ミセス・キム(「拝啓 統一教会様」)の正体を暴く。
統一教会の周辺びと(1)
「ブログ村」のことは辟易していますが、どうしても知ってもらいたいことがあります。知っていながら知らん顔をして、被害者続出となれば、目も当てられませんからね。
不作為の罪から免れるためにも--気力を振り絞って。
ミセス・キムって、いったい、何者?
ブログ村住民のみなさんは、「拝啓統一教会様」の管理人・ミセスキム氏の正体について、興味はありませんか。
いろんなブログがあり、そのブロガーの立ち位置はおおよそわかる-統一教会現体制支持派・批判派、文顯進&郭錠煥氏支持派・反対派など-けど、ミセス・キム氏だけはわかりにくいのではないでしょうか。
そこで、今回はミセス・キム氏の正体について書くことにします。重苦しいテーマが続いたので、息抜きでもあります。でも、ヘドロ食口諸君のことより、こっちのほうがはるかに重要なテーマです。
昨年の11月に初稿を書き、早くアップしたいと考えていた話題なのです。
一般読者の方には何のことかわからないと思います。にほんブログ村・統一教会 をクリックしてもらえば、ミセス・キム氏の「拝啓統一教会様」を読むことができます。いつも人気ランキング・ベスト10にランクされ、アクセス件数の高いブログでしたが、今(3月9日)は、ブログ更新をストップした結果、65位になっています。
ところで、いま改めて同ブログをクリックしたところ、ブログを非公開にしたようで、記事を読むことができないようになっています。なぜ、注目度の高かったブログをいきなり閉じてしまったのか。謎ですねえ。
閉じたブログのブロガーのことを論じても意味がないと思われるかもしれませんが、 「拝啓 統一教会様」と入れ代わるようにして登場したのが馬渕さんの「MCI公式ブログ」です。この現在進行形で更新しているブログの正体を解き明かす上でも、ミセス・キム氏のことは知っておく必要があります。
ミセス・キムの自己紹介
ミセス・キム氏は、ブログ「拝啓 統一教会様」(←キャッシュで拾ったもの。いずれ消えるはず)によれば、
「教会では先輩家庭と呼んで頂いていますが、アナログ世代なのでPCはさっぱりです。宜しくお願いいたします」
となっており、記事では<自分の心は教会から離れているが、現役教会員のままでいるのは、今でも教会員である家族、また友人を救出したいからだ>と説明している。
ミセス・キム氏は自分の属性を次のように主張していた。
(1)ミセスと冠を付けているように、私は女性である。
(2)「文鮮明氏はメシアでない」と断言しながら、現役教会員であり続けているのは、教会員である自分の家族や信者仲間を救い出したいからだという。
(3)「先輩家庭」と呼ばれている。(古参教会員であることの誇示)
(4)インターネットの技術レベルが低く、パソコンは苦手である。「アナログ世代なのでPCはさっぱり」と明記している。
火の粉ブログを開設してから4年目、荒らしコメントや、何らかの企みのある匿名ブログを読んでわかったことだが、より匿名性を高めるために、自分の属性(たとえば性別とか年齢など)をとことん隠すか、その逆に嘘の属性を強調するか、そのどちらかの傾向にあるということだ。
たとえば、前のヘドロシリーズで書いたことだが、ハンドルネーム・天地人哲(広島教区中央教会の谷口禎和伝道教育部長)は女性の名を語らったブログを開設していたし、「M&mのブログ」のブロガー(松橋正巳元柏教会長、現水戸教会長)は海外在住であるとプロフィールに書いていた。
前述のミセス・キムの4つの主張のうち、(3)以外は臭い臭い。まるでくさやそのもの。(先日、くさやを焼いたが、臭いがカーテンにくっついて、3日間消えなかった)
とりわけ「PCはさっぱり」を強調するのは、くさやもいいとこ。
というのは、ブログ村・統一教会村のブロガーたちも、ブログを始めたのはここ数年のことであり、PC技術に長けているとはとても思われない。しかし、だからといって、そのことを誰も強調していない。
また(2)の主張もしっくりこない。「拝啓~」が主張するところを読めば、現役でも元信でもどちらでもいいはずのだが、なぜか現役であることをことさら強調する。元信とうたえば、端から相手にしない現役信者は少なくない。食口読者に近しさをアピールするためとしか思えない。
キムは男性・元信・PC達人
こうしたことから類推すれば、ミセス・キム氏(以下、たんにキムと敬称を略す)は男性、古参の元信、PCは得意といった属性が浮かびあがってくるのである。
この中で、キムが男性とすることに違和感を覚える読者は少なくないと思う。ブログを開設してからずっと中年女性の言葉でブログを綴っていたからだ。だが、このあとの文章を読めば、読者も納得されるはず。
それにしても、中年女性キャラを2年以上にわたって、破綻なく演じ続けるのは驚嘆に値する。遊び心の強い元信か、それとも自分たちの企みを貫徹するためだったのか・・・。
最初に「ミセス・キム」の名前を知ったのは、私のことを当時粘着質的に批判していた、韓定食氏の「堕天使のトリック」のコメント欄への書き込みによってであった。
キムの正体を明かすには、この韓定食のことも書かなければならないが、煩雑になるので、あ~とで。
まずはキムの韓定食ブログへの投稿文である。
<引用はじめ>
物事はなんにでも裏話があるものですが・・・頭の中が整理不能になるぐらいの内容ですね。(理解できるまで時間をください)
ところで話の中で「第四イスラエル」という言葉がありましたがこの方たちをご存知でしょうか?
少し興味があって、どのような人たちなのかを知りたいのですが(理由は最近統一教会から「この本は第四イスラエルが出した本だから絶対に読まないように」)というおふれがきたのであえて読んでみました。風詠社の「秋の空」という題でしたがこの本について少し質問があるのですが第四イスラエルさんいずこにと探しています。
(2010.10.27 09:54:39)
<引用終わり>
これへの韓定食の回答である。
<引用はじめ>
ミセス・キムさん
(キムの投稿の貼り付けがあって)
コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが、私は無宗教なので、第4イスラエルのことは分かりません。
キモオタ・ストーカー・カルト信者と、その友人からレッテルを貼られているだけです。
もし良かったら「秋の空」を、キムさんのブログにUPしてみてください。
(2010.10.29 01:24:51)
<引用終わり>
ヤラセ臭いですよね。
家族説得よりもブログ更新
このできレース的なやりとりによって、私は俄然、キムと「拝啓~」ブログに興味を抱くようになった。
キムの最初のブログ記事は、2010年10月22日。それから毎日のように更新を続けてきた。2013年2月14日まで。
最近の更新歴を眺むれば(昨年の11月現在)、
2012/10/21 07:22
2012/10/21 21:20
2012/10/22 15:58
2012/10/22 22:02
2012/10/23 12:54
2012/10/23 20:58
2012/10/24 11:03
2012/10/25 13:50
(多いよなあ)
2012/10/26 09:45
2012/10/26 21:10
2012/10/27 05:41
2012/10/27 21:23
2012/10/28 20:17
2012/10/29 10:26
2012/10/30 05:47
まあ、よくもここまでリズミカルに!、鶴の恩返しの機織りかと感嘆するばかりだ。
私の場合、暇で暇で暇でしようがないのだけど、どんなに頑張っても5日に1本。これに対して、キムは1日2回も更新するときがしょっちゅう。
ブログ村の集計によれば、週に9・7本!。これを雨の日も風の日も、2年4ヶ月間も続けてこられたのだ。
更新日時からわかるのは、以下のことだ。
その1・主婦ミセスにしては、主婦時間・昼間の投稿が少ないこと。(現役信者の家族を取り戻すために、統一批判の記事を内緒で書くには昼間の投稿あるいは深夜が最適だと思うのだが)
その2・それと裏腹なのだが、主婦ミセスにしては、まるで男性サラリーマンが投稿するような時間帯に投稿していること。
その3・意外と生活時間のリズムが安定していること。日勤夜勤のアルバイト生活をしているようなリズム。
その4・せっせと統一批判の投稿をしていらっしゃるのに、家族を説得する場面のことが書かれていない。ブログを開設したのは家族を救出するためだったはずなのに(苦笑)。
「あなた、このミセス・キムさんの記事を読んでみて!どう思う?」
こう夫に問いかけてもいいではないか。
このところ、教祖死去、文家の子どものスキャンダル・・・いろんなことがあった。そのことを盲目・盲信的な家族信者にぶつけ、こんな反応だったと書いても良さそうなものである。だが、そうした記述は一切ない。家族を説得する場面が全く書かれていないのだ。
(人って、面白いね。クスッ)
『秋の空』の執筆者はキムその人
話を『秋の空』に戻す。
『秋の空-現役信者敦子の抱えた苦悩』(松田博文著)が再び登場したのは、なんとキムのブログにおいてであった。
キムの2010/12.06のブログ(キャッシュなので、そのうち消える)である。*魚拓を取っている人がいたら、教えてください。
(引用はじめ)
私には、文先生がメシヤではないという確信があります。
私には、統一原理が真理ではないという確信があります。
私には、救いたい家族が教会に居ます。
今までの私は・・・
自分の周りにいた人を私なりに助けてきました。
それは本当に微々たることをしてきただけでした。
病院に行けない人とか、生活に困っている人に気持ちで援助してきたけど・・・
これ以上となると・・・
まずは先立つものが必要になってきます。
「秋の空」がその原資になれば・・・そう願ったのですが・・・
今の時代って本当に本って売れないんですね。
私の希望としては「足長おじさん」のように、陰からそっと助けてあげたいなと思っていたのですが、上手くはいかないものですね。
(引用終わり)
オイオイ、もしもし亀よ、キムさんよッ。
君の1ヶ月ちょっと前の韓定食ブログへの投稿は、
「最近統一教会から『この本は第四イスラエルが出した本だから絶対に読まないように』というおふれがきたのであえて読んでみました。風詠社の「秋の空」という題でした」
だったぞ!
キムの統一教会批判のひとつは、統一が「嘘をつく」ことだった。それは正しいが、統一さんの嘘は悪質だが実に単純なもの。「ヤクザのベンツに車をぶつけてしまった。(お母さん)金を送って」とか。
これに対して、キムの嘘は自分で『秋の空』出版に関わっておきながら、「この本を読んでみました」とさりげなくアピールする。
陰険かつ狡猾な嘘
キムの狡猾な嘘はまだある。
<「秋の空」がその原資になれば・・・そう願ったのですが・・・>
嘘をつくにもほどがある。
キムは、この本を教会員に無料で、一方的に送りつけたのである。
困っている人を助ける原資にしたかったのではありませんか、もう~、キムさんッたら!
悪質なのは、差出人の住所を統一教会本部がある渋谷の松濤。差出人を統一教会にしたことだ。成りすましである。統一本部が怒るのは当然のことだ。
統一本部に問い合わせがあったのは約100件。
投函されたのはいずれも大阪の郵便局から。発行元の風詠社も大阪。後述するがキムも大阪。
ここまでを整理すれば、キムは自分で『秋の空』を執筆し(ないし本の出版に関わって)、100冊以上の本(本部に届けない教会員だっているだろうから、2、300冊の可能性だってある)を封筒に入れ、差出人を統一教会として、郵便局に持ち込む。
こんなことが婦人食口に、また1人で出来るだろうか。当然、キムはミセスではなくミスター、また1人でこれらのことをやっているわけではなく、キムには仲間がいたと考えていいだろう。
グループの存在
では、『秋の空』とは、どういう内容の本なのか。
本の副題(現役信者敦子の抱えた苦悩)にあるように、大部分は敦子の統一教会をめぐる苦悩である。
しかし、一言で言えば駄本である。内容は、ある会社の社長さん(文鮮明氏)をとことん批判するものだが、統一教会のトの字も登場しない、教会員にしか意味がわからない陰謀本でもある。
アマゾンから本を購入した一般の人が読んでもチンプンカンプンだろう。
この本についての論評は、「駄作『秋の空』を嗤う」と、そのコメント欄を読んでもらいたい。だいたいのことがわかるはず。
ただし、私がコメントを投稿した時点で間違っていたのは<『秋の空』出版グループ>を第4イスラエルの現役メンバーたちだと思い込んでいたことである。
後述するが、組織「第4イスラエル」で乗っ取り事件が起きていた。 乗っ取ったのは10数人。女性メンバーはその中にいなかった。彼らは乗っ取ったものの、第4らしき活動はしていない。
この時点で、教団本部はこの乗っ取り事件のことを知らなかった。そのため、『秋の空』 出版グループを第4イスラエルと思い込み、キムがコメントで書いていたように、「この本は第四イスラエルが出した本だから絶対に読まないように」という通達を流していた。
ともあれ、「ミセス・キムの自供」(←重要。一読を)を含む『秋の空』批判に対して、キムは全く素知らぬ顔をして、「拝啓 統一教会様」の更新を続けてきた。
このような事実経過をみていけば、キムがブログを週に9・7回も、中年女性であることを強調する書き方で、更新し続けてきたのは、たんに遊び心があるといったレベルではなく、何らかの企みがあったということだ。
前掲の「駄作『秋の空』を嗤う」でも触れられていることだが、本の構成はこうなっている。
プロローグ
第Ⅰ部・山下敦子・・救いはどこにあるか
第Ⅱ部・山下隆・・自立への道
エピローグ
あとがき
追伸・・社長に一言、申し上げます
説明は省略するが、この本を読めばどんなに文体についての素人であっても、複数の人間が執筆していることは一目瞭然。つまり、キムグループは複数で執筆、ページ数・表紙・奥付など実に細々としたことを風詠社と打ち合わせ、そして成りすまし送本、収支の計算・会計処理などを分担して行っていたのだ。諸々の情報から総合して、 6000、6500双の元信者たちが中心になっていたと思われる。
キムの高度なIT技術
キムの属性、「アナログ世代なのでPCはさっぱり」について。
これが嘘であることは、次の分析を読めばわかる。
「IPアドレス調査の長旅 Part 3 『ミセス・キムの“消えるIP”』」
キムが高度なIT知識と技術をもっていることが理解できるであろう。 この段階でのキムのIPは大阪発であったことも。
この記事から、もう一つ明らかになったことがあると思う。
それは、自分の正体がバレるようなIPアドレスを「絶対に知られたくない」と思っていることだ。
*そこで、ブログ村の住民の方に、お伺いしたい。
ミセス・キムからブログのコメント欄に投稿があったことはありますか?
私はないと推測しているのですが、あったとされる方はキムのIPアドレスを個人メールか、このコメント欄に「管理者にだけ表示を許可する」ボタンを押して送ってください。
アドレスのことで言えば、キムのお仲間、前出の韓定食が火の粉ブログに投稿してきたことがあったが、アドレスは都内場末のネットカフェからだったし、同じお仲間と思われるハンドルネーム・SDGはプロキシ(最近警察が注目している海外のネットサーバーを経由するもの)だった。
ちなみに、第4イスラエル乗っ取りグループの中には、1時間程度でブログを開設する者、なかにはウィルスソフトを作成できる者もいたという。
キムグループの狙いは何か!
基本に立ち戻り、シンプルに考えてみよう。
賢明な読者は疑問に思うはず。
キムが統一教会を批判したいのなら、あえて属性を隠さずともいいのではないか。
そう、その通り。
その通りなのだが、キムはたんに統一教会を批判し、現役信者の覚醒を促すことを目的に、ブログをやっていたわけではないのだ。
乗っ取られる前の第4イスラエルは、統一教会の間違いを『100ヶ条の提題-原理本論概説』という本にまとめ、教団本部と統一教会員に突きつけている。これに、本部も反論を小冊子にまとめている。つまり、お互い堂々としているのだ。もっとも惜しむらくは、『100カ条~』は執筆者名を明記せず、「祝福二世相談室」(第4の前身の名前)としたことだが。
とまれ、キムグループはそうではない。
では何のために、週に9・7回もブログの更新を続けてきたのか。
それは、ブログのコメント欄に投稿が欲しかったからだ。
思い起こしてもらいたいのは、『秋の空』を一方的に送られてきた教会員が100人以上にのぼっていたことだ。
元信者たちで構成されるキムグループが、古い年賀状をどんなにかき集めても、100人以上の現役教会員の現住所を知ることは不可能なはず。
実際、私は取材ルートづくりのために、むかし仲の良かった教会員の連絡先を教えてくれと頼んだのが、横の関係が乏しい組織だから、無理だった。ましてや、サタン化したと思われている元信が多数の現信の住所を知る可能性はゼロに等しいと言っていいだろう。
では、どうしてキムたちは現役教会員の住所を知り、『秋の空』を送るメンバーリストを確保することができたのか。
前述した『秋の空』のやらせトークでもわかるように、韓定食とキムはお仲間である。
その韓定食は、今は更新がストップしているが、「堕天使のトリック」というブログで、一時期は盛んに統一批判(ただし文鮮明氏への批判はほとんどなかった)、米本批判(つまり保護説得擁護)を繰り返してきた。
コメントもそこそこあった。そのコメント欄に投稿してきた現役食口、またいまだアボジ信仰が残っている元信を対象に、個人メールのアドレスを載せた人とメール交換し、住所を聞き出す。そうした人たちに『秋の空』を送りつけたのではないのか。キムグループのブログはまだいくつかあった。
このように解説しても、賢明な読者は「『秋の空』を一方的に送りつけられても、そこには被害性がないのではないか。なにを仰々しく、火の粉に書くのか」と思われるだろう。
その通りである。
しかし、キムグループの狙いはあるプロジェクトを成功させることにあり、そのための組織化(対象者の名簿づくり)が必要だった。
当初の思惑は、『秋の空』で組織化を図る予定だったのではないのか。それにしては、トンマなことに、差出人を統一教会としてしまった。遊び心のつもりだろうが、時間をかけた作戦は失敗してしまった。ここらあたりのことは、キムさんに教えてもらうしかない。
登場した「MCIプロジェクト」
これでヘコタレルようなヤワではない。
「堕天使のトリック」と入れ代わるようにして、「拝啓 統一教会様」が登場し、記事の更新を続けてきた。
そして、彼らは「1・13プロジェクト」を立ち上げ、2つのブログの投稿者のメールアドレスに、「ある手紙」を送りつけた。
あえなく費えてしまったプロジェクトだったが、仕掛けは『秋の空』作戦の比ではないほど、奇想天外かつ大胆なもの。教団本部は一時期、右往左往、混乱したこともあったほどだ。
これについては、次回、詳述するつもりだ。
『秋の空』作戦が頓挫し、『1・13プロジェクト』も費えてしまった。
それにもかかわらず、キムは「拝啓 統一教会様」のブログの更新を続けてきた・・私は<キムグループは次に何を企(たくら)んでいるのか>と注視していた。また、1・13のグループがいつ顔を出すのかとても気になっていた。
そんなときに、『1・13プロジェクト』メンバーの主役の一人、馬渕一彰氏が堂々と実名で「MCI公式ブログ」のブロガーとして2月1日に登場したのである。
「Moon Code Institute(MCI:ムーンコードインステチュート)は文先生のみ言葉(成約時代の聖書)の暗号解読を専門とする研究会です」
(最初は無料でダウンロードできるようだが、さらなる暗号読解を読みたければ某かのお金を要求されるだろう。入会した人からの情報を求む)
これが、キムグループの次の事業と考えていいだろう。事業計画が固まったがゆえに、2月14日をもって人気ブログ「拝啓 統一教会様」を未公開(証拠隠滅)とした。そう穿った推測ではないはず。
<注>ブログ村への登録をやめ、そしてブログそのものを削除しなかったのは、今後の工作の余地を残すために取りあえず「未公開」扱いにしたということなのか。
いや、穿ちすぎだ。ミセス・キムさんは病気など個人的な理由で、ブログを閉じられただけではないか。こんな反発を抱かれるナイーブな人もいるかもしれない。
それだったら、ブログを閉じることなく、「しばらく休止」とアナウンスをすればいいだけのことだ。2月14日の最後の記事「現場報告・・ 二世問題がこんなに深刻だったとは・・」(*キャッシュから。いずれ消える)を読んで、ブログの閉鎖を予想した人は一人もいないだろう。
夢にまで出てきた、そんなわけないかぁ、でも、馬渕さんが実名で登場したことには正直、びっくり仰天した。統一教会本部も驚いた。
でも登場していただいたことによって、第4イスラエル乗っ取り事件以降の不可解な構図が説明しやすくなった。
心から感謝しています。
(追記1)この話には、「カルト新聞」のエイトこと田中清史氏、「北風と太陽」のkokoro氏、元監禁牧師の清水与志雄氏、岡山の監禁牧師の高山正治氏、そしてあの著名な国会議員・有田先生も絡むのです。
事実は小説より奇なり。
でも、それほど「奇」ではなく、ここに名をあげた人たちは韓定食と同じように、統一批判・米本批判(保護説得=拉致監禁説得擁護)という点で、共通するものがあるのだ。
(追記2)「清平が裸にされた・・・横領は270億円!」 のコメント欄で、fatherfujiokaさんが「MCIについて」というタイトルで、ミセス・キムと馬渕氏について
「25年以上教会にかかわってきた私の感覚からは、この2人は決して同一のカテゴリーに属することはありえません」
と書かれていた。おそらく、このように感じる人は少なくないと思う。2人の関係は次回のブログを読めば察することができるだろう。
(追記3)馬渕氏のことは、「清平が裸にされた・・・横領は270億円! 」 のコメント欄「ご用心!ー詐欺犯が顔を出したあ~」で書いた。そうしたところ、当の馬渕氏がやはりコメント欄で「いつも楽しく読ませて頂いてます!」と返事をくれた。用件は「正式に取材してくれ」。
そのあと、馬渕氏は「MCI公式ブログ」に「米本氏は果たして馬渕を「正式取材」するのか?」という挑発的な一文を掲載した。
ぜひ、この文章を熟読してください。遊び心がありますよね。ちょっと、ミセス・キムさんの文体と似たところも。クスッ
正式取材?
馬渕さん、私はブログに住所、固定電話・FAX・携帯電話の番号を明記しているのですよ。個人メールでかまわないから、あなたの住所、電話番号などを教えてくれたうえで、正式に取材して欲しいと書くのが礼儀ですよ。
教えてくれたらOK。ただし、あなたのことを必死になって探している方にも教えてあげるけど。
それにね、あなたの個人メールアドレスに返信メールを送るのは正直怖いのです。IT技術に長けていらっしゃるようだから、何をされるのかわからない怖さッ!ゾッ~
FAXでやりとりしましょう。そうしましょッ。
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- [2013/03/09 12:11]
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コメント
>>そこで、ブログ村の住民の方に、お伺いしたい。
ミセス・キムからブログのコメント欄に投稿があったことはありますか?
私はないと推測しているのですが、あったとされる方はキムのIPアドレスを個人メールか、このコメント欄に「管理者にだけ表示を許可する」ボタンを押して送ってください。
確かにキムさんのコメントはレアです。
私の記憶してる限りここ
↓
http://ameblo.jp/reikaonma/entry-11394537033.html
の7番にキムさんのコメントがあります。
IP入手に関しては米本さんがyongさんと交渉してください。
キムさんファンの元信者は多かったですね。
キムさん基元節の聖酒を飲んで改心されたのかな。(笑い)
目からうろこが!
アナニヤがサウロの上に手を置くと、サウロは目が見えるようになり、このときサウロは「目から鱗のようなものが落ちた」と言っています。
米本さんの今回の記事、眠っていた目が開き、開いた目からうろこがたくさん出ました。
次を楽しみにしています。
米本さん有難うございました。
私もミセスキムそのものが
???
でした。←中年の女性風
私は本当に女性なんですが、
なんだかスッキリしました。
自分の胡散臭さレーダー?もあながち誤作動してないかも^^
彼女いや、彼らの初期の記事のタイトルは
ず~っと「拝啓統一教会様 ご主人様」 でした。
今思えば、そのご主人様というのは文先生のことではなかったのか ???です。
また、直近の記事、龍媒島の浅瀬を渡る文先生の写真にまつわる検証の記事で
在米食口yasuさんとの攻防も
とても主婦食口が(那須先生の写真の扱いまでも巻き込んで!)
やり取りしている風には思えませんでした。
一体、何に執着しているんだろう・・・と
ミセスキム自体が不可解な存在でした。
米本さんの推理はコナン君のようで完璧ですね☆彡
(でも、キムさん時々女してたような気が・・)
だとしたらMCIも独自のプロパガンダに誘引する目的を持っているってことでしょうか?
食口はそんなに暇じゃないんだけど・・・
被害者拡大を防ぐ
記事、ありがとうございます。
MCI代表はいろいろなことをしているのですね。
記事を読んで、昔と変わっていない点だけは感じるところです。
変わっていないと思うところ
・原理に対する飽くなき探求心
・御旨と、何に対してか分からないが責任感の強さと、屈しない点
・文先生の言葉を、言葉としての側面で強くとらえて解釈する点
・数理性を言動や行動の裏付けに過剰にこじつける点
・根拠の薄い大風呂敷を広げる点(ムーンコードは今は言及しません)
・次から次へと新しい会社を起こす点(名前を変える点)
・次から次へと事業内容を変える点(過去の事業に関わった人への対応は?)
・み言葉を伝えるという名のもと、事業の説明に原理を利用する点
・事業を一般の人に広げようとして、それができず教会員を利用する点
・事業について意義付けを説明し、失敗の責任を転嫁して謝罪しない点
・透明性を主張する矢先からお金の動きが不明瞭な点(現在はどうなのか?)
今後被害者を出さないために資金調達の方法が明らかになるのを望みます。
私は不作為の罪を犯して被害を拡大することのないように書くだけで、
理論戦をするつもりはないし、今はこれ以上関わりをもとうとは思わないです。
今後の記事に期待しています。
などと漆黒質問していたら突然消されてしまいました。
自分を知られるのが余程怖かったのか?
以外な人物の関与
この第四イスラエル乗っ取りグループの活動について 米本様が分かり易く説明してくださった話は謎解きのようで面白かったです。
しかし、ちょっと息の抜き過ぎのようにも感じられ、食い足りないような気分にもなりました。
多分、教会員の中に金銭的な被害を被った人が何人もいて 正義感の強い米本様がそれに対し警鐘を鳴らさねばと、よほどの緊急性を感じたのだろうと思い直しました。
しかしそんなモヤモヤは(追記1)を読んでブッ飛びました。
あのお方もこの問題に絡んでいるということで、俄然面白くなり、無関心でいられなくなりました。
そのお方はテレビでも活躍された有名人で、一見生真面目そうですが なかなかの演出家です。
最近まで正圏の中にいましたが 何か米本様を思わせるような問題に取り組み、盛んにそれをアピールしていました。
演出家と言いましたのは、自分の作り出したイメージと一致する情報だけを選択して提示し、それも微妙にニュアンスを変えて表現し、自分の敵を社会の敵に思わせるよう演出するのが得意だからです。
しかし、欠点はユーモアのセンスに欠けているところで、その時々見せる どこか薄気味悪い笑顔ではとても人気者にはなれそうもありません。
確かに、彼の批判し続けて来た礼館小法には問題がありますが、一線を越えて間印度コントロールなどと決め付けて宗教者の人格攻撃を先導した罪は大きく、決して簡単に許されるべき人間ではありません。
‥‥‥‥暗号による人物評
しかしながら、上の人物を目にする度、統一運動のちぐはぐさを思わずにはおれません。
北朝鮮の人権問題や、戦後北朝鮮に渡った日本人妻の里帰り問題を 誰よりも早く、そして熱心に訴えてきたのは他でもない勝共連合=統一教会だったはずです。
それも旧社会党勢力の攻撃を受けながらも、堂々と人権蹂躙の真実を訴え、人々にその問題の解決を促してきたのでした。
しかし、その運動に継続性はなく、気付いてみれば、その北朝鮮の人権問題が世間の最大の関心事として注目されるようになった時、その問題に先頭に立って取り組んでいるヒーローは勝共連合ではなく、上の人物だったのです。
鳶に油揚げをさらわれたのは他でもない統一教会でした。
それは、統一運動の矛盾を物語る典型的な一例でもあります。
しかし、統一教会員の拉致監禁問題にも関わりがある上の人物が「ミセス・キム」とも関わってくるとは、正に事実は小説より奇なりです。
とにもかくにも、米本様の突き止めた真相を詳しく知りたいものです。
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