爆笑問題-米本は統一教会と連携した言動をしている。
後藤徹監禁事件の資料(24)-法廷での火の粉を払う(3)
裁判は、証拠とそれに基づいた主張によって進行していく。主張なき証拠、証拠なき主張はまるで意味をなさない。判事横のごみ箱にポイ捨てだ。説明を省略するが、よく考えればこの意味はわかるはずだ。
前回、宮村の陳述書を紹介した。宮村の代理人(東京共同法律事務所の弁護士山口広と木村壮)はこの証拠に基づいて、次のような主張をした。
山口書面
(引用はじめ)
宮村は2000年2月中旬頃、自宅の写真を無断で撮影している訴外米本和宏(ママ 和広)を見とがめてこれを止めるよう注意したことがある。
その時の米本と宮村の会話は甲10の米本の主張とは全く反するものである。宮村はこの当時、すでに米本が統一協会のおかかえジャーナリスト的存在であると認識していたのであり、米本からあげ足をとられるような対応をしないよう注意して対応した。
(引用終わり)
*宮村の「おかかえジャーナリスト」に対し、山口は「おかかえジャーナリスト的存在」と記している。私からの名誉棄損による提訴を意識したものだと推測している。「的存在」とすれば、いかようにも釈明できるからだ。
(引用はじめ)
(1)米本は自己主張に強く固執しつづけて、その主張を押し通そうとして言論活動をしている者である。米本のホームページ(ママ ブログ)では、本件訴訟や原告の主張をくわしく宣伝している。また、甲60の1,2の作成にも自ら深くかかわったことを自慢しつづけ、これが一般社会の誰も注目しないことを残念がっている。統一協会、特に原告の主張のいわばスポークスマンであり、その陳述・主張には客観性がない。
(2)米本は、マインドコントロールの問題さえ理解できず、また自分が取材した元信者の主張にとらわれて、カウンセリングに拉致監禁がつきものだと思いこみ、この自説を裏付けるための取材やインターネットでの発信に固執しつづけている。その言動が統一協会の組織的目論見に合致していることを認識したうえで、統一協会と連携した言動をしつづけてきた者である。米本の主張や陳述には客観性はなく、自分の主張を根拠づけることに固執したものであり、信用性もない。
(引用終わり)
*書面は、山口が書いたものと思われる。ママが多いこと、感情剥き出しであることがその理由だ。なぜ、山口が私を憎悪しているのかは次回以降のブログを読めばわかる。
私は「訴外」人ゆえ、被告代理人、山口広の主張(準備書面)に反論して、準備書面を書くことはできなかった。
ここで、粉砕しておく。
といっても、白を黒と言いくるめていることを指摘するだけのことだが。該当個所は書面に下線を引いておいた。下線だらけと言う勿れ。
まず最初に、読者に注意を促しておきたいのだが、山口は主張の裏付けとなる証拠(乙号証)を示していない。証拠なき主張は単なる作文、落書き帳である。裁判官は歯牙にもかけなかったはずだが、落書きといえども、私にとっては火の粉である。証拠をふんだんに示しながら(リンクを貼った)、振り払っておく。
白を黒にする達人!
簡単なものから始めたい。
(1)「主張を押し通そうとして言論活動をしている者」について。
雑誌のコラムで主張を論じたことはあったが、これまで書いてきた記事の99%以上は、事実を明らかにするためのものであった。
拙著『洗脳の楽園』と『カルトの子』は、大宅賞、講談社ノンフィクション賞にノミネートされた。オピニオンではなくノンフィクションに与えられる賞である。
山口は、『カルトの子』をテキストにしたカルト学習会に参加し、講評したことがある。主張を押し通す言論活動家の本など相手にしなければよかったはずだ(苦笑)。
そればかりではない。山口は私のことをこう評価していた。
「彼のジャーナリストとしての根性やこれまでの業績については高く評価していた」
それにもかかわらず、平気で、私のことを「主張を押し通そうとして言論活動をしている者」と断じる。私への憎悪で、頭が壊れたというしかない。
こんな反論が予想される。山口が高く評価したのは拉致監禁のことを書く以前の話だ、と。
ならば、『われらの不快な隣人』の書評を証拠として示そう。「書評・感想」を読めばわかる通り、評者たちは例外なく、拉致監禁という私の「主張」にではなく、そこに描かれていた「事実」に驚いている。
(2)「米本のホームページ(ママ ブログ)では、本件訴訟や原告の主張をくわしく宣伝している」について。
本件訴訟をブログで詳しく書いたことはない。詳しいのはブログ「拉致監禁by宮村の裁判記録」である。私はそこにアップされた裁判記録のURLを、記事の末尾でときおり紹介してきただけである。
原告の主張を載せたのは、後藤さんの刑事告訴状とそれが真実であるとする私の陳述書(甲10号証)だけである。カテゴリー「後藤徹監禁事件の資料」の(1)以降を読んでもらいたい。告訴状をコピペしてブログに掲載することが「宣伝している」ということになるのか。頭が痛い。
したがって、
「統一協会、特に原告の主張のいわばスポークスマン」
の指摘は失当であり、たんなる誹謗である。
なお、裁判ブログの管理人の名誉のために言っておくが、同ブログでは原告の主張だけでなく、被告側の主張も公平に載せている。
無を有にする達人!
(3)「甲60の1,2の作成にも自ら深くかかわったことを自慢しつづけ」について。
「甲60の1,2」とは、原告が提出した「国境なき人権」レポートのことである。
私も、同レポートをブログで全文紹介している。(『棄教を目的とした拉致と拘束』(人権報告-1))
「甲60の1,2の作成にも自ら深くかかわったことを自慢しつづけ」
こら、山口のボケ! ブログのどこにそんな記述があるというんじゃい。
私と「国境なき人権」との関わりについて記した部分を引用しておく。(『棄教を目的とした拉致と拘束』(人権報告-プロローグ) )
(引用はじめ)
なお、私も「国境なき人権」代表のウィリー・フォートレさんのヒアリング調査に協力している。
(略)
報告文では私に対する評価が過大になされているが、少々割り引いて読んでいただきたい。
(引用終わり)
調査に協力したと書いた一行が「自ら深くかかわっことを自慢しつづけ」ということになるというのか。東大法学部卒の脳味噌、恐るべし。そういえば、お仲間弁護士の紀藤正樹は国境なき人権のインタビューの申し入れに逃げ回っていたとか
なお、同報告書では私の評価について触れている。(『棄教を目的とした拉致と拘束』(人権報告-3) )
(引用はじめ)
ところで、この問題を調査するに当たり情報提供をしてくれた米本和広氏(注7) について触れておこう。米本氏は多筆なフリーのジャーナリストで、新宗教やカルト批判の調査報道では有名な人物だ。その彼が過去10年間、棄教目的の拉致とその影響について取材してきた。米本氏は市民的自由と、それを定着させるための法律に関心を持つ、知的公平さを持つ著述家だ。同氏は2010年に拉致・監禁から逃げてきた原美由紀さんと村田敬一さんの証言を、自身のブログで紹介している(http://yonemoto.blog63.fc2.com) .
(引用終わり)
これに対して、私は(注7)で次のように書いた。
「私のことを過大評価しているように思われる。ただし、一言だけ述べておけば、「国境なき人権」にそれなりの評価を得たのは、自分の立ち位置がわかり、正直、安定した気分になったし、勇気もわいた。(社会的に意味のない取材をしてきたわけではなかったのだという気分)」
山口のボケ。よく読めよ。
まだあった。
「これ(国境なき人権報告)が一般社会の誰も注目しないことを残念がっている」
入手した人権報告書がどこにも掲載されないのを残念に思い、火の粉ブログに全文を掲載した。また、その直後に報告書は冊子にまとめられ、頒布されている。残念ながら、残念には思っていない。
面倒くさがり屋(弁護士界隈の評価)の山口は、裏付けとなる資料をろくに読むことなく、書きなぐったと思われる。こういう場合は、部下の木村壮弁護士が注意すべきである。共同執筆者に名を連ねておきながら、怠慢である。
東大脳はカルト脳
(4)「マインドコントロールの問題さえ理解できず」
意味曖昧なフレーズである。
もし「統一教会信者が教団にマインドコントロールされている、そのことの問題を理解していない」というのなら、意味明瞭だ。そこで、山口に問いたい。
「東京青春を返せ訴訟」で、どうして「マインドコントロールの問題」を裁判で訴えなかったのか。
後藤裁判でも、マインドコントロールに関する主張をしていないのはなぜか。
なお、私はブログでも、拙著『教祖逮捕-カルトは人を救うか』でも書いたが、「マインドコントロール論の問題点」には熟知しているつもりである。
<笑える注>山口先生は、別の書面で、こんなことを裁判官に説明している。
「統一協会の教化システムの問題、これをマインドコントロールの問題という人もいますが、この用語自体あまりに使い古され、あいまいな概念として使われてきたので、私はできるだけ用いないようにしています」
だったら、私のときにだけ使うなよ、このが!
(5)「自分が取材した元信者の主張にとらわれて、カウンセリングに拉致監禁がつきものだと思いこみ」
数はごくごく少ないけど、統一教会をやめようかどうかで悩んでいる信者が牧師を訪ねた結果、やめたケースを知っている。ただし、牧師は価値中立のカウンセラーではなく脱会説得者である。
まあ、こうしたことを書くより、後藤裁判に提出した被告側の陳述書(宮村の脱会説得を受けた人たちがその経緯を綴ったもの)を読めばいい。例外なく、拉致監禁があったことを暗示的に物語る記述満載だった(笑)。
山口はこう書けば良かったのだ。
「自分が取材した元信者の主張、また私たちが提出した陳述書にとらわれて、カウンセリングに拉致監禁がつきものだと思いこみ」
ジャンジャン
(6)「統一協会と連携した言動」
さて、爆笑問題である。
「統一教会は拉致監禁に反対している」「米本は拉致監禁に反対している」⇒「米本は統一教会と連携した言動をし続けている」
典型的なカルト脳である。
えっ、なぜかって。
「自民党の元幹事長、野中広務は特定秘密保護法案に反対している」「共産党は特定秘密保護法案に反対している」
「自民党の元総裁、小泉純一郎は原発ゼロを主張している」「共産党は原発ゼロを主張している」
それゆえ、
「野中は共産党と連携した言動をしている」 「小泉は共産党と連携した言動をしている」
こう表現するのと同じである。右翼の中でもよほどのカルト脳右翼しかこんな結論は出さない。
もし結びつけて書きたいのなら、右も左も特定秘密保護法案、原子力の再稼働に反対している-だろう。
小括:山口広弁護士は典型的なカルト脳である。
山口さんは統一教会のお仲間と見受けられる。統一さんともっと懇意にしたらとアドバイスしておく。「そこまで教会員の脳は白黒じゃないよ」と抗議がきそうだが・・・
煙草5本も吸いながら
(7)「米本と宮村の会話は甲10の米本の主張とは全く反するもの」
これについては、前回紹介した、宮村も陳述書で述べていた。
「甲第10号証では、米本氏がインタビュー形式に尋ね、これに私がいかにも困っているように対話内容を著しく歪曲しています。
しかし実際はインタビューのようなものには程遠いものでした。米本氏が私に取材したいと言ったので、私が拒否しただけのやりとりでした。
(略)
甲第10号証の米本氏と私との対話内容なるもの全体が、全くためにする、私を追い込むための意図的な歪曲に満ちており、全く信用性のないものであることを明言しておきます」
被告側の書面に何度も登場する「甲10号証」とは、後藤さんが宮村らを刑事告訴したときに、私が警察に提出した陳述書のことである。
彼らが気にするのは、「米本陳述書➂」である。それほど長くないので、宮村の陳述が正しいかどうか確認するためにも、ぜひ目を通していただきたい。
後藤さんの刑事告訴を受けて、刑事が事情聴取するために、私のところにやってきた。裁判ブログには掲載されていないが、それについて陳述書を裁判所に提出している。(甲46の1)
「甲10号証」に関するところのみを紹介しておく。少々長い。
(引用はじめ)
五.警察への陳述書で書いた,宮村氏へのインタビューについても質問され,以下のように答えました。
宮村宅に着いてから,自宅や車の写真を撮っていると,宮村氏が出てきました。名前を名乗り名刺を渡すと,「おおーっ,あんたが米本か」と,名刺と私の顔をしげしげと眺めながら,私の存在を認めました。
「講談社の月刊現代で,ルポ/<書かれざる宗教監禁の悲劇と恐怖>を書きましたが,拉致監禁問題を引き続き,取材しています」
と,口上を述べると,
「そんなもの,読んでない」と答えたあと,私が自宅の写真を撮っていることを咎めるやりとりがあったあと,「記事はデタラメだらけだった」とぶっきらぼうに話しました。
それで,「え,さっきは読んでいないとおっしゃったけど」と切り返すと,「・・・」と沈黙されました。
陳述書でも「・・・」の表現がいくつかあったと思いますが,宮村氏はどうも都合の悪い話になると,口を閉ざしてしまうようです。
宮村邸。私はこの家の前で立ち取材。
宮村氏とのやりとりは,陳述書に書いた通りです。
宮村氏は緊張したり,気ぜわしくなると,煙草をプカプカ吸うと聞いていたので,宮村氏とやりとりしながら,彼が煙草を何本吸うか,数えていました。
合計5本でした。
その間,こういうことがありました。
やりとりがとげとげしく,また2人の声が大きくなったからでしょうか,宮村宅の向かい側の家(表札は「宇田川」)から男性の方が表に出てこられ,トラブっていると思われたのか,宮村氏にこう語りかけました。
「警察を呼びましょうか」
内心,もめごとになるのは面倒だと思っていましたが,これに対して,宮村氏は「いや,いいですよ」。
このあともやりとりは続きましたから,宮村氏と話した時間は2,30分だったと思います。
ICレコーダーを持参していなかったので,宮村氏と別れてからすぐに荻窪駅そばの喫茶店に入り,取材メモを作成しました。したがって,陳述書で書いた宮村氏とのやりとりは彼の口調を含めきわめて正確です。
後藤徹さんの監禁時のことは,拙著の「エピローグ・誰が家族を壊すのか」(355頁から365頁)で詳述していますが,それに関して刑事はこう質問しました。
「あなたが『我らの不快な隣人』を出されてから,宮村氏から何か言ってきましたか?」
それで,私は「いや,何も」と答えました。
(引用終わり)
宮村は煙草5本を吸いながら、私にしゃべりすぎたようだ。
弁護士は真実(事実)を重んじ、社会正義の実現を使命とする職業である。
しかし、山口広弁護士はどうも事実がお嫌いなようで、「自己主張に強く固執しつづけて、その主張を押し通そうとして弁護活動をしている」弁護士のようである。
事実(真実の探求)に目を背ける弁護士のことを、日弁連では非行弁護士という。
わかりやすく言えば、依頼しないほうがいい弁護士である。
山口さん、営業妨害という勿れ。
山口さんには誇るべきセールスポイントがある。
事実に目を背け、白を黒と言いくるめる、ときによってはありもしないことを主張する。
こうした弁護士にぴったしの顧客がいる。
それは、離婚訴訟をしたい、何とか相手(夫あるいは妻)から金を多くふんだくりたいと思っている人たちだ。離婚裁判ではあることないことを述べ、相手に打撃を与えるのが勝ちと言われている。
どうか、離婚訴訟を考えている人たちは、東京共同法律事務所の山口先生を訪ねて欲しい。
(ため息)宮村さんの顔写真を見ていたら、がんモードから拉致監禁モードに変わったけど(慶祝)、以前の拉致監禁モードに戻ると、疲れるわ~ッ。
次回も山口広弁護士だ。
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-徳野英治(日本統一教会会長)の悪徳の勧め-
前回のブログコメント欄で、神々の黄昏さんが次のように書いていた。
「宮村脱会屋は裁判において断罪されて当然ですが、統一教会・ブログ村で話題となっている徳野会長の発言問題や統一教会の組織の現状を考えますと、さらに同じような商売人が増えそうで教会員を心配せざるを得ません」
ここにある「徳野会長の発言」とは、<霊感商法を推奨する徳野会長発言 「悔しければ長野を超えろ!」 ( 現役教区長さん より )> で明かされている発言である。
一言でいえば、悪徳の勧めである。
周知の通り、徳野は特定商取引法違反で、教会が家宅捜索され、教会員が逮捕された責任を取って辞任した。
徳野は引責辞任の記者会見で、次のように語っていた。(2009年7月)
「統一教会・徳野英治会長-引責辞任の記者会見①」
「統一教会・徳野英治会長-引責辞任の記者会見②」
「統一教会・徳野英治会長-引責辞任の記者会見➂」
「統一教会・徳野英治会長-引責辞任の記者会見④」
大手全国紙の記者の前で、公益法人の代表は謝罪したが、その謝罪が偽りものであったということである。
なお、徳野は今年、梶栗会長の死去にともない、文夫人の韓鶴子の推薦で、再び会長に就任している。
【関連記事】「徳野会長殿は摂理的中心人物ぜよ!」
再び、山口弁護士の御言葉をかみしめたい。
米本は統一教会と連携した言動をしている。
- [2013/12/03 15:10]
- 後藤徹・監禁事件の資料 |
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コメント
本部で何が起こっているのか?
それにしても徳野会長の発言、コンプライアンス遵守の記者会見の当人の発言だけに信じがたい思いですが、どうも事実のようです。
切羽詰まって思わず口を出た発言なのか・・・・?
色々憶測は尽きませんが、本部で何が起こっているのか、本当に心配です。
統一教会おかかえではない
山口書面によると、宮村は2000年2月中旬頃、統一教会のおかかえジャーナリスト的存在であると認識していたとのことですが、米本さんは同時期(2000年2月27日)、医療被害者が中心となって立ち上げた会の設立総会に出席されています。
当日の写真は、
http://www3.tokai.or.jp/shimizu/index.html
当日の報告は会報として出席者のお名前も掲載しています。
http://www3.tokai.or.jp/shimizu/bulletin_01_01.html
「統一教会のおかかえジャーナリスト的存在である人」であれば、脇目も振らずに統一教会のことのみに奔走していたのではないでしょうか。
米本さんが医療被害者のことも、拉致監禁被害者のことも、被害者の存在を知ったことから、是々非々の立場で事実をあきらかにし、被害をなくすことに心血を注いでいらしたことに心から尊敬し、応援しています。
火の粉粉砕がんばって下さい!後藤裁判の勝訴を祈ってます。
記事内容からは外れますが
そして、下記ブログを読んで、この団体終わってると思いました。
http://uc-itsumokamisama.seesaa.net/
この団体に最後まで残るのは誰でしょうか?
フクロウ話にひんしゅく
http://ameblo.jp/tourisugarijouhoutsu/entry-11717316908.html
http://ameblo.jp/mikan-ha417/entry-11717307777.html
現役食口の私としても、お恥ずかしい限りです。恥ずかしいというのは、フクロウのエピソードというよりも、「いつも私の隣に神様」のブログ主がこんな話を堂々と書く「センス」についてですが。
マインドコントロールできなかった
②<統一協会の教化システムの問題、これをマインドコントロールの問題という人もいますが、この用語自体あまりに使い古され、あいまいな概念として使われてきたので、私はできるだけ用いないようにしています>
山口弁護士の①と②の発言は完全に矛盾していますね。
国民を反統一教にマインドコントロールしてきた山口も宮村も、米本さんだけはマインドコントロールできませんでしたね。
そもそも、米本さんを敵に回したのが、失敗でした。
これまでは「統一協会のおかかえ○○」とレッテル貼りをして、テレビや雑誌で騒ぎさえすれば、社会的地位のある人(教授、言論人、芸能人)は社会的に抹殺されることを恐れて、口をつぐまざるを得なかった。
ところが、米本さんは違った。
山口らは、米本さんが入院した時は「ざまあ見ろ」と陰でせせら笑ったことでしょう。
ところが、退院して、またしても攻撃の矢がとんできた。
今頃、悔しくて悔しくて、歯ぎしりしていることでしょう。
山口弁護士や有田国会議員らが寄って集って攻撃しても、私は、米本さんのペンの力が勝つと信じます。
心から応援しています。
追伸。
米本さんの問題意識を逆撫でするようで恐縮ですが、徳野会長の「悔しければ長野を超えろ!」発言について、一言、述べさせてもらいたいと思います。
「長野を超えろ」発言がどうして霊感商法を推奨することになるのか、私には分かりません。
献金を頑張ろう=霊感商法、ですか?
統一教会と明かさずに伝道していることが問題なのでしょうか?
そもそも、このような内部情報を暴露して、自分の所属する組織を批判する人間って、何なんでしょう?
やや日刊カルト新聞のエイトと同列、というか、それ以下というか…。人間性を疑います。
統一教会を利する発言をすると「統一協会のおかかえ○○」、献金を促す発言をすると「霊感商法」。
なんか、どっちも悪意に満ちたカルト脳、短絡的な発想ですね。
内部情報を垂れ流して、統一教会にダメージを与えたい、ただ、それだけでしょ。偽善者もいいとこです。
その人は教会に所属している「信仰者」なのかもしれませんが、私から言わせれば、このような人間は山口らと同じ「卑怯者」です。
こんな「卑怯者」の情報操作に、いちいち踊らされないでほしいと思います。
健やかな心が汚れ、高邁なジャーナリズムが地に墜ちてしまいます。
みんなさん、誤読です
米本さんが問題としているのは、次のようなことだと思います。
徳野会長が2009年に辞任会見をした際に、
・教団は信徒の経済活動には一切かかわっていない
・統一教会であるとはっきり明かして伝道しなさいと指示した
ということを、大手全国紙の記者の前で明言しました。それにもかかわらず、会長に返り咲いた今、教会の全国責任者会議で信徒の経済活動に関与する発言をしているし、長野が明かさず伝道していることを知っているのに容認(それどこか賞賛)している点が問題だということです。
これは、公益法人の代表が、社会に対して虚偽の発言をして、まったく反省・改善することなく、今でも警察問題が起きた当時と同じことを繰り返していることの証しです。
米本さんは、このことを問題視していると思います。
人を以て言を廃せず
かの全貌社が半世紀前に出した書籍は北朝鮮へ帰ることの危険さを強い説得力で訴えかけた良書でしたが、不幸にして当時勢力甚大であった日本共産党ほかの左派勢力によってその声はかき消されてしまいました。
米本さんのまともな主張は、ネットがあり、米本さんを理解する人がおおぜいいらっしゃる今、かき消されることはありません。どうか引き続きご奮闘を!
ふくろう=不苦労
早速読ませていただきました。
なつみかんさんのブログの「不苦労」には笑いました。
そうか、鶴子さんは、日本人信者の苦労に祈祷するためでなく、苦労なく金が手に入るように、今後も日本人が金を運ぶように、ふくろうを買ったのですね。納得。
コメント欄にも笑いました。
そう、冒頭の写真を見て、私も笑いました。鶴子さんとふくろうがあまりにも似ていて。いやいや、そう言うと、ふくろうに失礼。
何はともあれ、ふくろう話しをおかしいと感じ、意義を申す信者がいることに安心しました。
ブログ主のいつも隣さんも、おかしさに早く気づいてくれたらよいのですが。
米本さん、度重なる記事と関係ないコメントですみません。
徳野英治(日本統一教会会長)の悪徳の勧め
統一教会と証しをして伝道しろと言う話は嘘だったのかな?
また前の時の二の舞になるよ?
みんなさんへ
また、その情報を暴露した人も卑怯者とは思いません。内部の矛盾や問題を解決できない教団を変えるためにやむにやまれず行った行動のように思えます。
原理講論にも内的刷新運動で悔い改めることができなければ、外的粛清で摂理が進められるとあるではないですか。外的粛清の時が近づいているとは思いたくもありませんが。
「変える」という偽善
悩める信者さんたちが、内部情報を暴露している人を庇っていらっしゃるようなので…。
内部情報の暴露=「内部の矛盾や問題を解決できない教団を変えるためにやむにやまれず行った行動」。
そ、そうなんですかぁ~~~。
ちょっと偽善っぽくないですか?
「変える」―。
よほど正しい見識をお持ちなのですね。大したもんです。
「変える」ためなら何をやっても許されるみたいですね。
統一教会が問題だ、と言って、全く同じことをやや日刊カルト新聞、紀藤正樹、有田芳生らがやっていますよ。
統一教会にダメージを与えたい、困らせたい、反省させたい、つぶしたい…。
悩める信者さんは「内的刷新運動」ということを、教団内部の刷新、というふうにイメージしていらっしゃるようですね。
私はその言葉を、内面の刷新、というふうに解釈しています。
つまり、根性が変わらないとダメだ、と。
「変える」のは組織ではなく、個人の内面だ、と。
こう言うと、幹部たちの内面がおかしいと、すぐにそっちに目を向けます。
上司、権力者、富者、位置が上の人、アベル…に。
私は、その根性こそ問題だ、と思います。
人のことをとやかく言う前に、自分自身が基準を立てているのか、それを問いたいと思います(基準というのは献金額のことを言っているのではありませんよ、念のため)。
反統一陣営は、献金についてことさら問題にしますが、統一教会が東北やフィリピンに多額の寄付をしたことについては、全く触れようとしません。
伊豆大島に対してでも、ボランティア隊を派遣していますが、それを評価しようともしません。
こんな人々と一緒になって、幹部はおかしい、組織がおかしい、って。
信仰者として、一人の人間として、そういう内面にこそ問題があるのではないでしょうか。
私には、そういう内面を神様が肯定されるとは、とてもとても思えないのですが…。
手も足も出ない山口弁護士
山口弁護士は統一教会関連裁判の仕事となると、突然頭の血の巡りが悪くなるのでしょうか。あるいは頭に血が上って感情が先立ち、思考が追いつかなくなってしまうのでしょうか。
そんな状態で不用意に米本さんに火の粉を飛ばしてしまった訳ですが、どうやら取り返しのつかない拙いお方に火の粉をかけてしまったようです。
火の粉を飛ばされたのは誰にも増して「事実」を直視し、その取材を重要視する本物のルポライターだったのですから。
面倒くさがりの性格が祟って火の粉を跳ね返され、倍返しされている無様さはお可哀相ではありますが、ご自分が蒔いた種なのですから そこは我慢してしっかり批判を受け止め、良心だけは見失わないようにしていただきたいものです。
ただ、左翼思想が燻っていて脳みそが時代遅れのせいなのでしょうか、ネット時代の情報伝達の容易さと多様さを認識できずに馬○なレッテル貼りの癖が思わず出てしまったのでしょうが、これを機にくれぐれも後からしっぺ返しを食らうような馬○な発言だけは慎まれたほうがよさそうです。
それにしても インターネットの普及によって格段に進歩した情報社会は“虚言を吐く人達”にはかなり厄介な社会で、その醜態はたちどころに批判に晒されることになります。
真実に基づく言論のみが力を発揮し、正論として認められます。
マス・メディアによる情報伝達が主流だった時代においては 偏向した情報や主張が社会に発せられたとしても、一般の視聴者や読者がその事実を確認し、是非を判断するのには手間がかかったのですが、ネット時代においてはその手間が省け、異なる情報や主張に容易に接することができます。
そして事実に反する主張は結局微塵に粉砕されることになるのです。
それは、権力ある人々の言動についても同様です。
その恐ろしさを知っているが故に、中国においてはインターネットの情報を検閲するのであり、統一教会の指導者はインターネットを見ないように指導するのでしょう。
その教会公職者の中には‘ブログ村’にあるブログの強制移動を悪用して中国の真似事をしている救いようがないオセロ能の持ち主もいるようですが‥‥。
米本さんの山口弁護士への反論は真実に基づいているが故に切れ味が鋭く、山口弁護士の仕事が限りなく色褪せて見えます。
以前の宇佐美冤罪事件シリーズでも鋭く山口弁護士の弁護士としての自己矛盾を暴いておられましたが、米本さんによって山口弁護士の虚偽性は丸裸になってしまった感があります。
しかし、もう手も足も出ないということなのでしょうか、米本さんによる宇佐美冤罪事件シリーズでの山口弁護士批判に対しても 今に至っても反論が聞こえて来ず、私達読者には山口弁護士がギブアップしたとしか思われません。
今回でも米本さんに‘蛸’呼ばわり(大笑)されているのですから、少しぐらい反論されてもよろしいのではないでしょうか。
しかし、山口弁護士様に言っておきますが、間違いなく山口弁護士様はオセロ脳だとは思っていますが、頭が悪いなどとは思っておりません。
少なくとも自分の語っている言葉の社会的な意味さえ全く理解できず、検証できない徳野教会長よりはましかなとは思っています。
Re:「変える」という偽善
みんなさんの信仰姿勢は見習うべきと思いますし、信仰者として本来あるべき姿であると思います。
ただ統一教会が個人としての救い、あるいは人格完成を求めるだけの教義であれば、それぞれがその道を追求するのは正しい道です。
しかし、私が統一原理に惹かれたのは、地上に天国を創り人類一家族世界という理想を実現したいと思ったからです。そのためには、統一教会が社会から認められる教団にならなければならいのは自明の理。
一つ一つ上げればきりがないほど、その姿から遠ざかっているように思えるのは私だけでしょうか?
徳野会長は、私など足元にも及ばない素晴らしい信仰者だと思います。
今回の発言も、なんとか天の願いに応えたいという、あせる思いからの発言であったとも思います。
しかし、誤解を受けてしまったことも事実です。
批判されなければ、誤解を与えたことも気づかれないのではないでしょうか?
問題の本質は「徳野発言そのもの」です
>反統一陣営は、献金についてことさら問題にしますが、統一教会が東北やフィリピンに多額の寄付をしたことについては、全く触れようとしません。
>伊豆大島に対してでも、ボランティア隊を派遣していますが、それを評価しようともしません。
それこそ「偽善」だと思われているからでしょう。善悪の基準は立場によって変わりますから、反対派は統一教会がいかに良いことをしようが「偽善」と判断します。
マスコミも、統一教会がオウムに続く反社会的集団だという観点に立っていますから、やはり「偽善」と捉えるでしょう。暴力団がボランティアをしてもマスコミが評価しないのと変わりませんし、そういう態度は彼らの立ち位置から考えれば、あながち間違っているともいえません。
結局、統一教会が社会から受け入れられる団体になるのが先で、それはボランティアをやっても実現しないでしょう。まずは社会のルールを守ること、社会との約束を守ること、つまり社会生活の基本を黙々とこなしていくことです。「社会のためにボランティア」などということは、むろんやっても良いですが、社会生活の基本ができていないうちは「偽善」と言われてしまいます。
そういう意味で今回の「徳野発言」は、前回辞任時に社会と約束した内容を反故にするものなので、致命的だと思います。これで当分、反社会的集団という評価は変わらないでしょう。
私も公職者が会議内容を漏らす行為については、もろ手をあげて賛成するものではありません。しかし、徳野会長があのようなことを語ったことは「客観的な事実」なので、社会に対して言い訳はできません。そこが問題の本質なのです。
批判したいんですね
またしても、コメントに対する投稿です。
さいぞうさんのコメントに、ちょっとあきれてしまいまして…。
これで徳野発言問題に対する投稿は最後にします。
●統一教会は反社会的集団だから、いくら寄付しようがボランティア活動しようが「偽善」だ、と。
◇ああそうですか。是々非々では見ないんですね。どうぞ、どうぞ。
それでも、寄付し、ボランティア活動は続けますから。
●統一教会が社会から受け入れられる団体になるのが先。
◇統一教会はいくら良いことをしようが偽善だから、受け入れてはいけませんよ。
これは紀藤正樹らの言いふらしている言葉です。どうぞ、どうぞ。
同性愛者の結婚を容認する社会の中で、受け入れられる宗教なんざ、宗教じゃありません。
統一教会よりも社会が好きなら、統一教会には関わらないほうがいいですよ。
●今回の「徳野発言」は前回辞任時に社会と約束した内容を反故にするもの。
◇社会との約束…。へえ~。そもそも社会の人たちは辞任時の発言を知っているのですか?
マスコミはそんなに大々的に報道したんですか?
「社会との約束」をネタに、ただ批判したいだけなんでしょ。
長くなって、すみません。最後に一言。
教会では信者のことを「食口」と言います。これは家族という意味です。
家族ですから、みんな仲良く一体化しているのが望ましいのですが、まだ途上で、食口にもいろいろいます。
以下は私が命名、定義付けした食口区分の一例です。
「幽霊食口」…礼拝や活動に参加しない食口(でも、恩赦とかにはやって来る)。
「清平食口」…礼拝には参加しないが、清平には行く食口。
「口だけ食口」…口は達者だが、何もしない食口。
「モンスター食口」…批判、クレームばかりで、手の付けられない食口。
統一教会に限らず、これからの時代、家族の重要度は一層増していきます。
どうせ食口であるなら、上記のような食口にはなりたくないと思います。さいぞうさんが食口かどうか存じ上げませんが…。
徳野会長の発言問題
徳野会長の発言問題は疑いようもなく宗教法人の代表の発言として許されざる発言で、さいぞうさんがコメントされたように 統一教会に対する反社会的集団という評価を定着させてしまうような発言です。
そもそも何故徳野会長が記者会見において謝罪しなければならなかったかと言えば 印鑑販売会社「新世」から社長を含む信者7人が逮捕され、会社と社長ら幹部2人が起訴された為であり、その教会員が犯した特定商取引法違反の非を認め、責任をとって辞任すると謝罪したはずなのです。
オウム事件以降、公安警察が標的にしているのは統一教会であるとの情報が既に流れており、統一教会の宗教法人の認可取り消しの危険性さえ考えられたのです。
徳野会長の謝罪会見と事件の責任をとっての辞任は 統一教会が公益法人として存続する為の最低条件であった可能性さえあります。
統一教会が組織的に経済活動をしていたのを隠し通すことは不可能であり、もし 徹底的に捜査が進められたなら、かなり苦しい立場に立たされたのは間違いないのです。
徳野会長の謝罪会見の説明によっては事件が統一教会の組織ぐるみの違法行為である疑いを晴らすことなどできる訳がなく、ただ今後 そのような違法な経済活動は行わないと社会に約束したという発言内容だけは一般社会が確認することになったのです。
これらの教会員が行う違法な経済活動は宇佐美さんの冤罪事件とは訳が違い、不当に犯罪者扱いされているなどと言い訳できるものではありません。
とても一般社会の批判に耐えうるものではなく、そのよう詐欺的商売を組織的に行っていながら、キリスト教を超える新しい宗教などと主張したところでまともな人達が頷くはずもなく、偽善どころか狂信的カルト団体と思われるのは目に見えているのです。
この詐欺まがいで違法な組織的経済活動は統一原理の正しさを訴える統一教会のアキレス腱とされていました。
たとえ、統一原理によって理想世界を建設することが可能であると叫んでも、その違法行為を追及されたらとても自分達の団体の正しさなど認めてもらえるはずはないのです。
理想社会を目指したすばらしい思想をもっているにも関わらず、社会の有力者の賛同を得られなかった理由の一つに その詐欺商法による経済活動の問題があるのは間違いなく是正すべきだったのは明らかなのです。
そのような意味で、徳野会長の謝罪会見後の統一教会の経済活動は慎重にならざるを得ない致命傷になる危険性を孕んだ問題であると言えるでしょう。
しかしながら、そこでさらに教会員の重荷となったのはエンドレス高額献金の問題なのですが、徳野会長の発言は それでもさらにお金を要求する韓国本部の圧力が勝ったということなのでしょう。
結局、徳野会長は謝罪会見とは矛盾する内容の発言を口にしてしまい、統一教会の責任者は平気で嘘をつくことが証明されてしまったのです。
この問題について一つ言えることは、信仰者であるから正しいなどという考えは完全に間違っているということです。
もしそのような人間観が正しいならば自爆テロを行うイスラム原理主義者こそ賞賛されるべき人となってしまでしょうし、サリン事件を起こしたオウム真理教信者も間違ったことはしていないことになってしまいます。
それでは原理が何と教えているのでしょうか。
それは「神と同じ立場に立てない」ということが第一の堕落性本性だと教えているのです。
つまり、地上にいる全ての人々が兄弟姉妹であり その人達を同じように愛せないことこそが最大の堕落性だと説いているのです。
統一原理に従えば、人間の属性に関わらず、全人類を同じように愛せてこそ神と同じ立場に立てたことになるはずです。
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