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暴挙としか言いようのない不当判決! 

ストーカー事件の真相(12)

 懲役3月、執行猶予4年に処す。

 これが本日(12月28日)、宇佐美氏に下された判決主文である。

 要点は以下の通りである。(順不動) 
(1)宇佐美氏の一連の行為は、恋愛感情の充足を目的とした待ち伏せ行為である。
(2)宇佐美氏の一連の行為は、工藤雅子氏と関係を修復するための行為である。
(3)「偽装脱会は故意の存否に影響しない」。すなわち偽装脱会であれほんとうの脱会であれ、そんなこととは関係なく、宇佐美氏の一連の行為は、関係を修復するための行為だったのだ。
(4)その行為のためにGPSまで使うのは悪質である。
(5)宇佐美氏は一切、反省していない。
(6)工藤雅子氏は宇佐美氏の一連の行為に、恐怖心を抱き、怯えていた。

 判決は下書き文を読みあげたものゆえ、判決文そのものは年明けにならないと入手できない。
 そのため、詳細に判決文の批判はできない。

 そのことを前提にして、私見をアットランダムに述べておく。

その1・裁判長の福士利博氏は、具体的根拠を何ら示すことなく、「恋愛感情を充足させる目的のための行為」「関係を修復するための行為」と、はなから決めつけている。
 告訴人・工藤雅子氏は2日間にわたる尋問の中で、「宇佐美氏が関係を修復させるために待ち伏せされた」とは述べていない。
 公訴事実1~4では「宇佐美氏を見た」というだけであり、公訴事実5では「待ち伏せされた」と証言したものの、「宇佐美氏と話した」というだけであり、関係の修復を迫られるような発言を宇佐美氏がしたとは証言していない。(ただし、告訴状は別)

「関係を修復するための行為」と明確に語ったのは、検察の冒頭陳述と論告だけであり、宇佐美氏が「関係を修復させるために待ち伏せ」したことを示す証拠は法廷に提出されておらず、また10回にわたる公判でもこのことは立証されなかった。
 結局のところ、いま話題の検察のシナリオ(論告)を、福士裁判長は何ら検証することなくそのまま認めただけのことである。これは司法の自殺行為であり、判検癒着以外のなにものでもない。

その2・偽装脱会のことを、はなから「関係を修復するための行為」だったとしたため、一蹴していることである。
 統一教会員が監禁から逃れるために、脱会を装うことはしばしば行われていたことである。
 その事例は枚挙にいとまないが、ホットなところでは以下をクリックすれば読むことができる。
「小出浩久氏の陳述書(1)」
「小出浩久氏の陳述書(2)」
「小出浩久氏の陳述書(3)」

 偽装脱会の存在は、かつて保護説得をしていた杉本誠牧師が自著(『統一協会信者を救え)』で明らかにしていることでもある。

 福士裁判長に少しでも想像する力があれば、信者が監禁から逃れるためには脱会するか、脱出するか、脱会を偽装するかいずれかの選択肢しかない-ことぐらい、すぐにわかるはずだ。

 監禁された信者が偽装脱会するようなことがもし過去になければ、宇佐美氏が工藤氏の居場所を執拗に探すようなことはなかった。

 福士裁判長が本件で一番重要なこのことについて一切言及しないのは、はなから検察のシナリオ通りに沿って、判決文を書いたということにほかならない。

その3・GPSの無断設置を悪質だと繰り返すが、このことも「偽装脱会」の評価を抜きにして判断することはできない。

 結婚を誓い、家庭生活(夫婦生活)を始める寸前だった工藤氏から脱会届、婚約破棄通知が届いた。工藤氏の真意を確かめたかった。そのために彼女を居場所を探す目的でGPSを設置した。
「偽装脱会」の存在を前提にすれば、宇佐美氏のこの主張に不自然なところはない。彼の主張が事実であれば、GPSの設置は悪質でもなんでもない。
 それにもかかわらず、彼の主張を一顧だにすることなく、悪質だと断じる。これも検察のシナリオ通りである。、

その4・福士裁判長は、工藤雅子氏が恐怖心や怯えを感じたことを重視するが、痴漢冤罪事件で自称被害者が訴える感情表現と同じであることに留意していない。

 もし工藤氏が真に恐怖心や怯えを感じていたとしたら、なぜ公訴事実1~4の段階で、警察に相談しなかったのか。
 福士裁判長は、この矛盾に何ら解釈を加えることなく、工藤氏の主張を鵜呑みにしている。

その5・裁判所に物的証拠物として検察側から提出されたのは、GPS本体とその記録だけである。その記録にしても50m四方がとして表わされたもの。それ以外は、食い違う宇佐美氏と工藤氏の証言だけである。両者の言い分が違えば、裁判官は両者それぞれの言い分を吟味し、どちらが正しいか、具体的根拠を示しながら、判決文を書かなければならない。

 ところが、福士利博裁判長は、根拠を一切示すことなく、工藤氏の言い分のみを真実だする。宇佐美氏の言い分は一切吟味せず、それどころか論及すらしなかったという。
 まるで中世、近世の裁判官ではないか。
 少なくとも、「宇佐美はこう言うが、これこれこういう理由で、信用できない」と書くべきだろう。
 宇佐美氏に前科前歴があったわけではなし。虚言癖があったわけでもなし。
 どうして、宇佐美氏が法廷で語った証言に、論及しないのか。

閑話休題-福士裁判官って、どんな人?

 彼の名前がアップされたサイトは以下であります。キーワードは「福士利博」「裁判官」。各自、検索されたし。
http://www.google.co.jp/#hl=ja&cp=8&gs_id=68&xhr=t&q=%E7%A6%8F%E5%A3%AB%E5%88%A9%E5%8D%9A%E3%80%80%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%AE%98&pf=p&sclient=psy-ab&source=hp&pbx=1&oq=%E7%A6%8F%E5%A3%AB%E5%88%A9%E5%8D%9A%E3%80%80%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%AE%98&aq=f&aqi=&aql=&gs_sm=&gs_upl=&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=6c1e7d3e34e3afb9&biw=1278&bih=872&bs=1
 読んでいると、けっこう面白い。
 ボスト団塊の世代のようだけど、団塊=全共闘世代に反発して、逆戻りの「勧善懲悪」の価値観になったのかもしれない。

 統一教会員はヤクザと同じワルそのもの。そんなやつがタラタラと抗弁しようが、おいらは聞く耳、もたないぜ。 そんな感じがしてくるのだが、どうするワルの教会員諸君よ!?
 
<私らは宋総会長のご指示に従い、献金を違法スレスレで集めるのに必死ですよ。宇佐美裁判に関心などありません。献金・献金・献金だけが私たちの命ですから>ってとこか。 


 宇佐美氏の父上に聞いた。
 一番印象に残っていて、ごく自然な感想だと思った発言を紹介しておく。

「そんなに怖いとか恐怖を感じていたのなら、私たち親ののところに電話してくればいいじゃないのでしょうか。息子が婚約者として連れてきた人ですよ。私たちもそれなりに接待しましたよ。
 もし、息子を嫌いになり、それで,もうつきまとって欲しくないと思うなら、私たちに電話してきて『隆さんの待ち伏せ行為をやめさせて』と言えばいいじゃないですか。
 それなのに、いきなり告訴ですよ! こうしたことに、なぜ裁判官は疑問に思わないのか。不思議でなりません」
「隆がやった行為は、たんなる人探しですよ。どうしてこんな目にあってしまうのか。言葉は悪いけど、公安に嵌められたような気がしてなりません」

 その通りである。書いていると悲しくなってくる。

-余話4題-

余話1・この間、コメント欄で、裁判官の宇佐美氏に対する目線の変化によって、無罪判決もあり得るといった感想を述べてきた。それがいかに間違いだったか、反省する次第です。やはり重視すべきは、裁判官が証人にどんな尋問をするのかにある、と痛感しました。

 恐怖を感じたという工藤氏に対して、「どうして、あなたはそのときに宇佐美氏の両親や警察に相談しなかったのてすか」という裁判官尋問はなかった。
 また拉致監禁や偽装脱会についても、次の質問はなされて当然だった。
「あなたはマザーまでやっていた信者なのに、どうして親子で話し合いに入った2008年1月1日に、赤の他人であり一度も面識のない宮村氏の訪問を許めたのですか」

余話2・判決の予測をメールで質問された方に、「罰金刑」の有罪判決の可能性が一番高いと書いたことがあった。結果論になってしまうが、いま振り返るに、罰金刑にする場合、検察の論告の一部を否定し、宇佐美氏側の最終弁論の一部を肯定しなければならなくなる。

 検察の主張は、「恋愛感情の充足を目的とした待ち伏せ行為」というもの。これはこれで首尾一貫している。
  弁護人の主張は、「婚約者の真意を聞くために、居場所を探していた行為である」。これも首尾一貫している。
 もし検察主張の一部でも否定したら、検察のシナリオはガラガラと崩れてしまう。それで、シナリオ通りに有罪にしたのだろう。 超多忙の裁判官にとってもそのほうが楽である。

 私はたかだかのストーカー事件。公判は2、3回で終わると予想していた。しかし、公判は10回にも及んだ。それでいて、判決は検察の論告通りだった。
 これについてこう穿つ。
 福士裁判長は、控訴を見越し、東京高裁の判事に「私は丁寧な審理をしましたよ」とアピールするために、判決には生かされない証人尋問をタラタラやった。

 ところで、検察の求刑は懲役3月。判決は論告通りなのに、なぜか処分は執行猶予を付け、実刑判決をを避けている。傍聴した人によれば、裁判長はその理由を述べなかったという。

 
余話3・福士裁判長が判決理由を述べている最中、宮村氏が5分間だけ席を空けたという。
 その直後に、宮村氏の有田芳生広報官が、「宇佐美氏に実刑判決が下る」とつぶやいたそうだ。

 執行猶予は「実刑判決」とは言いませんッ。 実刑判決とはムショに入ることですぅ~。
 有田氏は国会議員でもある。国会議員と言えば、法律をつくるプロフェッショナルのはずだが・・・。

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コメント

暗澹たる思い

 判決は理不尽だけど、暗澹たる思いがするのは統一教会(本部-末端)ですぅ~。

 最低!
 死んでもらってもいいです。バカ丸出しというか、救いようがないバカ連中です。

 その筆頭は、岡村総務局長ですね。

 反省しろよと言いたいけど、東大を卒業してから40年、無理だわなあ。
 でも,私は君のことは認めないから(いいパパであることは認める)、攻撃いたします。

ん?

米本さん、批判はいいけど背景や訳を書いてもらえないと読んでいる人にはわけがわかりません。

本当に米本さんですよね?
  • [2011/12/27 21:15]
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う~ん、献金していないひとには??

マンゴープリンさん、いろいろ聞き込んだけど、お知らせしたくないレベルです。
 おそらく控訴しないのでは?

理由その1・統一がバカだから
理由その2・統一がバカだから
理由その3・統一がバカだから


 有田などもバカだけど、統一さんはそれ以上のおバカなのです~ッ!

了解

お察しいたします。
  • [2011/12/27 21:45]
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Re:う~ん、献金していないひとには??

米本さんが、お知らせしたくないというのは・・・・

岡村法務局長(総務局長だったのは、2~3年前)をはじめとする教会幹部は、控訴してもお金がかかるだけだし、執行猶予もついたから無理に控訴しなくてもいいんじゃないの、宇佐美さんてあまり献金していなかったみたいだし・・・と言っているから、

そうだとしたら・・・(T_T)

断固として戦え!

たいした献金もしていない海外在住者ですが、海外在住ならではの闘いもあります。

例え話として1つ。

2世(子供達)に対する「いじめ」問題。
海外のいじめは非常に直接的で(全ての国がそうではない)、直接・間接的な暴力をふるわれることなど日常茶飯事です。2世が登校拒否やうつ病に陥るケースも多々あり。

いじめは学校との話し合いで解決することもありますが、経済事情から公立学校などに行っていれば、そこは弱肉強食の世界です(学校の中でクラック等の麻薬を売っているなど、日本の方には想像も出来ない世界だと思います)。

そんな世界でどうやって、子供達が文字通り生き延びるか。いざとなれば闘う意志と力があることを見せるしかありません。
そして、親は何があっても子供を守り抜く姿勢を子供に伝えること。

子供には男女を問わず空手や柔道などを身に付けさせる。
兄弟姉妹で守り合う(我が家の上の子は体を呈していじめから下の子を守ります)。
学校との話し合いでらちがあかなければ、弁護士を通じて訴える姿勢を見せる。
断固とした意志と闘う力(弁護士を使うなど)を見せない以上、学校からも生徒からもなめられて終わりです。

不条理なことには断固として立ち向かう。声を上げる。
相手が心からの謝意を見せた場合に初めて、「許して和解する」。

「いじめ」を例えとしましたが、不条理や不正義に断固として闘う姿勢を見せない限り、海外の諸機関やマスコミは、拉致監禁等の問題にも本気で取り組んではくれないと思います。

私達が「家族」なら、それがどのような兄弟姉妹であっても守り抜くのは当然のこと。どのように家族を守るか、戦略を持ち、断固とした意志と闘う力を見せることは絶対に必要です。
  • [2011/12/27 22:45]
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献金の多少が分かれ道

本当に本人の献金の多少で控訴しないというなら大馬鹿野郎だ。


画期的な判決(皮肉)による判例ができれば、今後いかなる者をも助けられなくなる。
拉致監禁されたら最後、’自力脱出以外は諦めよ’ということに等しい。

教会が
宇佐美さんを切り捨てるというなら、
心ある者は裁判費用の’カンパ’でもしたらどうか。

問いたい。
そんな教会なら本当に(高額な)献金する必要あるのか。

教会に献金する分をカンパすれば結構
な金額になるんじゃないのか?

ただし、必須条件がある。

本人である宇佐美さん及び(拉致監禁の被害を被っている)日本の教会員に断固として戦うという
 ’強い意志’がなければ(海外から)支援しようがないぞ。







感想

都会で行われている裁判であっても、彼ら(反対派や検察、裁判官達)の心は村人の集まりです。その場の雰囲気で取り決めをする。”問題児”が反論しても聞く耳を持たない。


今朝の世界日報に、「控訴したい」という宇佐美さんのコメントが有りました。ご自身の仕事がストップして、その経営が大丈夫だろうか心配になります。
 

秀さんに同意

金を惜しむならせめて『宇佐美さんの控訴の為にカンパをお願いします』と呼びかけてもいいではないですか。

相対者を失い、教会からも見離されたら宇佐美さんが可哀想すぎます。

決めるのは宇佐美さん

裁判を終わるかどうか、決めるのは宇佐美さんですよね。

そう思うので、どうするべきとは、私には言えないですが…
宇佐美さんに、ストーカーという容疑を受け入れられる気持ちが心の片隅にでもあったなら、あんなに長く拘置所にいなかったのではないかと思います。
拘置所に留まることを、宇佐美さんは自分で決めたはずです。
今後の方向も、その時と同じように、自分で決めたらいいのだと思います(自分の意志で始まった事は、自分の意志で完結しなければ、後悔しますよ)。

宇佐美さんがとった行動について、宇佐美さんが告訴されたのですから、宇佐美さん以外に、決める権利のある人がいるとは思えません。もし、どこかで、その権利があると考えている人がいるなら、それは錯覚だと思います。

宇佐美さんが、自身のコンディションも考えた上で、より納得のいく方向性を出されるのを待ちたいと思います。


福士利博、名前覚えとこ!

<福士利博裁判長は、根拠を一切示すことなく、工藤氏の言い分のみを真実だする。宇佐美氏の言い分は一切吟味せず、それどころか論及すらしなかったという>

裁判長は有罪ありき、だったわけですね。
ま、そんなところだろうと思いました。

裁判員制度(一般庶民の感覚を司法に取り入れる)が必要なことがよ~く分かりました。

さらわれた婚約者を捜す人の気持ち、監禁された人の気持ち、警察が味方になってくれない人の気持ち…、これらを全く理解できない人が裁判長になっているんですねぇ。

検察の言うがままに、かたっぱしから処罰していれば、それで世の中、丸く収まる(自分も出世できる)とでも思っているのかしらん。

「良心に従って裁く」立場なのに、その良心が薄っぺらいんだから、救いようがない。

でも、裁判官一人を責める気はしません。
この度の裁判で、拉致監禁グループ(有田議員含む)もさることながら、公安、検察がインチキな連中であることが分かりました(個人的には、これまで公安には協力してきたので、裏切られた気分)。

この国の歪み、しっかり認識しました。

引き続き、拉致監禁の不当性を訴えて、この国が目覚めるように働きかけていきましょう!

有田宮村両氏の望む判決になりましたね

タイトルの通り、ご両人万歳三唱で喜んでいることでしょう。最後は、宇佐美さん自身が結論を出すことになりますが、真実はこうだ!!と最後まで戦う姿勢。今その姿勢を示さなければ、またまた今後失われた20年なんてことを言われてしまいます。第二の宇佐美さんが、現れかねません。山崎浩子さんの時にやらなかった事等々、先送りしたつけを支払うのはいつも末端の信者なんですから。統一教会よ悔しくないか!俺みたいな脱会者に言われて。今まで、俺に対して投げられた言葉を、そっくり返してやりたいよ。

上記、小川さんのコメントに

上記、小川さんのコメント(2011/12/28 10:13)に、すごく同感です。徹底して闘う姿勢を示さない事ほど、相手にとって、楽なことはありません。

20年前、アメリカのサイエントロジー教会は、自らのメンバーではない拉致監禁被害者に弁護士を付けて、刑事裁判では負けても、民事で勝ち、CAN(Deprogrammerを親に紹介する反カルト団体)をぶっつぶし、アメリカの拉致監禁は終わりました。

被害者(もっとも、苦しんでいる人たち)の属する教会本部が、徹底した闘う姿勢を見せないと、いつまでも、なめられっぱなし。ひじょうに情けない。

宇佐美さんのコメント

>今朝の世界日報に、「控訴したい」という宇佐美さんのコメントが有りました。

本当なら応援します。

裁判費用でのカンパ等が必要なら、宇佐美さんか支援者の方が、その度の必要額と内訳、控訴に向けた経過などを示したブログを立ち上げていただければ幸いです。

銀行振り込みでもOKですが、海外からの支援を取り込むためにはクレジットカードやPaypal(ペイパル)等の受付方法があればベストなのですが。

宇佐美さんを応援したいと思っているのは決して少数ではありません。
裁判で負けた後、孤独感を感じておられるかも知れませんが、それは困難な時に訪れる“ある”時間なのかも知れません。

ちなみに、教会本部はどうか知らないが、国進氏なら「徹底的に戦え!」と言われるような気がします。

その昔、アメリカのベルベディアの礼拝で、孝進氏や仁進氏から米国でのいじめの話をよく聞きました。ご兄弟は皆、筆舌に尽くし難いほどのいじめを受けてきたそうです。
弟や妹をあらゆる手段を尽くしていじめから守る話に、「宗教を信じていても、不条理や不正義と徹底的に戦うことは許されるのだ」と新鮮な思いを抱いたことを覚えています。

宇佐美さん、がんばれ!
  • [2011/12/28 11:54]
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判決に寄せて

懲役3月、執行猶予4年に処す。

 これが本日(12月28日)、宇佐美氏に下された判決主文である。


そうですか・・・・。大変残念な結果です。

判決前に書いて、思い直して投稿しなかったものがあったのですが、それはこういうものでした。

「裁判長は法理に従って粛々と判決文を書き終え、すがすがしい気分でクリスマスを迎えようとされているのか、

それとも、クリスマスの事も念頭から消して、苦嘆呻吟しながら辻褄合わせに冷や水を垂らしながら判決文を書かれているのか?」

というものでした。

何故投稿しなかったのか、というと、御自分が裁判長を務めおられる裁判を取り扱っているわけですから、裁判長も読まれる可能性はあり、揶揄的なものとして受け取られて、嫌な思いをされてもいけないと思って、その部分の文章は削除して投稿したのですが、

無用の心配だったようですね。

米本さんが

はなから決めつけている。

いま話題の検察のシナリオ(論告)を、福士裁判長は何ら検証することなくそのまま認めただけのことである。

一蹴していることである。

一切言及しないのは

この矛盾に何ら解釈を加えることなく、

根拠を一切示すことなく


と最大級の批判をされているということは、一切の辻褄合わせも放棄した判決文であったということなのでしょう。

下したい判決を否定する情報をないものとして取り扱えば、矛盾は解消します。
矛盾を解消すれば、判決文もすらすらと書いていけるでしょう。

ただ、それは米本さんがご指摘されているように法の自死を意味します。
辻褄合わせに苦嘆呻吟するという最悪のシナリオを通り越した結果ですね。


おそらく控訴しないのでは?
何事も時というものがあります。戦う時、引く時、和睦する時、笑う時、泣く時、怒る時。
そして、この状況は、引く要素は一切見あたりません。
つまり引くべき時ではないと思います。

引くべき時ではない時に引くということは、最大級の禍根を残します。

万難を排し、戦いの続行の後押しがなされなければならないと思います。

大幅加筆&一部修正

 大幅加筆&一部修正を加えました。

 また「悩める信者」さんの重要な暴露話を取り入れました。

 宇佐美氏が控訴することを決めたことについては確定情報が入ってきていません。

 宇佐美氏が控訴するかどうかは、彼が払った着手金を含め教団本部が裁判費用のすべてを払うことを彼に伝えることが大切です。

 そうしたことがなく、控訴を決意した場合、宇佐美氏は裁判費用を親や親戚から借りなければならないでしょう。そんな光景は見たくありません。

 貯金を取り崩して着手金を払い、そのうえ保釈された6月から今日までの半年間の生活費で貯金はゼロになったはずですから。

 教団本部は宇佐美氏の裁判費用を負担せよ!

 この考えに賛成される方は、教団のお問い合わせコーナーに、匿名でもいいから、書き込んでください。
 アラブの春、プーチンへの怒りのデモ。統一教会員のみなさまも自分たちの意思を表明すべきだと思います。

http://www.ucjp.org/?page_id=8713

Re:大幅加筆&一部修正

>また「悩める信者」さんの重要な暴露話を取り入れました。

私のコメントは、確かな情報に基づいたものではなく、その前の米本さんのコメントを読んで、勝手に想像したもので、暴露話ではありませんので念のため。誤解を与えてしまったら申し訳ありません。

ただ、そう想像しても「当たらずとも遠からず」だろうなと思えるのは悲しい事実です。

その後の米本さんの書き込みによると、教会本部は宇佐美さんの裁判費用を出していなかったとのこと。
教会本部は宇佐美さんの逮捕後、宇佐美さんが無罪を勝ち取れるよう支援を求める公文を全国に出しています。その公文はいったいなんだったのでしょうか?

有罪になった宇佐美さんの気持ちを思い、最近の教会の雰囲気もそうですが、憂鬱でとても新年を祝うような気持ちにはなれません。

マンゴープリンさんに同感。

マンゴープリンさんの、

>>今朝の世界日報に、「控訴したい」という宇佐美さんのコメントが有りました。

>本当なら応援します。

に同感です。記事が本当なら、方針や指示ではなく、自分の意志で同意し、応援します。

それにしても、お役所には、回ってきた書類に、機械的にサインしてハンコを押すのが職務の人がいるものですが…、日本では、とうとう裁判官というお仕事もその一つになってたんですね。なるほど日本では何も変わらないわけだ、と多いに納得させて頂きました。

教団員の活動は丸腰でやれだって

Twitterで本音を書くと、そんなところをやめない君がおかしいという返信が来る。私としては辞めないで教会員として意見を書き続ける方が意味があると思っている。今回もそんな感想を持つ人がいるかも。

と前置きして、教団はいつも、問題のある指示を出しておいて、イメージが悪くなると、私たちの責任で文師のことを証しできない、悔い改めましょう、さあ、私たちが良い証をしましょう、伝道しましょうと来るのです。

物を売れと激しく尻を叩いておいて、それで霊感商法批判が起きても、指導方針の反省は一切なく、良い証を立てましょうと、援護射撃の全く無いところに丸腰で追い出す。まるで日露戦争203高地の、乃木将軍の戦いの現代版です。統一教会の指導者って、そんな精神論が好きですね。

今も、一寸前はうぉんもぴょんへ、今は「無限疾走」を合言葉にして、究極の献金攻勢が進行中です。そういうことをして一般社会からどんな目で見られるかは一切関心なし。伝道には、援護射撃は一切なしで、文師の自叙伝だけ持たせて、社会の批判の銃弾の雨嵐の中に押し出すわけ。

なぜ運動方針の反省をしっかりしないのか?なぜ教団自身がイメージアップの努力をしないのか。指導者の指示でイメージが悪化し、それを宮村らが利用しているのに、丸腰で戦わせるのか。宇佐美さんの裁判費用は出ないという記事を読んで、戦前の戦争指導部並みの判断しかできない教団本部の姿を見る思いです。

自らの判断で突入した戦争の最後は、竹やりで戦えと。総玉砕だと。

ショックです

27日教会本部の人に敗訴の結果を聞いて、心が言いがたい重さに襲われました。「真実は通らない。正義はふみにじられる。」と痛感し、悔しさでいっぱいです。でも、本部の方は、即座に「控訴します。」とおっしゃっていたのですが、、、。

カンパします

もし、教会が控訴しなくても、ご本人が控訴すれば、成り立つならば、応援します。カンパですむなら、カンパします。

GHQ、再来を!

<裁判長の福士利博氏は、具体的根拠を何ら示すことなく、「恋愛感情を充足させる目的のための行為」「関係を修復するための行為」と、はなから決めつけている>

この判決(拉致監禁による強制改宗は不問、監禁被害者を捜す行為はストーカー)は日本の「信教の自由」に対する脅威となるものです。

この国の司法・警察はいまだ、大日本帝国憲法の時代を生きているのではないかと思います。

「信教の自由」より「社会の安寧」が上にある、という価値観で生きています。
参考:大日本帝国憲法第28条「日本臣民ハ安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信教ノ自由ヲ有ス」

アメリカも欧州諸国も自国の問題が大変で、海外の人権蹂躙問題どころではないかもしれませんが、できることなら、日本の信教“民主化”のために、動いていただきたく希望します。

GHQの占領により、日本は信教の自由を受け入れたはず。
参考:日本国憲法第20条「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」

ところが、現実は社会秩序の安寧のため、検察がダメといったら、裁判所も検証しないままダメとする。
信教の自由も何もあったものじゃない。

欧米諸国のしかるべき立場の方々、この事実を是非知ってください。

占領して、とは申しませんが、司法関係者の価値観を変えるため、GHQ再来を望みます。

不当判決の中身 英訳中

> 検察の主張は、「恋愛感情の充足を
> 目的とした待ち伏せ行為」というも
> の。これはこれで首尾一貫している。

> 弁護人の主張は、「婚約者の真意を
> 聞くために、居場所を探していた行
> 為である」。これも首尾一貫している。

> もし検察主張の一部でも否定した
> ら、検察のシナリオはガラガラと崩
> れてしまう。

米本さんの深い洞察ありがとうございます。今、「暴挙としか言いようのない不当判決! 」の記事、今、英語にしています。

今日の夜には、(たとえ完成してなくても)何らかの形で発表できると思います。英語圏の読者も、もっとも知りたい内容だと思います。

投稿感謝です。

 みなさん、投稿ありがとうございました。

 Yoshiさん、英訳ありがとうございます。完成したらURLの紹介をお願いいたします。

 判決文が手に入れば、アップする予定です。それも英訳されれば意義あることではないかと思っています。そのときにはまたよろしくお願いいたします。

 ところで、弁護士費用のことです。
 費用は本部が負担しているという間接情報が入ってきました。
 おそらく今日中には真相がわかると思います。
 

福士利博氏は日本の恥

戦時中、日本の占領下に於いて東南アジアの人々から日本人の最もいやな性格として、嫌われたものにちゃんころ思想いうのがある。
それは、権力者や力のあるものにはへつらって、弱いものに対しては強気で高飛車に振舞うというものである。
福士氏は典型的なちゃんころ日本人であると思う。
力のある検察に媚を売って、真実を曲げて力の無い宇佐見氏を犯罪者にしたのである。
未だに福士氏のような日本人がいることは、外国に住む日本人として恥ずかしい限りである。

謝罪

 余話4の記述は、事実に反していることがわかりました。

 よって、全文削除いたしました。

 統一教会本部ならびに岡村法務局長の名誉を傷つけたことに、心から謝罪申し上げます。

 本来であれば誤報の理由を説明すべきですが、それを書けばプライベートなことについても言及せざるを得なくなります。ご容赦ください。

Outrageous and Unjust Verdict

上記、米本さんの「暴挙としか言いようのない不当判決! 」の記事、英語にて発表させて頂きました。

http://humanrightslink.blogspot.com/2011/12/outrageous-and-unjust-verdict-in-usamis.html

感謝です。

 Yoshiさん、英訳そしてそのリンクの紹介、ありがとうございました。

 英語圏の人たちに読まれることを期待しております。

 ところで、ネットニュースを検索するに、マスコミは宇佐美さんに有罪判決が下されたことを一切報じていません。ヤフーニュースで検索した結果ですが。

 それでこんなことを推認しました。
 マスコミ各社は警視庁公安部からの連絡によって、宇佐美さんの家で逮捕の瞬間を目撃、それを裏付けなしで、公安の説明通りに報道した。

 なぜ、裏付け取材なしで速報を流すのか。

 それは「トクオチ」が怖いからです。
 他社が書いているのに うちが書かなかった。
 その場合、デスクにどやしつけられます。

 デスクに怒鳴られた記者は、八丈島あたりの通信局に飛ばされるでしょう。それが嫌で逮捕記事を書いたものの、判決の結果にまでは関心が失せたのでしょう。

RE:謝罪

ありゃ、こうなりましたか。

なんだか私のコメントも火に油を注いだような形になってしまいました。申し訳ありませんでした。

ただし、個人的には、宇佐美さんを応援する姿勢に変わりはありませんし、断固としてこのような不条理には闘いぬいて欲しいと願っています。

それと、無茶な願いだとは思いますが、宇佐美さん個人の意志や裁判の経過などを直接伺うことができる支援サイトがあればと思います(無茶な願いだと承知の上です、すみません)。

情報を発信しながら、かつ支援金も募ることができるようになれば、内部と外部の注目も集めやすいと思います。
  • [2011/12/29 23:00]
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マンゴープリンさんへ

>宇佐美さん個人の意志や裁判の経過などを直接伺うことができる支援サイトがあればと思います。

 私もそう思います。
 宇佐美さんが控訴するかどうかですが、もし控訴した場合、彼と交流のある教会員さんが立ち上げてくれるのが一番いいと思います。

<誰かやってくれないかなあ>

Re:謝罪

もう少しで、本部の交流のある方々に、宇佐美さんの裁判費用を負担すべし、と掛け合うところでしたが、そうせずにすんで助かりました。
(私の発言も、必要と思われれば削除していただいて構いません。)

こうなればあとは、宇佐美さんの心が折れないことを祈るばかりです。
よく分かりませんが、執行猶予がついた場合は、控訴したとしても釈放されるのでしょうか?
寒空の中ですが、宇佐美さんに片時でも心安らかに新年を迎えていただければと思います。

それにしても

一審の判決が下って思うのですが、宮村や山口弁護士さらには公安も、一般常識的にはありえない判決であっても、相手が統一教会ならば無理が通って道理が引っ込むという確信があったということになるのでしょう。

後藤さんの裁判もそうだったわけですが、反対派にそう確信を抱かせるほど、我が統一教会に対する世間の風当たりは強いということ、それは誤解だ偏見だと主張するのもよいのですが、もっと根本的な戦略の見直しが必要と思います。

残念ながら、そのような動きはあまり見えてきません。
とにかく一人でも多くの教会員が、声を上げていくべきと思います。
とにかく行動しなければ!

悩める信者さんへ

>執行猶予がついた場合は、控訴したとしても釈放されるのでしょうか?

 控訴しようがしまいが、宇佐美さんが拘束されることはもうありません。実刑判決ではなかったので。

>反対派にそう確信を抱かせるほど、我が統一教会に対する世間の風当たりは強いということ、それは誤解だ偏見だと主張するのもよいのですが、もっと根本的な戦略の見直しが必要と思います。
残念ながら、そのような動きはあまり見えてきません。

 世間からの風当たりが強いことなど気にしない (気にしなくても安穏とできる)諸君が層として存在するということだと思います。その意味では深刻ですね。 

判決結果

判決内容を見るとかの裁判官は検察の顔をたてながら、自分の責任は取りたくなくて、控訴など先を見据えてある意味逃げ道を準備したという見方も出来るのでしょうか?

証拠など詳細を見たらふつう宇佐美さんの無罪ですからね。

不当判決には変わりませんが・・・。

宇佐美さんインタビュー(エイトの取材)

開廷前、傍聴希望者が正面玄関横一番交付所に並び始めた頃、裁判所奥のロビーにいた宇佐美被告に話を訊くことができた。

―今の心境は?

「心境ですか?まあありのままなので、ただそれをどういう風に解釈して理解してもらえるかが問題ですね」

―もし、有罪判決が出た場合は?

「う~ん、わからないですね~」

―そうなってみないとわからないと?

「そうですね」

―被害者Kさんに対して

「やっぱり気の毒ですね。彼女だって今普通に多分生活できていないと思うし、やっぱりそういう形になったという点、できればちゃんと会って・・・、会えてもいないんですよ、実は」

―ちゃんと会って話したかったと?

「そうですね、ちゃんとやっぱり誤解を解きたいなというのはありますね。でも僕から行くとまた、また変なことにされちゃうと怖いので、もし善意ある人がいたら仲立ちをしてもらって会って・・・」

―宇佐美さんはまだ統一教会信者?

「ぼく自身はそういう枠に拘ってないんですよ、正直」

―裁判では統一教会の全面的バックアップを受けているが?

「う~ん、まぁ。これは彼女も知っていると思うんですけど、ぼくの信仰感というのかな、そういう何教がとか例えば誰の教えがどうかというよりも、神様は一つだと思うし、全てはそこに繋がっていると思うから・・・、ただ、それの解釈の違いとか・・・・。ぼくは学生の頃からいろんな宗教というか」

―弁護人に対して「頼りない感じ」との声が上がっているが?

「そういう面もあるかもしれないですね(笑)。聴いていていてもどかしさを感じた時もありました・・・。でも頑張ってくれているので。1番初めに堀川先生が来てくれたんですよ。その流れというのもあるので・・・。代わりの人がやったからって上手くできるのかなという感じもあります。ぼくもそんなに頼れる人もいないので・・・」

閉廷後の宇佐美被告に話を訊くことができた。

―判決の感想を

「言葉がない。どうしようもないのかなと言うか、悲しいと思います。拉致監禁というものがあって、会って確認したいじゃないですか。そのプロセスでまあそういうふうになったんで、彼女と会えなかったし、会えたから、その後変わってしまったことがわかってので整理できた。それまで本当の気持というのはやっぱりわからなかった。本人の言葉っていうか。(被害者に結婚の意志がないことを)わかってたのに来たから自己中心的だと(判決では)言われていたんですけど、それは違う。彼女が消えてしまって、話が出来なかったので、間接的な話だけではなくて、本人の言葉、しぐさ、そういったもので、意思がぼくも分かったと思うし。その途中に於いても、それが全て利用されてこういう決定(判決)がされていった。それは、警察や裁判官かの主観から見たらそうなのかもしれないけども、その前のぼくとKさんの関係があって、一度会って確認したいというのが僕なりの気持ちで、それはどんな人でも一緒だと思うんです。それが裁判になると、それはダメですよとなって、それがすごく悲しい」

―宇佐美さんが言いたいことというのは、裁判の中でしっかり言うことはできたんですか?

「結局、ぼくの聞いて欲しいポイントと、向こうがストーカーにするにはどうしたら良いかっていう感じで、最後、そういう判決になった。今だけの話で言ったら、何を説明しても無理なんじゃないかという気持ちにさせられましたね」
「もし僕の立場だったら、みなさんどうかなって聞きたいですよね。最後、生き別れみたいになっちゃって、普通の人だったら諦めちゃうと思うんですけど、やっぱ最後、会って話を聞きたかった。それすらもできなくて通報されてしまった。ぼくが知ってるKさんと、最後に会ったあKさんが全然違う。本当になんか宮村さんみたいな人になって、これで親は幸せなのかなとか。法廷では言えなかったんですけど、彼女、『逃げんなよ』とか『ふざけんなよ』とまでは言わなかったかもしれないけど、そういうことを言いながら追いかけてきたんですよ。その時に、ただ感情的になってるだけなのかな?とか、ぼくも理解に苦しんだんですけど、宮村さんがやってる環境にずっといるから、そういうことを、そんな女性とは思えないような・・・、変わっていたんです。やっぱりちょっと普通じゃないというか、ストレスを溜めてるような、そういう感じがして。Aさんはそこまで顔には出ていないんだけど、出てきた言葉もぼくとしてはちょっと信じられない。ぼくも唖然という感じでしたね」

―裁判長に反省がないと言われたことについて。

「もちろん、反省しなくちゃいけない部分もあるかもしれないんですけど、だけど、そうしないとぼくも彼女まで辿りつけなかったと思うんです。だから結果的にぼくはそれを人のせいにできないし、彼女の本当の気持とか本当に変わってしまったんだということがその時分かったから、ああ本当にダメなのかなと。だからそれ以降は、もう追わないようにしたんですけど。だけどやっぱり、中に残るものがあったんですよ。結婚しようとしていた者が、最後こういうことができるものなのかというのが、すごく寂しいと言うか」
「ストーカーっていうか、彼女が好きだから会いたいというか、結婚しようとしていたから、戻ってくる人もたまにいるじゃないですか。だから最後まで本人の顔を見て、本当にダメか、大丈夫なのかというのを見て・・・」

―反省しなくちゃいけない部分もあるって、どういう部分ですか? 多分、それを裁判で言っていないから、反省がないと言われたんじゃないかと。

「もう少しソフトなやり方があったのかなあとか」

―GPSは、まずかった?

「でもGPS使わなくちゃ、多分やっぱ見つけられなかったですね。それは気分は悪かったかも知れないけど、どうしても見つけられないんで。それまではずっと待ってたりして、お父さんの家の前で。すごい大変だったんですよ。夏とか冬とかも。だからそういうこととかは、一切表に出てこなくて、全部見方というか、向こう側の立場からしたら全部そう言おうとしたら言われてしまう」



「何を説明しても無理なんじゃないかという気持ちにさせられました」と話した宇佐美被告、控訴については判決直後ということもあるのか、やや消極的なトーンで話していた。

“控訴する!”と息巻く弁護人と諦めムードの被告人、弁護団との“温度差”を感じさせる宇佐美被告のコメントだった。

ドメスティックバイオレンスを何とかせんと

関係があると言えば大いにあるし、ないと言えばあまりないともいえる話題を提供します。宇佐美さんの悲劇は、拉致監禁に警察が踏み込めないというところが基本的な基点となっていると思います。家族の問題に踏み込むことができない。そうした中で、法務省が制定しようとしている「人権救済機関設置法案」に注目しています。

この法案はニュースによれば「野党時代に民主党が提出した人権救済法案を修正した内容で、深刻な人権侵害事案を刑事告発できる強力な権限を人権委に付与した。」というもの。「 法案概要によると、人権委員会は、独立性の高い国家行政組織法3条に基づく「三条委員会」とする。

 人権委は、幅広い事案で当事者間の調停・仲裁を行い、重大な人権侵害には勧告を実施。行政機関の措置や刑事処分が必要になれば通告や告発を行う。公務員による人権侵害には、所属組織に勧告できる仕組みも盛り込んだ。軽微な事案は既存の人権擁護委員が業務を引き継ぐ。

 民主党案と違い、人権委による調査は任意とし、過料などの制裁措置を伴う権限を削除した。メディア規制条項も削除した。

 調査対象となる人権侵害は「違法と評価される行為」、差別助長行為は「不特定多数の者への不当な差別的取り扱いの助長・誘発を目的に識別可能とする情報を公然と摘(てき)示(し)すること」と位置付けた。

 人権擁護委員は「地方参政権を持つ人」としており、永住外国人に地方参政権が付与されれば外国人も就任できるようになる。」なんてことになっています。

児童相談所で発見して通報しても警察が動いてくれない児童虐待なんかに有効だと思うのですが、拉致監禁の方にも何とか使えるものにならないかと、注目しています。ただし、拉致監禁の場合は、統一教団の社会的イメージがあまりにも悪いので、人権擁護委員が動いてくれるかどうか。検察審査会も後藤さんの申請を却下しましたからね。宇佐美さんの件も、拉致監禁が全く切り離されたので、頓珍漢な判決となってしまいました。家族の問題だと言われると警察が動けない。ならば、法務省の法案はどうなのでしょう。

RE:宇佐美さんインタビュー(エイトの取材)

まあ、「拉致監禁」を「緊急避難的な保護説得」などと米国では全く通じないような屁理屈をこねている人達にしてみれば、こういう記事に持って行きたいでしょうね。インタビューもそういう方向に誘導しています(その是非は別)。

いや、宇佐美さん面白い人じゃないですか。自分の考えをしっかりと持っている人のようにも感じます(頑固な人かも・笑)。

よく考えて今後をお決めになられれば良いと思います。

ただ、逮捕画像が日本全国に流された宇佐美さんだけでなく、お父さん、お母さんが受けた心痛や社会的な負担等はいかばかりなものか・・個人的には無罪を勝ち取って民事で賠償請求して欲しいぐらいです。

公安が、宗教幹部でもなく国家の安定等を揺るがすような案件でも何でもない事件で、1人の社会人を逮捕にいたった異様さを含めて、このまま引き下がって欲しくはないですね。

宇佐美さんの事件は、統一教会叩きの枠を超えて、日本の人権や司法、宗教の自由の在り方に関わる問題です。
統一教会が相手だから、何をしても良いという考えは、いつか必ず他の日本国民に降りかかってきます。
もちろん、原田さんがおっしゃっているような社会的な対外イメージの刷新等も、同時に急がなければならない課題でしょう。

PS:このような形で終わってしまった2011年ですが、米本さん、宇佐美さん、皆様、2012年が皆様にとって価値ある1年となりますように祈念しています。
  • [2011/12/31 05:59]
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神様は、全てご存知

宇佐美氏とご両親にとっては、残念な結果ですが、もし、勝訴していたら?
統一教会詐欺幹部は、反省や悔い改めどころか、頭に乗った傲慢な態度が変わることは、なかったでしょうから・・
でも来年は、反牧集団に加担したマスコミと日本国民にとっては、更に神の裁きを甘んじて受ける覚悟が必要になるかも知れません。
神様は、全てをご存知ですから。

統一教会が相手だから、何をしても良いという考えは、いつか必ず他の国民に降りかかってきます。特にこの一説が同感です。このことは、いち統一教会だけの問題ではないとかんじています。自分達の気に食わないところは、滅ぼしてしまえ。思想信条の自由くそくらえ!!寛容さがないこんなことやってたら、日本国世界に顔向けできないですよ。今日の統一教会、明日の他の宗教団体、明後日の自分。これって、対岸の火事と笑ってられることでしょうか?
  • [2011/12/31 13:29]
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  • マンゴープリンさんに同感です
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前のコメント名前いれずごめんなさい

マンゴープリンさんに同感です。これを、タイトルにするつもりが間違えてしまいました。失礼しました。名前なしもごめんなさいです。

「宇佐美&公安」考(上)

2日間にわたる大掃除を終え、しめ飾りを飾って、1年間の身体の汚れを流すために、これから自転車で近場の温泉に-てなことは関係なく、宇佐美さんと公安さんについて。

 匿名さんが転載してくれた宇佐美インタビューを読んで、さすがに考えましたね。

匿名さん、次回からは実名ないしハンドルネームを付けてください:管理人)

 インタビューの内容にではなく、エイトこと田中清史(きよふみ)氏のインタビューを受けたことそのものについてです。

 婚約者のKさんを強制説得したのは宮村峻氏。優しかったKさんを「恐ろしい人」に変えた張本人です。
 その宮村氏と懇意にしているのが田中清史氏。田中氏は反統一教会の活動家というだけでなく、拉致監禁を積極的に容認している人物。
 そればかりか、彼はブログ「やや日刊カルト新聞」で、宇佐美氏の逮捕時の写真を載せたうえで、何ら裏付け取材もすることなく、警視庁公安のシナリオ通りに、宇佐美氏を「ストーカー犯」と決めつけた人物です。

 私が宇佐美氏だったら、嫌悪感を覚えるのだけど、彼はそうではなく、インタビューに応える。様々なブログを読んでいないからなのか、ともかく信じられない話です。

 実は、ここに宇佐美氏の純粋な性格というか真っ正直さが見て取れます。彼は統一教会を含め周囲のアドバイスよりも、自分の純粋性、真っ正直さを優先させます。純粋さ、真っ正直さの根幹にあるのは直感力のようです。マンゴープリンさんが感じられた「頑固さ」とも通じるものがあります。

 
 話を転じますが、宇佐美氏はKさんに会って意思を確認したい一心で、強制脱会を長年手がけてきた川崎経子氏に、宮村氏との仲介を頼んでいます。

 これまた信じられない話です。

 川崎氏がこれまでやってきたこと・今でもやっていることは宮村氏と全く同じです。
 私のところに相談があれば、当然、無駄なことだとアドバイスしていました。
 ところが、彼はひょっしたらという直感力(?)を信じて、誰に相談することなく、川崎氏が住む長野県小諸市まで出向く。小諸市といっても、おそろしく辺鄙なところです。

 出向いた結果、「平成22年3月15日頃、日本基督教団の川崎経子牧師のもとに、私を探すために被告訴人が来ました」と、Kさんに執拗につきまとっている根拠の一つとして、告訴状で暴かれる。

 川崎→宮村(K)→公安、情報が流れ、その結果、告訴状に書かれたわけです。

 宇佐美氏のこうした性格は、統一教会活動でも反映されていたようで、Kさんは彼のことを「熱心な信仰者ではなかった」と証言していました。表現は少し違っていたと思いますが、ともかく熱心な統一教会信者ではなかったようです。

 インタビューでも「統一教会の枠に嵌まった信者ではない」旨のことを話しています。

 このことは次の「公安考」の材料ともなります。

「宇佐美&公安」考(下)

マンゴープリンさん
>公安が、宗教幹部でもなく国家の安定等を揺るがすような案件でも何でもない事件で、1人の社会人を逮捕にいたった異様さ

 おっしゃる通りです。

 渋谷の新世事件で警視庁公安は、新世社長の田中氏を逮捕しました。田中氏がどの程度の宗教幹部だったかは知りませんが、このときの逮捕-記者発表-起訴は社会的に意義あることだったと思います。

 しかしながら、指摘されている通り、罪名は特定商取引法違反。「国家の安定を揺るがすような案件」ではありませんでした。警視庁公安が国家の一大事として摘発に乗り出すような事件ではなかった。

 警察の部署を捨象して考えたとしても、統一教会の幹部を逮捕するのならともかく、「1人の社会人」、正確に言えば統一教会の末端青年教会員、さらに厳密に表現するとすれば、婚約者からもやや蔑まされるような組織の枠におさまらない教会員。

 その青年を逮捕するために約10人もの刑事が大挙して、彼の家を早朝に急襲する。しかも、大勢のマスコミを引き連れて。

 正直、恥ずかしい話。
 マンゴープリンさん、アメリカのFBIやCIAでも、こんなことをやっているのでしょうか。

 警視庁公安よ!オウムの平田はどうした?菊地はどうした?高橋はどうした?

 宇佐美さんの有罪判決を受けて、まさか!この大晦日に祝杯をあげているようなことはあるまいなッ。
「今年は良かった、良かった。手柄を立てることができた。いい一年だったなあ~」

 何度も書いてきたことだが、警視庁公安、日本の公安警察の劣化を感じざるを得ない-を結論にして、みなさま良いお年を。

 さあ、温泉に行こッ。

削除、レッド出禁覚悟で

うさちゃんへ

うさちゃんは、まぁちゃんと結婚しなくてよかったよ。
だって、数回つきまとわれた(?)だけで、公安まで引っ張り出して、告訴して有罪まで持ち込む猛獣女・・・

結婚して家庭もっていたら、今ごろ草食うさちゃんは、ヘナヘナヘナ・・・

昔は優しかったって?
いいマザーだったって?

そ~んなの幻想よぉ。
ただ、お猫ちゃんを被っていただけ
アツクルシイお猫ちゃんの着ぐるみは、家庭をもったら、すぐに脱ぎ捨てて、あらライオンまぁちゃんのお出まし。

そうなると、サウナでの金きり声の数倍の声で毎日毎日・・「ゴミ出せ」「甲斐性なし」「掃除しろ」「○○○が下手だ」と毎日責められまくり。

拘置所生活の何倍もの地獄生活のはじまりはじまり・・
しかも、それは何十年も続く・・

おそろしや、おそろしや

だからね、
もう、ライオンまぁちゃんのことも、裁判のことも忘れなさい。
で、文のお父様にお頼みして、飛びっきりいい女を紹介してもらいなさい。

それがいいよ。

間違っても、本部からはお金を出してもらわない方がいいよ。
身動きとれなくなるから、ね。

エイト氏のインタビュー

 宇佐美さんの感じ方考え方が、自分の目で確かめたい所に特徴が有ります。
 またKさんは統一教会の結婚により対照的な性格と推測します。グループのまとまりを大切にして、自分のリーダーを支えていこうという特徴が有ると思います。
 宇佐美さんの長所はこのハプニングを起こして社会に、問題提議している点だと思います。短所は、目的に向かって行って、周りが見えなくなる点だと思います。

新年のご挨拶

米本様、皆様、新年もよろしくお願い申し上げます。

新年そうそう、こんな話で申し訳ないのですが・・・

>正直、恥ずかしい話。
マンゴープリンさん、アメリカのFBIやCIAでも、こんなことをやっているのでしょうか。

いや、どうなんでしょう。正直その手の話は詳しくないのですが、所轄ならともかくFBIにそんなバカは多くないと信じたいですね。

大体ですね、FBIがそんなマフィアみたいなこと許すとは思えません。

考えてみて下さい。

宮村がやっていることって、白い旅団さんが暴露したことも含めて考えてみると、

警察公認の「シマ」(拉致監禁ビジネス)でしのぎをしているヤクザ


としか思えないのですよ。

宮村は子供想いの親御さんをだまくらかして、拉致で稼いで女まで調達(しかも複数?)。
そして、警察や公安は、「見返りをよこせ」とばかりに手柄を稼ぐ。犯人を真ん中にフラッシュライト浴びる姿、想像するだけで酔いしれるんだろうな。

いやあ、新年早々、つくづく日本って国が劣化しているなぁと、暗澹たる気持ちになってしまいましたとさ。

ストーカー犯でっちあげてる暇があったら、オウムの特別指名犯の残り、早く捕まえろっつうの。
まあ、平田が出頭してきても追い返したり、「うそー!?」って言うぐらいだから無理だろうな。
  • [2012/01/04 15:18]
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今年の初笑い

マンゴープリンさん
>まあ、平田が出頭してきても追い返したり、「うそー!?」って言うぐらいだから

 トンマでマヌケな警視庁さん。笑えましたねえ。コメント欄で平田氏の名前を書いた直後だっただけに、よけいに。

 宇佐美さんをストーカー犯に仕立てあげようと必死こいている暇があったら、平田氏の顔を覚える努力ぐらいせ~よ、って言いたいですね。

 全国47都道府県の頂点にある警視庁だけに、この失態をどう総括するのか、見物ですね。
 警視庁と対立関係にある神奈川県警からも、「見物だ、見物だ」と言っている陰口が聞こえてきそうです。
 なぜ、陰口か。それは神奈川県警には警察官が覚醒剤をやっているのをもみ消したという大失態があるからです。表立って批判をすれば、「偉そうに」と反論されますからね。

 今頃、馬車道の居酒屋での県警諸氏の話題はもっぱら「重要指名手配犯の平田氏が出頭してきたのに、追い返した」ということでしょうね。覚醒剤批判への鬱憤を晴らすかのように。

 残念な結果です。宇佐美さんをストーカーに仕立てるのは無理があると、見ていましたが、警察・検察の報告書に裁判官がはんこを押したような、「判決」ですね。起訴されたら90%以上罪になるなら裁判の意味が?だし、警察や検察の権力の絶対化や増長を招く、というか、もうとっくに招いてしまい、それが腐敗を来たし、その臭いが近頃は外まで漂っている。大阪地検特捜部の事件、その他、冤罪事件の問題。そうかと思えば、指名手配写真を全国津々浦々各地に張りめぐらした犯人が自首しようとしても、追い返す警察さん。こういう腕のレベルでありながら、さも大捕り物のように宇佐美さんをストーカー容疑でマスコミを引き連れてかっこよく逮捕する見せびらかし。この時点で結論ありきという司法の劣化の実情にあきれます。

宇佐美裁判・最新情報

 宇佐美事件の控訴審の第1回公判期日が、以下のとおり決まりましたので、
お知らせ致します。

日時:4月19日(木)午前11時10分
場所:東京高等裁判所720号法廷

 ひまな人、そうでない人、是非、傍聴を!

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