本邦初公開-王妃様ヨーロッパ訪問の国別献金目標と実績 

鶴の絶対化路線(4)

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 王妃様は、捜査当局から制止されることなく、韓国から無事出国、ヨーロッパに向かわれた。
 時差の関係は定かではないが、リトル・エンジェルス公演(5月9日)、メイン行事とクレーンズクラブでの懇親会(10日)を終え、今頃は「勝利祝賀会」での催し物を楽しんでいらっしゃるのではなかろうか。
 オーストリアのあとはスイスに向かわれ、王妃様お気に入りのインターラーケンでしばらく保養される。そして、海を渡って、5月30日のピースパレス殿堂式に臨まれる。

<注>クレーンズ・クラブとは、鶴子氏が創設した二世の専門家集団(弁護士 医師 会計士 ビジネス界・教育界等の専門職に就いている二世たち)の会。

 さて、王妃様がお見えになるというので、ヨーロッパの統一教会はこの1、2カ月、イベント動員&献金集めでフル稼働していた。
 いったいどれほどのシックがイベントに参加し、どれだけの献金が集まったのか。
 このことに関する、統一教会ヨーロッパ本部が4月29日付けでヨーロッパ各国の指導者あてに送った公文と資料が送られてきたので、公開する。日本のUCIA長官の江口敬一氏は、ヨーロッパ公職者のパソコンも監視下に置くべきですな。ワラワラ

(公文引用始め)

 メイン行事まで11日が残されており、期待していた献金の42%(15万5885ユーロ)を現在までに集めました。真のお母様のご訪問と善進様のフランクフルトとロンドン巡回の推定費用は26万ユーロです。ごらんの通り、私たちにはまだ長い道のりが残っています。
 まだ献金していない人に接近して、彼らが献金を各国の協会本部、またはヨーロッパ本部にできるだけ早く入金することにより、計画された行事の成功を保証してくれるよう要請することを皆さんにお願いします。
 ヨーロッパ本部の銀行口座に関する情報は次の通りです。
ユーロ建て
銀行:ロイアル・バンク・オブ・スコットランド 住所:78Notting Hill Gate W11 3HS London, UK
口座名義:FFWPU-UK 住所:43 Lancaster Gate, W2 3NA London, UK
IBAN: GB04RBOS16107010077892
BIC: RBOXGB2L

 皆さんの間断なき援助と協力に感謝します。

(引用終わり) 

 本来であれば、資料の数字は書き写すべきだろうが、かえって見にくくなるため、写真を貼り付けることにした。とくと、ご覧あれ。 

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<表の見方>

(1)縦は国名。アルバニアから英国まで37カ国。私が知らなかった国は、「アンドラ」「マルタ」。リンクを貼っておきました。

(2)英国の下の「チョンソンフェ」は、韓国語の「精誠会」をローマ字で表記したものと思われるが、どういう会なのか、よくわからない。
非開示コメントで、「チョンソンフェ」についての投稿がありました。「チョンソンフェはヨーロッパに住む日本人会のことです。 毎月少しずつ貯めている献金をこういう大きな大会のために使います」。投稿された方に感謝いたします。(11日夕方に加筆)

「ESGD」は「ヨーロッパ二世局」の略。
「STF」は「スペシャル・タスクフォース」の略。ヨーロッパ各国を回りながら物売りなどをして、教会の活動資金を作る移動部隊のことだ。

(3)横は、「メイン行事」「リトル・エンジェルス公演」「クレーンズ・クラブ」「勝利祝賀会」。ここまでがイベント関連。右側が献金関連で、項目が空白となっているところは「1家庭当たりの献金目標額」。その右が「家庭数」、次いで「目標額」「集金額」「%」となっている。「%」は目標に対する達成率である。


<註解と感想>


(1)まず、全体を眺める。
 各イベントの参加予定者の総数は、
「メイン行事」が2308人
「リトル・エンジェルス公演」が1083人
「クレーンズ・クラブ」が194人
「勝利祝賀会」が468人
-となっている。
 献金をお願いする家庭数は1443家庭である。
 献金目標額は36万9630ユーロ。日本円にして4967万8272円(134円換算)。
 献金実績額は15万5885ユーロ。日本円にして2095万円
 達成率は42・17%だった。

(2)献金目標を達成したのは4カ国。アルバニア、ベルギー、ボスニア・ヘルツ、ルーマニアである。
 例えば、アルバニアは1家庭の目標が50ユーロ(約6700円)。36家庭で1800ユーロ(24万1200円)。献金実績は3000ユーロ(40万2000円)。達成率は166%強。
 あとの3カ国は表の写真を見てもらいたい。

 献金を募る家庭数が3桁の国は、オーストリア(121家庭)、ドイツ(255家庭)、イタリア(133家庭)、英国(222家庭)。4国とも1家庭あたりの献金目標額は300ユーロ(約4万200円)で、いわば“大口客”なのだが、ドイツ、イタリア、英国からの献金が少なく、ヨーロッパ全体の足を引っ張っている。目標達率はそれぞれ37%、23%、20%と平均を大きく下回る。

 世界統一教会のかつての雄だった英国の低迷ぶり、2世の参加者がきわめて少ないなど、様々な感想が浮かぶが、ここでは2点だけ書いておくことにする。
 まず、献金の達成率が低いことに関してである。
 ヨーロッパのシックは日本のように献金疲れの果て、財布の中身が空っぽになっているというわけではない。また1家庭の目標額も、日本の侍墓献金路程(~5/30)の目標額140万円に比べれば、2百分の1~数十分の1程度である。それなのに、全体の達成率は42%。要するに、ヨーロッパでの統一運動50周年記念だからといって、献金の必要性を感じていない-ということなのだ。真っ当な感覚といっていい。
 重要なのは、単なる50周年記念ではなく、王妃様を迎えての記念式典という点にある。しかも-ヨーロッパではどの程度浸透しているのかは不明だが-、王妃様が「独生女宣言」をし、韓鶴子絶対化路線が始まっているときでもある。
 要するに、王妃様がやってくることの「ありがたみ」を感じていない-ということなのだ。

【重要コメント】「この道どの道」の記事 「5/10 ウィーンで真のお母様と亨進様の再会なるか!?」 に投稿された「異邦人」さんのコメントが興味深い。各自、クリックして読んでみてください。

 もう1つは、献金の絶対額に関することである。
 ヨーロッパ全体の献金目標額は約5000万円。日本の統一教会なら、一人の篤志家が払ったとしてもおかしくない金額である。
 つまり、こと献金に関して、世界・統一教会は日本のシックの財布に依存するしかないということなのだ。
 その日本でも3月の達成率は20%というから、厳しい状況に追い込まれている。

(蛇足)日本教団の「公式サイトの記事」によれば、「ネパール大地震被害に対し、韓鶴子総裁が100万ドル支援」したという。100万ドルは円換算で1億2000万円である。そのお金はどこから捻出されたのやら・・・。
 王妃様のヨーロッパ訪問、王女様のフランクフルトとロンドン巡回費用は26万ユーロ(3484万円)。その費用の捻出に統一教会ヨーロッパ本部が苦心しているというのに、王妃様は気前よくポイと100万ドルだ。 この感覚を理解できる人はいないだろうなぁ。

王妃様のスケジュール

 王妃様のアメリカ到着予定は5月22日です。23日にイーストガーデンでの訓読会に参加した後にラスベガスに向かわれるようです。
 糖尿病の合併症のため視野が狭くなってきているため、スイスの美しい景色をのんびりと堪能されたいのでしょう。世俗を忘れ、いい保養であればいいですねえ。心からそう思います。


-亨進のラジカル説教を掲載する予定でしたが、急遽変更しました。次回どの記事をアップするか検討中です-


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コメント

反対勢力のないヨーロッパで静養ですか。そうですか。
南米などは絶対に行かないでしょうね。アメリカも。

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石原都知事と韓鶴子総裁

 鶴ママたちのヨーロッパ行脚の旅が3500万円とは、恐れ入りました。

 確か、石原慎太郎さんが都知事時代に、超豪華海外出張を繰り返し行なったことが都議会で問題になりましたよね。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-12-23/2006122303_01_0.html

 15回で2億4000万円!

 1回あたり1600万円です。
 
 鶴ママは献金を使って3500万円。石原都知事は議会で詰問されるほどの、税金を使っての1600万円。

 統一教会の方々は「何かが狂っている」としか言いようがありませんわ。

インターラーケンに来るんですか・・・スイスのきれいな空気が・・・。
いやいやウィーンに行った知人に、会合の感想を聞いてみます。
古いヨーロッパメンバーは、知人に会いたいので出かけた人も多く、霊的な復興など、最初からか望んでない人が多い。
みな老齢なので、これが最後の一大イベントになることでしょう。
若者?2世の数は、全ヨーロッパのアニメファンの100万分の1でしょう(笑)。
集金の足らないのは、だれが責任取るのかな・・・
結局は、足を洗えない日本人の奥さんたちが被ることになるのでしょう。

今、リトルエンジェルスでドイツのネットを探しましたが、広告も、ないし、入場無料で3か所公演になってる。

インターラーケンの宿泊費、最低でも2万円では足りません。文夫人とお付きで、物価高のスイスで豪遊か・・・
1日で100万なんてすぐに消えます。
そのお金、韓国で、身を売らないと生きていけない女性たちの教育費、彼女たちが捨てて、いまだに世界に輸出されてる韓国人養子の救済、に、ぜひ使ってほしいものです。
あ、もう米国人になったので韓国の現状には関心がないのかな・・

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情報もお金もだだ漏れ

情報 だだ漏れですね(ー ー;)
やっぱり教団は末期症状なのでしょうか?

リトルエンジェルスの日本での公演では、一方的に公演を押し付けて、チケットの販売は現地の教会任せ、売れの残ったチケットの赤字分まで持たせられる始末。
統一教会の看板と思えば良いのかもしれませんが、なんだかなあです。

1443家庭は、ヨーロッパの実質的な信者数とイコールなのでしょうね。5000万円かけて、何家庭増えるのでしょうか?
コスパわるすぎでね〜の。

  • [2015/05/11 22:32]
  • URL |
  • 勝手に食口代表
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

勝手に食口代表さん、

ヨーロッパの教会はは情報を隠す必要がない。宗教法人ではないので、物売りをしても、その売り上げから国に税金を納めます。全部オープン。
今回の集金も課税対象になれば、払わないといけません。
今回のヨーロッパツアーは、文夫人が、自分の名のもと、どのくらい人が来るか試したかったんじゃないかと思います。もちろん集金力も知りたかったんでしょう。
米本さんが推察するように、ヨーロッパの家庭は、豊かではないけど、疲弊はしてません。金満国スイスなどは、個人資産平均4000万ですから、ここで一人の篤志家がいればすべて賄える。

でもそんなことをする人は一人もいません。メンバーといえど、教会にそのような価値を置いてないというのが実態でしょう。

そして、1443という数も、ある程度信用できる数ですが、その中身の老齢化、2世の少なさ、若い祝福家庭の少なさで、10年後は半分以下になってることは予想できます。

20年ほど前はイギリスドイツで、各900カップルの祝福家庭があったと聞いてますから、試算はしやすいですね。

夫人が滞在するインターラーケンは、ルクセンブルグに近いので、口座はそっちにあるのかもしれませんね。

スイスは薬抜きのため、孝進が来てた時も、先回の夫人の滞在も、一切、シックにかかわらせず、うまく秘密が守れて、自由にできるのがお気に入りなんですね。

日本食口の価値があがりましたナ

借金してまで献金してきた日本食口をもっと大事にお客さんのように接していたなら、こんな結末に終わることはなかったでしょう、UC終焉がいつごろになるかの、バロメーター路程でしょう、自分にはその判断能力はありませんが、専門化のかたであれば結論が出たように思います、わかる方、おしえてください、妻子ともに脱出するタイミングをはかっているしだいです、よろしくお願いします。

Re: 日本食口の価値があがりましたナ

>借金してまで献金してきた日本食口をもっと大事にお客さんのように接していたなら、こんな結末に終わることはなかったでしょう

 ホントホント。

 借金してまで献金してきたのに、次の苦難路程に加わることができなかったら、そく分別ですからねぇ。
 サラ金以上の分別路程ですね。

>妻子ともに脱出するタイミングをはかっているしだいです

 脱出!そんなオーバーな(泣)

 わが教団では、半年間、礼拝に参加しないシックは退会したものと見なしています。
 逆に言えば、どんなに批判的なシックだろうが、半年間に一回、礼拝に参加すれば、同胞ととしてカウントします。個人名は関係なく、量としてですが。

 最近、「亨進説教」を読んで退会の意を強くしている人が少なくないようです。
「夫婦揃って退会することにした。ついては献金等返還請求したいのだが」といった相談が飛び込んできています。

ウィーンに参加した姉妹の感想。
久しぶりに会いたかった古い姉妹たちに会えたのはうれしかった。エンジェルスの公演もよかった。でも会場にいるのは、内部の人間だけ。
意味がよくわからなかったけど、アルバニアとフランスに1万ドルづるあげると鶴子さんが言っていた。どこからそんなお金が出るの?

彼女の話は相変わらず感動はなく、善進さんの話は、弟の話と、鶴子さんがいかに素晴らしいかの話。

どうも、善進さん病気のようで、彼女はがんなのか?子供もいないし、弱そうで、責任者などは長くは続けられないだろうと感じた。

とのことでした。

無謀なダイエットには気をつけましょう

>どうも、善進さん病気のようで、…

幼少時は健康優良児に見られるほど、肉付きがよかったのですが、年頃になってかなり無理なダイエットをしたそうです。
内部に誰彼となく大きめの人を見ると、ダイエットを指南する人がいますが、素人考えでしょう。

大変失礼ですが、顔もいじっています。
韓国では、プチ整形は趣味みたいなものですから、世俗の文化に馴染んでいるということでしょうか。

Re: 無謀なダイエットには気をつけましょう

善進さんがダイエットされた、プチ整形されたかは知りませんが、彼女は若い頃に重い病気を患っており、それを今でも引きずっています。子どもが授からなかったのも、その病気のせいです。
 いずれ記事にするときがあるかもしれませんが、ブログのテーマから逸れるので、今は書きません

 一つだけ言っておきたいのは、韓鶴子氏は娘の体調が万全でないことを知りながら、娘の世界会長就任要請(おそらく金マンホ)を受け入れた-ということです。ひどい母親がいたもんです。

ヨーロッパでの統一教会信仰の限界

 米本さんが伝えてくださった全ヨーロッパ統一教会のイベント動員&献金集め活動の実態は、世界的に拡大できない統一教会が限界に至っていることを如実に物語っています。
 記事の中で紹介されていた「この道どの道」ブログの「異邦人」さんのコメントからもヨーロッパの統一教会の無残な現状が伝わってきますが、統一教会のますます矛盾が露呈する教義内容や組織の混乱を考えれば当然のことと思われます。

 米本さんは今回も記事の中に韓総裁の写真をアップされていますが、その韓総裁の口から「独生女」言説や、70億人類を救済するというような、それを真に受けて聞いている人の顔を見たくなるような子供騙しのスピーチが語られたことを思うと、その王様衣装姿が却ってこっけいに見えてしまいます。
 そのお笑い仮想パーティの為に作ったとしか思えないような王様衣装のデザインの異様さといい、持っている杖の不自然さといい、センスの悪さに我が目を疑います。
 改めて朝鮮民族には美的センスが欠けていると実感します。
 このような衣装をデザインするデザイナーもデザイナーなら、それを恥ずかしげもなく大衆の目の前で身に付ける宗教人も宗教人だと思います。

 その韓総裁のスピーチには朝鮮シャーマニズムの影響が色濃く表れているのですが、朝鮮半島から生まれた統一教会がキリスト教の長い歴史をもったヨーロッパの国々で果たしてどこまで通用するのかは 世界救済を目指す統一教会の真価が問われる象徴的な判断材料と考えて間違いありません。
 ヨーロッパの国々は主にキリスト教文化の成熟した社会であり、中世にはカトリック教会の世俗勢力化による様々な弊害を経験し、葛藤の末それを克服してきている為、その歴史を通してキリスト教文化も発展し多様化したものとなっています。
 つまり、その博愛主義や人権思想などもそのキリスト教精神から生み出された文化として発達したものであり、一言でキリスト教文化と言い表したとしても その内容はかなり多様化し、発展してきているのです。
 従って、イエス様を神格化して聖書に束縛されているのがキリスト教徒の信仰の全てと考えたら大きな間違いということになります。
 日本などはキリスト教社会ではないため、どうしても日本人はキリスト教信仰に対する理解が一面的になり易いのですが、ヨーロッパの人々はそうではないのです。

 米本さんは以前、‘秀のブログ’の「キリスト教保守と韓国社会」がタイトルの記事を紹介してくださいましたが、そこにはヨーロッパとは違った韓国キリスト教会の一面が書かれていて興味深いものがありました。
(‘秀のブログ’より引用)
>…プロテスタント教団の資金の潤沢さだろう。それらの活動を資金面で支えているのが「十一租(シビルチョ)」と呼ばれる募金システムだ。日本語では十分の一税、什一税と呼ばれるが、収入の10分の1を教会に寄付するものだ。

 ヨーロッパでは中世以前には似たような教会の集金システムが存在したようですが、宗教改革が起こってからは大きく変化することになったのです。
 プロテスタント教会では教会によってまちまちのようですが、ヨーロッパでは自由献金のところが多いようです。
 ウィキペディアによれば、「ドイツでは、カトリック教会、福音主義 、復古カトリック教会信徒、ユダヤ教徒であると登録したドイツ市民は、所得税の8%から9%にあたる教会税を課されている」とのことですが、所得税に対する8%~9%なので中世とは異なります。
 またYahoo!知恵袋に書かれた‘回答’では「ドイツでは教会による社会福祉関係の事業が盛んです。学校、病院、ホスピス、介護施設などがあり、公共性の高いものと看做されています。日本と違って、年老いて自立した生活が送れなくなると、家族が生活を犠牲にしてまで面倒を見るという意識は薄く、介護施設に入るのが普通ですので、需要は高いです。行政だけでは賄えないので、教会のこうした事業への支援が行われていますが、税として集めたお金を教会へ配分するのもその一環とされています。」とありますので、そもそも献金の性質が統一教会などとは異なるのです。
 そしてYahoo!知恵袋の別のところには「韓国のプロテスタントは熱心な人が多いですし単立や長老会が多いことからも韓国ではきちんと1割寄付をする人が多いようです。」と書かれていましたので、韓国のプロテスタント教会には中世のカトリック教会にかなり近い献金システムがあるように思われます。

 ‘教会’と‘献金’の問題に関しては、歴史上その弊害も経験してきたヨーロッパ社会では考え方が成熟しており、たとえ統一教会信者であったとしても日本で行なわれているような高額エンドレス献金を教会が強要するのは不可能と思われます。
 上記のドイツの例のように、一般社会で教会税として集められている‘献金’は社会福祉と密接に結び付いており、まさしく「為に生きる」献金となっております。
 そこでは、教会はその献金を人々に対する奉仕活動として還元しているのです。
 そのようなキリスト教社会で‘教祖一族の為’にと献金を求められても、信者達が盲目的にその献金要求に応じるとは考えられません。

 特に日本統一教会においては、たとえ意味不明でも、何かにこじつけて高額献金を強要しますが、それは歴史的に‘教会’と‘献金’の間違ったシステムによる弊害を経験したことのない日本人に対してであるので可能だったとも考えられます。
 統一教会はキリスト教的な世界救済思想と献金を結びつけて高額献金を要求したりしますが、日本人信者はそこに的外れの幻想を抱いてしまっていたのです。
 もし、宗教組織と集金活動には根本的に矛盾する要素があることを信者達が理解できていたならば、高額エンドレス献金がこれまでのように日本において続けられることはなかったと思います。

 統一原理に忠実に考えれば、‘堕落世界’とされる現実社会において最大の問題となるのは政治、経済の問題ではなく、‘心情的な愛の問題’であるということになり、それを今までの宗教は解決できなかったと見なしているのです。
 そして愛の問題の中でも特に問題である‘イン乱の弊害’はキリスト教によっても解決されず、それを解決できるのは統一教会のみであると主張しているのです。
 それは、逆に考えれば、現在の政治や経済の問題を解決することなどは統一教会の使命ではなく、現実社会の経済的なシステムなどは‘堕落していない’というように理解できるのです。
 ‘堕落している’のは性的な倫理に関する問題においてであり、それが解決されれば、他は宗教と関係のない人間の努力によって解決可能であり、原理講論には「このような社会的な悲劇は、人間の努力如何によって、或いは終わらせることができるかも知れない。」(総序より)と書かれているのです。
 即ち、お金で解決できるような問題は統一教会でなくとも解決できると述べているのです。

 そのように統一原理に忠実に考えれば、統一教会の使命とは性的な倫理の‘堕落’問題を解決し、人間社会から‘イン乱の弊害’を一掃することなのです。
 統一教会が統一原理の理念に基いてなすべきことは事業活動でも政治活動でもなく、何よりも第一に‘新しい真理’による啓蒙活動であり、それによって‘イン乱の弊害’を人間社会から一掃せねばならないのです。
 それが果たせなかったならば統一教会の存在意義はないのであり、もしその問題が解決不能であることが明白になったなら、なぜそれを解決できなかったかという原因から追究し直さねばならないのです。
 既に再臨のメシアとされる文先生は他界され、その文先生によって祝福され「血統転換」されたことになっている祝福家庭もかなりの数に上っています。
 しかし、その祝福活動によって社会の‘イン乱の弊害’が一掃されたかと問えば、そのような影響など微塵もなく、むしろ驚くべきことに、当の統一教会内においても性倫理の問題は世の中と同じように起こっているのです。

 キリスト教文化圏にあるヨーロッパの統一教会の信者達も原理講論の総序は充分納得できる内容だったと思われます。
 その理解の上で、現在のような統一教会の活動やその結果を思い知らされて献金を要求されても、そのような献金要求に信者が応えるとは到底考えられないのです。
 その統一教会の教義の矛盾した問題と組織的な混乱を考えれば、むしろ、ヨーロッパの国々に信者が存在するだけでも不思議なくらいですが、それは間違いなく、統一原理の創造原理などの基本的部分にある‘真理’の力によるものと思われます。
 その画期的な第一原因としての神に対する考え方が論理的に説かれている部分があるので、信者として残っている人が存在しているのではないかと思います。

 しかし、‘御言葉’にある血統転換思想によっては、間違いなく、これ以上の発展は不可能でしょう。
 統一教会に伝道するのは、丁度まったく効き目のない薬品を販売するようなもので、むしろ悪い副作用のみ次から次と出てくるような欠陥薬品であることが証明されてきている訳で、それを販売することは詐欺行為と思われても仕方がないのです。
 伝道が詐欺行為と思われたくなかったら、選択すべき道は2つしかないのです。

 一つは、亨進氏が明言したように、統一教会は‘血分け’の為の性行為を認める朝鮮シャーマニズム系統の宗教であることを公表し、その上で人々の判断を仰ぐことです。
 決して、六マリア事件などでたらめの噂だったなどと嘘をついてはならないのです。
 そしてもう一つは原理講論にもある多くの論理的間違いを改めて、純粋に創造原理にあるような普遍的真理に対する研究を進め、それを徹底して一貫させ、新しい科学と矛盾しない宗教思想として体系を確立し、新しい教義のもと最初から出直すことです。
 そのように考えれば、本来の目的である人類一家族世界の実現も可能性が生まれてくるのです。
 しかし、後の方は統一教会にいる韓国人ではかなり難しそうなので、やはり、もっと精神文化のレベルの高い他の国々の人達によってなされる必要があると思います。

神々の黄昏さんのヨーロッパに関するご指摘はあくまで私の体験上は適格であると思います。
教会が、韓国色の強い非普遍的な様相を見せている限り、教会の言う、地上天国の実現はないでしょう。
宗教は、ヨーロッパではでは、以前と違った様相を見せており、社会で明確に提言し実行する生活スタイルとして成り立っている、これがこっちの生活で感じることです。
明確な提言のない統一教会がひりこむ余地がない。

つまりヨーロッパでは、統一運動にいまだに参加してる人は、
1、歴史観にがんじがらめのままの日本人
2、社会と隔離した精神世界をもった、つまりアソシアルとまでいかなくても、適合できない面を持った人々。

ということになります。

自己犠牲の愛

お母様の子供達への接し方が一般の方々に理解できないのは当然だと思いますが、統一教会で説かれる「自己犠牲の愛」というのが関係してきます。

実話を小説化した「塩狩峠」の中にも自己犠牲の愛は出てきますが
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E7%8B%A9%E5%B3%A0_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
誰でも自己犠牲は望まないでしょう。しかし周囲の救いの為に自己犠牲が必要な時もあり、神様も人類の為に自己犠牲の愛を持って歩んでこられたという世界があります。

米本さんがされておられる事も自己犠牲の世界があるでしょう。
それによって私達は恩恵を受けてます。

でも正直御父母様達が実の子供達を犠牲にしてまで人類を救いたいという世界は尊いのでしょうが、それがどこまで必要だったのかという内容もあり私もまだ整理できてません。

ただ感じるのは自己犠牲が恨みになるのならすべきでないという事です。
自己犠牲は神様に通じる故本来なら魂が引き上がり宗教的な喜びが起こるはずですが、今の統一教会にそれがないのは無駄な自己犠牲だからかなという気はしています。

あと高澤牧師の自殺は自業自得とはいえ悲しい事です。
せめてあの世で反省し間違った拉致監禁関係者が改心するよう霊界から協助して罪滅ぼししてくれるようお祈りします。

Re:自己犠牲の愛

 現在、最新のではない記事に対する桜子さんのコメントなので、レスコメントを書くのは躊躇したのですが、統一教会が引き起こす様々な社会問題や信者の陥りやすい間違った統一原理解釈と関連深く、けっこう重要な問題なので、あえてレスコメントを書かせていただきます。
 桜子さんは「自己犠牲の愛」を正確に理解しておりませんし、コメントに書かれた内容も統一教会内の、あまりよく考えることをせず、ほとんど原理も理解していない信者に対してしか通用しない説明となっています。

 小説「塩狩峠」は桜子さんの理解どおり、自己犠牲の精神をテーマとしており、イエス・キリストの十字架での死と重ね合わせた信仰の境地を表現しております。
 しかし、「お母様の子供達への接し方」は その「塩狩峠」の主人公である長野政雄とはまったく重なりませんし「自己犠牲の愛」とは言えません。
 長野政雄がなした行為は自分の一つしかない命を放棄して、代わりに大勢の乗客の命を救ったというもので、他者を救う為に彼がなしたのは 自己の完全否定行為なのです。
 しかし、自己の所有物の中の一つを たとえ他者の為に犠牲にしたとしても、それが後で代替可能なものであれば、普通はそれを「自己犠牲の愛」とは言わないのです。
 それは「自己犠牲」ではなく、「授受作用」(相互作用)現象の一つの行為でしかないのです。

 米本さんがコメントで「ひどい母親がいたもんです。」と書かれたのは「娘の体調が万全でないことを知りながら、娘の世界会長就任要請を受け入れた(政治的目的の為)」ということに対してですから、実際犠牲的な行いをしたのは体調の万全でない善進氏のほうで、それは確かに辛い目に合ったと言えばそのとおりなのですが、「自己犠牲」と言えるほどの行為ではありません。
 ましてや、韓鶴子氏は自分が失うものは何ひとつないし、たとえ善進氏に会長就任を要請するのが気持ちとして辛いものがあったとしても、そのような一時的な感情の良し悪しを「自己犠牲」と結びつけることまでしてしまうと、その言葉自体が何にでも当てはめられる軽々しい言葉になってしまうのです。
 「犠牲」と言うからには最低、労力、財物、人命などを顧みない行為が必要ですし、「自己犠牲」と言うならば、自分に益となるような見返りがあってはならないのです。
 辛い思いをしたからとて、それによって自分の地位、財産に益があるようなら、それは「自己犠牲」などとは言えないのです。

 韓鶴子氏が善進氏を世界会長に就任させたのは、それまでの世界会長だった亨進氏が韓鶴子氏を初めとする主要な幹部達を批判していて、その地位を奪おうとする攻撃から自分達を守る為であり、その韓氏の行為を「自己犠牲の愛」と語るのは「自己犠牲の愛」を宗教的な深い意味で考えた場合、神聖な言葉を冒瀆していると非難されても仕方がありません。
 亨進氏の言葉を借りれば、神聖冒涜とさえ言えるかもしれません。

 「自己犠牲の精神」は別に統一教会が独自的に主張している道徳観念ではなく、「塩狩峠」でわかるようにキリスト教信仰においても中心的な問題なのです。
 そしてキリスト教信者は、それを日常の感情的な事柄にまで当てはめるようないい加減な言葉としては用いておりません。
 ところが、キリスト教についてあまり理解していない多くの統一教会員は、それを自分達が一番理解していると勘違いしているのです。
 なお且つ、それを感情的な世界にまで適用し、自分勝手に拡大解釈しているのです。
 おまけに、そこでは感情と心情を区別なく捉えて言葉にし、一時的な感情さえ、それが‘心情’などと如何にも神係ったもののように脚色して言い表し、都合の良いように統一原理にこじつけてしまうのです。

 しかし、そのような宗教的言葉に対するいい加減さは、何も桜子さんに限ったことではないのです。
 多分、かなり多くの割合の日本統一教会員が桜子さんと同じような考え方でいると思います。
 そのような傾向はさらに原因追究すると、文先生の‘御言葉’にある言葉の定義の曖昧さに大きな原因があり、また原理講論にさえそのような曖昧さが発見できるのです。
 ですので、別に桜子さんだけが問題ではないのです。
 そのような宗教用語の定義の曖昧さは統一教会の最大の欠点の一つであり、統一教会が生まれた朝鮮半島の文化と密接な関係をもっています。
 それを追究し始めると長くなるので、これ以上は書きませんが、桜子さんには、その辺りの曖昧な宗教用語の使用を是非、改善していただきたいと思います。
 桜子さんは性格が悪い人ではないし、純粋な信仰をもっておられるので、‘真理’を正しく理解できるようになれば、必ず‘世の光’‘地の塩’になれると思います。

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