統一教会・徳野英治会長-記者会見の問題点③
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統一教会考(6)-献金について
統一教会の緊急記者会見についてのコメント(3)
記者会見の中で、一番腹が立ったのは、記者のこの質問に対する回答だった。
■?全国でおなじような事件が起きているのを見ると、統一教会に献金するために経済活動が行われているということではないのですか。事件の背景には献金があると。
徳野氏、というより教団中枢部はどう回答したのか。
徳野 統一教会に反対するグループが、統一教会にはたえず信者の方々に対する強制的ノルマがある、献金ノルマがあると、大変大げさに吹聴しています。
しかし、事実は大変違います。
あくまで、宗教法人・統一教会は信者個々人の自由意志に基づいて献金していただいている。
もちろん、教会の指導者が奨励するための激励はいたしますけど、強要とかノルマとかいうものは存在していません。
したがいまして、あくまでも信者の一人ひとりの自由意志、意欲によって献金はしてただく。このように指導しています。
ぜひ誤解ないように、事実と噂がだいぶ違うということを、この場を借りてお伝えしたいというふうに思います。
この回答を聞いて、信者はどう思ったのだろうか。
ブログの「ニュース(11)」のコメント欄に寄せられた「pepe」さんのコメントを全文紹介しておく。(改行を含めすべて原文のママ。ゴチックは管理人)
献金
統一教会員には、信仰歴の長い人・浅い人、原研出身の人、事業団勤務の人、一般企業勤務の人、既成家庭の人など様々な人がいます。皆、基本的には人のいい人達です。そして、統一教会の献金には、義務献金という教会員が必ず成さねばならない献金があります。また、御父母様からの指示による献金要請もあります。
そして、色々な展示会への動員目標とかも含めて、区域単位での目標も定められます。これらには期間が設定されています。
ここで、教会の責任者から、"義務である"とか"御父母様が言われている"とか"責任者も既に献金しました"とか言われた場合、素直な教会員たちは献金したい もしくは、献金しなければならないと当然思います。
また、"できない"と言えば、不信仰者になると思うし、"できると思えばできるし、できないと言った時点ですべてが終わる"ということもよく言われ、こういう言葉は否定できない内容です。また、献金しない人に対しては影で色々言われるという現実もあります。こういう状態で、"献金はできません"とはっきりと言えるでしょうか?
はっきり言う人もいますが、カイン的とか御父母様への心情がないとか信仰を失っているとかサタンに侵入されているとか言われてしまいます。日本人の性質からいっても"NO"とはなかなか言えないでしょう。これが現実です。ゆえに、言われるままにローンカードを作ったり、救いの条件になるという思いで、氏族にうそを言ってもお金をつくるわけです。そして、献金できない家庭は、後ろめたい心で教会から遠ざかってしまう人もいます。
はっきり言って、今まで逃げ道がない状況が続いてきて、現状では責任者も教会員も全国的に疲れ果てており、こういう状況で、警察の捜索、教会員の逮捕が起こっています。この逮捕は当然で、万物条件を立てれば因縁が晴れるという完全に間違った認識があったと思われます。(万物条件と因縁は全く別な話ですから)
ここにいたって、正直に献金に取組んできた人たちは借金まみれで動きがとれなくなっています。私もそうです。そして、皆、役事、奇跡を待っています。しかし、今までのように個人の事情より全体優先、摂理優先という考え方は、心情的にも社会状況的にももはや無理です。日本食口全体が責任者とも韓国側ともよく話し合うべきだと思います。神様と話し合いたいです。
これを読んで、信者はどう感じるかわからないが、私には「魂の叫び」のように思え、正直、胸が痛くなった。
統一教会の献金問題は『我らの不快な隣人』の第11章「借金集団」で書いた。(教会員のみなさん、事実に相違ないか、ぜひ読んでみてください)(注1)
拙著でも、また「pepe」さんのコメントでも、「強制的ノルマ」とか「献金ノルマ」があるとは書いていない。その意味で、徳野氏の発言は間違っていない。
あるのは「目標」(ソフトなノルマ)だけである。仮にこれがあったとしても、徳野氏が言うように「信者個々人の自由意志に基づいた献金」なら、何の問題もない。
しかし、そうではないことはすでに明々白々となっている。
献金・物品購入費の返還訴訟が相次いでいることは、徳野氏も教団中枢部もご存知のはずだ。これまでの訴訟件数はざっと100件ぐらいにはなろうか。統一教会側がごくごく一部だが勝訴したケースもある。しかし、だいたいが連戦連敗である。
今でも係属中の裁判を相当数、抱え、中枢部の法務担当は大忙しだ。
これ以外に、裁判にならず示談交渉で解決した件数は、累計で1万件(数万件か)にはなっているはずだ。
こうした民事事件が物語るのは、「奨励するための激励」の中に、「畏怖・困惑・威迫的“激励”」(法律用語では「害悪の告知」)があり、自由な意思が妨げられた?ということである。
教団中枢部は、組織防衛の視点から、記者の質問を全否定したが、実際、自由な意思に基づかない献金が行われていたことは知っていた。
新潟の「北玄事件」、渋谷の「新世事件」を受けた、3月25日付の通知文には、献金についてこう書かれているからだ。
いまだ教会員も「中心の通知文」をきちんと読んでいないようなので、全文、引用しておく。ゴチックは管理人。
第1 教会員の献金奨励・勧誘活動についての指導基準
これまで教会員が信徒会等の活動の一環として献金を奨励・勧誘する際に、家系図等を用い、先祖の因縁ないし先祖解放等を理由に献金の必要性を説くようなことが一部行われてきたようです。しかしながら、当法人に対する民事裁判においては、このような行為が、目的・方法・結果において社会的相当性を逸脱する不法行為と認定され、当法人の使用者責任が問われてきました。本来、当法人への献金は、『信仰生活と献金』(光言社発行)で説かれているとおり,統一原理を学び信仰に至った結果、自らの自由意思で行われるべきものであり、あるいは、主の路程、及び統一運動を学んでその趣旨・目的に賛同した結果として捧げるべきものです。 そこで今後は以下の事項をこれまで以上に遵守するよう指導してください。
1・献金と先祖の因縁等を殊更に結びつけた献金奨励・勧誘行為をしない。また、霊能力に長けていると言われる人物をして、その霊能力を用いた献金の奨励・勧誘行為をさせない。
2・教会員への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも教会員本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、教会員の経済状態に比して過度な献金とならないよう配慮する。
3・献金は、統一原理を学んだ者から,献金先が統一教会であることを明示して受け取る。
上記1,2,3について教会指導者(地区長、教区長、教域長、教会長)が責任を持ち、教会員の献金奨励・勧誘行為において、教会員等による社会的な批判を受けるような行為が行われないよう指導・監督する。

私はこれを読んだとき、心に温かい風が流れてきたような感じを受けた。
統一教会(5)で書いたエピソードの続きである。
私と話した高校生の男の子は、4人兄弟。家は借金を抱えて、ものすごく貧しいという。
家計からすれば、大学にはとてもいける状況ではない。
家のことを話すと、やや沈んだ表情になった。
そして、気持ちを吹っ切るように、目を輝かせ、明るく話してくれた。
「兄弟は高卒。でも、ぼくはどんなことがあっても進学しようと思っています。友達は塾に通っているけど、塾なんか行かなくても、絶対に大学に合格し、家計に頼らず奨学金をもらって卒業したいと思っています」
通知文を読んだとき、2年前に出会った、この男の子の顔と言葉が浮かんだ。
「教会員の経済状態に比して過度な献金」が行われないようになれば、大学に進学したくても家が貧しくて諦めてしまう子どもがいなくなる。
そう想うと、心が温かくなったのだ。
徳野氏の記者会見での事実に反した答弁とは別に、通知文は高く評価できる。
統一教会の正体を明かして伝道し、そして信者になった人に過度な献金を奨励しない。
この2つのあたりまえのことが確実に実行されれば、数年のうちに世間の評価は変わっていくことは間違いない。(注2)
そうなれば、あのとき出会った高校生は、日本でも統一教会の名前を明かして、南北統一の活動を行うことができるのだ。
問題は、摂理実現までに「もうあとがない」と、切迫感を抱いた指導者と教会員たちが通知文を無視して、摂理まっしぐらになる-のではないか、ということである。
通知文を無視すれば、献金等返還の請求が出され、全国弁連の弁護士たちが活躍し、勝訴判決(統一教会にとっては敗訴判決)が新聞記事に載り、その結果、再び、統一教会は地に墜ちていく。
なんだか滑稽なことに、献金まっしぐら派は反統一教会派を元気にさせている。
詳細は省くが、文鮮明氏から発せられる「摂理献金」と通知文とは絶対矛盾の関係にある。
この矛盾をどう解決するか。
ここがロドスだ、 さあ跳んでみろ!(マルクスの資本論の一節)
梶栗玄太郎新会長の指導力と指導の質に注目したい。
(注1)拙著『我らの不快な隣人』では、教会長を経験したことのある現役信者の証言をそのまま引用して、「学生や青年は借金していない」と書いたが(24頁)、ここで訂正しておきます。
脱稿間際になって、pepeさんのコメントに書かれているカードローンのことを知りました。また、本の出版後、青年の献身者はカードローンによる多額な借金を抱えている事実、親から嘘をついてお金を借りている例も知りました。一部の地域だけなのか全国的規模なのかはわかりませんが、青年が借金していないというのは事実に反していました。
ここに次のように24頁を訂正し、陳謝します。
<「学生や青年は借金していない」は「学生は借金していない」に訂正いたします>
全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の弁護士が私の取材に応じてくれれていたら、青年の借金のことも正しく書くことができ、訂正の必要もなかったと思うと、返す返すも残念でならない(235頁から236頁を参照)。
元教会長が嘘の証言をしたとは思えません。彼の教会(関西圏にある教会)では、あるいは彼が教会長をしていていたときは、青年に借金させてまで献金させるようなことはしていなかったということだと思います。
実際、元教会長は、教会長に就任したとき、入信を夫に内緒にしていた婦人信者の存在を知って驚き、夫に真実を明かすように指導したということでした。
こうしたまともな指導者が教団中枢部を構成すればいいのですが・・・。
(注2)信者であることを明かさないことと献金とは、ひとつの文脈で考えるべきである。統一教会考(5)のコメント欄に投稿された諸行無常さんの一文を紹介しておく。
被害者の怒りの声である。
正体を隠して伝道することの何が問題なのか。率直にいってこの質問が出てくること自体不思議でならない。そもそも宗教の目的とは何か?自らの教えを広め多くの迷える魂を救うことではないのか?
何故正体を隠さねばならぬ。世にうけいれられぬから、迫害されているから、キリスト教が2000年前迫害されたのは時の為政者にとって極めて都合がわるかったからである。
しかし彼らはそれでも伝道を続けてきた。今の日本は曲がりなりにも信教の自由を保障している。教義が正しいと信じるなら何も隠す必要はない。
何か別の目的がありそれに差し障るから隠す。つまり皆さんが言及しているように金であろう。 本来の目的が布教ではなく金集めなのだ。だから隠す。
手前事で恐縮だが私の妻は私と家族に8年間信徒であることを隠し続けた。ローンで宝石を買い、学資保険で壷を買い、定期を解約し生命保険を担保に金を借り家族に内緒で献金してきた。
誰の指導か教えかしらぬが宝石も壷も聖典もそれとわかるものは一切家に持ち込まなかった。
発覚したときに備えてかどうか、預金通帳も処分した。
もらった賞状には妻だけでなく私の名も常に併記されていた。百歩譲って妻の信仰を認めるとして、
信者でもない私が何故献金したことになっている、何故私が文鮮明の祝福を受けるのだ。これは何という宗教なのだ。単なるもっともらしい教義を利用した金集めの詐欺集団ではないか。
返金交渉でも教会は何も争わなかった。ただ物品(宝石、壷、人参等)の返済額を半分に値切った程度である。教会自身自分たちの行為の違法性、教義に対する不条理、世間に対する非常識を認識しているのではないか。サタン(悪)なら正体を隠し自らを偽って世をだまさねばならぬ、
しかし何故正なる神が正体を隠す。お天道様の下にでられぬものがどうして自分たちの信仰の布教を正当化することができるのだ。
正体を隠すこと自体自分たちが邪教であると、迫害に対抗できない偽宗教であると認めているようなものではないか。
-資料-
記者は、渋谷の「新世」事件の背景には過度な献金があったのではないかと質問し、徳野氏は否定した。事件の報道は警察発表を小出しにしたものが多く、全容がよくわからなかった。昨日(7月27日付け)の東京新聞を紹介しておく。ゴチックは管理人。記事には写真あり。
『新世』霊感商法事件 被害の主婦 不安定な時 付け込まれ
2009年7月27日 夕刊
「次から次へと高額な商品を勧められて困りました」と、「新世」から購入した印鑑を手に取りながら話す大倉昌子さん(仮名)
写真
世界基督教統一神霊協会(統一教会)の信者による印鑑販売会社「新世」(東京都渋谷区)が、根拠のない姓名鑑定で不安をあおり、高額な印鑑を販売していた特定商取引法違反事件。「たまたま心身ともに不安定な時期で、付け込まれてしまった」。勧められるままに百二十万円の印鑑を購入した都内の主婦(54)が本紙の取材に応じ、同社の霊感商法の手口を語った。
二年前の八月、猛暑の昼下がりだった。大倉昌子さん(仮名)は美容院の帰り、渋谷区のJR原宿駅前で見知らぬ三十代の男性から声を掛けられた。
「最近、何か変わったことはありませんか。お顔に相が出ています」
実際に体調が悪かったため、思わず立ち止まった。「姓名判断をさせてください」と男性に誘われ、近くの喫茶店へ。夫と別居して間もないことなどを打ち明けると「もっと詳しく見てあげましょう」と、新世の事務所へ連れて行かれた。
そこでは姓名判断の話はなく、「財運を見る」という理由で総資産額を聞かれ、「あなたにはご先祖の影響があり、供養に良い印鑑が必要です」と、三本で百二十万円の翡翠(ひすい)の印鑑を買うよう勧められた。
断っても男性は引き下がらない。口調こそ穏やかだが、家系図を書かせて先祖の供養の必要性を繰り返す。三時間の押し問答の末、根負けした大倉さんは契約書にサイン。三日後に全額を支払った。その後は「霊界を知る必要がある」と、月一万円で統一教会の施設で宗教関係のビデオを見せられたり、健康に関する講演会で一びん八万円の高麗人参(にんじん)液を勧められたり。さらに「風水では水晶を家の四隅に置くべきだ」と、一個百五十万円の水晶四個を売りつけられそうになり、固辞すると「四個で二十二万円でいい」と言われ、契約してしまった。
印鑑購入から四カ月間、半信半疑で付き合ってきたが、限界だった。都消費生活総合センターに問い合わせるなどして、全国霊感商法対策弁護士連絡会に相談。同連絡会が新世に対し、法に抵触する旨を警告すると、印鑑代などは全額返金された。
大倉さんが相談した川井康雄弁護士は「高額の印鑑を購入した人にさらに高額商品を畳み掛けるという統一教会系の販売店の典型的なやり方」と話す。
警視庁公安部によると、新世の昨年度の売上高は二億円だが、人件費など諸経費を差し引くと利益はほとんどなく、百数十人の統一教会信者の従業員に給与が振り込まれていた。同部は従業員が給与から統一教会に個人献金していたとみて、捜査を続けている。
◆29日に無料電話相談
統一教会による霊感商法を追及している全国霊感商法対策弁護士連絡会は二十九日に無料電話相談会を開く。
相談会は午後一?四時、電03(5367)4066。
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献金について
Re:献金について
>わたしが、統一教会に対して嫌気がさしたのは、はっきりいってこの金の取り方でした。事故を起こして怪我をしたとして相手から金を取りそれを献金に回したそうで私に対してその人アベルは、私に自慢してお前できないだろうと、言はれたことが一番腹が立ちました。
統一教会で一番人が離れていくのが、この対人関係なんですわな。小川さんは祝福を受けておられました?私ももし未祝福でしたら、おさらばしただろうなということはありました。
献金も、そんなに楽ではないけれども、おそらく去っていく人の多くは、献金問題そのものというよりも、それにまつわる人間関係で去っていくのだと思います。
私みたいに長くいると、そのあたりはもう適当にやり過ごせるけれども、入ってから数年に満たない人は、アベルから長異常なことを言われるとショックでしょうね。
献金問題は、どこまで強く要請できるか、それを強い要請と受け取るかどうかは、責任者の個人差、要請を受ける人の個人差にもよるものがあり、きちんとした線引きはできないと思います。が、この献金問題を克服してこそ、教会の発展があると思います。できないことはできないとはっきり言いつつも、個人的には家計の収入が増える道を模索していく、これが当面の解決策でしょう。
そして、グループ企業においては、教会員に正直なところの会計情報の公開を行って、収益の増加に努めるよう義務付けたらいかがかな。
今は、神殿建設の為の献金要請です。
身近に、礼拝に行くと献金の話しばかりなので、行かなくなったという人もいます。
霊感商法も出来なくなり外部からお金を徴収出来なくなった今、必然的にその矛先は内部に向いています。
基本的に教会員は、「神の摂理」が神から来ていると信じているので、「いついつまでにこれだけのお金を献金しなければ、摂理が大変な事になる!」といった脅し交じりの指令が文教祖から来れば、「何とかしなければ。。。」と思います。
しかし、その「神の摂理」が曲者なわけでして。。。
Re:信仰とは
>しかし、その「神の摂理」が曲者なわけでして。。。
それならむしろ簡単じゃないですか。曲者と思われるのでしたら、協力するほうがおかしいわけでしょう。
曲者と思わない私にとっては、むむむっと考え込むところでしょうけれども。でも私もできることはやる、できないことはできない、できることもできないことも、できるところまでやるということで、対応していますから、結局大丈夫でしょう。
通知文
では今後、清平の解怨役事も無くなるわけですね?
清平の解怨役事に躓いて離れた人も少なくないと聞いてますから、これで少しは統一教会も改善されるでしょう。
えっ?
余計なお世話?
それはどうも失礼しました。(笑)
弟子の責任
通知文の内容を実行するには、文鮮明氏に「摂理献金をやめてくれ」と「命がけ」で懇願する弟子の出現が必要だろう。
文字通り命がけ。文鮮明氏の目の前で、自分の喉元に刃物を突きつけて「日本教会のために摂理献金をやめてくれ」と懇願する弟子。文鮮明氏が「嫌だ」と拒否したら、躊躇なく自分の喉元をかっ切って死ぬことができる弟子。
統一教会考(5)のコメント欄で小生が、
>「教祖の責任」というよりも、「弟子の責任」という方に注目せざるを得ない。
と書いたのは、こういう意味である。トップが間違っているのなら、部下のために命をかけてトップを説得できる者が、真のリーダーだ。
弟子の中のリーダーといえば、この教団の場合は日本会長になるのか知らないが。とにかく、文鮮明氏の近くに行けて進言できる、リーダー的立場の弟子の責任が大きいと思う。
だって、宗教団体なのだから、会社と違って「教祖」を取り換えることはできないのだから、教祖が間違っているなら説得するしかないだろう。教祖に否定されたら、救いの恩寵から外されるのだから、命をかけて説得するしかない。
信者諸氏、分かるかな、この理屈。
イエローカード
小川さんは「事故を起こして怪我をしたとして相手から金を取りそれを献金に回した」ことに憤慨して、統一教会を退会されました。
これが事実だとすれば、詐欺(懲役10年)なのです。
拙著245頁で書いた以上のことがやられていたようです。(取材ができず恥じ入るばかりです)
それなのに、原田さんは「対人関係」の問題ではないかなあ、という。まったく、恥ずかしくて、度し難し!
「明確に詐欺なのに、こんなくだらんレベルの低いことを!」
そう思って、信者家族は「拉致監禁」を決意するでしょうね。
原田さん、少しは、自分の頭で考えてくださいな。(原田さんとSAKAさんとは同類のような気がしています)
少しは恥じを知ってください。自分たちの親分が引責辞任したのですよ!
ほんとうに情けないたら、ありゃしない。
原田さんの投稿が入ると、拉致監禁が進みます。
申し訳ないけど、やめてくださいな。
早川さんへ
統一教会の場合、単なる一宗教の一教祖ではなく、再臨のメシアという位置付けなので、文教祖=神という大前提があります。
神は絶対的存在であり誤謬が無い存在なので、神=文教祖の言う事は絶対であり誤謬などあり得ないんです。
つまり、文教祖に意見をすると言う発想が信者の中にはないんです。
だから文教祖が、神の摂理のために献金が必要だと言えば、信者はそれに従うしかないんですよ。
元さん
「文教祖=神」であるのならば、なおのこと「信者が従うしかない」などとあきらめる弟子がおかしい。逆に「神様だから願い事を聞いてくれる」と信じ、懇願しに行けば良いというのが、一般人の私の発想だが…。
宗教によっては、自分たちの神なり仏なりに願い事を聞いてもらうために、断食をしたり水ごりをしたりなど、命がけのことをする。統一信者も命をかけて文教祖に願い出ればよかろう。
そうでなければ、通知文の発表がナンセンスになってしまう。文教祖発令の摂理献金によって実行不可能な通知文となってしまう。実行不可能なことを世に発表している嘘つき集団と言われる。
早川さんへ
いわゆる既成キリスト教の信仰の基本は、絶対他力です。
それに対して、統一教会の教えの中には、「人間の5%の責任分担」というのがあります。
つまり、95%は神様の責任だが残りの5%は人間の責任においてやりなさいという教えです。
その5%というのが、具体的には神=文教祖からの献金ノルマという形で信者に課せられるわけです。
イエローカードに従いますが、その前に一言。
以上、私の陳述を終わります。
私の言葉が反対の意味に受け取られたようですが、ブログの管理者の采配が全てですから、イエローカードが出た以上、今後それに従います。
Re.イエローカード
元さん
いずれにしても、信仰上の弟子の責任が大きいではないか。自らの教理と矛盾する行動をしているということだ。
文鮮明と幹部信者の責任逃れ
例えば、新潟の「北玄」での逮捕劇中に、統一教会の指示によりアメリカへ国外逃亡した志村貞三・元教区長を捜査当局が注視する発端となった統一教会内部文書「120K勝利の証」の最後には、次のように記されている。
* 高崎教会の皆様、本日中に120K,50Kをお願いします。誰も好きでKをお願いしている訳ではありません。
ただ、TPが指示され、願うのでお願いします。毎日、皆様の代表である区域長、区域FBが必死にお願いしても、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (注1)
あっさり断ったり、中には無視したり、怒鳴ってくる方もいます。誰も好きで区域長をしていません。
ただ、少しでも本心が頑張らなければとささやくので区域長を引き受け、毎日朝2時過ぎまで会議が続いても
感謝して頑張ってくださっています。どうか区域長を無視せず、相対して頑張って下さるようお願いいたします。
高崎完納事務局
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (注2)
(注1) やはり、TP:True Parents すなわち 真のご父母様こそが、全ての違法行為の根源である。
(注2) 志村貞三率いる高崎教会はその反社会的行為ゆえに統一内の模範的存在とされたわけだ。
・120K勝利の証
http://www35.tok2.com/home/nrc/120K.html
林さんへ
といったって、原田氏は自分がこれまでいかににうまく立ち回って統一教会内を遊泳してきたかを自慢してるだけですよ。文鮮明ご夫妻を愛しているといえば、内部では一応尊敬されるからね。
で、何をしてきたの。文先生の何を知って、何を愛してきたの。
あっちこっちに書き散らしているブログからもいい加減さが読み取れます。
誠意ある人とも思えない。
所詮教会の本流から外れて隠れていて、最前線で血の一滴も涙も流してこなかったんでしょう。そういう証(あかし)をここに書いて御覧なさいよ。そしたら感動するから。
拉致監禁問題にしても、騒いでるだけでしかないとおもわれます。
驚きました。困った時の神頼みという言葉がありますが、それこそ神様にお願いしたらと思います。
もし、身内に、献金、献金と、献金に血眼になっている人がいれば、拉致監禁してまでも隔離したくなるのは当たり前だと思うし、献金に血眼になっている宗教は、誰だって隠すと思います。
ほとんどが献金に関する内容のFAXを教会から毎日のように送ってくるって、ほんとうに宗教なのでしょうか。信じることが信じられません。
>そもそも「霊感商法をやめろという文の指示」など、責任を信者に押し付けるためのディスインフォメーションに過ぎない。
なるほど、転載記事を見る限り、TP(文氏)が指示していると明確に書かれている。内部文書であるのだから、ある程度信憑性が高いだろう。
ただ、まったく別の内部文書も存在する。下のリンク先をご覧あれ。やはり内部文書だから信憑性はあると思う。
http://shukufuku2sei.com/truth/truth_01.html
以下、そのリンク先より抜粋。
12月中旬ごろ、日本から全国祝福家庭連合会総会長の任導淳氏、世界基督教統一神霊協会日本会長の徳野英治氏、元会長の小山田秀生氏の三名が、緊急に文先生から招集されラスベガスに行きました。緊急会議の内容は、最近、日本各地(沖縄、仙台、東京、長野、大阪、新潟、等)で起きている警察の強制捜査、逮捕に関するものでした。
文先生は、日本の経済復帰(献金)の方法に関して「先生はそのような方法を指示をしたことはありません。ただちにやめるように!」と指示、三人を厳しく叱責されました。特に、統一教会を証ししないで献金させた事例が1000件を超えていることに関して、強く叱責されました。
(中略)
任導淳氏は、先日、ラスベガスから日本に帰国した直後に現場に赴き暮れの献金に関して指示をしましたが、文先生の御言の「今の違法な献金方法をただちにやめるように!」という命令に関しては一切現場に報告せず、今まで以上に献金路程に走ることを指示したのでした。文先生から直接に指示されたことが無視されているのです。
抜粋終わり。
さて、文氏は霊感商法をやめろと指示しているのか、いないのか? どなたか確たる証拠を示せないでしょうか? それによって、「中心の通知文」の実行可能性が計られる。
下記投稿記事のリンク先ですが、ここは統一教会ではありません。統一教会公式HPで、この集団に注意するように案内している記事がありますのでお伝えいたします。
http://www.uc-japan.org/text.aspx
ただ、まったく別の内部文書も存在する。下のリンク先をご覧あれ。やはり内部文書だから信憑性はあると思う。
負のスパイラル
↓
文鮮明は、自分が再臨のメシアだと自覚し、神の摂理を進める決意をする。
↓
神の摂理を進める為にはお金が必要なので、それを信者に指示する。
↓
信者は、文教祖の過剰な献金要請に応えるために霊感商法を発案する。
↓
文教祖は霊感商法を奨励し、益々献金ノルマがエスカレートする。
↓
霊感商法が社会的問題になる。
↓
文教祖と幹部は、霊感商法禁止令を出す。
↓
霊感商法は禁止されたが、献金ノルマは相変わらず文教祖から課せられる。
↓
外部からお金を復帰するのが難しくなったので、内部に皺寄せが行く。
↓
内部では限界があるので、やはり対外的にお金を復帰しなければならない。
↓
でも、ノーマルな方法では限界があるのでやはり霊感商法をやるしかない?
↓
負のスパイラル。。。
さて責任は誰に?
匿名さん
会長らに指示したというような教団にとって重要な指摘が、もしウソならば教団は真っ先に否定するはずだ。しかし、それはしていない。これは、文氏がそう指示したことの証左ではないか?
>そもそも「霊感商法をやめろという文の指示」など、責任を信者に押し付けるためのディスインフォメーションに過ぎない。
私もこの意見に賛成いたします。
霊感商法は昨日今日はじまったものではないでしょう。20年以上にはなるはずです。
その間のお金が、指示とは違う性格のお金だったと分かったら、普通の責任者ならどうするでしょう?
まずは、全部のお金を元の持ち主に返す。
信者か一般の人かに関係なく、嘘を言って献金させてしまった事を詫びて許しを請う。
霊感商法の実行にあたって責任のあるものは、良くて降格。責任内容によってはクビ。
今後、二度とこんな事を起こさないための仕組みをつくる。
最低でも、これぐらいの事をしないと、「霊感商法の命令はしていなかった」事が確認はできません。
本当に文鮮明が激怒したなら、日本の幹部は、自分達がメシアと信じる方の顔に泥を塗ったことになると思います。徳野さんがごめんなさいして辞めた程度ですむ問題ではないのではありませんか?
さらに後任者が梶栗さんとの事。この方の経歴から考えて、少なくとも霊感商法については良く知っていたはず。
霊感商法が間違いだという文鮮明の意向にそって、霊感商法とは無関係の団体にしていこうという気概も、その立場を世の中に示そうという姿勢もなにも感じられないです。
さらに、相変わらずキチガイのような献金要請が来ているとの証言があります。
これらの事から考えて、文鮮明が霊感商法について激怒したとか、やめろと言った、などという話は、ディスインフォメーションでしかないと思います。
参考までに
「韓国の統一教会の膨大な資金がどこからくるのか。韓国の統一教会のほとんどの信徒の財産を全部奪い、日本の統一教会の信徒の財産を奪い、統一教会を運営してます。リトルエンジェルスなどの文化団体色々そういう芸術を利用しているわけです。統一教グループは一九九五年一月に一兆八千億ウォンの借金のために、IMFのときに、その負債を抱えたときに指示をして、日本の統一教会の教会員が必ず朝の五時から夜の一二時まで、お金の一日の目標を定め、一週間の目標を定め、一ヶ月の目標を定め、その目標達成のために韓国の統一教会の牧師たち一八〇名が日本に来て、本当の父・母の指示とし て、毎日毎日命令して、すべての財産をこの真の父・母に所有権があるのでそういうふうにする、それは土地や家まで、真の父・母に所有権を全部移せと、こういうふうに命令して、所有権を移せと命令している。こういう統一教会の公文がある。
さらに、蕩減復帰日ですね。それは一家庭に、韓国も日本も一家族一二〇〇万ウォンです。日本だったら一二〇万円ですか。お前たちの罪を真の父・母が許しますので、金を集めてくる。お前たちの先祖が、地獄に行くのを、罪を許して、天国に送ると、そういう免罪ですね、免罪符という形で、自分の代から七代前の祖先の各家庭一二〇〇万ウォンずつを出せ。こういうふうにしてきたわけです。日本人教会員は皆洗脳されてますから、そういうお金を捧げてきたわけです。しかし、アメリカや英国や、フランスの統一教会会員は、地獄に行くお前たちの先祖が罪を許すともし文鮮明教主がそう言うなら、その言葉が詐欺であるということを向こうの信者はよく知ってます。先祖の神様を信ずる韓国の統一教会員と日本の統一教会員にだけその洗脳しておりますから、そのことを強く言うわけです。従って、日本と韓国の人たちだけが、それを信じて金を出してる。
よくお金を出す日本人は、一二〇代の先祖まで、自分たちの先祖を救えと言ってるわけです。今は七〇代の先祖まで韓国と日本の教会員は、先祖の救いをしているわけです。統一教会では、文鮮明教主はメシアとして、 統一教会の教会員は天国に行けるという嘘をついて、詐欺をして、ひとつの家庭に、二〇〇〇万ウォンこれまた別に受けている。そして、文鮮明教主の、飛行機です。これは文鮮明教主がサインしたはんこがあるんですけども、多宝塔とか、にんじん茶とか、それから、色んな器ですね。そういうものを五〇万ウォンを五〇〇〇万ウォンとかそういうのを詐欺をして売っているわけです。」
http://www1k.mesh.ne.jp/reikan/japanese/siryou/kouen/kouen2.htm
ps
呆れる集団
>本当に文鮮明が激怒したなら、日本の幹部は、自分達がメシアと信じる方の顔に泥を塗ったことになると思います。徳野さんがごめんなさいして辞めた程度ですむ問題ではないのではありませんか?
文=神という元氏の説明によるならば、多嶋氏のこの主張が正しい。ゆえに、文は霊感商法に対して激怒していない。ゆえに、通知文は単なるポーズだということになろう。なんとも汚い宗教団体である。カルトと呼ばれても致し方あるまい。
ちなみに、統一信者に興味がでてきていろいろ検索していたら、こんな信者ブログを見つけた。
http://blogs.yahoo.co.jp/yukitti000/55091784.html
(ぷっちょゆきっちのヤコブ日記)
抜粋開始
更に言えば、教会の献金…お父様が日本の食口に献金を出させるのは、「蕩減」と言う意味が大きいと思います。
(中略)
(私は実際に教会のアベルが「食口の人の献金は本来は『国』が出すべきお金なんだけど、それを出さないので食口の人がするしかない」って言ってたのを聞いた事があるので)前から主張してますが統一教会の食口の人が「従軍慰安婦、強制連行、南京大虐殺は捏造、認めない」って言ってる政治家を支持しなければ、食口の人の「献金ノルマ」は軽くなって、同時に一般の日本人の人も豊かな生活が出来る事に繋がるに違いないと、論理的に確信しています。
抜粋終了
目が点になった。こんな考えで高額献金ノルマを正当化している教団なのか。日本国家がやるべきことをやらないので、自分たちが献金で補填しているという理屈だ。自意識過剰も甚だしい。
そうやって献金したカネが、「統一教会グループの膨大な借金の穴埋めに使われている」というのだから、いやいや呆れる集団だ。しかもこんな考えを「論理的」と言いきれてしまう、この信者の馬鹿さ加減に呆れた。SAKA、原田、そしてこのぷっちょゆきっち…。統一信者が世の中から嫌われる理由が彼らの言動から良く分かった。
日本人から集めた献金の末路
2008年4月9日に投票が行われた韓国の国会議員総選挙において、統一協会は、平和統一家庭党という政党を結成して多数の信者を立候補させた。
平和統一家庭党は、比例区に13名の候補をたてるとともに、地方区(選挙区)については245選挙区全てに候補者をたて、総選挙に臨んだ。
しかし、平和統一家庭党の候補者は全員落選し、全体の得票率も1.05%にしか満たなかった。政党得票率が2%を下回ったので、韓国の政党法の規定により、平和統一家庭党の政党登録は取り消されることになった。
韓国の総選挙においては、中央選挙管理委員会によって候補者情報が公表される。公表される情報の内容には、職業、兵役の了・未了、前科の有無などに加え、財産額、納税額が含まれる。
候補者の情報は、中央選挙管理委員会のホームページで閲覧できるほか、新聞各紙などでも確認できる。
なお、韓国の公職選挙及び選挙不正防止法によれば、当選される目的で職業・財産・経歴等について虚偽の事実を公表した場合は、5年以下の懲役又は3000万ウォン以下の罰金に処せられることになっており、平和統一家庭党の候補者による財産申告の内容は、実態を反映したものであると考えられる。
別添の表は、韓国中央選挙管理委員会のホームページ及び朝鮮日報に記載された総選挙候補者の情報から、平和統一家庭党所属の候補者についてのデータを抽出したものである。
比例区の候補者には、郭錠煥、黄善祚、劉大行(劉正玉)らの幹部信者の名前が並んでいるが、いずれも数億ウォンの財産を有しており、納税額も数百万から数億ウォンにのぼる。
一方で、選挙区の候補者には、数億から数十億ウォンの財産を有する者もいれば、財産がゼロないし極めて少ない者もいるようである。日本人信者に対しては「所有権返還」を命じて、固有の財産を持たせず、すべてを統一協会に献金させる一方で、韓国人の一部の幹部信者が多額の資産を有して私服を肥している実態が明らかになったといえる。
http://homepage3.nifty.com/jwil-helpcult/karuto/k0907.html
資料について
匿名さんへ、早川さんが紹介されたサイトは確かに分派組織のものですが、文鮮明氏が激怒したという話は、韓国・統一教会など複数からも確認している話で、信憑性があります。
話は変わるのですが、「まったく別の内部文書も存在する。下のリンク先をご覧あれ。やはり内部文書だから信憑性はあると思う」と書かれていますが、「下のリンク先」がないのですが・・・。
元さんへ。「朴哲元統一教会牧師の講演」は全国弁連の機関誌『弁連通信』に発表されていましたので、本を書くときに目を通していました。この講演内容が正しいかどうか裏付け取材をしましたが、明らかに間違いありました。一部に真実があり、一部に虚偽があるという資料はやっかいです。
講演を聞いた弁連の弁護士の中にも、朴哲氏に疑問を抱いている人もいました。元さんがせっかく提供された資料ですが、C級資料と言わざるを得ません。
ところで、私はブログでこう書きました。
<文鮮明氏から発せられる「摂理献金」と通知文とは絶対矛盾の関係にある>
このしわ寄せが夫に内緒の婦人信者にきているようです。つまり、夫に内緒で預金を取り崩したり、なにかを担保に借り入れをしたり・・。
新しい情報があれば教えてください。
ただ、徳野氏の記者会見を受けて、全国の地区長、教区長、教会長、教域長、婦人部長を、東と西にわけて、おおがかりなコンプライアンスを中心とする説明会が終日行われました。
改善の第1歩となるもので、私は高く評価しています。「はじめの一歩」です。
また、信越地区の正体不明だったあるビデオセンターは玄関口にはっきりと「統一教会」の名前が掲げられていました。ようやくあたりまえのことが実行されるようになりました。
少しずつ改善されるようになったのは事実ですが、絶対的矛盾は解決されていません。その矛盾が現役信者(とりわけ夫に内緒の婦人信者)に集中するのではないかと心配しています。
米本さんへ
それは申しわけありませんでした。m(_ _)m
>このしわ寄せが夫に内緒の婦人信者にきているようです。つまり、夫に内緒で預金を取り崩したり、なにかを担保に借り入れをしたり・・。
新しい情報があれば教えてください。
参考になるかどうかわかりませんが、こういうのがありました。
↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1023777430
私は当時、天地正教や婦人部にもいたことがあるので、婦人信者とは交流がありました。
婦人信者はある意味、献身者よりも純粋な方が多いので、米本さんが危惧されている事が現実にならなければいいなと思っています。
お詫び
小川様がお辞めになったころは、確かに責任者に対してものを言うことが難しかった時代でもありました。小川様のおっしゃった責任者は、即刻教会から退場していただくべき方でしたね。私もその思いを強くするものであると一言述べるべきでありました。
長島様、古田社長に対して私が言った腹を切れとは、確かに言いすぎでした。責任を負うものの苦しみは、大変なものであったかもしれませんし、私にいろんな商才があれば、霊感商法を封じ込めることもできたでしょう。
せっかく世界日報社というところにいたわけだから、能力次第では霊感に頼らない事業を立ち上げることもできたかもしれませんね。しかし、至らぬ私のせいで、それ以降統一教会に復帰される人々の重荷を軽くしてあげることができなかったことを悔いたいと思います。隠しごとをする、人の心情を蹂躙してまでも献金させるというようなことは、あってはならないこと。これを是正できなかったのは、ひとえにその時献身者であった私の責任でもあります。今からでも微力ながらも改善に資することができればと、努力してまいりたいと思います。
はやし様、私も米本様の文脈を読み違えてしまい、はやし様にご迷惑をおかけした段、お詫び申し上げます。早川様、当時の状況で、私の分かる部分での説明が不足していたことをお詫びします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
本当の悪人は?
>早川さんが紹介されたサイトは確かに分派組織のものですが、文鮮明氏が激怒したという話は、韓国・統一教会など複数からも確認している話で、信憑性があります。
という情報に、また頭が混乱してきた。
私は多嶋さんの、
>本当に文鮮明が激怒したなら、日本の幹部は、自分達がメシアと信じる方の顔に泥を塗ったことになると思います。徳野さんがごめんなさいして辞めた程度ですむ問題ではないのではありませんか?
という説明にしごく納得して、
>文=神という元氏の説明によるならば、多嶋氏のこの主張が正しい。ゆえに、文は霊感商法に対して激怒していない。ゆえに、通知文は単なるポーズだということになろう。なんとも汚い宗教団体である。カルトと呼ばれても致し方あるまい。
という結論に至ったのだが、米本さん情報で再びこの結論が覆されてしまった。
文さんが、違法な献金に対しては明確に激怒していたということが正しいとなると、会長ら幹部が「文さん=神」だと「心の底から信じていない」ということになる。
大問題ではないか。結局、私が以前から唱えている「弟子の責任」ということが大きなウエイトを占めていることになる。違法献金は、弟子たる日本幹部の責任であり、文さんの責任は小さい。
文さんに責任がないとは言えないが、明確に「やめろ」と激怒したのだから、それを神の言葉だと信じなかった弟子たる日本幹部の責任の方が圧倒的に大きいという意味だ。
文さんが「摂理献金」を要求するにしても、同じ文さんが「違法行為はダメ」と明確に指示している限り、その範囲内で弟子たる幹部が「摂理献金」に対する創意工夫するべきである。
かつて大もうけした霊感商法を未だにやめられなかったり、弱い立場の平信徒に「借りてでも献金しろ」とヤクザのような命令をする日本幹部に罪がある。
徳野会長は辞任して逃げるのではなく、率先して牢屋に入るべきである。
>米本様
拉致監禁の話題は、もうなくなってしまったんですか?
天一堂
元
拉致監禁大賛同者ですよ。大丈夫ですか?http://plaza.rakuten.co.jp/hgfdsa12345/diaryall
献金その2
お詫び第2弾
Re:献金その2
re:献金その2
>私自身が献金した時のことを書きます。1983年~1984年の丸1年間仕事を辞めて統一教会へ献身者として入会しました。その時、40万円でしたが献金いたしました。当時は20歳と年も若く金が無かったのでそれが自分にできる限度額でした。
83~84年には、私も原研に6年間いた後、世界日報社に人事異動になって、記者として働いていた時期です。この人事異動も、原研卒業時に私は統一教会人事だと覚悟を決めていたんですが、当時の原研会長が、原田は世界日報社がいいと判断して決めたということをおっしゃったので、ああそうですかと受け入れたものです。
なんでかな~と思っていたのですが、やっぱり万物復帰がそれほど得意でなかったので、そのあたりを会長が見られたんでしょうね。
それで原研にいた6年間、ホーム生活は昼間は大学に言っていたけど、それ以外の時間はほぼ献身者と同じ生活をしていました。だから献身者の気持ちもわかります。
>人間関係等々どこでも付きまとうからしかたありません。原田さんのおっしゃることもしかりです。統一教会には、(アベルに報.連.相)とゆう決まりがありまして、自分の判断で行うと(なんで、かってに自分の判断でやるんだ!!!)とアベルから厳しくいはれます。原田さんが書いたように逆らえない(アベルを神様の立場で愛せない)という教義にふれるのです。
いやだって言えないんですよね。そんなのおかしいってなかなか言えない。私も言えるようになったのは、世界日報を退社して壮年になってからですね。学生の間は仕送りは親からだから、そう首根っこを掴まれているわけではないけれども、献身者ってのは、教会なり組織から生活の面倒見てもらっているものだから、なかなか言いにくい面があります。
アベルといわれる人たちが、おかしな指示を出せるのも、カインの首根っこを捕まえているという面もあるんじゃないかと思います。日本のアベルカインはおかしいということはよく聞きます。
>人間関係で辞めた人もみました電話でそのアベルの悪口を言ってたひといましたから。
だいたいが人間関係ですよね。おかしなことを言うアベルに、意見を言うことができない体制。これが問題だったんだと思います。
私も米本さんの是々非々の姿勢を持って、いいものはいいものとして統一旗を高く掲げながら協力し、是正すべき点はすべき点としてはっきりと口に出して、良い教会になるよう協力していきたいと思います。小川さん、あなたの体験した苦しみを、今後は味わう人がないよう、教会の良きアドバイザーとなってまいりたいと思います。もっとも、教会としては、口出しするだけでなく、伝道もしっかりやってくれいうことでしょうけれど。
早川さんへ Re.本当の悪人は?
ここで少し出来事をまとめると、
①最初、文先生はW展・M展(多宝塔・壷・高麗人参等の展示販売会)を考え出した幹部をお褒めになった、という統一教会内で流布された話がある。
②しかし、日本で問題になり実体を報告された文先生は激怒され、この販売組織を解体するように指示されたという流布された話があり、事実、壷・多宝塔の販売は90年代に収束している。
③ところが、販売品目を変えただけで手段としては同じ活動が、それ以降も存続しており、今回、文先生はまた激怒されて、止めるように指示をされたという流布された話があり、事実、それに基づいているものと考えられる、会長メッセージが出、かつ、今回謝罪会見が行われた。
④それとは別に、壷・多宝塔の販売を止めたことを文先生は激怒されたという流布された話がある。
⑤摂理献金の要請は文先生から発したものである。
⑥統一教会と名乗り、文先生の名前を出し伝道し、家に統一教会の旗を掲げるように90年代に強い指示を出されている(統一教会の旗を掲げる話はここでははじめて話しますが)。
今まで私が話したことも含めると、文先生にまつわる話はこうではないかと思います。
更に、少し話が戻るのですが、家人に対する正体隠しは無断献金の目的の為、統一教会が指導している・・・と米本氏は結論付けられているように見受けられますが、
これは文先生の指導理念とは合っておらず、少なくとも文先生の指導ではありません。
それは、90年代より文先生は教会員に対して、”氏族メシア”を中心的に指導されていることから判ります。
”氏族メシア”とは、教会員が親族のメシアとして、親族を伝道し、神が喜ぶ事が出来る親族にする事を意味します
(伝道とは必ずしも親族を統一教会員にすることを意味しません。文先生をメシアと受け入れ、私達が言うところの”祝福(神の元での結婚式)”を受けてもらい、純潔を保つということを受け入れてもらうという事です。他の宗教を信じておられる方に、その宗教を棄教すること等を求めません。)
つまり、正体を隠してはこういうことは出来ませんので、家人に黙っているということは、明らかに文先生の方針に反します。
以上のことから、私は次のように解釈しています。
文先生は、統一教会とはっきりと名乗り伝道し、家人にも全て話した上で、親族を伝道し、その結果としての目標額として、摂理献金を促しておられる。また、その補助手段として壷など認定されていた。
つまり、献金をしていただいた方に、功徳が実体化したものとして壷を授与する(つまり形態としては販売形態であったとしても、内実は販売ではなく宗教的行為として行うということです。勿論、前提として文先生をメシアとして受け入れ、統一教会の教義の説明を受けてはっきり知っている事を前提としてです。)
それに対して、その困難さに怖気をふるって、とりあえず目標だけはクリアしようと文先生の意思に反した活動を繰り広げてきた。
以上が私の理解です。
統一教会員は、あれやこれや言い訳しないで、過去の間違った活動と永訣する覚悟を固めるべきであろうと思います。
呆れた宗教団体
文氏は適切に指導しており、弟子がその指導に従っていない。こういうことだ。
普通の団体よりも深刻だと私が思う理由は、統一信者が「文氏=神」と信じているという点。神の指導に従わないとは、まったく呆れた宗教団体があったものだ。しかも幹部が率先して信じていない。
「じゃあ、何を信じているんだい?」と聞きたいね。
「いや、私は文教祖を神だと信じてきましたよ。違法献金はいけないと思っていたよ」
「ぼくなんかは、それはいけないと幹部に進言してきたよ」
そういう答えは聞きたくない。そんなの、あまっちょろい。神様の言うことなんだから、自分の命をかけても守らせなければいけないだろう。それが神を信じると言うことではないか? つまりは、違法献金を指示する幹部の前で腹を切って死ぬくらいの信者が、なぜ出なかったのだ?
武士以下だね。塩狩峠の信夫にも劣る。
おたくらの信者の頭の中を覗いてみたいよ。きっと、自分たちの都合の良いときだけ、文氏を神だと思うだけであり、都合が悪くなると文氏は単なる田舎じじいくらいにしか考えない者たちの集まりなのだろう。
(ちなみに私は、文氏は単なる田舎じじいだと思っておる)
Re: 呆れた宗教団体
正しく指導していたかもしれませんが、実際に文鮮明の元に献金されたお金は不正行為によるお金でした。
少なくともそれがわかって激怒したのに、そのお金は受け取ったままで良いのですか?
不正な方法で獲得してきたお金なら、一度全部返して、誤解を解いてもらって許しを請い、その上で正当な方法で献金しなさいという指示はしないのでしょうか?
「おれは正しくやれと言った。不正なやり方でやれなどとは言っていない。だから不正な行為で裁判になっても俺は知らない。しかし、お金については不正行為で得た金であっても、受け取っておく」
これで正しい指示をしていることになるのでしょうか?
自由意志
神様は人間に自由意志を与えました。
つまり、神でさえも人間の自由意志には介入出来ないわけです。
ところが統一教会は、人間の5%の責任分担を強調し、「責任の無い自由は無い」と言い、自己否定、自己犠牲を叩き込みます。
神様の命令は絶対、メシアの命令は絶体だというところにそもそも大きな落とし穴があります。
私は、人間の自由意志に介入する宗教はすべてカルトだと思っています。
良心が小さく倫理観が低く恥知らずな人々
むろん、倫理的には貴方の言われるとおりだ。いやしくも自らを神だとする教義を有する宗教団体の教祖であるならば、たとえ法律論的にセーフでも全額返金するべきだ。
だから私は、「文氏は単なる田舎じじいだと思っておる」と言った。こんなに倫理観がない奴は神そのものではないし、神と直結したイエスの再来だとも考えられない。
元氏。SAKA氏や原田氏にもさんざん言ったが、一般人によく分からない教団教理を書き連ねるのはやめてくれ。貴方の書いている内容は、矛盾だらけで理解不能だ。
「神でさえも人間の自由意志には介入出来ない」のであれば、なおのこと「違法献金を指示する幹部の前で腹を切って死ぬくらいの信者が、なぜ出なかったのだ?」という私の問いに回答すべきだ。その行動は神でさえも介入できないのだから、思う存分自分の良心に従って違法幹部を命をかけて説得するべきだろう。
私の結論は、はっきりしている。統一教会に入るような人間は、もともと良心がないか、極めて良心が小さい人間だということだ。だから幹部は暴走するし、平信徒は暴走幹部に無批判で違法行為を繰り返す。
元氏にはたいへん申し訳ないが、貴方は統一教会から脱会し、奥様はまだ統一教会にいるというが、そのこと自体が私からすると理解不能だ。自分が「間違っている」と判断した教団に未だに属している奥様を、なぜ命がけで説得しない? 腹をかっ切って説得したら、愛し合って結婚した奥様ならきっと分かってくれるはずだ。
しかも、自分は脱会し奥様は未だ信者だということを、こういう場で平気で書けてしまう恥知らずの精神構造も理解不能だ。
現役統一教会も元統一教会員も、精神構造は一緒。統一教会の入信に関係なく、もともと良心が小さく倫理観が低く恥を知らない人々だということだろう。だから、単なる田舎じじいの妄想を真理だと錯覚する。
Re:自由意志
>神様は人間に自由意志を与えました。
つまり、神でさえも人間の自由意志には介入出来ないわけです。
ところが統一教会は、人間の5%の責任分担を強調し、「責任の無い自由は無い」と言い、自己否定、自己犠牲を叩き込みます。
霊感商法の実践方法が現場の実践レベルにおいて間違ったいたということと、それに対する幹部の指導が誤っていたということは、間違いのないことだと思います。
そして、文鮮明師への報告と、実際に幹部が指導していたこととの間にかい離があった、そしてそれは巨額の献金要請にこたえるために、幹部たちが他に方策を見出すことができず誤った道を歩んだ、その誤った道を、従っていった私たちもまた指摘し、是正することができなかった。また現場の教育では、それができないような教育であった、とも言えます。
そのことを踏まえたうえで、自由意思とは何か、ということを考える必要があります。文鮮明師は「本心(良心)は神に勝る」といわれました。その意味での本心の自由意思が、本来的な自由意思であろうと思います。
しかし、そこでいう本心とは、私たちが通常持っている心のレベルではありません。私たちが一般レベルで本心といっているのは、自己中心的な心が混じった心です。本来的な本心の自由意思という場合の本心とはそういう本心のことではありません。
統一原理では人間は完成すれば形象的個性心理体として、わかりやすく言えば目に見えない無形の神様が目に見える有形の神様として現れたような存在となる、そんなふうに作られたのだと説きます。そのレベルでの本心の自由意思が統一原理、文師の言う本心の自由意思だと言えます。
神様は全人類救済、すべての人が神の子となることを願っておられます。したがって、霊感商法として世に批判されているのは、そうした人の救済、もっと平たく言えば伝道、これと結びつかなくなってしまった、販売上の実績のみを追求するようになったその霊感商法だと思います。
画竜点睛を欠くと言いますが、霊感商法でいえば、救済に当たるこの「点」がなくなってしまったために、世の中の人にとっては、ただ統一グループのプロジェクトを推進するための資金となってしまい、自分たちの資金集めの手段となってしまったということです。
これまで投稿されてきた方たちの文章から見ると、古田社長を文師がほめられたという、古田社長報告の霊感商法は、「点」も見事に入った画龍としての霊感商法であったのでしょう。しかし、のちに文先生が激怒され、解体を命じたという霊感商法システムは、この「点」が欠けた画龍であったということだと推察されます。この時のことかどうかは分かりませんが、古田社長は泣いて文師にお詫びしたと聞いております。これを総合して推察しますと、最初古田社長が報告した霊感商法と、実際に現場で行われていた霊感商法が、その精神において全くかい離していたために、文師が激怒、古田社長が泣いてお詫びした、ということになろうかと思います。
>ところが統一教会は、人間の5%の責任分担を強調し、「責任の無い自由は無い」と言い、自己否定、自己犠牲を叩き込みます。
神様の命令は絶対、メシアの命令は絶体だというところにそもそも大きな落とし穴があります。
組織としての統一教会は確かに元さんがおっしゃる通りの指導をしてきたと思います。そして、本当に文師が命じたものと、それを実現するために幹部が編み出した方法手段とが私たちに、みそもくそも一緒に指示として伝わってきたということではないかと思います。文師の思いは常にメシアとして、人類の真の父母として、罪の縄目の中に呻吟している人々の救済に思いが行っている。しかし教会からの指示として何らかの活動の指示が来た場合には、その部分がはしょられて、動員目標、実績目標がずらずらとつづられる。ここのかい離を常に是正していかなければならないと思います。それができない場合には、元さんがおっしゃるように「カルト集団」ということになるのでしょう。
過去は過去として反省しつつ、これからどうなっていくのか、注目したいところです。
信者の精神構造
堕落人間としてこの世に生まれた以上、すべての人間は有無を言わさず再臨のメシアである文教祖によって救われなければならないのです。
「自分は別に救われなくてもいいよ」というのは基本的には許されません。
そういう人を放置するのは罪だからです。
つまりそこには選択の自由がありません。
手段はどうあれ、伝道対象者に献金させ、最終的に文教祖をメシアとして受け入れさせれば結果オーライなんです。
統一教会信者のこういった精神構造が理解出来れば、何故、本人の自由意志を無視した伝道や献金が行われるのか理解できると思います。
私の解 Re呆れた宗教団体
>つまりは、違法献金を指示する幹部
>の前で腹を切って死ぬくらいの信者
>が、なぜ出なかったのだ?
私は、これに対する答えが統一教会にまつわる全ての諸問題、諸状況の根本原因であると判断しています。
これが即ち、解であると。
この表面上の答えは、統一教会にある”アベルカイン”の教義に対する間違った理解が原因であると思います。
アベルカインとは、聖書にある失楽園の物語の直後に語られる、人類最初の殺人と言われる兄弟殺しの話から導かれる、統一教会独特の概念です。
これは統一教会の中心的教義の一つであり、統一教会の問題を取り上げる時、必ずと言っても出てくるテーマです。
本来ならば教義を持ち出すべきではないのかもしれませんが、
説明しなければ、この解に辿りつくことが出来ないかと思いますので、失礼ですが、簡単に説明させていただきます。
”アベルカイン”とは人間関係についての規定を説く教義であり、統一教会の組織論の根っこにある教義と言っても過言ではありません。
この一般語訳に、米本氏は
”アベル”=”信仰上の上司”
とされていますが、私はあまりニュアンスが伝わらないなと感じています。
日本統一教会の教会員の一般的理解は
”アベル”=”文先生の代理”=”神の代理”
=旧日本軍の上官に対するイメージを強烈に強めたもの
=絶対服従対象
という解釈ではないかと思います。
これに対して、これは間違っているという認識が強いのも事実ですが、どこがどう間違っているか判らないので、いざとなると、間違っていると思っていても、この認識の下に服従してしまう・・・という事があります。
これの状況に拍車をかけているのが、原田さんが 「re:献金その2l で書かれた現実的状況です。
このアベルカインは、教義上は”兄弟関係”を説く教えであり、”信仰上の兄”と”信仰上の弟”の互いの接し方を教える内容ですが、
これが、こういう風に変質してしまっており、
”アベル”に意見すること=神に対する反逆=不信仰の罪
と統一教会員は感じており、事実、この理解より引き起こされた、信仰上の事件は幾枚挙に絶えないぐらいです。
つまり、文先生の指示とは違っても、目の前の”アベル”は、文先生の代理である為、それを文先生の直接の指示と無理やり自分で思い込ませるか、
全部間違っている・・・として信仰を捨てるかの二者択一の選択をしてきたのが統一教会員の姿ではなかったかと感じています。
はっきり言えば、妄信・狂信の類であり、これが世上で 統一教会=最悪カルト と言われる最たる要因ではないかと感じています。
この理解では、命令伝達経路でどこかでその命令が変質した場合、修正が極めて困難となり、
事実、修正がきかず、世間にご迷惑をおかけすることになりました。
断腸の思いです。
従って、早川さんの質問への私の答えは、主たる原因として、統一教会の組織論の根底をなす教義である”アベルカイン”に対する根本的不理解を挙げます。
その他にこまごましたことがあげれますが、
これを一括すれば、
”教義と文先生の指示に対する教会員全体の不理解”
が根本的原因であると、私は理解しています。
であれば、誰かが腹を切って済む話ではないでしょう。
現実的対応も重要ですが、それは応急処置に過ぎず、
この間違った理解を何とかしなければ、間違いは幾度と無く繰り返される可能性が強いと思います。
統一教会の今までの活動や思想の教義的間違いを、私達の教義面からはっきりくっきりとさせ、統一教会員全員に修正を迫る事が重要であると私は思っています。
アベルとカイン
Re:アベルとカイン
>私なんかは、当時まだ若くて生意気なところがあり、前に書いた献金のやり方で超ムカついたときは、口には出さなかったけけれど<殺されたアベルも悪いんだ!!!こんなやつがアベルなら殺されて当然だ!!!>といきどうってしまいました。それから、ほかの兄弟からも(君が悪くなくても怒られることがあるから)といはれたときも(どうせストレス溜まってるから弱いものいじめ)なのかと感じたこともありました。
その通りだと思います。アベルとカインという聖書の物語で、アベルの供え物は神様が受け取られ、カインの供え物は神様が受け取られなかったので、カインは憤ってアベルを殺した。こんな短い物語ですが、私はいくら未開の原始人でも、たったこれくらいのことで殺人は犯さないと思うんですね。
アベルの言動が、カインにとって許せないものがあったとみるのがだいたい普通であろうと思います。それは、統一原理でアベルカイン問題の最初の勝利者として出てくるヤコブの路程と比較すると一目瞭然ですね。ヤコブは20年間の苦労の時代が終わって、故郷のエサウ兄さんのところに帰ってきたとき、20年間で蓄えた財産をすべて兄さんに捧げ、兄さんにあったときになんと言ったかというと、「あなたの顔を見ると神をみるようです」と最高の賛辞を心から捧げたのです。ヤコブが帰ってきたら殺そうと待ち構えていたエサウ兄さんは、ヤコブの心根に心がめろめろになってしまいました。二人で抱き合って泣いたわけです。つまり、アベルはその逆であったから、カインから殺されてしまった……。カイン兄さんは失敗したけど、私のものは神様にとっていただいた……その心根が、殺人事件を引き起こしたのだと思います。
アベルからカインへの虎の巻が小川さんがおっしゃったことだとすれば、カインからアベルへの虎の巻は、ヤコブ路程を行ったのかどうかですね。2つは1対のものです。
これは統一教会の中では幹部と一般信者の問題かもしれませんが、対社会的には、アベルの自負をもった統一教会と、社会の問題となります。今回の謝罪を機に、本来のアベルの常道を進めるよう、幹部にお願いしたいと同時に、私たち現役教会員もまた自戒の念を持って進まなければならないと思います。小川さんの「わたし対個人ですむけれどこのような不満が不満を呼び組織が閉塞感を生んでしまうのが惜しいと思うし10年1日の歩みのごとく進歩なしとなります」とのお言葉、まさにその通りだと思います。
献金ノルマはある
>拙著でも、また「pepe」さんのコメントでも、「強制的ノルマ」とか「献金ノルマ」があるとは書いていない。その意味で、徳野氏の発言は間違っていない。あるのは「目標」(ソフトなノルマ)だけである。
というように書かれているが(むろん、それでも問題があることは明言されているが)、私は「献金ノルマはある」と思っている。
理由は、ここのコメント欄で「呆れる集団」と題した投稿に引用した「ぷっちょゆきっちのヤコブ日記」である。一部再掲する。
http://blogs.yahoo.co.jp/yukitti000/55091784.html
>私は実際に教会のアベルが「食口の人の献金は本来は『国』が出すべきお金なんだけど、それを出さないので食口の人がするしかない」って言ってたのを聞いた事がある
>統一教会の食口の人が「従軍慰安婦、強制連行、南京大虐殺は捏造、認めない」って言ってる政治家を支持しなければ、食口の人の「献金ノルマ」は軽くなって
このように明確に「献金ノルマ」と書かれている。そして、教会員の献金は、「本来は『国』が出すべきお金」を代わりに出していると、「教会のアベルが言っていた」と明確に証言している。指導者の認識は、こういうことなのだ。
「本来は『国』が出すべきお金」とは、いわば損害賠償金のようなものだから、「期限」と「額」が決まっているはずだ。これが「摂理献金」と呼ばれるゆえんだ。「期限」と「額」が決まっているのだから、これは当然のこと「ノルマ」である。損害賠償が支払えなかったら大変である。
たいていの宗教団体の献金は、宗教的な恩恵に感謝の意を表して行うものだが、ぷっちょゆきっちの証言によれば統一教会の献金は明らかに普通の宗教的献金ではない。ノルマがかかった献金なのだ。
元氏と幽霊食口氏と原田氏の話は、もうほとんどついていけないくなった。もうちょっと簡潔に説明できないかなあー。いまいち分からない。
あまりここのテーマ「献金」と関係なさそうに思うので深追いしないが、おたくらの説明を私が理解できない理由をもう一度簡潔に書いておく。
統一教理によれば、「95%は神様の責任だが残りの5%は人間の責任においてやりなさい」(元氏証言)という教えがある。そして「文氏=神」「信者=人間」だ。
神の責任なんぞは皆目見当もつかないので無視するが、人間の責任は良識ある一般人ならば誰でも分かる。いわゆる社会人としての当たり前の責任のこと(例えば、挨拶するとか約束を守るとかウソをつかないとか間違いを正すとか)を意味しているのだと私は思う。
つまりは、何度も言っているように、信者(元信者)がその5%の責任を果たしてこなかったという「弟子の責任」が大きいということだ。文氏は教義上神なのだから、人間としての責任はないだろう。だから、「弟子が腹を切れ」「なぜ腹を切って間違いを正さなかったのか」と問うている。人間としての当然の責任について言及している。
上の話はすべて、統一教会の教理からみて解釈しているにすぎない。一般的には、文氏はただの田舎じじいだから、人間としての責任を負っていることは付記しておく。
早川さんへ
小難しい話申し訳ありませんm(__)m。
ようは、諸悪の根源は私達の勉強不足、教育不足である、と私は判断しています。
それと、例示に挙げられたゆきっちさんや、先に批判されてましたSAKAさんは無視していただけるとありがたいのですがm(__)m。
理由は混乱するからです。
ゆきっちさんに関しては、昔、ネットを利用していた統一教会員やその周辺に居た元統一教会員のほとんど総出の状態で嗜めたのですが、馬の耳に念仏状態で今まで来ています。
もう一度お願い致します、出来れば、無視して下さいm(__)m。
ちなみに、戦後賠償金的意味合いで献金ノルマがあるというのは誤情報の類ですのでゴミ箱にお捨て下さいます様にお願い致します。
国家の肩代わり・・・という表現は、例えば、文先生が日韓トンネル事業やベーリング海峡トンネル事業などの国家規模プロジェクトを提唱し推進しようとされていることや、
”世界平和超宗教超国家連合”等の世界平和を推進するための諸活動を推進されていること・・・
こういった諸活動は、本来国が推進すべきではないか?そのお金を出すべきではないか?・・・という考えがあることから来るものであり
国の損害賠償的内容で摂理献金が決っているわけではありません。
さて早川さんが、基本的に間違った認識をされているところがあります(一般的には正しい認識ですが、統一教会の問題を考える上で間違った認識という意味です)。
>人間の責任は良識ある一般人ならば
>誰でも分かる。いわゆる社会人とし
>ての当たり前の責任のこと(例え
>ば、挨拶するとか約束を守るとかウ
>ソをつかないとか間違いを正すと
>か)を意味しているのだと私は思
>う。
元氏は、私もよく昔お話させていただいたのですので、お考えを良く知っておりますが、
元氏が言う人間の責任分担は
人間の責任分担=善を成す事
=目の前アベルの言いなりになること
=文先生の言いなりになること
ということを統一教会が教えており、教義を受け入れていない人達は何も知らないのだから、統一教会員はアベルとして騙していいのだと教えている・・・・ということを言いたいわけです。
私が言いたい内容としては、こういうような教義に対する誤解が教会の諸問題の根本原因であるということです。
つまり、元さんが言われている教義内容は、実際の教えとは違っており、大なり小なりのこういうような誤解が積もり積もって、統一教会の不可解な現象が起こっているということです。
他人を批判する教団
>例示に挙げられたゆきっちさんや、先に批判されてましたSAKAさんは無視していただけるとありがたいのですがm(__)m。
それは虫がよすぎるぞ。到底承服できない。彼らもれっきとした統一教会信者である。私は、彼らの言動こそ「統一教会内の一般的な精神構造」を表していると感じている。彼らの言動に注視することは、統一教会問題を考える上で極めて重要で有効だ。
幽霊食口氏の方が教団ではマイノリティーなのだ。それは言動をみれば分かる。貴兄は「普通の感覚」をもっているからだ。
しかし、一般的な統一信者は「普通の感覚」を持っていない。だから社会問題を起こした。その良いサンプルがSAKA氏や原田氏やぷっちょゆきっち氏である。衆人の目に触れるインターネット上でこれだけ非常識な言動ができるということは、衆人環視でない教団内ではどれほど異常な言動がなされているか想像に絶する。
もしおたくの教団に、社会問題を引き起こしたことを真に反省する意志があるなら、SAKA氏や原田氏やぷっちょゆきっち氏のような者にインターネットで発言などさせないだろう。我々一般人に迷惑をかけることこの上ない彼らをのさばらせている。
つまり統一教団には自浄能力がないのである。あるいは「何が問題か」すら分からないのだ。幽霊食口氏の言説によれば、自らの教義すら理解できていない集団だ。これは恐ろしいことだ。誰かが暴走しても、信仰の原点である教義が理解できていないから教義でセーブできない。誰も暴走に歯止めをかけられない無責任集団だ。だからこれだけ社会問題を引き起こした。
SAKA氏やぷっちょゆきっち氏のブログをみると、それが良く分かる。SAKA氏は、未だにコメント欄を開放しないで米本さんを批判している。誰もコメントで注意できないから、どんどん暴走している。今では米本さんを「共産党崩れのルポライター」と揶揄し、「麻薬以上に思考回路を改造してしまう恐ろしい教義だとルポライターの思考法が証明している」などと暴言を吐いている。
ぷっちょゆきっち氏も他人の批判ばかり書いている。
そう、統一教団は「他人を批判する教団」なのだ。まっとうな宗教は他人を批判しない。他人を愛するのだ。イエスも「右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ」と言っている。統一教団は「右の頬を殴られたら相手を踏み殺せ」という思考に支配されているように感じる。
こんな教団が本気で信者に対する拉致監禁問題に取り組んだらと思うと、まじで怖いよ。反対派の中から死人がでるのではないか。それを警察も分かっているから、教団が拉致監禁問題に消極的なことをよいことに、あえて拉致監禁問題に関して消極的なのかもしれない。
献金ノルマについて
現役信者の方はご存知だと思いますが、韓国・天福宮を建設するために一世帯あたり180万円の献金運動は終わり、今は日本・天福宮のために一世帯あたり140万円献金運動が始まりつつあります。
内情を知らなければ、140万円は献金ノルマだと言えます。その意味で、早川さんが「献金ノルマはある」という言い方は間違っていません。
しかしながら、統一教会の実情は教会長などが一世帯ごとに140万円のノルマを達成したかと、労働監督官の如く、チェックをしているわけではありません。
このあたりのことをどう表現すればいいのか、『我らの不快な隣人』を書くときにはとても悩みました。その結果は245~246頁に書いてあります。
この記述は今でも修正する必要はないと確信しています。
今回のブログでは一歩進めて「ソフトなノルマ」と表現しました。
信者個人にノルマが課せられているのであれば、矛盾は鋭角的に表出する(高温火傷)からいいのですが、そうでないから問題なのです。
今の統一教会は低温火傷をして身体中に水泡ができている状態です。水泡ができているのに気がついていない信者が教団の中枢を含めて圧倒的に多い印象を受けています。引責辞任をした徳野さんを含めて。
私も高校時代、一度だけ低温火傷を経験をしたことがあります。寝ているときには水泡に気づかず、朝になり痛くなって、初めて水泡に気づきました。ゾッとしました。寝ているときには温かくて気持ち良かったのですから。
高温火傷と違って、低温火傷の治癒にはものすごく時間がかかります。
低温火傷をした場合、医者にかかればいいのですが、統一教会の場合、徳野記者会見によって他者に頼ることなく、どんな状態であれ、自分の責任で治癒しなければならなくなりました。(もっとも、そのはるか前から自己責任による自己破産でしたが)
そのことを統一教会考(7)-信者個人の責任についてで、暗示したつもりです。
いずれ、徳野記者会見を材料とした統一教会考を終えたあと、アベル・カイン問題、9月以降低温火傷が表面化する末期的な献金問題などを改めて書くつもりです。
どうかそのときに、私のブログの間違い指摘を含めて、論じてもらえませんか。このところのブログはあくまで記者会見の枠内でしか書いていませんので、議論に参戦することができません。
現役信者の方全員ではないでしょうが、最近、各教会(大きな教会は72)の献金目標を達成するために教会に貸したはずのお金は、信者個人で「なんとかせ~よ」と言われた人は少なくないと思います。
献金の責任は「組織か個人か」のテーマは、コンテンポラリーなものだと思います。
できればなのですが、次のブログにコメントしていただければうれしいです。
「クマ」さんや「諸行無常」さんのコメントは共感できるし、机上の論議ではなく、けっこう根源的だと思っているのですが・・。
なお、です。
「ぷっちょゆきっちのヤコブ日記」に関してですが、「ブログ開設の目的」でも書きましたが、匿名の管理者が開設したブログは私の視野にはありません。なぜなら、匿名の方が実団体・実名の人のことを批判しても、記述の信用に担保がないからです(名誉棄損で匿名ブログの管理者を訴えるのはけっこう大変です)。
他者を実名で批判するときにはそれなりの覚悟が必要だと思っています。
さすがに「2チャンネルにこう書いてあったから」とそれを引用されることはなくなりつつあります(ただし、ごくまれには優秀な投稿もあるようですが)。
匿名ブログの記述を根拠にして、論じることはやめませんか。(統一教会を批判するブログの管理者の方はそろそろ実名に切り替えたらどうですか?)
ただし、お世辞を言うわけではありませんが、幽霊食口さんのブログは他者批判ではなく、内在批判ゆえに好感がもてます。
申し訳ありません
>どうかそのときに、論じてもらえま
>せんか。このところのブログはあく
>まで記者会見の枠内でしか書いてい
>ませんので、議論に参戦することが
>できません。
了解いたしましたm(__)m。
少々議論が進みすぎましたようです。申し訳ありません。
ただ最後に早川さんのほうにコメントをお許しくださいm(__)m
早川さん
>それは虫がよすぎるぞ。到底承服できない。
こちらも申し訳ありませんm(__)m。
言葉足らずでした。
私が言っているのは、彼らが書くところの情報や解釈内容を無視して頂ければと願った次第ですm(__)m。
ただ異常性を修正できない証左とご批判は事実ですので甘んじて受けます。
ですので、お怒りでしょうが、その中身そのものは捨て置いてくださるように、お願いいたしますm(__)m。
PS 米本様
SAKAさんの暴言について、同じ教会員としてとても恥ずかしく思います。お赦しくださいm(__)m
匿名者による暴露
つまり、現役信者が匿名でブログなりで「教団の内情や思考方法」を暴露している場合は、信憑性が高いと思います。
それもNGであるならば、今後はそういうブログの引用はひかえます。
匿名ブログについて
匿名ブログであろうが、暴露された事実は尊重しますが、その事実を記事で使う場合、事実が正しいかどうか裏付けを取ってから行います。
「一筆一論(5)」で触れましたが、紀藤正樹弁護士は、ネット媒体の名誉毀損のハードルは活字媒体より低くしてもいいと法廷で主張したようですが、裁判所は認めませんでした。「天地の諸事情」の管理人の主張http://plaza.rakuten.co.jp/godlove/diary/200901310000/は説得力あるものだと思います。
匿名ネット媒体では、他の匿名ブログを平気で使用していますが、危なっかしいこと、このうえもありません。
統一教会はこれまでどんなひどいことを書かれても、抗議をしたことはほとんどないし(ネット媒体に関してはゼロ)、裁判に訴えたことは一例もありません。それをいいことに、反統一教会の匿名ブログは好き勝手に書いていますが、決して褒められたことではないし、その記述に信憑性があるかどうかは残念ながら端から疑ってかからざるを得ないのです。
個人的な話ですが、どの部分は真実で、どの部分は疑問だと考えながら読んでいくと、ものすごく時間がかかるので、匿名ブログを開くことはほとんどなくなりました。強制脱会者の匿名ブログはたまには読みますが・・・。
このように書くと、誤解されそうですが、掲示板やブログのコメント欄にはハンドルネームで自由に書かれるのは、まったく問題はありません。ただ、匿名ブログ(統一教会系の匿名ブログも)に依拠することだけは控えて欲しいということです。あくまで原則であり、例外を一切認めないということではありません。
どうかよろしくお願いいたします。
Re:匿名者による暴露
>元氏と幽霊食口氏と原田氏の話は、もうほとんどついていけないくなった。もうちょっと簡潔に説明できないかなあー。いまいち分からない。
教会用語、原理用語による説明に深く入りすぎて、現役信徒、あるいは元信徒以外の方には非常に分かりにくい議論をしてしまったことをお詫びします。アベルカインという教会特有の言葉を使ったのは、これの解釈なくして教会内からの今後の改善はないと思ったものですから、この用語に基づくこれまでの内部体制のあり方を反省したものです。
今後この問題を米本さんのほうでも取り扱っていただけるということなので、外部の人から分かりにくいであろうこの問題については、現時点での投稿は差し控えます。
>つまり、現役信者が匿名でブログなりで「教団の内情や思考方法」を暴露している場合は、信憑性が高いと思います。
匿名ブログの引用ということについてですが、私が実名投稿していることの根拠を紹介しましょう。実名ブログおよびコメント投稿というものにはそれだけ責任感が伴うものです。もちろんそれを読む方々には、おかしなことを言っていると思われることもあるかもしれませんが、実名の記事あるいはコメント投稿は、その根拠はどこなのかと問われた場合に、最低限ほかの信頼するに足るブログに書いてあるとか、論理的根拠を示しうるとかいう前提がないと、書けません。私が実名投稿する場合は、そういう基準をもとにしております。実際、ぶっちょゆきっちさんのページを見ても、私から見てもここはコメント投稿して、教会の活動に関する理解を訂正していただきたいと思う部分があります。残念なことに、この方のブログも最近はコメント投稿欄がなくなっていますが……。
米本さんへ
米本さんの姿勢はよく分かります。
拉致監禁は普通に考えても非人道的で許せない行為です。しかし、なぜ親がそこまでの行動に出なければいけなかったのか。それも普通に考えれば分かることです。
教会の教えに染まり、両親のなやみや社会倫理を無視した活動をして、起きた自業自得な出来事に対して、起訴までして一体何になるのでしょうか。
個人の自由を守るため?
詐欺をしている教会が
一体なにを言っているのでしょうか。
米本さんの姿勢はよく理解できます。
おかしなことはおっしゃっていません。
しかし、この教会はもう何十年も詐欺的伝道や献金を行ってきて、内部にいれば分かりますが、全く反省せず自分達の正当性を主張するばかりの人達でした。
これから伝道や献金が「変わる」なんて、希望は持てません。
拉致監禁を
自らが招いた事件であると
認めること=今までの詐欺的行為を
反省したこと
になる。
けど、「拉致監禁」ばかり
騒いでる教会は・・・・。
Re: 米本さんへ
> 米本さんの姿勢はよく分かります。
> 拉致監禁は普通に考えても非人道的で許せない行為です。しかし、なぜ親がそこまでの行動に出なければいけなかったのか。それも普通に考えれば分かることです。
オウム真理教は殺人まで犯しました。また現在でもオウム後の団体は「団体規制法」の対象団体になっています。それにもかかわらず、オウムの親はなぜ「そこまで」(拉致監禁)しないのでしょうか。そのことをよく考えて欲しいのです。
その団体に問題があることと、その団体から子どもを引き離す問題とは、別次元のことです。
何度も繰り返していますが、統一教会の違法(人権無視の)行為にノー、反統一教会の違法行為にノーいうのが私の姿勢です。
統一教会に違法(人権無視の)行為があるからといって、反統一教会の違法行為を是認することはできないし、相殺することもできません。
> 教会の教えに染まり、両親のなやみや社会倫理を無視した活動をして、起きた自業自得な出来事に対して、起訴までして一体何になるのでしょうか。
これまで刑事告訴したのは、『我らの不快な隣人』で書きましたが、富澤裕子さん(14カ月監禁)、今利理絵さん・寺田こずえさん・元木恵美子さん(夫がいた)、後藤徹さん(12年監禁)です。
拉致監禁はどうして自業自得な出来事と言えるのか理解できません。
仮に、彼らが監禁されるまで仮に違法(人権無視の)行為を行っていたとしても、だからといって、拉致監禁されるいわれはありません。
> 米本さんの姿勢はよく理解できます。
> おかしなことはおっしゃっていません。
であれば、上述のことは理解していただけると思います。
> しかし、この教会はもう何十年も詐欺的伝道や献金を行ってきて、内部にいれば分かりますが、全く反省せず自分達の正当性を主張するばかりの人達でした。これから伝道や献金が「変わる」なんて、希望は持てません。
これはとてもよく理解できます。このブログでも書いた通り、経済摂理と徳野通達文は絶対矛盾にあります。矛盾を内包したまま組織が存続することはできませんから、「変わる」か自滅するかのどちらかしかありません。
そうですね、改めて拉致監禁されたかたのことを出して頂き、私もはっとするところがありました。
米本さんの姿勢はとても理解できますし、見えない闇のほうを向いておられジャーナリストという職業という観点でも正しい姿勢と感じます。
私事になりますが、私は教会を辞めるときもイザコザがあり、当時大変勇気がいりましたが反対派のエイトさんに相談して、なんとか返金の流れをつくり脱会できました。
これもエイトさんが反対派の姿勢を貫いていたから成し得たことだと思います。自分一人では、教会の「返金できない。だって神様に捧げたのだから・・・」という組織化した言葉を返すことができなかったからです。その中には、拉致監禁されたことをまるで聖者の誉れとばかりに主張する監禁経験の献身者もいました。これは拉致監禁被害にたいして私のトラウマになっています。
それぞれ完璧な人間はいません。だから助けあって生きていかなければいけないと思います。
米本さんはエイトさんのことが嫌い?なのかもしれませんが、お互い意見交換するなかで、見えてくるものがあるかもしれません。なぜなら御二人とも命を削って統一問題にかかわっていらっしゃるのですから。
差し出がましこと言ってしまい、申しわけございません。
最後に、米本さんはもし統一教会が宗教法人はく奪になっても・・・
米本さんの姿勢は変わらないでしょうね。そうか、なるほど・・・。
お付き合いしていただき、ありがとうございました。これからも応援というか、何と言えばいいかブログ楽しみにしております。
NOと言える信仰者に!
算数ができないオバカなおじさんです。
教会員はほとんどすべての人が借金を背負っています。激しく詰められても、乾いた雑巾の如く、一滴の水(1000円)も出ない状態にあります。
そうなると、どうするか。
資産がまだある教会員に対してプレッシャーをかけて吐き出させる。
あと、ひとつは他人(一般の市民、もしくはビデオセンターに通い始めた人)の財布を狙う。
献金集めの主力部隊、婦人部の諸姉は、このところ、連日、夜遅くまで会議をしています。
会議したって、お金が出てくるわけではない。会議の内容は、「あの姉妹はまだ金があるよ」「開運セミナーを強化しましょう」といったところでしょう。
下手をしたら、また逮捕者が出かねません。徳野通達後の事件であれば、即刻、宗教法人の取消しにつながります。
教会員のみなさま。
宋(ソン)総会長の指導は間違っています。彼の指導は統一教会を滅ぼすものです。
献金がすべてみなさんが慕う文鮮明さんのところに行けばまだ救いがあるけど、一部が猫ババされる可能性があります。
どうか、NOと言えるまともな信仰者になってください。
無理だわ
そういう人はこの教会では「信仰者」とは呼ばないんです。
統一教会の緊急記者会見についてのコメント(3)
記者会見の中で、一番腹が立ったのは、記者のこの質問に対する回答だった。
■?全国でおなじような事件が起きているのを見ると、統一教会に献金するために経済活動が行われているということではないのですか。事件の背景には献金があると。
徳野氏?というより教団中枢部?はどう回答したのか。
徳野 統一教会に反対するグループが、統一教会にはたえず信者の方々に対する強制的ノルマがある、献金ノルマがあると、大変大げさに吹聴しています。
しかし、事実は大変違います。
あくまで、宗教法人・統一教会は信者個々人の自由意志に基づいて献金していただいている。
もちろん、教会の指導者が奨励するための激励はいたしますけど、強要とかノルマとかいうものは存在していません。
したがいまして、あくまでも信者の一人ひとりの自由意志、意欲によって献金はしてただく。このように指導しています。
ぜひ誤解ないように、事実と噂がだいぶ違うということを、この場を借りてお伝えしたいというふうに思います。
この回答を聞いて、信者はどう思ったのだろうか。
ブログの「ニュース(11)」のコメント欄に寄せられた「pepe」さんのコメントを全文紹介しておく。(改行を含めすべて原文のママ。ゴチックは管理人)
献金
統一教会員には、信仰歴の長い人・浅い人、原研出身の人、事業団勤務の人、一般企業勤務の人、既成家庭の人など様々な人がいます。皆、基本的には人のいい人達です。そして、統一教会の献金には、義務献金という教会員が必ず成さねばならない献金があります。また、御父母様からの指示による献金要請もあります。
そして、色々な展示会への動員目標とかも含めて、区域単位での目標も定められます。これらには期間が設定されています。
ここで、教会の責任者から、"義務である"とか"御父母様が言われている"とか"責任者も既に献金しました"とか言われた場合、素直な教会員たちは献金したい もしくは、献金しなければならないと当然思います。
また、"できない"と言えば、不信仰者になると思うし、"できると思えばできるし、できないと言った時点ですべてが終わる"ということもよく言われ、こういう言葉は否定できない内容です。また、献金しない人に対しては影で色々言われるという現実もあります。こういう状態で、"献金はできません"とはっきりと言えるでしょうか?
はっきり言う人もいますが、カイン的とか御父母様への心情がないとか信仰を失っているとかサタンに侵入されているとか言われてしまいます。日本人の性質からいっても"NO"とはなかなか言えないでしょう。これが現実です。ゆえに、言われるままにローンカードを作ったり、救いの条件になるという思いで、氏族にうそを言ってもお金をつくるわけです。そして、献金できない家庭は、後ろめたい心で教会から遠ざかってしまう人もいます。
はっきり言って、今まで逃げ道がない状況が続いてきて、現状では責任者も教会員も全国的に疲れ果てており、こういう状況で、警察の捜索、教会員の逮捕が起こっています。この逮捕は当然で、万物条件を立てれば因縁が晴れるという完全に間違った認識があったと思われます。(万物条件と因縁は全く別な話ですから)
ここにいたって、正直に献金に取組んできた人たちは借金まみれで動きがとれなくなっています。私もそうです。そして、皆、役事、奇跡を待っています。しかし、今までのように個人の事情より全体優先、摂理優先という考え方は、心情的にも社会状況的にももはや無理です。日本食口全体が責任者とも韓国側ともよく話し合うべきだと思います。神様と話し合いたいです。
これを読んで、信者はどう感じるかわからないが、私には「魂の叫び」のように思え、正直、胸が痛くなった。
統一教会の献金問題は『我らの不快な隣人』の第11章「借金集団」で書いた。(教会員のみなさん、事実に相違ないか、ぜひ読んでみてください)(注1)
拙著でも、また「pepe」さんのコメントでも、「強制的ノルマ」とか「献金ノルマ」があるとは書いていない。その意味で、徳野氏の発言は間違っていない。
あるのは「目標」(ソフトなノルマ)だけである。仮にこれがあったとしても、徳野氏が言うように「信者個々人の自由意志に基づいた献金」なら、何の問題もない。
しかし、そうではないことはすでに明々白々となっている。
献金・物品購入費の返還訴訟が相次いでいることは、徳野氏も教団中枢部もご存知のはずだ。これまでの訴訟件数はざっと100件ぐらいにはなろうか。統一教会側がごくごく一部だが勝訴したケースもある。しかし、だいたいが連戦連敗である。
今でも係属中の裁判を相当数、抱え、中枢部の法務担当は大忙しだ。
これ以外に、裁判にならず示談交渉で解決した件数は、累計で1万件(数万件か)にはなっているはずだ。
こうした民事事件が物語るのは、「奨励するための激励」の中に、「畏怖・困惑・威迫的“激励”」(法律用語では「害悪の告知」)があり、自由な意思が妨げられた?ということである。
教団中枢部は、組織防衛の視点から、記者の質問を全否定したが、実際、自由な意思に基づかない献金が行われていたことは知っていた。
新潟の「北玄事件」、渋谷の「新世事件」を受けた、3月25日付の通知文には、献金についてこう書かれているからだ。
いまだ教会員も「中心の通知文」をきちんと読んでいないようなので、全文、引用しておく。ゴチックは管理人。
第1 教会員の献金奨励・勧誘活動についての指導基準
これまで教会員が信徒会等の活動の一環として献金を奨励・勧誘する際に、家系図等を用い、先祖の因縁ないし先祖解放等を理由に献金の必要性を説くようなことが一部行われてきたようです。しかしながら、当法人に対する民事裁判においては、このような行為が、目的・方法・結果において社会的相当性を逸脱する不法行為と認定され、当法人の使用者責任が問われてきました。本来、当法人への献金は、『信仰生活と献金』(光言社発行)で説かれているとおり,統一原理を学び信仰に至った結果、自らの自由意思で行われるべきものであり、あるいは、主の路程、及び統一運動を学んでその趣旨・目的に賛同した結果として捧げるべきものです。 そこで今後は以下の事項をこれまで以上に遵守するよう指導してください。
1・献金と先祖の因縁等を殊更に結びつけた献金奨励・勧誘行為をしない。また、霊能力に長けていると言われる人物をして、その霊能力を用いた献金の奨励・勧誘行為をさせない。
2・教会員への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも教会員本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、教会員の経済状態に比して過度な献金とならないよう配慮する。
3・献金は、統一原理を学んだ者から,献金先が統一教会であることを明示して受け取る。
上記1,2,3について教会指導者(地区長、教区長、教域長、教会長)が責任を持ち、教会員の献金奨励・勧誘行為において、教会員等による社会的な批判を受けるような行為が行われないよう指導・監督する。
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私はこれを読んだとき、心に温かい風が流れてきたような感じを受けた。
統一教会(5)で書いたエピソードの続きである。
私と話した高校生の男の子は、4人兄弟。家は借金を抱えて、ものすごく貧しいという。
家計からすれば、大学にはとてもいける状況ではない。
家のことを話すと、やや沈んだ表情になった。
そして、気持ちを吹っ切るように、目を輝かせ、明るく話してくれた。
「兄弟は高卒。でも、ぼくはどんなことがあっても進学しようと思っています。友達は塾に通っているけど、塾なんか行かなくても、絶対に大学に合格し、家計に頼らず奨学金をもらって卒業したいと思っています」
通知文を読んだとき、2年前に出会った、この男の子の顔と言葉が浮かんだ。
「教会員の経済状態に比して過度な献金」が行われないようになれば、大学に進学したくても家が貧しくて諦めてしまう子どもがいなくなる。
そう想うと、心が温かくなったのだ。
徳野氏の記者会見での事実に反した答弁とは別に、通知文は高く評価できる。
統一教会の正体を明かして伝道し、そして信者になった人に過度な献金を奨励しない。
この2つのあたりまえのことが確実に実行されれば、数年のうちに世間の評価は変わっていくことは間違いない。(注2)
そうなれば、あのとき出会った高校生は、日本でも統一教会の名前を明かして、南北統一の活動を行うことができるのだ。
問題は、摂理実現までに「もうあとがない」と、切迫感を抱いた指導者と教会員たちが通知文を無視して、摂理まっしぐらになる?のではないか、ということである。
通知文を無視すれば、献金等返還の請求が出され、全国弁連の弁護士たちが活躍し、勝訴判決(統一教会にとっては敗訴判決)が新聞記事に載り、その結果、再び、統一教会は地に墜ちていく。
なんだか滑稽なことに、献金まっしぐら派は反統一教会派を元気にさせている。
詳細は省くが、文鮮明氏から発せられる「摂理献金」と通知文とは絶対矛盾の関係にある。
この矛盾をどう解決するか。
ここがロドスだ、 さあ跳んでみろ!(マルクスの資本論の一節)
梶栗玄太郎新会長の指導力と指導の質に注目したい。
(注1)拙著『我らの不快な隣人』では、教会長を経験したことのある現役信者の証言をそのまま引用して、「学生や青年は借金していない」と書いたが(24頁)、ここで訂正しておきます。
脱稿間際になって、pepeさんのコメントに書かれているカードローンのことを知りました。また、本の出版後、青年の献身者はカードローンによる多額な借金を抱えている事実、親から嘘をついてお金を借りている例も知りました。一部の地域だけなのか全国的規模なのかはわかりませんが、青年が借金していないというのは事実に反していました。
ここに次のように24頁を訂正し、陳謝します。
<「学生や青年は借金していない」は「学生は借金していない」に訂正いたします>
全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の弁護士が私の取材に応じてくれれていたら、青年の借金のことも正しく書くことができ、訂正の必要もなかったと思うと、返す返すも残念でならない(235頁から236頁を参照)。
元教会長が嘘の証言をしたとは思えません。彼の教会(関西圏にある教会)では、あるいは彼が教会長をしていていたときは、青年に借金させてまで献金させるようなことはしていなかったということだと思います。
実際、元教会長は、教会長に就任したとき、入信を夫に内緒にしていた婦人信者の存在を知って驚き、夫に真実を明かすように指導したということでした。
こうしたまともな指導者が教団中枢部を構成すればいいのですが・・・。
(注2)信者であることを明かさないことと献金とは、ひとつの文脈で考えるべきである。統一教会考(5)のコメント欄に投稿された諸行無常さんの一文を紹介しておく。
被害者の怒りの声である。
正体を隠して伝道することの何が問題なのか。率直にいってこの質問が出てくること自体不思議でならない。そもそも宗教の目的とは何か?自らの教えを広め多くの迷える魂を救うことではないのか?
何故正体を隠さねばならぬ。世にうけいれられぬから、迫害されているから、キリスト教が2000年前迫害されたのは時の為政者にとって極めて都合がわるかったからである。
しかし彼らはそれでも伝道を続けてきた。今の日本は曲がりなりにも信教の自由を保障している。教義が正しいと信じるなら何も隠す必要はない。
何か別の目的がありそれに差し障るから隠す。つまり皆さんが言及しているように金であろう。 本来の目的が布教ではなく金集めなのだ。だから隠す。
手前事で恐縮だが私の妻は私と家族に8年間信徒であることを隠し続けた。ローンで宝石を買い、学資保険で壷を買い、定期を解約し生命保険を担保に金を借り家族に内緒で献金してきた。
誰の指導か教えかしらぬが宝石も壷も聖典もそれとわかるものは一切家に持ち込まなかった。
発覚したときに備えてかどうか、預金通帳も処分した。
もらった賞状には妻だけでなく私の名も常に併記されていた。百歩譲って妻の信仰を認めるとして、
信者でもない私が何故献金したことになっている、何故私が文鮮明の祝福を受けるのだ。これは何という宗教なのだ。単なるもっともらしい教義を利用した金集めの詐欺集団ではないか。
返金交渉でも教会は何も争わなかった。ただ物品(宝石、壷、人参等)の返済額を半分に値切った程度である。教会自身自分たちの行為の違法性、教義に対する不条理、世間に対する非常識を認識しているのではないか。サタン(悪)なら正体を隠し自らを偽って世をだまさねばならぬ、
しかし何故正なる神が正体を隠す。お天道様の下にでられぬものがどうして自分たちの信仰の布教を正当化することができるのだ。
正体を隠すこと自体自分たちが邪教であると、迫害に対抗できない偽宗教であると認めているようなものではないか。
?資料?
記者は、渋谷の「新世」事件の背景には過度な献金があったのではないかと質問し、徳野氏は否定した。事件の報道は警察発表を小出しにしたものが多く、全容がよくわからなかった。昨日(7月27日付け)の東京新聞を紹介しておく。ゴチックは管理人。記事には写真あり。
『新世』霊感商法事件 被害の主婦 不安定な時 付け込まれ
2009年7月27日 夕刊
「次から次へと高額な商品を勧められて困りました」と、「新世」から購入した印鑑を手に取りながら話す大倉昌子さん(仮名)
写真
世界基督教統一神霊協会(統一教会)の信者による印鑑販売会社「新世」(東京都渋谷区)が、根拠のない姓名鑑定で不安をあおり、高額な印鑑を販売していた特定商取引法違反事件。「たまたま心身ともに不安定な時期で、付け込まれてしまった」。勧められるままに百二十万円の印鑑を購入した都内の主婦(54)が本紙の取材に応じ、同社の霊感商法の手口を語った。
二年前の八月、猛暑の昼下がりだった。大倉昌子さん(仮名)は美容院の帰り、渋谷区のJR原宿駅前で見知らぬ三十代の男性から声を掛けられた。
「最近、何か変わったことはありませんか。お顔に相が出ています」
実際に体調が悪かったため、思わず立ち止まった。「姓名判断をさせてください」と男性に誘われ、近くの喫茶店へ。夫と別居して間もないことなどを打ち明けると「もっと詳しく見てあげましょう」と、新世の事務所へ連れて行かれた。
そこでは姓名判断の話はなく、「財運を見る」という理由で総資産額を聞かれ、「あなたにはご先祖の影響があり、供養に良い印鑑が必要です」と、三本で百二十万円の翡翠(ひすい)の印鑑を買うよう勧められた。
断っても男性は引き下がらない。口調こそ穏やかだが、家系図を書かせて先祖の供養の必要性を繰り返す。三時間の押し問答の末、根負けした大倉さんは契約書にサイン。三日後に全額を支払った。その後は「霊界を知る必要がある」と、月一万円で統一教会の施設で宗教関係のビデオを見せられたり、健康に関する講演会で一びん八万円の高麗人参(にんじん)液を勧められたり。さらに「風水では水晶を家の四隅に置くべきだ」と、一個百五十万円の水晶四個を売りつけられそうになり、固辞すると「四個で二十二万円でいい」と言われ、契約してしまった。
印鑑購入から四カ月間、半信半疑で付き合ってきたが、限界だった。都消費生活総合センターに問い合わせるなどして、全国霊感商法対策弁護士連絡会に相談。同連絡会が新世に対し、法に抵触する旨を警告すると、印鑑代などは全額返金された。
大倉さんが相談した川井康雄弁護士は「高額の印鑑を購入した人にさらに高額商品を畳み掛けるという統一教会系の販売店の典型的なやり方」と話す。
警視庁公安部によると、新世の昨年度の売上高は二億円だが、人件費など諸経費を差し引くと利益はほとんどなく、百数十人の統一教会信者の従業員に給与が振り込まれていた。同部は従業員が給与から統一教会に個人献金していたとみて、捜査を続けている。
◆29日に無料電話相談
統一教会による霊感商法を追及している全国霊感商法対策弁護士連絡会は二十九日に無料電話相談会を開く。
相談会は午後一?四時、電03(5367)4066。
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