君は、旅人か短距離ランナーか。
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身辺雑記(13)
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
(現代語訳:月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である)
このような境地に立つこともできず、今年もあっという間に半年が 旅人ではなくまるで短距離ランナーのような感覚・・・いや、ちょっと違うなぁ。自分はさして動いていないのに、周囲の風景が次から次へと変わっていく感覚。とりわけ家庭連合さんのこと。景色が変わっていくのはそれなりに刺激的だけど、おいらは成長していないということ。トホホである。
恒例になりつつある身辺雑記です。過去の2本の記事は-
「購読料的カンパに深謝いたします」 (2015年4月17日~9月15日の記事一覧)
「蛍の光 窓の雪 (ブログ総集編) 」(2015年9月21日~12月23日の記事一覧)
今年前半の記事を紹介する前に、購読料的カンパと近況の報告です。
まず近況。といっても介護が中心ですが。
「購読料的カンパに深謝いたします」 で書いた尿漏れパットのこと。習慣化され、声をかければ自分でスムーズにできるようになりました。ただ今、愛用しているパットの尿もれ吸収量は220cc。牛乳1瓶ちょっと。
大工さんに頼んで、2階の階段の両方に手すりをつけてもらい、階段の昇り降りをやってもらっています。「苦あれば楽あり」を声を出し、終わったあとにお茶とお菓子(みたらし団子)を味わってもらうことにしています。洗脳です。
足の筋肉衰えの防止をしてきたためか、先日、ある場所で段差を踏み外し危うく倒れそうになったけど、踏ん張って転倒しなかった(=骨折しなかった)。階段の効用だと思っています。
「介護は面白い」と思うようになったのは、koyomiさんから紹介されたこの本を読んでからです。
認知症を作っているのは、薬品マフィアと医師とマスコミだということがわかります。「人間誰だって、歳を取れば惚けるさ(ぼくには耄碌という言葉がフィットするけど)」ということなのです。それと介護者が老親と折り合いをつけることができるのは、単純な「習慣」という二文字を会得できるかどうかにあります。これができれば、介護は精神的には楽ちん、少なくとも介護がストレスになることはなくなるでしょう。
齢(よわい)93の母親と接していて考えさせられるのは、ぼくも歳を取ればいずれ「こうなる」。つまり、介護者と非介護者との間に、30年程度の時間差はあっても、本質的には差が全くないということなのです。もっと普遍化していえば、人と人との間には歴然とした差はないということ。むろん、日本人と朝鮮人との間にも!
この本は介護と無縁な人が読んでも得るところがあります。ぜひぜひご一読を。
実際に介護をしていらっしゃる方は、この本も併読されることをお勧めします。『認知症の「真実」』。
<かなり長い注>この本もkoyomiさんが紹介してくれたもの。少し前に、精神薬のことが話題になりましたが、koyomiさんは精神科医の資格はないものの半プロです。
話はだんだん逸れていきます。お許しを。薬品マフィアと医師とマスコミという悪魔のトライアングルのことです。
最初は、「早期発見・早期治療・乳癌は治ります」キャンペーンでした。乳癌はどんどん治っているのに、乳癌で死んでいく人もどんどん増えている。10数年前に読売新聞が一面トップで報じた。これ如何に?
次は、「うつは大人の風邪のようなもの。早期治療すれば回復します」キャンペーン。これによって抗うつ・抗精神薬は売れに売れました。しかしながら,うつは増えています。厚生労働省もさすがに過剰処方を自粛するように通達を出しましたね。
トライアングルの3番手が痴呆薬です。
「早期発見・早期治療」はキャンペーン文句として使われていますが、さすがに「認知症=痴呆症=耄碌症=老化」は治りませんから、痴呆薬によって老化は防げます-とはやれない。公正取引委員会の景品表示法律でやられますからねえ。
薬品売上高。20年前は抗がん剤がベスト5中4位を占めていた。数年前は精神薬がベスト5中4つ、抗がん剤が1つ。最近は痴呆薬が4つ、精神薬が1つに。
なお、これに関するコメントは要りません。重度の鬱患者には「症状を軽減するような精神薬が必要だ」と思う方は、どうか知人にリタリンでも勧めてあげてくださいな。自己責任で!ネ。ニコッ
購読料的カンパは、みずほ銀行・ゆうちょ銀行・アマゾンを合わせて、合計38件のカンパをいただきました。心から深謝いたします。名前を明記してお礼を申し上げることができないことを心苦しく思っております。
欲しかった2合炊きの炊飯器を購入することができ、ご飯に関するストレスはなくなりました。なにせ、これまでは5合炊きで1・5合でしたから。感謝感謝であります。今は1・2合を炊いています。おいしく、快適であります。

さて、上半期の記事一覧です。再度、タイトルを読んで、「けっこう面白かったなぁ。でもカンパはしていなかったなぁ」と思われた方は、今すぐ手続きを

未読の記事があれば、是非読んでくださいね。
恒例ですが、この歌でも聴きながら。旅人になれるかも (^-^)/
あっ、その前に。記事の更新頻度が3日に1本となっています。ぼくの精神生活上、きわめてよろしくありません。4日か5日に1本にしたいです。「次から次へと」がないことを祈っています

「文鮮明は性的異常者としか思えない」 (1月4日)
「金孝南一族の不正疑惑事件はまだ結着していない(1) 」(1月8日)
「緊急速報!警察が入ったぞぉ~。(新情報を追記) 」(1月8日)
「金孝南一族の不正疑惑事件はまだ結着していない(2)」 (1月11日)
「記事(拉致監禁問題)全面削除要求-賢明な読者の判断を仰ぎたい」 (1月13日)
「記事(ピースパレス問題)全面削除要求-賢明な読者の判断を仰ぎたい」 (1月15日)
「記事削除要求への回答(拉致監禁問題・上)-感情を喪失した男 」(1月18日)
「記事削除要求への回答(拉致監禁問題:中)-嘘八百」 (1月20日)
「記事削除要求への回答(拉致監禁問題:下)-苦しみと痛み」 (1月22日)
「記事削除要求への回答(ピースパレスレンタル問題)-二重の詐欺事件」 (1月24日)
「拉致監禁問題と私」あるいは「教団と私との関係」 (1月26日)
「不正蓄財疑惑の金錫柄が近く告訴!される予定」 (1月29日)
「取材に応じるか否か-徳野会長への公開質問書」 (1月31日)
「雲丹状態と化した統一脳 」(2月3日)
「法務局長岡村信男は記憶力が欠如している実にいい加減な東大卒シック」 (2月6日)
「詳報!発令された大人事異動!」 (2月7日)
「澤田攻撃の謀略ブログは誰が書いたのか?(上)-このミステリーが面白い」 (2月12日)
「澤田攻撃の謀略ブログは誰が書いたのか?(中)-マスコミと本にこだわる人物」 (2月15日)
「速報!統一から3000家庭がサンクチュアリ教会に流出」 (2月16日)
「澤田攻撃の謀略ブログは誰が書いたのか?(下)-鴨野と澤田」 (2月18日)
「逃げる徳野会長はやはり小心者。情けないなり」 (2月21日)
「石俊淏理事長も泥船からサ教へ脱出か!?」 (2月24日)
「家庭連合からサンクチュアリ教会へ(YAMAさんの手記)」 (2月28日)
「徳野会長たちはどうして千葉県警・千葉県議会に出向かないのか」 (3月3日)
「平気で嘘をつく人(韓国人幹部)たち」 (3月6日)
「鶴子の幸はどこにある?」 (3月9日)
「裸の王様になりたい教団の人たち(^∇^) 」(3月13日)
「頭がいい・悪いについて考える」 (3月16日)
「家庭連合のサ教対策は“共産主義”と同じになってきた!」 (3月20日)
「家庭連合は『お母様は神になられた』と宣言すべきである」 (3月23日)
「衝撃!あの金錫柄がお母さまを騙していた !! 」(3月29日)
「在韓の日本人花嫁さんへの提案」 (4月3日)
「石橋正人さんが脱会!監禁信者は0人に」 (4月7日)
「仰天動画へのある疑念-穿ちすぎだったらいいのだが・・・」 (4月10日)
「逃げる家庭連合、追いかけるまともな食口たち」 (4月11日)
「1~3月の献金実績-突如、安ヨンソプの福島が献金ランキング3位に!」 (4月14日)
「金が集まれば集まるほど教勢が低下していくパラドックス」 (4月17日)
「速報-統一教財団所有ヨンピョン(竜平)リゾートが上場へ。150億円をゲット!」 (4月19日)
「改革の視点(1)なぜ家庭連合の職員は公務員よりも多いのか。<保存版>」 (4月22日)
「改革の視点(2)なぜ家庭連合の官僚組織は肥大化するのか。<パーキンソンの法則>」 (4月25日)
「2世教育ができない執行部は恥じて退陣を!」 (4月28日)
「吸血鬼か寄生虫か」 (5月1日)
「改革の視点(3)-760人をリストラできる現実的な根拠を示そう」 (5月5日)
「2世の死をよそに独生女話を平気で行なう冷血女 」(5月8日)
「改革の視点(4)-希望退職を募り、60歳定年制を実現しよう!」(5月11日)
「速報-清平での投身自殺は事実だった!」 (5月15日)
「縮んでいく家庭連合-何だか哀しいなッ(^-^)/」(5月18日)
最後まで目を通してくれて、Thank you!
※コメントしにくいと思います。約50本の記事を眺めての感想でも。
今年前半も頑張ったね、と思われた方は↓

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そして

- [2016/05/23 12:52]
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コメント
改革か自滅か
このままでは、この教団は生き残ることさえ難しいでしょう。
耳の痛いことや、批判をきちんと受け止めていく姿勢、そして透明性がなければ社会は受け入れてくれません。
私たちは企業ではなく宗教団体です。自己犠牲で人に為に尽くすことが原点であり、出発点ではないでしょうか。その出発点を見失っているから改革ができないのではないですか。
無理なさらず、ご自愛ください。
ピンぼけなこと言うこと多いですが、煙たがらず、よろしくお願い致します。
そう思いながら記事一覧を見直すと、なんと米本さんの記事の多さに驚いてしまいます。
すでに脳死状態である
残念なが日本の家庭連合は脳死状態です。韓国本部は脳死状態の日本家庭連合を体だけ生かしておいて、必要なときに必要なものをとっていく。経済の血液であるカネは、体さえいかしておけば、あとからあとから再生できる。血液だけが必要なのであって、他は要らないのです。ですからトップの頭と要所要所は韓国人、それ以外は日本人という構成です。
脳死状態の日本家庭連合にもはや治療は無意味。他の分派も要りません。あ、分派と言う意味においてではなく、一人一人が自主的主体的に判断し、行動していくと言う意味においては、彼らの活動にも意味があるかもしれません。祝福家庭を守ってさえいればね。
これからは、一人一人が幸せに暮らしていくことが大事だと思います。
ご無理させてしまい申し訳ないですm(__)m
韓国人でも良い方々がおられる事は承知しているし、彼等に一番同情しています。 一日も早く韓国がもっと民主的な国となり、親日発言をしてもバッシングされない国となる事を心よりお祈りしています。そして北朝鮮の人々、統一教団にも自由の風が吹き自分らしく生きれる日が早く来るようお祈りしています。
勿論米本さん御家族の幸せも祈りつつ、、、。
P.S 私も最近医療業界の恐ろしさを感じています。どの世界でも人の血を吸って生きるダニ人間はいますね。、、あっ、またいろいろコメント書いちゃった。(泣)
ペナルティを受付る覚悟・・・
ペナルティを受ける覚悟で、コメントさせて下さい!
出禁になっても構いません!
富山に行きたいです!!
脳死状態なら臓器移植を
米本さんは「ビニール脳」と表現しましたが、同じような意味でしょうね。
脳が死んでいる状態・・・自分では何事も考えられない、判断できない・・ということでしょうか?
そんな人にどんなアドバイスも無駄でしょう。
既に見限っている人も多いのでは?
そんな中、米本さんは延命治療を提案しているわけですから、ありがたい話ではありませんか。でも無駄になってしまいそう。
せめて臓器移植でもして他の方のお役に立ったらどうでしょう。臓器の方はまだ使えるかもしれません。
ところでどうしてこんなにも自分で考えられなくなったんでしょう。判断できなくなったんでしょう。
一つには強烈なメシア思想、肉体を持ったメシアと信じる人に自分の人生を全面的に預けてしまった結果でしょう。それを信仰とか委ねるといった言葉で覆い隠して、自分が何を考えているか、何を持って判断しているかもわからなくなってしまった結果なのではないでしょうか?
そんなことを言うと、きっと「そんなことはない」と言うだろうけど、いつか捨てられた時に自分の愚かさに気づくかもね。そう言う意味でも恋愛に似ている。
メシアと信じる人に一方的に想いを寄せているだけだから、メシアという人も苦労するね。
裏切られたって言って、執拗に批判し続ける人も出てくるしね。もともと依存心が強すぎたのかな?
もっとも誰でも依存していいものと依存してはいけないものがありそうだけど、なかなか使い分けが難しそうだしな。
風景の変化が感じられる要因
家庭連合の鴨野守広報局長から米本さんに「抗議及び謝罪、記事削除要求」が届いたのを契機に鴨野氏に関連する記事が続きましたが、そこでは日本家庭連合本部の本性がうかがい知れました。
米本さんは以前から統一教会=家庭連合に対して質問の公式的な書面を送っており、教団が抱える重大な疑惑に対する釈明を求めています。
徳野会長に対しての質問状はかなり前に送ったものですが、結局反応はなく、未回答でした。
米本さんは常識の欠片もない徳野氏と相手を変え、鴨野氏と質問のやり取りもしましたが、‘火の粉を払え’に公表してくださった鴨野氏の文章は説得力のないもので、とても人を納得させられるようなものではありませんでした。
当然ながら米本さんがそれで十分納得できるはずもなく、ジャーナリストであるだけに以後の質問はより厳しいものにならざるを得ません。
それに対して家庭連合、鴨野氏がとった態度はご都合主義の逃避的な態度でした。
つまり、質問の内容によって解答するかどうかを決めると言うことで、決定的に不利な質問には答えないと宣言している訳であり、事実上の取材拒否と同じなのです。
それに関する記事には書かれていましたが、典型的な反統一教会ブログである‘やや日刊カルト新聞’のエイト記者の質問には普通に答えて、拉致監禁事件の裁判では教団に協力した実績のある米本さんに対しては限定的にしか質問に答えないという訳ですから 理不尽なことこの上ないのです。
現在はその態度をとり続けている訳ですから米本さんからすれば、フラストレーションは溜まるばかりのはずです。
米本さんは記事の中で家庭連合の最近の印象として「周囲の風景が次から次へと変わっていく感覚。」と書かれていましたが、米本さんがそのように感じられるのは統一教団の内紛もさることながら宗教信者に対する戸惑いがそこにあるからではないかと思います。
代表的な信者の例は鴨野氏や拉致監禁の被害者である後藤氏です。
米本さんが教団や拉致監禁被害者の人権を守る立場で、その裁判に協力的な時は大切な仲間のように接してくるが、米本さんが同じ人道主義の立場から教祖や教団幹部を批判するようになると態度が一変し、平気で嘘をついたり攻撃的になったりするのです。
その姿を見る米本さんには背後の風景まで大きく変わることになり、戸惑いも生まれることになります。
米本さんからは今まで教団改革派に見えて理性がある人物だと思っていても、突然豹変する姿を見れば戸惑うのは当然です。
米本さんは人道主義者で是々非々の考えに立っていますが、宗教信者は似て非なる人間性をもっており、宗教信者の本質を知らないと とんでもない痛い目に遭うことになります。
宗教信者であっても発展した宗教思想をもっている信者は自己の精神に内在する存在として「神」を捉えており、他者に精神的に依存するようなことはありません。
しかし、未発達の「カルト」と呼ばれる原始的宗教信者は違うのです。
彼らは‘犬’と同じで全てにおいて飼い主が中心なのです。
その場合、飼い主自体の善悪は関係なく、飼い主が指さした人が敵だと言えばその人が犬の敵となるのです。
‘犬’の心を支配しているのは理性ではなく、あえて言えば感情なのです。
餌をくれるから大好きというような感情なのです。
‘犬’は鋭い臭覚をもっており、誰が飼い主にとって危険な人物であるかもよく知っているのです。
たとえ激しく吠える‘獣’であったとしても飼い主に何の危害も与えられないような小物ならさほど注意も払わないのです。
しかし、飼い主が今までの権威を失い、陥落の危機に晒されるような状況を作り出す危険な相手であるとわかれば牙をむいて襲いかかってくるのです。
その相手が正しい人で自分の飼い主が悪の権化であったとしても‘犬’には関係ないのです。
‘犬’とはそのような存在なのです。
つまり理性をもった人間とは違うのです。
私は原理講論の創造原理を中心とする最初の方は内容的に高度なものだと思っていますが、筆者は一つだけ決定的な間違いを書いており、その後の本論の展開を歪めてしまっているのです。
つまり、劉孝元氏は宗教と科学の関係を論じて、「内的無知を克服して内的知に至る道を見出すべく内的真理を探究してきたのが即ち宗教であり、外的無知を克服して外的知への道を見出すべく外的真理を探究してきたのが科学なのである。」(原理講論・総序)と書いているのですが、そこには致命的な間違いがあるのです。
そこに書かれている「内的知」なる概念は意味不明であり、人間の知性に対する解釈として間違っているのです。
原理講論には「人間は何処から来たのか、生の目的とはなにか、死後は一体どうなるのか。更に進んで、来世や神などというものは果たして存在するのか。また既に述べたように、善とか悪とかいうものは一体何なのかなどという問題に対する無知をいうのである。」(総序)と書かれているのですが、そのような問題は知性によって完全に理解できることではなく、どのように信じるかという問題であり、感覚的世界が関わってくるのです。
知性は元来「内的」なものであり、「内的知」「外的知」などと分けることができない本質的なものなのです。
知性が認識する対象として内的な概念と外的な概念に分かれることはあったとしても、知性は本質的な精神機能の一つとして唯一であり、「内的知」「外的知」などと分けられるものではないのです。
宗教は「内的知」に至ろうとして発達してきたのではなく、あくまで人間の知性では解明できない事柄を‘信じて’きたのであり、もともと知性とは無縁のものだったのです。
「内的知」による働きによって宗教を理解できると考えるのはとんでもない間違いであり、それは「内的知」などではなく、ただの感覚的な思い込みであり、感情の働きによるものなのです。
劉孝元氏はソウル大学医学部で学んだとは言え正式な医者にもなっておらず、‘真理’の探究者としてはあまりにも未熟だったのです。
その点で言えば、統一思想要網を書いた李相軒氏は医者としての経歴も十分であり、学問にも通じていて、はるかに優秀です。
李相軒氏は「内的知」などという非学問的な概念を用いておらず、著書である統一思想要網の哲学的なレベルの高さは原理講論の比ではありません。
米本さんが以前企画してくださって、記事に掲載してくださった私の投稿文に対する質問にもヘブライズム・ヘレニズム関連でそのような「内的知」「外的知」に関するコメントがあったと思いますが、その解答としても以上のようなことが言えるのです。
米本さんは以前に統一教会員の心理を分析するに際して「真理獲得意識」なる解釈を示していましたが、確かに信者の意識にはそのような優越感に似たようなものがあるのです。
それは上のような「内的知」という解釈から生まれたものなのですが、実態としては「内的知」などがあって統一原理を理解したのではなく、ただ感情的に共感しやすかったのでそれを信じていただけで、感覚的に「知的」になったように自己満足していただけなのです。
それが「内的知」ではない証拠に統一原理を徹底的に追及するならば論理的に破綻しており、矛盾だらけなのです。
米本さんに事実上の取材拒否をする教会幹部達は間違いなく「真理獲得意識」なるものをもっており、それが故にあのような傲慢な態度をとることができるのです。
実際は破綻した宗教理論を‘信じて’いるだけの低能な宗教信者でありながら、頭が未熟であるが故に「内的知」などという馬鹿な概念を頭に植えつけられ、知性があるように思い違いしているのです。
しかし、事実は正反対であり、彼らの頭は人間以下の‘犬’のようなものでしかないのです。
米本さんは「人と人との間には歴然とした差はない」と仰いますが、それは脳が普通に機能していればの話です。
年を取れば脳機能が衰えていくのは当然ですが、人を不幸にするようなことを考えることはしません。
しかし、脳が知・情・意のバランスを失い、理性を欠いて感情のまま行動するようになると人々を不幸にするようなことも行うのです。
そのような人々と社会の中で秩序を保っている人々はかなり差があるのではないかと思います。
ISILの殺人者たちや北朝鮮の独裁者とダライ・ラマ14世のような平和主義者の間には計り知れない差があると思います。
Re: 脳死状態なら臓器移植を
米本さんは「ビニール脳」と表現しましたが、同じような意味でしょうね。
似ているところはありますが、まったく違います。
何かに熱中していると、聞こえているのに聞こえていないといったことがあります。
この現象のことを「脳にビニール」と表現しているのです。
「脳」の特定部位を論じなければなりませんが、だいたいの意味はお分かりになると思います。
くどいのですが、「脳にビニール」と「脳死状態」(これも比喩的表現だろうけど)とは、違うのです。
(追記)「お前の脳にはビニールの厚い幕がかかっているのか」と、ある弁護士にタンカを切ったことがありましたねえ。
Re: 風景の変化が感じられる要因
いずれ、記憶を蘇らせ、書きたいとおもっています。
ただ、この部分だけは最近わかるようになりました。
>米本さんは記事の中で家庭連合の最近の印象として「周囲の風景が次から次へと変わっていく感覚。」と書かれていましたが、米本さんがそのように感じられるのは統一教団の内紛もさることながら宗教信者に対する戸惑いがそこにあるからではないかと思います。
代表的な信者の例は鴨野氏や拉致監禁の被害者である後藤氏です。
米本さんが教団や拉致監禁被害者の人権を守る立場で、その裁判に協力的な時は大切な仲間のように接してくるが、米本さんが同じ人道主義の立場から教祖や教団幹部を批判するようになると態度が一変し、平気で嘘をついたり攻撃的になったりするのです。
その姿を見る米本さんには背後の風景まで大きく変わることになり、戸惑いも生まれることになります。
米本さんからは今まで教団改革派に見えて理性がある人物だと思っていても、突然豹変する姿を見れば戸惑うのは当然です。
感情に左右されず、客体化して、書いてみたいとおもっています。
テーマは【見え方】が違う。副題は-どうして長く付き合ってきた私を統一は洗脳できなかったのか-
「脳にビニール」と「脳死状態」
米本さんは「ビニール脳」と表現しましたが、同じような意味でしょうね。
>似ているところはありますが、まったく違います。
>何かに熱中していると、聞こえているのに聞こえていないといったことがあります。
この現象のことを「脳にビニール」と表現しているのです。
、「脳にビニール」と「脳死状態」の違いがよくわかりました。米本さんの言っているニュアンスが伝わってきました。ありがとうございます。何を言っても無反応な姿に対してその受け止め方の違いが食口(身内、あるいは元身内)とそうでない人との違いのようにも感じられました。
無題
依って某氏に対してのコメントは、書けなくなりました。
米本さん、コメント蘭をお貸し頂き有り難うございました。
感謝しています。
お身体ご自愛下さいませ。
>「脳にビニール」と「脳死状態」
私が「カルト脳」という言葉を使っていた間は、治癒可能という期待がまだありました。米本さんの「ビニール脳」にも、何か普通の状態に戻ってほしいという微かな期待が感じられます。
しかし、脳死の判断が下されたとき、医療現場では、脳幹以外は生命維持装置で生かされているが、もはや三途の川を渡ってしまっている状態です。
私はこれまで、家庭連合の改革は可能であると考えてきました。しかし最近、私はそれを諦めました。つまり家庭連合は蘇生しないであろうと判断するに至りました。
では、家庭連合は元々どうだったのか?いつ脳死状態に陥ったのか?私はこれまで気がつかなかったのですが、かなり以前から脳死状態に陥っていたのではないか?と思います。恐らく、脳が健全だったのは、西川勝先生が「日本の献金は日本が使いなさい」と言っていたころまででしょう。献金の使い道のことは別としても、自主的判断を大事にしていたと言う点において。
有難うございます。
米本さん、御身体御慈愛下さい。その為にも多くの方からの米本さんへのカンパお願い致します!
そういう感謝している私ですが、今の所カンパ出来なくて申し訳ない次第です。
私も旅人になりたいのですが、旅人の様な心の余裕がまだありません!
統一教会という所で私なりに内外共に惨めな環境を通過して来たので、ある意味、慰めは、惨めな生活になっても落ち込まないで希望と野心は維持出来ている所です。
しかし、神々の黄昏さんは凄いです。
何が凄いかと言うと、複雑難解な朝鮮カルト統一教会と教祖と教理とマコトの家庭や信者達の実像実態を分かり易く分析説明されていて、統一教会の信者でない方で頭の良い理解力のある方にも分かる様に説明されている処です!
私も神々の黄昏さんの説明でナルホド!とわかる事が多く非常に助かっています!
ありがとうございます!
原田さんの語句から
では、家庭連合は元々どうだったのか?いつ脳死状態に陥ったのか?私はこれまで気がつかなかったのですが、かなり以前から脳死状態に陥っていたのではないか?と思います。恐らく
、脳が健全だったのは、西川勝先生が「日本の献金は日本が使いなさい」と言っていたころまででしょう。献金の使い道のことは別としても
、自主的判断を大事にしていたと言う点において・・・まだ今よりまともだった統一教会は、西川勝先生がいたころとのことですが、私は、西川先生のことはよくわかりませんが、日本の食口は、ことさら「自己否定・アベルには絶対服従」を求められましたよね。自分の頭で考えること要は、「自主的判断」をできなくさせられたと思います。「地の事情よりも天の事情」「人情よりも天情」の殺し文句でコントロールしてきました。「日本の献金は日本が使いなさい」当たり前であります。なんで韓国統一教会の為に日本が献金しなければならないのですか?自分たちの国 韓国のことは、韓国でまたじする。常識であります。「日本は40年間韓国を蹂躙してきたから日本からいくら搾り取っても構わない。」と、考えるなら、拉致監禁を行う反対牧師は、「統一教会は、正体を隠して伝道している・不当に不安を煽って金集めしているから拉致監禁しても構わない。」結局、統一も反統一も根本は同じ。米本さんが言ったように、”問題があるからといって何をやってもいい事にはならない。” その良し悪しも結局問題があるからと 混ぜこぜ にされかつ、一番貧乏くじ引いたのが 日本の食口 じゃないですか?
私が脳死判定を下した理由
>まだ今よりまともだった統一教会は、西川勝先生がいたころとのことですが、私は、西川先生のことはよくわかりませんが、日本の食口は、ことさら「自己否定・アベルには絶対服従」を求められましたよね。自分の頭で考えること要は、「自主的判断」をできなくさせられたと思います。「地の事情よりも天の事情」「人情よりも天情」の殺し文句でコントロールしてきました。「日本の献金は日本が使いなさい」当たり前であります。なんで韓国統一教会の為に日本が献金しなければならないのですか?
もともと教義的には脳死に至らざるを得ない運命にあったのかなという気がします。しかし、韓国人が日本の最高幹部職たる総会長のポストを独占し、要所要所を韓国人幹部が握るという状態になる前は、トップの日本人幹部が自分たちの頭で考える余裕がもう少しあったように思います。もちろん最下層では小川さんのような目にあった会員がいっぱいいたわけですが。
西川先生自身、日本人の献金は日本のためにという、ある面文氏とは独立した発想ができました。が、その教え子たちも、日本人らしい計らいで、袂を分かった西川先生と文氏を結び付けようとしました。
私が学生時代、日本の幹部連中が福岡のどこかのホテルで、西川先生を迎えて交歓会を開き、それに参加しました。これは私にとっては驚きでした。文氏とたもとを分かっているわけですから、いいのかなと若干懐疑的な思いを抱いていましたが、教え子たちに招かれて登場した西川先生は満面の笑み。西川先生と若き時代を過ごした幹部の方たちも懐かしそうに会釈。そこには、組織に残った人、組織を離れた人という気持ちのわだかまりは一切見られませんでした。
文氏と、離れた人の間を取り持つ。私はエバ国家の使命という言葉は嫌いなのですが、もし母親の使命というのものがあるのなら、父と子の間を取り持つ、あるいは兄弟の間を取り持つというのが、本来的な母親の使命のはずです。それが母親なんですよ。献金はエバ国家の使命なんて言うけれども、母親の母親たるゆえんは、金の問題じゃないですよ。金の責任は父親の責任ですよ。飲んだくれてパチンコばかりしていないで、家に金を入れろよ。日本に韓国人幹部が来てカネ、カネ、カネと叫んでいる姿は、能無し亭主が髪結いの奥さんを働かせて、金をむしり取っていく、それと同じではないですか。自分の国で収益を上げられない韓国人は、髪結いの亭主と同じではないですか。
そういう意味では、離れた西川先生を日本に呼んで暫しの交歓を持ったというのは、さすが母国(家庭連合では「ははぐに」と読みます)日本人の面目躍如という感じです。
しかし、今のように総会長をはじめとした要職が主流派韓国人に占められた状態では、間に入るという日本人の得意技が発揮できません。神山先生が教団を去り、國進氏が惜別の言葉を残して教団を去り、日本人の生活をよく知った亨進氏が教団を去り、というふうにならざるをえない。
日本人幹部が自分の頭で考えるという当たり前のことを忘れてしまった現状では、脳死状態を宣告しなければなりません。
その昔、キリスト教文化圏の西欧で、ニーチェは神の死を宣告しました。その無念さがわかるような気がします。
もしかして・・・
舛添さんとそっくり。
舛添さんは在日だという説もありますが、韓国系の方々は大体同じような発想をするんですかね?何が舛添さんとそっくりかというと、誰が考えてもおかしいとわかる問題を、かなり批判を受けないと改めようとしないことです。
まず、政治資金規正法、政党助成法からみて明らかにおかしい使い方をしているのに、批判を受けないと反省しない。そこら辺りのバカと違い、元は国際政治学者なんだから知能は高いはずなのに、家族旅行で泊まったホテル代を会議費で落とす。霊感商法はおかしいぞと言われているのに、特商法を制定されて、本部の一歩手前という歩と言うところまで警察に詰め寄られて初めて徳ちゃんの辞任会見。会見内容は全く的はずれという点もまたそっくり。
これだけバッシングを受けたら、都知事辞めて出直したらという意見が圧倒的多数を閉めているのに、反省して都知事をしっかりやらせていただきますと舛添さん。これだけ問題視されたら宗教法人をお返ししてお詫びすれば、国民の受けも少しはよくなるかと思われるのに、ますます頑張ります「救国救世」と支離滅裂なスローガンを掲げる家庭連。
日本国民の貯金をゼロにし、さらに借金苦に陥れながら、その収益は必要経費を除いてすべて韓国に送金する。そのどこが日本の救国に繋がるんだ?日韓トンネルだ、日本聖殿だといって資金集めをしながら、それを韓国に送る。韓国を利するために嘘をつく。舛添さんの家族旅行経費と同じ部類の詐欺行為だ。
舛添さんの東京地検による逮捕も近そう。舛添さんが辞め検弁護士を雇ったのも、戦いへの備えからだろう。現役検事vs退職先輩検事の知恵比べだな。
まあ、韓国製団体と在日都知事、発想はほんとうによくにている。韓国人の国民性なのかもしれない。
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