宇佐美氏、最後の訴え 

ストーカー事件の真相(11)

 最後に、宇佐美氏の最終意見陳述をアップします。
「ストーカー事件の真相」を再開したときに、その一部を紹介しましたが、検察・弁護人双方の主張を読まれたあとで、再度読まれると、切実な叫びだと思われでしょう。

 弁護人がK氏の行為は「告訴濫用権」に相当すると書いていたので、ここではあえて匿名とせず、実名にします。
  宇佐美氏がどうするのかは分かりませんが、無罪判決が出れば告訴虚偽罪で工藤雅子氏を訴えることが可能です。
 もし告訴すれば、今度は「被害者」でなく、「加害者」の立場になります。

 それに加え、「告訴人の人格は変容してしまったのか!?」で書いたように、私は工藤雅子氏に実名を匿名に変更したほうがいいかと問うた手紙を送っています。

 その一節にこんな文を書いています。

(3)性的な羞恥心を受けたというのであれば別だが、工藤さんの被害の程度と、加害者とされる宇佐美氏が受けた精神的肉体的苦痛とを比較してを考えると、工藤さんも同じように実名で表記するのが妥当である。

 いろいろ呻吟したが、「宇佐美氏の最後の訴え」だけは実名で書くことにしました。



-宇佐美氏の意見陳述-

 は工藤雅子さんのことを本当に心配して探していました。私たちは、入籍はまだでしたが、結婚式もしてましたし、その後のお互いの経過から、心は既に一緒になっていました。

 しかし、そのような大事な片割れが結婚の挨拶に親元へ一緒に行ったまま、その日に消えてしまいました。
 もし私たちが、自然な流れで仲が悪くなっていたなら、ある日、連絡が取れなくなっても、それほど深刻に気を留めることもなかったでしょう。しかし、そうではなかったのです。結婚の報告を兼ねて挨拶をしようとした日にいなくなったのです。

 私は、このように相手が消えた体験は2度目でした。
 過去数十年も続いてきた典型的な統一教会信者への強制改宗の為の拉致監禁だったのです。

 教会への悪い風評を利用して、親の子供に対する愛情を逆手に利用して、あたかも信者になった息子娘たちが犯罪行為を行っているかの妄想や錯覚をさせ、恐怖感と不安を抱かせて、それを成長させ、最後に拉致監禁へと向かわせる事を良く知っていました。

 また強制説得を企画する人たちの動機が、親子の問題を真に解決するのではなく、ただ強制改宗して多額な報酬を得ることを目的としており、そのためには手段を選ばず人権をも蹂躙する事も知っていました。そして彼らが、そのシステムを永続的に維持する為に、常に風評を作り、流し、固め上げてきた事実を目の当たりにしてきました。

 だから、私は、親の不安に付け込む似非偽善のたかりを、許せなかったし、素朴に信じてきた信仰を、無理やり脱線させ、PTSDをわずらうほどの、心を傷つけられた人々を見たとき、強制改宗を行う、心無い者達を絶対許せない気持ちになりました。

 来であれば、親子間での真摯な話し合いで十分心を通じ合わせることができるのに、息子、娘を取り戻すのには拉致して隔離し説得するしかないと言い切っているのです。
 これらの拉致監禁の過去を知れば知るほど、二次的被害者でもある私は反対派に対するひどいやり方に怒りを感じ、私たちに起こった苦難の真実を突き止めたいと思いました。そして工藤さんの意思が、はっきり判るまではあきらめないことを決意しました。

 また、これほどの執拗に繰り返される理由は我々にも原因があり、本気で助けに行かないから、馬鹿にされていたのではないかと考えたからです。

 現在の立場に関係なく、私と同じ環境におかれたら皆さんは、どうしますか?
  また北朝鮮に拉致された家族を持つ人たちに無条件にあきらめなさいと言えますか?

 仮に、もし拉致されて、北朝鮮に連れて行かれた、家族や婚約者から「私は幸せにやってます。心配しないで、私のことは忘れて下さい。探さないで下さい」と手紙が来たら、心からそれをメッセージとして受け取れますか? 信じる事ができますか? 愛する家族が行方不明になったらありとあらゆる手段を講じて探すのが万人の心ではないでしょうか?

 もし工藤雅子さんが、私に対して、何の気持ちもなく、むしろ私に探されることが嫌だと思っていたのであれば、なぜ、もっと早く、直接、私に教えてくれなかったのでしょうか?
  
 私のメールアドレスや住所、電話番号は以前と同じです。

 私は工藤さんがいつでも連絡が取れるようにしていました。なのに、なぜ、工藤さんは、自分の意思や気持ちを、電話やメールで、はっきりと、私に伝えなかったのでしょうか?

 また、工藤さんが、私に、そのことをはっきりと伝えてくれていれば、私は、理解できましたし、わざわざGPSを使ってまで、工藤さんを探す必要もありませんでした。GPS付携帯電話は、もしものときに、犯罪を未然に防いだり、迷子の子供を捜すことのできる普通の道具なのです。
 背景と目的を見て判断して欲しいと思います。

 帯を電車の中で使えば、いやな顔されるか、注意され怒られます。しかし、誰かが倒れ意識不明だったり、喧嘩が起こっているのを見て、何とかしたい思いから電話で助けを求める人を見て、ルールだから車内で電話をするなと文句を言う人はいないと思います。

 私は傷ついているかもしれない工藤さんを少しでも早く解放してあげたかったのです。本当に必要なとき使用できないとしたら、何の役に立つテクノロジーになるのでしょうか? それを使わなかったことで工藤さんの被害が大きくなるかもしれません。またそうなれば、どれだけ悔しいでしょうか。

 私が、公訴事実1の車を見る行為が、どうして、工藤さんに対する恋愛感情を充足させることを目的とした待ち伏せ行為とされるのか、全く理解できません。
 中に誰が乗っているかも分からないし、工藤さんの姿も見ていないのに、また仮に、工藤さんを発見したところで、そんなことでいったい何が充足されるのでしょうか?
 
 これは、公訴事実2から4の件でも同様に言えることです。

 公訴事実5のときも、私が、わざわざ宮村さんや支援者が一緒にいるサウナまで行って、工藤さんを見ることで、なぜ、恋愛感情の充足目的があったとされなければならないのでしょうか?
 また、受付付近で、工藤さんに話しかけたときも、私は、工藤さんに復縁を迫ったり、結婚しようといった言葉は一切言ってません。
 これでどうやって、恋愛感情が充足されるのでしょうか?

 私は今回このように、不当な言いがかりと、ぞんざいな扱いを受けたことに、憤りを感じています。
 しかしながら工藤さんに対しては、気の毒だと思っています。それは周りが作り仕立てた工藤さんであるからです。

 藤さんは、本当は心優しい人でしたが、今は、恐ろしい人になってしまいました。
 工藤さんが社会復帰できず未だに実家にも戻っていないのは、工藤さん自身で招いたことではなく、周りによって固められた事実で、不幸な人生を他人のせいにすることで、逃れることしかできない辛い状況であり、今の工藤さんが、心のバランスをかろうじて保つために、なんとか生きる為の仕方のない精神状態なのだと思います。

 今回、私が起こした一連の行動は、今まで何度も申し上げたとおり、工藤さんから、直接、話を聞いて、本心を確認したいという理由から出たもので、私自身の自己中心的な恋愛感情などを満たすために行ったことではありません。

 ただ、結果として、工藤さんが、強制改宗により、どこかの時点で意識と立場が変わり、私の行動で不安を感じたりしたのであれば、その点は気の毒なことをしたと思いますが、私は、工藤さんが、私と幸せな家庭を築きたいと言った事をはっきり覚えており、その一点を信じ続けてきた結果であったということだけは理解して欲しいです。

 工藤さんは、十分対話することが可能であったのに、争うことしか解決の道がないと仕向けられました。拉致監禁、強制改宗を行いながら、拉致監禁は存在しないと主張する人間に、破壊され作り変えられてしまったことが、本当に残念でなりません。

 工藤さんが持っていた誠実さや優しさなどの、人として大切なものを捨てさせてまでして、いったい何が残るのでしょうか?
  今本当に幸せなのでしょうか?
  私が今後工藤さんと関わりを持つことはありませんが、工藤さんには、目を覚まし自我を取り戻し、一日も早く自立して、自然で前向きに人生を歩んで欲しいと願うばかりです。そして早くご両親と一つの家族に戻って幸せになって欲しいと思います。

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『出雲風土記』に記されている4つの神名火山(かんなびやま)の1つ、「朝日山」から見た宍道湖。頂きにある朝日寺で<宇佐美さん一家が2012年の元旦を笑顔で迎えられますように>と祈ったあと、下山途中で見た景色。

赤ずきんちゃん、気をつけて!

  今年も残すところあと数日となったところで、これまでの拉致監禁事件を概括しておきます。

 このブログをスタートさせた2009年の拉致監禁発生件数は9件(うち2件が脱出&解放)
 2010年10件(うち4件が脱出&解放)。これ以外に未然に拉致監禁を防いだケースが2件。
 今年2011年5件(うち脱出&解放が2件)でした。

 5件のうち1件は南愛知教区・金山教会のMK教会員ですが、依然所在不明です。MK君の職場から警察に捜索願いが出されていますが、はかばかしい進展はないようです。<「日本人婚約者が拉致監禁されている」ハンガリー女性の手記>を読んでください。

 MK君が監禁されたのは9月7日頃のこと。それ以降、拉致監禁は発生しておらず、鳴りを潜めているような感じです。こういうときこそ危険です。正月に帰省される方は十分に注意してください。

①合同結婚式に参加する・参加したことを家族に報告した人
②家族から必要以上に何日の何時に帰るのか質問され、必ず帰省するように念を押された人
③これまで反対していたのに急に理解あるような(もしくは軟化した)態度に変わった家庭
④家族に普段と違った印象を受けた場合
-は要注意です。
 とりわけ③は重要です。教会員は親の態度が変わるとうれしくなってしまい、警戒心がまるでなくなりますから。これまでやられているケースはみんなそうでした。
 

 対策を伝授することは可能ですが、拉致監禁を計画している信者家族の方もこのブログを読んでいらっしゃる可能性が高く、伝授すればすぐに対策を取られてしまうので、書くことはできません。私の個人メールに問い合わせしていただければ、ご教示いたします。

 ひとつだけアドバイスできるとすれば、実家にはかなり早めに着いて、周囲をよく観察することです。つまり、心を平静にして余裕を持つことが大切です。
 過度に神経質になる必要はありませんが、実家を外から見て、何か不安になったり、胸騒ぎがするようなことがあれば、急用ができたのでとキャンセルしたほうがいいと思います。実家が消えて無くなるわけではなし、成人式の祝日だって、春休みにだって帰省することはできますから。

 とにもかくにも、赤ずきんちゃん、気をつけて!

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コメント

Usami裁判資料 英語で紹介

米本さん、
検察の冒頭陳述から、宇佐美さんの最後の訴えまで、7回にわたる膨大な量の資料の掲載ありがとうございます。読む方も大変ですが、書く方はもっと大変かと思います。

この米本さんのご苦労を、日本語だけで読むのは、もったいないので、英語でも紹介させて頂きました。とりあえず、検察の冒頭陳述の要約をアップいいたしました。

判決日までに、宇佐美さんの弁護士の最終陳述、そして宇佐美さんの最後の訴えまで、取り上げたいと思っています。

どんな結果が出ようと、私は、宇佐美さんを応援いたします。

悲痛

宇佐見さんの悲痛な思いが伝わってくるような、意見陳述書ですね。

ただ、私はこれを読み、宇佐見さんは工藤氏を告訴虚偽罪で訴えられることはされないだろうと思いました。

統一教会の祝福結婚とは、現世だけではなく、あの世に行っても離れることが出来ない、永遠の伴侶を定めるものとして位置づけられています。

陳腐な言い方ですが、統一教会での伴侶とは一つの魂の片割れ、彼女は私であり、彼は私であるという位置づけになります。

そういう関係がスタートしてからの出来事です。

そして、連絡が取れなくなり、何年も探しての出来事です。

会えなくなって、思いが薄まる事もありますが、逆に、深まることもあります。

そして、宇佐見さんの場合、深まる方向に作用したのではないかと。

だからこそ、逆に、以前と全く別人になってしまった工藤さんに衝撃を受け、あきらめもついたのでしょう。

私が愛した人はいなくなったと。

だがそれでも、そういう関係になったこと、また感情は残ります。

それを考えると、宇佐見さんは工藤さんを訴える気持ちにはなれないのじゃないかと、そう感じます。

もしも・・・・

宇佐美さん、心がずたずたになるような事情に追い込まれながら、このような陳情をしっかりと述べられたこと、暗闇の先に見えるかすかな光を追い求める人間の一人として、本当に誇りに思います。

私は、もし無罪になったとしても宇佐美さんが工藤さんを訴えるとは思えません。

しかし、できるならば「無罪になったとしたら」この機会を利用して、なんらかの形で攻勢に出て欲しいと思います。

教会は出来る限りの手段を用いて、警察や公安と有利な条件で「手打ち」に持ち込んで欲しい。
つまり、今回の事件を必要以上に追求しない変わりに、今後、警察が拉致監禁派に有利となるような行動は取らないという言質を引き出して欲しい。
公安に対してもそうした手打ちに持ち込んで欲しいですが、それには教会側がコンプライアンスを大切にする決意も必要でしょうね。
もちろん、今回の事件だけで、そこまで持ち込むのは無理でしょうが・・・・

宇佐美さんがうけたとてつもない苦難の路程を無駄にして欲しくない、心の底からそう願います。
  • [2011/12/24 13:57]
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感覚のズレッ

 今夜はクリスマスイブ。
 ご主人様はソウルの繁華街よッ。零下10度の街に繰り出して、何が楽しいやらッ。

 あたしは久しぶりに一人のんびりと、キムチと麦茶を飲みながら、長文連載ブログを。
 マッカリ飲んで、カクがどうしたこうしたと喚いているより、どちらが精神的に健全なのかしらネッ。つんつん。

 米オッパ(お久しぶり)に影響されたわけじゃありませんが、
 ストーカー行為だったかもしれないけど、ひょっとすれば意思確認行為だったかもしれない。
 このひょっとすればという疑問に裁判官が応えることができなければ、ヤッパ無罪だわッ。

 どう考えてもそうよねッ。
 あの人は痴漢をしたと思うのだけど、ひょっとしたら、満員電車で手が触れただけのことかもしれない。この疑問に答えることができなければ、無罪だわッ。

 あのガキが柿を盗んだに違いない。
 でも、ひょっとしたら落ちていた柿を持っていただけのことかもしれない。だったら、犯罪者扱いにしちゃあいけない。

 おバカなアジュマでもわかるワッ。フフフ

 ところで、米オッパ、長くなってごめんネッ。

 鸞鳳さんのコメントを読んで、韓日の差はあっても、同じ食口かと思ったのですゥ~。

>私はこれを読み、宇佐見さんは工藤氏を告訴虚偽罪で訴えられることはされないだろうと思いました。
 統一教会の祝福結婚とは、現世だけではなく、あの世に行っても離れることが出来ない、永遠の伴侶を定めるものとして位置づけられています。

 あたしはバカだけど、この方も相当なもんよねッ。

 信仰の自由が守られているのは「基本的人権」があるからですゥ~。

 自分の権利を侵害され、そのことが裁判で証明されたのに、侵害した人間を放置するッ。
 光言社の社長サマを見習ったら?

 日本の睡蓮じゃなくって,何とかさんは、あたし以上におオバカだわッ。

 渋谷の新世事件のことを一食口として、恥じ、被害者に謝っている文章なんか読んだことないもんネッ。

 謝罪しないことと宇佐美弟が告訴しないこと。本質的にはまったく同じことだと気がついていない、ヒェ~、おバカな人たちですゥ~。

 だめ押し。

>陳腐な言い方ですが、統一教会での伴侶とは一つの魂の片割れ、彼女は私であり、彼は私であるという位置づけになります。

 どこかの山の奥で、叫んでいたらッ!

 

 、

陳述内容から

宇佐美さんの陳述を読む限り、宇佐美さんは工藤さんが「周りが作り仕立て上げた工藤さん」になっていると感じているのでしょう。

陳述を読む限り、宇佐美さんが工藤さんを逆に告訴することはないのではないかと思っていました。
工藤さんも宮村の被害者であり(だからと言って宇佐美さんを告訴して許されることはない)、例え無罪になって逆告訴したとしても、その裁判で表に立つのは工藤さんで宮村ではない(なんとも狡猾で卑怯な男だな)。

しかし、アジュマ姉(むむ、オレとどっちが年上なんだ?)のコメントを読むうちに、抑えていた表現が強く沸いてきました。(告訴して欲しいとは書きたくても書けないです、宇佐美さんがコメント欄を読む可能性もゼロではないと思うと)。

工藤さんを訴えることで、宮村と工藤さんの両親に亀裂が入る可能性だってある。宮村教に打撃を与えるチャンスかも知れない。

裁判の結果も出ていないのに、勝手な意見を色々述べました。記事の内容からコメントが外れていますね、すみませんでした。

PS:米本さん、皆さん、メリークリスマス!
  • [2011/12/24 23:02]
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ぜひ、読んでください。

 右サイトにある「拉致監禁by宮村裁判記録」の小出陳述書をぜひ読んでみてください。
http://antihogosettoku.blog111.fc2.com/
 3回に分割した超長文ですが、陳述書のお手本になるようなすばらしいものです。

 何がいいか。
 感情表現をできるだけ抑え、小出氏が体験し見聞した事実をありのままに書いているからです。話が飛んだり、横道にそれたりしないところもすばらしい。そのために説得力と臨場感があります。

 また、これを、とりわけ3回目を読めば、拉致監禁のシステムがリアルにわかります。
 ディテールは違っても、本質的にはここに書かれたシステム通りに拉致監禁説得は進んでいきます。

 赤ずきんちゃんにとって、とても参考になるはずです。

 宮村氏のお友だちである札幌のパスカル氏のやり方は、宮村氏らと違って本人が同意しない限り、登場しません。そこが他の脱会屋さんと違うところだけど、システムは変わりません。

宇佐美家の不幸

 判決はいよいよ明後日。
 近代刑法の原理原則によれば、「疑わしきは罰せず」で、当然無罪判決が下されなければならないのですが、起訴=有罪率99%を考えれば有罪判決の可能性は低くないと思っています。

 無罪判決が出れば、宇佐美氏が告訴するかどうかが議論になっていますが、ここでは直接、この問題に触れません。

 ただ、宇佐美家の不幸(被害)について書いておきます。
 宇佐美氏は逮捕され、4ヶ月半も拘留・拘置され、仕事を失いました。
 実名報道によって、宇佐美氏の両親、兄弟は白眼視されました。
 父親の商売の売り上げも減少しました。
 両親は宮崎から何度も上京(少なからずの交通費)、その間、商売は中断を余儀なくされ、収入は減りました。

 こうしたことも頭に入れておく必要があると思っています。

ホワイトクリマスの日に

今日は私が住んでいるところでは、大粒の牡丹雪が降り、静かなホワイトクリマスなりました。
子供達は、もう何ヶ月も前からプレゼントを楽しみにして、一人の子は夜中に起き出して、プレゼントが枕元にあることを確認する始末。

この幸福がずっと続いてほしい、この子達がずっと幸福でいてほしいと思うことしきりです。
まともな親ならば、当然そう思うだろうと思います。

しかしながら、この幸福をずたずたにするのが拉致監禁の問題です。
しかも、それを実行するのが、実際の両親、兄弟。
宇佐見さんも、この問題の二次被害者です。

多くの人を巻き込み、周辺に不幸を拡大生産していく。

直接の加害者は、かつては自分を愛し、自分が愛した人。本当の意味での加害者は、この愛し愛してくれた人の影に隠れ舌を出している。

ここに、この問題の複雑さと難解さがあるのでしょう。

ただ言えることは、この拉致監禁の本当の本質的な問題の一つは、愛し愛された関係を破壊し、愛し愛されたものが、互いに、争い、傷つけあう事になる。

互いの情愛が深ければ深いほど、壮絶なものになって行かざるを得ません。

2チャンネルですが私が注目している辰さんが、この拉致監禁にまつわる数字を、家族会に参加しているという人物の証言と、魚谷氏の論文を元にして試算ではじき出しています。

http://unkar.org/r/psy/1323232773/502

魚谷氏の論文
http://kidnapping.jp/news/20110819.html

家族会に参加する家族の約8割が拉致監禁を行い、そのうち30%程度が説得失敗。
残りの説得成功したもののうち、40%程度に問題が生じている可能性が高いとされ、拉致監禁では60%程度に問題が生じている可能性があるとはじき出されています。

この試算での問題点は、証言された人物が誰だかわからない点、サンプリングとしてあまりに少数である点、算出過程に仮定を用いざるを得ない点、さらに無問題となったものでも、本当の所、どうなのかが判らない、などの問題点が数多くありますが、一つの目安になるかと思います。

そして、発生する問題とは何か?それは、拉致監禁された人達の精神的苦痛と障害の問題もありますが、この問題、愛し合った人物達の相克の問題もあるわけです。

そして、これらの数字に、二次被害の数字は入っていません。
そして、この二次被害の構造も同じようなものです。宇佐見さんの事件は典型的な例ではないでしょうか?
この二次被害を含めると、この拉致監禁被害の裾野はあまりに広い。

拉致監禁を計画されている家族の方がもし、これを読まれたならば、是非思いとどまってほしいと思います。

拉致監禁の過半数以上が、実行された家族側も含めて、拉致監禁による問題の後遺症で苦しむ結果になるという試算があり、そして、更に広範な二次被害を生み出すということを是非知って、考え直されて頂きたいと思います。

どんな結果

<どんな結果が出ようと、私は、宇佐美さんを応援いたします>(Yoshiさんのコメント>

同感です。

どんな結果…、仮に裁判長が拉致監禁問題に言及せず、「被害を受けた」と称する工藤さんの肩を持つ判決を下そうとも、私は宇佐美さんを応援します。

今後とも、ずっと。舞台が二審へと行っても。

むしろ、この国の司法が宇佐美さんを受け入れないなら、この国の司法がまともになるまで、共に闘いたいと思います。

前回のブログにこう書かれていました。
<宮村氏は捜査当局から情報をもらい、それを有田氏に横流し>
<押収品の内容を宮村氏に漏らした刑事は情報漏洩の罪に問われます>(米本さんのコメント)

宮村氏ら拉致監禁グループはもちろん悪いですが、それ以上に警察当局の不正は看過できません。

正直、明日で終わり、という気はしていません。それこそ、宇佐美さんが勝訴したとしても、です。

改めて、次なる闘いに向けた覚悟を固めています。

Usami裁判資料 英語で紹介(続)

すごく、急ぎましたが、判決日までにと思って、弁護士の最終陳述(要約)、宇佐美さんの意見陳述での心の叫び(後半のみ)、英語にてアップ致しました。宇佐美さんの心の叫びには、作業しながら鳥肌が立ちました。

http://humanrightslink.blogspot.com/2011/12/defening-lawyers-final-defense-plea-in.html

Re.Usami裁判資料 英語で紹介(続)

Yoshiさんの訳文に感動しました。

読み始めには、宇佐美さんの文章が後半だけになっているのを残念に思いましたが、読み終わってみると、そうせざるを得ない時間枠の中で、宇佐美さんの言わんとした主旨を、シンプルで適格に訳して下さった文章から、Yoshiさんの集中と投入の「熱いもの」が伝わってきました。

"Thank you for your effort!

宇佐美さんに有罪判決

宇佐美さんの無罪を願っていましたが、残念ながら執行猶予4年懲役3月の有罪判決が出ました。
たとえ無罪になったとしても、宇佐美さんの心情としては心晴れ晴れとはいかないでしょうが、無罪を勝ち取り、新年を新しい気持ちで出発していただけると思っていました。
あまりに酷い判決に、暗澹たる気持ちです。
ただ、宇佐美さんの心が折れないように祈るばかりです。

無題

長い戦いになるかもしれませんが、決してあきらめないで欲しいと願います。この後も続けるとなると精神的なものに加えて、金銭的な何らかのサポートも必要だとは思いますが。

統一教会がどうのという問題を超えて、こんな司法の在り方がまかり通るようになったら、とてもまともな国とは思えなくなります(拉致監禁による改宗がまかりとおっていることもしかり)。

それにしても、執行猶予付きとは想像通りの判決で怒りを通り越して笑いさえでてくる。落としどころを図ったのでしょうが、何年か経った後に、この判決を下した裁判官が笑いものにならないように願うばかりです。

  • [2011/12/27 19:21]
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ものは考えよう

宇佐美さんの判決を大変残念に思います。

ですが、ものは考えようで、もし無罪判決であれば、Yoshiさんが英訳した文章も、そんな事件があったんだなぁ、と半ば解決ということで世界の人々の目に触れることになったのでしょうが…、
有罪判決が出たたことで、逆に大変な人権侵害事件として発信された事になる、とも言えます。
宇佐美さんの人生を想えば、簡単に言ってよいことではないのですが、司法においてさえ、拉致監禁が黙殺されている事実が明瞭に世界に発信される結果になるのかもしれません。

どう転ぶか分からないのが人生、という事かもしれませんよ。

ともあれ、宇佐美さん、一審、お疲れ様でした。
今後については、状況等踏まえた上で、ご自身の心に訊ねて決めていかれることを祈っています。

宇佐美氏のインタビュー記事が!

 いま発売の『週刊実話』(2月16日号)に、宇佐美氏のインタビュー記事が載っています。

 記者が疑問点をぶつけ、それに宇佐美さんが丁寧に答える。それがほぼそのまま掲載されています。良心的な記事でした。
 正直<よく載せたな>というのが私の率直な感想です。

 というのも、後藤徹さんの拉致監禁事件で、写真週刊誌の「フラッシュ」の記者が取材していましたが、結局、「デスクから統一教会を利する記事になってしまうので」という理由で、没になったことがあったからです。

 教会員諸兄諸姉は、ヌード写真満載ゆえ、雑誌を手にすることは精神的に難しいかもしれません。しかし、勇気を出して手にとり、読むべきだと思います。宇佐美さんが味わった苦痛に思いをいたし。
 201頁から203頁に載っていますから、そこだけをめくればいいでしょう。

 後藤さんと工藤さんが監禁されたマンション・荻窪フラワーホームの写真、また後藤さん、宇佐美さんの顔写真も載っています。

宇佐美氏のインタビュー記事読みました

「週間実話」2月16日号を読んでみました。タイトルは、統一教会 "合同結婚式"相手へのストーカー規制法違反容疑で逮捕された男の独白 でした。宇佐美さんの顔写真及び氏名ものっています。あくまで彼女の気持ちを確かめる為のことだし、直に本心を知りたかっただけなのに警告もなしにいきなり逮捕。有罪にされてしまい、納得いかずに控訴。教会も積極的に動いてくれずもう少し機敏に動いてくれたらよかったのに。結局みんなが不幸になってしまった。これをきっかけに教会も宇佐美さんを応援してほしいし
私も、彼にエールを送りたいです。米本さん情報ありがとうございました。

不幸を笑ったのは?

 小川さん、投稿ありがとうございました。

 記事タイトルの「結局みんな不幸になってしまった

 第1考は、そうかなあ?。
 第2考は、考えてみれば、なるほどなかなか味があるタイトルだなあ。

 そして今は、人を不幸に陥れた奴ら(宮村&公安)は、ニタニタ笑っているだけで、蜜の味を満喫しているぞ!
 <俺がタイトルをつけるなら、「不幸になった人・それを笑っている人」かなあ。でも、ちょっと陳腐か>

 現役教会員さんも、ぜひ、読んでください。

記事読みました

載っている雑誌の評価はともかくも、この記事は、極、極、まっとうな記事ですね。

「週刊実話」の記者の方と、編集部の良心・常識・勇気に敬意を表します。

それに比べて、拉致監禁擁護派の面々・・・いい加減うんざりします。

記事タイトルの「結局みんな不幸になってしまった」 は、宇佐美さんの述懐によるところですが、それに関する米本さんの感想は、確かにというところですね。
この判決で得をした人たち(宮村氏、山口弁護士、公安警察、公安検察)は、けして不幸になっていないでしょう。

私がタイトルをつけるならば、「結局、当事者はみんな不幸になった」
サブタイトルに「笑った奴らは当事者にちょっかいを出した奴らだけ」でしょうか

笑っている連中をけして逃してはいけません。

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