お金をもらったの?「時事ジャーナル」さん(追記あり)
「消えゆく分裂3派」 (10)
<注釈>「トンチンカンな時事ジャーナルさん」のタイトルで原稿を書いていましたが、誤って、「公開」をクリックしてしまいました。昨日の夕方、知り合いから「公開されている」と連絡がありました。すぐに「非公開」にして、推敲し、「お金をもらったの?「時事ジャーナル」さん」とタイトルも変えて、さっき再度アップしました。
前回記事の末尾の囲みで書いた記事を再録する。
-火の粉情報 3月末公文-
(全文引用)
御聖恩感謝申し上げます。
天が示された『ビジョン2020』勝利に向かって確実に全体摂理が進行している中にあります。
天の摂理が進めば、それを妨害しようと、必ずサタン側が反対運動を展開してきます。
食口の皆様におかれましては、サタン側が拡散する悪なる情報に影響されないように御注意ください。
サタン側は、①神様と御父様と完全一体化されておられる韓鶴子お母様の立場を無力化することに躍起になっています。また、②家庭連合を『サタンの巣窟団体』としてのイメージを定着させようと必死に歪曲した情報を拡散しています。
先日、韓国で人気のある週刊誌 『時事ジャーナル』に、UCIグループ(3男:顯進氏が中心となっている分派団体)が情報提供したことが明らかになっている記事が掲載され、韓国内で話題になっています。
内容の要点としては、サンクチュアリ教会(4男:国進氏と7男:亨進氏が中心となっている分派団体)の逸脱の様子を紹介しながら、
その原因は韓鶴子総裁と現在の家庭連合にあると伝え、記事の結論は、「三男の顯進氏こそ改革の人物である。」という主張になっています。
これからも摂理の進展とともに、それらを妨害するために、サタン側の巧妙なマスコミ操作が予想されます。
食口の皆様におかれましては、サタン側が拡散する悪なる情報に影響されないように御注意ください。
(引用終わり)
三つ巴の血みどろバトルを切望す!
(追記)爆笑記事2つ。
「時事ジャーナル3月28日号の記事(パイオニアカフェより日本語版)」
「韓国の「時事」とは ?」
末尾に「爆笑記事」と書いたが、なぜなのか、意味が分からなかった読者が多かったのではないか。
よって、注解しておく。
最初の記事は、タイトル通り、「時事ジャーナル3月28日号の記事」を、韓国のサイト「パイオニアカフェ」がわざわざ日本語訳にしたものである。日本の読者に読んでもらいたかったのであろう。
そしてその日本語訳記事を、cocoaさんが自分のブログで全文引用し、紹介した。
笑えるのは、家庭連合の公文で、「 『時事ジャーナル』を韓国で人気のある週刊誌」と軽く紹介しているのだが、韓国在住のcocoaさんは韓国の週刊誌事情に疎かったからなのか(笑)、それとも『時事ジャーナル』の権威づけをしたかったからなのか、ヤフーの記事をわざわざ紹介している。
「《時事ジャーナル (朝鮮語: 시사저널)は、 1989年10月20日創刊の時勢報道的な週刊誌。「誰が韓国を動かしている?」特集を毎年の創刊記念号で発表。韓国社会の流れを追っている。また国会議員や総合病院の採点・評価を掲載するなど、韓国初となる「評価ジャーナリズム」を展開した。》
《韓国の週刊誌市場は、発行部数が一番多い「時事ジャーナル」「週刊朝鮮」などで、公称10万部程で日本のように規模は大きくありません。大手週刊誌のうち、出版社で発行しているものは「時事ジャーナル」のみで、ほかはすべて新聞社で発行しています》」
ちなみに、日本の出版社系週刊誌は文春(67万部)、新潮(44万部)、ポスト(38万部)、現代(48万部)。
時事ジャーナルの記事をざっとでいいから、目を通してもらいたい。「この記述部分の情報源は誰なのか」に注意を払いながら。小生も記者だったから、この記事はとてもとても気にかかった。
(1)日本家庭連合(旧統一教会)は、霊感商法、国際合同結婚式で20年以上も前に有名になった団体。10年前に経済犯罪事件で40人もの信者が逮捕されてまた少し有名になった。
総じて言えば、極めてマイナ-な宗教団体。最高幹部が一昨年だったか「日曜礼拝参加者は5万人強」と発言している。
(2)教祖が亡くなり、後継者をめぐって内紛が起きる。よくある話である。世界救世教は派手だったし、最近では真如苑が有名か。 統一教会の3派分裂問題も、文脈でいえば、同じテ-マである。
しかし、「文春・新潮・ポスト・現代」であれば取り上げないだろう。あまりにもマイナ-団体すぎるし、顯進、国進、亨進の名前を知っている日本人なんて、信者以外にはゼロであろう。
(3)信者数が少ないという点では、韓国ではもっともっと少ない。たったの7000人だ(大泣き)。ちなみに、小生は松江市の西津田というところに住んでいるのだが、町内の人口は7000人強だ。
ただし、「超マイナ-だが、金がある宗教団体としてごく一部で有名です」と聞いている。もっとも、企業を含め複数の団体を有するから、信者でなくても従業員やその家族をなどを合わせると、日本でよりは有名かもしれない。
(4)100歩譲って「文鮮明が死んで3派になった。そして騒動がおきている」-これが週刊誌のテ-マに取り上げる価値があるとしよう。
で、記事を読んでみると、
簡単にいえば、こんな原稿を「文春・新潮・ポスト・現代」のデスクにあげたら、当然ゴミ箱行きだ。
イ)情報源が「統一教関係者」などほとんどが匿名。当事者性のある人として登場するのはサ教の李サンヨルだけ。「取材を申し入れたが断わられた」-といった話もない。顯進にすら取材していない!これほど、偏った取材も珍らしい。欠陥
ロ)家庭連合の公文が指摘する通り、
<「(記事の)内容の要点としては、サンクチュアリ教会(4男:国進氏と7男:亨進氏が中心となっている分派団体)の逸脱の様子を紹介しながら、その原因は韓鶴子総裁と現在の家庭連合にあると伝え、記事の結論は、「三男の顯進氏こそ改革の人物である。」という主張になっています>
ジャ-ナリズムとはまるで関係ない。つまり、顯進ヨイショ記事でしかないのだ。完全欠陥
ハ)長ったらしい記事の最初の20行目ぐらいのところ。
「統一教の二世たちの銃器結婚式の波紋 米国社会が大騒ぎになっている」
小生もサ教の銃問題は批判している。しかしながら、銃器結婚式が米国社会で大騒ぎになっている-という事実はない。
米国社会で大騒ぎになったのは「フロリダの高等学校で銃器乱射事件が発生した」ことにある。これも欠陥
なんだかとてもおかしいのだ。
日本でならデスクが破り捨ててしまうような記事が、韓国では一流だと思われている『時事ジャーナル』に載る。
これはどういうことなのか。
そんでcocoaさんを見習ってグ-グルを検索した。
ウィキに説明が載っていた。
時事ジャーナル (朝鮮語: 시사저널)は、 1989年10月20日創刊の時勢報道的な週刊誌。「誰が韓国を動かしている?」特集を毎年の創刊記念号で発表。韓国社会の流れを追っている。また国会議員や総合病院の採点・評価を掲載するなど、韓国初となる「評価ジャーナリズム」を展開した。2006年6月15日に引き起こされたサムスン関連記事削除問題に際し、記者のストライキと職場閉鎖が起こり、一部の記者は分裂し「時事IN(韓国語版)」を創立して独立した。
目次
1 サムスン関連記事削除問題
2 関連項目
3 出典
4 外部リンク
サムスン関連記事削除問題
2006年 6月15日 、サムスングループ側から電話依頼を受け、時事ジャーナル社長クム・チャンテがサムスン関連記事の撤回を指示。イ・ユンサム編集長(当時)ら編集部は拒否。するとクム社長は、直接印刷所に掛け合って記事を削除、サムスンの広告に差し替えさせた。6月23日イ・ユンサム編集長が辞表を提出して即受理され、8月14日にチャン・ヨンヒ取材チーム長が無期停職処分を受けた。さらに9月10日ユン・ムヨウン記者が3ヶ月停職、 2007年1月17日にはベク・スンギ写真チーム長が無期停職、同2月7日にはゴ・ジェヨル(韓国語版)記者が無期停職となった。記者24人のうち、つごう17人が懲戒処分を受けている。事態勃発から6月後、編集部はストライキを決行、会社はすぐさま職場閉鎖を断行。1年余りの間、「編集権の独立性」を要求しストライキを継続した。結局、ストライキに参加した記者22人は会社と決別し、 2007年 8月29日 「時事IN」(시사인)を創刊するにいたった[1][2]。
つまり、ときに金で転ぶ媒体になったということではないのか。1万円や10万円といったレベルではない。なにしろ世界のサムスンが登場するのだから。
私は、文顯進の側近が「時事ジャーナル」の幹部に、いくら払うからと、記事をもちかけたと推測している。そうでなければ、こんな偏った取材をもとにした偏頗的記事が載るわけがない。コラムではなく、長々文の記事であることにも注目すべきである。
反論があれば是非、お願いしたい。
文顯進の側近たちは、親分のことを活字にしようと頑張ってきた。
『コリアン・ドリ-ム』だったけ?日本では有名な幻冬舎から出版されたが、自費出版であった。
つまり、君も私もお金を払えば、本を出すことができる-ってやつだ。
『統一教会の分裂』『統一教会の教典の秘密』。出版社は「アウネ」。こんな出版社はないぞ!
おいらの書棚をみたら、文顯進を正当化する分厚い本が2冊あった!
「文字」によって、プロパガンダ、顯進の影響力を強めたいということであろう。で、記事になれば、顯進に誇らしげに報告する。
cocoaさんは、当然検索しているときにウィキを目にしたはずだが・・・変なの。
構図が分かりやすくなってきました。
韓国のサイト「パイオニアカフェ」(顯進派)⇒「cocoaのブログ」(顯進派)。
2つのサイトの管理人に提案します。
-に登録したらいかがでしょうか。アクセスが激減するから恐いですか。爆笑
追記の注釈-cocoaさんの素早いレス(4月3日昼)
修正原稿をアップしてから、「家庭連合ブログ村」をのぞいた。
cocoaさんは、「韓国の「時事ジャーナル」とは ?」をアップしてから、「日曜朝の複雑感」、衝撃動画「摂理を台無しにした末息子と独生女(ドクセンニョ)」 を立て続けに更新し(閲覧スル-)、「プロじゃなかったの ? !」を上梓 されていた。更新日時は「04/02 18:46」。
俺に関する記事だろうと先程読みました。実に素早い反応記事です。
当然、真正面からの堂々とした反論かと思いきや。
ジャーナリストとルポライターの違いを解説します-だってえ。ヘナヘナ。
主題は「時事ジャーナル3月28日号の記事(パイオニアカフェより日本語版)の記事」の真偽。それなのに、「ジャーナリストとルポライターの違いを解説します」だってえ。大丈夫か。
ちなみに、すでに火の粉ブログで詳述している(6年前)が、日本において「ジャーナリスト」「ルポライター」「ノンフィクションライタ-」「ノンフィクション作家」「フリ-ライタ-」「記者」などに違いは一切ない。好みで使っているだけだ。
こんなことが、何か関係があるの?
cocoaさんはふつうの勉強が相当にできなかったか。
あるいは・・・「クオリア」 でもプレゼントしようか。
「ちんたら息子の母親介護日記」を更新しました。「歩行-88歳⇒95歳」。自分の老後が分かりますよ。ニッコリ
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コメント
判り易い構図だなぁ。
これが家庭連合やサンク関連だったら即効でコメント欄に何か書き込まれるのにね。
つまり、この家庭連合ブログ村って関心があるのが三男を支持している方が多数を占めていると推察される。
それに三男派は理論的だ。元々原理が理論的な考察が多いから当然ですが、その理論武装に対して米本氏に論破されて負ける事を避けたいが故に全くレスしないのだろう。
今までも米本氏のディベート力は秀逸でしたからね。
さて、三男派の方々、今の一般の日本人を伝道するのは大変だと思います。
まあ、全うな日本人には残念ながら顯進さんの思想は受け入れられないでしょう。
「ワンコリア」でしょ。日本人に一体何の関係があるのか?
顯進さんって本当にまったく日本には関心無い様ですね。
もし日本人に関するスピーチあれば、コスモスさんなり、ココアさんなり、そしてパシセラさんが絶対このブログ村に書くはずだからね。
韓国人なら大いに復活する要素かも知れませんが、日本人には韓半島の統一には外国の事。
それに顯進さん、従軍慰安婦像の推進者、マイク本田氏(純粋な日本人では無く在日の方と言う噂もあります)と仲良く写真を撮っているんじゃ、まず普通の日本人は納得出来ないでしょう。
顯進さんって、超宗教や超国家と言う意識は全く感じられませんね。
まず韓国統一、それからステップアップ?
アボジの理想とした神様のみ旨とは正反対の道の様な気がします。
アボジは世界の中心がアメリカだと信じていたのでアメリカに住んだ。
あくまで、国家でなく世界を意識していました。
韓国で基盤を築きたいなら韓国人を中心をして人材と財も韓国人を中心にしないとね。
日本では桜井家庭を中心に頑張っておられる様ですが、元々アボジの後継者と思っているから付いていってるだけで、果たして今の顯進さんの思想面や信仰面で始めから付いていているのかは疑問ですね。
だって、日本人として復活する要素あります?UCIで
莫大な資産を横取り?したと裁判になっていますが、その資産、経済的理由で付いていっている日本人も沢山いると思いますけどね。まあこれは家庭連合でも同じ構図だと思いますが。
師観さんが言われている様に、本来なら天国を造る競争なんです。
家庭連合でも、UCIでも、サンクチュアリでも何処でも本来の目的である天国創建を目指したら良いんですよ。
コスモスさんやココアさん、パシセラさんのブログは本当に気持ち悪い。
なぜ、家庭連合のカテゴリーに居るのか?
彼ら彼女らのブログはいつも家庭連合やサンクチュアリーの批判や非難ばっかりだ。
以前の様に家庭平和協会のカテゴリーが無い時は納得していました。
しかし、今や正当なカテゴリーがあるのに関わらず、家庭連合のカテゴリーで書いている。
本当にこれは卑怯者である。正々堂々としていない。
天国を造ると言うアボジのみ旨に反していると思う。
もしかしたら、顯進さんの指示なんですか?
顯進さんってそんな器の人なのかな?
とも勘ぐってしまいますね。
Re: 判り易い構図だなぁ。
分裂3派には、それぞれにいくつかの特徴があるようですが、顯進派は陰険ないし陰湿なところがある-ということです。
>日本では桜井家庭を中心に頑張っておられる様ですが、元々アボジの後継者と思っているから付いていってるだけで、果たして今の顯進さんの思想面や信仰面で始めから付いていているのかは疑問ですね。
だって、日本人として復活する要素あります?UCIで
次男さんが熱心にオルグ活動をやっていた時期がありましたが、不調に終わったようです。魅力がないから、当然のことです。
深いご指摘!
図星だと思います。
雑誌記事について、私の経験談を書きます。
私は、約5年ほど前まで、韓国に住んでいました。
韓国からアメリカに移住する、数ヶ月前の話です。韓国のある月刊雑誌の記者から私に、インタビューをしたいとの連絡があり、インタビューを受けました。
インタビューを受け写真を撮り、約1週間後に再度その記者に会うことになりました。
その時に、その記者が私に言ったことは、
「大変インタビューの内容に感銘を受けました。ぜひ、貴方の写真を当雑誌の表紙にしたいと思っております。その為には、300万ウォン(約30万円)をお支払いいただければ可能です。
同時に、貴方の顔写真が表紙になった雑誌を無料で200部(確かこのぐらいの数字でした)配布します。家族・親戚・友人にプレゼントすれば喜ばれますよ。」
その後、私は、こういうことか・・やはりお金目的だな、と思い、丁重にお断りしました。
妻に話したところ ”よくある話” と言っておりました。
米本さんの指摘は鋭いです。図星でだと思います。
____
>『コリアン・ドリ-ム』だったけ?日本では有名な幻冬舎から出版されたが、自費出版であった。
つまり、君も私もお金を払えば、本を出すことができる-ってやつだ。
幻冬舎からの出版だったのですね。
私は最低でも、毎日一冊以上は本を読むようにしていますが、幻冬舎の本は、話題かつ売れる本が多いですが、内容はあまり深くないですね。
売れることを目的としているので、名著に共通しているロングセラーではなく、賞味期限が短い本が多いと思います。
(そもそも日本に名著となるような本をかける人物は、極めて限られているので、しょうがないか・・)
自費出版を幻冬舎で出せるというのも、興味深いです。お金を出せばOKと言う価値観でしょうか?UCIに通じます。
>『統一教会の分裂』『統一教会の教典の秘密』。出版社は「アウネ」。こんな出版社はないぞ!
『統一教会の分裂』は、数年前に妻が、韓国語バージョンをアマゾンUSAで購入して、読んでいました。
私もチラチラ見ましたが、印刷がまともでなく、韓国によくある製本屋さんで印刷した本みたいでした。
ページを開くと、両側にある文字の塊が”ハの字型”になっていました。カタカナのハです。(要するに両面斜めに印刷されている)
幸い外の白枠からはハミ出ていなかったので、読める状態でした。
ちなみに、私は『統一教会の分裂』をKindle Unlimited で読みました。本の内容は、幻冬舎さんの本より、更にもっと浅い思考の本だったので、がっかりでした。
統一教に対する人々の関心
韓国で統一教会に関する話題がマスコミで大きく報じられたことと言えば、近年では「統一教・王子の乱」のタイトルで新聞記事にもなった韓国のヨイド(汝矣島)開発プロジェクトに関する裁判闘争のことです。
それは韓国においてはけっこう大規模な土地開発事業であり、多くの有力企業も参加しているプロジェクトであるということですし、その大規模施設の建築工事が突然ストップしてしまい、いつまでも工事が再開されない異常な状態が続いた訳ですから、かなり世間の注目を集めたことも確かです。
その社会的関心のために朝鮮日報、中央日報、東亜日報などもその問題を記事にしたと伝えられました。
その裁判闘争については統一教会・ブログ村のブログにも書かれていたので、記憶に新しいのではないかと思います。
そこでは「王子」である文顯進氏や文国進氏が主役として記事に登場したのだと思いますが、書かれた記事に対する世間の注目度から言えば今回の‘火の粉’記事にある『時事ジャーナル』記事など、その比ではないと思います。
ただ、世間の関心を集めたのは、あくまで、大きな経済問題が絡んでいたからであり、その中断された建築現場が大都市の中央部にあって目立っていたからです。
その大規模ビジネスの舞台となる土地の権利を巡る闘いに顔を出していたのが たまたま統一教会の「王子」達だったので、統一教会内の問題がマスコミで報じられる結果となったのでした。
その問題における人々の関心は当然ながら統一教「王子」の宗教的な主張などではなく、そこではどんな不正が行なわれていたのか、誰が悪者なのか‥などです。
人々の関心は結局お金に関することであり、その闘争の当事者として名前が出てくる人物たちが持つ宗教的主張に関心を持つ人間など皆無ではないかと思います。
そのように人々が何に関心をもつかという観点から考えても『時事ジャーナル』に書かれている長文の記事の内容は普通ではなく、米本さんが書かれたように考えない限り、そのような内容の記事が掲載されることになった理由が見つかりません。
いくら時代遅れ文化を持った韓国であるとは言え、世間の人が、宗教団体の内紛などに関心があるはずがなく、ましてや「血分け」で有名だった「極小カルト教団」ですから、誰が改革者に相応しいか?などどうでもいいことのはずです。
そのような主張に関心をもつ人がいるとすれば、それはその教団内部の信者だけであり、『時事ジャーナル』に載った記事は教団内部の信者に向けて書かれた文章であるのは間違いありません。
ただ、米本さんが書かれているように韓国内の信者数はかなり少ないですし、その信者達に読んでもらうために大金を払って本に載せたとしても「赤字」にしかならないのではないかと思います。
しかし、それよりは遥かに数が多い日本人信者に読んでもらい、影響を与えることができれば「黒字」になる可能性もあります。
そのため<最初の記事は、タイトル通り、「時事ジャーナル3月28日号の記事」を、韓国のサイト「パイオニアカフェ」がわざわざ日本語訳にしたものである。日本の読者に読んでもらいたかったのであろう。>なのではないでしょうか?
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