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カルト新聞と主筆様を評す(補足編)-意図ある誤訳 

カルト新聞と主筆様を評す(10)

「カルト新聞と主筆様を評す」は、前回で打ち止めにすると書いた。ところが、その後、「英語圏の知人」から<意図ある誤訳>というタイトルの論考文が届いた。 英語圏の知人とは、このサイトでもリンクしている「統一教会/宗教の自由/英語記事の日本語訳」(正式名は「統一教会 拉致監禁 人権侵害 宗教の自由 英語記事の日本語訳」)の管理人、オーストラリアに在住するyoshiさんである。

 掲載する準備をしていたら、yoshiさんが自身のブログでアップされた。
 今回の補足編はそのコピーである。
 実に論理的、明解な根拠の提示、精緻にして読みやすい論考文である。(統一・アンチ統一を問わず、私も含め、みんなが見習うべき文章だと思います)
 URLをクリックして引用文を確かめられる場合には、直接yoshiさんの意図ある意訳は誤訳である:「やや日刊カルト新聞」を評すから入られたほうが簡単である。

 参照ブログ記事は「カルト新聞と主筆様を評す(8)-幼児性と謀略性(続)」



 意図ある意訳は誤訳である:「やや日刊カルト新聞」を評す by yoshi

アメリカ国務省は毎年、世界各国についての宗教の自由についての報告書(International Religious Freedom Report =世界の宗教の自由報告書)を作成している。

世界の宗教の自由報告書は、アメリカで1998年に制定された「世界の宗教の自由促進ための法律(IRFA)」に従い、(米)国務省により毎年作成され、(米 )議会に提出される。この法律は、クリントン大統領が署名した法律で、アメリカの外交政策として、宗教の自由を促進する目的で作られたものである。http://www.state.gov/g/drl/rls/irf/index.htm

やや日刊カルト新聞(以下カルト新聞)の2011年3月26日付「統一協会“反拉致監禁キャンペーン”後藤事件で第1回弁論」という記事で、藤倉氏が、(米)国務省の宗教の自由報告書を用い、ある結論へ導く。(藤倉氏が使用した記事が記載されているのは、国際人権報告書ではなく、宗教の自由報告書の方である。)

本日の記事は、上記「カルト新聞」内で展開されている、国務省報告書の日本語訳について書いてみたいと思う。ワードで11ページに及ぶ記事になってしまった。立場を越えて(拉致監禁推進派、反対派を問わず)最後まで読んで頂ければ、幸いである。


●カルト新聞の主張と問題点

カルト新聞 http://dailycult.blogspot.com/2011/03/blog-post_24.html#links より引用。引用部分はカラー アンダーライン、太字は管理人による

(1) 国務省レポートの原文 (下線、太字は私による)
However the Unification Church reported five members were abducted during the reporting period. These reports could not be independently confirmed, and some nongovernmental organizations (NGOs) have accused the Unification Church of exaggerating or fabricating these reports.

(2) 藤倉氏の日本語訳(下線、太字は私による
統一協会は、当報告書の対象期間中に5人の信者が拉致されたと報告している。しかしながら、これらの報告については 統一協会から独立した根拠により 確認することは出来ず、幾つかのNGO団体は、これらの報告は、統一協会が誇張し、あるいは、ねつ造したものであると非難している。

(3) 藤倉氏の日本語訳から導き出された結論
米本氏は「反統一教会陣営による信者の拉致・監禁」を告発した『我らの不快な隣人』の著者だか、その偏った取材姿勢など様々な問題点が度々指摘されており、拉致監禁問題を「国別人権報告書」で取り上げた米国務省からも「統一教会から独立した情報源」とは認められなかった人物である


二つの問題がある。

1. 藤倉氏の日本語訳の問題
  These reports could not be independently confirmed の部分

2. その訳を用いて、最終結論(米本氏を評価する結論)に至る理論展開

まず、はじめに、訳の問題について、書きたい。問題となるのは、次の部分である。

原文    These reports could not be independently confirmed, 
大使館訳  こうした報告を独自に確認することはできなかった
藤倉氏訳  これらの報告については統一協会から独立した根拠により確認することは出来ず

大使館訳では、「独自に確認することはできなかった」と、しているところを、藤倉訳では、「独自に」が、「統一協会から独立した根拠により」と、増幅されている。大使館訳は http://japanese.japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20101117-77.html で読むことができる。


●could not be independently confirmedの使われ方

問題となる箇所はcould not be independently confirmed の部分である。

藤倉訳を考察するため、could not be independently confirmed という表現が使われている実際の場面をいくつか紹介したい。国際情勢等のニュースでは、案外頻繁に使用される表現である。少々長くなるかもしれないが、三つほど、サンプルを紹介したい。

最初のサンプルは、ビンラディン後のアルカイダについての記事。(2011-05-06)
二番目は、リビア情勢を報じたもの。(2011-05-10)
三番目は、アメリカ国務省の北朝鮮についての宗教の自由報告書 (2010-11-17)

★アルカイダ関連の記事
http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20110506062214AA1q7AM

以下カラー部分が引用とその日本語訳
(下線、太字は、管理人による)
Al Qaeda Confirms Bin Laden's Death on Islamist Websites
Published May 06, 2011 | Associated Press

CAIRO -- Al Qaeda on Friday confirmed the killing of Usama bin Laden and warned of retaliation, saying Americans' "happiness will turn to sadness."
The confirmation came in an Internet statement posted on militant websites, signed by "the general leadership" of Al Qaeda. The announcement opens the way for the group to name a successor to bin Laden. His deputy Ayman al-Zawahri is now the most prominent figure in the group and is a very likely contender to take his place.

The statement, dated May 3, was the first by the terror network since bin Laden was killed Monday by U.S. commandos in a raid on his hideout in Abbottabad, Pakistan. The statement's authenticity could not be independently confirmed, but it was posted on websites where the group traditionally puts out its messages.


(日本語訳=管理人による)
2011年5月6日 AP
アルカイダ指導者の署名付のインターネット文書が、武装勢力のウェブサイトで公開された。その文書は「グループの将来のため、ビンラディンの後継者を指名する道を開くものである。ビンラディン副官ザワヒリが、今や、グループ内では最も影響力のある人物であり、ビンラディンの後を継ぐ、最も優位な後継者候補である。」と発表した。

5月3日付けのその声明は、ビンラディンの殺害後、そのテロ組織による最初の声明だった。その声明の真正性は独自に確認出来なかったが、そのグループが、通常、メッセージを載せるそのウェブサイトにアップされた。


ここで取り上げたいのは、上記下線部分である。 
The statement's authenticity could not be independently confirmed
(その声明の真正性は独自に確認出来なかった)

The statement とはアルカイダの指導者が、「副官ズワヒリが、有力後継者候補」と報じた声明のこと、Authenticity は 真偽とか正しさという意味。そして、その声明の真正性は、「独自に確認できなかった」のである。

アルカイダのリーダー達がどこかで記者会見を開いて、「その内容は真実です。」と、いくら発言しても、確証にはならない。ズワヒリ自身が「私が次期リーダー」と映像を振りまいても、疑う余地は十分にある。なぜなら、当事者本人が、そう言っているだけのことだから。

その確認のためには、アルカイダとは、関係のない第三者的機関(アルカイダから独立した機関からの根拠)、たとえば、アメリカやイギリスの諜報機関が、ズワヒリ氏から各機関に指示が出ている等の証拠が必要である。パキスタン政府からの情報でも、アフガニスタン政府からの根拠でもいい。少なくとも、ウェブで情報を発した当事者を除いた組織、人々から出された根拠が必要となる。

もし、その記事を書いた人が、そのような確証がまだないと判断すれば、たとえ、95%間違いない事だと思ったとしても、「独自には確認できなかった」という、一節を挿入しておくのだろう。

だからと言って、次の英語を、こう訳したらどうだろうか?
The statement's authenticity could not be independently confirmed 
その声明の真正性は、アルカイダから独立した根拠により確認出来なかった

原文にない余計な言葉が多すぎである。

independently が「アルカイダから独立した根拠により」となっている。声明の真正性は、アルカイダ自体によっては確認は取れないのは分ってる。「わざわざ、そんな事を言ってもらわなくてもいいよ、しかも原文にはない事を。」っていう感じである。余計なお世話的な日本語訳である。余計なお世話だけなら、誰も、迷惑を被ることはない。

しかし、もし、その訳が、次の結論につながる重要な要件であったり、人や人の文書を非難するために使われるなら話は別だ。このような場合、訳は、厳密に、原文以上でもなく、原文以下でもなく、原文に忠実に行われるべきである。その声明の真正性は独自に確認はできなかったと、シンプルに訳せば、事は足りる事である。厳密に見れば、上記訳で  独自に を アルカイダから独立した根拠により としたならば、原文に対して忠実ではない。

★リビヤ関連の記事
http://www.realclearworld.com/news/reuters/international/2011/May/10/libyan_government_bombards_residential_area__rebels.html

次の例は、Libya情勢のニュースからである。引用部分と日本語訳はカラー。下線、太字は管理人による。
May 10, 2011
South of Misrata, fresh battles erupted in Souk al Arab and at al-Ghiran near the city's airport, a rebel spokesman said.
"The revolutionaries (rebels) entered the area of Souk al Arab ... Fighting is taking place there now," said rebel spokesman Belkacem from Misrata. His comments could not be independently confirmed.

(日本語訳=管理人)  
2011年5月10日
反政府勢力のスポークスマンのベルカセム氏はミスラタから「ミスラタの南部、空港近くのSouk al Arabと、at al-Ghiranで、衝突が起きた。反政府勢力は、Souk al Arab地区に進入していった。」と伝えた。彼のコメントは、独自に確認出来なかった



戦争状態の地域に、記者が入っていくことができなかったのだろう。反政府勢力のスポークスマンの言った事を伝えている報道である。その記事を書いた記者が、断定できる十分な証拠を持ち合わせていないため、「独自に確認出来なかった」と記事に加えた。

もし、誰かが、「彼のコメントは、反政府勢力から独立した根拠により確認できなかった」と、日本語に訳したとする。

もし、原文に、His comments could not be confirmed by the independent sources outside of the rebels. とでもあれば、そう訳せるだろうが、残念ながら、原文にはない。原文にないものを付け加えたものは、残念ながら、正確な訳ではない。もし、何かを付け加えたいなら、いったん、訳をして、その後に、意味の解釈を付けるべきである。

★アメリカ国務省の北朝鮮レポート
http://www.state.gov/g/drl/rls/irf/2010/148874.htm

最後の例は、アメリカの国務省の、2010年版宗教の自由報告書の北朝鮮についての部分からである。

Democratic People's Republic of Korea
November 17, 2010
In June 2009 South Korean activists reported that Ri Hyon Ok was publicly executed for distributing Bibles in the city of Ryongchon near the Chinese border. She allegedly was accused of spying and organizing dissidents. These claims could not be independently verified.

(日本語訳=管理人)
2010年11月17日
2009年6月、韓国の活動家は、Ri Hyon Okが中国国境沿いのRyongchon市で、聖書を配布したことにより、公開処刑されたと報告した。彼女はスパイと反政府活動家を組織した容疑だと伝えられている。これらの主張は、独自に検証できなかった


confirmed の替わりに verified となっているが、ほぼ似たような使い方である。この文書は、アメリカ国務省の作成である。何しろ、北朝鮮内部での出来事であり、担当官が調査しようにも、現地に入ることが出来ない。原文通り、「独自に検証出来なかった。」と訳せば、最も原文に忠実であり、シンプル、中立的、公平、そして正確である。わざわざ、「これらの主張は、韓国の活動家から独立した根拠により検証出来なかった。」などと、いう必要は全くない。


●カルト新聞内でのcould not be independently confirmedの扱い方

さて、今度は、この記事のメイントピックであるカルト新聞から、もう一度、引用する。

(1) 国務省レポートの原文 (下線、太字は私による)
However the Unification Church reported five members were abducted during the reporting period. These reports could not be independently confirmed, and some nongovernmental organizations (NGOs) have accused the Unification Church of exaggerating or fabricating these reports.

(2) 藤倉氏の日本語訳(下線、太字は私による
統一協会は、当報告書の対象期間中に5人の信者が拉致されたと報告している。しかしながら、これらの報告については 統一協会から独立した根拠により 確認することは出来ず、幾つかのNGO団体は、これらの報告は、統一協会が誇張し、あるいは、ねつ造したものであると非難している。

(3) 藤倉氏の日本語訳から導き出された結論
米本氏は「反統一教会陣営による信者の拉致・監禁」を告発した『我らの不快な隣人』の著者だか、その偏った取材姿勢など様々な問題点が度々指摘されており、拉致監禁問題を「国別人権報告書」で取り上げた米国務省からも「統一教会から独立した情報源」とは認められなかった人物である


藤倉氏は、「could not be independently confirmed」 を 「統一協会から独立した根拠により確認することは出来ず」 と訳した。「Independently」 が 「統一協会から独立した根拠」となってしまっている。

「統一協会が~と報告した」のだから、その事実関係を確認するためには、「統一協会から独立した根拠」によって確認されないといけない。当たり前のことである。当たり前のことを、そして、わざわざ原文にない言葉を使って説明している。余計なお世話である。


●カルト新聞は、なぜ、そう訳すのか?

では、なぜカルト新聞では、原文で使われていない言葉を使って訳した(意訳した)のか?なぜ、大使館訳を使わず、「統一協会から独立した根拠により」という一節を加えて、余計なお世話的な訳をしたのだろうか?

それは、その藤倉訳を使い、次の結論に行くためである。藤倉氏の「米本氏は、国務省からも、統一協会から独立した情報源とは認められなかった人物である」という結論に強引に、あたかも客観的な印象を与えつつ導くためである。


●藤倉論理への疑問

しかし、たとえ、藤倉氏の訳を使っても、その結論に到達できないのである。

「統一協会から独立した根拠」って何だろう? 「統一協会、または、その関連組織以外の団体、個人から出てきた根拠」ということだろう。国務省は、統一協会の報告の事実関係を確認するために、誰に会って、そしてどのように調査をしたかは書いていない。もし、私が調査官であれば、拉致されたという本人、拉致したという両親・親族そして、脱会説得の牧師やプロの脱会屋、その拉致事件を目撃した人、拉致されたアパートの隣人等、その事件に直接に関わった人たちに会いたいだろう。そして、関連しているジャーナリストや人権活動家、統一協会に反対している団体、拉致監禁を推進している団体にまでコンタクトし確認するだろう。これらの団体、人々(拉致された本人を除く)は、「統一協会から独立した団体・人々」である。

たとえ、担当官が、拉致した両親、牧師に会おうとしても、会ってくれるだろうか? 国務省の担当官が情報収集しようとしても、事件の当事者から話を聞けなかったということもあり得る。(私は、2011年4月に岡山県倉敷市の保護説得高山牧師を訪問したが、保護説得の話を聞くことは出来なかった。)

たとえ、藤倉訳の「統一協会から独立した根拠により確認出来なかった」を採用しても、どうして、「米本氏は、国務省からも、統一協会から独立した情報源とは認められなかった人物である」という結論へとつながるのか、私は全く理解できない。

もし、藤倉氏が、国務省の調査の過程、方法、報告書にまとめるまでの様子を、詳細、またはその一部でも知っているのなら、是非教えて欲しい。彼の飛躍した論理も、もう少し納得がいくかもしれない。今のままでは、たとえ彼の訳を使っても、米本氏に関する結論は出て来ない。


●ある決定的事実

そして、さらに、もう一つ、決定的なことがある。米本氏によれば、「国務省でのヒアリングでは、5名の拉致については、聞かれてもいないし、話してもいない。」と、言っている。そうなら、国務省の「独自には確認出来なかった」(藤倉訳:統一協会から独立した根拠により確認できなかった)というのは、米本氏の根拠によるものではないということである。藤倉氏の「米本氏は米国務省からも『統一教会から独立した情報源』とは認められなかった人物である。」とのコメントは間違っており、米本氏の名誉を毀損しているということである。

名誉毀損裁判になれば、藤倉氏は苦しい闘いになるのではないだろうか?


●藤倉氏訳の間違い

もし、原文に These reports could not be confirmed by the independent sources outside of the Unification Church. とあれば、彼の訳は、原文に忠実であり正確である。しかし、原文には、そんなことは言っていない。原文には、These reports could not be independently confirmed. とあるだけである。大使館訳の「独自に確認出来なかった」が、もっとも原文に忠実で正確な訳である。

藤倉氏の記事が、国務省の宗教の自由報告書を紹介する記事であれば、藤倉氏の意訳も許されるかもしれない。しかし、藤倉氏の記事は、ある結論に到達するため、国務省の記事を利用しているだけで、原文に使われていない言葉を加えて、あるいは自らの解釈を加えて訳している。これは悪質である。もし、それが、次の結論に至る根拠になるものであれば、原文以上でもなく、以下でもなく、原文に忠実に訳されるべきである。意図ある意訳は誤訳である

もし、藤倉氏が解釈を加えたいなら、いったん、正確に訳した上で、どこまでが訳で、どこからが解釈を明確に示して、説明を加えればいいことである。これをしていない藤倉訳は、「意図ある意訳」と見なされても仕方ない。


●アメリカ国務省の拉致監禁問題についての扱い

拉致監禁推進派の人々の中には、「アメリカ国務省報告書は、『日本の拉致監禁問題は統一教会の一方的な主張である』とみなしている。」と主張している人々がいる。アメリカ国務省の報告書を用いて、そうではない事を、証明しておきたい。

次に紹介するのは(カラー部分)、国務省宗教の自由報告書の2009年版と2010年版から一段落づつ取ったものである。どちらも、12年以上監禁された後藤徹氏の事件についての記載である。まず、2009年版から。

(2009年国務省による宗教の自由報告書から)
The Unification Church reports that on February 10, 2008 an adult member of the Church who had been held against his will by his family members for over 12 years was released and went to Unification Church headquarters. The Unification Church alleges no one has yet been charged and an investigation has not been conducted as of the end of the reporting period.

(日本語訳=管理人)
統一教会は、成人している教会メンバーが彼の意志に反して彼の家族により12年にわたり監禁され、釈放後、2008年2月10日に統一教会本部に戻ってきたと報告した。統一教会は、誰も起訴されていないし、このレポート期間の最後の時点で、調査も行われていないと主張している。


2009年版では、「統一教会が、こう報告した。 統一教会が、こう主張している。」という形を取っている。統一教会の主張を掲載しているだけである。では、その一年後の、2010年版では、どうなっているか?

(2010年国務省による宗教の自由報告書から)
In 2008 an adult member of the Unification Church was released after reportedly being held against his will by family members and a professional deprogrammer for over 12 years. Prosecutors did not pursue the case citing insufficient evidence. The case was on appeal at the end of the reporting period.

(日本語訳=アメリカ大使館)
家族と専門のディプログラマーにより、自らの意思に反して12年以上にわたり拘束されていたとする統一教会の成人会員は、2008年に解放された。検察は、証拠不十分で本件を不起訴とした。本年の報告期間終了時点で、本件について不服申し立てが行われていた。


2010年版では、「誰それが報告した/主張した」という表現ではなくて、「解放された」「不起訴となった」等、断定表現である。国務省は、独自の調査で、「解放された」という事実を十分な根拠をもって断定出来たのだろう。断定出来た時には、These reports were independently confirmed. (これらの報告は、独自に確認出来た。藤倉氏的な意訳なら、これらの報告は、統一協会から独立した根拠により確認出来た となる。)のような但し書きは必要ない。国務省は、その資料を、手元に持っておけば良いだけの事である。

明らかに、2009年版と2010年版では、表現方法が違う。2009年は伝聞情報のみ。2010年は断定表現である。では、この違いは何であろうか?その一年の間に、国務省が、独自に確認できたからである。藤倉訳を使えば、「統一教会から独立した根拠により確認出来た」のである。つまり、国務省は、この期間、拉致監禁問題について、統一教会の一方的な主張とは考えず、重大な宗教の自由侵害問題、人権問題として、継続して関心を寄せ、調査を行ったということである。


●私だって、藤倉訳のような意訳はできるよ

もし、私が、上記の2010年の報告書を次のように訳(意訳)したらどうだろうか?

統一教会から独立した根拠により確認出来たことであるが、家族と専門のディプログラマーにより、自らの意思に反して12年以上にわたり拘束されていたとする統一教会の成人会員が、2008年に解放された。

自分でも、すばらしい意訳であると思う。

しかし、拉致監禁容認の人々は私の訳をどう言うだろうか?「誤訳である。明らかに間違っている。原文を正しく理解していない。原文には、そんな言葉はない。あいつは、都合のいいように訳す信頼できない奴だ。能力のない奴だ。」等々、非難してくるだろう。

しかし、私はそんな訳はしない。藤倉訳のまねをしただけである。私は、常に原文に忠実に訳している。少なくとも、そのように努力している。私のこれまでのブログの訳を読めば分ることである。


●訳したのは誰?

誰が藤倉訳をしたのか? 私は、藤倉氏自身がその訳をしたとは思えない。もし、藤倉氏が訳したのなら、出典を間違えるようなことはしない。私は、その報告書が発表された3日後に、英語から日本語に訳したものを、自分のブログで掲載した。自分で訳したから、その原文が国務省の何の報告書にあるのかは、覚えようとしなくても、覚えている。http://humanrightslink.seesaa.net/article/170031701.html 

あと、藤倉氏には申し訳ないけれども、カルト新聞の彼の記事を読んで、藤倉氏がそのような訳が出来そうな知的・論理的センスを感じない。

藤倉訳をした人は他にいるというのが私の推測である。その訳者は、「independently」 を「統一協会から独立した根拠により」と意訳すことのできる程、英語に関しては、かなり優秀な人とみる。決してお世辞ではない。(もし追求されれば、「背後関係を含めた意訳である。」と逃げ道まで残している。)

もし、藤倉訳の訳者が、この記事を読んでいて下されば、私はすごく嬉しい。そして、たとえ、立場は違ったとしても、私は、あなたのお友達になって、お酒でも一緒に飲みながら、英語談義でもしたい気持ちである。倉敷の高山牧師には「お話しできません。お帰り下さい。」と言われてしまった。そんな話も聞いて欲しい。


 

-追記:yoshiさんのこと-

 yoshiさんは年に1回、岡山の実家に戻るという。
 この春、帰郷されたときに、日比谷公園でのんびり話すことができた。
 東京駅で待ち合わせたが、ブログの印象からは、度の強いメガネをかけたインテリ風をイメージしていた。だが、長髪をポニーテールで結んだ70年代のヒッピースタイル。大いに戸惑った。しかも、70年代の、いまにも東尋坊に飛び込みそうな、暗くて哲学的なそれではなく、日焼けした健康的な感じ。それにも面食らった。

 日本には里帰りのときだけでなく、「実は、吉田拓郎の大ファンなんですよ。拓郎のおっかけをやっていまして、彼がライブをするときには日本に戻るんです」と、屈託なく笑う。

 在オーストラリアの日本人会・テニス部会の部長を務め、最近ではギターを習得中。きわめてエネルギッシュで行動的な人である。yoshiさんのブログで、すでに報告されているが、春に戻ったときには、後藤さんが閉じ込められていた荻窪のマンションから渋谷・松濤の統一教会本部まで、後藤さんがたどった道を同じように歩いている。

 大いに遊び、大いに勉強し、わからないことはきちんと調べる。生き方としてとても刺激を受けた。

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コメント

藤倉さんが哀れに見える

Yoshiさんの原稿、素晴らしいです。藤倉さん、訳してもらった文章を鵜呑みにしないで、第三者の翻訳家にチェックしてもらったらよかったのにね。自分で原語を理解できない編集マンは、たいていそういうダブルチェックはするものだと思いますがねえ~。

いずれにせよ、藤倉さんの定義によれば「やや日刊カルト新聞は『デマ翻訳』に基づいて米本さんを中傷した」ということになるんでしょうか。デマ翻訳についての藤倉コメントを求む!

ノボリーキさんに同感!!

藤倉定義=ワイドショー的で何の根拠もなく、説得力が欠けてますものね。

「意図ある意訳」と「意図ある報道」

「意図ある意訳」の問題から離れたくないが、「ややカルト」の最新記事がなぜこうもおかしな記事になっているのかと考えるうちに、「意図ある~」で大変共通していると思ったので投稿することにした。

「ややカルト」の最新記事を見ると、宇佐美氏の裁判のことが報じられている。そして記事を読んでいると、おかしなことに気がついた。訴えた人はAさんとなっている。訴えられた人は宇佐美氏。訴えた人は仮名なのに、訴えられた人は実名。このアンバランスは何なのだ。

そして、写真を見てさらに驚き、目が点になった。Aさんのマスキングは、顔を丸々隠しているのに、宇佐美さんのほうは目の部分だけで、この隠し方では、町ですれ違ってもこの人だとわかるだろう。この差は何なんだ。報道倫理から見れば、両者を同じ扱いにしなければならないのに、方や実名報道でマスキングはしていないも同然の状態、方や訴えたほうなのだが仮名で、顔もまるっきり隠す。つらつら考えているうちに、ふと思い浮かんだことがあった。それが「意図」なのだ。

そういえば「ややカルト」は最近全国弁連の機関紙に成り下がっている。全国弁連は統一教会つぶしに躍起となっているが、その首魁である山口広弁護士が、宮村弁護に全力を傾けている。宇佐美氏の元婚約者は宮村が脱会説得をした。宇佐美氏が後藤氏提訴の裁判に、後藤氏側の証人として立てば、後藤氏にはかなりの有力な証言が得られるだろう。山口広弁護士がAさんの代理人となって、宇佐美氏を告訴したその「意図」は、その筋をつぶすためではないかと思っている。

山口弁護士はまた菅野恵理子さんの元婚約者NK氏の代理人として拉致監禁被害者の会や拉致監禁をなくす会、そして米本氏に記事削除を求める通知書を送っているが、これもまた宮村裁判がらみとも見ることができる。菅野さんが何らかの形で、証人に立つ可能性をつぶすためである。そして今回の宇佐美氏「ストーカー」冤罪告訴。すべてが宮村裁判で勝つための、人権無視の鬼のような所業である、と見ることができる。

この山口広弁護士を首魁とする全国弁連の機関紙と成り下がった「ややカルト」が、米本つぶしに走ったのが今回の一連の「意図的報道」ではないかと見られる。そう解釈すればすべてが通じる。最新の報道もまたその「意図」のなせるものではないか。藤倉氏は、その「意図」に意気を感じているのかもしれないが、あまりにもその「意図」が前面に出すぎる記事は、読者は引け引けムードになるものである。そのことに気がついていないのか。いや、気がついているのかもしれない。もう、不特定多数の人は読まなくていい、「機関紙」でいいや、とジャーナリスト人生をあきらめているのかも。

ちなみに

今回米本さんの写真にもマスキングはかけませんので、町で会えば一発でわかりますね^^

ekiさん

>今回米本さんの写真にもマスキングはかけませんので、町で会えば一発でわかりますね^^

要するに、相手を叩くという「意図」のもとにやることなんだから、叩かれる相手(米本さんや宇佐美さんのこと)の人権なんて、無視無視……とおっしゃりたいのかな。

再三再四の忠告

 コメント投稿はブログのテーマに合ったものにしてください。
 そうでないものは、博物館行きです。

藤倉のお坊っちゃまは無敵の情強マン

YOSHIさん
>藤倉氏には申し訳ないけれども、カルト新聞の彼の記事を読んで、藤倉氏がそのような訳が出来そうな知的・論理的センスを感じない。

ノボリーキさん
>藤倉さんが哀れに見える。

 まあッ!、藤倉のお坊ちゃまに、なんと、し、しっ、失礼なッ。(ブルル
 お坊ちゃま、嗚呼、おいたわしやおいたわしや。(シクシク

 あんたたちィ、藤倉お坊っちゃまは優秀なんでございますからねッ。アジュマはよ~く知ってるざんすよッ。

 でも、今回だけはお坊っちゃまにも悪いところがございましたワ。

 お父上がよくおっしゃっていたでしょッ。
「知ったかぶりで、専門外のことに口を出すと、火傷する」ぅッて。

 苦手な英語を、辞書ひきながら、訳されたのがまずかったのですヨ。
could not be independently confirmedを訳すなんて、まだ早すぎッ。
「ジャック&ベティ」から始めなきゃあ。

 今度、アジュマが英語を教えて・・、アリャ、アジャマァ~、あたしは韓国語と日本語と片言の大阪弁しかわからへんわッ。
 ああ、そうだ。家庭教師には彼女がいいかもォ~。
ここにhttp://antihogosettoku.blog111.fc2.com/登場するyuriko bohle、ユリコ姉サマねッ。ちょっと頭が硬そうで、ボキャも貧弱そッ~。でも、伝統あるアメリカン食口ですからねッ。(まぁ、所詮、子女国ですけどぉ~~)

 えっ、な~に、大きな声で言ってちょうだい。
 お坊っちゃまの専門は何かッて。突っ込むわねェ~。

 そっ、そりゃあ、あれでございますよヨ。

 米オッパにはない「畳強」じゃなかった、「情強」ですワ。
 藤倉のお坊っちゃまがキーボートに向ったら、そりゃあ、機関銃のように、米オッパがいうロジックとエビデンスなしの情報を片っ端から集めて、記事にし、敵を粉砕する能力ですワッ。

 どうだッ、参ったか。

頑張れ!ニッポン、頑張れ!東北、頑張ろう!藤倉のお坊ちゃん。

「could not be independently confirmed」なんて、ぶっ潰せ。

実に興味深い話

 アメリカ国務省報告の大使館訳では、次のように書かれていた。

統一教会は、本年の報告期間中に5人の会員が拉致されたと報告した。こうした報告を独自に確認することはできなかった。


 私はhttp://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-262.html#moreで、次のように書いた。

統一教会が「拉致監禁による宗教迫害を受けている」という訴えを、アメリカ国務省に提起しているとは聞いていたが、「5人の信者が」と具体的に訴えていたことは、藤倉氏の記事で初めて知った次第である。
 統一教会員の拉致監禁事件に詳しいと自負しているが、「当報告書の対象機関中に拉致された5人」の信者が誰なのか、正直言って今でも分からない。統一教会に聞けばわかるだろうが・・・。


 それで、問い合わせてみた。

「国務省への報告期間である2009年7月から2010年6月までの間に監禁されたと私たちが認識している人は以下の7人」だが、国務省が報告している5人がこのうちの誰かはわからない。
 少なくとも、5人が国務省の担当官からヒアリング調査を受けたことはない。


 なんなのさぁ!?
 まるで「あんた、あの子のなんなのさあ」のセリフが浮かんできた。

 これが事実だとすれば、国務省報告はこう書かれるべきだったと思う。

統一教会は、本年の報告期間中に5人の会員が拉致されたと報告した。こうした報告を独自に確認することはしなかった。

 俄然、やる気が出てきた。国務省の役人サラリーマンに、証拠をもとに、説明することにしたい!

藤倉さん

面白い展開になっておりますね。


翻訳したのは誰なのか早く答えてくださいな。

aki さん、投稿感謝です。

 ヒサビの投稿、感謝です。

 アジュマさんの長文・揶揄文体とは一味違って、アンチ統一の立場からの蜂の一刺し。
 なぜか統一さんの人気も高く、それだけにこのところ投稿がないことを、寂しく思っていました。

藤倉さん:>翻訳したのは誰なのか早く答えてくださいな。

 ほんとうにそうですねえ。
 後藤裁判の第1回傍聴には参加していたか否かなんてどうでもいいことにはコメントしてくるのに、重要なこと-今回の場合は誰が翻訳したのか-には、一切口をつぐんでしまう。

 統一“カルト”と反統一・監禁“カルト”とは、本当によく似ています。

 平気で嘘をつくのは一部の盲信的な統一さんですが、それに輪をかけるほどの嘘を、平気で恥ずかしげもなく、述べるのは反統一・監禁諸派のみなさん。

 次回から、反統一さんの「嘘の見本市」を展示しますので、請うご期待です。

 お時間があるときに、また一刺ししていただけば、うれしい限りです。

(追記)宮村裁判の傍聴記はとても面白いです。http://antihogosettoku.blog111.fc2.com/blog-entry-21.html

傍聴記

読ませていただきました。
大変興味深い「傍聴記」でございました。

コメント欄のほうもおもしろうございました。

主筆様はバカ丸出し

 yoshiさんのブログ「統一教会 拉致監禁 人権侵害 宗教の自由 英語記事の日本語訳」に載った
<意図ある意訳は誤訳である:「やや日刊カルト新聞」を評す>
 を転載したが、追記が載ったので、それを紹介しておく。

http://humanrightslink.seesaa.net/article/201554068.html

 追記といっても、カルト新聞のコメント欄を紹介しただけだが、これがなかなか笑える。
 yoshiさんのコメントに、藤倉主筆様はこう回答しているのだ。

>はいはい。そんな主張は、米本和広氏の言説同様、妄想にすぎません。

 では、yoshiさんはどんな主張をしたのか。

私の論考文で主張した事は次の2点です。
1. 藤倉訳は意図的であり、間違っている。
2. アメリカ国務省は、拉致監禁に重大な関心を寄せ、事実として取り上げている。


 主張というより、yoshiさんは事実を指摘しているだけである。論考の大半は、「藤倉翻訳が間違っている」と、実に丁寧かつ論理的な説明に割かれている。

 いわば、英語の先生が間違った和訳をした生徒に、「君の訳は正しくない」と教えているのと同じである。

 それに対して、ムッとした生徒が「先生の指摘は妄想ですよ」と発言したら、どうなるだろうか。
 先生はまるで地球外生物でも見るかのように、ポカ~ンと、あんぐり口をあける。
 クラスは爆笑の渦。しかし、すぐに教室は静まり返り、クラスメートはまじまじとその生徒を見つめ、
<あいつ、頭がおかしくなったのか。先生はすぐに保健室の先生に連絡したほうがいいじゃないのかなあ>
 
 藤倉生徒は、自分の間違いを指摘されると、数学の先生だろうが、国語の先生だろうが、「それは先生の妄想ですよ」と連発する。
 バカ丸出しというより、保健室の先生に診てもらったほうがいいかもしれない。合掌

米国国務省:2011年 国際宗教自由報告書

お知らせです。

 7月30日正午(現地時間)、アメリカ国務省が2011年度版・国際宗教の自由報告書を発表しました。

 それを、オーストラリアのYoshiさんが訳文に解説を加えてブログにアップしました。
http://humanrightslink.seesaa.net/article/284948839.html

「maintained」「insisted」「reported」の違いが説明してあり、今回の報告書の意義を知ることができます。

 なお、2010年度報告はこのブログ記事に書かれていますので、比較して読んでみてください。

大使館訳

先日発表された「信仰の自由に関する国際報告書」の日本語訳がアメリカ大使館HPに掲載
されています。

信仰の自由に関する国際報告書(2011年版)―日本に関する部分
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20120730-01.html

大使館訳では
maintain(断定する)もassert(強く主張する)も単に’主張する’と訳されています。

以下、アメリカ大使館サイトから引用

ディプログラマーが家族と協力して、統一教会の会員およびその他の少数派宗教団体の信者を数年間にわたり拉致してきたとの報告があった。報告件数は1990年代以降、大幅に減少したが、非政府組織(NGO)の「国境なき人権」が12月に公表した調査は、統一教会会員の拉致とディプログラミングが継続して発生していると主張した。しかし、統一教会が報告を誇張あるいは捏造(ねつぞう)したと非難するNGOもあった。統一教会は、2011年に同教会の会員が拉致された事例を2件、拉致された疑いがある事例を3件報告した。同教会によると、拉致された会員のうち1人は5カ月間の監禁の後に脱出し、もう1人は3週間後に解放された。統一教会関係者が拉致されたと疑っている3人は全員、同教会を脱会した。2010年末時点でまだ監禁状態にあったと報告されていた別の2人の会員は、同教会を脱会した。統一教会はまた、日本全国の大学で行われたカルト防止ワークショップおよび運動が、同教会の関連団体に近づかないよう学生に呼びかけており、同教会の会員である学生にとっては厳しいキャンパス環境が生まれる一因となったと主張した。

Re: 大使館訳

 秀さん、情報ありがとうございました。

 アメリカ国務省へのロビー活動は、統一さんも拉致監禁さんも、けっこうやっていたと聞いていました。

 拉致監禁諸派のメンバーは、紀藤正樹弁護士&山口貴士弁護士&立正大学の西田公昭先生。結果はアウトだった、ほんとうにご苦労さまでした。 両者のロビー活動にどんな違いがあったのかと想像します。

 それは一つには語学力の差です。反統一さんで語学力ありそうなのは、山口貴士さんだけ。なにしろ彼は帰国子女なんだから。西田さんもアメリカ留学をしているからそこそこの語学力があると思うけど、おそらく日常会話には不自由しないといったレベルなのでは。

 もう一つのほうが決定的なのですが、真実をどこまで国務省に伝えることができたのか。
「拉致監禁なんて,統一さんによる都市伝説だ」
「拉致監禁は、これこれ具体的にあったんだ」

 まあ、クリントンさんたちは「拉致監禁あり」と判断したのだ。


 ところで、この一文は気に喰わない。
統一教会が報告を誇張あるいは捏造(ねつぞう)したと非難するNGOもあった

NGO!?

 このNGO?
 このNGOの代表的メンバーは山口貴士君。彼は、後藤裁判で、「拉致監禁はなかった」と主張している人物だ。どうして、このことを国務省は考慮しないのか。アホ役人なのか。

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