法律などどこ吹く風の反統一教会の人たち
ストーカー事件の真相(32)
はしゃぐ「公安御用達びと」
自前で記者会見を開く弁護士の山口広。右側の人物は、山口とともに後藤裁判で脱会屋の代理人になっている木村壮か?
公安のフレームアップ作戦大勝利だけならまだしも、それを補強・補完する人たちがいたから、気分悪いことこのうえなしだ。
今回は、前回の記事の末尾で触れた「公安の御用達(ごようたし)びと」のことである。
その一人は言わずと知れた弁護士の山口広だ。(一部、文中敬称略)
彼は、宇佐美が逮捕された2月7日(2011年)の夕方に、警視庁とは別に、わざわざ自前で記者会見を開き、宇佐美&統一教会を糾弾したのである。これも、公安福山のシナリオのメニューの一つだったのか・・・。だとしたら公安のポチ。まさに情けない弁護士だ。
山口の記者会見の模様は、ブログ「やや日刊カルト新聞」(ブログ・カルト新聞)の「統一協会(統一教会)信者逮捕!教会ぐるみの組織的な関与は?」を読めば、おおよそのことがわかるだろう。
ここに書かれた記事(=山口発表情報)がいかにデタラメかは、これまでの火の粉ブログを読んでいただければ理解できるはず。
「法的真実は必ずしも真実ではない!」
「宮村の支配的性格/取り巻きとの異様な関係」
「いきなり荻窪警察の公安だぁ!」
「冤罪ドラマの監督は警視庁公安、裏方は誰?」
「勝利したフレームアップ作戦」
ブログ左メニューのカテゴリー「ストーカー事件の真相」をクリックすれば、検事と弁護人の書面ならびに判決文のすべてを読むことができる。
(溜め息)冤罪を作るのは簡単。無実の罪であることを説明するのは、溜め息が出るほどの労力を要する。これまで書いてきた記事本数は32本(手前味噌だがゆうに新書一冊分)だ。免田事件、幼女殺人(足利)事件など再審で無罪を勝ち取った人たちの艱難辛苦ぶりは想像するに余りある。
宇佐美逮捕を事前に知っていた!
さて、前掲のブログ・カルト新聞の記事のことである。再度、目を通してもらいたい。
「統一協会(統一教会)信者逮捕!教会ぐるみの組織的な関与は?」
注目すべきは、記事をアップした時間である。記事の冒頭に「2011年2月7日 月曜日 」、末尾に「投稿者 鈴木エイト 時刻:17:49:00」と記載されている。
これが、実に奇妙なのである。
なぜなら、有田芳生のこの日のツィッタ-に、テレビ朝日「統一教会脱会女性にストーカー 信者の男逮捕」。5時から山口広弁護士が記者会見を開いていますと書かれているからだ。
まるで手品の如く、記者会見の最中に、ブログ「カルト新聞」に記者会見の詳細な記事が掲載される。
これは一体、どういうことなのか。
ごく素直に解釈すれば、カルト新聞の記者を名乗り、名刺には「反カルト活動家」の肩書を刷り込んでいる鈴木エイトこと田中清史が記者会見が始まる前に、山口広弁護士からニュースレリースと資料、写真を受け取っていたということである。言い換えれば、プレ記者会見を個人的に受けていた。つまり、拉致監禁諸派の出来レース!なのだ。
もう一つ注目すべきは、記事に添付された合計12枚の写真である。
まず、冒頭及び下からの3枚の写真は、宇佐美逮捕に絡む写真である。
これは、フジテレビで放映されているニュースを録画し、そこから切り取ったものであろう。
どうして、宇佐美逮捕のニュースがフジテレビで放映されることを、田中清史は事前に知っていたのか。
教団本部に問い合わせたが、テレビの録画はしなかったという。それはそうだろう。寝耳に水の仰天ニュース。録画する余裕などなかった。それなのに反統一活動家は知っていた。
考えられるのは・・・というより、誰かから、宇佐美が2月7日に逮捕されること、そしてそれがテレビのニュースで流れること、さらにはテレビ局の中ではフジテレビがより詳細に報道することを、事前に知らされていたからにほかならない。大手マスコミならいざ知らず、反統一活動家の自室にテレビ全局のモニター、およびそれを録画する装置が完備されていたとは、到底思われない。
誰か、とは誰か。
まさか公安警察から直にとは思われないので、告訴状を書いた山口広か、あるいは荻窪公安係の松岡と親しい脱会屋の宮村峻か、それとも後で登場していただく有田芳生か、このいずれかだろう。
個人情報の流出
記事の中頃にある、記者会見の風景写真に続く3枚の写真は、山口が出席者に配ったものと思われる。 (提供者はKとKの家族か。真ん中の写真の手は誰の手?)
これらの写真の添付に問題はないが、記事の上から2枚目以降の3枚の写真は人権侵害である。
左から順に説明すれば、「宇佐美とKの祝福結婚時のカップル写真」「宇佐美が祝福結婚の前にKに送った自分の写真」「統一教会本部が作成した、宇佐美が教会員であることの証明書」である。
通常、マッチングされると、それぞれ相手方に自分の写真を証明書とともに送る-と聞いている。
カップル写真には目隠しがしてあるからまだしも--それにしても、画像をクリックし拡大してみると実に粗雑な目隠しが施されている。誰がしたものなのか?--、宇佐美の目隠しなしの写真と証明書はまさにプライバシーに関わる個人情報以外のなにものでもない。 OUTである。
これについては、あとでもう一度取り上げることにして、話を先に進める。3枚の写真を目に焼き付けておいてもらいたい。
カルト脳にもドーパミン噴出
「公安の御用達びと」のテーマで、この人のことを書かなかったら、当人から叱られそうだ。
そう、Kを強制説得した脱会屋・宮村峻の同志だというカルト脳の有田芳生さんだ。なぜ、彼がカルト脳なのかは「有田議員は滑稽なことにカルト脳 」を読んでもらうしかない。
2月7日、有田さんは大しゃぎだった。脳に快感物質・ドーパミンがどばどば~ っと噴出したかの如く。
なにしろ、この日の朝から夜まで、ツィッターを書きまくっていたのだから。
★統一教会の現役信者がストーカー規制法違反で逮捕へ。この信者は携帯電話を10も持ち、車の下部に設置するなど、GPS機能で相手の居場所を確認していた。教会幹部も姿を現すなど、組織的行為の可能性があり、捜査が続けられていた。
★「ストーカー」統一教会現役信者逮捕にひそむ謎をブログに書きました。相手の居場所特定はGPS機能だけではないようです。
★統一教会の信者。逮捕されました。
★テレビ朝日「統一教会脱会女性にストーカー 信者の男逮捕」。5時から山口広弁護士が記者会見を開いています。
などなど、10回も。(下線部は間違った記述だが、説明は面倒なので省略)
「逮捕へ」「逮捕されました」の文面からすれば、当然のことながら、有田も田中清史と同様、事前に宇佐美が逮捕されることを知っていた。
おそらく、その情報をもたらしてくれたであろう宮村峻と電話で、興奮しながらしゃべりまくり、ツィートし続けたのであろう。
冤罪づくりに加担した公安御用達国会議員さんに、神のご加護あれ! 南無阿弥陀仏である。
刑法違反?の山口弁護士
再び、前掲の写真についてである。
ブログ「カルト新聞」が掲載した3枚の写真(以下、3つの資料)は、逮捕から約3ヶ月後に開かれた初回公判で、検察側が証拠として提出したものである。
検察はどこから入手したのか。
実は、3つの資料は警視庁公安部が2月7日の宇佐美逮捕時に家宅捜索して押収したものである。少し説明を加えれば、宇佐美がKに送ったものを、その後Kが宇佐美に送り返したもので、それを公安が押収し、検察が公判に提出した-というわけである。
このことから、こんな素朴な疑問が浮かんでくる。くどくなるが、重要なことなので繰り返す。
頭をまっさらにして、素直に考えていただきたい。
(1)3つの資料は、2月7日に公安が押収したものであり、この資料の存在は警察しか知らない。宇佐美の代理人も公判が始まってから初めて知った。【関連記事】「宇佐美隆さんの初公判」
(2)警察しか知らないはずのものが、家宅捜索の数時間後に、ブログ「カルト新聞」に掲載される。
これは、一体、どういうことなのか。
考えられるのは、
経路① 警視庁公安部が告訴代理人である山口広に秘かに渡し、それを「山口記者会見」の前後に、山口がエイトこと田中清史に渡した。
経路② Kが宇佐美に返還する前にコピーを取っていた。それを山口に渡し、山口は田中清史に渡した。
これ以外の経路は考えられない。
ただし、経路②も、実は考えにくい。
なぜなら、3枚の資料は宇佐美にとってはプライバシィーに関わるものだが、Kにとってはどうでもいい、というか見たくもないもの。切り裂いてゴミ箱に捨ててもいいような資料(祝福結婚の写真・宇佐美の写真・証明書)を、コピーして残すようなことをするだろうか。これが素朴な疑問である。
それに、告訴・起訴・公判のうえでまるで重要なものではない。
というより、 そもそもの話だが、Kが宇佐美に返還した時は宇佐美がGPSによるKの居場所探しをまだ始めていない時、その後に自分が告訴することになるとは予想もされない時なのである。
経路②の出発点である「Kが資料をコピーしていた」という前提そのものが考えにくいのだ。
話を戻し、これらの法的問題点を指摘したい。
まず、経路①の場合だ。
警察が公判が始まる前に、プライバシィーに関わる資料を告訴代理人である弁護士に秘かに渡す。
これは法律違反である。
抵触する法律名と条文は(2)は地方公務員法60条1項2号。いわゆる公務員の守秘義務違反である。
第34条 職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。
第60条 左の各号の一に該当する者は、1年以下の懲役又は3万円以下の罰金に処する。
2.第34条第1項又は第2項の規定(第9条の2第12項において準用する場合を含む。)に違反して秘密を漏らした者。
ちなみに、ストーカー規制法違反の罰則は6ヶ月以下の懲役である。
それを受け取った告訴代理人が第3者に渡す。
これは、秘密漏示罪(刑法134条1項)である。
134条1項 医師,薬剤師,医薬品販売業者,助産師,弁護士,弁護人,公証人又はこれらの職にあった者が,正当な理由がないのに,その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたとき
→ 6月以下の懲役又は10万円以下の罰金
山口広弁護士は、宇佐美をストーカー規正法に違反するとして、Kの代理人として告訴した。その結果、宇佐美に有罪判決が下った。
今度は、山口が秘密漏示の罪で有罪判決を受けなければならない番である。これまで縷々綴ってきたことからすれば、酌量の余地はない。
リーガルプロフェッショナルの山口広。頭の中が反統一教会一色になっているため、法律が霞んでしまったということなのであろう。たまには民法(709条、710条)だけでなく、刑法にも目を通されたらいかがかと提案しておく。
もっとも、宇佐美のプライバシィーに関わる資料が「秘密」に該当するのかはわからない。法律家の意見が聞きたい。
経路②の場合ばどうか。
山口がKから受け取ったものなら、警察は無関係だが、「業務上取り扱ったことについて知り得た秘密」を田中清史に漏らしたわけだから、やはり、秘密漏示罪に問われることになろう。
山口の違反行為はこれだけにとどまらない。
まず、弁護士職務基本規定23条違反である。
第23条:弁護士は、正当な理由なく、依頼者について職務上知り得た秘密を他に漏らし、又は利用してはならない。
<注>23条解釈は諸説あるようだが、東京弁護士会の見解、「弁護士倫理 ここが問題」が参考になろう。
むろん弁護士法にも違反する。
第23条 弁護士又は弁護士であつた者は、その職務上知り得た秘密を保持する権利を有し、義務を負う。<注>職務規定23条と異なり、「依頼者について」という限定はない。
第56条 弁護士及び弁護士法人は、この法律又は所属弁護士会若しくは日本弁護士連合会の会則に違反し、所属弁護士会の秩序又は信用を害し、その他職務の内外を問わずその品位を失うべき非行があつたときは、懲戒を受ける。
山口が秘密漏示罪に問われれば、あるいは守秘義務違反とみなされれば、当然のことながら、弁護士会から「2年以内の業務停止処分」を受けるだろう。なお、懲戒の種類は「戒告」「2年以内の業務停止」「退会命令」「除名」の4つである。
ブログ「カルト新聞」の田中清史には、宇佐美がプライバシィーの侵害で訴えた場合、損害賠償金の支払い命令の判決が下るだろう。流通経路がいかようなものであろうが、宇佐美の個人情報を流した(経路の出口)田中清史の責任は免れまい。
はしゃいだ宴のあと
このように見てくると、統一教会を弱体化させるためには何をしても許されるとばかりに、宇佐美をストーカー犯に仕立て上げた人たちいずれもが、どんなに正義、人権の旗を振ろうが、社会的には「好ましからざる人」ということになる。
はしゃいだ宴のあと、彼らに何が待っているのか。いつ告訴・提訴されるだろうか、いつ懲戒請求されるのだろうかと、喉にトゲが刺さった状態で過ごすやや陰鬱な日々であろう。提訴しないでくれ、懲戒請求しないでくれ、仏の宇佐美さんになってくれと祈願したらどうか。
なお、読者に喚起しておきたいが、懲戒請求だけは私を含め何人が行ってもかまわないとされている。
【参照サイト】懲戒請求されたいと思う方は「懲戒請求」を読んでいただきたい。山口広弁護士が所属するのは第2東京弁護士会である。
山口広先生、懲戒請求されたら、仲間と情報交換してくだされ。秘かに作ったメーリングリストが外部に漏れないように、「渡辺博の秘密めいた手紙」シリーズ を熟読してくだされ。
それにしてもである。
Kらは「統一教会は怖い団体」というが、私からすれば反統一教会・拉致監禁諸派(宮村峻・山口広・K・Kの家族・田中清史)のほうがはるかに怖い。何ら躊躇することなく、末端の善良なる教会員を社会的に抹殺するのだから。これほど不気味で恐ろしいことはない。
個人的なことになるが、私に対してもそうだ。統一教会に対しても批判を加えているのにもかかわらず、拉致監禁説得を批判すれば、「統一教会の御用ライター」というレッテルを執拗に連呼し、マスコミ業界から抹殺しようとする。
ナチズムやスターリズムと本質は同じであり、カルトを「絶対と排除を特徴とする集団」と規定すれば、彼らはまさにカルトそのもの、カルト以上のカルトである。
彼らには等身大の自分たちの姿が見えていない。これがまた空恐ろしいのである。
-お願い-
このブログに登場するみなさんにお願いがあります。記事に間違いがあれば、ぜひ、指摘してください。すみやかに訂正するとともに、謝罪いたします。連絡先:住所、電話、FAXはブログの右メニューの上に。
どうかよろしくお願いいたします。
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12年間監禁されていた後藤裁判の尋問がブログ「拉致監禁by宮村の裁判記録」にアップされるようになった。すべての教会員は読むべし!(前回の記事以降に、アップされたもの)
●「原告側証人美山きよみ氏主尋問(その1)-後藤氏の監禁現場を見た生き証人美山きよみ氏」
尋問録ではありませんが、裁判の傍聴記(??)を書いたエイトこと田中清史氏の記事を、Yoshi Fujiwara氏が批判しています。「カルト新聞は、今日も書きたい放題 (2) - エイト君の思考パターン」
Yoshi氏の分析によれば、田中清史氏の思考パターンは次の2点に集約されるという。私はこの2つに加えて、3. 統一教会を批判するためなら、嘘をつくことは厭わない-を挙げておきたい。根拠は、前回のこの囲み記事を参照してください。1. 都合の悪いことは書かない。
2.都合のいい事は. 非常に弱い根拠に、主観的コメントを加え、増幅する。
- [2013/06/30 09:15]
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コメント
はしゃぐ「公安御用達びと」
監禁の時の後藤さんと 今の後藤さんと完全に変わられました・・・・。
恨みがサタンです・・・飲み込まれていかれています・・・。 何のために信仰されているのでしょうか?
反対派と戦いことが信仰ですかね。
神様と自分との関係がなくなれば そこは信仰者の地獄です。
もう 目覚めるのは無理ですかね。
反対弁護士や 牧師などほっておけばいい。
神様を信じてお有られなくなりましたね。
お会いした時は、まだまだ 光がありました。
山口先生、ピンチ!
「宇佐美さん逮捕」の背後に、こんなえげつない舞台裏があったとは、びっくりです。
山口らは、後藤裁判で形勢が不利になる中、「宇佐美さん逮捕」のネタは大々的にピーアールして、世論を味方に付けたかったのでしょうね。
「統一協会=反社会的団体」をピーアールするには格好のネタですからねぇ。
統一協会をつぶしたいと思っている一部公安の人間の狙いと、山口ら監禁一味のニーズが合致。しかも、情報は独占入手だ。
自信満々の記者会見、スクープで、さぞや盛り上がったことでしょう。
それにしても、米本さんのこのブログはすごいですね。
これが多くの人の目に触れれば、少なくとも3人の悪徳弁護士は仕事ができなくなるでしょう。
山口先生、危うし!!!
・地方公務員法違反→1年以下の懲役又は3万円以下の罰金
・秘密漏示罪→6月以下の懲役又は10万円以下の罰金
・弁護士職務基本規定条違反→懲戒免職
・弁護士法違反→2年以内の業務停止処分
はしゃいだ宴のその後をとくと拝見させていただきます。
情報を追加しました。
実に興味深い分析ですよ。
崩壊
大丈夫?という感じがするんですけど。
極めてますしね、ほとんど、極道?
お勤めご苦労様です、って感じですか。
そして国家権力からめてますから、コワすぎます。
恐ろしい~
特定個人情報を第三者の個人が手玉に取れるってどういう事?
逮捕する相手が違うんではないの。
刑法がおかしいんでは?あるいは然るべき執行機関がおかしい、としか思えません。
ピロシは、今
宅の娘レイチェルが、夏休みに海外にホームステイに行くことになりましたの。それで、速習で語学の特訓をしなければならないんですけどね(この言語に関しては、私、多少しゃべれるんですの)、これがさっぱりやらないんです。やれ部活が忙しいだの、なんだのかんだのって・・・。
え?そんな金、よくあるよな、って?
私、つい最近転職しましたでしょ。それが、とっても大きな会社でね。以前より、収入も、まあ、多少アップしたっていうのもあるんですけどね。何より、これまで統一教会に、私からすれば多額の献金を捧げ続けてきたゆえに(例えば、玄関先で、アベルに三百万円の現ナマを渡す、とかね。)、その有り難くもない副産物でね、大枚を出すのに、あんまり抵抗が無くなってきた、数百万を出すのに比べたら、まあこれくらいいいかな、とかって調子でね。なんか、どんどんお金を使ってしまう、というほどでもないんですけど・・・
それとね。統一教会の宣教師として、いろんな国に行きましたでしょ。(いろんな目にも遭いましたけど。)そのおかげで海外に対して、抵抗が無くなった、というのもございます。そして、海外に出ると、「おらぁ、日本人でよかった」、等という他国の普通の人ならば、普通に持っている自国に対する誇り、とでもいうべきものを、実感することができる、という多大なメリットもありますから。(日本にいると、その誇りが無いのよ。なんか、誇っちゃいけない、みたいな空気、ありますでしょ。)
くっそ~、なんか自慢たらしく、しゃべりやがって、ふざけんな~。火の粉ブログの読者の皆様には、このような下品な感想は抱かれないかと思い、私、思い切って書かせて頂きました。
が、ご安心(?)くらはい。世の中はそんなに甘くない。好事魔多し!!せっかくええとこに勤められた!!と喜んでいた私。実は、じ・つ・は、私が就職した部署は、後二,三年で潰れるかも、という前代未聞の事態に直面しているということが、最近分かりましたの!?
「ブログのテーマに沿ったコメントをお願いいたします。」(by よね様)
ハイハイ。もちろん分かっております。そういわんと、まあ、最後まで聞いて。
私の転職した職場はですね。半官半民、みたいなところですの。それで、つまりは採算度外視な事業形態を、長年に渡り続けてきたために、ずーっと赤字だった、ということなんでございます。その赤字体質に業を煮やした上層部が(業を煮やすのが遅すぎますが)、ついに鉄槌を下そうとしてる、ということを、ある筋から聞き及んだ、というのが事の顛末。
はぁ、ニ、三年後にまた職安通い。きついわ。もう50近いやん。
こういう組織ってね。まあ、統一教会なんかもそうですけどね。なんか、「そうは言っても絶対つぶれないわよ。」とかっていう根拠のない自信を持ってるのよ、みんな。そしてね、結局自分のお金じゃないから、とか、赤字なら別の部署から補填してもらえるから、ってな感じでね。利益を上げる為に血道をあげてる民間企業と、もう全く空気が違うんですの。
そしてね。もっと怖いのが、「コンプライアンスを死守しましょう!」っていう勇ましい言葉をほざいた、もとい高らかに宣言したけど、全然死守されてない我が教会の如く、コンプライアンスを意外と無視してる、というまさかの展開!?
このコンプラちゃんを無視する、というのはですね。もしそのことがばれたならば、法律で裁かれる、ってことなんですの。私の持ってるのは、ピロシ(あ、山口弁護士、のことね)とは比べものにならないくらい、ごくささやかな資格なんですけれどね、例えば、守秘義務に違反したならば、懲役刑は同じですけど、罰金刑は3万円どころの話じゃないんですの。(しかし、3万円というのは安い。)そしてね、当然資格剥奪、という事態もあり得るんざます。
でもね。従業員はみんな一生懸命仕事してるんですのよ。ちゃんと給料もらえるからって、決してサボってる訳じゃない。その一生懸命頑張る原動力というのがね、お客様から感謝されることが多い職種だから、ってことが最近分かってきましたの。感謝されるから、つい法律の範囲を超えてまで、サービスしてしまうってことです。
しかし、違法行為をしたならば、裁かれる可能性が出てくる訳です。私が前に勤めていた民間企業では、裁判沙汰になるのを非常に恐れていた為に、たとえ頼まれても危ないことはしなかったし、どうしてもする必要があるときは、徹底して隠避にやったものです。間違っても、今勤めてる会社のようにそれをご丁寧に記録に残す、ってなことはしませんでした。
民間企業は、裁判をする体力が無いことが多い、しかし、大きな組織はその体力が無いことはない、ってことでしょうか。
そしてね。まあ、ピロシが、ご自分の持ってる資格を危険に曝してまで統一教会を迫害するその動機が、実は私、私の会社の同僚たちの持ってる「自分たちはええことしてる。感謝されてる。だから、ちょっとぐらい法律を無視してもええんや!!」というような、一種のナルシシズムに端を発してるんじゃないか、と疑ってるんですの。(ええ、ご本人は法の番人、のようなご職業ですけれどね。)
この変な正義感、これ、本当に曲者です。
統一教会のアベルだってそうではございませんこと?私、以前、「非情さが無いと、アベルであり続けることは出来ない」って書きましたけど、それはあくまで客観的に見て「非情」だということであり、自分で非情だと思ってる訳ではないんだと思います。もし、自分が非情だという自覚があれば、そんな人生は苦しいですから、長く続けることはできない。しかし、「正義」を実行するために、自分は「正義」の戦いをしてるんだ!!だから、そのために違法な行為に及んだとしても、それはその人に「蕩減条件」を立てさせるためのものだから、その人の救いに、自分は貢献したっ!!ってな感じで、違法な方法で、信者に多額の献金をさせたアベル。その時、彼or彼女の脳内にエンドルフィンが多量に分泌され、幸福感に酔う、という・・・
天の願いをかなえる為に、不本意ながら、違和感を抱きながら、自分を殺してみ旨に邁進するような良心的なアベルは、到底最後まで走り続けることは出来ない、と思います。
信者にこんな苦しいことをさせて、よく平気でいられるな、と思ってるそこのカインのあなた!!多分平気なんですのよ。そして、献金のノルマが達成できたことに、無上の喜びを感じてるんですわ、そこのアベルは。
ピロシ(しつこいようですが、山口弁護士のこと)も似たようなものなんじゃないかと。ついでに、ケメ子も(くどいようですが、告訴人K)。悪の権化、統一教会撲滅の為に、正義の鉄拳を振るう選ばれた人間だ、と自分の立場に酔ってるように思います。
ピロシ、イコール、ナルシスト。ピロシはナルちゃんの疑いが濃厚ってこと!!
そしてね、さらに重要なのが、その正義が利益を伴ってくる、ってとこなんですの。
利益、ズバッと言えば、お金、ですね。
私の会社で言えば、他の同種企業より給料はようございます。だから、この「変な正義感」も長続きいたします。金を伴わない正義は所詮長続きできません。ってか、長く続けることはこれまた不可能でしょう。(ああ、だからボランティア等を長続きさせようと思ったならば、決して金銭的に無理をしちゃあいけません。これ、鉄則です。)
統一教会をナルシスティックに迫害しているピロシ。当然実益もある、というオチでございます。
そう、世の中、やっぱりお金。金や、金や、金持ってこ~い。
ナルシスティックな正義感で、エンドルフィン増大、幸福感に酔いしれるピロシ。で、ついでに貯蓄残高もいや増し、ウハウハなピロシ。まあ当分この舞台から降りないでせうね。
冤罪事件の宴のあと
彼らには等身大の自分たちの姿が見えていない。これがまた空恐ろしいのである。
米本さんによる宇佐美冤罪事件の「構造の絵解き」はかなり明瞭なものになってきました。
米本さんは山口弁護士を「公安の御用達びと」、「公安のポチ」、「情けない弁護士」と批評しておられましたが、山口弁護士の写真や映像などを拝見してみると その揶揄された言葉が恐ろしいぐらいピッタリ重なり合い 感心してしまいました。
彼の顔が本当に「ポチ」に見え、楽しいひと時を過ごすことができました。笑いを頂きありがとうございます。
福山研三郎公安刑事や山口弁護士、そして有田氏などの行為を知ると、人間とは面白い生き物なのだと思います。
脳に快感物質・ドーパミンが噴出すると 理性を失い、簡単に過失を犯してしまうものなのですね。
逆に考えると、違法行為であることにも気付かず馬鹿なことをしてしまうほど沢山のドーパミンが噴出したということなのでしょうか。
しかし、米本さんによって逮捕劇の舞台裏は見事なまでに解明されましたが、それと平行して行われた数々の違法行為を晒されて、この方達は一体どうなさるおつもりなのでしょうか。
まさか、だんまり なんてことは無いですよね。
宇佐美さんが事実無根のストーカー犯として逮捕されたところを 大量殺人のサリン事件実行犯逮捕と勘違いしてしまうほど 派手に騒ぎ立てて放送したのですから、知らん振りなんてずるいことはされませんよね。
米本さんの説明によれば、福山研三郎公安刑事か、あるいはその一味が公務員の守秘義務違反を犯しているということで、それはストーカー犯罪以上の罰則を課せられる、それよりあくどい犯罪ということですから これから事態がどう進んでいくのか大変楽しみになってまいりました。
そして、この冤罪事件の舞台に またしても登場した元知ったかコメンテーターの有田議員ですが、相変わらず醜態を曝け出しています。
ここまでお馬鹿にされても平然と国会議員として発言できるその無神経さだけは人並み外れていると評価いたします。スターリン様のご加護あれ! ついでに生き神様小沢一郎のご加護も!
正義感ではなく金のため
私もずっとこれまで、山口は正義感から反統一に燃えて、訴訟を次々に引き受けて闘っているものと思っていました。
でも、ちまたで弁護士業界の寒い話を耳にするにつけ、どうもこの「正義感からの闘争」というのは違うのかな、と思えてきました。
J-CASTテレビウォッチというサイトによると、
・弁護士の数は7年前と比べ約2倍増。他方、裁判所が受理する訴訟件数は3分の2に減少
・個人事務所を構える弁護士の大半が年収100万円ちょっと(国税庁の調査より)
・国選弁護人としての弁護士報酬は1件わずか7、8万円前後
だという。
要するに、弁護士の置かれている状況は今、超、超、氷河期なのだ。
拉致監禁容認派の山口、紀藤、渡辺の3バカトリオは「反社会的団体である統一協会は問題だ!」と正義のために闘っているようなフリをしているが、実は反統一訴訟を起こし、元信者・家族から報酬を得ることで、どうにかこうにか食いつないでいる、ということなのだ。
反統一訴訟だと、勝とうが負けようが、元統一信者から金を巻き上げることができる。
「青春を返せ」とか「献金と称してだまし取った金を返せ」とか、元信者の恨みの情に訴えれば、元信者はバカだから、そうだそうだと盲目的に金を注ぎ込む。
山口らの弁護士報酬がはたしてリーズナブルな金額なのか、そんなことは考えることすらしない。
少なくとも、宮村や松永らが次なるターゲットを訴訟人員に仕立て上げてくれさえすれば、営業活動をすることもなく、コンスタントに顧客を獲得できる。
大学当局に「カルトに気をつけてください」と通報ルートを構築し、「統一協会=おどろおどろしい反社会団体だ」と喧伝し、「統一協会と闘う弁護士」という看板を目立つように掲げていさえすれば、他の弁護士とは違って、安定的な食い扶持が得られるという仕組みだ。
なんのことはない、金のためなのだ。
みなさんはすでにご存知だったのかもしれませんが、私はつい先日、このことに思いが至りました。まんまと騙されるところでした。
宇佐美さんを訴えたK(あだ名:ケメ子)も、宮村も、松永も、後藤一家も、み~んな山口の金づる。そうだったのか~。
私の推論が間違っていると思うなら、山口に対して、裁判に負けたら報酬を受け取らないことを約束させてみればいい(ちなみに、最近は負けたら無報酬という顧問契約が増えていると聞く)。たぶん、そんな約束は絶対しないから。
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