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取材に応じるか否か-徳野会長への公開質問書 

改革か自壊か(14)

「記事削除要求への回答(拉致監禁問題・上)-感情を喪失した男」 (1月18日)で、「書面と公文の矛盾」を指摘しました。
 曖昧にするのが嫌な性分なもので、徳野英治会長に公開質問書を送りました。以下はその全文です。色字にしました。


-公開質問書-
2016年1月27日

世界平和統一家庭連合会長 徳野英治殿
ルポライター米本和広

冠省
 ご承知の通り、貴団体を代表して広報局長の鴨野氏から「火の粉を払えブログ」の拙稿「食口に君臨するユダの名は徳野英治なり!」 (2015年11月28日)と「スクープ! ピースパレスがレンタルビジネスの館に」 (同年12月8日)の記事に対して、【抗議及び謝罪、記事削除要求】書面が届き、私は今年の1月18日付で回答書を送りました。

 書面では、家庭連合に問い合わせるなどして、事実の確認を取らなければならないと主張しています。当然の主張だと思います。
 ところが、2015年1月頃に発せられた公文「件名:米本和広氏のブログに対する教会の対応について」(発信元は総務局)では、次のような指示が出ています。

<当法人としては、米本氏のブログ「火の粉を払え!」に関して、当法人及び真のお父様(文鮮明総裁)、真のお母様(韓鶴子総裁)、また日本の教会幹部に対して、著しく礼儀を欠いた侮蔑的な表現が数多くみられ、なおかつ、当法人の活動、宗教儀式に対しても〝公正〟とは言い難い記事が多いと判断し、今後については、上記指摘した点について改善が無い限り、米本氏からの問い合わせや取材などに対して応じないことを決定しましたので、教会員の皆様におかれましても、その旨ご承知おき下さり、賢明な対応をして下さるようにお願い致します>

 広報局(鴨野局長)は私に「取材しろ」と主張し、総務局(矢野局長)は「(私からの)問い合わせや取材には応じないことを決定した」と内部に通達しています。

 これは絶対矛盾であり、記者としての私は戸惑っています。
 記者として取材、問い合わせをするのは当然のことであり、職業上の責務であります。
 しかし、「取材、問い合わせには応じないことを決定した」というのであれば、取材、問い合わせをするのは端から無駄な作業となります。

 社会常識的には広報局の主張のほうがまっとうであります。
 そこで広報局と総務局とを束ねる徳野会長に質問いたします。
 広報局の主張と総務局の公文は、どちらが優位にあるのでしょうか。
 今後、私の質問や問い合わせに応じてくれるのでしょうか、それとも応じないのでしょうか。
 簡単な質問ですので、2月8日(月)までにご回答をください。

 回答がなく、今後も「取材せずに記事を書いた。名誉毀損だ。記事を削除しなければ法的措置も辞さない」という通知が届くようであれば、社会通念上、言論活動への妨害とみなされます。

 最後に一言述べておきます。
 徳野会長は「教会の文化を変えなければいけない。目的を勝利するために手段が重要だ。しかしながら、その手段が社会的ルールを逸脱するものであれば問題だ」と主張されています。
 今回のことでの社会的ルールとは次のようなことです。

「社会の公共の福祉に資する宗教法人・世界平和統一家庭連合は、社会の常識(社会規範)に従って、記事に対処すべきです。私の記事に間違いはあるだろうし、筆が走りすぎている場合もあるでしょう。そうした場合には、『法的措置も辞さない』なんて恫喝的な記事削除要求文を送りつけることなどせずに、平静に記事の訂正を申し込めばいいのです」

                               草々


ダブルバインド


て、徳野さんから回答は来るでしょうか、それとも前と同じように無視でしょうか。賭をしてみたい気分です。
 以下は蛇足文です。スルーされてもかまいません。

「当方に取材して記事を書かなければならない。それなくして記事を書けば、名誉毀損で訴える場合がある」(2015年12月)
「取材や問い合わせがあっても、それに応じないことに決定した」(2015年1月)
 つまり、取材の申し込みがあっても応じない。だが、それがなければ法的措置も辞さない。
 もっと平易に言えば、取材を申し込まないと訴えるよ。でも取材には応じないよ。
 つまり、駄々っ子なのです。でも、子どもの話ではなく、60歳以上の統一歴何十年の本部の人たち。頭が退化したとしか思えません。

 ところで、この言説は精神医学、心理学でいう「ダブルバインド」です。
 同用語の説明としては、次のような具体的事例が書かれています。
「お父さんを愛しているのなら、そばに来い。そうでなければ殴るぞ」。子どもが父親に近寄っていくと、殴られる。むろん、ときには飴玉をもらえることもある。
 これがダブルバインド。絶対的矛盾です。
 何度も続けば、子どもの精神は引き裂かれ、精神の統合が失われていきます。
 
致監禁事件でも同じようなことがありました。
 拙著でも書いたことですが、故宿谷麻子さんは強制脱会後、監禁説得牧師の黒鳥栄の教会(戸塚教会)で、「拉致監禁は良くないです。とても苦しかった」と何回か訴えました。
 強制脱会した元信者はこう詰問した。
「あの説得があったから、君は脱会できたんだろう。それを否定するのは、今でも統一教会信者のままのほうが良かったというのか!」
 この典型的なダブルバインドが、宿谷さんの症状を重くしたと、主治医は私の質問に答えてくれました。

 「閉じた世界」で、ダブルバインドは横行しています。統一さんの場合は「献金と神」あるいは「献金と組織」との関係で。
 私は幸いなことに、閉じた世界に生きているわけではないので、こうして徳野会長に質問書を送ることができます。


-次回は「統一脳が雲丹状態になっていることの証明」について-乞ご期待!

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コメント

お知らせ

 少々ブログ疲れになってきました。
 ブログから解放されるためには、パソコンを開かないことしかありません。

 よって、3日間は開きません。コメント欄が荒れないことを祈っています。

米本さん、お疲れ様です。

ゆっくり休んで下さい。
  • [2016/01/31 19:53]
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  • バガボンパンツ
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いつも、ありがとうございます^^

お疲れ様です。
いつも、貴重な情報を発信して下さり感謝しています。
ごゆっくり、お休みになられて英気を養って下さい。

鬼は外

お疲れ様です。
断食じゃない、断化粧.... ちがう、断ネット。
お肌にも休憩がいるように(女性に失礼か)、ネットにも休憩が必要。

節分でしっかり厄払いするまで、お休みください。

〈#JeSuisCharlie?〉「報道の自由と責任」を考える

~この世に絶対の正義がない限り、報道は社会正義を示唆し、人間活動を啓蒙する最も根本的な使命を担い続けると実感しています。~
そういった意味で、累計337万回以上のアクセスがある「火の粉」ブログの影響力・責任は大きく、米本さんのこれからの采配と動向に感心と期待を抱かずにはおれません。

ところで・・・
風刺週刊誌の「シャルリー・エブド」本社で12人が死亡した2015年1月7日のテロ事件後、表現の自由を支持するフランス人から始まったJe suis Charlie(私はシャルリ)という標語はTwitterを通して世界を瞬く間に駆け巡り、大規模な社会運動となりました。
 英国のカンタベリー大主教のジャスティン・ウェルビーも#JeSuisCharlie を表明した一人でした。
 あれから1年以上がたち、現在はこの標語は行き過ぎているとの見方をする者も多いようです。<Je ne suis pas Charlie>(I’m not Charlie)つまり「表現の自由は無制限の権利ではない」「報道には常に大いなる影響と責任があるものだ」という見解も立ち上がっています。
 私自身、社会悪に屈しない責任ある善なる報道を期待する者です。

 昨年まではSkype会議で、毎月海外の有力者と会議していましたが、これで済ましてはダメだと思っております。近々米国に行く機会があるかもしれません。もし時間が許せば状況を自分の目と肌で合衆国の現状を見たいと思っています。
 現地2月7日はNFLスーパーボウルで大賑わいでしょうね。本当はこのあたりで行きたいのですが・・・難しいでしょうね。
  • [2016/01/31 22:59]
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  • コスモスの花のように
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統一温室族との付き合い、御苦労様です。

社会の寒さから守られ仲間内のいつも暖かい環境と食口からくる献金という名の肥料の下育った彼ら、、。
 温室育ちで、どうやって社会を変えていけるのか疑問ばかりです。

今回も自分達にとって都合の悪いものはサタン扱いで無視じゃないですかね。
 宗教法人としてのあり方を文化庁は指導できるのでしょうか?他にもブラック宗教団体はあるようだから信仰の自由の名の下、野放しにせずチェックしてほしいもんです。

食口の教会からの高額献金による自己破産率は高く他の日本人にも迷惑をかけてます。そしてその金は韓国に送られる。
 こんな事がいつまで許されるんでしょうか?

常識的な対応は「広報を通してください」なんだが

米本さんへの対策で取材規制したいのなら、常識的には「広報を通してください」と伝えるよう徹底するのがスマートなやり方だと思うのだが。広報も嫌がったのかもしれない。しかし、質問があればきちんと対応するのが、広報の仕事なんだけどね。米本さんも含めたカスタマーからの意見を組織運営に反映させること、これが広報の大事な仕事の一つなんだが。この対応がスムーズにできないようでは、組織を大きくすることはできない。

長年に及び染み付いてしまった痛み

>「閉じた世界」で、ダブルバインドは横行しています。統一さんの場合は「献金と神」あるいは「献金と組織」との関係で。

本当にこの問題は深刻だと、あらためて認識させていただきました。
宗教にしても、その他の問題にしても、それを独善的動機で利用して、力ずくで人を支配することが、どれほど悪辣であるか。
どれ程人の魂に傷痕を与えるとかいうことを。

身は閉じた系に居ながらも

> 私は幸いなことに、閉じた世界に生きているわけではないので、こうして徳野会長に質問書を送ることができます。

米本さんのおっしゃる通り。ただし、身は閉じた系に居ながらも、ほんのちょっとの発想の転換で、意見を言う勇気を持つことはできます。どんどん会員用相談室にメールを寄せましょう。所属教会の教会長にも質問しましょう。自分のブログを作って記事を書きましょう。違う立場のブログにも、積極的にコメント投稿しましょう。あ、それから、教会への影響を高めるには、ブログ作成、コメント投稿はすべて実名にしましょう。こういうことをして、怖くないか?間違いと分かっていて、間違ったことを言っていれば、それは問題でしょう。しかし、私のコメント投稿、ブログ記事はすべて教団改革のためのものですから、ためにする投稿ではありません。ですからなんの怖さも感じていません。教会に行っても、人に会っても、ブログに記事を書いても、コメント投稿しても、自分が正しいと思っていることを言う。どんどん思っていることを、教会に行って教会長に喋りましょう。

<追記>以上のようなことができるようになるには、特別な秘策はないのですが、献身者は辞めて、壮年とか、壮婦とか、勤労青年になりましょう。給料を組織からもらっていると、首根っこ掴まれているのと同じですから。

国進様が日本担当の時

国進様が日本担当の時に5つの指示項目と言うのがありました。
その中のひとつに、思っていることがあるなら(アイディア等)必ず言わなければならない。けんかしてでも言わなければならないって言うのがあったと思います。
この5つの項目を聞いた時に、さすが国進様、これで改革は進むぞって思ったものです。
パソコンにメモしていたのですが、壊れてしまって、どうしても思い出せません。
どなたか、ご存知の方いらっしゃったら教えてください。
ちなみに、この5つの項目は所属教会スタッフから聞いたのではありません。巡回してこられた渉外部(勝共関係かな?)の人から聞きました。

國進様の5つの指示項目

2009年5月に清平で聞きました。

①地位より 結果を出す

②人気より 責任を果たす

③確信より 透明性(思い込みより事実確認)

④調和より 生産的衝突(意見をし合える仲間作り)

⑤個人の完璧性より 相互信頼(チームワークを重視)

他には コンプライアンス遵守

方策が効果的か否かを考える。 などです。

当時の講師は阿部美樹氏でした。
区域長向けの啓蒙で語られていました。

本部にむけた替え歌です

つまらない替え歌作っちゃいました。
主役が大根なので、おもしろくなくても許してください。
でもみんなで歌ってあげたらその方たちも少しは反省して生まれ変わるやもしれませんので、みんなで歌ってあげてください。
メロディーは『幸せって何だろう』でお願いします。


松涛って何だろう?  信者ーに聞いてみた~

それは本部があるとこさ、 信者ーは答えた~

徳野もいれば鴨野もいるー  さらに上にはコーリアン

ウソつき人間そろってる、 言うこーと変わるー


会長ってえらいのか?  壮婦ーに聞いてみた~

会長って誰のこと、  壮婦ーは答えた~

徳野はただの飾りだよ、 ほんとの会長コーリアン

徳野は見た目もロボットだ、  宗教ーロボットー


公文って何だろう?  幹部ーに聞いてみた~

それは神のみこころだ、  幹部ーは答えた~

だけど公文って変わるよなー  都合悪けりゃ引っ込めるー

公文ぜんぶバレタなら  教団おわるー


そうだよなー徳野ってロボットみたいだよなー
げらげら
電池抜きたくなるなー
www
  • [2016/02/02 20:53]
  • URL |
  • いつも米本ファン
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

ron 様 ありがとうございます

ron様、

そうです。これです。
ありがとうございます。
私が特に印象深く残っていたのは
④調和より 生産的衝突
でした。
これって、思いついたことは
衝突してでも
積極的に提案しなさいってことですよね。

この5つが徹底されていたら、
もっと活気のある
素晴らしい組織になっていたと思います。

記事とは関係は無いですが…

田舎マンさん、ronさん
>國進様の5つの指示項目

これは知りませんでした。
教えていただきありがとうございます。

いつも米本ファンさん
>そうだよなー徳野ってロボットみたいだよなー げらげら
電池抜きたくなるなー www

思わず飲んでいた水を吹き出しそうになりました😂

教団改革

原田さんが「以上」の事が出来るようになっておられるのは教会にも恵まれていると思います。
 マッチングでご主人が問題行動が多い場合、奥様に注意され何とかしろという場合もあったり、子供が学生部で冷たい目で見られたりなど教会により起こります。家族が私達には無理だから教会長が何とかして下さいと言える雰囲気の教会は恵まれていると思います。閉じてない教会です。

家庭になんでも押し付けるなら、家庭単位の教会活動を推進し本部主管を弱めたらいいと思うんですが。金だけとっていくのはどうなんですかね。

「愛は与えて忘れなさい」をこちらばかりに求められても困ります。だからそれにウンザリして、まだ比較すれば閉塞性が少ないサンクチュリア教会に流れてるとも思います。
 ネット社会の今、情報を遮断して囲んで守る発想が古すぎる。

>教団改革

教会に恵まれている?私はマッチング家庭で、しかも私は問題の多いご主人で、うちの奥さんは代表区域長で、しかも私はカイン的でありながらも教会から遠のいていないと来ている。いろんな教会長と出会ってきました。でも私はどんな教会長にも毒を吐いてきた。恵まれていない教会長にもめげることなく、意見を言ってきました。いや、逆に、恵まれていない教会長に出会うからこそ教会改革の必要性を感じるわけです。そう思いませんか?

<追記>いまの教会長の名誉のために言っておきますが、今の教会長は、良い人です。だからひどいことを言われることはありません。ですが、それはたまたま今の教会長がそうだということで、どんな教会長にも私は意見を変えずに言ってきましたし、何より、教団本部に意見を具申してきました。教会長の性格の良し悪しは、教団改革には関係ありません。

救国救世の基盤作り

米本さん、いつも記事をありがとうございます。少しは休息できたでしょうか?


最近「救国救世の基盤作り」という内容をインターネット中継で少し見ましたが、これから2020年に向けての計画が講演されてました。


これからもっともっと議員さんや平和大使に働きかけていくようですが、そうだとするなら米本さんが提示しているような組織の問題についても、そのような方たちから質問されると思います。ですから、きちんと答えれるようにしないといけません。食口内では「何か意味がある」といっておさめられても、一般社会では通じません。


幹部は米本さんが提示している組織の問題について真摯に取り組まないと、vision2020に向けての計画も机上の空論に過ぎません。

ありがとうございます。

米本様には 感謝しております。

理想郷という ニンジンを 目の前にぶらさげられて ひたすら走り続け 気がつけば 身体も心も ボロボロになり、 まわりを 見渡せば 不幸な家庭ばかり、、、これは おかしいと ようやく我に帰り始めた人が 行きつくのが このブログだと思います。
ここで いろいろな現状を知り、間違いに気つき 離れることに 確信をもった 一人ですが、 私の まわりにも そんな方が 数人います。

米本様は 大変でしょうが、このブログが 大きな力になっておられることを 知っていただきたく お礼を兼ねて コメントしました。
ありがとうございます。

止揚を望まぬ妄信宗教幹部

(家庭連合・総務局の公文より)
<当法人としては、米本氏のブログ「火の粉を払え!」に関して、当法人及び真のお父様(文鮮明総裁)、真のお母様(韓鶴子総裁)、また日本の教会幹部に対して、著しく礼儀を欠いた侮蔑的な表現が数多くみられ、なおかつ、当法人の活動、宗教儀式に対しても〝公正〟とは言い難い記事が多いと判断し、今後については、上記指摘した点について改善が無い限り、米本氏からの問い合わせや取材などに対して応じないことを決定しましたので、…>

>「閉じた世界」で、ダブルバインドは横行しています。統一さんの場合は「献金と神」あるいは「献金と組織」との関係で。
 私は幸いなことに、閉じた世界に生きているわけではないので、こうして徳野会長に質問書を送ることができます。


 米本さんは昨年12月に家庭連合には大きな痛手となる朴サムエル氏の証言を正確な和訳付きで全文公開されましたし、統一教会=家庭連合の内部ではタブーとされている「真の家庭」の内実に迫る記事をたくさん書かれているのですが、今年になってからも文教祖の女性関係をテーマとするなど教団の最深部にメスを入れた記事を書かれました。
 「真の家庭」に関しましては、一昨年の12月に「鶴は鮮が嫌い」http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-531.html
と書くなど、かなり鋭い分析をされており、その内容は統一教会の主張とは正反対であるため、第三者として観れば、その論の衝突はどのように展開されて行くのか非常に興味深いことでした。

 インターネットが普及している現在のような社会環境ではなく、限られたマスコミを通してしか社会の情報を得られなかった時代であるならば、教団内部では 米本さんの記事を反対派のねつ造として片付けられるのでしょうが、さすがにネットが当たり前の情報化時代では誤魔化しが効きません。
 米本さんが統一教会信者にとってはビックリ仰天の主張をしたとしても、それが確かな情報を基に行なったものであるなら、読者はその論を認めざるを得ないのです。
 したがって、米本さんが統一教会=家庭連合の主張と異なる内容を記事に書けば書くほど、読者はそれに対する教団側の弁明に関心をもつようになるのです。
 事実が全て明らかになれば意見の食い違う問題は解決されるのであり、物事の解釈が人によって180度変わることなどありませんから、事実がどうであったかが何よりも重要なのです。
 米本さんが論を展開する根拠となる事実関係に間違いがあれば、教団はそれを証拠に基づいて間違いであると指摘し、訂正を要求すればよいのです。
 そのように一つしかない事実を人々がお互いに検証して確定させ、意見を交換し、思考を発展させることによってアウフヘーベン(止揚)が可能になるのです。

 しかし、詐欺商売をやっているような団体であるなら最初からアウフヘーベンを望みませんから、自分に都合が悪い事実が明らかにされれば、手段をつくしてそれを否定する以外になくなります。
 特に、自分達が無条件に神格化している存在(真の父母)の矛盾性が証明されてしまうと商売にならなくなるので、なりふりかまわず批判者を否定、攻撃するようになるのです。
 引用文にある「米本氏からの問い合わせや取材などに対して応じないことを決定」とはそのような行動の一つなのです。

 統一教会=家庭連合は完全に「閉じた世界」であり、絶対的矛盾は至る所に見られます。 
 教義面から始まり、信者への対応、組織構造…、数え上げれば切りがありません。
 だいいち、宗教的真理と科学的真理が合致したのが統一原理であると主張していながら、サタンの血統云々、メシアの権威云々ですから 出だしからして絶対的矛盾に陥っているのです。
 統一教会を肯定しようとしたら宗教という範疇に収めない限り無理なのです。
 教団の中にある教義と科学的真理は絶対的矛盾にあるものが多くあるのです。
 献金集めは日本の教団では間違いなく最優先の活動ですが、それを必要とする根拠やお金の使い道は全く不透明であり、それでも信者達が犠牲を払って献金集めをするのは教団が「閉じた世界」であり、頭の天辺からからつま先まで妄信的宗教団体であるからなのです。
 そこでは情報操作、真実の隠蔽が巧妙になされるため、なんとか矛盾を覆い隠すことができたのですが、「閉じた世界」の宗教団体でなければそのようなことはできなかったのです。
 しかし、そこで行われている情報操作、情報隠蔽を打ち破ろうとする者が現れれば、教団にとっては脅威であり、必死になって反抗するはずなのです。
 その者の人格攻撃までするに違いないし、言論封殺を試みるに違いないのです。
 
 ですので、教団にとって脅威である米本さんが徳野会長に公開質問書を送ったからとて、納得のいく返答がくるとは思えないのです。

サタンを利用する統一教団

奥様が代表区域長でバリバリ貢献されてるから教会側が気を遣って言わないのか、実は言われてるけどご主人にその事を伝えると複雑になるから奥様が言ってないか、その辺の内情はわかりません。
 代表区域長なら全体の献金目標に取り組まないといけない立場だから、奥様は板挟みで御苦労が多いだろうという事は推察できますが。
 もし教会で両方役職のない末端夫婦で献金も伝道も貢献出来ないのに教会の批判を実名でブログで言ってたら抹殺されるのが統一教団だと思います。

 教会にとってプラスにならない者の意見は聞く耳をもたない。米本さんのように昔拉致監禁撲滅運動でお世話になっていようが、邪魔になる存在となればサタンと見なし相手にしない。サタンの名の下、楽な対応で統一教団はサタンにどれ程お世話になってるでしょうか。
 
これ以上横レスが続くと米本さんのご心配されるコメントが荒れる事になるから失礼します。
 原田さんの内部にいながら改革しようとするお気持ちは尊いと思ってます。
 

Re: サタンを利用する統一教団

ぼくが原田さんの
>教団改革
 について、書こうと思っていたことを投稿していただき、ありがとうございました。

 原田さん、自省を・内省を。

>うちの奥さんは代表区域長で

 だから、何なのでしょうか。
 奥方が代表区域長だから、「俺は何を言っても許される」ということなのか、それとも・・・。

 悪いけど、意味がわからないです。前からの疑問でした。

 そんなに、統一さんは甘かないですよ。
 奥方が献金に貢献しなければ、原田さんは教会にとって何の意味もない。
 とことん、現実をわかってもらいたいです。 

投稿、感謝感謝

パラソルさん
>少しは休息できたでしょうか?

 お気遣い、感謝感謝です。

misanさん
>このブログが 大きな力になっておられることを 知っていただきたく お礼を兼ねて コメントしました。

 かなり疲れていますし、まだ疲れは残っています。
 でも、勇気凛々であります。

 そんで、更新です。



>サタンを利用する統一教団

Reiさん、米本さん、ありがとうございます。

私がマッチング家庭で、妻が代表区域長で、私も最近は月2回くらいに頻度が落ちましたが、教会に通い、などなど書いたのは、そこまで教団の近くにいる人でも、気持ちを固めれば、私くらいのことまではできますよ、という気持ちで書きました。

こんなことを書けば、このコメントを読むであろう教団関係者に手の内を明かすようで、どうかとは思いますが、私はぎりぎりを見つめてコメント投稿なり、自分のブログ作成なりをしています。

私にとって、自分の祝福がどうなるか、が一番の肝ですね。いつも見つめるのはそこですね。ということは、除名とか、教団をやめるというのは、最悪のうちのトップから二番目。もちろん、除名とか、やめてしまえば、これまでも何度か書きましたが、教団と関係がなくなるので、教団改革の旗印は降ろすでしょう。

しかし、祝福が解消となると、娘が祝福2世でなくなったりするわけですから、私だけの問題ではなくなり、娘に迷惑をかけるということにもなるし、妻にも多大な迷惑をかけることになる。

では、これまでやってきたことで、祝福が解消になるのかならないのか?ならないだろうと思っています。カトリックを信じる人だって祝福を受けている。仏教の高僧だって祝福を受けている。なら、教団をやめるようなことになっても、祝福は解消されないでしょう、という見方をしています。

教団に所属できるかどうかということは教団の判断でしょうから、除名処分というのは、教団の判断によってはありうる。しかし、祝福は教団からいただいたものではなく、真の父母からいただいたもの。だから真の父母の許可がなければ、教団が自分の判断で勝手に行うことはできません。そういうギリギリの線をいつも見つめながら、腹を決めているということです。

未祝福の方は、これから祝福を受けたいという方は、私のような見方をしないほうがいいと思いますが、私はいつも、自分の祝福はどうなるだろうか、このことを見つめていますので、教団を除名になるとか、自分でやめるとかくらいなら、選択肢のうちの一つに入ります。ただ、やめる必要もないのにやめるということはしようと思わないので、教団に所属し続けていますが。腹をどの線で固めているかということです。

除名なら除名でいいんじゃないのかな?でも、その場合、もう少し面白いことも考えていて、もしその時私にお金があったら、こんなことで除名というのは、妥当な処分かどうか、司法に聞いてみようか?なんて、あくまでも想像の線ですが、これは想定内に入れています。

教団改革

原田さんのお考えの通り祝福が解消されるということはないはずです。
 ただ除名処分となると娘さんが二世祝福を受けにくくなるでしょう。
 統一教会は子供を人質にしてるようにも感じます。

 他の宗教団体の事も考えたのですが、どこだって自分の団体の悪口を信者がネットで流せば気分は良くないでしょう。ただまともな団体ならそこまでいたらないように、先ず内部で不満を聞き解決するように努力するはずです。

統一教団の場合、相談窓口を設けてはいるものの機能していない。最悪はそれを現場に報告するだけで下手すれば相談者が密告したようで悪者扱いになる。
 だから一応対策しているという外部向けのパフォーマンスにしか見えません。
 そして何よりも統一教会は問題が多すぎます。

だから除名処分が正当かを司法の場でハッキリさせる考えは興味深かったですね。内に囲もうと必死な彼らですが、日本にいる以上権力には逆らえない。
 だからコンプライアンスに対してもお上の通達で急に敏感になり始めた。
 自己防衛戦の為にも良識的な弁護士さんを探しておくのも一つの手ですね。
統一温室族の良心よりずっと信頼できます。
 原田さんの挑戦を応援しますが、自己防衛はしっかりして下さい。あいつらは切り捨てが大好きですから。
 裁判費用が必要になった場合、また原田さんのブログでカンパを呼びかけて頂いたら少しでも応援したい気はあります。

>>サタンを利用する統一教団

 原田さんのご家庭でどのような話し合いをされているのか良くわかりませんが、事情を文字通りに取るなら、奥様と年若い娘さんの苦悩と立場は尋常でないように思えてなりません。
 原田さんのブログをサッと閲覧する人がいれば、殆どの人は反対派と勘違いすると思います。反対派なら反対の立場で当然良いと思います。ただ、「家庭連合の教会員」を称し、「教団改革」を掲げているのであれば、投稿内容との乖離に少なからず違和感を感じざるをえません。
 現役教会信徒なら「家庭盟誓」を唱和し、これを旨に信仰生活を送られているでしょうし、特に奥さんが代表区域長(?)で、「教会の摂理」を進めるため班員のパラダイムになるため日夜奮闘されているのなら、相対圏からの反響は無視できないでしょう。教会に従属する限り摂理を阻む者を放置することはまずないように思います。
 そうなると、教会側は原田さんの行為に必然的に干渉してくるようになれば、除名措置如何に関わらず今後の信仰生活が極めて困難になるのでは?
 同時に、お子さんが若ければ、ブログをご覧になったら少なからず傷つき、悪影響を受けられるのではないかと要らぬ心配までしてしまいます。

追伸:なお上記は「御旨と世界」の「私たち自身を知ろう」というみ言を読み返した上でのコメントです。
  • [2016/02/04 22:23]
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  • コスモスの花のように
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原田さん頑張りましょう!

私なんぞ、教会の現状には多くの疑問を持ちながらも、小声でヒソヒソ愚痴るくらいしか能がなく情けない限りです。

また、原田さんの娘さんや奥さんを思うお気持ち、私も同じような立場でとても理解できます。

食口が教団批判をすれば、その食口をサタン視するのが今の教団の現状。
それでも、批判の声を上げようという原田さんを率直に尊敬しています。

とにかく、立場や声の上げ方はそれぞれでも、教団改革を願う食口がもっともっと増えて欲しい。原田さんのようにはなかなかできませんが、私も頑張ります。
  • [2016/02/04 23:03]
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  • 勝手に食口代表
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有難うございます

Reiさん
コスモスの花のようにさん
勝手に食口代表さん
有難うございます。私のことで米本さんのブログのコメント欄の場所をとるのも米本さんにご迷惑をおかけすることになるのでこれ以降の議論は私のブログで引き取らせていただきます。私自身の立ち位置や信仰感を明日か、明後日に記事にまとめますので、関心のある方はお立ち寄りください。一言だけ簡単に言わせていただくと、気持ち的には賛成派でも反対派でもない「改革派」もう少し厳密に言うと「超越派」という気持ちでいます。これももう少し詳しいことを書かないとわかりにくいと思いますので、ブログの記事としてまとめます。よろしければ読んでみてください。

>有難うございます

時々拝見させていただきます。

なお、昨日、貴兄のコメント欄に初入力中に障害が起こり、中途半端な状態で処理されたみたいです。
悪しからずご了承ください。
  • [2016/02/06 13:18]
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  • コスモスの花のように
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