いきなり荻窪警察の公安だぁ! 

ストーカー事件の真相(29)

実にシンプルな出来事

 前回の記事で、Kを脱会説得した宮村峻の人間性のことに言及した。この記事を踏まえ、ストーカー事件の真相を解き明かしていく。最初に、事件の概要を記す。これだけは頭に叩き込んでもらいたい。(文中、敬称略)

2010年6月8日-統一教会を脱会したKが献金等返還請求の法的手続きを取るため、両親と一緒に、山口広弁護士の事務所を訪ねた。その際、宇佐美の姿を目撃した。(ストーカーと認定された行為1
6月12日-父親が運転する車の中から、杉並区の路上にいる宇佐美の姿を目撃した。(行為2
9月30日-両親と一緒に山口弁護士を訪ねた際、宇佐美の姿を目撃した。(行為3
10月3日-Kの隠れ家付近で、Kは宇佐美の姿を目撃した。(行為4

(行為1~4で、宇佐美はKに目撃されていたことを知らなかった。行為2では、宇佐美はKの姿を見ていない)

10月3日-K家族は宇佐美に隠れ家を知られたことに驚愕した。調べた結果、Kの父親の車にGPSが設置されていたことが判明。これによって、それまでの謎-宇佐美がKの居る所をどうして知ったのか-が解ける。GPSを取り外す。

11月28日-杉並区のサウナで、宇佐美とK・宮村たちとが遭遇。そこで、Kは自分の気持ちを宇佐美に伝え、宇佐美はKの脱会が偽装ではなく真性脱会であることを認識した。(行為5

*注この段階ではGPSは存在しない。
前段の「遭遇」は宇佐美の主張で、Kは「待ち伏せ」していたと主張。ただし、検事は宇佐美の主張を真っ向から否定するような具体的な弁論を行っていない。
また後段の記述の根拠は、宇佐美はこの日以降、Kとの接触を試みていないことにある。真性脱会とわかったからである。

2011年1月13日-Kは告訴状を提出(告訴代理人は山口広弁護士)。
2月7日警視庁公安部は宇佐美を逮捕するとともに、宇佐美宅を家宅捜索した。


2011年2月7日。宇佐美を逮捕する公安警察

 「検察の冒頭陳述」「検察の論告」には「恋愛感情を充足させる目的」「じっと見ていた」云々と仰々しく書かれているが、事件の概要はいたってシンプルなのである。

 これら5つの行為をもとに、東京地裁の福士裁判長は価値中立的かつ客観的に、どちらの言い分が正しいかを判断をしなければならなかった。すなわち、
「Kが脱会、婚約破棄の意思を示したのは、監禁から解放されるための偽装の可能性もあった。Kの真意を確かめるために、Kが監禁されていた場所を探していただけのことである」(宇佐美の主張)
「宇佐美は恋愛感情を充足させるために、私が姿を現すのを待ち伏せしていた。とても怖かった」(Kの主張、検察の陳述)

 双方それぞれの主張を裏付けるような決定的な物的証拠は、裁判所に提出されなかった。
 こうした場合、判事は双方の主張に十分に耳を傾ける必要がある。
 ところが、裁判長の福士は宇佐美(弁護人)の主張だけを、まさに偏頗的に、一顧だにすることなく一蹴し、K(検察)の主張を全面的に採用し、執行猶予4年懲役3ヶ月の有罪判決を下した。偏頗の内実は後述する。


みんな何もしなかった!

 今回の事件の概要を知れば、誰しも疑問に思うことがある。

(1)行為1~3の段階で、Kが宇佐美の姿を目撃し、「これはストーカー行為だ。怖くなった」と思ったのであれば、どうして弁護士山口広にそのことを訴えなかったのか。

(2)同じように、どうして宮村峻に訴えなかったのか。 
 
(3)そもそもの話。どうして、KとKの家族は警察に相談しなかったのか。
 証人尋問で、KとKの母親は宇佐美の行為について「怖かった」「恐ろしかった」「不安だった」と強調していた。それならなぜ? 

 警察は相談があれば、宇佐美を呼び出し、警告や禁止命令を発する。弁護士なら誰でも知っていることである。
 ストーカー規制法は、桶川ストーカー殺人事件の教訓をもとに制定された法律であり、法律名の如く、罰則法ではなく規制法である。ストーカー行為が重大事件に発展しないために、警告、禁止命令の権限を警察に付与した。この法律の重要なポイントである。

【関連サイト】「時事ドットコム」。2011年に全国の警察が認知したストーカー事件の件数は1万4618件。このうち1343件については警告や禁止命令が下されている。


 さて、ここからが本題、構造の絵解きである。

 実は、Kは山口に相談していたのだ。
 証人尋問で、Kは要旨、こう証言している。


紙を手にしているのが山口広

「宇佐美さんの姿を見たことを、山口先生に相談した。しかし、先生は気のせいではないかと、私の話に気にも止めなかった」
 
 Kから相談を受けたのに、山口の反応は鈍かった。これは一体、どういうことなのか。考えられるのは次のことである。

 Kは宇佐美のストーカー行為が怖かったと裁判では証言していたが、山口にはたんに宇佐美の姿を見たというだけで、被害性については必死に訴えなかった-ということであろう。
 Kが真に怖かったというのなら、山口はKと一緒に警察に出向いていたはずだ。
 そうしていれば、警察に呼び出された宇佐美がいくらストーカーではないと抗弁しても、警察は警告を出したはずだ。結果として宇佐美の「行為4、5」は生じなかったし、 事件化するようなことはなかった。


なぜ、いきなり告訴!? 

 ところがである。山口に相談してから数ヶ月後、山口は告訴状を書き、Kはそれをもとに宇佐美を告訴したのである。
 この間、一体何があったのか
 誰しも疑問に思うだろう。

 話は先に進むが、Kの被害性について書いておく。
 Kは、宇佐美の5つの行為を怖かったという。気持ちの問題だから、否定するつもりはないし、また否定することもできない。
 しかしながら、行為4では宇佐美の姿を見たあと、隠れ家に戻りカメラを取り出し、宇佐美が立ち去るところを追いかけて、後姿の写真を撮っている。行為5では立ち去ろうとする宇佐美を追いかけている。恐怖を感じたという人の行為としては経験則上、大いに疑問が残る。
   行為1~3についてはすでに述べた通り、山口に被害性を訴えなかった。  
 
 告訴のきっかけとなったのは、2010年10月3日にGPSを発見したことである。
 Kの家族からGPSのことを知らされた宮村は驚喜し、山口に連絡した。おそらく、宮村は刑事事件化できると喜んだのだと推測する。


元女性信者に傘をさされる宮村峻

 ところが、宮村がごく内輪のメンバーに語ったところによると、山口の反応はつれないものだった。

「裁判にするといっても民事なら、(GPSの設置などによって)不安になったとか怖かったとか、精神的苦痛を受けたとして慰謝料(損害賠償金)を請求するぐらいでしょう。(金額?)100万円ぐらいでは。それにGPSの設置そのものは違法ではないから、刑事事件にはならない」
 
 宮村が驚喜したのは、GPSの設置は違法と思い込んでいたからだが(これは無理もないこと、私も最初はそう思った)、違法でもなんでもないから、山口はGPSを証拠に告訴しても受理されないだろうから、せいぜい民事で慰謝料を請求するぐらいと答えるしかなかったのだと思う。
 弁護士としては実にまっとうな回答である。

 しかしながら、宮村から連絡を受けたにもかかわらず、山口が何もしなかったのは弁護士として問題があったと指摘せざるを得ない。
 なぜなら、父親の車に設置したGPSによって、宇佐美はKが現れるのを待っていた(ないしはKの居場所を探していた)。そのことは認知できたはずだ。だとすれば、Kとともに警察に出向き、相談すべきだった。
 別に、裁判に訴えたり、事件化することだけが弁護士の仕事ではない。
 警察に出向いていたのなら、警察は宇佐美を聴取し、警告あるいは禁止命令を発していただろう。
 そして、そうなっていれば、宇佐美はKの偽装脱会、偽りの婚約破棄の疑いは晴れなくてもKに接触するのを諦め、行為5は生じなかった。事件は一件落着となっていたはずだ。


なぜ公安が! 

 事態が一転したのは、山口のアドバイスを受けてかどうかはわからないが、宮村とKが荻窪警察署にGPSを持って、相談に出向いてからである。
荻窪警察署の全景

  宮村たちに応対したのは、どういうわけか、警備課の公安担当、松岡栄太課長代理だった。
 公安がストーカー関係の訴えを聞くのは、明らかに不自然だし、警察の所管からしてあり得ないことである。

 
荻窪警察署の組織図


 ストーカー規制法を所管するのは生活安全課。治安維持(体制の転覆を目論む団体等の取り締まり)を目的とするのは警備課公安係である。
 話は先に進むが、サウナで宇佐美と遭遇したKは荻窪警察に通報した。このときにやってきたのも公安の松岡だった。通常なら、地域課の署員が駆けつけるはずなのに。

 松岡は裁判の尋問で、こう証言している。
「ストーカー事件を取り扱ったのは、これまで一回もなかった」
「宮村さんとは知り合いだった」


 統一、反統一といった立場は関係なく、誰だって、こんな疑問を抱くだろう。
 
 どうして、ストーカー事件を一度も手がけたことのない公安係がKの相談に乗るのか。
 どうして、Kが荻窪警察に通報すると、公安がやってくるのか。
 どうして、宮村と公安は旧知の仲だったのか。
 


宮村と荻窪警察のクサイ関係

 荻窪警察署で生活安全課の署員が対応していたのなら、これ以降の経緯は間違いなく変わっていた。
 先と同じで、宇佐美を署に呼び出し、Kに近づかないようにと警告を発していたはず。宇佐美が逮捕されることは100%なかった

「宮村と荻窪警察署との関係」。誰もが不可解、不透明だと首をひねったと思う。
 状況を説明するために、関係を年表にしておく。

2008年1月 :Kが実家から別の場所に移送されると同時に、宮村が説得に訪れる。
      2月 :12年5ヶ月間監禁されていた後藤徹が荻窪のマンションか
           ら事実上、解放される。

      5月 :後藤が荻窪警察署に宮村らを告訴する。
        :告訴を受け、警察が捜査に乗り出す
     12月 :Kが脱会届けと婚約破棄の通知文を統一教会に送る。
2010年6月 :宇佐美のKの居場所探しが本格化する。
 
 後藤の告訴を受け、荻窪警察署と警視庁の署員10名(各5名)による捜査チームが組織された。私を事情聴取したのは警視庁の刑事だったが、チームの役割分担はよくわからない。はっきりしているのは宮村を担当したのは荻窪警察署だったことだ。おそらく他の被告訴人の担当もそうだったのではないのか。
 私を担当した刑事によれば、「宮村と荻窪警察は和気あいあいの関係でやっているよ」
 
 もっとも、宮村と荻窪警察は昔から仲いい関係にあった可能性もある。なぜなら-
 宮村が信者を説得するために使うマンションは、すべてといっていいほど荻窪界隈。宮村が強制説得を開始したのは1980年代の中葉だったから、実に20年以上にわたって荻窪界隈のマンションで説得をやっていたわけである。
 親は、子どもを監禁するにあたって、監禁部屋近くの警察署に出向き(あるいは文章で)、子どもが統一教会に入った云々を説明し、「これから親子で話し合いを行いますので、よろしく」と挨拶するケースが少なくない。
 そんなわけで、宮村と荻窪警察とは昔からつながりがあったと考えても不思議ではないのだが。

-お願い-

 このブログに登場するみなさんにお願いがあります。記事に間違いがあれば、ぜひ、指摘してください。すみかに訂正するとともに、謝罪いたします。
 どうかよろしくお願いいたします。

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-続く-

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 12年間監禁されていた後藤裁判の尋問がブログ「拉致監禁by宮村の裁判記録」にアップされるようになった。すべての教会員は読むべし!(前回の記事以降に、アップされたもの)

「原告後藤徹氏本人尋問(反対尋問 東麗子弁護士編)-就職試験の面接官のような東弁護士」

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コメント

いきなり荻窪警察の公安だぁ!

特に驚きは無いね。

公安が統一教会に目を付けているのは以前からだし。

そういう状況を分かった上で、慎重に活動しないと。

GPSとか普通の人には何でもなくても、公安に目を付けられている団体ならやられるんだよ。

公安

警視庁の中でも、統一教会叩きに動いているのは公安ということは分かりましたが、素人目にはその公安の動きはかなり不自然な印象を受けます。

今回の記事でも、ストーカー事件に公安が動くこと自体の不自然さが指摘されていますが、その動きに対して、警視庁ないし警察庁の他部署からは疑問の声は上がらないものでしょうか?
信者として不謹慎かもしれませんが、「新世」事件やその後の一連の逮捕はある意味納得できるものではありました。その延長線上に宇佐美さんの逮捕があるのでしょうが、公安担当者は無理を承知で宇佐美さんの逮捕に踏み切ったということなのか。
また、逮捕となれば荻窪警察署の公安係が全体で動いていると思いますが、その公安係の中でもこの逮捕を疑問に思う人が一人くらいいてもおかしくないようにも思います。(そんな人がいたとしても、声を上げるのはとても勇気のいることでしょうが)

オウムのサリン事件の時は、信者がカッターナイフを持っていただけで逮捕されるということがありました。カッターナイフの所持は銃刀法違反ということなのでしょうが、宇佐美さんの逮捕は逮捕に至る法的根拠がもっと薄いように感じます。

警察が恣意的な法律の運用をするという行為はとても危険なことです。
もっとたくさんの人が、そのことを分かってほしいと思います。
(特に宇佐美さん逮捕の時、テレビ放映までしたマスコミ関係者)

・・・そのうち私も逮捕されるかな(-_-;)

aさんに強い違和感

 いつも投稿していただいているaさんに申し訳ないのだが、とりわけ今回の投稿には強い違和感を覚えます。

>公安が統一教会に目を付けているのは以前からだし。

 新潟の事件、渋谷の事件など、統一教会員が警察に逮捕されたのは、青森事件以来のことです。青森事件は20年以上も前の出来事。

 それなのに、どうして?いつも公安が?
 その根拠を教えてくださいな。

 aさん、なんだか拗ねていませんか。

 拗ねるのはいいのだけど、「すねものとしての美学」が一切感じられません。そく反発されることなく、少しは自分のいくつかの投稿文を読まれ、考えていただければ?

あまり無責任なことは書きたくないけど

あまりに虫が好かない事件なので、ちょっとネットを検索。

荻窪警察署 不祥事で検索すると2件ヒット。


・2010.6 警視庁 巡査長が拳銃自殺 荻窪署の単身寮
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1405E_U0A610C1CC1000/
 http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-565.html
 http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061401000808.html

 勤務時間中に、巡査長が荻窪署7階の単身寮で拳銃で自殺。
 同僚が巡査長の部屋を見に行ったところ倒れていたという。
 遺書が見つかっていないのに、なぜ自殺と判断したのか。
 署員が単身寮の自室を探す中で銃声は聞こえないのか。
 課長の指示を受けたのか、出勤しなかったのか、
 報道が異なるのは警察の供述が二転三転したのか。
 亡くなったのは、地域課。
 亀井徹夫署長は事実関係を明らかにしたいといっているが、
 明らかにしたのか。


・警視庁荻窪警察署事件 (DeepDarkDagger) on Twitter
 https://twitter.com/DeepDarkDagger

 身内の幹部警察官の脅迫罪犯罪の告訴状を故意に受理せず
 モミ消した。

嘘か真か、ここの警察署、本当に大丈夫ですか?
後藤徹さん、宇佐美さんの事件と時期が近いのは偶然ですか?

警察は親に騙された

<親は、子どもを監禁するにあたって、監禁部屋近くの警察署に出向き(あるいは文章で)、子どもが統一教会に入った云々を説明し、「これから親子で話し合いを行いますので、よろしく」と挨拶するケースが少なくない。
 そんなわけで、宮村と荻窪警察とは昔からつながりがあったと考えても不思議ではないのだが>

私もそういうことだろうと思います。

次から次から監禁した親たちが「よろしくお願いします」と挨拶に来る。
「統一協会(教会)によって、娘(息子)がおかしくなっちゃったんです。親子関係が切れてしまったんです」「私も仕事を休んで命がけで話し合いをして更正させますので、どうぞ見守ってください」って感じて、涙ながらに訴える。
荻窪警察署も同情し、親の言うことを信じたに違いない。

だから、監禁被害者が「助けて」と叫ぼうが、「助けてください」と書いた紙をばらまこうが、荻窪警察の警官は玄関に出てきた親の話を聞いて「ああ、ああ、例のあれですね」「なるべくご近所の迷惑にならないようにやってくださいね」って感じで立ち去ってしまったのでしょう。

たいていの場合、2~3ヶ月で“話し合い”が終わり、また親が「ありがとうございました」と挨拶に来る。だから、警官も「正常な親子関係が取り戻せたんですね」「それはそれは、良かったですね」となる。
こうしたことが恒常化して、警察は拉致監禁の犯罪性に思いをいたすことができなくなってしまったのでしょう。

いつしか警察は拉致監禁一味の味方に。
そして、統一教会の信者はだまされている(マインドコントロールされている)、という考えが定着して、統一教会信者を一般の人間として捉えなくなった。

だから、宇佐美さんのケースでも、「統一協会がらみはウチの山だ」って感じで、ストーカー事件を一度も手がけたことのない、宮村と旧知の仲だった、公安の松岡がすっ飛んできたのではないでしょうか。
通常なら、警告したりするが、「やつらはマインドコントロールされているから、そんな手続は必要ない」ってんで、即逮捕、と。

後藤裁判や中島知子“洗脳”騒動をきっかけに、実は警察、公安のほうがまんまと騙されていた、ってことに気付いてくれないかな~。
警察署長、公安に、なんとしても、間違っていたことを認めさせたい。

Re:aさんに強い違和感

悩める信者です。

aさんからもコメントがあるかもしれませんが・・・・。

統一教会が社会から問題視され、多くの訴訟をかかえ、韓国から来た宗教となれば、公安が関心を持つのは当然のことと思います。

公安がいつのころから統一教会に強い関心を持っていたかはよく分かりませんが、1990年代初めに教会幹部への公安担当者の接触があったことを聞いています。具体的に知っているのはこの時期ですが、もっと前から情報収集に動いていたかと思われます。

SHINZENに公安が家宅捜索に入ったのが2008年2月、過去に火の粉ブログの記事にもなっていましたが「治安フォーラム」に統一教会を問題視する記事が掲載されたのが同年8月号。

霊感商法やその他の社会問題をこれ以上看過することはできないと、公安の方針が転換されたのはこの頃かもしれません。

それにしても宇佐美さん逮捕はなんの必要性があってのことか、はなはだ疑問であります。

謝罪-失念していました。

悩める信者さん
>公安がいつのころから統一教会に強い関心を持っていたかはよく分かりませんが、1990年代初めに教会幹部への公安担当者の接触があったことを聞いています。具体的に知っているのはこの時期ですが、もっと前から情報収集に動いていたかと思われます。

>SHINZENに公安が家宅捜索に入ったのが2008年2月、過去に火の粉ブログの記事にもなっていましたが「治安フォーラム」に統一教会を問題視する記事が掲載されたのが同年8月号。

 このことを失念していました。

 地下鉄サリン事件が起きたのが1995年のこと。この事件の犯人がオウム真理教であることがわかった段階から、警察当局の宗教団体への情報収集が始まったのだと思います。

 統一教会の霊感商法への批判がピークを迎えた1987年、あるいは合同結婚式騒動が起きた1992、3年の頃、こと公安警察が統一教会を内偵していたといったようなことはなかったと思います。
 あれほど騒ぎになったのに、高額壺売りが摘発されたことは一件もありませんでした。

 先の私のコメントは、青森事件のあと新世事件が起きたと書きましたが、ご指摘の通り、その前年にSHINZEN事件がありました。
 失念していました。

 この事件を捜査したのは神奈川県警の公安でしたね。

 オウム事件後に公安が統一教会に関心を抱くようになった。これは間違いないと思いますが(それまで「信仰の自由」があって宗教団体のことはアンタッチャブルになっていた)、どうして生活安全課ではなく、公安警察がSHINZEN事件、新潟の北玄事件、渋谷の新世事件を手がけるようになったのかについては、正直、謎です。

 次回のブログでは、そのことに触れる予定ですが。

空気銃

公安が統一教会に関心を持つに至った動機は、オウム事件の影響、教祖絶対主義で且つ韓国発祥であること、マーク対象を広げたい公安の思惑等々複合的でしょう。

しかし、無視できない強い心理的要因として、統一教会に関係ある企業体に、空気散弾銃など銃器の製造販売事業が含まれていたことが挙げられると思います。

教祖絶対の固い信仰組織が銃器を扱っている。これが公安にとって、オウムの国松銃撃事件にも容易に連想が結びつく、いかにも格好の”我がネタ”だったことは確実です。

Re: 空気銃

夜の驟雨さん
>しかし、無視できない強い心理的要因として、統一教会に関係ある企業体に、空気散弾銃など銃器の製造販売事業が含まれていたことが挙げられると思います。

 確かに!
 でもしかしながら。

 統一教会の資金稼ぎは「廃品回収時代」から始まり、「花売り時代」そして「霊石時代」(80年代の初め頃から?)と続いていくわけですが、確かに、花と石の間には「散弾銃」があったのは事実です。
 しかし、「散弾銃販売」は実現しませんでした。予約販売のためのパンフレットも作成され、花売り部隊が予約販売までしたのは事実ですが、法律的に輸入することができませんでした。(ここらへんが世間知らずの原研さ~ん)

 花売り部隊だった女性信者(777双の原研さん)が私にちょっと興奮した口調で語った言葉です。
「予約販売でお金までいただいた。ところが、すべてキャンセルせざるを得なくなって、お客さんにそのお金を返済するために、1000円、2000円の花束をどれだけ売らざるを得なかったことか!」

 話の脈絡からはそれるけど、朝日新聞の阪神支局の記者が散弾銃で殺されるという「赤報隊事件」が起きたのは1987年(霊石販売がマスコミで批判されていた真っ盛り)のことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%A0%B1%E9%9A%8A%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 警察は刑事、公安関係なく、組織の威信にかけて、徹底的に捜査したようです。
 当然、統一教会も捜査の対象となり、任意で、当時の幹部教会員の聴取も行ったはずです。
 当然のことながら、散弾銃の予約販売のパンフレットも入手したはずです。しかし、シロという結論になった。

 それから20年後、いきなりSHINZEN事件(容疑は確か販売員の住居不法侵入。結末がどうなったのかは、悩める信者さんのコメントに触発され、現在確認中)、そして翌年から始まった特定商取引法違反による印鑑販売の店舗の、ほぼ全国一斉の摘発です。

 20年の歳月は長いです。まだ色っぽかったご婦人は介護施設。
 警察の人事異動はこの間、頻繁に行われたでしょうし、仮に同じ部署にいたとしても、40歳だった課長クラスは定年退職しています。

 これは裏付けのとれなかった仄聞情報ですが、渋谷の新世事件が起きたとき、事件後に会長に就任した故梶栗さんをはじめとする勝共連合の古参たちは昔交流していた公安に連絡を取ろうとしたそうです。ところが、全員退職していて、「(そして)誰もいなかった」とか。

 歴史は連続ですが、個々の場面では非連続もあり得ると思っています。

 それゆえ、なぜ、経済犯罪事件に、天下の警視庁公安部(警察学校での成績はトップクラスの連中)が関わったのか、大いなる謎なのです。
 視点を変えて、考察するしかないと思っています。

Re:Re:空気銃

個人的推測ですが・・、

最初に松本サリン事件があり、その捜査の過程でオウム真理教の関与が強く疑われる状況があったようです。
これは、当時の報道番組でオウム真理教が怪しいという内容の報道があり良く覚えています。
また、地下鉄サリン事件からわずか2日後にオウム真理教に対する強制捜査があったということは、裏を返せば警察は松本サリン事件の核心に近づいていたということではないでしょうか?
しかし、松本サリン事件だけで終わらせることができず、13人死亡約6300人負傷という大惨事が起こってしまったことに対して、外部の非難はもちろんでしょうし警察当局も悔やんでも悔やみきれない事件だったでしょう。
もし、松本サリンの捜査が信教の自由という壁のせいでその矛先が鈍ることになっていいたとしたら。

対象がオウム真理教という団体である以上、警察内部で最も責めを負うのは公安警察になるでしょうし、公安はその反省からカルト宗教に対する監視を強めたということではないでしょうか?

前回のコメントでも触れましたが、あれほどのテロ行為をしたオウム真理教に対する捜査は、信者がカッターナイフを持っているだけで逮捕することまで行われましたが、そのことに対する非難の声はあまり大きく聞こえることはありませんでした。
当時は、カルト叩きであれば何をしても許されるという空気がありました。
その空気は今でも残っているのかもしれません。

結論として、オウムの暴走を止めることのできなかった公安は、反動のような形でカルト憎しの矛先を統一教会に向けたのではないでしょうか?
客観的に見て、オウムの次に危険視される宗教団体はどこかと問われれば、悲しいかなそれは統一教会だと思われてもしかたないかなとも思ってしまいます。(-_-メ)

いきなり荻窪警察の公安だぁ!2

北朝鮮や朝鮮総連と交流がある統一教会を公安がマークしないはずがないだろ?

「公安」

>渋谷の新世事件が起きたとき、事件後に会長に就任した故梶栗さんをはじめとする勝共連合の古参たちは昔交流していた公安に連絡を取ろうとしたそうです。ところが、全員退職していて、「(そして)誰もいなかった」とか。

ソースは明らかにできませんが、事実は違うようで、当時、故梶栗会長と警察機構「上層部」の間で、ある”了解”が成立したようです。

一口に「公安」と言っても、そのランク、”現場公安”の権限、指揮命令系統などは一様ではありません。

とくに重要なのはランクです。警察機構のどのポストから上を「上層部」と表現するのかについては控えますが、新世事件類や宇佐美事件に関わった公安は、あくまで”現場”と呼ばれるランクの公安だったのです。

梶栗&「上層部」の”了解”内容は明らかにできませんが、言えることは、警察機構においては”現場”はあくまで”現場”であり、機構としての意思決定には直接関与できないということです。

そのためガスの溜まった”現場”がハネ返って、「上層部」に一泡吹かせる騒動がよく起きますが、もう一度言わせてもらいますと、新世事件類や宇佐美事件に関わった公安は、間違いなく”現場”と呼ばれるランクの公安でした。

それから先の何が言いたいかは、ご推察いただけると思います。

一言追加

「ご推察いただけると思います」では投げ出し過ぎると思いまして、一言追加。

統一教会と「公安」の関係を考える際、重視すべきは「新世事件」です。”現場公安”によって外堀を完全に埋められて、統一教会松涛本部への家宅捜索は既に不可避の情勢でした。

しかし、捜索は実行されなかった。中止されたと言ってもいい。そのため統一教会の宗教法人取り消し問題も何処かに消えてしまった。

”現場公安”の「上層部」に対する怨嗟怨念は凄まじく、現在にいたるも払拭されきっていないと聞きます。

いったい何があったのか。少なくともその時点から、警察機構「上層部」が、あるレベルまでは”現場公安”の専行を許す環境が出来上がったのは確かなようです。

Re: 一言追加

夜の驟雨さんが指摘されている通り、新世事件では「統一教会松涛本部への家宅捜索」が見送られ、また家宅捜索された南東京教区の教区長も逮捕されなかったことから、警視庁公安部と教団本部との間で、何らかの取引があったと噂されていました。

 そこで、ムック本『宗教と事件』の「瀬戸際に立つ統一教会」で、次のように末尾に書きました。

(引用はじめ)
(註)09年7月13日、日本統一教会の会長、徳野英治が記者会見を開き、「社会をお騒がせした道義的責任を取って辞任する」と発表した。突然の辞任は、「南東京教区長を逮捕しない代わりに、会長は辞任し、二度と事件を起こさせないという条件で公安と取引したからだ」(教会関係者)という。
(引用終わり)
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-196.html

 その後、大阪の共栄事件、和歌山のエム・ワン事件、大分のサンハート・健美事件、町田の数珠事件などなどが起きました。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-188.html

 摘発された特定商取引法違反の出来事(印鑑販売)は、いずれも徳野氏が引責辞任する前に起きたものであり、辞任後には起きていません。

 その意味では、前出の私の推測部分、「二度と事件を起こさせない」という約束は守られています。

 しかしながら、ブログ「目安箱」で指摘された佐賀聖殿にまつわる諸々の出来事、佐賀教区の開運商法http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c5/4112a508ff3987390eee75fd9bc78b0c.jpgなどなど、警察が摘発しても不思議ではない違法行為、違法まがいの行為が起きています。

 もし、「二度と事件を起こさない」ことを条件に、新世事件で公安が妥協したという推測記事が正しければ、公安は統一教会の違法行為に目を光らせるはずです。事件摘発の端緒は各種のブログにたくさん載っているから、苦労して探さなくても、簡単に捜査を開始することができます。それなのに、公安は動こうとしない。

 だとすれば、公安と教団本部との間に裏取引があったという噂の信憑性には疑問が残ります。

 本部の家宅捜索をしない・教区長を逮捕しないという公安に、教団本部は具体的に何の見返りを約束したのか。これが見当たらないし、考えつかないのです。

宮村脱会屋と荻窪警察署公安係

>「宮村と荻窪警察署との関係」。誰もが不可解、不透明だと首をひねったと思う。

 米本さんが宇佐美冤罪事件の構造の絵解きを続ける中で、宇佐美さんを逮捕した警察が公安係であることに注目していますが、その公安であることは 不自然さが際立っています。どのように考えても納得できるものではありません。
結局、理由として考えられるのは一つだけで、宇佐美さんが統一教会員であるから 公安によって逮捕されたということになりますが、「夜の驟雨」さんによるところの現場公安が2008年のSHINZEN事件から、それまでと一転して統一教会員を標的とするようになった理由は大きな謎です。

 1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件以降、カルト教団が関わる犯罪は警察の公安係が担当するようになったらしいのですが、それから約13年間に 公安警察が統一教会を見る観点がどのように変わったのかということが問題になってきます。
 いわゆる統一教会の詐欺商法は遥か以前から行われており、それが摘発されなかったのは左翼勢力に対抗する体制側の団体として認められていたからであり、公安警察と統一教会の関係はそれまで決して悪いものではありませんでした。
 仮に統一教会の組織活動に違法性が疑われたとしても、警察機構「上層部」がそれを意図的に問題視しなかったということは充分考えられます。

 その統一教会に対する公安警察の観点が変わった理由は「夜の驟雨」さんが書かれたように複合的な理由だと思われますが、その公安警察官が冷戦時代の人々から冷戦後の意識の人々へと世代交代したということが大きな要因であるようにも思われます。
 加えて、その約13年間においても、統一教会の自虐史観の鮮明化、北朝鮮との親密化、そして日本統一教会自体の韓国人中心の支配体制の浸透など、公安にとっては統一教会の悪い材料ばかりが増えているのも事実です。
 統一教会内部から見ても、益々カルト化しているように思えるのですから、公安警察が「カルト教団」として指定したとしても無理からぬことです。

 宇佐美冤罪事件においても、脱会説得屋と公安警察を仲良く結び付けられる材料と言えば、普通に考えて統一教会の違法行為というもの以外に考えられません。
脱会説得屋が犯罪行為である拉致監禁という手段を用いてまで仕事ができる大前提は、統一教会が信者を洗脳して、悪徳商法等の反社会的行為を行わせているカルト教団であるということです。

 もし、そのような前提が成立しなければ、脱会説得屋は紛れもない人攫いであり、宗教弾圧者であります。
 そのような統一教会に対する悪い判断がなかったら、脱会説得屋と公安警察が和気あいあいの関係でやっていける訳がありません。
 残念ながら、そのようなカルト教団であるというのが統一教会に対する一般的な人々の見方であり、現在の公安警察による判断です。

しかし、「夜の驟雨」さんが書かれていた<”現場公安”の「上層部」に対する怨嗟怨念は凄まじく、現在にいたるも払拭されきっていないと聞きます。

いったい何があったのか。少なくともその時点から、警察機構「上層部」が、あるレベルまでは”現場公安”の専行を許す環境が出来上がったのは確かなようです。>
という解説はこの冤罪事件を理解する上での重要な背景と言えそうです。
 その背景と、以前コメントに書いた ダメ公安警察による成績目当ての暴挙という見方を統合すれば、公安警察による逮捕という謎も解けてくるような気がします。

 宮村と公安が旧知の仲だった理由は そのように考えると一つは情報提供者としての関係にあった為と思われます。
 片方は現役統一教会員を強制脱会説得して完全支配し、新鮮な情報を何でも引き出せる情報提供者、一方は実績を血眼になって追及する現場公安の仕事人、仲良くならないはずがありません。
米本さんが事情聴取された時、担当した刑事から「宮村と荻窪警察は和気あいあいの関係でやっているよ」と聞かされたということも納得できます。

 宇佐美さんの逮捕においても、当然宮村脱会屋が悪玉の主役で、宮村脱会屋が旧知の仲である公安に宇佐美さんを逮捕させたからこそ成り立った事件だと思われます。
 米本さんが書かれたように、生活安全課の署員が対応していたらストーカー事件として逮捕されることは100%なかったというのは 疑う余地がありません。

 公安警察の暴挙もさることながら、カルト教団として判断されても、それを覆すことができない、またそのような公益性のある宗教団体としての実績がない統一教会であるということが 宇佐美冤罪事件という犠牲を生んでしまった原因であることは認めなければなりません。
 宇佐美さんの冤罪を晴らすことこそ、統一教会が立てなければならない蕩減条件とも思えてきます。

追記

 米本さんが疑問に感じられている、佐賀聖殿にまつわる諸々の出来事、佐賀教区の開運商法や、その他の統一教会の違法行為、違法まがいの行為を警察が摘発しないのは何故かという問題は 現場公安の地域性ということなのではないでしょうか。

 もし、荻窪警察署公安係であったら間違いなく逮捕される事件であっても、全く別地域の警察署では逮捕されるまで至らないとか、‥‥。

 また、統一教会内部でも 韓国人教会責任者は日本統一教会のコンプライアンスを無視するという事態が発生してしまうこともあるのではないでしょうか。

 つまり、公安警察も統一教会も 最上部と「現場」では齟齬がある、ということではないのでしょうか?

Re: 追記

神々の黄昏さん
>米本さんが疑問に感じられている、佐賀聖殿にまつわる諸々の出来事、佐賀教区の開運商法や、その他の統一教会の違法行為、違法まがいの行為を警察が摘発しないのは何故かという問題は 現場公安の地域性ということなのではないでしょうか。

 警察の公安組織は他の部署とは違う特殊性があります。
 各都道府県の警察の頂点は「警察庁」ですが、こと公安に関しては「警視庁公安部」が総元締めとなっています。「警視庁公安部」は警視庁の組織図からすると、部の一つですが、他の組織からは独立した存在となっているようです。

 どうしてそのようになったのか。おそらく、首都の治安を担当するゆえからのことだと思います。

 したがって、「警視庁公安部」が各都道府県の警備公安に、「統一教会の違法行為に目を光らせろ」と指示すれば、地方の公安はそれを実行せざるを得ません。

 本記事ではまだ荻窪公安のことしか触れていませんが、宇佐美逮捕を主導したのは「警視庁公安部」でした。

 神々の黄昏さんの前投稿「宮村脱会屋と荻窪警察署公安係」の記述。
>片方は現役統一教会員を強制脱会説得して完全支配し、新鮮な情報を何でも引き出せる情報提供者、一方は実績を血眼になって追及する現場公安の仕事人、仲良くならないはずがありません。
>米本さんが事情聴取された時、担当した刑事から「宮村と荻窪警察は和気あいあいの関係でやっているよ」と聞かされたということも納得できます。

 後段の部分は誤読です。

 後藤告訴を受けて、警視庁と荻窪警察署が合同で動いた部隊は刑事部(課)に所属する10名です。生活安全課の署員はいたかもしれませんが、公安刑事がいたとは聞いていません。
 ちなみに、拉致監禁が発生したとき、統一教会は地元の警察署に捜査を依頼するわけですが、応対するのは主に生活安全です。教会が「手ぬるい」「きちんと捜査しろ」と執拗に抗議すると、捜査課の署員が応対するようです。

 後藤告訴を受けて私を聴取した警視庁の刑事(捜査1課だったと思う)は「捜査チーム10名のうち半分は統一教会員の被害事件なんだからと、最初からやる気がなかった」と話していました。

 このやる気のなさは、拉致監禁された当の教会員から直に訴えられても無視してきた(例外なし)ことにも通じるものだと思います。

このブログ記事を推薦します。

 本記事とは直接関係ありませんが、YOSHIさんの<「月刊誌「宝島」の「悪いものは悪い」という立場>です。

 私はコピーした記事しか読んでいませんでしたが、
<この「宝島」7月号、146ページには、ニッポンの医療現場(第43回)という記事があり、精神医療について取り上げている。この記事では、向精神薬の薬物問題に詳しい内海聡(さとる)医師が紹介されている>とあって、少々驚きでした。

 内海さんは、このブログでリンクしている「「キチガイ医の素人的処方箋」のブロガーです。

 雑誌を買わなきゃあ。ボリボリ。

米本さんに感謝

>本記事ではまだ荻窪公安のことしか触れていませんが、宇佐美逮捕を主導したのは「警視庁公安部」でした。


 確かに米本さんのご指摘の通り、警察の公安組織は他の部署とは違って特殊な存在であることがわかりました。
 現場公安の地域性が現われるような体制にはなっていないことを理解することができました。ご教示ありがとうございました。
 公安は言わば 米国のFBIと似たような体制で、CIAと共通する側面ももっていると理解できましたので、やはり 米本さんが述べられた疑問が生ずるのは当然だと言えます。

 しかし、公安警察についてウィキぺディアで確認したところ、公安警察が視察する対象のカルトとして、オウム真理教が母体であるAlephと並んで世界基督教統一神霊協会の名前が記されていたのには驚かされました。
 統一教会をカルト教団とみなすのは、決して一般人の主観的な偏見の類ではなく 公共機関によって「認定」されているという現実があることをはっきり知りました。

 ウィキぺディアには別件逮捕に関しても書かれていましたが、宇佐美さんが逮捕されたのもこれに当たるのは間違いないと思います。
 しかし、そうすると、警視庁公安部が宇佐美さんを逮捕することによってどんな情報を得ようとしたのかという疑問がわいてきますが、それも大きな謎になってきます。
 まさか、公安の情報源である宮村脱会屋を守る為に、統一教会の宮村対策の実態を把握しようとしたという理由ではないと思いますが、他に理由がないとすると その可能性も考えてしまいます。

 また、米本さんが事情聴取された時、担当した刑事から聞いた荻窪警察の話を公安係と混同して誤読してしまった私の間違いを正され、詳しく解説してくださいましてありがとうございました。
 ただ「統一教会員の被害事件なんだからと、最初からやる気がなかった」と話していたという米本さんの証言は少なからずショックでした。
 世間から「価値を認められてない」どころか、「危険なカルト信者」として統一教会員が世間から見られているという現実は ある意味で「統一教会の使命」が果たされず、「救世主の使命」が失敗したことの証だと思います。

 米本さんのような真の人権擁護ジャーナリストが統一教会員に対する拉致問題を扱って下さるというのは、まだ神様が統一教会に対して願う何かがあるからだと思えてなりません。

Re: 米本さんに感謝

神々の黄昏さんが読まれたウィキペディアの「公安警察」の項目は、私も読みましたが、公安が統一教会を監視の対象としているという記述についてはやや疑問に感じました。以下は、ランダムです。

(1)公安という冠がつこうが警察の身分は公務員(警察庁のみは国家公務員)。仕事は公務です。公務にかかる費用は税金です。

(2)税金が適正に使われているとどうかは、自治体の監査委員会で精査されます。形式上であっても。「警視庁公安部」なら都議会の委員会でしょう。

(3)公安が特定の団体を監視の対象とする基準が明文化されているかどうかはわかりませんが(おそらくあるはず)、治安維持を掲げていますから、国家の転覆をはかる団体・集団かどうかにあるのではないでしょうか。

(4)統一教会はどうなのか。統一教会が経済犯罪事件を起こしていても、国家の転覆を目指しているわけではありません。そのような証拠は微塵もありません。経済犯罪事件なら刑事部マターです。公安の仕事とは関係のないはずです。

(5)もしウィキペディアにあるように、公安が真に統一教会を監視団体としているのなら、当然のことながら、すべての統一教会員を把握していなければならないはずです。
 日本共産党員はほとんどすべて、公安(警備1課=日共専門部隊)に把握されています。(主に尾行。これは徹底している。3、40年前にはスパイを送り込んでいたこともある)
 ところが、統一教会の場合、日曜礼拝後、自宅に戻る教会員が尾行されているといったような話は聞いたことがありません。(自宅に戻るところを確認すれば、住所、氏名がわかる。共産党員が捕獲されているのはそれによって)

(6)したがって、ウィキペディアの記事は間違いではないかと思うのです。ただし、最近の「警察白書」で統一教会に関する記述があるかどうかは確認していません。共産党とかオウムとか新左翼とか総連については毎年、報告されていました。もし「統一教会の動向」といった項目があれば、監視の対象となっているわけで、教団本部は「体制の転覆をはかる」ことは目的にしていないと抗議すべきでしょう。

(7)公安を批判するサイトを読んでいると、公安の王道的な仕事が減り、様々な分野、様々な事柄にちょっかい出しているような印象を強く受けます。

(8)反原発など市民団体の動向を公安が監視しているのは、北のスパイとか、過激派が入り込んでいる可能性があるからというのが大義のようです。統一の場合(とりわけ在日朝鮮・在日韓国人教会員)、民団、総連の隠れメンバーがいるなら、監視されても不思議ではないですが、そのような話は聞いたことがありません。ただし取材不足かも。

(8)もっときちんとしたことを書くには、公安のことをもっと勉強しなければならないのですが・・・。ボリボリ

追記

 シンゼンにしても(住居不法侵入)、新世など印鑑販売業者にしても(特定商取引法違反)、宇佐美さんのことにしても、すべて生活安全マターなのに、公安がしゃしゃり出ている。
 公安の王道的な仕事では、まるでありません。
 これをどう考えるべきか。次回でちらりとそのことには触れるつもりですが。

いきなり荻窪警察の公安だぁ!3

やっぱり分かってないんだな。

元総連とか朝鮮学校卒業生とかいるけど。

在日いるんだよ。

個人情報は出さないけどね。

民団、総連

情報としてですが・・・、

民団の会員に統一教会信者(ほとんどは、日本人と祝福を受け、お嫁に来た韓国女性)がどの程度いるか正確な数字はわかりませんが、かなりの数が会員になっているようです。地方によっては、事務局長など役職者になっている所もあるようです。

民団当局者も統一教会信者であることは承知の上です。現実には、民団の組織率の低下もあり、民団への加入率の高い統一教会信者なしには活動が成り立たない地方もあると聞きます。
ただし、民団本部としては統一教会にはマイナス的イメージが強いとも聞いています。

総連に信者が入っているという話は聞いたことはありませんが、文先生が金日成に会ってからは、総連側との関係はとても良くなったと聞いています。
文先生の訪朝以来の統一教会と北朝鮮当局との蜜月は周知のこと、公安が統一教会を監視する理由の一つに北とのパイプというのもあるでしょう。

2006年5月に歴史的な民団と総連の和解がありました。その後、その和解は白紙に戻りましたが、政府内にはその和解を快く思わない勢力が多かったという話があります。
統一教会としては、文先生の具体的な指示もあり、民団と総連の和解のための大会なども行ってきました。その辺も、公安としては国益に反するとして問題視しているのでしょうか?

Re.いきなり荻窪警察の公安だぁ!3と、ウキペディァ

aさんは、公安内に在日の方がいると書かれたのかと思いましたが、誤読でしょうか?


ウキペディァは、いろいろな人の書き込みでできているので、アメリカの学校ではレポートの根拠としての評価は低いと聞きます。
また、一部の方たちの話ではウキペディァに右寄りの情報を書き込むとすぐに左寄りに書き換えられるとも言われています。

同じものも見る人や角度によっては違って見えるように、同じ事実や情報でもそれを書く人の考え方によって表現は異なり読む人に与える印象も違ってくるのもまた事実です。
  • [2013/06/17 22:03]
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統一教会に対する公安の関心

 ウィキペディアの公安警察の項目では、公安が監視する対象のカルトとして世界基督教統一神霊協会の名がオウムのAlephと並べて記されていましたが、米本さんが説明されたような観点から判断すると、確かに それをそのまま真に受けることはできないようです。
 少なくとも オウムのAlephや日本共産党と同様の危険団体として監視されているようなことはなく、仮にカルト教団としての認識があったとしても 監視するほどは危険視されてないのも確かです。

 しかし、統一教会が関わる経済犯罪事件がSHINZEN事件以降 公安によって摘発されているのも事実で、宇佐美さんの逮捕も公安警察によってなされたということは その一連の流れから考えねばならず、やはり公安が統一教会を問題視せねばならない何かがあるのは間違いないようです。

 米本さんもこれ以降の記事でその問題に触れるようですが、とりあえず想起される問題と言えば やはり統一教会と北朝鮮の親密な関係以外ないと思われます。
 特に2006年から北朝鮮が核実験を行うようになり、その後は‘09‘13と継続して核実験を行っています。そして、2006年にはテポドン2号、弾道ミサイル発射実験も行っており、日本政府はそれに敏感に反応して、北朝鮮国籍を有する者の原則入国禁止といった対抗処置をとっています。

 文先生が金日成と会談し 統一教会と北朝鮮が関係を持つようになったのは1991年ですが、その時には、数年以内に朝鮮統一を実現すべきこと、そして朝鮮半島で核兵器の製造・配置があってはならないことなども共同声明として発表されましたが、日本政府から見ても決して危険な関係と判断されるようなものではありませんでした。

 しかし、北朝鮮に対して日本政府が最も危惧する核兵器の開発問題は その後も解消することがなく、疑惑は続くようになります。
 そして、ついに2006年の地下核実験およびテポドン2号弾道ミサイル発射実験となったわけですから、公安警察が国家の安全保障問題として北朝鮮関係者に神経を尖らすのは当然のことです。
 そこでは、北朝鮮と継続して経済交流している統一教会が問題視されるのは間違いなく、公安も関心を持たざるをえなかったのではないかと思います。

 さらに私の勝手な想像で言えば、2006年当事は安倍政権であり まだ統一教会は公安の標的とされることなく、‘07年の安倍総理の退陣によって統一教会を廻る政治環境は一気に悪化したように思われます。
 金日成と文先生が会談した時には北朝鮮に約4400億円の経済援助を行うことを約束しており、その経済協力は継続しています。
 その経済協力は、他の朝鮮統一の準備や核兵器の製造中止といった共同声明の実施がなされなくても相変わらず継続して実施されているとみられ、そのことを公安が問題視するのは当然のことです。

 そのように推測すれば、公安が2008年のSHINZEN事件から、それまでと一転して統一教会員を標的とするようになったこととも辻褄が合います。
 ただ、公安が特に問題視しているのは北朝鮮に資金が流れるということで、いわゆるオウムのような危険なカルト宗教としては指定していないので、公安が監視する対象とはなっていないということではないでしょうか。

 公安が最も問題視しているのは その北朝鮮に流れる可能性のある資金ということであって、統一教会の悪徳商法といった経済活動全般ではないとも考えられます。
 つまり、韓国に流れ、そして北朝鮮に流れて軍事開発の資金となる可能性のある経済活動に関心が集中していると考えれば公安の行動が一貫していないことも納得できます。
 しかし、米本さんが書かれた 警視庁公安部が宇佐美逮捕を主導したということの理由はやはり、謎となってきます。
 やはり、宮村脱会屋を守って、利用しようとでも考えているのでしょうか?

 しかしながら、統一教会が北朝鮮と親密な関係となって経済交流し、政治的には全くと言ってよいほど良い影響を与えられないながらも、ただひたすら経済援助を続け、統一教会が共産主義者として非難していた有田代議士が北朝鮮による日本人拉致問題に取り組むという情況は、勝共運動が盛んだった時代には想像すらできないことでした。
 その冷戦時代にいて、タイムマシーンで見るようにその様子を眺めたら、「なんともシュールな世界です」と表現する以外ありません。

 もし、北朝鮮が政治的に軟化し、現体制を守ろうなどという金王朝の強欲も捨て去られるよう「導く」ことができるのであれば、北朝鮮と親密な交流を続ける統一教会にも歴史的な役割があると言えるのかもしれませんが、必死に現体制を守ろうとし、一向に核兵器を放棄しようとしない北朝鮮の現実を知れば、まともな人が普通に考えて「統一教会は北朝鮮によって利用されているだけ」としか映らないのは当たり前です。

 あるいは、北朝鮮が崩壊するのをただ待つのみで、金王朝が倒れて南北朝鮮が統一された際に、統一教会がその利権を優先的に得ようと考えているのであれば、羊の皮を被った狼と罵られてもしょうがないのではないでしょうか。
 しかし、日本の食口から搾取する韓国人教会幹部の実態を考えると、それが真相と思えてくるのが残念です。
 

インチキな正義

オランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレンは著書『いまだ人間を幸福にしない日本というシステム』の中で日本の検察官について、こう書いています。

「日本の検察官が起訴し、容疑者を法廷に引き出せば、九九・八パーセントの確率で裁判に勝つという事実には驚かずにはいられない。(中略)。つまり論理的に考えるならば、本当の意味での裁判は行われていない、ということになる。あるいは、裁判は裁判官が登場する前、つまり検察官のオフィスで行われる、とも言えるだろう」

日本では検察官が裁判所以上の権力を握っていて、起訴=有罪だ、と。
宇佐美さんが検察によって起訴された段階で、日本の未熟な裁判制度はそれをどうすることもできなかった、ってことですね。

ウォルフレンは日本の検察官について、こうも書いています。
「自由に判決を下せるほどの多大な権力が与えられているのは、自分たちは特別に正義感が強いからだなどと、彼らは考えていないだろう。(中略)。自分の所属する機構がずっとそうしてきたからだと考えているのではないだろうか。社会秩序を守るというこの機構の任務は、神聖視されていると言ってもいい。そして日本の官僚は社会秩序を守るべきだという妄想に近い思い込みがある」

宇佐美さんが拉致監禁された婚約者(当時)を救おうとしてつきまとったのか、恋愛感情を充足させる目的でつきまとったのか、そんなことはどうでもよかった。
拉致監禁グループやマスコミなどによって、統一教会の勢力拡大を抑えつけているのに、宇佐美さんを勝たせたら、統一教会は図に乗ってしまう。
調子に乗って統一教会は反社会的な行動を拡大し、勢力を伸ばしてしまうかもしれない。
こんな危なっかしい芽は早いうちに摘んでおくべきだ。
検察はこう考えたのではないか。

非民主主義の国、日本。
超法規的な独善的正義で宇佐美さんは有罪にされたのでしょう。

こんなインチキな正義感で踏みつけられたら、たまったもんじゃない。
絶対的権力を持つ検察官を相手に、終わりない闘い、勝ち目のない闘いになろうとも、屈することだけはしたくない。

権力者と悪党

昨日、ジョニーデップがインディアン役をする『ローンレンジャー』を家族で見に行きました。
権力者と悪党の世の中には見えないつながりや、悪から市民を守る立場の人でもお金に目が眩む様が、言葉がわからないながらも見て取れておもしろかったです。
時代物のディズニー映画とはいえ、現代においてもどこの国でも、似たようなことがあるのだろうなと思うことでした。

公安や警察と反対派の構造も、菓子折りの行き来がなかったとしても利するところがあれば同じかな。
米本さんは、さしずめ日本における拉致監禁問題のローンレンジャー・・かな? それとも、トント?

おもしろかったですよ。
皆さんも見てみてくださいね。



  • [2013/07/06 03:32]
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