ヤマギシ会?『虐待の真実』のご案内  

 『虐待の真実』のご案内です。


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上の写真は本の表表紙と裏表紙です。写真をクリックすると拡大します。 

「一筆一論(5)」「統一教会考(3)」で言及した自費出版書籍『虐待の真実』のご講読のお勧めです。
 この出版物は、元ヤマギシストで現在、山梨県で鶏卵づくりに従事している佐藤喜正さんと一緒に作成したものです。

 制作費に数十万円かかるということでしたが、私たちは「何としてでも、ヤマギシの子どもたちが受けた虐待は記録として残さなければならない」という気持ちで、作成しました。

目次は以下の通りです。(A4版、155頁)

・刊行するにあたって
・解説
アンケート編
・アンケート調査書
・アンケート集計結果
・アンケート記述式内容
資料編
・広島弁護士会のヤマギシ会に対する警告書
・日弁連に対する人権侵害調査の申し入れ書
・日弁連のヤマギシ会に対する勧告書
・ヤマギシ会の年表
・ヤマギシ会の子どもに関する書籍紹介
・編集後記



ヤマギシ会をどう形容するかは、同会をどう評価するかによって異なりますが、そうした立場性を超えても、きわめて難しいと言わざるを得ません。
 ユートピア集団、農業を基盤とした共同体、無我執集団、脳を洗う集団・・・。
 私は「脳を洗う集団」が一番しっくりくるのですが、そう決めつけてしまうと、何かを見失ってしまうようにも思えます。

 それはともかく、70年代から80年代にかけてユートピア集団のように雑誌やテレビで取り上げられてきたヤマギシ会は、その裏側で、ヤマギシ会の子どもたちを虐待してきました。
 ヤマギシ会の大人たちは、<我執のない子ども>に育てようと、サディスティックな悪意からではなく、善意の気持ちから、子どもたちに暴行を加えていました。まさに「善意の道は地獄に通じる」です。

 
『虐待の真実』は、目次にある通り、主に、三重県が実施したヤマギシ会の子どもたちへのアンケート結果をまとめたものです。

2003_0325画像0001

 写真は65頁を撮ったものです。写真撮影が下手くそであるため、アップしてもかすかに読めるかどうか・・。
上から3ブロック目は「思いっきり蹴ったり、ほっぺを両手でたたいたり、投げ飛ばしたり、体を持ち上げて壁にぶつけたり、ガラスに突っ込まれたり、殴ったり、一回鼻血がとまらなくなるくらいにやられた。泣いても、さらにやる。机のたくさんある所にぶち込まれて机の角とかにぶつけられたり。」(回答者は中学生)と記されています。

 これほどの虐待が行なわれていることに、警察はうすうす気がついていながら、何もしなかったのですから、前回(統一教会考3)書いたように、親権を絶対視する警察の罪は大きいと思います。

 ヤマギシの子どもたちは今では、上は30代後半から下は20代半ばになっていますが、心的外傷はいまだ癒えていないと思います。アルコール依存になった子や、薬物に手を出す子どももいて、暗澹たる思いがします。

戦後に、日本、いや世界中を探しても、これほどの虐待を子どもたちが集団で受け続けた例はないと思います。
 書き手の主観は抜きにした三重県のアンケート結果ゆえに、学問的研究の材料にもなると考えています。
 どうか、子どものことに関心のある人は手に取ってみてください。

 購入方法はファックスかメール(アドレスは『我らの不快な隣人』の裏表紙に)で連絡していただければ、支払い方法を書いたメモとともに、郵送いたします。値段は送料込みで1000円です
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コメント

みみこさんへ

 本来なら、投稿された「ブログ開設の目的」のコメント欄に返信すべきところでしょうが、ヤマギシ会のことを書いたここのコメント欄に書くことにします。

『洗脳の楽園』を読んでいただき、また長文の感想、ありがとうございました。

 7泊8日のセミナー、ヤマギシ会の「特講」(特別講習研鑽会)が自己啓発セミナーとよく似ているというご指摘は鋭く、正鵠を射たものだと思います。
 セミナーの形式は異なりますが、参加者の感動体験(快感体験)には確かに共通するものがあるようです。なぜなら、ヤマギシ会の「特講」に参加した人が、もう一度「あの感動体験をしたい」と、自己啓発セミナーを受けるということがありましたから。

 ところで、「ミイラとりがミイラ」にならないためにイヤーモールドのご提案ですが、ルポルタージュの方法論とも絡む、難しい問題をはらんでいます。

 ミイラにならないためには、イヤーモールドを装着するなど“武装”してセミナーに参加すればいいのでしょうが、そうなるとセミナーを外観からしか描写できなくなってしまいます。

 朝日新聞と赤旗の記者がそれぞれ「特講」に参加し、観察ルポを書いていますが、まるで影響を受けなかったせいか、実につまらない味気ない文章でしかありませんでした。ルポを読んでも、なぜヤマギシ会のメンバーが「特講体験」に感動し、全財産を投げ出してヤマギシの集団農場に参加するのか、まるでわからなかった。

 その逆にミイラになってしまった人たちの文章を読んでも、感動したことは理解できるが、なぜ感動するのか、「特講」はどんな仕組みで行なわれ、どんな仕掛けが施されているのか、客観的な記述がほとんどないため、わからない。
 たとえば、特講を体験した宗教学者の島田裕巳さんは『イニシエーションとしての宗教学』(筑摩書房)の中で、特講のことを書いていますが、それを読んで特講ではどんなことが行なわれてきたのか、理解できた人はおそらくほとんどいないと思います。
 元ヤマギシメンバーの武田修一さんの『ヤマギシ会の暗い日々』(風媒社)、近藤衛さんの『ヤマギシ会見聞録』(行路社)でも同じです。

 ミイラにならないと、客観的にしか書くことができず、逆に、ミイラになってしまうと客観的な叙述ができなくなってしまう。実に難しいのです。

『洗脳の楽園』で、確か特講2日目に、「トマトは嫌いなものですか」と特講の係に聞かれ、若い女性が目をウルウルさせながら「トマトはトマトです」と答えた場面を書いたと思いますが、彼女の内面というか脳の変容に思いをいたさなければ、「若い女性がトマトはトマトですと答えた」と書くしかなく、そう書いたとしても、読者にはなんのことをわかりません。

 ルポルタージュの方法と偉そうなことを書きましたが、あくまで結果としてですが、私が軽い解離性障害になっていなければ、「トマトはトマト」とは事実と思いの分離のことだ、と気がつかなかったと思います。

 ヤマギシ会のメンバーは、暴力を受けた子どもが泣きわめいても、「事実と思いが分離」(解離性障害)しているために、可哀相だとかといった「思い」が湧いてこない。それゆえに、虐待を長期にわたって続けることができたのだと思います。

冊子の紹介ありがとうございます

私へのメールでも、取り扱います。

事実を知る、ことから始まると存じます。

2009.11.16
佐藤。
{ミキシイ}もやっています。

佐藤さんへ

 ブログの閲読、また投稿ありがとうございました。

 読者のみなさんへ。佐藤喜正さんとは、ブログ記事で書いたように、『虐待の真実』の制作者であります。

 何度も書いていますが、『虐待の真実』は教育関係者や、宗教組織などある独特なコミュニティの中で暮らす子どものことなどに関心がある方にとって、必読資料です。

 注文される方は、どうぞ、佐藤さんのメールアドレスにお願いいたします。

洗脳の楽園を読み終えて

ヤマギシ会も北朝鮮の「地上の楽園」と呼びかけたが実際は、「この世の地獄」に体制がそっくりだと思った。何れにせよ親が神と魔を見極めることが出来なければ幼い子供達が大きな犠牲になる・・見ず知らずの大人に虐待を受けた心の傷跡とその後の人生を心配せずには、おれない・・本物は、男女関係が厳格!!人類の不幸がそこからきてるのだから・・ヤマギシ会の一部の支配層と反牧集団もそっくりだと思う。相手を支配し洗脳しようと拉致監禁改宗してるのだから、その上、悪いのは、統一教会と責任転換?と自己正当化?人格のない反牧に説教されるのは、迷惑と思っている本人の意思を全くもって無視?信者が増えるはずがない!!人は、相手の人格に自然屈服でついていくものですよね。人脈をみれば納得できます。統一教会も神と文師の名を利用しただけで人格など無かった。

削除しました。

「自己啓発セミナーがみじかに」さんへ。
「コメント投稿にあたっての注意事項」http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-221.html#moreでも書いた通り、携帯からの投稿は禁止しています。
 真面目な投稿であることはわかりますが、「注意事項」に従ってください。
 よろしくお願いいたします。

 『虐待の真実』のご案内です。



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上の写真は本の表表紙と裏表紙です。写真をクリックすると拡大します。 
●「一筆一論(5)」や「統一教会考(3)」で言及した自費出版書籍『虐待の真実』のご講読のお勧めです。
 この出版物は、元ヤマギシストで現在、山梨県で鶏卵づくりに従事している佐藤喜正さんと一緒に作成したものです。

 制作費に数十万円かかるということでしたが、私たちは「何としてでも、ヤマギシの子どもたちが受けた虐待は記録として残さなければならない」という気持ちで、作成しました。

●目次は以下の通りです。(A4版、155頁)


・刊行するにあたって
・解説
・アンケート編
・アンケート調査書
・アンケート集計結果
・アンケート記述式内容
・資料編
・広島弁護士会のヤマギシ会に対する警告書
・日弁連に対する人権侵害調査の申し入れ書
・日弁連のヤマギシ会に対する勧告書
・ヤマギシ会の年表
・ヤマギシ会の子どもに関する書籍紹介
・編集後記



●ヤマギシ会をどう形容するかは、同会をどう評価するかによって異なりますが、そうした立場性を超えても、きわめて難しいと言わざるを得ません。
 ユートピア集団、農業を基盤とした共同体、無我執集団、脳を洗う集団・・・。
 私は「脳を洗う集団」が一番しっくりくるのですが、そう決めつけてしまうと、何かを見失ってしまうようにも思えます。

 それはともかく、70年代から80年代にかけてユートピア集団のように雑誌やテレビで取り上げられてきたヤマギシ会は、その裏側で、ヤマギシ会の子どもたちを虐待してきました。
 ヤマギシ会の大人たちは、<我執のない子ども>に育てようと、サディスティックな悪意からではなく、善意の気持ちから、子どもたちに暴行を加えていました。まさに「善意の道は地獄に通じる」です。

 
●『虐待の真実』は、目次にある通り、主に、三重県が実施したヤマギシ会の子どもたちへのアンケート結果をまとめたものです。

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 写真は65頁を撮ったものです。写真撮影が下手くそであるため、アップしてもかすかに読めるかどうか・・。
上から3ブロック目は「思いっきり蹴ったり、ほっぺを両手でたたいたり、投げ飛ばしたり、体を持ち上げて壁にぶつけたり、ガラスに突っ込まれたり、殴ったり、一回鼻血がとまらなくなるくらいにやられた。泣いても、さらにやる。机のたくさんある所にぶち込まれて机の角とかにぶつけられたり。」(回答者は中学生)と記されています。

 これほどの虐待が行なわれていることに、警察はうすうす気がついていながら、何もしなかったのですから、前回(統一教会考3)書いたように、親権を絶対視する警察の罪は大きいと思います。

 ヤマギシの子どもたちは今では、上は30代後半から下は20代半ばになっていますが、心的外傷はいまだ癒えていないと思います。アルコール依存になった子や、薬物に手を出す子どももいて、暗澹たる思いがします。

●戦後に、日本、いや世界中を探しても、これほどの虐待を子どもたちが集団で受け続けた例はないと思います。
 書き手の主観は抜きにした三重県のアンケート結果ゆえに、学問的研究の材料にもなると考えています。
 どうか、子どものことに関心のある人は手に取ってみてください。

 購入方法はファックスかメール(アドレスは『我らの不快な隣人』の裏表紙に)で連絡していただければ、支払い方法を書いたメモとともに、郵送いたします。値段は送料込みで1000円です。

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