企画本部長・李基萬に期待することにした。 

拉致監禁リアル情報(46)

 勝手にしやがれ!で、次の記事(亨進説教)に進もうとしたが、どうにも心にひっかかるものがある。
 それは石橋正人さんの今の心理状況だ。むろんわからない。わからないから体験者の話に耳を傾けるしかない。12年間監禁された後藤徹さんの話である。
【出典】「後藤インタビュー(上)-10年間毎日聞いた♪夕焼け小焼け♪」

(引用はじめ)

--以前、監禁の12年間より監禁から解放されてからの今日までの5年間のほうが長かった、と話されていたことがとても印象的でした。
後藤 いやぁ、12年間も長かったですよ。長さの質が違いますね。

--どういう風に?
後藤 10年間以上、目に入るのは同じ壁と同じ天井、部屋にいる人も同じ。毎日夕方になると、どこからともなく「夕焼け小焼け」が流れてくるのです。
 それを物憂げな気分で聞きながら、何もできない辛さ・・・怒りと絶望感、徒労感に襲われるのです。毎日、毎日。いま振り返ってみても、有意義に過ごした感覚がまるでないのです。

--刑務所の囚人と同じ?
後藤 (語気を強めて)刑務所の人たちには刑期があるじゃないですか!刑期が終われば外に出られるという希望がある。しかし、私の場合、刑期がない。いつ終わるとも分からない。私はこのまま6畳一間の畳の上で死ぬのかと思っていました。
 社会から隔絶されている自分。その悔しさ、不安・・・。
 外の社会はどんどん変化し進歩している。そこから自分だけが取り残されていく。絶望的な思いで一杯でした。

後藤 ただ私の場合、信仰を持っていたので何とか精神が破綻せずに済みました。
 あの状況で信仰がなければ、発狂するか、自殺するか、あるいは家族に暴力をふるっていたでしょうね。
「今生では結婚もできない、家庭も持てない。たとえ寂しい人生で死んでも、神だけはこの苦しみを知っていて下さっている。」そう思っていました。

(引用終わり)

 石橋さんの今と、後藤さんの当時とは同じではないかもしれない。
 しかし、これまでの監禁体験者の取材とを重ねると、石橋さんの今は「発狂するか、自殺するか、あるいは家族に暴力をふる」いたくなる寸前の状態にあるといってもいいと思う。

 前回の記事では、拉致監禁対策メンバーへの罵詈雑言、最後には「勝手にしやがれ」で終わったのだが、そう書いても、小生のお腹は凹んでも、石橋さんが解放されるわけではない。

李基萬・企画本部長

 つらつらサイトを見ていたら、室生忠さんの次の記事に出会った。
 「拉致監禁対策日本委員会実行委員長に李基萬・企画本部長が就任」 。2013年3月28日の記事である。
(引用はじめ)
 統一教会は世界本部体制の一新によって、これまで邁進してきた宗教迫害との戦いから事実上撤退するのではないか。少なくても、政策の優先順位を有名無実にダウンさせるのではないか…。
(と心配していたのだが)
 このほどようやく、拉致監禁対策日本委員会のメンバーが揃ったらしい。委員長・徳野英治日本統一教会会長、実行委員長・李基萬企画本部長、事務局長・鴨野守広報局局長である。現在の段階で考え得る最強の布陣といえるだろう。筆者の、統一教会の宗教迫害との戦いが頓挫するのではないかという懸念は、大きな部分で軽減された。
(引用終わり)
 
 徳野氏には微塵も期待していないのだが、李基萬氏はどうか。少しは期待できるのではないのか。
 というのは、1カ月前だったか、現役シックからこんなメールが届いていたからだ。

「李基萬さんは、かなり清廉潔白なイメージがあり、アンパンマンと一括りにするのはどうなのかなと思っています。何年も無報酬で公務をやってこられたし、奥さんがガンになった時も、6000双の夫人が、あの家は何もない家だからといって一生懸命カンパ集めをしてました」
「最近、拉致監禁がらみの集会で、被害者の証言を聞く場があったそうです。多分場所は浦安です。そこにとても偉い先生がお見えになることになり、李基萬さん以外の方は、被害者の証言の途中でも、お出迎えに行かれたそうですが、李基萬さんは、最後まで熱心にきかれたそうです。まあ、当たり前って言ったら当たり前かもしれませんが、人に媚を売らない人。そんなイメージがあります」

 改めて、このときの出席者に問い合わせると、偉い先生とは金栄輝氏だという。
<注>金栄輝氏は、祝福結婚の最初の3組の内の一組、いわゆるメシアの三弟子の一人である。その金氏を出迎えずに、平シックの拉致監禁体験の証言を聞き続ける李基萬氏はなかなかの人物である。
「そうだ、アンパンマン」と4人の韓国人幹部を一括りにしてきたのは間違いであった。反省する。今後、この表現は使わないことにした。
 
 前回の記事「青年食口・石橋正人兄弟を見捨てようとしている日本統一の人びと 」で、松濤本部を罵倒した。
 記事を読んで、奮い立たない公職者がいれば、そいつは人間ではない。李基萬氏に期待することにした。

 蛇足になるが、もう1人期待しているシックがいる。それは、李基萬氏の企画本部に所属する人事部長の勅使河原秀行氏だ。彼の相対者だった山崎浩子氏は拉致監禁され、脱会した。勅使河原氏自身も強制説得を受けたことがある。石橋さんを見殺しにするとは思えない。同じ部長職といっても、UCIAの江口敬一氏とは違うはず。

 朗報を待ちたい。

-石橋解放の意義、それは拉致監禁の根絶を意味する-


 宮村峻の脱会説得は、後藤さんの裁判で一審、二審ともその違法性が認定された。石橋さんが解放され、刑事告訴すれば、今度は不起訴ということにはならない。
 宮村は怯えている。その怯えは、アサノさんの拉致監禁の経緯に見て取ることができる。

 話は迂遠になる。
「実録 アサノさん拉致監禁 2ヶ月間の闘い」を読んでもらいたい。
 私は、アサノさんを拉致監禁した指導者は、荻窪栄光教会の黛藤夫氏だと推測していた。「教団本部は石橋君を第2の後藤徹にする気なのか!」 を参照。
 しかしながら、「秀のブログ」の前掲記事を読んで、黛氏でないと思った。彼は、当のシックが知らない人物を拉致監禁の手伝いをさせるようなことはしたことがないからだ。だとすれば、間違った推測記事を書いたことになる。黛氏と読者にお詫び申し上げます。

 アサノさんへんの拉致のやり方からすると、宮村以外には考えられない。
 しかしながら、後藤さんの控訴審判決が出たのは2014年11月13日。アサノさんの拉致監禁は今年2015年の元旦のことである。常識的に考えて、2200万円の損害賠償金の支払い命令が下った宮村峻が拉致監禁のゴーサインを出すとは考えられない。
 ここから推理が飛躍するのだが、アサノさんの家族が宮村に泣きついたのではないのか。
「先生、私たちはもう待てません。このままじゃあ、息子は統一教会が決めた女性と結婚してしまいます。私たちが息子を保護し、統一教会に詳しい人に会ってくれと説得します。息子の態度が頑ななままであれば、保護をやめます。どうぞ認めてください」
 その結果、むろん顧問弁護士の山口広氏の了解を取ったうえで、宮村は容認し、拉致監禁要員として2人を紹介した。
 息子を監禁したものの、態度に変化がないため、「統一教会に詳しい人に会ってくれ」と説得する段階には至らず、両親は解放せざるを得なかった。
 私が取材した限りでは、監禁現場に脱会説得者が登場しなかったのは、これまで2件しか例がない。いずれも、「統一教会に詳しい人に会ってくれ」と説得はしたが、子ども信者が応じなかった。説得することなく解放したのは、アサノさんのケースが初めてである。

 宮村のこれまでのパターンからすると、拉致監禁直後に本人の同意なく、説得にやってくる。しかし、アサノさんのケースではそうではなかった。<もし、俺が説得しても後藤と同じように脱会に応じなかったら・・・。後藤と同じように刑事告訴してきたら・・・>。だから姿を現さなかった。ここに宮村の怯懦を見ることができる。むろん、飛躍的推理なのだが。

 石橋さんが解放され、宮村を刑事告訴する。
 それと同時に、夫婦シックをぐるぐる巻きにした神戸真教会の牧師高澤守氏が広島地検から起訴される。
 そうなれば、残るは齢70過ぎの倉敷の牧師・高山正治だけになる。拉致監禁撲滅にとって、石橋解放の意義はとてつもなく大きいのである。



李基萬さんに少しばかり期待してみようかなと思われた方は
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村 をクリック!
関連記事

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

署名しましたが、なんですか

昨日ある集会で火の粉ブログ コピーをわたしました、どんどん拡散しないと目的達成は不可能です、なにかにつけて手抜き、親方日の丸も
そろそろあやうくなってきてますョ。

拉致監禁問題の解決を託せる幹部が見つけ辛い現実

 米本さんが前の記事で既に指摘されている通り、石橋正人さんを監禁状態から解放する最善の方法は千葉県警に行方不明届けを受理してもらうことなのですが、前回の記事の中に、松濤本部の幹部は千葉県警宛の署名活動は‘逆効果なのでやらない’と返答したことが書かれていました。
 そして、その逆効果の言葉が意味することについても米本さんの鋭い分析が書かれていました。
(前回の記事より引用)
>献金集めのための家庭内泥棒、献金するまで自宅に戻さないソフト監禁、篤志家に対する集中プッシュプッシュなど、違法まがいのことをやっている今日、千葉県警、警視庁公安、警察庁公安が本気で動けば、統一教会は徹底的にやられるだろう。
 そのことを予測して「逆効果」になると判断したのである。

 公安関係の警察は既に 統一教会の違法性の疑いが濃い様々な問題を把握していることと思いますが、石橋正人さん個人に関しましては違法行為に関わった問題がある訳でもなく、既に自立した成人であることを考えれば、千葉県警が行方不明届けを受理しない行為は決して正当化できません。
 その行方不明届けを受理しない理由は、Yoshi Fujiwaraさんが以前記事に書かれた、警察署員と対話した国境なき人権代表と魚谷俊輔氏のやり取りから推察できる‘親の気持ちに対する同情’ということになるのでしょうが、千葉県警の立場としては行方不明届けを受理しないのは理に適っておりませんし、憲法に背く恐れがあるのは千葉県警も当然自覚していることと思われます。
 それは言ってみれば、‘法’よりも‘情’を優先させた結果であり、個人の人権を尊重する憲法を根拠に千葉県警が行方不明届けを受理しない問題について追及されれば、結局、千葉県警は「これ以上お答えすることはありません」と言って逃げるしかなくなってしまうのだと思います。

 それに対する統一教会本部の立場としては、憲法を盾に千葉県警に対する追及を強めれば 自らが抱える違法まがいの問題がさらに厳しく追及される恐れもあり、‘保身’の思いから千葉県警に対する追及を断念しているということになります。
 いわば、組織の‘保身’のために憲法で保障された‘人権’保護の訴えを内にしまいこんでしまったということになるのです。
 かくして、特に犯罪行為を行ったわけでもない石橋正人さんの人権は蹂躙され、親族らによる監禁、棄教強要行為は無期限に行われ続けることとなります。

 しかし、そのような‘信仰’が原因で監禁されるようなことが発達した法治国家である日本で行なわれて良いはずがなく、千葉県警のその‘情’を優先させた態度は文明社会では許されるものではありません。
 その千葉県警の間違いを根本的に追究して行くと、結局、一般の多くの日本人は個人の‘信教の自由’を尊重する意識がまだまだ低いのであり、それを勝ち取るまでに歴史において血を流すような葛藤を超えてきた西洋との違いが際立つことになります。
 つまり、日本社会には‘信教の自由’の重要さが充分に理解されていない文化的に未発達な部分があり、千葉県警の態度がそれを証明していると思います。
 確かに、統一教会の違法まがいの組織活動は酷いものですが、それと個人の純粋な信仰は厳格に分けて考えねばならないのです。
 それが最も発達した文明社会に生きる文化人が考えるべきことなのです。
 もしそのような文化人のレベルで統一教会幹部が拉致監禁問題について考えられるとしたら、保身など考えずに、人権擁護の正論を貫き通せるはずなのです。
 正論はあくまで正論であり、日本国憲法はそちらに味方しているのです。

 米本さんは石橋さんの解放運動を致し方なく李基萬氏に期待することにしたとのことですが、統一教会の権力構造を考えても、それは順当と思われます。
 多くの韓国人が‘法’よりも‘情’を優先させるのは確かですから、李基萬氏も例外ではないように思います。
 もし、その‘情’が正義に向かうならば当然拉致監禁問題は放置できなくなるはずです。
 ただ、日本国内における拉致監禁問題の解決を韓国人幹部に頼らざるを得なくなる現実はとても情けない感じがします。
 しかし、それが統一教会という宗教団体の精神レベルなのでどうしようもありません。

 また、米本さんは勅使河原氏にも期待されていることを書かれていました。
 勅使河原氏については山崎浩子脱会騒動時におけるテレビ放送での印象が強く残っていて、それらは決して悪いものではないのですが、果たして‘保身’を優先する統一教会の欠陥体質を打ち破れるのかはまったく予想できません。
 しかし、拉致監禁問題の解決に力を発揮したとなれば、彼こそ真の英雄と呼ぶことができるでしょう。

亨進ニム「後藤さんのように」

亨進ニム:
「皆さんは私たちの勝利者たちです。
後藤さんのように監禁拉致されても
アボニムを信じて生きていた人々であり。
皆さんは私たちの誇りです。
感謝します。」
(2015年4月22日)

■「後藤さんのように」
(韓國語+日本語字幕・2分)
http://youtu.be/Tpru5Dwhhn8

憂鬱な気分

2014年11月の後藤徹さんの控訴審の判決を受けて、あと一歩で拉致監禁をなくすることができるという時に、その会員が被害を受けている組織本体から、その激しい意思が伝わってこないのは、もったいない話です。

40年続いた拉致監禁がこれからも続くのかと思うと憂鬱な気分になります。

真剣なブログに

関係ないふざけたコメントですみません。

このブログの右上の金魚の餌やりに、すっかりはまってしまいました。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://yonemoto.blog63.fc2.com/tb.php/585-7d0b8d19