空疎な「マインドコントロール論」  

一筆一論(7)

用語と用語法-マインドコントロール論

マインドコントロール」も定義がはっきりしない用語である。この言葉をよく口にする“カルト”問題に関心がある人に質問しても、きちんと説明できる人は一人もいなかった。

 さすがに、この用語を日本に流布させた静岡県立大学准教授の西田公昭氏(日本脱カルト協会理事)は、自著の『マインド・コントロールとは何か』で、はっきり定義している。

それを要約すれば、マインドコントロールとは
(1)他者が自らの目的のために
(2)本人が他者からの影響を知覚しない間に
(3)意思決定過程に影響を及ぼすことである。

 この定義を真理が如く見せるために、認知的不協和理論や心理学の実験データーなどで補強し、西田氏は「マインドコントロール論」を仕上げた。

 しかし、既成の認知的不協和理論や実験心理学の報告を捨象すれば、マインドコントロールの定義は前述の3行に尽きる。

 ポイントは(2)の「本人が他者からの影響を知覚しない間に」だが、そんなことがあり得るとすれば「サブリミナル効果」以外にない。そのサブリミナルにしても効果があることは立証されていない。

そのため、西田氏は実験心理学のデータを駆使して、「知覚しない間」を補強するが、実験はあくまで実験にすぎず、複雑な現実世界を限らされた条件下の実験の場で再現することは不可能である。

 そうすると、西田定義はこうなる。
他者が自らの目的のために(相手の)意思決定過程に影響を及ぼすこと

これは、ごくあたりまえのことではないでしょうか。

他者が目的もなく相手に働きかける(影響を及ぼす)ことは、何一つとしてあり得ない。
販売員は商品を買ってもらいたいためにお客に影響を及ぼそうとする。
政治家は選挙で当選するために、自分の政党の影響を大衆に及ぼすために、街頭演説を行う。
挨拶一つとっても、意識はされていないが、相手との友好関係を維持するという目的がある。

 このように見ていけば、西田定義の前述の(2)はそもそもあり得ず、(1)はあたりまえのこと。そうなると(3)しか残らなくなる。結局のところ、西田氏が説くマインドコントロールとは「強い影響力を及ぼすこと」となってしまう。

 うーん、しかし、待てよ。
クリスチャンは聖書から、巨人ファンは読売球団から、テレショップ大好き人間はテレビから、共産党員は共産党から、統一教会員は統一教会から、強い影響力を受けている(マインドコントロールされている)。

マインドコントロール論を用いれば、統一教会への入信も、あるいは子どもが東大を目指すのも、はたまたアメリカ兵がイラクを占領し続けるのも、何だって説明がつく。

南山大学宗教学教授の渡邉学氏が「マインド・コントロール概念は万能化されればされるほど陳腐化せざるを得ない」と指摘する通りなのである。万能ゆえに何でも説明可能だが、同時に何も語っていないのに等しいのだ。
 
 当然のことながら、渡邉氏以外にも東京大学宗教学教授の島薗進氏北海道大学宗教社会学教授の櫻井義秀氏宗教学者の島田裕巳氏から批判の声があがった。
 統一教会の信者も『統一教会の検証』(光言社)で西田氏を批判した。

西田氏は、こうした批判に応え、「マインドコントロール論再論を書く」と2000年頃に公言したが、いっこうに実現されていない。

 彼が学位を取ったのは「マインドコントロール論」。もし、再論で自説の「マインドコントロール論」の一部か、かなりの部分を修正することになれば、それは自らの学位を(ひいては准教授という今の地位を)否定することになる。だから、再論を書くなどできないのだと思う。
 彼が書けるのは、せいぜい「騙されやすい人」といった通俗的レベルの話でしかない。テレビ局がワイドショーのコメンテーターとして西田先生を重宝するのもうなずける。

ただし、彼が自著で援用している、またマインドコントロール論者が依拠するロバート・チャルディーニの『影響力の武器』(誠心書房)は良書である。原書は88年、翻訳書は91年に出版。

チャルディーニがこの本で書いたのは「他者の意思決定過程に影響を及ぼす」テクニックについてである。
おそらく初めての人はドキドキしながら読むであろうことは間違いない。それだけ真に迫る本である。
もっとも、自分の日常的体験と照らし合わせながら、二読、三読すれば、ちょっと鼻白む。
なぜなら、チャルディーニは科学的法則ではなく人間の心理的傾向を書いているに過ぎないからだ。このことは『我らの不快な隣人』277~282頁で詳述したので省略する。

繰り返しになるが、「マインドコントロール」とは、西田氏が援用するチャルディーニの本のタイトルの通り、「他者への影響力」と同義なのである。



「カルト」と「マインドコントロール」用語は、結局のところなにもなく、空っぽである。

「カルトとはマインドコントロールを駆使する団体だ」といった定義をする人がいるが、この定義を言い換えると「カルトとは強い影響力を及ぼす集団だ」となり、テレビ会社も「カルト」の仲間入りすることになる。

マインドコントロール論」はすでに学問的には完全に破綻し、言い出しっぺの西田先生も批判への反論を書くことができないでいる。それにもかかわらず、相も変わらず、この理論にしがみついているのは強制説得を是とする牧師たちと、一部の弁護士たちだけである。認知的不協和の呪縛からいまだ逃れることができないでいるのであろう。

 空っぽであれば害はないが、「あの団体はカルト集団だ。メンバーは全員マインドコントロールされている」といった用い方をされると、とたんに差別用語に転じ、社会からその団体が排除されることになってしまう。

 また以前に書いたように、牧師がこんな使い方をすると、信者家族は「保護説得」に奔走することになる。

「統一教会はカルトであり、信者は統一教会からマインドコントロールされている。救出するには保護(拉致監禁)説得しかない」

「一筆(5)」で紹介した、オーウェルの『1984年』のスローガンを思い出す。

戦争は平和である。
自由は屈従である。
無知は力である。

これをもじれば、反統一教会陣営のスローガンはこうなろうか。

統一教会はカルトである。
自由はマインドコントロールからの解放である。
拉致監禁は力である



●自分の子どもは「マインドコントロールされている」と思い込んでいる信者家族の方は、どうか、お子さんを拉致監禁する前に、西田氏の本(『マインド・コントロールとは何か』)と、マインドコントロール論を批判した『我らの不快な隣人』第12章(また同章で引用した先の学者の文献)とを、丁寧に読み比べてみてください。

●他方、統一教会をはじめとするカルト視される団体のメンバーの方は周囲から「マインドコントロールされている」といった批判をなされることが多いと思います。それに対して、「マインドコントロールなんかされていない。自分で考えて自分の意思でこの団体に入会したんだ」と、説得力のない反論(反発)をするだけでしょう。
そうした方も、ぜひ、2つの本を読み比べ、それこそ「マインド・コントロールとは何か」を学習されたほうがいいと思います。家族や友人と、感情の対立を背景にした不毛な論争をしないためにも。


『影響力の武器』『マインド・コントロールとは何か』は文中の題名を、『我らの不快な隣人』は左の画像をクリックしていただければ、アマゾンの注文コーナーがアップされます。

(追記)元公明党委員長の矢野絢也氏の『黒い手帖』(講談社)は創価学会と公明党との不透明な関係を赤裸々に書いた本だが、文中でときおり使う「カルト」や「マインドコントロール」用語が著者の意図とは逆に全体の文脈では浮いた印象を与え、説得力を弱めているのが残念だ。


注目! 早川さんが2010年8月に開設した「反カルトからの自由」で、マインドコントロールの論の不毛性と危険性が、小説の形を取って、わかりやすく指摘しています。ぜひ、読んでみてください。(2010年8月19日記)
小説「恐怖のマインドコントロール(1)」
小説「恐怖のマインドコントロール(2)」
小説「恐怖のマインドコントロール(3)」



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コメント

マインドコントロール

『我らの不快な隣人』の中でも、第12は白眉だと思います。

マインド・コントロールを用いる団体を「破壊的カルト」と呼び習わす風潮も
見られますね。

「破壊的カルト」とは何か→マインドコントロールを用いる団体
マインドコントロールとは何か→「破壊的カルト」の用いる手法

という定義が相互補完して、無限循環状態に陥っている状況があると思います。
どちらかの言葉が、一定の推進力を受けて、軌道に乗ってしまえば、この無限
ループは完成してしまいます。オウム事件で、マインドコントロールという言
葉が、軌道に乗ってしまいました。

マインド・コントロール論の問題は、米本さんご指摘の点の他にも、「脱会者や
脱退者の社会復帰に悪影響を与える可能性がある」という点を指摘したいです。

補足

>「脱会者や脱退者の社会復帰に悪影響を与える可能性がある」という点を
>指摘したいです。

『我らの…』のP290には、上記の点についての指摘があります。




nolemさんへ

 拙著を丁寧に読んでいただきありがとうございます。
「カルト」と「マインドコントロール」が融合すれば、無限循環状態になるというご指摘、まったくその通りだと思います。
 ところで、「『脱会者や脱退者の社会復帰に悪影響を与える可能性がある』という点を指摘したいです」というnolemさんの言葉に触発され、次回の一筆一論で書く予定でいました「用語と用語法」は先にして、このことを書いておきたいと思います。
 補足で示されたように、拙著の290頁で触れてはいるのですが、もう少し整理してわかりやすく書いておきたいと思います。とても重要なことだと思っていますので。
 また感想を寄せていただければうれしいです。

マインドコントロールとは

壮大な責任転嫁の道具なのか?

マインドコントロール論があれば、どんなことでも他人のせいにできるように思う。宗教のせい・社会のせい・企業のせい・あいつのせい。

自らの非を一切認めない。これほど恐ろしいものは無い。

もし自分の子供が全て周りのせいにする人間に育ったらどうだろうか?

責任転嫁は止めなさいと親は子供を叱らないのか?

時代的には道徳が廃れているので、当たり前の常識・良識は過去のものになってしまったか。

責任転嫁は教会員・非教会員に関わらず誰にでも起こる事である。

責任転嫁ほど恐ろしいものは無い。

マインドコントロール

以前から、議論の前提となり、根幹になるのにマインドコントロール部分の書き込みが少なすぎると思っていました。

そこで少々コメントします。

私は私の拉致監禁に関わった2人の牧師と監禁中ずいぶん話したが、「全ての宗教、主義思想、哲学にはマインドコントロールがある。」ということで議論を終えている。

反対派が云うところの「マインドコントロールが存在するなら」という事での議論の最終である。
スティーブン ハッサン氏も「最大のカルトはローマカトリックである。」と言ったそうだが、まさに同じことを言っているに等しい。

『返報性』『希少性』『コミットメント』『一貫性』『好意性』というものは少しセールスを勉強した気の利いたセールスマンなら誰でも使う程度のものである。
カルトとは関係なくどこにでもあるということである。

『自由な時間の剥奪』『独自の道徳観』も伝統的な宗教にも多くみられる。
「一夫多妻制」は「一夫一婦制」からみれば異質かつ独自の道徳観であろう。
インドにおける「神の愛の宣教者会」の修道女達にそんなにも自由な時間があるとは思わない。
例はいくらでも出てくる。

『思考の偏りと対立の構図』『極端な価値観』『絶対的な支配権』『盲目的服従』『精神的支えと保護の提供&それを剥奪するという脅し』これらを私は感じない。
(感じる人がいるとして)逆に牧師や弁護士が「保護、説得しかない」と半ば脅し、これを主導している。そして、親、親族は牧師や弁護士という『権威性』という「マインドコントロール」もあるから信じてしまう。
批判すればするほどにそのままブーメランの如く返ってくる。

「(反対派のいう)マインドコントロールが存在するなら、全ての宗教、主義思想、哲学にはマインドコントロールがある。」
7ヶ月間に及ぶ監禁の末の結論である。






秀とあるアメリカ人との会話

秀「マインドコントロールされているから拉致監禁(保護説得)が必要だというのが反対する人たちの言い分なんです。」

アメリカ人「それでマインドコントロールされているか判断するのは誰?」 「サイコロジスト?」

秀「多くの場合、牧師か脱会カウンセラーと呼ばれる人達です。」

アメリカ人「で、その人達は心理学か類似する学位をもっている専門家なの?」

秀「いいえ」

アメリカ人「クレイジー!」

このアメリカ人の感覚がクレイジーなのか、それとも、、、。

Re: マインドコントロール

秀さん、投稿ありがとうございました。


> アメリカ人「それでマインドコントロールされているか判断するのは誰?」 「サイコロジスト?」
> 秀「多くの場合、牧師か脱会カウンセラーと呼ばれる人達です。」

> アメリカ人「で、その人達は心理学か類似する学位をもっている専門家なの?」
> 秀「いいえ」

> アメリカ人「クレイジー!」

> このアメリカ人の感覚がクレイジーなのか、それとも、、、。

アメリカ人が「クレジー!」と語ったのは、とてもよくわかります。
アメリカで脱会カウンセリングをしているのは、心理学、精神医学などの学位を取得した人、心理療法士などの資格のある人たちばかりですから。もろん、アメリカでは牧師は脱会説得に一切か関わっていません。(出典は大阪大学宗教社会学者の渡辺太氏の文献)

アメリカ人が驚くのは、当然のことでしょう。

私も、これと同じような体験をしています。
最近、アメリカのテレビ制作会社のスタッフが来日し、「日本の拉致監禁」のことで、インタビューを受けました。
そのときに、アメリカでかって行われていたディプログラミングと、日本での「保護(拉致監禁)説得」との違いについて、こう話しました。

「アメリカと違って、日本の場合、説得するのはプロテスタントの牧師であることです」

インタビュアーは、不思議そうに、困惑した表情で、私の顔を見ていたのがとても印象的でした。

追記情報をアップ

「反カルトから自由」ブログで、早川さんが書いた「小説・恐怖のマインドコントロール」を、追記情報としてブログの末尾にアップしました。
まだ読まれていない方は、ぜひ、目を通してください。

一筆一論(7)

用語と用語法??マインドコントロール論

「マインドコントロール」も定義がはっきりしない用語である。この言葉をよく口にする“カルト”問題に関心がある人に質問しても、きちんと説明できる人は一人もいなかった。

 さすがに、この用語を日本に流布させた静岡県立大学准教授の西田公昭氏(日本脱カルト協会理事)は、自著の『マインド・コントロールとは何か』で、はっきり定義している。

それを要約すれば、マインドコントロールとは
?他者が自らの目的のために
?本人が他者からの影響を知覚しない間に
?意思決定過程に影響を及ぼすことである。

 この定義を真理が如く見せるために、認知的不協和理論や心理学の実験データーなどで補強し、西田氏は「マインドコントロール論」を仕上げた。

 しかし、既成の認知的不協和理論や実験心理学の報告を捨象すれば、マインドコントロールの定義は前述の3行に尽きる。

 ポイントは?の「本人が他者からの影響を知覚しない間に」だが、そんなことがあり得るとすれば「サブリミナル効果」以外にない。そのサブリミナルにしても効果があることは立証されていない。

そのため、西田氏は実験心理学のデータを駆使して、「知覚しない間」を補強するが、実験はあくまで実験にすぎず、複雑な現実世界を限らされた条件下の実験の場で再現することは不可能である。

 そうすると、西田定義はこうなる。
「他者が自らの目的のために(相手の)意思決定過程に影響を及ぼすこと」

これは、ごくあたりまえのことではないでしょうか。

他者が目的もなく相手に働きかける(影響を及ぼす)ことは、何一つとしてあり得ない。
販売員は商品を買ってもらいたいためにお客に影響を及ぼそうとする。
政治家は選挙で当選するために、自分の政党の影響を大衆に及ぼすために、街頭演説を行う。
挨拶一つとっても、意識はされていないが、相手との友好関係を維持するという目的がある。

 このように見ていけば、西田定義の前述の?はそもそもあり得ず、?はあたりまえのこと。そうなると?しか残らなくなる。結局のところ、西田氏が説くマインドコントロールとは「強い影響力を及ぼすこと」となってしまう。

 うーん、しかし、待てよ。
クリスチャンは聖書から、巨人ファンは読売球団から、テレショップ大好き人間はテレビから、共産党員は共産党から、統一教会員は統一教会から、強い影響力を受けている(マインドコントロールされている)。

マインドコントロール論を用いれば、統一教会への入信も、あるいは子どもが東大を目指すのも、はたまたアメリカ兵がイラクを占領し続けるのも、何だって説明がつく。

南山大学宗教学教授の渡邉学氏が「マインド・コントロール概念は万能化されればされるほど陳腐化せざるを得ない」と指摘する通りなのである。万能ゆえに何でも説明可能だが、同時に何も語っていないのに等しいのだ。
 
 当然のことながら、渡邉氏以外にも東京大学宗教学教授の島薗進氏、北海道大学宗教社会学教授の櫻井義秀氏、宗教学者の島田裕巳氏から批判の声があがった。
 統一教会の信者も『統一教会の検証』(光言社)で西田氏を批判した。

西田氏は、こうした批判に応え、「マインドコントロール論再論を書く」と2000年頃に公言したが、いっこうに実現されていない。

 彼が学位を取ったのは「マインドコントロール論」。もし、再論で自説の「マインドコントロール論」の一部か、かなりの部分を修正することになれば、それは自らの学位を(ひいては准教授という今の地位を)否定することになる。だから、再論を書くなどできないのだと思う。
 彼が書けるのは、せいぜい「騙されやすい人」といった通俗的レベルの話でしかない。テレビ局がワイドショーのコメンテーターとして西田先生を重宝するのもうなずける。

ただし、彼が自著で援用している、またマインドコントロール論者が依拠するロバート・チャルディーニの『影響力の武器』(誠心書房)は良書である。原書は88年、翻訳書は91年に出版。

チャルディーニがこの本で書いたのは「他者の意思決定過程に影響を及ぼす」テクニックについてである。
おそらく初めての人はドキドキしながら読むであろうことは間違いない。それだけ真に迫る本である。
もっとも、自分の日常的体験と照らし合わせながら、二読、三読すれば、ちょっと鼻白む。
なぜなら、チャルディーニは科学的法則ではなく人間の心理的傾向を書いているに過ぎないからだ。このことは『我らの不快な隣人』277?282頁で詳述したので省略する。

繰り返しになるが、「マインドコントロール」とは、西田氏が援用するチャルディーニの本のタイトルの通り、「他者への影響力」と同義なのである。



「カルト」と「マインドコントロール」用語は、結局のところなにもなく、空っぽである。

「カルトとはマインドコントロールを駆使する団体だ」といった定義をする人がいるが、この定義を言い換えると「カルトとは強い影響力を及ぼす集団だ」となり、テレビ会社も「カルト」の仲間入りすることになる。

マインドコントロール論」はすでに学問的には完全に破綻し、言い出しっぺの西田先生も批判への反論を書くことができないでいる。それにもかかわらず、相も変わらず、この理論にしがみついているのは強制説得を是とする牧師たちと、一部の弁護士たちだけである。認知的不協和の呪縛からいまだ逃れることができないでいるのであろう。

 空っぽであれば害はないが、「あの団体はカルト集団だ。メンバーは全員マインドコントロールされている」といった用い方をされると、とたんに差別用語に転じ、社会からその団体が排除されることになってしまう。

 また以前に書いたように、牧師がこんな使い方をすると、信者家族は「保護説得」に奔走することになる。

「統一教会はカルトであり、信者は統一教会からマインドコントロールされている。救出するには保護(拉致監禁)説得しかない」

「一筆(5)」で紹介した、オーウェルの『1984年』のスローガンを思い出す。

戦争は平和である。
自由は屈従である。
無知は力である。

これをもじれば、反統一教会陣営のスローガンはこうなろうか。

統一教会はカルトである。
自由はマインドコントロールからの解放である。
拉致監禁は力である。


●自分の子どもは「マインドコントロールされている」と思い込んでいる信者家族の方は、どうか、お子さんを拉致監禁する前に、西田氏の本(『マインド・コントロールとは何か』)と、マインドコントロール論を批判した『我らの不快な隣人』第12章(また同章で引用した先の学者の文献)とを、丁寧に読み比べてみてください。

●他方、統一教会をはじめとするカルト視される団体のメンバーの方は周囲から「マインドコントロールされている」といった批判をなされることが多いと思います。それに対して、「マインドコントロールなんかされていない。自分で考えて自分の意思でこの団体に入会したんだ」と、説得力のない反論(反発)をするだけでしょう。
そうした方も、ぜひ、2つの本を読み比べ、それこそ「マインド・コントロールとは何か」を学習されたほうがいいと思います。家族や友人と、感情の対立を背景にした不毛な論争をしないためにも。

『影響力の武器』と『マインド・コントロールとは何か』は文中の題名を、『我らの不快な隣人』は左の画像をクリックしていただければ、アマゾンの注文コーナーがアップされます。

(追記)元公明党委員長の矢野絢也氏の『黒い手帖』(講談社)は創価学会と公明党との不透明な関係を赤裸々に書いた本だが、文中でときおり使う「カルト」や「マインドコントロール」用語が著者の意図とは逆に全体の文脈では浮いた印象を与え、説得力を弱めているのが残念だ。



注目! 早川さんが2010年8月に開設した「反カルトからの自由」で、マインドコントロールの論の不毛性と危険性が、小説の形を取って、わかりやすく指摘しています。ぜひ、読んでみてください。(2010年8月19日記)
小説「恐怖のマインドコントロール(1)」
小説「恐怖のマインドコントロール(2)」
小説「恐怖のマインドコントロール(3)

魚谷俊輔 の理論は指示しますか

魚谷俊輔 氏の マインドコントロールの虚構を暴く この講演が動画公開されていますが
非常に具体性があります
マ-ガレットシンガ-の主張はアメリカで完全否定 スチーブンハッサンは強制奪回拉致監禁組織と関与する犯罪者 青春を返せでも敗訴
日本脱カルト協会はカルト狩り集団
二重盲検法不在の西田公昭実験 指示しますか?

http://www.youtube.com/watch?v=isabSkud1Tg

http://www.youtube.com/watch?v=isabSkud1Tg
魚谷俊輔 氏の マインドコントロールの虚構を暴く この講演が動画公開されています
ぜひご覧ください
まさに 一刀両断
なお 私は創価学会会員です。

mikenekoさんへ

 マインド・コントロール論を唱えている日本の学者(実験心理学)は西田公昭氏ぐらいで、宗教学・宗教社会学の学者は批判しています。

 アメリカでも、故マーガレット・シンガーさんなど2、3人を除けば、ほとんどすべての学者が批判しています。邦訳されていませんが、批判している本は100冊以上はあるようです。


 拙著『教祖逮捕』の「作られた言説」(新聞の書評で取り上げられた)、また『我らの不快な隣人』第12章を読んでください。後者には同理論を批判した学者の論文(入手可能)を掲載しておきましたので(300頁)、ぜひ、読まれるといいですよ。わかりやすいのは、渡邉太さんの一文です。

mikenekoさんへ(続)

せっかく、「魚谷俊輔氏のマインドコントロールの虚構を暴く」の動画を紹介していただいたのに、愛想なしというか高見的返信をしたのではないか、と次第に気になってきたので、(続)です。

 私が言いたかったのは、統一教会職員である魚谷さんだけでなく、反カルトの立場に立つ人を含め多くの学者がすでにこの論を完膚なきまでに批判しているということを知ってもらいたかったからです。

「完膚なきまでに批判」。こう表現できる根拠を2つばかり述べておきます。

(1)マインドコントロール論の日本での提唱者である西田公昭さんは数々の批判に色をなし、いずれ反論を書くと公言したのに、いまだ反論なし。もう10年以上が経つ。

(2)統一教会絡みの裁判で、反統一側がマインドコントロール論を主張しなくなった。直近の後藤裁判(すでにブログで裁判資料をアップ)、佐賀大学生裁判(近く判決文をアップ)など。
 裁判で、反統一側が「マインドコントロール論」を主張すれば、統一側から前述した数々の論文を証拠として提出され、自爆する。そのことを自覚しているからだろう。


 ただしです。
 馬耳東風力の点では天才ではないかと思われる紀藤弁護士が、決着をつけた渡邉太さんの論文を含め数々の学術論文を無視し、マインドコントロールに関する本を出しています。
 それゆえ、いまだマインドコントロール論は世論的に(つーか、テレビのディレクターレベル的に)受容されるような状態になっています。
 いずれ、紀藤氏の本をきちんと読んで批判するつもりです。学問レベルでは意味がないことですが。

(余談その1)紀藤さんについては、興味深い情報が流れています。
◆書籍紹介 「人権派弁護士の素顔」http://humanrightslink.seesaa.net/article/395842644.html
 このサイトにあるリンクをひろっていけば、興奮するほど面白いはず。

(余談その2)以前、創価学会を退会しつつあった学会員さんから「学会員は創価学会からマインドコントロールされている」という訴えを聞きました。何度かメールしあったけど、平行線。それで会って話したことがあります。
 彼は、私の説明に不服そうだったけど、一切反論できなかった。ただし、感情を激しく害したようで、私への罵詈雑言を他の退会しつつある学会員さんに話していた。まったく、2時間もしゃべってあげたのに。プンプン

「マインドコントロール論」を同論の熱狂的な支持者と平場で会話すると、論理・理性とは関係のない感情領域になってしまうようです。
 まるで、抗がん剤の有効性の議論を、抗がん剤崇拝者としているが如く。

マインドコントロール理論の恐怖

はい 米本和広様『私の マインドコントロール理論の真実。』は魚谷俊輔博士のFACEBOOKにも 書いて なんと 日本脱カルト協会にも 光の輪にも メールしてますが
西田公昭からメールが来る訳はありません。
-------マインドコントロール理論の真実

マインドコントロール理論は理論ではなく 心理テクニックの 単なる 総称である。
ショットガンニング コールドリーディング ホットリ-ディング 脳科学の刷り込み 西田公昭の 初めはローボール
マインドコントロール論!

創価学会脱会予備軍の三毛猫 鈴木宏昌です FACEBOOKあり。


創価学会会員との対話 実は 創価学会脱会者は 岩立盛郷 が 日本脱カルト協会に 駆け込みまして その 日本脱カルト協会からの 体験が 創価学会脱会予備軍のバイブルになっていて 浅見定雄に 駆け込み寺になっていて 『だから。浅見定雄は.西田公昭は正義の味方』てな 安易な世界があります。 岩立盛郷は新しい創価学会会員で 日蓮正宗との 昭和52年問題が わかりません。日蓮正宗創価学会として 創価学会は 戸田城聖会長は 宗教法人を許可されています。 あくまで日蓮正宗の檀家であり だから 戸田城聖は 75万世帯の会員増加を可能でした。 あの 日蓮正宗創価学会は 日達迎下 という 世界一の 日蓮学派指導者がいて 日蓮正宗も 創価学会も 大発展したのです。 つまり 貴方様が会った 創価学会会員も 岩立盛郷 日本脱カルト協会の広報担当 創価学会脱会者の代表みたいな 人物も 日蓮正宗創価学会 日達迎下 の 事を知らないのです 52年問題も!
池田大作は 日達迎下を 裏切り バカ丸出しで あとは 池田大作狂団となりました。 創価学会は日蓮正宗創価学会 戸田城聖会長 日達迎下 を知らないと 論ぜません。


日蓮正宗を破門されたあたりから 創価学会脱会 日蓮正宗へが 増えました。

杉田かおるが 色キチガイ 池田大作を知って 脱会しています。

青春を帰せ裁判 マインドコントロール理論は敗訴しています

私は統一教会はわかりませんが 魚谷俊輔博士は 凄い 頭がいい キリスト哲学の最高峰で なにせ キリスト教の神とは なに! この質問に ギリシャ哲学の派生 との 名回答をいただき ローマ法王より 頭いいです 西田公昭 宗教に無知です あんまり 頭良くない 魚谷俊輔博士 頭いい ただ 統一教会は 色眼鏡で見られるので シンクタンク 社会 宗教学者 魚谷俊輔 とか アイリ-ン バーカーの日本 とか
室生忠氏 光の輪 魚谷俊輔博士 みんな ロンドン大学教授 アイリ-ン バーカー博士 社会宗教学 インフォ-ムの活動によりイギリス国家より 勲4等を授与 何故か マインドコントロール理論 否定は アイリ-ン バーカー 博士に会いに行く。
インフォーム 説得カウンセリング すみません あまり詳しくないのですが?
ご存知でしたら
御指導下さい。
魚谷俊輔博士 室生忠氏 ウーン シロウトには 無論 デイプログラマ- ではありませんが 御指導下さい。

創価学会の仕組

西田公昭 マインドコントロール理論 無論 マインドコントロール理論は指示しないが 西田公昭マインドコントロール理論を 読んで 創価学会脱会を 決意出来た人は多い。 浅見定雄なんか 創価学会脱会希望者の 駆け込み寺に なっている。

果して 確かに マインドコントロール理論は 虚偽だが 創価学会を これほど 言い当てる 理論も 珍しい つまり マインドコントロール理論は 理論ではなく 論 一論調だと 思う。

確かに 笑えるほどに 創価学会はマインドコントロール理論の実践団体だ。いわちせいごう が西田公昭の脱カルト協会に逃げて 創価学会脱会のバイブルな 人物ではある。日蓮正宗に転宗する人も多い。 日蓮仏法は日蓮正宗にしか ないからである。

果して 何故に創価学会が 世界中に広がるか 統一協会も サイエンストロジーも 私は ドイツ第三帝国の野望と崩壊が 詐欺 いんちき 宗教の原形と見ている

アイリンバーカーインフォーム

ヒットラーより それを 何故 ドイツ国民が 指示したかが 問題である。

確かに アイリンバ-カーの 指摘は 正しい だだ
何故人は 心理操作 ホットリーディング コールドリーディング
ショットガンニング
に ひっか かるか これは 心理操作を暴くに 近い。


昔 心理学者 対決 いんちき占い師 てな ワイドショ- が あり 笑えるほどに この3手を封じている お見事。

三輪明宏は 細木数子や 江原啓之と 対談したが 結局 皆さん いんちき 霊感師 占い師には くれぐれもも ご注意と 結論している。 この2人は 放送倫理機構から 強い指摘があり 番組を終了させている。

放送倫理機構
およそ 科学的とは 言えない 番組は 放送すべきではない。


三輪明宏 いわく細木数子 地獄に堕ちるわよ こんな セリフ いう女 まともな訳ない。


シゴク 当たりである。




振興宗教は何故拡散するか

創価学会 統一協会 サイエントロジ-
何故人は この種類の振興宗教に はまり 世界中に発展するのか?

胡散臭いなら 世界中に発展はしないはず

貴方様の 見識を是非!

マインドコントロール理論の真実

はい 貴方様のおっしゃるとうりです 創価学会 私 思いますが 昔 藤原なんとかという 政治評論家が 創価学会とヒットラ-政権 池田大作の類似点をいっており
あのヒットラ-の名著 わが闘争をよみ 演説記録を読むと 組織的形態が ほとんど池田大作と創価学会に当てはまります。池上彰の戦後70年なんて番組で ヒットラ-元 親衛隊隊長が 敗戦してみたら みんな 騙されていた 何故我々はユダヤ人を大量虐殺したか 何故他国を侵略したか 私なぞ その最右翼な訳で みんな騙されていた。さて わが闘争は 池田大作 そのまま アイリンバ-カーの発言に ヒットラーより 何故大衆が ついていったか が 問題としていて さすが アイリ-ン バーカー 説得カウンセリング インフォーム の活動で勲4等 見抜くですね。

創価学会はドイツ第三帝国そのままで 改めて 我が闘争 を読むと 池田大作 そのまま

非常に似ているのです

さて 創価学会は何故 宗門から破門されてまで 創価正義の道を行く 凄い 歴史の団体で 人間革命戸田会長が巣鴨拘置所から 骨皮すじえもん から75万世帯の 大入信を成し遂げるスゲー 団体で 最後に 与党になり 日本のメディアを牛耳る 日本レコード大賞 EXILE 正に日本の裏の帝国 海外では イタリアで 公園を作りまくって 国家から 公益宗教法人として 協議書 授与

フランス国家からは カルト セクト判定だが そのうち 連立与党になり フランス国旗は創価学会三色旗になります 自由と友愛は 創価正義になり つまり ヒットラ-の第三帝国は そのまま創価学会の世界広布となります。 そのうち 国際連合は 創価学会になり ハービーハンコックが事務総長になります。金持ち団体なので 金にモノ言わせて 創価正義の快進撃で アー怖い? 勝てば官軍 先日 天理教の友人から何故 創価学会はいかなる 国家権力に屈せず 世界的 発展をするか と聞かれ それは ヒットラ-の 我が闘争 を 読むとわかる。うまいのです 大衆操作が 池田大作なる人物 我が闘争そのものです しかし ヒットラーと違い 他国の民も ドラキュラやマルチ商法みたいに 笑うセールスマンみたいに 被害者が 加害者になる 構図は ヒットラーを遥かに超えます。つまり ヒットラーと違い 武力は使わず 金と笑うセ-ルスマン みたいに お代はいただきません ただし 貴方の人生をいただきます ウォー ホッホ そして マルチ商法みたいに みんな もぐろふくぞう になります。なにぶん 国家権力と戦い 巣鴨拘置所から始まる 創価学会ですから 敵をマルチ商法みたいに 丸め込みます 私は貴方を心配してますよ- お代はいただきません。 丸め込みの天才集団です。神戸淡路 大震災の 文化会館の即時解放 食品は信濃町から 男子青年部 バイク隊が 創価正義の!三色旗をなびかせ 大量にがれきの中を 行く 行く 創価学会 青年部 ボランティア バイク隊 この電光石灰の早業は 誰も真似出来ません 創価学会文化会館は 災害対応設計で 大震災でも 黒金の城みたいに 立ってます。婦人部の対応も凄い 被災者を救援 介護した 白蓮グループ 看護の職域集団である なにせ 大学病院の看護部長なんか うじゃうじゃ いて 日本救命医学会 認定看護師なんてのもいて 手慣れたものです さすがに 神戸市長もびっくり 創価学会は 笑うセ-ルスマンだが 気がつくと みんな もぐろふくぞう に なっていた という サイコサスペンスみたいな 怖い シロモノです。創価学会脱会予備軍の野良の三毛猫です。
まとまりない 話です。

創価学会会員はへんな人

創価学会脱会予備軍の三毛猫です
創価学会に入る人 感情的で 理論性に欠けています
いかにも もぐろふくぞうに 騙されて マルチ商法にはまるタイプです だから 生活保護みたいな人です

ただ 日本脱カルト協会の 浅見定雄教授が 駆け込み寺になっている こればかりはプラセボ効果で 偽薬ですね
マインドコントロール理論は 間違いだが 嘘の駆け込み寺になります いわたちせいごうが 有名だが 創価学会脱会して 日本脱カルト協会の浅見定雄教授に駆け込み 日蓮宗に いった人です


プラセボ効果
偽薬 中身は うどん粉の錠剤 しかし 利く 事がある
これを プラセボ効果という
治研で使う
二重盲検法
ダブルブラインドテスト

関係ないけど
マーガレットシンガー も 西田公明も ダブルブラインドテストの 非対象群 不在で治療研究としてみれば なりたちません。

マインドコントロール理論は 非対象群 不在です 魚谷俊輔博士が指摘してますが 余談です。

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