6万人の教会員がゼロになる日-水増し結婚の裏側
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統一教会考(65)
-速報・文家の2人の娘が恋愛?結婚-
文妍進(ヨンジン、6女)と文情進(ジョンジン、7女)が9月2日、それぞれ天正宮で婚約式を行った。12日にやはり天正宮で結婚式を上げる予定だ。結婚式には300人を招待するが、非公開で行うことになった。2人の相手の男性は、1世(にわか信者)、アメリカ人、イギリス人といった説が飛び交っている。
世界の食口から祝福されるべき(ご子女様の)結婚式を秘密裏に行うのは、マッチングではなく恋愛結婚だからということしか考えられない。
もしそうだとすれば、韓鶴子氏が夫の血統転換の思想を否定したということだ。世界の食口を混乱させないために、重臣たちの意見を取り入れて、非公開にしたのであろう。
*この囲みへのコメントは控えてください。(9月7日朝)
6万人の教会員がゼロになる日-水増し結婚の裏側
教勢は拡大か衰退か
カテゴリー「統一教会考」で、「深刻な王妃様の糖尿病 」、「宋龍天日本総会長が減額を懇願し、今年の献金目標は10%減に!(上)」、「宋龍天日本総会長が減額を懇願し、今年の献金目標は10%減に!(下)」の3本の記事を書き終えて、<統一教会の教勢は確実に衰退している>という印象を強く抱いた。
しかし、それを否定するような文章もある。
それは、以前に統一教会広報局から「平成26年(2014年)2月14日/プレスリリース/報道関係者 各位」というタイトルで、送信されてきた文章である。これを読めば、私の印象とは違い、教会は着実に発展しているということになる。そこで、事実を確かめることにした。
(数字がけっこう出てきますので、電卓で検算してみてください)
内容は、教団公式サイトでもアップされている<「天一国基元節1周年記念式」及び「2014天地人真の父母 天宙祝福式」を挙行>とほぼ同じ内容のもの。念のため、ニュースリリースを全文紹介する。
(引用はじめ)
祝福結婚式に2万組が参加
「基元節」1周年で記念式典 - 韓国・加平
神様のもとの人類一家族理想を実現する「天一国」の出発が宣布された「基元節」から1年となる2月12日(旧暦1月13日)、韓国・京畿道加平郡の清心平和ワールドセンターで、「天一国基元節1周年記念式」と「2014天地人真の父母 天宙祝福式」(国際合同祝福結婚式)が行われました。
◇ ◇ ◇
理想家庭を築いて世界平和の実現を目ざす祝福式には、世界50カ国から約2500組(5000人)のカップルが会場に集い、世界194カ国ではインターネット中継を通じて2万組以上が式典に参加しました。
開会宣言の後、12組の「介添人」に見守られながら、主礼である韓鶴子・世界平和統一家庭連合総裁が入場。「聖水儀式」に続いて行われた「聖婚問答」では、韓総裁が「天の父母様(神様)の創造理想を完成する善男善女として、永遠なる夫婦の因縁を結び、天地人真の父母様(文鮮明師ご夫妻)の立てられた伝統を受け継ぎ、天一国が目指す理想家庭を完成することを約束しますか」と問いかけると、新郎新婦たちは「イェー!(はい)」と力強く答えました。
主礼による祝祷では、故文鮮明師の音声で「真の父母様の権能と血統によって新しく救われ、新しい祝福の血統を相続することを許してくださったことを天の前に感謝申し上げます」との祈りが捧げられました。
新郎新婦が指輪交換を行った後、韓鶴子総裁が「天の父母様と天地人真の父母様の恩賜でもって天宙の前に聖婚が成立しました」と宣布。最後に、代表カップルが韓総裁に花束と記念品を贈呈し、祝福式は幕を閉じました。
祝福式に先立ち行われた記念式では、文師と韓総裁の生涯と業績をまとめた「真の父母経」が奉呈されました。
一連の式典後には、この日を祝賀するミュージカル公演が行われ、最後に万歳三唱で幕を閉じました。
(引用終わり)
ニュースリリースのトリック
これは、眉唾ではないのか。
まず、「世界194カ国ではインターネット中継を通じて2万組以上が式典に参加」について。
統一教会員は世界で10万人しかいない。10万という数字は私の勝手な推測ではない。
統一教会側は「世界194カ国に300万人の信者がいる」と主張しているが、反対する人々は「世界中集めても10万人に満たない」(AP通信)
朝鮮日報(日本語版)の記事の一文である。
【該当記事】「統一教会は一体、誰のものか! 」
反対する人々の見方ゆえ、鵜呑みにはできない。日本の反対派の中には「日本の信者は1万人程度」と言う人もいて、統一教会の教勢を低く評価する傾向にあるからだ。
しかし、「宋龍天日本総会長が減額を懇願し、今年の献金目標は10%減に!(下)」でも書いた通り、教会員数は日本が6万人、韓国が1万人(ないし7000人)、アメリカが5000人である。
宋龍天氏が日本の総会長に就任するまではヨーロッパ大陸の会長だった。そのヨーロッパ全体の信者数はわずか1000人だ。(複数の公職者の話)
このことから類推しても、10万人という数字には信憑性がある。
世界に信者は10万人しかいない!それなのに、2万人がインターネット中継で式典に参加したというのは信じがたい。
ネットで検索すると、新宿教会で100人が中継式典に参加したという記事が載っていたが、289ある教会で中継そのものを行わなかったところも少なくなかった。
ネット参加者はともかく、「世界50カ国から約2500組(5000人)のカップルが会場に集い」については、少々ショックを覚えた。
これが事実だとすれば、教勢は拡大していることになる。
しかし、広報発表はどうにも嘘っぽい。
祝福結婚の参加者は、日本・統一の青年が主力である。
「日本の統一教会の未婚の青年教会員は全国で5000人程度」。(情報源は複数)。2年前の情報ゆえ、その後、人数は減っているはずだが・・・
日本の青年教会員がすべて清心平和ワールドセンターでの式典に参加したら、“在庫一掃”となって、日本の青年教会員はゼロとなってしまう。
広報発表と教団公式サイトの記事が信じられない理由である。
実際、「うちの教会から参加したのは18人程度。2500組が祝福をあげたなんて水増しもいいとこ」と漏らしてくれた青年部長もいた。
この写真説明は、あとの記事を読めば理解できよう。
広報局の回答
そこで、広報局に問い合わせた。回答は以下の通り。(句読点は修正した)
(引用はじめ)
正確に申し上げますと、世界各国で今年の祝福式に参加した人数が2万組です。
このうち、清平のメイン会場に参加した数は2500カップルです。
この2500組のうち、青年の祝福数は467組。うち一世は325組、二世が142組。
そのうち国際結婚は、一世82組、二世が52組。合計134組と報告を聞いております。
このほか、別途、日本からは既成祝福カップルが参加しております。
(引用終わり)
つまり、言葉のトリックなのである。
ニュースリリースの見出しは「祝福結婚式に2万組が参加」。その下には、
「理想家庭を築いて世界平和の実現を目ざす祝福式には、世界50カ国から約2500組(5000人)のカップルが会場に集い」
「開会宣言の後、12組の『介添人』に見守られながら、主礼である韓鶴子・世界平和統一家庭連合総裁が入場。『聖水儀式』に続いて行われた「聖婚問答」では、韓総裁が『天の父母様(神様)の創造理想を完成する善男善女として、永遠なる夫婦の因縁を結び、天地人真の父母様(文鮮明師ご夫妻)の立てられた伝統を受け継ぎ、天一国が目指す理想家庭を完成することを約束しますか』と問いかけると、新郎新婦たちは『イェー!(はい)』と力強く答えました」
「新郎新婦が指輪交換を行った後、韓鶴子総裁が『天の父母様と天地人真の父母様の恩賜でもって天宙の前に聖婚が成立しました』と宣布。最後に、代表カップルが韓総裁に花束と記念品を贈呈し、祝福式は幕を閉じました」
という文章が続く。
これを読めば、誰だって、5000人の青年教会員が合同結婚式をあげ、2500組のカップルが誕生したと解釈してしまう。
前掲の写真を見て、参加者の大半が古女房と古亭主で、倦怠期も当の昔に過ぎ去ったマンネリ家庭生活に自ら喝(精神注入棒)を入れるために、ウェディングとモーニングを着て、永遠なる夫婦の因縁を結んだなんて、分かりっこない。
つまり、人数の水増しであり、教勢拡大の偽装である。
ただし、私にこうしたことを指摘されることを知りながら、広報局が回答する姿勢は評価しておきたい。
しかし、私以外の記者、事情を知らない教会員は「2500組のカップルが合同結婚式に参加したって、すごいね」と今も思い込んでいるだろうなぁ 冷やかな教会員は5000人の大半はサクラだと見ていたようだが。
聖和二周年と祝福式の共通項
話はそれてしまうのだが、記憶のいい注意深い読者は前掲の祝福式の写真を見て、聖和二周年のときの写真を思い浮かべたはず。再掲する。
どちらの式典も、清平の清心平和ワールドセンターで開かれたもの。
祝福式への参加者は広報発表によれば、5000人である。
聖和二周年は3万人である。
2つの写真をカーソルを前後させながら、“人口密度”を見比べて欲しい。
前者にはゆとりがある。女性がウェディングドレスのため、隣の席を空けるようにしたのであろう。
後者はギュウギュウ詰めである。空席をなくしたからだと思われる。
では、人口密度は6倍も違うのか。
「文家・三者三様の追悼の流儀」 で引用した情報通の話を再掲載する。
「参加者3万人は水増し報告である。なぜなら、清平の会場は3万人のキャパもないのだから(苦笑)。どんなに多く見積もっても1万5000人程度だろう」
これは訂正しなければならない。
「参加者3万人は水増し報告である。なぜなら、清平の会場は1万人のキャパなのだから(苦笑)。参列者は1万人だろう」
3倍もの水増しである。
王妃様は大ショック そして大激怒
マスコミ向け、一般教会員向けに、どんなに水増しトリックを編み出そうが、祝福会場に参加した人なら、教勢が衰退していることは一目でわかる。壇上から会場を眺めた王妃様とて例外ではない。
王妃様はショックを受け、そして大激怒した。
その結果、即、人事異動が発表された。
祝福の責任者だった家庭教育局長の白井康友氏が第4地区の教育担当に左遷されたのである。
この人事は、祝福式後、韓国で行なわれた日本責任者会議(教区長クラスまで参加)で、突然発表された。理由は告げられなかったというから、責任を取らされたかどうかは推測でしかないが、会議のテーマが「祝福実績が悪く、お母様が怒った、ショックを受けた、次回頑張らなばらならない」というものだったから、会議の参加者たち全員が「責任を取らされた」と解釈した。
広報局はこうしたことを知りながら、知らん顔をして、盛大に祝福が行なわれたような虚偽情報を教団の公式サイトにアップし、マスコミに流す。ただでさえ社会から信用されていないのに、ますます信用されなくなるのは当然のことだ。猛省を促したい。
(米本にはもうニュースリリースを送るな、なんて姑息なやり方はしないでもらいたいなあ )
「次回(来年の2月頃)、頑張らなければならない」責任者は、白井氏の後任として家庭教育局長となった佐野邦雄氏である。
しかし、どんなに頑張っても、祝福の対象者が少なくなっているのだから、いかんともしがたい。来年また「佐野局長、更迭」といった記事は書きとうない
ところで、「天一国基元節1周年記念式」及び「2014天地人真の父母 天宙祝福式」は国内でも行われた。
その式典に参加したある教会員(公職者)がぼやく。
「本部から、そちらの教会では何人の食口が参加したかという問い合わせがきました。明らかにウソの報告(水増し報告)を責任者(教会長のことか)からわれわれに報告するように指示される。多くの総務さん(教会長をサポートする人)が精神病になってるそうです」
「今回、教会責任者の会議で本当の人数をきちんと報告しましょう-という議題が本部で検討されたと聞きました。現場のヒラ責任者の方は呆れて笑ってました。恥ずかしい話です」
教会にそっぽを向く神の子たち
話を教勢のことに戻す。
広報発表によれば、祝福結婚式をあげたのは467組。うち1世は325組、2世が142組である。
俗に「スリーセブン」と呼ばれたときに誕生したカップルは235組(1970年、日本人が絡むカップル数。むろんすべて1世)、「一八」のときは795組(1975年、同)だった。(拙著『カルトの子』の173頁~を参照)
つまり、今年2014年の合同結婚式の規模は1975年の半分以下である。92年の3万双と比べたら・・・
教勢は確実に衰退しつつあるということだ。
2世カップルは142組。全体の32・5%である。
この数字をどう分析すればいいのか。
『カルトの子』を引用する。
「(略)82年の6000双は不明だが、仮に30%の日本人が絡んでいるとすれば1800組だ。合計すれば、3つの合同結婚式だけで2834組のカップルが誕生したことになる」
「1カップルが3人(の子どもを産んだ)とすれば2世は8502人。4人とすれば(神の子は)1万人を超える」
1万人前後の2世が今、適齢期を迎え、祝福結婚の対象となっているわけだが、それなのに2世カップルはわずか142組だ。婚活パーティなどで恋愛感情を芽生えさせようと、家庭教育局が必死に頑張っていても、である。
統一教会の教え(主流)では、マッチング結婚によって原罪なき「神の子」が生まれ、「神の子」が次々と子どもを産んでいけば、神の国、地上天国が出現するというものだった。
ところが、「神の子」の圧倒的多数は統一教会からそっぽを向いているのだ。
<注1>統一の教え-血統転換⇒地上天国を「荒唐無稽」と前書で指摘した。出版は2000年。わずか14年で荒唐無稽ぶりが白日の下にさらされてしまった。(笑)
<注2>破綻の原因は高額エンドレス献金である。両親が幸福そうにしていれば、子どもは親の宗教に興味を抱くもの。ところが献金、献金でいつも暗い顔。疲れた顔で家に戻ってくるのは夜中。誰が「立派な2世」なんぞになるものか。子どもは親の背中をみて育つのだ!
往年の原研は今や風前の灯火
在韓筋からの日本の2世情報である。
「高卒以上が1万5千人、大学への進学率20%以下。教会への定着率は10%である。中高生は1万5千人、小学生以下が1万2千人だ」
この情報は正しいと思う。
大雑把だが、計算してみよう。
1万5千人のうち大学進学者は20%だから3000人。このうち教会を続けているのは10%だから300人-ということになる。
カープ(原研)筋からの情報によれば,「カープのメンバーは減少傾向にあり、現在の人数は700人です。しかも2世が主力になりつつあります」
700人のうちの300人が2世、400人が新規にリクルートされた学生。 先の情報が正しいことがわかる。
<注>こうした低調レベルなのに、日本脱カルト協会に巣くう大学の教員たち(授業料で飯を食う大学官僚たち)は、大学から予算を分捕って、カープ狩りを行う。その成果を大学当局に報告し、自分たちの存在を大学内でアピールする。笑止そのものだ。
櫻井義秀氏(北大)や川島堅二氏(恵泉女学園大学)を筆頭に、その人数は50人ぐらいか。700人のカープ対策に教員は50人。一人当たり14人だ。
宗教官僚を笑うことは決してできない。
予算獲得のセールストークは目に見えている。「カープをはびこらせたら,大学の偏差値が下がり、大学経営に暗雲が立ち込めます」。いい大人がバカみたいである。
話を戻す。
高卒・大卒の教会員が1500人(1万5000人×10%)いても、いざ祝福結婚となると歯がこぼれるように教会から去っていく。
また、0歳から18歳までの今の幼き2世は、定着率が10%で推移するとすれば、18歳以上になったとき教会員として残っているのは、わずか2700人だ。(中高生1万5千人+小学生以下1万2千人=2万7000人。定着率10%だから2700人)
あと10年もすれば、777双教会員、1800双教会員は後期高齢者のお仲間入り。
6万人の現役信者は限りなく0に近づいているのだ
2世教育に力を入れている王妃様はどうするおつもりか。
嘆き哀しむ王妃様とトンチンカンな現場
王妃様がショックを受けたのは、とりわけ2世祝福が少なかったことだ。
ある婦人教会員が話す。
「うちの教会責任者から聞いた話ですが、二世の祝福参加者があまりにも少ないことをお母様が聞かれたとき、一瞬声も出なかったそうです」
なぜ、2世は教会から離れていくのか。
婦人教会員の話を続ける。ある壮年の教会員が呻くように話したという内容だ。
「私たち夫婦は還故郷で帰ってきて、とにかく献金摂理と生活していくので精一杯で、土日も休みなく働いてきたので、日曜礼拝もあまり来られませんでした。親が来なければ子ども来ないので、自然に子どもは教会から距離ができてきました」
「たまに来ても、子どもたちの世界は大人以上にシビアですから、あまり来ない子は輪に入れず、ますます来ずらくなって、子どもは完全に教会と縁が切れました。そして、知らない間に婚約をして、向こうの両親を連れてきて、もう私は教会とは完全にさよならして、主人の両親と住むから、と離別宣言ですよ」
再び、婦人教会員。
「まあ、教会外の米本さんから見たら、成人すれば結婚は自由だと思うでしょうが、熱心な統一教会員にとってみたらこの状況は悲惨です。私もこの話を聞いて絶句しました。一地方教会でこんなことがざらにあるということは、全国的にみたら本当に深刻でしょう。2世カップルはわずか142組というのも頷けます。これじゃあ、お母様も激怒するでしょう」
では、現場はどんな対策を考えているのか。
ある壮年の教会員が呆れたように話してくれた。
「うちの教会では、父母集会を行うことになった。要は、子供が祝福を受けないのは、親たちが悪いからなので、もう一度親の信仰を立て直さなければならないというわけだ。礼拝に参加している親は、まじめにこの集会にも参加している。まあ、私から言わせると、そもそも礼拝に来ない親を先に教育するべきで、我々のようにちゃんと礼拝にきている親が集まっても、あまり意味はないと思うけど…。ほかに打つ手がないということだろうな」
アメリカ統一教会の元会長、文仁進氏がやったように、日曜礼拝にロックにダンスパーティを取り入れたらどうか。それにしても、嗚呼、アージュである。
徳野の悲痛な訴え
日本の会長、徳野氏がごく最近、あるところで礼拝を行なった。
説教の結論的な内容は以下の通り。
「何があってもこの道を離れてはいけない。離れてしまっては、すべての苦労が流れてしまう。お母様をお支えすることが、文先生が霊界で一番願っていることである」
また、新宿教会で1800双食口の同窓会的集いがあった。
そこでも、お母様をお支えすることが文先生の一番の願いであると語った。
この間の清平の横領疑惑をめぐる一連の動きが醸し出した、最近の教会内の空気を感じての説教であろう。実際、私の質問に徳野氏が回答しなかったことに、現役食口の読者からもブーイングの声があがっていた。少なからぬ食口が、不透明な動きとそれへの明瞭な説明がないことに不満を抱いている。
徳野発言のポイントは「離れてしまっては、すべての苦労が流れてしまう」にある。
保険会社は、保険の中途解約しようとする客をこう言ってなだめすかす。
「いま解約されると、手取りはわずかになってしまいます。これまでの苦労が無駄になってしまいますよ」
徳野氏のトークとまるで同じである。
違うのは、保険の契約者の場合、もう少し払い続け満期となれば特典のすべてを手にすることができる。これに対して、統一教会の場合、信者として居続けても、お金を取られるだけでいいことは何もない。
その証拠に、徳野氏は<組織から離れなければどんないいことがあるのか>具体的に何一つ語っていない。
彼自身、未来への確信を失っている!
どんなに熱心な教会員であっても、少しでも理性があるなら、生活を犠牲にして献金してきた浄財が清平に消えていくようだったら、「考えざるを得ない」となるのは当然のことだろう。
それゆえ、ビジョンを原理用語ではなく一般の言葉をもって具体的に語ることなく、食口たちの心の琴線に触れる文鮮明氏の霊を持ち出さざるを得なかった。いつまで文霊が通用すると思っているのやら・・・。
徳野発言からしても、教勢は急速に低下しつつあるということである。
金持ちイタコがマッチング
最後に。
2月祝福では、「清平に異変が起きている!」 (中見出し:韓と金との力関係のところ)でも書いたように、金孝南氏がマッチングを行なっている。
在日の情報通の話。
「今年の2月に二世たちの祝福マッチングというのがあって、お母様が直接、ペアを決めてくださっていた。ところが、途中からなにげに金孝南さんが会場に登場して、最終的にはかなりのペアを彼女が組んでいたので、ちょっと驚いた。祝福マッチングも、すでに金孝南支配下にあるのは間違いないな」
かってメシアが行なっていたマッチングを、今や霊能力がなくなったシャーマンがやるようになりつつあるのである。ヒェ~
青年教会員は何が楽しくて、何を信じて、お金しか興味がない似非イタコのマッチングを受けるのか。どんなに統一教会側に身を寄せて想像力を働かせても、私には理解不能である。
幹部諸君!自分の3人の子どもに祝福結婚を受けさせなかったシャーマン。その彼女がマッチングしても、血統転換になることを“原理的に”証明せよ。クスっ
なお、2月の祝福式は写真集になっている。
教勢弱体化の動かぬ証拠を、写真集にするなんて、これまた私には理解できない。恐るべし、宗教サラリーマン
出典は教団公式サイト。
(引用はじめ)
国際合同祝福結婚式、初の写真集「WORLD WIDE WEDDING」が出版 2014年7月7日
写真集表紙 7月8日(火)に、今年2月に挙行された国際合同祝福結婚式の前日と当日の模様を収録した写真集『WORLD WIDE WEDDING』(ワールド・ワイド・ウェディング)が、東京キララ社から出版されます。
(略)
発行・発売:東京キララ社
体裁:A4判上製本、152ページ
定価:3,800円(税抜)、送料全国一律500円
(引用終わり)
統一教会が事前にお金を払った自費出版であろう。教団の皮算用は2500カップル×3800円=9500万円といったところか。
それにしても、韓鶴子氏が怒りまくった祝福式である。それを写真集にするなんて・・・。
きっと、出来ばえのいい自分の姿を見て、「これだったら、いいわ」とオーケーしたとしか思えない。
-次回は、「全国牧会者研修会で語られたこと」- 請うご期待!
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- [2014/09/06 10:43]
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コメント
意味のない徳野発言
文脈からすると、「この道=お母様をお支えすること」と言っているようですね。でも、お母様をお支えするっていっても、千差万別ですよね。
例えば、三男派だってお母様をお支えしていると信じているかもしれない。教会組織を離れて献金もしていないけれど、人知れずお母様のために祈っている人もいるかもれない。ある面、米本さんだってお母様の幸せを思って諫言しているのかもしれない。
要は、徳野発言には何の意味もありません。極めて表面的な、上っ面を撫でただけの言葉に過ぎません。
はっきりこう言ったらいいのです。
「一生涯、教会が目標に掲げた献金ノルマに従うことこそ、お父様もお母様も、僕たち宗教サラリーマン家庭も喜ぶのです。これこそ地上天国です。平食口の皆さんは、真の家庭や宗教サラリーマン家庭の生活を保障するために、一生涯、教会が目標に掲げた献金ノルマに従うことが『この道』なのです。」
Re: 意味のない徳野発言
>はっきりこう言ったらいいのです。
「一生涯、教会が目標に掲げた献金ノルマに従うことこそ、お父様もお母様も、僕たち宗教サラリーマン家庭も喜ぶのです。これこそ地上天国です。平食口の皆さんは、真の家庭や宗教サラリーマン家庭の生活を保障するために、一生涯、教会が目標に掲げた献金ノルマに従うことが『この道』なのです。」
思わず、爆笑してしまいました。
統一話法
金と権力を食らうアリジゴクたち
元教会員です。
2010年9月の東京渋谷のある場所で父母集会があり、佐野家庭局長の講話もありました。その時のメモ(2世について)をそのまま以下に書きます。
>祝福子女で成人の2世は9000名いるが、
そのうち、祝福を受けているのは20%。
>残りの祝福を受けていない子女の10%は祝福がダメになり、現在相手を探している状況。
>残りの祝福を受けていない子女の30%は教育が必要。
>後の60%は親からの連絡もつかない状態である。自殺した子女もいる。
(霊界や原理がわかっていてももう関係なくなってしまう)
>2世問題は非常に深刻である。また、うつの食口や精神疾患の食口が増えている。
(→ 一心病院のカウンセラーがよく知っています)
以上です。
佐野家庭局長は祝福家庭の実態をよくわかっている人なので、単純に2世教育の問題だとは思っていないはずです。また、2世教育担当の有名な本部Zさんもいろんな実態を良く知ってます。しかし、もう、何をどう画策してもどうにもならないでしょう。
親子関係が壊れているのが原因です。子供を置き去りにして子供の金まで献金する親(私もそうでした・・・後悔しかありません)。
私は20年以上統一教会にいましたが、摂理という言葉を乱用して、人間関係において一番大事な「信頼」をことごとく踏み潰してきたのが統一教会だと思います。
加えて、統一教会は日本人がもつ「謙虚」「誠実」「正直」「素直」を金の為に利用しまくりました。もちろん、あの感情の起伏が激しく癇癪もちの文鮮明、そして幹部達もすべて承知のうえで指導していたのは間違いないと思います。非常に狡猾です。
家庭、親子関係を一番重要と言いながら、結局、優先は献金です。ずっとそうでした。しかも、実態は、世界のためではなく、統一教会のため、幹部達の私利私欲のためです。この繰り返しです。
このような矛盾だらけの団体が発展する道理はありません。100%消滅すると思います。
徳野会長が「すべての苦労が流れてしまう」と言ってるようですが、ふざけるのもいい加減にしろ!と言いたいですね。すべての苦労を流す糞土にまみれた土石流を流し続けた者達の究極の責任転嫁発言です。
統一教会を支える“強迫観念”
それも今までのように教会の反対派などが、ある種の悪意や攻撃性をもって教会を批判するのではなく、教会の内部や中立性のある立場の方達が、教会に対してある種の憂いをもって、事実と客観性に基づいた批判を行っている事が、大きな意味をもっていると感じます。
今までは教会内部で疑問に感じられることがあったとしても、神格化された“ご父母様”などの存在によって、そういった疑問も声を大にして聞けないような風潮があったように思います。
しかし、今はインターネットを通じて多くの人が情報を共有し合いながら、今までは手に届かず、耳に入ってくる事ができなかった内容にも触れる事ができるようになりました。
ある時期、教会から一般社会に対して情報発信を行う手段として、教会員に対してブログを書く事を奨励した事がありましたが、それによって結果的に教会の欺瞞性をより露呈することにつながっているのは皮肉なことです。
確かに、ひとつの“神の摂理”と呼べるのかもしれません。
統一教会の教義のすごいところ(裏を返せばタチの悪いところ)のひとつは、“天宙”や“霊界”、“永生”といったように、やたらとその世界観や時間軸が大きく長い事です。
“血統転換”や“家庭完成”によって、“天上天国で永生できる”ということが、統一教会の教義の大きな主張のひとつですが、そのような考えを受け入れることで、その人の中にはある種の強迫観念が生まれるように思います。
それは簡単に言ってしまえば、「この道を行かなければ、私は地獄に行ってしまう(少なくとも“天上天国で永生”はできない)。」という思いです。
そのような強迫観念を感じることは、(ご利益信仰を含めて)すべての宗教に共通するものなのかもしれませんが、統一教会の教義はその世界観も時間軸も大きく長いため、そのような効果が強いと思います。
徳野会長が言われた「離れてしまっては、今までの苦労が流れてしまう。」という発言の背後には、暗に教会員の強迫観念に訴えるような心理が感じられます。
実際のところ食口が教会を離教しようとした時には、「私が離れることで神様やご父母様が悲しむのではないか。」、「霊界に行った時にどうなってしまうのか。」、「離れる事で何か悪い事が起きるのではないか。」といった強迫観念のような不安が頭をよぎるはずです。
(祝福家庭となって二世がいる立場では、「私の子供はどうなってしまうのか。」という思いもプラスされます。)
清平教と揶揄される清平の問題の本質も“ご利益信仰”にあると思いますが、多くの矛盾と欺瞞を抱える教会を食口が見放すことができないのは、そのような強迫観念が背後に根強くあるからではないでしょうか。(“信仰的な食口”からは反論もあるでしょうが。)
米本さんも記事の中で今後の教会の衰退について描かれましたが、きっと現在の統一教会の情報を知った第三者からすれば、今の教会には多くの人を惹きつけるような魅力は感じられないはずです。
教会が声高に叫んだ“天宙復帰”も、もはや虚構と化してしまうのでしょうか。
速報-文家の娘が結婚
ご一読を。
サクラ
これからもこのような式を続けていくのでしょうかね。
ストックホルム症候群(参考になれば)
これは一般の方々には分かりづらいでしょう。
メンバーは、問題があれば、組織の問題(UCの問題)として考えるのではなく、自分に問題があるからであると、自分を責め続けるように強く教育されています。
UCメンバーには知ると知らずとにかかわらず「問題があればそれは自分の内面の問題から発生している」という考え方を強く埋め込まれています。
一方で、リーダーを経験すると、何か問題があっても、メンバーが自分の問題として考えてくれているものですから、そのような意識は薄くなってしまいます。
まさに人間のもつ究極的な善意が利用されている。
そのように感じられてしまいます。
このような考え方は分かりずらいと思います。
ここまでいかなくても組織にある程度馴染んでしまうと目的を共有してしまうことは拉致事件でもよくあるようです。
参考になればと思い、URLをお知らせします。
ストックホルム症候群
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
UCの場合は目的だけでなく、責任意識まで共有させるので、より根は深いのです。
数よりも模範を
今回のブログはここを問題にされているようですね。
広報局の方々は、こういうご指摘に謙虚に耳を傾けていただきたいと存じます。
祝福式への参加者が少ない、ということと直接、関係しているかどうか分かりませんが、
数にこだわりすぎていることが、祝福、ひいては信仰の本質と逆行していて、そのため、「どうしても祝福を受けたい」という動機付けを低下させているように思います。
修練会に参加して、通しで原理講義を聞けば、「なるほど、祝福を受けたい!」って気にはなると思いますが、その修練会や礼拝が嫌われているわけだから、その辺りからなんとかしなければなりません。
また、仁進問題に頬被りして「私の祝福を受けなさい。さもなくば救われない」では説得力がありません。
参加者が少ないから怒る、というのもいいですが、どうして御家庭がバラバラなのか、何を模範とすればいいのか、その辺りの説明をしないと、一般信者には祝福によるバラ色の未来は描けません。
「真の家庭」という欺瞞
統一教会の教勢の衰退について分析された米本さんの記事は その数字と内容において的確なものであり、全統一教会員が注目すべきだと思います。
一般社会と異なり、統一教会内部ではインターネットなどの情報に触れぬよう指導されており、教会本部からの‘情報’しか頭にない統一教会員は記事のような‘真実’を全く知らず、危機意識さえ持つことができないのではないでしょうか。
そして、その衰退の原因に対する米本さんの分析は的を射ており、統一教会員は客観的な思考力を働かせてその問題点を理解する必要があります。
特に上のご指摘は正しく、その深刻さを真剣に考えねば統一教会の未来などあろうはずがありません。
統一教会の教義は原理講論を基本としていますが、その理論と教会創始者である文先生の‘御言葉’には多くの不一致、矛盾点があり、それを見逃している教会員はけっこう多いように思われます。
しかし、そこにこそ統一教会が抱える問題の根本原因がある訳ですから、その相違点を決して曖昧にしてはならないのです。
その‘御言葉’の問題点は‘ちゃぬの裏韓国日記’ブログの過去記事を読めば一目瞭然です。
その文先生の‘御言葉’に矛盾が多いことを教会指導者は知っているが故に文先生の大量にある「講演集」を編集して伝えたり、日本語に翻訳さえしなかったりしているのです。
在韓夫人である‘ちゃぬ’さんこそ、文先生の‘御言葉’を日本人の誰よりも多く知っていると言ってよいでしょう。
その原理講論と‘御言葉’の相違点の中で信仰に関わる最も根本的なものは‘理想家庭’に対する観点だと思われます。
原理講論には人類の原罪を清算し、霊肉共に新生させることができる「メシア」を指して「真の父母」という表現が使われているのですが、「真の家庭」という言葉は一切書かれておらず、そもそも「真の家庭」という概念そのものが原理講論にはないのです。
原理講論の論理では 人類が「真の父母」によって霊肉共に新生され、「原罪を脱いで善の子女になれば、イエスのように創造目的を完成した人間に復帰されるのである。それはちょうど、我々人間社会の父子の間において、父と子としての順位があるだけで、その本然の価値にはすこしの差異もないのと同じである。」(第七章 キリスト論 第三節より)とあり、霊肉共に新生されれば 神の子女として人類は皆、平等の価値を持つようになると説いているのです。
つまり、「真の父母様」の直系云々などという‘血統論’は原理講論の中にはないのです。
原理講論においては祝福を受け‘復帰’された‘神の子女’については血統的な差別などはしていないのです。
「真の家庭」「真の父母様直系」「真の子女様」などという概念は原理講論の宗教思想から生まれて来たものではなく、別の宗教思想の観点に立った人間観に属するものなのです。
それは言うまでもなく朝鮮シャーマニズムと朝鮮儒教の交差した系統にある宗教思想から生み出された概念であり、統一原理と同次元で扱ってはならない言葉なのです。
統一教会においては宗教的な儀式のみならず、現実的な組織運営においても「真の父母様」が支配する体制をとっており、それは絶対君主制であった李氏朝鮮王国の伝統を引き継いだもので、高額エンドレス献金もその組織体制と密接な関係にあります。
統一教会の組織運営や宗教活動の内容を改めて考察しますと、原理講論にある宗教思想はほとんど実践されておらず、「真の父母」を中心とした朝鮮儒教化した‘教え’が実践されてきたことがわかります。
それは既に‘火の粉を払え’においても論じられてきたことなのですが、今回の記事との関連では、現在の統一教会員が懐いている‘理想家庭観’が統一原理と一致していないことについて考えることがより重要であると思います。
「真の家庭」などと言う概念は原理講論にはないのですが、現在の統一教会の体制においては決して欠かせない‘権威’となっており、道徳的な内容とは全く関係なく、信仰的な崇拝の対象となっています。
現在は明らかにされた「真の子女様」の‘真実’を知った者で「真の家庭」が理想家庭であると考える人がいるとは考えられません。
しかし、教会指導者によって情報統制された教会員であるならば「真の家庭」は理想家庭であり、人類の‘モデル家庭’であると考えてしまうことになるのです。
しかし、それは統一原理と一致する考えとは決して言うことができないのです。
原理講論に書かれた神の第二祝福としての家庭的四位基台とは「父母の愛、夫婦の愛、子女の愛など、創造本然の三対象の愛を体じゅつすることによってのみ、三対象目的を完成し、四位基台を完成した存在として、人間創造の目的を完成するようになる。」(第一章 創造原理 第四節)と書かれており、‘神の愛’はその三対象の愛の主体的な愛であると定義しているのです。
その原理講論の論理を読み解けば、人間は家庭内の実体的な愛の関係を通して初めて‘愛’を体得することができるのであり、‘神の愛’も感知することができるようになると理解できるのです。
つまり、子供に関しては家庭内において実体的に親の愛を注ぎ込まれねば、子供は‘愛’そのものも理解することができないこととなってしまうのです。
そして統一教会員の家庭において、子供を実体的に充分愛さず、家庭生活を破綻させて献金活動に盲進している生活は、実のところ子供の‘愛’の感受性を破壊し、人格形成を妨げてしまっているのであり、‘神の愛’を感知することさえ困難にしてしまっているのです。
つまり、実際に統一教会員が献金活動の為に家庭を犠牲にした生活をしていることは、子供の人格的な破壊行為を行っているのと同じことなのです。
それは創造原理に基いた‘原理的’な観点の考えなのです。
その原理は間違いではなく、米本さんの記事にある統一教会の祝福二世が教会に背を向ける現実はそれを証明しています。
統一教会員は「真の愛」を度々口にしながら、原理的な‘愛’の法則については何一つ理解していなかったのです。
原理を無視した教会活動が統一教会の教勢の衰退を招いたのは間違いないのです。
統一教会の部外者から見れば、そのような言い方をすること自体 自己矛盾している訳なのですが、結局、統一教会員の多くが持っている信仰は‘原理的’なものではなく朝鮮儒教、朝鮮シャーマニズムの亜流の信仰だったということなのです。
統一原理には「真の父母」の家庭を「真の家庭」として理想家庭のモデルとしていけば理想世界が完成できるなどという理論はなく、それらは朝鮮儒教の考えに沿ったものです。
原理講論に書かれた「理想家庭」は家庭内における実体的な‘愛’の授受作用(相互作用)を実践する以外において完成することはできないのです。
そしてその規範は‘家庭的四位基台’の原理を研究していけば獲得できるようになるはずなのです。
実のところ、現在の統一教会における‘原理用語’の使用はまったくもっていい加減です。
「絶体信仰・絶体愛・絶対服従」などはその典型ですが、韓国人幹部が都合のいいように解釈して‘原理用語’を語っており、統一された定義があるのかさえ定かではありません。
それは本を正せば、原理講論と文先生の‘御言葉’の用語使用の不一致に根本原因があり、そのことから整理しない限り、統一教会の様々な問題は何一つ解決しないように思います。
文先生の‘御言葉’を絶対視する統一教会員は是非とも‘ちゃぬの裏韓国日記’ブログの過去記事を熟読してほしいと思います。
日本語に翻訳されていない‘御言葉’も多く書かれているとのことですから、それを抜きにして‘御言葉’の真理性を「あれこれ言うことができません。」
しかし、現在では韓総裁が、さらに新しい‘御言葉’を語り、教会部外者の米本さんでさえ呆れるような講話が公表されているのですから、神様も手に負えないのが統一教会の現状なのではないでしょうか。
真の母はまさしく傍観者
自分の団体に信者が何人いて、2世の子女が何人いて、教会の集会に参加している2世が何人いるかを把握することなんて トップの責任者として当たり前だろう。
祝福式が行われるまで、その実数がわからなかったなんてことがあり得るのだろうか。
もしかしたら韓鶴子お母様は、み旨の傍観者じゃないのか。
自分はアルプス旅行を楽しんでも、食口のために条件を立ててきたなどと、わけのわからぬ言い訳をし、恥ずかし気もなくなほらを吹いている。
本心はただ信者にノルマを与えて命令するのが好きで、自分は楽をしたいだけじゃないのか。
責任を持とうなんて これっぽちも考えていないのだろう。
だから、本番の祝福式を見るまでその数もわからなかったというのと違うか?
違うか!王妃様、いや真のお母様!
ちょっと訂正
↑
ちょっとだけ訂正します。
本心はただ信者に命令して偉ぶるのが好きで、自分は楽をして優雅(ブランド品だらけ、高価おみやげい~っぱい、絢爛豪華お住まい‥)に暮らしたいだけじゃないのか?
ちょっとレスコメント
>参加者が少ないから怒る、というのもいいですが、どうして御家庭がバラバラなのか、何を模範とすればいいのか、その辺りの説明をしないと、一般信者には祝福によるバラ色の未来は描けません。
全くもってその通りです。
みんなさんの感覚とひさびで一致で、にっこり。
神々の黄昏さん
>統一教会の教勢の衰退について分析された米本さんの記事は その数字と内容において的確なものであり、全統一教会員が注目すべきだと思います。
小生へのお褒めが多すぎるのがコメントの欠点ですが、数字については自信があります。なにしろ本部&本部周辺筋&ラインの公職者からの情報を総合しての数字ですから。
次のブログを読んでいただければ、なるほどと思っていただけると・・・。
>実のところ、現在の統一教会における‘原理用語’の使用はまったくもっていい加減です。「絶体信仰・絶体愛・絶対服従」などはその典型ですが、韓国人幹部が都合のいいように解釈して‘原理用語’を語っており、統一された定義があるのかさえ定かではありません。
言葉の定義が重要と知らしめてくれたのは福島の原発事故でした。「炉心融解」とは何ぞや。
原理用語の定義がわからない。血統転換とか無原罪とか。ぼくが紐解くのは監禁牧師の故川崎経子女史の『素顔の統一教会』の巻末の資料にある「原理用語の解説」です。
統一教会は「原理用語の定義」集を出版することができないのです。なぜなら、用語の認識を組織として共有財産にできていないからです。
別に統一現体制派だけではありません。
文顯進氏を支持する「真の家庭を愛する会」からときおりメールが届きます。どんな新しい事実が書いてあるのかと思って読むのですが、書いている本人も、自分の言葉に責任が持てないような文章です。
(引用はじめ)
お父様の聖和後すでに2年を経過しましたが、ここで全ての食口の皆様方がもう一度心を開いて本心に立ち返り、自分が神様から召命され、生涯を捧げようとした根本は何であったかを再度確認し、神様が摂理を継続して行かれる方向に一致してともに進んでゆくことができるように祈念するものです。
(引用終わり)
引用したのは比較的分かりやすい文章です。でも、次の言葉を100字以内でわかりやすく説明せよ、と言いたいですね。
「神様から召命」
「神様が摂理を継続して行かれる方向」
「摂理」
いつも米本ファンさん
>自分の団体に信者が何人いて、2世の子女が何人いて、教会の集会に参加している2世が何人いるかを把握することなんて トップの責任者として当たり前だろう。祝福式が行われるまで、その実数がわからなかったなんてことがあり得るのだろうか。
韓鶴子氏はある程度のことは予想していたと思います。この根拠は後日のブログで
「お母様。今度は盛大に行います。日本から著名なカメラマンも参加し、祝福式の写真集を出す予定です」
そう言われれば、小生みたいに疑り深い人間は別にして、「じゃあ、今回は期待しようか」となります。
韓鶴子氏は側近に騙されているといった解釈がありますが、希望的観測で根拠はなし。ひとつだけ言えるのは、情報ルートが限られているということです。(ただし、文鮮明氏よりははるかにルートがある)
原理あるいは統一用語
【悪い夢】
http://ameblo.jp/poomchai/entry-11920998561.html
けっこう面白い。
ただし、おしいことに「言葉の使い方」がおかしいと指摘しているだけである。どうオカシイのか説明すべきであった。続を期待しよう。
【侍る】【蕩減】【分立】【役事】などなど。できれば、在韓3年間の記憶ではなく、辞書を引用して説明してもらいたいな。
初めて投稿させて頂きます。
私はかつてカープ本部のある部署の責任者をしており、拉致問題にも多く関わってきました。(救出も多数、弁護士の山口(←古い方))を怒鳴り付けたことも…若気の何とかです)
まず貴殿の功績に心より敬意を表し、感謝申しあげます。(軽い言葉で恐縮ですが)
本題に入ります。
私は現役の教会員で、幾つか私見を述べさせて頂きます。
まず「衰退」の件は数年前、周藤先生が当地に来られ「統一運動は先細りする一方なんです…」
と、つまりは伝道を懇願されたことがありましたが、言われるまでもなく人が増えてないのは、余程○○(自粛)な教会員以外は判っています。
ただ、その原因は貴殿のブログや献金というより、営業しない会社が売れないのと同じで、伝道していないからと単純に考えます。
私は元献身者で責任者もしていましたが、今は故郷で珍しいことに(?)上場企業の会社に勤めています。
職場、取り引き先で伝道はしていますが、なかなか実らず。
やはり街頭、訪問できた時代は数が復帰できました。
物理的、精神的両面で伝道できてないからだと思われます。
また、二世については私のところでは半分近く祝福を受けています。
どの団体でも親と同じ思想、信条でない確立は低くないと思いますし、半分が多いとは申しあげませんが、どんなものでしょうか?
少なくとも私は子供、親のお金を勝手に献金したことはないですし、まあ、人それぞれですが…。
短く書くつもりが長くなったので、とらあえず失礼します。
ありがとうございました。
失礼しました。
toramaruさんにお願い
日本統一教会幹部よ!正直であれ!誠実であれ!
今、徳野さん初め、日本統一教会がやるべき事は日本統一教会員に真実に誠実に真っ正面から向き合う事です。
反対派の意見も真摯に聞いて、様々な矛盾に対して真剣に向き合う事です。
ハッキリ言って日本統一教会幹部達よ!何時までも、日本統一教会員を盲目耳ツンボのままの奴隷状態に縛るつもりだ!
私も批判したくないのだ!運勢が下がるから!••••しかし、あまりにも日本統一教会幹部達が常識がなく、誠実でない為、批判せざる負えないのだ!
そろそろ、日本統一教会幹部の中からまともな常識ある人間が現れる事を期待する!
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Re:原理あるいは統一用語
記事を取り上げてくださり、ありがとうございます。
「どうオカシイのか」説明するというのは、私自身が取り組んできた課題でもありました。
信仰基台、実体基台(アベルカイン),責任分担,堕落性を脱ぐこと,アベルに従うこと、については、私の記事のテーマ「統一原理に対する勘違い」で扱っています。
http://ameblo.jp/poomchai/themeentrylist-10059498274.html
それ以外にも、「所有権復帰」や「天の万物を授かる」など私なりに「どうオカシイのか」説明をしてきました。
http://ameblo.jp/poomchai/entry-11357581767.html
http://ameblo.jp/poomchai/entry-11371520535.html
ただ、いずれも信仰生活上の深刻な問題にどう対応するかという問題意識からなので、深刻な問題のみを教会員を対象とした形で説明したものでした。
今回の米本様のコメントで、新しい課題を提起された感覚はあります。
ただ、言葉を定義することは、私の問題意識と多少ズレるので、専門家?にお願いしたいです。
教会員でない人に教会の教理の概念をわかりやすく伝えることは、絶対的に必要なことなので、これは辞書と言っても原理講論をベースに考えていきたいと思っています。例えば、万有原力については以下のように説明しました。
http://ameblo.jp/poomchai/entry-11920645739.html
飽きっぽい性格なので、長~い目で見ていてください。
4lifeさんへ
投稿を拝見しました。
貴重なコメントありがとうございます。
本部責任者であったということで、経験豊富な方と拝察いたします。
そこで、ぜひ質問させてください。
> 言われるまでもなく人が増えてないのは、余程○○(自粛)な教会員以外は判っています。
> ただ、その原因は貴殿のブログや献金というより、営業しない会社が売れないのと同じで、伝道していないからと単純に考えます。
してみれば、単純に伝道をすれば会員は増えるとお考えですか?
理解に苦しみます。
どのような伝道をされるおつもりですか?
> 私は元献身者で責任者もしていましたが、今は故郷で珍しいことに(?)上場企業の会社に勤めています。
よかったですね。
UCの経歴をきちんと説明されて就職したのですか?
再就職活動をしている献身者にとって有益であると考えますので、どのようにして上場企業への就職に成功されたのか、その証をぜひシェアしてください。
子供が祝福を受けないのは、親たちが悪いから
笑っちゃいました~
ヨンジンさんもジョンジンさんも
1世と結婚してるんだから
それって正道の祝福とはちがいますよね~
ぜひ、その親はもういちどちゃんと信仰立て直してください!!
統一においては
清い文家の2世が1世と結婚するなんて
堕落です。
ふつうだったら罪の恐ろしさに怖くて生きていけません。
でも何事もなかったかのように生きてるんだったら、彼女らはミコトバ信じてないってことです。シックではないということです。
私は信じてないから「よかったね」っていってあげたいけど、
今まで、祝福じゃなくちゃだめって親から言われて、泣く泣く恋人と別れた人や、婚期逃した人、その他苦しんでいる人たちは
恨みと悔しさをはっきりと表明したいんじゃないでしょうか?
それとも文家の人は神の子だから
天法?なんか守らなくても許されるんですか?
聖和式?後に聖酒飲んだらすべての罪は許されるけど、その後は許しがなかったんじゃ?
どんな集団でもその構成員である以上、
王でも天皇でも法律は守らなきゃいけないのに、統一は下の者だけに強制して、脅迫まがいの拘束をして、
決めた当事者は守らなくてもずうずうしく生きられる団体なんですかね?
現役の講師さん、原理的に説明してください。
どんな言い訳するのか気になります。
すみませんでした
米本さんの注意をよく読んでなかったようですね。
この囲みのコメントをひかえてくださいという。。。。
>投稿を拝見して さんへ
私は、他の教会員に当該ブログを読むことを勧めたり、神山元会長の集会に本人が必要と思えば、参加すべきとの姿勢である等、考え方等は異なるかも知れませんが、現役の教会員です。
貴殿のHN、投稿内容だけでは、非教会員、現役教会員、元教会員、また元教会員ならば献身経験の有無等解りかねるため私が証しているのと同じくお教え下さい。
「コメントありがとうございます」と書かれているので米本氏かとも思いましたが、わざわざ名前を変えるとは思えないので、別の方と推察し、お聞きします。
(米本氏なら、それはそれでよろしいですが。)
簡潔かつ適格に、ご質問にお答えするため必要ですので、何卒よろしくお願いいたします。
4lifeさま
また、相手に応じて、回答を変えるということでしょうか?
仮にそうだとした場合、これだけインターネットが盛んになった時代で、ネットを通して都合のいいことだけを伝えようというスタンスはよろしくないと考えます。非教会員のことを欺くことにもなりかねません(それが拉致監禁の遠因になっていることはご存じのことと思います)。
教会員、非教会員の区別なく対象にした書き込みの世界で投稿している以上、そのルールに従いましょう。
貴殿は教会員であると名乗り出ました。その意図は如何に?
既に共有されている教会の事実を背景に、真実を訴えようとしたのでは?
そうでなければ(虚偽と思われかねないような)書き込みをしないのが一番です。
私が投稿している立場はUCを憂えている、それ以上でもそれ以下でもないことをご理解ください。
ということで貴殿の質問には謹んで回答を拒否します。
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