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また!「監禁にいざなう手紙」だ! 

渡辺博弁護士の秘密めいた手紙(10)


渡辺弁護士はいまだ

「監禁にいざなう手紙」作戦
を続行中!  


 る「お方」が昨年の春に、統一教会の青年教会員のさいたま市の実家を訪れ、「渡辺博弁護士の秘密めいた手紙」を渡しました。

 この場面については後の記事で触れますが、昔からのブログの読者は「秘密めいた手紙」の文字を見て、<ああ、あの手紙か>と思い出された方もいらっしゃると思います。
(最近読者になられた方はカテゴリー「渡辺弁護士の秘密めいた手紙」を読んでください。記事本数は9本です)

 そうです。3年前(2009年)の2月、「拉致監禁をなくす会」の設立総会が開かれたとき、
「親のところにこんな手紙を、渡辺博という弁護士が一方的に送りつけてきた」
 と、田中幸子さん(仮名)が暴露した手紙です。(「ニュース(2)」を読んでください)

 最初に今回の手紙全文を紹介し、あとで渡辺氏の弁護士としての姿勢、また手紙そのものの問題について言及することにします。

引用する手紙は原文のままだが、読みやすいように行空けを適宜行なった。ゴチックは引用者。また下線はあとで、問題にするところ。


埼玉県さいたま市◆◆◆◆◆◆
■■■■様
■■■■様
2011(平成23)年2月22日

東京都港区西新橋3丁目2番1号共同ビル(西新橋)6階601号室
田村町総合法律事務所
弁護士 渡辺博
TEL:03-3431-4488
FAX :03-3431-4481
                    


拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 突然のお手紙で失礼いたします。当職は、第二東京弁護士会(03-3581-2255)所属の弁護士です(登録番号21736)。今回、■■様の息子さんである▲▲さん
(以下、読みやすいように、仮名で健さんとする)の件でご連絡を申し上げます。

 最近、当職のもとに、ある方から、健さんが、宗教法人世界基督教統一神霊協会(統一協会)というカルト宗教団体に入信し、正体を隠した伝道活動に従事しているとの知らせがあり、このお手紙を差し上げることとしました。

 この方の情報によれば、健さんは、2年ほど前、統一協会信者から、宗教団体であることの正体を隠した勧誘にあい、吉祥寺所在の統一協会のビデオセンターMYF(現在の名称は、Original Garden)に誘い込まれ、ここで正体を隠されたまま、統一協会の教義の教え込みを受け、現在、統一協会西東京教区の武蔵野教会に所属しているとのことです。

 
健さんは、主に、統一協会の偽装したボランティア団体であるNEW HOPE YOUTH=Original Gardenのメンバーとして、吉祥寺駅前の清掃活動や、「うめぼしマン」という寸劇を幼稚園で行なったりしているとのことです。

  当職は、これまで20年以上にわたり、統一協会による霊感商法の被害者救済に携わっており、現在、そのための東京の弁護士の集まりである霊感商法被害者救済弁護士連絡会の事務局長を務めています。『霊感商法の実態』というホームページも立ち上げ、ここでの無料相談にも応じています。

 統一協会は、韓国人文鮮明を教祖とする宗教団体で、宗教団体であることさえも隠して、学生や市民に対し、「とても運勢の良くわかる先生がいて、是非占ってもらったらいいですね。」とか、「今あなたは人生の大事な転換期にあります。人生について学ぶとても良いところがあります。ここで学べば運勢が良い方向に向いてきます。」などと騙し、ビデオセンターに連れ込み、正体を隠したまま、統一協会の教義の教え込みを図っています。

 学生や市民に対して、教え込みが済んだ後、初めて統一協会であること、教祖が文鮮明であることを明かして入信させ、今度は、他の学生や市民に対し、正体を隠して誘い込むことを命じます。

 こうして統一協会に誘い込まれ、献金と称して、数億円、数十億円もの全財産を奪われた高齢者も日本全国で多数います。
 統一協会に入信させられた男性信者は、恋愛を絶対的に禁止され、伝道での実績を積んだ後、教祖文鮮明の指名された女性信者と合同結婚式に出ることが許され、その後再び許可を得て家庭を持つことが許されます。

 このまま健さんが統一協会に所属したままでは、一生、自らの力で統一協会から脱出することはほとんど不可能です。今、健さんのご両親が統一協会というカルト宗教の実態を理解し、この問題に詳しい日本基督教団の牧師、あるいは当職に相談し、健さんの救出を検討することが必要です。

 なお、当職からこのような手紙が送られてきたこと、ご両親において健さんが統一協会の取り込まれたことに気付いたことを、絶対健さんには知らせないようにしてください。

 ご両親から健さんに対し、この問題について問い詰めたりすることは絶対にやめてください。そのような行動を取れば、健さんをますます統一協会の活動にのめり込ませることとなり、また統一協会から救出することが非常に難しくなります。

 至急、健さんに気づかれることなく、当職宛にご連絡をいただきたいと思います。

 繰り返しますが、この手紙のこと、統一協会のこと等を、健さんに話すことは絶対ににやめてください

 ご両親において、早急に統一協会の実態を認識され、健さんを早期に救出していただきたいと思います。敬白



 前出の田中幸子さんは、第二東京弁護士会に渡辺博弁護士の懲戒請求を申し立てた。田中さんから相談を受け、懲戒請求を提案した私も、意見書を提出した。(「意見書(1)」  「意見書(2)」  「意見書(3)」

 この懲戒請求は棄却された。
 別冊宝島『モンダイの弁護士』や『週刊現代』、『週刊新潮』で、「弁護士問題」を記事にしてきた私の印象では、東京にある3つの弁護士会の中で「第二東京弁護士会」は比較的まともな感じがしていたが、やはりこの弁護士会でも「弁護士自治」は機能しておらず、「弁護士仲間のかばいあい」組織(利益共同体)と化していることがわかった。(弁護士の「不正・非行・犯罪」と闘う当事者たちのシンポジウム~「正義の味方」の仮面を剥ぐ!~を参照)

 このように書けば、負け惜しみと受け取られるだろうが、そうではない。
 棄却がなぜ不当なのかについて、後で詳述するつもりだが、それを読んでいただければ99%の人が棄却は不当と思うはずだ。

 ただここでは、幸子さんの懲戒請求は無理難題なもの(クレーマー的なもの)ではなく、それどころか棄却そのものも簡単なことではなかった-そのことの一端を明かしておく。

 懲戒請求された渡辺弁護士側の動きについてである。
 渡辺弁護士には代理人がついた。そう、愛人問題を「白い旅団」さんに暴露された宮村氏の盟友、山口広弁護士である。山口氏だけなら、そう驚くことではないのだが、なんと山口氏以下約40人もの弁護士が代理人として名を連ねたのである。

 裁判では、よく虚仮威し(こけおどし)で、代理人の名前をずらりと並べることはあるが(山口弁護士がよくやる手)、その場合はいずれも名義貸し。電話一本で承諾する代理人たちである。
「ああ、名前に連ねてもらっていいよ。こちらが頼む場合もあるからね」


 ところが、渡辺氏の代理人たちはたんなる名義貸しではなく、弁護団を組んだのである。なぜなら、この40人近くの弁護士たちはメーリングリストを作って、田中幸子さんが次から次へと出してくる証拠への対応策を練っていたからである。

 幸子さんには失礼な言い方になるが、弁護士先生から見れば、たかだかの小娘である。薬害訴訟やサラ金大型訴訟ならいざ知らず、懲戒請求をした小娘相手に、メーリングリストで「どうする/こうする」と情報交換、打ち合わせをしていたのだ。

 ちなみに、田中さんの声はか細いが、勘どころのいい聡明なお嬢さんである。

 ともあれ、それほど懲戒請求への対応にエネルギーを使ったわけだから、渡辺先生も懲りたのかと思っていたら、相も変わらず、「拉致監禁にいざなう手紙」作戦を続行中。恐れ入谷の鬼子母神だ。
 

 話が冗舌になってしまった。

 手紙の問題点に触れておく。
当職は、これまで20年以上にわたり、統一協会による霊感商法の被害者救済に携わっており、現在、そのための東京の弁護士の集まりである霊感商法被害者救済弁護士連絡会の事務局長を務めています。『霊感商法の実態』というホームページも立ち上げ、ここでの無料相談にも応じています。

 これを読めば、少なからぬ人は、「統一教会問題には無償奉仕で取り組んでいるボランティア弁護士」と受け取るはず。
 ところが、どっこいである。

「秘密めいた手紙」がきっかけとなって、ある青年信者が脱会した。そのときには、渡辺先生は弁護士報酬をきちんと受け取っていたのである。(この事実についても後で触れる)

 つまり、「秘密めいた手紙」が弁護士の営業活動の役割を果たしていたわけである。これは日弁連が定めた広告規制に違反する。それなのに、懲戒請求が棄却とは・・・。

 統一協会による霊感商法の被害者救済に携わっており
 先に引用した文中の、この記述も正確ではない。正確に書けば、こうではないのか。

「当職は、統一協会による霊感商法の被害者救済に携わっており、それによって収入を得ている弁護士です」

 渡辺先生、品のない表現ですが違っているのなら、訂正いたしますが・・・。

 もう一つ問題点を言っておけば、ある方からもたらされたという情報、すなわち「健さんは正体を隠した伝道活動に従事している」というのは事実に反する。

 統一教会の友好団体というか別組織の「青年連合」の活動を通して、健君は伝道活動を行なっていたのは事実である。しかし、勧誘する際には、理念とか創設者(文鮮明)の名前を伝えている。「正体隠し」と表現するのは正しくない。「ある方」の情報を鵜呑みにしてしまった(洗脳された)としか考えられない。

 この手紙の本質的な問題点については、次回以降で。
 
ところで、クイズを一題。渡辺弁護士に情報をもたらしたある方とは誰でしょうか。タイムショック!

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コメント

クイズの「ある方」

その「ある方」は、

1.米本さんのブログに出てきた人(でないと、クイズにならない。)
2.最近、強制脱会させられた人。(2011年はじめには、脱会していた。)
3.東京で活動していた。

と、いうところから絞り込んで、私は、菅野さんの「元婚約者」としました。

もう、一人、浮かんで来る人がいます。2011年元旦から、2月頃に、激しく活動していた女性。でも、二人名前を挙げるわけにはいかないので、私の答えは、「菅野さんの元婚約者」とします。

クイズ(ある方)

YOSHIさんが、言われた答えは、「菅野さんの元婚約者」私もそうかな?と思います。根拠は、脱会したかどうか踏み絵の一環で*知っている教会員の名前住所を書かせる要は仲間を売るという卑劣な手段を用いるので。それも有りかなと思います。  

「ある方」とはエイトとかいう、英語どころか日本語もろくにしゃべれんガキですよ。此処の記事を渡りに舟と、テメエのブログごっこでテメエからタラタラ吹聴こいてます。

 http://dp.tosp.co.jp/index.php?action=blog_view_entry&topFlag=1&ocd=user&oid=5129972

それにしてもこのガキ、目無し蛇に怖じずというか、舞い上がり天井知らずというか…。
そろそろキチンとお尻ペンペン、俺の秘蔵のバリカンで丸坊主にしてやる時期ですかな。

久しくぶりに拝見しましたが、いやはや酷いものですね。
この正月にもまた一人、都内で青年の被害者が出ていると聞いています。その方の情報があるかと思い、こちらを尋ねてみましたが…。


この手紙も酷いですね。矛盾も酷い。今の現状をまったく知らない。でもだからこそ送られてきたら信じてしまいます。それがまだこりもなく続いているとは…。ただ、他人事ではないので侮れません。

「ある方」とは元信者でしょうか。反対派であるなら青年なら知ってる通称エイト氏でしょうか。まだよく青年の居るところには現れるようです。そして茶化したりしてるみたいです。

ちなみに「青年連合」は伝道よりは奉仕。確かに武蔵野は活発です。でも、やりたきゃやればいい、嫌ならやめればいい。すべては自分の意思次第。それだけのことではないでしょうか?洗脳じゃなく。他人が関与することでなく。そう思います。実際何十人も自ら去る人自ら来た人を見ましたから。



どのようなことであれ、一刻も早く、様々なことが良い意味で明るみになり、よき方向へ解決されることを願うばかりですね。

何故に窮鼠?それにしても小心者

「ある方」とはエイトとかいう

久方ぶりに笑ってしまいました。

余程、戦々恐々としていたのですね。
やましいもんだから、逆にペラペラ話しだす。犯罪者心理の良い例です。
こんな小心者を使われるなんて、渡辺弁護士もやきが回ったのでしょうか?

違っていたら、自爆もいいところ。

かの御人が、どういうわけかわかりませんが、追い詰められているというのが判る一幕ですね。

渡辺弁護士も“信者”

<一生、自らの力で統一協会から脱出することはほとんど不可能です。今、健さんのご両親が統一協会というカルト宗教の実態を理解し、この問題に詳しい日本基督教団の牧師、あるいは当職に相談し、健さんの救出を検討することが必要です>

渡辺弁護士→監禁にいざなう手紙→両親を松永・宮村のもとで研修→拉致監禁実行→思想改造→裁判闘争→渡辺弁護士に報酬(懲戒請求が来ても40人の弁護士が連名で守る)

弁護士、監禁請負人、監禁牧師。いや~、悪魔のトライアングルですね。
吐き気のするような邪気を感じますね。

監禁にいざなう手紙を読むと、渡辺弁護士が宮村教、松永教の信者であることがよ~く分かりますね。

人生を反統一、強制改宗にかけた活動家。弁護士という肩書きはその活動のための手段のようです。

もっと、まともなことを信仰できないのでしょうか。
親が泣いていますよ。
コソコソしないで、もっとましな弁護士活動をしてください。

確かに、エイトくんのブログで、手紙を持っていったのは、自分だと書いていますね。

話しはかわりますが、宇佐美さんの裁判で、仲良さそうに宮村峻と話しているエイトくんを、私は見ました。

エイト、宮村峻、弁護士と、完全にチームですね。エイトくんは、よく「親和性」という表現を使いますが、親和性どころじゃないですよ。

ちなみに、この手紙のオリジナルガーデンの問題のときに、所長さんが、作ったHPに、エイトくんと所長さんが対話している録音があります。

その中で、エイトくんは、「弁護士に連絡」といっています。

こんなに、弁護士と近い関係にある人は、見たことがない。この録音の弁護士って、まさに、渡辺弁護士さん達なんですね。

以下の記事の中断あたりに、その対話の録音があります。その関係の深さがわかります。

http://shinjitsukataru.seesaa.net/article/161065470.html



投稿感謝です。

 さっき、さいたま市から松江に戻ってきました。
 珍しく、関東と同じように青天で、ちょっとびっくり。白冠の伯耆大山もくっきり見えました。
 なにせ山陰は、いつも曇・雨・晴・ときに小雪が非連続に続く天候ですから。

 みなさん、投稿ありがとうごさいました。

 バリカンさん、田中清史氏のブログの紹介、ありがとうございました。

 屈託なく、笑えました。今日の初笑いです。

 それにしても、田中清史氏は罪なお方だと思います。クイズの正解をバラしてしまうんだから。もうコノコノォ~。
 読者の楽しみ(?)が半減してしまったではないか。そればかりか、このブログのクライマックスのところで、華々しく、カッコ良く、エイト君を登場させようと計画していたのに。もう台無し。

 そんで、エイトブログを踏まえ、予定稿に修正を加えることにしました。

(追記)それにしても・・・。以前、エイト君には文章が前のめり(感情剥き出し)になっている、文章は淡々と書いたほうが説得力が出ると注意してあげたのに、まったく進歩がないなあ。
 努力せよ!エイト!
 文章は淡々と! 

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