パークワン（韓国ソウルの開発資産）の株式の過半数持ち分
* セントラルシティ　の約６０％の株式
* 韓国龍平スキー・リゾートの株式
* 一成建設（韓国の建設会社）の６５.３％の株式
* ランドマーク投資会社の孫会社ゼウス・キャピタル,Ltd. が所有するその他の金融資産と非金融資産の少数株主持分と全ての現金保有高

（訳注：　統一お宝資産がザックザク、ここ掘れワンワン！であーる）
（判決文要訳ここまで）


訴外のKIF役員２人について：
・Jonathan Ivinson　は、ジュネーブ拠点の国際税法弁護士の名前で出てくるが、その人物かどうかは不明。（多分その人）
・Aya Gotoは検索するとアイドル含め大勢いるが、たぶん男で、GPFジャパン代表（2014年当時）、後藤亜也この人だろう。
Mr. Aya Goto, Chairman of GPF Japan
【当該サイト】Mr. Aya Goto and Global Peace Volunteers


おそらく真ん中の男性が後藤亜也であろう。はじめて知る男である。統一教会（家庭連合）に所属していたことがあるのだろうか。教えを請う。

【関連サイト】一般社団法人ピースイニシアティブ支援センター
記事「お知らせ：統一教会に損害賠償を請求する民事裁判が東京地裁で始まりました」の全文引用
（投稿日:2013年04月04日 作成者: admin）
一般社団法人ピースイニシアティブ支援センターが主催するグローバル・ピース・リー ダーシップ・カンファレンス（GPLC）が、平成24年6月2日に品川プリンスホテルで開催予定でありましたが、宗教法人世界基督教統一神霊協会（以下、「統一教会」といいます。）が同ホテルに抗議活動を行ったことにより、開催直前に会場変更を強いられ、このため、多額の費用が発生しました。一般社団法人ピースイニシアティブ支援センターは、かかる多額の費用の出費は統一教会の抗議活動によるものであるとして、同団体に対し損害賠償請求するため、東京地方裁判所にて損害賠償請求訴訟を提起し、現在、裁判は進行中です。
　一般社団法人ピースイニシアティブ支援センターは、統一教会といかなる関わりも持っておらず、以後の妨害行為には厳格に対処していきます。
　一般社団法人ピースイニシアティブ支援センター　代表理事　後藤亜也

＜補足説明＞
（１）「一般社団法人ピースイニシアティブ支援センターは、統一教会といかなる関わりも持っておらず」。爆笑である。関連するサイト「ピースイニシアティブ支援センター」・「後藤亜也氏は統一教会ではない」
　後藤亜也さん、どうして統一教会ではないあなたがスイスの王国投資財団の設立人になったの？文顯進さんとはどういうご関係？教えてくだされ。ぺこり

（２）裁判は原告の敗訴。統一の勝利だった。
（３）品川プリンスホテルでの集会が中止となり、別の場所でやることになった。集会での主役はもちろん文顯進さん。郭錠煥さんも参加していたはず。（この話はこのブログでも書いている。断食オジサンも端役で登場していたな）。集会での司会者はgildong氏だったはず。
　ということは、gildongブログのギルドンは後藤亜也を知っていることになる。どういう人物か教えてくれ。
　文３派は、どうにも陰湿・陰険・秘密めいてて、親しみが持てない。大元が統一教会だからなぁ。

さ～て、ＵＣＩｖｓ教団の、というよりＵＣＩに対する中間総括である。

（１）文鮮明は、神の摂理の名のもとに「地上天国」づくりを説き、天文学的な金（主に日本人シックからの献金）を集めた。ところが、その金をまっとうな使い方はせずに、適当かつデタラメ、大胆に散財していた。

（２）文鮮明の３男・顯進は、こうした状況に危機感を抱き、統一教会の大金を合法的にUCIに移した。（文３派から説明を受けていた小生は、そう理解していた）
　ところが、今回の略式判決で明らかになったのは、１０００億円以上の金
（まだそれ以外に「パークワン」「龍平リゾート」 「一成建設」「ランドマーク投資会社の孫会社ゼウス・キャピタル」がある。数千億円か）
　を、どういう訳かはしらないが、ＵＣＩ（米国）からKIF(スイス)に密かに移していた。
（そのうちの一部であるセントラルシティはマレ－シアのペ－バ－カンパニー４社を通して売却された。　「ヘラルド経済」「聯合ニュース」より）

　（３）最大の疑問は、平和運動のための資金（公明正大な資金のはず）を、どうして「ＵＣＩ（米国）からKIF(スイス)に密かに移す必要があったのか！ということである。

（４）１０００億円強の巨額を、もし真に平和運動に使うというのなら、計画を明らかにすべきだろう。文鮮明の使い方はでたらめだったのだから。
　まさか、文顯進の私企業の営利目的に使う－なんてことはないだろうな。もしそんなことが行われていたら、客観的かつ価値中立的にいえば、「顯進は巨悪党、宗教詐欺師」ということになる。
　幸いなことに、裁判所の指示で資産（食口の献金）の流出は防がれているはずだが。

（５）「ＵＣＩｖｓ教団」裁判の訴因はいくつかあり、取り下げたり追加したりしているようだ。途中経過の報告を暗在さんにお願いするのはしのびなく、来年１０月の陪審員の判決が出るまでは取り上げない。ただし、新しい情報が入ればその限りではない。
　会計と英語に精通しているパシセラさんが報告するかも？ ないない。だって、文３派だから

－ＵＣＩｖｓ教団を分かりやすくいうと。辰さんの投稿から－

　それにしてもよう、3男派てぇ言ったか？こいつら特にいけねぇ。
　脳みそ腐って、心も腐って、糞でも詰まっているんけぇと思っちまうぜ。
　息子がおやじの言いつけを守らず、飛び出して、自分勝手に後継者であるってぇぐらいなら可愛げがあるがよ、飛び出す直前におやじの会社の資産を内緒で書き換えて、自分のものにしたってぇてんだろう？

　で、取り返されないようにトンネル使って資金洗浄して、使ってたら、返せってぇとなって裁判になった。そしたら、資産売り飛ばして、裁判資金を作って、裁判するから資金が失われる、元会社が勝ったら大変になるぞぉってぇ、言っているわけだ。
　で、後継者と言っているのは自分と、わずかな取り巻きだけ、

　で、その資金を使う口上が
「会社の資金は会社運営のために、従業員が一生懸命貯めた金だから、おやじやおふくろのじゃねぇ。会社運営を引き継ぐ俺が使う権利がある」
　んな、馬鹿な話があるけぇ？
　殆どの従業員が、てめぇを後継者と認めてねぇんだろう。会社も別会社なんだろう？
　何処の何様かしらねぇが、てめぇを後継者と認めてねぇ元会社の従業員が一生懸命貯めた金を使う権利がどこにあるんけぇ？
　でよ、忘れちゃなんねぇのが、その持って行った金にゃあ、詐欺商法か霊感商法か知らねぇがよ、その被害資金も入ってんだろう。
　で、統一か家庭かしらねぇが、元会社は返せってぇ言えば返してんだろうけどよ、こいつらびた一銭も返してねぇんだろう？
　てぇすると何か、持ち出されたほうがその分も負担してんだろう？
　おかしかぁないけぇ？ 　

　辰さん、分かりやすく解説していただき感謝であります。

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