あと１０年をポジティブに生きる記録

ルポライター米本和広blog

「消えゆく分裂３派」 (１５)

               

「澤田に言及しているところは35:40～アバウト５３。たかだか１８分間である。２回は観て、チェックしてもらいたい」（前回の記事）

　小生のランダムな感想である。（一部敬称略）

（１）礼拝の参加者（サ教信者）はどのくらいだろうか。笑い声からすると４、５０人。１００人はいないだろう。aquaさん、参加していたら、教えてください。
　小生の近くの家庭連合松江教会（全教会の３００分の１）の礼拝参加者は１００人強だと聞いている。何が言いたいか。江利川さんのところ、ちっとも増えとらん。というよりも、衰退傾向ではないか。

（２）澤田に関する話は、家庭連合（近藤徳茂総務局長）からの通知文から始まる。
　いきなりなのですが、不思議に思いませんか。
　江利川は、澤田に対する「指揮・監督責任はない」という。ならば、放っておけばいい。せいぜい、一言、「家庭連合から澤田さんに関する、私宛のお門違いの通知文が届いた」で終わりだろう。それなのに、「澤田批判」を延々と

　前々回の記事「江利川安栄（本名・「李安榮」か）を評す！－家庭連合と連携なのか？」 （１０月２日）で、「江利川は以前から澤田たちの活動をやめさせたかった。しかし、機会と大義名分がなかった。近藤の通知文は渡りに船だった。大義ができた」と書いた。
　小生が「連携」を疑っても、それほど突飛なことではないだろう。

　もったいをつけて（江利川は）「この問題に一週間かかった」という。この言葉に、サ教人は何も感じなかったのか。だとしたら、たんなるバカである。いかにも難しい問題を抱えたかのように吹聴しているが、先に述べたように「門違いの通知文だ」として送り返せばいいだけのこと。小生なら、破って終わりだ。
　江利川は中央大学法学部卒＆猪突猛進タイプですぞｯ！なにが一週間だぁ～
　
（３）江利川の「澤田批判」には愛も温かみもまるで感じられなかった。
　澤田が主張していることを「わぁ～わぁ～」（言っている）と表現したり。同じ「仲間」のはずなのに。ある意味、恐ろしい。

（４）「澤田批判」とのバランスを取るため、あえて横道にそれる形で、家庭連合批判を挿入する。よくあるミエミエのレトリックである。
「家庭連合は狂っている」。１０回は繰り返していた。澤田たちの「ゾンビ」発言に勝るとも劣らない「侮辱罪」である。

＜注＞周藤さんの姿・顔色を見て、澤田姉はとっさに「ゾンビ」と発言した。これが最初である。このときは、小生も、言い得て妙だと思った。前に会ったときの周藤さんとはまるで違っていたからだ。歳を取ったというのではなく、まさに「ゾンビ」という表現が適切だった。どこか身体に病があるように思えた。しかし、澤田たちが「ゾンビ」を連発、また拡大して使うのはよろしくない。

（５）そもそもの話である。
　不思議でならないのは、なぜ礼拝で「澤田批判」をしなければならなかったのか。
　江利川と澤田とは先輩・後輩の関係にあっても、上下（指揮監督）関係にはないようだ。スピ－チ全体を聞いても、なぜなのか分からなかった。
　サンクチュアリ教会本部の組織方針は「自由と責任」のようだ。（なんだか倫理の教科書みたいだけど）
　澤田の抗議活動は「自由」であり、家庭連合から訴えられたら「責任」をもって対処しなければならない。江利川大先生に助けなんか求めていない！
　それなのに、なぜ「澤田批判」なのか？？？ 後日、仮説を述べたい。

　仮に、江利川は澤田が嫌いで、「澤田批判」をしたかったとする。まあ、宗教世界ではなく、世俗世界（小生が生きる世界）ではよくあること。
　しかしながら、礼拝の場で語った澤田批判を世界に向けて録画で流す－なんてことは、世俗ではありえないことだ。江利川の世界だけではないのか。くわばらくわばら。なむあみだぶつ
　　
（６）江利川は近藤から送られてきたＤＶＤと、澤田がブログで流している動画を見て、論評する。ここにも信仰仲間的な愛などは全くなく、上目、審判官的である。宗教裁判官に転職したらどうかと提案したい。

（７）「（抗議活動をやめて欲しいと）多くの人が言っている」。これも政治家的なレトリックである。サ教ブログ（５５人）で、活字にして訴えたブロガ－は何人いましたっけ。

（８）江利川は明らかに嘘をついている。
「韓鶴子さんの（心を）なんとか掴みたいために、家庭連合傘下の団体に数カ月に入った」（要旨）
　冗談はおよしよ。安っさん。
　ここに、江利川のすべてがある。（このことは後日述べる。それにしても、自分の脱会文の内容を忘れるとはたいしたお方である）

（９）「家庭連合対サンクチュアリ教会」の闘いは、「たかだか親子兄弟のこと」だという。そうかぁ。だったら、韓鶴子・文顯進・国進・亨進に直接言ってくれ。少なくとも、国進や亨進には時折会うのだから、言えるはず。
　国進や亨進は母親のことを「大淫婦」と呼んでいる。注意したらどうか。できるかあ？

（１０）江利川は天性のバカなのか小狡いのか。澤田らには「家庭連合から信者を回心させた（伝道）実績がない」（要旨）という。そして、あたいは「家庭連合の大物と通じている」（要旨）という。この物言いは糸瓜（ヘチマ）である。中身がない。
「大物」って、小山田のことか。ひょっとして徳野英治のこと？

（１１）このように高飛車で言いながら、「泥仕合、不毛な闘いをしている場合ではない」という。家庭連合からサ教への回心を促すことを「泥仕合」「不毛な闘い」と、これまた高飛車に言い切る。

（１２）カラスさんが投稿で教えてくれた。
「ビデオの５８：４０ごろに、彼女は、このように、言ってます。
＞家庭連合とは、闘いたくない。（家庭連合が）これを見るでしょう。対策の人が見るでしょう。逃げるんじゃないです。闘うんだったら、一人でも闘います。闘いたくない。ドロ試合、不毛な闘い。そして、みっともない。外からも中からも。それより、わが道を行きましょう＜」
　ナンジャラホイ
　ならば、家庭連合批判はやめればいい。侮辱的な「狂っている」という形容を何度もした数分後に、闘いたくないという。ダブルスタンダ－ド的、精神分裂的、政治的。

　わが道を行く。
　大いにけっこう。１つの選択肢である。なお、澤田が表現したモンロ－主義は失当。
　しかしながら、江利川よ！小生のような非教会員（一般人）を１人でも伝道したことはあるのかい。恥ずかしがらずに言ってみなよ。


　指揮監督大好き！ノルマ主義大好き！動員大好き！演説大好き！

＜注＞澤田らの抗議活動から派生した「江利川の問題点」はもう少し言及するつもりです。もっとも、統一教会の７代会長といっても過去の人。どうしてこだわるのか。それは「江利川問題」は統一教会（家庭連合）の問題（引いてはオ－ル統一の問題）を内包しているからです。
『我らの不快な隣人』（１０年前）に書きたかったことでもあります。ようやく書ける！　

－謹告－

　江利川安栄殿。記述に間違いがあれば、指摘してください。誠実に対応いたします。なお、今後も貴殿を批判しますが、同じ謹告はしませんので、ご承知おきください。

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