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宋龍天日本総会長が減額を懇願し、今年の献金目標は10%減に!(上) 

高額エンドレス献金・2013年~(1)

今回の原稿は3月初めにしたためたものだが、ネタとしては全く古くはなっていない。統一教会の高額エンドレス献金のシステムは“永遠不滅“だからである そうはいっても、3月以降の動きについても触れておかなければならない。しかし、それを加筆すると、さらに長文になってしまう。したがって、(上)(下)が終わってから書くことにしたい。


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吹き出しの言葉を今の統一教会に合わせて言えば、「銭は地上天国への切符ズラ」といったところか。でも、もう地上天国は言われなくなったからなあ~~。この数十年間の教会員の“一筋の希望”(「地上天国の実現の日は近し」)は、一体何だったのか。


昨年の献金目標、90%達成


 浄土系の仏教は、ひたすら南無阿弥陀仏と唱えれば浄土に往生できると説き、庶民を魅了したという。しかし、今は念仏の勧めなどどこにもなく、乞食坊主はひたすら“浄財“(法要代とか寄付金)を要求する。つまり、堕落である。

 こと銭に関しては乞食坊主より数百倍も意地汚いのが我が統一教会だ。教団の最近の献金事情を2回にわたって報告する。

 昨年の年間献金目標額が判明した。
 300億円あるいは330億円!である。
 30億円もの開きがあるが、ある情報筋によれば300億円ではないかという。
どちらが正しいか、知っている人がいたら教えてください。ペコリ
 
 では、この目標は達成できたのか。
 それが驚いたことに、90%達成したそうである。つまり、270億円あるいは297億円を集めた、ということである。
 子どもにマックポテトも買えないとか、180円コーヒーさえ飲めないとか、パソコンを買ったがプロバイダー料金が払えなくなったとか、食口家庭の疲弊ぶりを耳にすれば、90%達成という情報はにわかには信じがたい。情報筋とのやりとりである。


--目標の90%を達成したといっても、にわかには信じられないが。

 日本全体の信者数(半年に1度は礼拝に来ている数)がおよそ6万人<注>。単純に家庭数が半分としても3万家庭。夫婦どちらかしか来ていない家庭も多いので実際はもっと多いはず。4万家庭とすると、300億÷4万で1家庭当たり75万円だ。
 ちなみに、俺の教区の1家庭当たりの昨年の献金額は90万円だった。
 したがって、目標の90%を達成したという報告は嘘ではないな。

<注>昨年、韓鶴子氏が訪日講演(北海道、埼玉、中部、上信越、西日本)したときに集まった教会員は合計で4万3200人だった。


 もっとも、最近は借金までして献金しろという雰囲気は大分弱まっているが、夫に内緒で献金をする既成家庭婦人もいる。ほとんど教会には来ないけど婦人部長なり区域長がお願いに行くと、渋々でも献金する人もいる。なかには、財産のある方が伝道されることもあるし・・・。日本全体として300億円近くの献金が集まっても、そんなには不思議には思えんな。
 どんなに厳しくても献金しようとする人も中にはいるだろうが、私の周りではそんな人は少なくなったように思う。

--最近では何を名目に献金を集めているのか。

 祝福献金は、既成は夫婦で140、これから祝福を受ける独身青年は一人140、年配者で霊人と祝福を受ける人は霊人の分も含めて280万円だ。
 経典絡みでは、昨年からの基元節祝福献金140万円。これで「新しい天聖経と平和経」 (管理人注:改竄経典と呼ぶ人もいる)がもらえる。さらに140万円を出せば「真の父母経と経典函(前記の3冊の本が入る函)」がもらえる。1300万円献金すれば「真の父母の印璽が入った天聖経」3000万円なら「お母様サイン入り天聖経」1億円払えば真の父母様賞だったか特別賞がもらえるそうだ。
 最近は、ラスベガスにピースパレスという建物を建設するそうで、その建設費とかを名目に献金を集めている。  

 あっそうそう。今年に入ってから基元節1周年に対する精誠ということで、1家庭13もしくは130万円という目標が来ている。なんでも130を献金した家庭には、ありがたいペアウォッチが頂けるそうだ。
 とにかく、いつのころからか(確か10数年前から)、馬の前のニンジンよろしく 献金したら何かを頂けるということがほとんど切れ目なく続いている。

【ピースパレス関連情報】
統一教会員の合同ニュースブログ「バルコム米国会長 週刊ビデオメッセージ 3/14/2014」
cocoaのブログ「バルコム会長による"ピース・パレスの所有者"」「ピースパレスは〈第二の清平〉になるのか!?」
yosia621のブログ「ついに米国も清平教振興か?!」

<ボヤキ>
数年前、ある本部職員が「うちは箱もの信仰ですからねえ。民主党のスローガンではないけど、『コンクリートから人へ』に変わって欲しいものです」とぼやいていたが、改革の兆しはまるでない。3年前と同じことを書いているようで、馬鹿馬鹿しくなってくる。


前のめりのエイト君の勘違い


このタイトル以下の記事は陳腐化している。あえて載せたのは教団の動きが手に取るようにわかるからだ。そのことは次々回の記事で。

 ところで、ピースパレスの献金集めについて、田中清史(鈴木エイト)氏がこんな記事を書いていた。「統一教会、ラスベガスの新宮殿のために500万ドル集金指令、一祝福家庭当たりの献金額は2500ドル!」 (3月17日付)
「献金要請額は、日本円に換算すると総額5億円、1家庭あたり25万円」

 要請文の原文まで入手したのだから、清史氏のスクープである。拍手を送りたい。( もっとも、清史氏の記事より半日早くhowwellサイトで流れていたが)
 きっと、「承認欲求」が満たされ(「熊さん、八っあん、エイトさんを大いに語る」)、さぞ満足しているのだろう。 
 いい気分に水をさすようで悪いのだが、何度言っても、前のめりの癖は治っていない。クスッ

 清史氏は記事の末尾にこう書いている。
「エンドレスに続く高額献金指令、金蔓にされる日本人信者の受難に終わりは見えない」
 違うんだってば。この献金を要請したのは、日本人信者ではなく、アメリカ統一の信者なんだよぉ~ 

ALL the funds have come from overseas.
Now we have a great opportunity for all American family members to directly support True Parents vision for a global Peace Education Center.
(訳)これまで資金は全て海外から来ていました。いま我々には、アメリカの全家族メンバーが世界平和教育センターの建設という真の父母の夢を、直接援助する素晴らしい機会があります。


 エイトさん、せっかく入手した原文(英語)なんだから、辞書を引きながら、確かめるべきだった。
 面倒だったら、私がメル友の暗在翔子さんに翻訳を頼んでいるように、リンク法律事務所の職員、何とかゆかりさん(名字失念)にお願いすれば良かったのだ。前のめりだから、一刻も早くスクープ記事をものにしたかったのだろう。

 ただし、この献金が日本人信者を対象にしたものだとしても、社会的にみて問題はあまりないと思う。なぜなら、使途のはっきりした献金集めだからだ。
 日本の寺は、本堂とか庫裡(住職の家)とかの新築で、檀家から寄付金を集める。檀家は不満であっても協力する。ところが、境内に何とか記念館を建てるから寄付をと言われると、トラブルだろう。それでも、檀家共同体から仲間外れにされたくないから、協力する檀家は少なくないだろう。 

 しかし、アメリカ統一教会員の中にはピースパレス献金に反対している人は少なくないという。
「日本と比べればわずかなものですが、各家庭2500ドル献金がこちらでは大きな問題となっています。個団、すなわち在米日本人女性を頼りにしているようで、すでに彼女達は10万ドルを誓ったとのことですが、その夫達(アメリカ人)は冷めたもので、今後、どこまで献金が集まるかわかりません。たとえ建てることができたとしても、その維持費は誰が負担するのかと疑問を持っています。教育センターとのことですが、アメリカは伝道がほとんどされていませんし、数百ドルの費用を出してラスベガスまで行く人などはまれです」

  話を本題に。
 日本信者の受難は、献金の使途が全く不明な献金、すなわち130万円の基元節1周年に対する精誠、140万円の「基元節祝福献金」、280万円の「真の父母経と経典函」、1300万円の「真の父母の印璽が入った天聖経」、3000万円の「お母様サイン入り天聖経」の方である。
 ピースパレス(5億円)より、こちら(300億円~330億円)のほうがはるかに重大な問題を孕んでいるにもかかわらず、なぜ、敏腕記者の清史氏がこのことに気がつかないのか不思議でならない。

 なお、ピースパレスと清平と結びつけて分析している教会員ブロガーがいたが、英文公文には清平のことは載っていない。根拠はあるのだろうか。


総会長自ら減額の懇願

 それにしてもである。昨年、1家庭あたり75万円を献金したとは、どうにも信じ難い。年収500万円のサラーリーマン家庭で、1年間に75万円もの貯金をすることは並大抵のことではないからだ。
 打ち出の小槌は、一般の祝福家庭ではなく、「夫に内緒で献金をする既成家庭婦人もいる。ほとんど教会には来ないけど婦人部長なり区域長がお願いに行くと、渋々でも献金する人もいる。なかには、財産のある方が伝道されることもあるし・・・」といったところにあるように思える。

 情報筋の話からすると、夫に内緒で献金している」婦人は4万家庭-3万家庭で1万人いるということになる。
 夫の目があるため日曜日の礼拝には参加できないため、夫が仕事に出かける平日に礼拝に顔を出している人たちのことだが、「1万人」は比較的正しい数字のように思われる。
 6年前に取材した話で数字は古いのだが、杉並教会の日曜礼拝参加者は200人、平日礼拝参加者は75人だったこと(割合は3対1・25)と比較しても。

 私が統一教会問題で相談を受けたケースで、「妻(平日礼拝組)が統一教会に入っていた。調べてみると、子どもの学資保険(400万円)を解約し献金していた」(夫の訴え)というのがあった。
 夫に内緒で献金といっても、専業主婦にそんな金はないから。夫の金を勝手に引き出したり、学資保険や生命保険を解約したりして捻出しているのだろう。一言で言えば「家庭内泥棒」である。このときの相談事例では盗んだ金は1200万円だった。(うち1000万円は教会から返還してもらった)
 妻がやったことゆえ、事件化できない。家庭内騒動のあと、離婚となったケースも聞いている。

 こうした献金集めは、蛸(教団)が自分の足(教会員)を食べているのと同じで、組織全体が疲弊していくばかりである。

<愚痴>このことも、すでに学研のムック本『宗教と事件』で書いた。(「瀬戸際に立つ統一教会」(3)「瀬戸際に立つ統一教会」(4))。もう4年前のことだ。対象に進歩がなければ、それを書く主体(私)も進歩していないということだ。ため息が出る。 「統一批判・告発村」のブログも十年一日のものが少なくない。
 
 ところで、今年の献金については、4年前と少しばかり違うことがある。
 それは、現在の日本の最高責任者である総会長、宋龍天氏がクビをかけて、日本の目標を下げてほしいと(たぶん韓国宣教本部に)懇願したことである。中抜き男こと前総会長の宋榮渉(ソン・ヨンスブ)時代にはなかった動きである。 

 

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自分の足を食う蛸はいつかは死ぬ


 懇願の結果、どうなったのか。
 先の情報筋の話である。
「今年の献金目標は昨年より10%ほど減らされたが、その減らした分は本部経費を10%削減して埋めるよ、ということになったそうだ。献金目標の10%減は、本部経費の10%削減程度では埋まらない金額だと思うがな」

 昨年の献金目標額が330億円なら今年の目標は297億円。300億円なら270億円だ。

 この目標は達成できるのだろうか。 それを占う材料を4つほど提供しておく。

(1)献金目標額は数年前の半分になっている。
(2)先の情報筋が所属する教区は大都市圏から離れた地方にある。地方では「どんなに厳しくても献金しようとする人も中にはいるだろうが、私の周りではそんな人は少なくなった」(情報筋の言葉)かもしれないが、献金の主力である大都市圏はそうではなく、食口家庭の疲弊は相当進んでいるはず。それだからこそ、宋龍天御大将自ら減額を懇願したのだ。

(3)昨年の目標90%達成は、最後の年末の追い込み(無理無理献金)が大きかった。
(4)その反動で、消費税増税の反動よろしく、今年に入ってからの献金達成率はとてつもなく低い。(*3月現在)
 再び、情報筋の話である。
「今年に入って、基元節(2月12日)に向けての取り組みで、目標を達成したのは、地区は1つ、教区は16だ。かなり盛り上がりに欠けたということだな。昨年末までに、どこもかなり無理をしているから、当然といえば当然だが」

 ちなみに、2月26日日付の公文で、地区は13から16地区に、教区は62から65教区に改編されている。教会数は289である。

 情報筋はため息をつく。このままじゃあ、いつかは死滅するのではないかという問いへの回答である。
「2014年のVisionとして『幸せな家庭 健康な教会』『国家と世界に貢献する統一運動』と謳われている。現在のような献金活動を続けたままでこのスローガンが達成できるとはとても思えん。教団幹部は、そのあたりをどう考えているのか、はなはだ疑問だ」


蛸の新しい足は6000?

 教団公式発表によれば、新しく伝道された日本人は昨年1年間で6000人だという。
 私は、この数字にきわめて懐疑的だ。
 現在の教会数は前述したように289教会である。
 6000÷289=約21人
 それほど多くない数字であり、伝道実績を出せという韓鶴子氏の指示にもかかわらず、伝道が進んでいない証左とも言えようが、勧誘活動に熱心だったある教会の責任者によれば,新会員はこのところ年間で20人程度という。 この証言からすれば、289教会×15人=4335人といったところではないのか。

 よしんば、6000に間違いがなくても、「18歳を越えて入会願書を出した2世も含まれていますので、実質的な教勢拡大としてはもっと少ないはず」(情報筋の話)という。

 宗教組織にとって重要なのは、教勢拡大と離教者数である。
 様々な情報を総合すると、その数1万人。とうことは新規入信者(2世含む)6000人-退会者1万人で、差し引き4000人の減だ。関西地区ではかなりの食口が雪崩を打ったように教会をやめたと聞いている。
 何度もブログで書いていることだが、これまで60万人もの人が入会し、54万人以上がやめている。こんな“離職率”の高い団体は、日本広しと言えども、ブラック企業か統一教会ぐらいなものであろう。
 
 
 新規に伝道された6000人にしても、いずれ逃散(退会)していく。
 そのことに教団中央は痛痒に感じていない。一人当たり年間100万円でも献金(総額60億円!)してくれたら、「それでいいのだぁ」  

 私にとって、拉致監禁という問題意識を棚上げすれば、統一教会の浮沈などどうでもいいことである。
 しかしながら、伝道に力を入れながら退会状態になっていく様を知らん顔をしている宗教組織には知的(?)好奇心がわく。
 こんな組織は、宗教組織に限らず、どこを見渡してもゼロだからである。

 研究検討の結果を明かす前に、オルタナティブを示しておく。 おそらく、文家4男の国進氏の考えと同じものだと思うが。
 組織を維持するためには、人件費・施設維持費などが必要になる。現状、世界統一教会(信者数10万人)を支えるためには、日本統一(6万人)の信者の献金に頼るしかない。いい悪いは、この際捨象する。
 その金額を世界の全信者に明示し、献金を仰ぐ。
<世界統一教会を維持するためには、●△億円が必要です。そのために献金をお願いしたい>
 これは、金額の多寡を別にすれば、寺を維持するために私の家が毎年寄付金に協力するのと同質である。

 組織の維持だけでなく、「国家と世界に貢献する統一運動」のために新たな事業を行いたいということも当然あるだろう。
 そのためには、<これこれの事業を行いたいので、献金をお願いしたい>と特別献金を募ればいいのだ。そこには原理用語をふんだんに使い、信者を幻惑するのも自由だろう。
 組織維持献金と特別献金。名目と内容を明示した献金システムが確立されれば、外部の人間がとやかく言う必要はないだろうし、裁判沙汰になることもなくなる。

 問題の所在は、何のために使われるか使途がはっきりしない高額エンドレス献金に、信者が疲弊し、教会から離れていくことにある。財産のあらかたを失った信者は献金等返還請求を行う。その返還のために、無理して集めた献金を費消してしまう。負のスパイラルである。

 
 ところで、私ばかりでなく、統一教会の現体制に批判的な現役信者たちは、献金が秘かに韓国人幹部の手に渡っているのではないかという懐疑心がある。実際、前総会長の宋榮渉(ソン・ヨンスブ)は韓国から一族郎党を日本に招き、大名旅行をしていた。そうした中抜きが発覚し、文未亡人によってクビにされた。

 今の献金システムの最大の問題は、韓国人の私的流用にある。
「牧会者として日本に3年間派遣され、韓国に戻ると家が立つ」という。(在韓日本人食口の話)
 子どもが欲しがるマックポテトを諦めさせて献金した一部が韓国人幹部の家の建築費にあてられているわけだ。
 また旧聞に属する話だが、教団本部の元本部長(企画本部長)大島氏は組織の近代化のために、一回あたりの経費で10万円を超えるものについては領収書を提出させることにした。しかし、すぐに総会長の宋榮渉(ソン・ヨンスブ)氏から妨害が入り、ほどなくして大島氏はクビになった。

 なお、日本の韓国人幹部の数は、16人の地区長のうち10人65人の教区長、289人の教会長のうちそれぞれ半分である。(韓国人幹部のことは後日のブログで書く予定だ) 
-続く-

(謝罪)何度も推敲したが、読みにくさは改善できなかった。読者の読解力に期待す。


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コメント

宋龍天日本総会長が減額を懇願し、今年の献金目標は10%減に!(上)

別に読みにくくはなかった。

献金要求は厳しいね。

昔からの話だが。

既成家庭婦人からの献金が大きいのは確かだろうね。

マッチング家庭は余裕が無いところが多いし。

蛸の新しい足は6000?

そう考えると、大学生の頃から食口な私は案外古参信者なのかなと思う。

学生の頃に共に歩んだメンバーがいつのまにか退会しているのを知ると切ないね。

王朝による搾取としての献金

>組織維持献金と特別献金。名目と内容を明示した献金システムが確立されれば、外部の人間がとやかく言う必要はないだろうし、裁判沙汰になることもなくなる。


 米本さんは「文家4男の国進氏の考えと同じものだと思うが」として透明化された献金システムについて述べられましたが、‘夢のまた夢’と言うようにしか感じられません。
 記事に書かれた「今の献金システムの最大の問題は、韓国人の私的流用にある。」というのは確かにそのとおりではあるのですが、韓国人の中にはご存知のように厳格な身分制度がある訳でして、そのトップともなれば「家が建つ」では済まされず、専用ヘリコプター、運転手付き高級車、カジノ資金、豪華な専用施設、…(王様用)や 高給ブランド品の数々、同じくカジノ資金、フクロウのお土産等衝動買い?の品々の数々、世界旅行費、…(王妃様用)については未知の金額が費やされているに違いないのです。

 それらの消費金額は某総会長の「大名旅行」とは桁違いのはずです。
合衆国のビル・ゲイツや、あるいは日本の孫正義のような巨額の利益を生み出している実業家であれば、何の矛盾もないのでしょうが、組織の末端の者が献金を搾り取られて借金に苦しんでいる組織のトップという立場では明らかに矛盾していると言わざるを得ないのです。
 また、‘コンクリート箱もの’建設や赤字事業への投資が‘天国の創建’ですから、果たして合理的な計算による献金システムが成り立つのか甚だ疑問です。
 合理的で透明な献金システムを確立する為には、やはり、第一に李氏朝鮮王朝の亡霊を排除して、名目だけではなく真に共生共栄共義主義を実践する団体として生まれ変わる必要があると思います。

 もちろん「国進氏の考え」が「王国の建設」に向かわず、「共生共栄共義主義世界」を目指すものであるならば、その献金システムは国進氏によって実現可能なのでしょうが、それには、「王妃様」の“壁”を乗り越えねばならず、それは決して容易いものではないはずです。
 一度大金を自由にできるようになると人は決してその‘富’の支配的立場から離れることはできなくなるのです。
 それは、一度富を手にした人物が、たとえ事業などが思わしく行かなくなったとしても、完全に破産するまでは借金を重ねても、富の追求を止めない例が多くあることからもわかるのです。

 それは統一原理の‘創造原理’に適った理屈でもあります。
即ち、人間の最高に刺激的な喜びは創造活動にあり、‘第一原因’である神が‘喜びを得ようとする衝動’である‘心情’が動機となって行った最初の‘み業’は‘創造活動’だったのです。
 以前にもコメントに書いたことがあるのですが、人間が もし自分の理想として思い描いたことを、その如くに実体化できたとしたら、そこには大きな刺激が生じるのであり、喜びとなるのです。
 しかし、現実世界においては、それは資金がなければ実現不可能であり、ただ、それが許されるのは世に認められた‘創造力’を獲得した者のみなのです。
 その‘創造力’とは科学、芸術、実業等 様々な分野において必要とされるものです。
 その‘創造力’が発揮され、人々に有益な‘価値’を提供したならば、その報酬として‘富’が得られるのであり、さらなる‘創造活動’の場が提供されることになるのです。

 その喜びはそのような‘創造的行為’を行った者しか味わうことができず、‘貧困なる者’は限られた喜びしか得ることができないのです。
 それが故、人々は富を望み、それによって‘創造’の可能性へのキップを得ようとするのです。
 一度、その富を得て創造的な喜びを享受してしまった人が、それを放棄することは「らくだが針の穴を通るより難しい」のです。

 私は基本的に朝鮮半島の人々は創造的能力に欠けていると思っています。
それは、日本と韓国のノーベル賞受賞者数の違いを比べれば非常にわかりやすいと思います。
 日本人では第一回から、既に北里柴三郎や野口英世などがエントリーされておりましたし、第二次世界大戦終戦間もない1949年には湯川秀樹が日本人では初めて受賞し、その後も受賞者が相次ぎ、自然科学系で16人、人文・社会科学系で3人の日本人がノーベル賞を受賞しています。
 しかし、大学進学率では遥かに日本を上回り、経済的にも先進国並みに発達したとは言え、韓国からのノーベル賞受賞者は平和賞の金大中一人のみで、自然科学系はゼロです。

 つまり、基本的に朝鮮半島の人々は‘創造力’に乏しく、「栄光を得る手段とは、有るものから奪うもの、常に考えている」のが実情なのです。
 従いまして、‘創造力’が乏しい韓国人が巨額の富を得ることができたとするならば、それを自ら手放すことなどあり得ないのです。
 そして、それは当然ながら、金持ちイタコや統一王妃様にも言えることなのです。

 このように私がコメントしますと韓国人などから差別主義者のように思われるかもしれませんが、それが違うことは今まで投稿したコメントを読めばわかるはずです。
 つまり、韓国の人々は何故‘創造力’に乏しいのか?
それはまさしく、朝鮮型儒教の人間観のためであり、李氏朝鮮時代の伝統に影響されているからというのが その答えなのです。
 決して、脳みその構造が劣っているからではないのです。
その人間社会の上下関係に束縛された精神文化の中では、人間の自由な創造力は発揮し辛く、抑圧されてしまうのです。
 人間の本性としての創造性が発揮できないような文化を朝鮮半島の人々はつくってしまったのです。

 そのように考えれば、合理的で透明な献金システムを確立する為には、まず‘富’を人々から搾取して得ることを体制の土台とする‘李氏朝鮮王朝’のような組織の体質を完全に変革することが必要となってくるのです。
 小中華思想をもった韓国人統一教会幹部がそれをできるとはとても考えられず、やはり合衆国で高等教育を受けた国進氏のような人物に期待するしかないという結論になります。
 果たして、国進氏は王妃様の‘壁’を乗り越えることができるのでしょうか?
 献金に苦しむ日本の統一食口が国進氏の考えの正当性を主張できたなら可能なのではないでしょうか。
 

駆逐するべきやつは

食口は、大きく3つのタイプに分かれると思います。

1つは、献金をすることそのものが日本の信仰であり、献金なくして信仰はあり得ないと考えるタイプ。中間幹部である教区長や教会長、そして壮婦たちがここに属すると思います。彼らにとって、祈りや礼拝なども、献金を出すための手段だと無意識に考えています。あくまでも献金が信仰の中核、中心です。

2つ目は、献金も信仰の一形態だが、あくまでもワンオブゼンであって、献金ができない状態であれば、他のこと(例えば祈りなり礼拝なり)をしっかりやればよいというタイプ。1800双より上と、3万双より下、そして二世たちには、こういう人が多いです。

3つ目は、そもそも信仰心なんてなく、サラリーマン、職業宗教屋として、食っていくために信仰者のふりをしているタイプ。これは、本部職員、本部幹部、一部地方スタッフに多いと思います。こいつらが一番始末が悪いです。こいつらを食わせるために、1のタイプがひいこら献金をしている。2は我関せずと1に苦労だけさせて自分は安全地帯、というのが実情でしょう。

したがって、米本さんご提案の「金額を世界の全信者に明示し、献金を仰ぐ」は、あまり効果がないかもしれません。1のタイプにとってはどうでもいいこと。献金することそのものもが信仰生活だから。2のタイプにも影響ない。

しかし、3のやつらには困る。内訳を開示したら、自分たちの給料になっていることがはっきり分かってしまうから、2に突っ込まれる。だから使途はあいまいにしてきているのが、今までの状態でしょう。

統一教会をまともにするには、3のやつらを駆逐し、比較的常識人である2を執行部にすえることでしょう。しかし、神々の黄昏さんの言うように、それは結構難しいことだとも思います。なにせ、トップがトップだから。

資金難?

昨年、一年で、約270億円達成

ところで、いま緊急体制で、93日間で100億円を集めようとしているわけですが、
えっと… 緊急体制でないとした場合の、93日間の献金は、前年実績で68億円
年末に献金が増えるということは考慮しないでの計算ですが、
ということは、緊急体制で必要としたお金は、32億円

よほど今年の献金が落ち込んでいるのか、
はたまた、32億円の資金繰りができないほど、資金難なのか。
あるいは、特別損失で32億円を必要とするのか。

庶民には32億円と言われても、感覚がわからないですけどね。
戦争緊急体制でしたか、たいそうな名前がついているということは、相当な資金難と見れるということでしょうか。

あ! わかった!
この32億円は、減額を埋めるためだ。

(追記)
記事の中に
>今年に入ってからの献金達成率はとてつもなく低い。(*3月現在)
とありました。
見落としてました。失礼しました。m(_ _)m

隠し事が多すぎる統一教会

ちゃぬさんの裏韓国日記にこんなことが書いてあった。

≪FBIの調査資料によると「文鮮明がタンベリー刑務所にいたときに、朴普煕が巨額の資金(当時の日本円にして約17億円)を支出しており、その背後には統一協会の内部紛争があったと報告されている。
文鮮明の夫人と朴普煕が許可を得ないで文鮮明の金を勝手に運用していたことを、もうひとりの側近である郭錠煥が服役中の文鮮明に伝え、文鮮明が激怒し、返却を命令したという報告もある。≫

どうやら、最高幹部たちは投資家のまねごとをやったりしてお金を使っていたらしい。
しかもトップには内緒で!
文夫人もグルで!

だったらその文夫人がトップになったらどうなるんだろうか?

だから、見ざる、聞かざる、言わざるでいなさい、なんていうんだよな。
  • [2014/06/28 21:59]
  • URL |
  • いつもヨネモトファン
  • [ 編集 ]
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「人は御言葉のみにて生くるに非ず。銭が必須である。」

よね様、ご機嫌よう。

「銭は、地上天国への切符ズラ。」
と揶揄された統一教会。本当にそうなのか、ワタクシ密かに検証してみました。

以下、様々な宗教の信者に対し、献金に関するアンケートを実施してみました。

その一、福音系キリスト教会信徒、Tさん(女性99歳、信仰歴60年)
「私はね、礼拝献金は一回につき30円と決めてたわ。だから、あなたもあまり献金し過ぎないようにね。でも、牧師さんが教会を新築される時は、結構頑張って献金したのよ。それなのに牧師さんは、私の献金を『柱一本分でんな。』って、言ったのよ!?本当に許せなかったわ。」(柱一本分っていくら?5万か?10万か?)

その二、密教系仏教寺院檀家、K氏(男性77歳)
「おお、本堂を建て直す時に、30万出したぞ。お経を上げに来てもらう時は、一回につき1万位包むな~。死者への法要が100年祭まで続くから、うちの宗派は結構金がかかるぞ。後は、お前たちが頑張ってくれ。」

その三、無宗教、Tさん(女性、その二の妻)
「全く、30万円も出すことないのに。見栄張っちゃって、見栄よ、み、え。」
(寺の境内に、氏名及び献金額が貼り出されるとのこと。)

その四、統一教会元信者、Rさん(女性、美女)
「うちは、摂理献金として合計13万ドルくらい出しました。それ以前は、十分の一献金をきっちり捧げてました。流石に両方はできなくなっちゃって、途中から十分の一はパス。万物復帰で復帰した金額も含めると、もっとすごいことになります。えっ、今は?統一教会時代の献金グセが抜けず、子供たちの学校からくる赤十字の募金なんかでは、必ず『札』で出すので、有名になってるみたいです。」

その他、米国の白人系キリスト教会では、礼拝献金が一人大体10ドル以上(小切手で出す人も多かった。)、黒人系教会では、ほとんどみんな1ドル。

え?あまり参考にならない?

でしょうね。まあ、この数少ない事例から見ても(意味なし?)、統一教会信者がダントツで、献金を頑張っていることがお分かりになるかと思います。その理由ですが、やはり統一教会では、献金額でどの霊界に行くか決まってしまう、という教えがあるからかと思います。

まあね。統一教会では、そんな風に言ってないけどっ!?って言われるかもしれませんけど。実際は堕落性を脱ぐことよりも、汝の敵を愛することよりも、今月いくら出せるか、そんなことばっかり、ですから。

その為に、夫を欺いて献金する婦人がいるとのことですが、私のかつてのアベルたちは、

・子供が、入院したから。(昔は、子供の医療費はタダではなかった。)
・自宅の風呂が壊れて、風呂釜を買い替えたいから。
・車をぶつけてしまって、修理しなければならないから。
・中古住宅を2000万で買ったから。(実際は1500万。ローンを2000万で組んだように見せかけて、差額の500万くらいを援助してもらい、献金に回す。)

などという方法で、親族からお金を借りまくってましたわ。特に、家とか車とか、大きな買い物は、実際の金額よりも親族には高く申告し、援助とかお祝いとかの名目でお金を復帰します。そして、差額を献金に回すのです。ってか、その為に家買えっ、ってプッシュされてた既製家庭の婦人とかいましたわ。

で、借りたら返すかって?いいえ、バカ正直に返済していると、「馬鹿ね。返すことないのよ~。途中まででいいの。そうやってお金のやり取りをする中で、却って絆が深まったわ~。」などと、のたまうのが正統派食口ですの。

でも、私ね。正直本当に辛かったのは、献金の追及を恐れる余り、「実はうちには、600万も借金があるの。だから、献金は厳しいのよ。」とかって、仲の良かった姉妹からカミングアウトされたこと。だって、そんな借金、彼女の家庭にあるはずもなかったから。絶対に嘘だって、分かってたけど、後日彼女の旦那さんにわざわざ確認しましてよ。(うちには、借金はありません。とはっきり言われましたわ。)

このようにして、兄弟姉妹の絆もどんどん危うくなっていくんですの。収入がいくらくらいあるのか、子供にどんな習い事をさせているのか、など、家庭の経済事情を一切話せなくなっていきます。

そして、男性献身者の妻などが、「お宅はいいわよね~。厚生年金だから。うちは、国民年金も払えないのよ。だから、婦人部長とか羨ましいわ。(旦那さんが、勤め人で社会保険に入っているため。)夫が献身者って、ほんと、辛いわよ。」

となり、実に低レベルな食口間格差に悩まなければならないのです。

ほんと、今月いくら。○月までにいくら。とかって、間断なく来る献金要請。未だに挫折することなく相対してる食口の皆様はすごいです。これからも、引き続き頑張っていただきたいと思います。うち?いや~、うちはもういいかな。

注:その一、私の曾祖母。その二、私の舅。その三、私の姑。その四、私。

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