騙されるな!原発事故・放射能汚染のレトリック 

一筆一論(13)


ブログ再開にあたって

 東日本・関東大震災から9日が過ぎましたが、被災地の窮状はほんの少しばかり改善されたものの、原発事故に加え、新たな2次的被害も次々と発生し、言葉もありません。
 死者は2万人近くなると13日のコメント欄で書きましたが、すでに確定数で2万人を超えてしまいました。
 釜石市(人口3万9000人)の行方不明者の推計が発表されていませんが、5000人とすれば、死者は5万人前後になるのではないかと思われます。

 深い哀悼の意をただただ捧げるしかありません。

 このブログの読者には岩手・宮城・福島・茨城に住んでいらっしゃる方もいて、ブログどころではありませんが、コメント欄で書いた通り、ブログを再開することにしました。

 昨日は、鬱々とした気分を払拭し、福島県の双葉町が町ごと移転してきたスーパーアリーナに、紙オムツを届けてきました。

 前回のブログ?お知らせで、「勝ち犬の遠吠え」シリーズを始めると書きましたが、その前にこのブログのテーマとは関係ありませんが、 地震関連で、どうしても述べておきたいことを記しておきます。

ただちに健康に影響を与えないというレトリック

 震災から日が経つにつれ、国民の間に怒りの気分もわきつつあり、原発事故について批判的な意見を目にするようになりました。そうした意見と重複しないところで、私見を述べておくことにします。根拠不明な言説と、レトリックについてです。
 拉致監禁問題とも通底するテーマで、{ }内で、そのことに言及しておきました。

 それは、一言でいえば、騙されるな!ということです。

{自然退会者が圧倒的に多いにもかかわらず、統一教会信者を脱会させるには「保護説得」しかないという言説と通じるものがある}

 一番腹立たしいのは、モニタリングのシーベルト数値が示されたあと、既成アカデミズムの研究者たち(テレビによく登場する原発の権威、まあ原発業界のお仲間)が「ただちに健康に影響を与える値ではない」と繰り返し述べる言説です。

 ただちに影響を与える数値とは、7000ミリ・シーベルト=100%死ですから、大学教授が「ただちに」と、のんびりとしゃべっている場合ではありません。

{強制脱会説得者たちの場合、「保護説得が信者への精神に影響を与えた」ことについては、ひたすら沈黙を守っている。
 北海道大学の宗教社会学の櫻井教授は、強制説得者であるパスカル氏のところで、PTSDになった宿谷麻子さんたちから直接訴えを聞いたにもかかわらず、拉致監禁とPTSDとの関係を、何の根拠もなく、否定している}

 
 あとで登場してもらいますが、慶応大学医学部・放射線科の近藤誠ドクターから10年以上も前に聞いた話です。

「私が若い頃、親御さんに頼まれて、お子さんの癌治療にかなりの高い線量の放射線を照射したことがある。そのときには、癌は消えても、20年後に白血病で亡くなると予見していた。実際、20年後に親御さんから子どもは白血病で死んだという報告を受けた」

 放射能の被爆が怖いのは、ただちに、目に見える形で、健康への影響が表れないところにあります。

 政府は「ただちに」という言説を補強するために、「CTスキャン1回分の線量」(実効放射線量は10ミリシーベルト、以下「シーベルト」は略す)という言い回しを行なっています。


CTを使うレトリック

  国民のどの程度かわかりませんが、CT検査を一度は受けたことのある人は少なくないと思います。私も記憶をたどれば、3回は受けています。 つまり、
「みなさん方も、CT検査を受けたことはあるでしょうが、その検査1回分程度と同等か、それ以下ですから、安心してください」
 と、安心感を国民に植えつけたいのでしょう。
 おそらく、パニックを抑えたいためでしょうが、CTを引き合いに出すのは何かの意図があってのことではないにしても、無邪気にCTと比較するところが恐ろしい。なぜなら、結果として、CTは安全、ひいては現在の放射能汚染を軽いという印象を与えているからです。

 ここからが本題ですが、ニュースを聞いていて、思い出したのが『文藝春秋』の昨年11月号の、前出の近藤誠ドクターの「医療の常識を疑え/衝撃レポート・CT検査でがんになる」という論文です。

 この論文によれば、専門家間で発がんリスクに異論がなかったのは100ミリ以上だが、一部の専門家は「100ミリ未満の被ばくで発がんリスクが増加する証明がない」と公言しているとして、近藤ドクターは次のように指摘しています。

「原子力発電所作業従業員が低線量被ばく後に発がんした場合、役所が労災認定しているのです。白血病を発症して1991年に労災認定された方の被ばく線量は、11カ月で40ミリでした」

「最近、発がんリスクの証明度は、格段に上がってきました。原爆被ばく者の経過観察期間が延びるにつれて、発がん死亡数が増加したからです。現在は、10~50ミリという低線量被ばくで発がん死亡が増加するとされています。
他方、15カ国の40万人におよぶ原発作業従事者の調査結果も報告されました。生涯の累積被ばく線量が、平均20ミリ以下でしかないのに、発がん死亡が増加しています」
(近藤氏が引用した文献の紹介は省略する。ぜひ、論文を読んで欲しい)

 今回の事故のことについて、話を戻します。
 3月19日の朝日新聞の記事(13版、29面)の引用です。

「原発から北西に約30キロ離れた浪江町の計測値では(略)、17日午後2時に0・17ミリに上がり、高レベルが続いている。毎時0・15ミリはその場に7時間いれば、一般の人が年間放射線被ばく限度量である1ミリを超える値だ」(マイクロはミリで表記)

 この記事が正しければ、10倍の70時間(まる3日間)浴びれば、CTスキャン検査1回分(10ミリ)の被ばく量(発がんリスクあり)を浴びたのと同じです。

CT検査の危険性

 また、現在の原発事故ニュースでは被ばくと年齢との関係については、ほとんど報道がなされていません。
 近藤論文を引用します。

「なかでも、子どものCTは危険です。子どもは臓器・組織が成長段階にあり、放射線の影響を受けやすいのです。発がんリスクの前掲グラフをもう一度ご覧ください。年齢が低いほど、発がんリスクが高くなっています。成長のため細胞分裂が盛んな小児の臓器・組織は放射線感受性が高いことの外、成人より長く生きることが、発がんリスクを高める原因です」(したがって、80歳以上はリスクが低い)

 子どもはさらに深刻な影響を受けると、次のように指摘しています。
「小児の脳腫瘍患者に放射線治療をすると、認識機能が低下するケースがあることが知られています。それはかなりの高線量をかけた場合のことですが、被ばく時18カ月未満の子どもの研究では、比較的低線量で認知機能が障害される可能性が指摘されています」

 ここまで読まれてきた方は、興味深い構図に気づかれたと思います。まるで地震の原因となったな断層のズレの如く。

 国家は「今回の放射線汚染はCTスキャン1回分だ」として、「ただちに健康は?」と安全を強調する。
 一方、近藤ドクターは「CTスキャンは1回でも発がんリスクが高い」と警鐘を鳴らす。

 近藤ドクターの指摘は具体的で、世界の3分の1のCT装置が日本に集中しており、最新鋭の、撮影時間が短いCT装置(MDCT)が導入されたことによって、必要もないのに気軽に「取りあえずCT検査を」「まずはCT検査を」と、検査・診断が急増しているといいます。

 そして、日本のがんの6?10%は診断被ばくが原因ではないかと分析しています。(04年2月の読売新聞は3・2%と報じている。その2?3倍になったのではと近藤ドクターが推測するのは、CT機器の普及率を根拠に類推したもの)

 なぜ、このようなことが臨床の現場で日常的になったのか。
 それは、臨床医を指導しなければならない「放射線防護の専門家」が勉強不足で、「患者ではなく、医者たちを擁護する専門家に堕落している」からだと、近藤ドクターは見ています。

「日本では、臨床医に対する放射線防護教育が不存在」「日本の医学教育レベルは先進諸国のうちで最も劣っている」とも。

 そして、皮肉をこめて「本稿を読まれた読者は、担当医を凌駕する知識を身につけたはず」と書いています。

 実際、原発事故でテレビに登場する放射線防護の専門家は、「ただちに健康に影響する値ではない」を繰り返しています。

{宗教関係の専門家にとっての研究対象は、入信の過程ばかりか棄教の過程(脱会の過程)もあるはずだが、統一教会信者への強制脱会の過程については無視を決め込んでいる。10数年前まではディプログラミング問題で発言していた島田裕巳氏も例外ではない。
 唯一の例外は、大阪大学の若き研究者の渡辺太氏(宗教社会学)である。彼は、統一教会信者の強制説得についても、不十分ではあるにしても、きちんとフィールドワークし、論文を書いている。感情理論(ハイダーのバランス理論)に基づいた秀逸で説得力あるものであった。
 日本の研究者たちとは対照的に、欧米の専門家たちはディプログラミング(拉致監禁)についての研究論文を多数発表していると聞く}

マスコミの劣化

 枝野官房長官は「牛乳をふつうに1年間飲んでもCTスキャン1回分。ホウレンソウは5分の1だ」と語り、マスコミはCTの発がんリスクに言及することなく、無定見に発言をそのまま流しています。
 微量の放射線を浴びてもOK、牛乳を飲んでもOK、ホウレンソウを食べてもOK、放射線物質が含まれている水道水を飲んでもOK、雨に濡れてもOK。ならば、それらのOKをすべて受け入れた場合、体内に入る放射線量はどのくらいになるのか。こういったことについても、いまだ報道がなされていません。

 近藤論文は数カ月前の新聞広告で大きく取り上げられました。入手しにくいマイナーな専門雑誌ではなく、マスコミ各社の図書館にある『文藝春秋』です。
 それにもかかわらず、目を通そうとしない。あるいは目を通していても、今回の放射能汚染事故と結びつけて考えようとしない。上杉隆さんたちがマスコミの劣化に危機感を抱き、フリーランスの記者クラブの創設に力を注ぐのも理解できます。

{マスコミの宗教担当の記者は、拉致監禁の事実を知っている。それにもかかわらず、何ら言及しようとしない}

 近藤ドクターは、国民が自分の身を守るためには、がん検診のためのCT検査は受けないようにしたほうがいいと提案しています。(CT検査を受けても、がんの死亡率は不変ゆえ)

 政府は、原発の20キロ?30キロ圏は屋内退避を勧告していますが、自分の身を守るために、自分の子どもを守るために、離郷するのは当然の自己防衛策です。4、50キロ圏でも、妊婦や就学前の児童がいる家庭では、避難したほうがいいように思われます。

 アメリカ政府が日本にいる自国民に80キロ圏内から避難するように指示したのは、当初は過剰反応だと思っていましたが、近藤論文を再読して、そうでないことがわかりました。

 今日(3月10日)の東京新聞朝刊に、32年前のスリーマイル島の事故の経験者の話が載っていました。

「スティモスさん宅は圏外だったが、ともかく逃げた。数日後に戻って以降、自宅周辺の動植物に“突然異変”が起きた。巨大なキュウリ、茎が太すぎるタンポポ、尻尾のないネコ、頭が2つの牛・・・。異変は年を重ねるごとに増えていった。(略)『福島の事故を受けアメリカ政府は半径80キロ圏内の在日米国人に避難勧告した。32年後に初めて正しい判断をした』と苦笑い」


誰も責任を負わない

 20年後に白血病になったり、癌になったりしても、「ただちに健康に影響を与える値ではない」を繰り返している原発の専門家、放射線の専門家、大臣をはじめとする政府の要人たちは、そのときには鬼籍の人になっているか、介護老人になっています。つまり、20年後に責任を取る人は誰もいないのです。

{強制説得に関わった人たち(数百人)のほとんどは、10人前後を除いて、今は手を染めていない。しかし、なぜ強制説得をやめたのか、何が問題だったのか、誰一人、発言していない}

 最後に。根拠のない憶測は避けるべきでしょうが、長野・日立・静岡などの地震が今回の巨大地震に誘発されている可能性は否定できない、と地震の専門家は語っています。であれば、東海地震が誘発されると考えても、おかしくありません。
 今や、専門家たちが「想定外」だったとすることは、すべて「想定内」にしなければなりません。
 富士山が爆発するというのは、さすがに眉に唾つけるものですが。

 東海地震が起きた場合、さらなる原発事故が起きます。東海地震巣の真上にある浜岡原発です。社民党福島党首が政府に申し出たように、浜岡原発の操業は停止すべきです。

 もう一つ最後に。今回の地震について天罰だと言ってのけた石原慎太郎に、東京都民は票を投じてはなりません。彼に投票することは、首都圏のためにと福島原発を許容した福島県民(県民の電力は東北電力)を、愚弄する以外の何者でもありません。


このあと、「勝ち犬の遠吠え」を連載しますが、アメリカの専門家の次の指摘、「原発4号機について、地震発生から数日だけで、これほどの量の冷却水が蒸発するのは疑わしい。使用済燃料プールに亀裂が入り、冷却水が漏れている可能性がある。漏えいが事実とすれば放水などによる冷却作業が一層難しくなり、打つ手がない状況に追い込まれる」?が正しければ、放射能汚染はさらに深刻になります。
 そうなったとき、そしてまた新たな放射能が吹き出したとき、社会はこの話題で一色になるでしょう。
 その場合、ブログは再び、中断いたします。

 

-補筆-(3月31日記)

 今日(3月31日)、最新の『週刊文春』(4月7日号)に掲載された近藤さんのインタビュー記事「テレビの放射線専門家はウソばっかり」を読んだ。1頁だから、立ち読みもできる!

 私の視点と同じで(つまり素人が考えてもわかるという意味)、原発事故による放射能汚染はCT一回分程度だから「健康に影響することはない」という言い回しに対する警告だった。
 すなわち、CT一回分は安全ではない。よって今回の放射能汚染あまく見てはいけない。ひいては、この言い回しはCTは安全だと洗脳するものである。

 発売されたばかりなので、多くを引用することはできないが、要点は以下の通りである。

?イギリスの医学誌をもとに計算すれば、被爆量がシーベルト(1000ミリシーベルト)上がると、癌死亡率の相対比が0・97上がるとという結果が出ている。この数値を日本の癌死亡率に当てはめてみると、10ミリシーベルト被爆すれば、癌死亡率は30・3%(日本人の癌死亡率は30%)となり、100ミリの被爆であれば、33%となる。

?この見積もりを、専門家が「わずか0・3%」「わずか3%」と表現することは許されるこのなのか。

?首相官邸のホームページでは、CTスキャンの被爆量を6・9ミリシーベルトとしており、マスコミもそれを吟味することなく援用している。しかし、CT撮影の実効線量は、腹部・骨盤は男性が23ミリ、女性が29ミリである。

?<福島第1原発への放水を行なった東京消防庁ハイパーレスキューの隊長が取材で、「最大に被爆したのがほかの隊員ではなく、自分で良かった」と語った。この隊長の被爆量は27ミリだった>
 ここで近藤さんが言いたいのは、27ミリの被爆は現在の原発事故で、危機感をもって語られている数値ということだ。

?以上のことは、放射線の専門家なら誰でも知っていること。しかし、その危険性を指摘する人は誰もいない。なぜなら、臨床の現場で、CTの被爆量のことをリアリティをもって把握している医者がいないからだ。

(なんというか、つぶやき)
 今日の報道でも、アメリカやフランスなどは放射能汚染の数値(政府がいう「ただちに健康に影響が出る値ではなありません」という数値)に仰天し、原発・放射能に関する専門家および機材を日本に送り始めた。
 その一方で、海外のメディアは「日本人はなんと我慢強い国民」と賞賛(揶揄?)する。
 この落差は一体、なんなんでしょうか。

 私の希望はNHKが解説に頼むのは、東大や阪大の専門家ではなく、海外のアーミーがよろしいのではないか、ということです。日本の知のレベルの低さを目の当たりにしている次第です。
 こんなことになったのは、(歴代の自民党政治家)・(旧通産省の原子力保安院の面々)・(電力会社の役員)・(原子力の専門家と称する学会の親分連中)が銀座、赤坂あたりで飲みすぎた結果なのでしょう。そして、私たちがそれを許した結果なのでしょう。

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コメント

懸念1

米本さん

はじめまして。


『最後に。根拠のない憶測は避けるべきでしょうが、長野・日立・静岡などの地震が今回の巨大地震に誘発されている可能性は否定できない、と地震の専門家は語っています。であれば、東海地震が誘発されると考えても、おかしくありません。
 今や、専門家たちが「想定外」だったとすることは、すべて「想定内」にしなければなりません。
 富士山が爆発するというのは、さすがに眉に唾つけるものですが。』

に誘発されてコメントさせていただきます。

なお、リンクの関係で2回に分けますが、あわせてお読みいただくようにお願い致します。


今回の地震は、海洋プレートが日本の陸地がある大陸プレートにもぐりこむ運動によって大陸プレートが引きずり込まれ、一定程度引きずり込まれると大陸プレートの弾性で元に戻る跳ね上がりが起るのですが、その跳ね上がりによって発生したといわれています(テレビの解説でもいっぱい出ていたようですので、みなさんも知っておられると思いますが)。

では、これがどのような影響を及ぼすかというと、東日本の地盤全体に地盤内の応力歪分布の大幅な変化と、応力と歪の大幅な低下をもたらします(平たく言うと地盤内の力の分布と地盤の形状が変わったということです。分厚い長方形ゴムの両端から力を加えて圧縮させた時、ゴムの中央が膨らみ歪みますが、力が抜けると元に戻るイメージです)。

従って、東日本の陸塊は太平洋側に引張られ沈下します。宮城の牡鹿半島は5.3m東に移動し、1.2mも沈下しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/t10014783641000.html

この東日本の陸塊の動きは、日本全体にも当然ながら大きな影響を及ぼします。

東日本では圧力が抜け、歪が解消された状況ですが、西日本では逆に圧力を増大させ、歪を増大させる方向に働きます。

先ほどのゴムの例をもう一度使うと、今度は横にして、二つ短めのゴムで斜め下方向に押されている状態を思い浮かべてください。

当然斜め下方向に変形しているのですが、その押されている一方が解放されるとどうなるか?

残されている一方の方にも影響を及ぼし、残された一方のゴムの、上に跳ね上がろうとする力は増大します。


勿論こんな単純なことではないのですが(例えば、東日本と西日本の地盤は二つに分かれており(フォッサマグナ)、ここで大幅に力の伝達は減衰されるはずです)、方向としてはそうなります。

今度の東北地震の余震は、東日本の更新された応力歪分布に地盤の状態を合わせるための余震と
この日本全体の応力歪分布の変更に伴う余震の二つに分類されるものと考えられます。

東日本の状態と西日本の状態を繋ぐ当り(中越・静岡)に大きな余震が頻発したのはそのためであろうと考えられます。

なお、現在から考えれば、この前の中越地震は今回とは逆の意味での、ねじれ伝達のための地震であったものと考えられるのではないかと思われ、大きな意味で今回の地震の前震であったのだな・・・と思っています。

従って、今回の地震は東海地震を促進する意味合いはあるとは思います。

もっとも、地中の中の事はあまり判っていませんので、本当にそうかどうかはなんとも言い難い状態ではありますが、方向性としてそうだろうということです。

話は変わりますが、私が心配していることがもう二つあります。二つとも似たようなことなのですが・・・

一つ目は富士山です。3月15日22時35分の地震。この地震は富士山麓の直下で起きています。

http://www.jma.go.jp/jp/quake/20110315223541389-152231.html

震源は、富士山の西南側の富士スカイラインの直下、富士宮市の双子山・西臼塚付近の直下10km地点が震源とされています。

富士山のマグマ溜まりは地下約15km地点とされ、つまりマグマ溜まりの直上付近が震源であったわけです。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/kazan/J/koukai/04/2.pdf
(専門用語がいっぱいのところで一般の方にはよく判らないと思いますが、「5.富士山のマグマだまりはどこにある?」が該当箇所です。)

つまり、今回の地震で富士の火道が開いた可能性も否定できない状態です。

懸念2

(続きです)


勿論、弱部ができた(火道が開いた)からといって、直ちに直接噴火に繋がるおそれがあるというのは飛躍しすぎです。マグマが無ければ噴火しようにも噴火できませんので。

現に、現在の富士山は火山情報は静穏です。

しかしながら、今回の日本全体の地盤の状態の変化からすれば、全く安心かというとそうでもありません。

ものには融点・沸点というものがあります(氷から水に変わる温度点を融点、水から水蒸気に変化する温度点を沸点)。この融点・沸点のよく知られている性質として、圧力状態で上下するという性質があるのですが、このことが意味するのは、同じ温度でも圧力の状態によって、同じものが個体・液体、液体・気体の状態に分かれるという事です。

これもう一歩進めて考えると、減圧を受けると岩石が解ける作用が起きる、という事を意味しており、この作用によってマグマが出来、火山活動がおきることが火山学では良く知られています。このマグマができる過程を「減圧融解」といいます。

ここで、話を戻すと東日本は応力歪が解放され、東日本の地盤の圧力は大幅に抜けた状態です。基本的に、西日本の地盤と繋ぐあたりまでこの影響を受けている可能性があります。

ということは、富士山のマグマだまりにある岩石が減圧融解によって融解し、マグマが発生する危険性があるという事を意味しています。

勿論、この事も即噴火に結びつけるのは短絡的過ぎますが、今後、富士山の動向にも充分気をつける必要があるのではないかと思っています。

なお、東北の動きと富士山の活動は連動している可能性はあり(今話題になっている貞観地震は 貞観11年 富士山の噴火の一つに貞観6年があります。なお東北の地震及び津波は平安時代多く起っており、富士山の活動もその時代活発であったことが知られています)

http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol09_11/vol09_11_p27.pdf

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%99%B4%E7%81%AB%E5%8F%B2

ここらあたりからも、まさかとは思わないで、充分警戒する必要があることを示していると思います(いたずらに騒ぐ必要はありませんが。今は富士山は平穏状態です。変動が起きるとしたら今後であり、今すぐにでも噴火が起きるということではなく、警戒を強める必要はあるというだけですので、ここらは間違わないようにお願い致します)。

また、二つの目の心配ですが、他の火山も活発化するのではないかと心配しています。

日本は打たれた。という意味だと思います。

石原知事の発言は「日本が天罰を受けた。その犠牲になったのが東北の被災者の人達だ。」という意味であり、「被害を受けた人達には天罰が下ったのだ。」という意味ではありません。
さすがに天罰という言葉の響きはよくないし、ふさわしくない言葉だとして撤回していますが。

それでも私は原発は必要だと思っています。
もっともっと安全性を追求していかなければならないのは当然ですが。

私の親戚は日立にいます。電話が通じた時「避難してくださいと勧められているが避難所よりはまだ家のほうが暮らせるので家にいる。」とのこと。
何もかも自然食を食べなければ気のすまない家庭なので、とても避難所では暮らせないのでしょう。
それでも生きるか死ぬかまで追い詰められればそうは言ってられないでしょうが。
玄米を送ってあげようとしましたが、届けられる保障がないのでと郵パックに断られました。
こちらは西日本なので救援物資より義援金のほうがよいとのことなのでそうしました。

「日本は打たれた」と言うタイトルが

とても統一教会食口的ですね、と思いました。

石原都知事の発言については全くその通りの意味合いでしょうが、これから都知事選に出る人の発言としてはお粗末な、と思います。

シーシェパードの代表の詩も問題視されてますが、「己が一番正しい」と信じている人って怖いですね。拉致監禁推進牧師と通じるものがあると思いました。(当然、統一教会の方々も同じですね、己が一番正しいと信じているんですから)


富士山噴火の可能性

 クロさん、初めての投稿、また地震についての説明ありがとうございました。

 富士山の噴火と地震とは、無関係でないことがわかりました。ご教示、感謝です。

 ブログの記事中、「富士山の噴火はまゆつばもの」といった趣旨のことを、調べもせずに書いてしまいましたが、訂正いたします。

 紹介していただいサイトを読めば、今後富士山の噴気活動が始まる可能性があることがわかりました。
 場合によっては、噴火する可能性だって、否定できないことも。

石原慎太郎発言

石原慎太郎の発言は以下の通りです。

「この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。やっぱり天罰だと思う」

 どう好意的に解釈しても、「日本は打たれた」とは読めません。

出典は朝日新聞記事http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000001103220003

この記事でも引用されていますが、石原はこれ以外でも、
「これは僕がいってるんじゃなくて、松井孝典がいってるんだけど、“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です”って。男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって…。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)。まあ、半分は正鵠を射て、半分はブラックユーモアみたいなものだけど、そういう文明ってのは、惑星をあっという間に消滅させてしまうんだよね。」
(文中の松井氏は地球物理学者。松井氏は自分が語っている説とまったく違うことを石原知事はしゃべっていると批判した)
 なお、日弁連はこの発言をした石原に「警告書」を送っている。

「この中に、帰化された人とかね、お父さん、お母さんが帰化されて、そのお子さんって議員さんいますか」
「国会は随分多いんだね、調べてみると。インターネットの情報を見るとね。それぞれ検証しているんでしょうけれど、与党を形成しているいくつかの政党の党首とか、与党の大幹部ってのは、調べてみると多いんですな」

(記者から質問されて事実の根拠を示すことができなかった。そもそも、アメリカ人であれ韓国人であれ、帰化・国籍取得すれば、日本国民となる。選挙権も被選挙権もある)

「中国が北朝鮮を合併することが、一番アメリカにとってもイージーで、一番楽で。まあ、そんな魂胆があるんじゃないかと思いますよ。中国も、それを決して拒否しないでしょう」
(北朝鮮は国連加盟国家)

「今日の東京を見ますと、不法入国した多くの三国人、外国人が非常に凶悪な犯罪を繰り返している。こういう状況で、すごく大きな災害が起きた時には大きな大きな騒擾(そうじょう)事件すらですら想定される」
(唖然、茫然、憤然)


 まあいろいろありすぎて、引用に事欠きません。
 以下のサイトを読んでください。
http://www.geocities.jp/social792/isihara/isihara_kansi.html

発言の全体を見れば、

好意的にみれば日本は打たれたという意味にとれました。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110314/tky11031421540008-n1.htm

しつこいかもしれませんが。

 ブログのテーマから外れるのを自らやっているようで心苦しいのですが、紹介されたサイトの石原発言全文を読んでも、やはり印象は変わりませんでした。
 どんなに、<日本人が反省しなければ「犠牲者たちは浮かばれない」>とエクスキューズしようが。

 ごめんなさい。

 東日本・関東の巨大地震が日本に対する天罰?この感覚がどうにもわかりません。
 オウム信者ならわかるかも。ネット右翼にも通じるような彼らは地球滅亡待望論者でしたから。

 冷静に考えてみればわかると思います。

 カシミールの巨大地震は、パキスタンに対する天罰でしょうか。
 カリフォルニアの巨大地震は、アメリカに対する天罰でしょうか。
 スマトラ沖の巨大地震は、インドネシアに対する天罰でしょうか。
 ニュージーランド地震は、ニュージーランドに対する天罰でしょうか。

 資本主義を我欲と捉えるならば、全世界は我欲に汚染されています。それへの天罰が巨大地震というのでしょうか。それを認めるならば、地球は滅びていいということになります。

 石原は明らかにもうろくしています(とりわけフランスへの旧来的な見方)。また傲慢になっています。

 私が腹立たしく思うのは、石原は4選目を取りやめると発言したとき、こんなことを述べました。

「もう俺は、自分の足で、10階まで登ることができない。体力がないんだから・・・」

 この発言は老人の素直な感想で、好感が持てました。

 しかるに、今回の地震で、都庁のエレベーターの運用は半減させたものの、石原は都知事室に入るためにエレベーターを利用しています。その電源はかつては福島原発でした。

 畢竟、石原発言は居酒屋談義なのです。
「今回の地震はよぉ、日本国・日本人が欲望を追い求めた結果、罰があたったのさ」

 居酒屋談義なら、黙認することができます。しかし、彼は元国会議員であり、都知事であり、そしてまた今回の都知事選に立候補するヤカラなのです。

 元信者のakiさんが「これから都知事選に出る人の発言としてはお粗末な、と思います」と、述べている通りだと思います。実に、まっとうな市民感覚!ではないかと思いました。

この地震は自然災害です

地震が話題になっているので書かせてもらいます。多くの地震は人災の可能性があります。但し、石原都知事のような意味ではなく、地質学的、物理化学的な因果関係から、そのように考えられる疑惑があるのです。地震の本当の原因はまだ謎に包まれていますが、地震と水の因果関係についてはいくつもの証拠があります。地震というのは地殻内部で起こる水素爆発だという説が昔からあります。但し、この説は現在のプレートテクトニクス理論にとって替わられましたが、実はプレート理論自体が破綻しているという証拠がいくつもあります。定説というのはいつも覆されるものです。そのうちにプレート理論による地震の説明は間違っていたというパラダイム転換が起こるのではないでしょうか?そのような信念で新地震学というHPを立ち上げている学者がいます。その方は幸福の科学から選挙に立候補された方ですので、ちょっと疑問をもたれる方もいると思いますが、その説明には非常に説得力があります。よければ一度、立ち寄ってみてください。

石田先生の新地震学のHP
http://www.ailab7.com/Cgi-bin/sunbbs/index.html

地震学者・島村博士のHP
人間が起こした地震
http://shima3.fc2web.com/sekou9701damzisin.htm

PS.石原都知事の発言は確かに誤解を与える発言ですが、おそらく知事の真意は我欲や物欲に囚われた日本人がこの機会に心を改めるべきだと言いたかったのでしょう。そのような真意を汲み取るべき面もあると思います。

但し、万が一にもシックの方がこの地震を別の意味で天罰だったというように解釈することがないように強く望みます。この地震は米本さんが仰るとおり、ごく普通にありうる自然災害だったのです。むしろそのような災害を予測できなかった我々の科学的知識の未熟さこそ反省すべきだと思っております。

かといって地震は神様がいない証拠だとか考えるべきではありませんけど。ことわっておきますが、わたしもシックの一人です。

今回の地震、津波によって生活の基盤を失い、さらには愛する家族も一瞬にして失ってしまった方々の苦しみはどれだけのものか、、、本当に悲しいこの惨事の中、被害者の方々へ迅速なケアが行われるように願うばかりです。

韓国でも毎日ニュースのトップで地震の被害と原発の状況が報道されています。
やはり隣国であるだけに韓国への放射能の影響についてとりあげられていますが、今のところ韓国への影響は心配ないとしています。

でも、日本からの農水産物の輸入を一時とりやめた業者もあると報道していました。

そして正直驚いたのが、被害が起きた後すぐ次の日に「日本の地震津波で被害を受けた人を助けよう」と真っ先に声を上げたのが、従軍慰安婦として人権蹂躙されたおばあさんたちでした。

このおばあさんたちは毎週水曜日、日本大使館の前で日本政府の謝罪を要求するデモをしています。

しかし今回、「歴史の問題は問題として、今はこの大変な被害にあった人たちを助けないといけない」と水曜日のデモを、津波被害者支援のための運動にかえて行われました。

私はこの報道を見た時、人の道としてとても崇高な精神をこのおばあさんたちから感じ、衝撃を受けました。

憎しみの心よりも、家族を失って泣いている人の前に、助けてあげないといけないと思える心。人類愛というのはきっとこういうことだと思います。

今も毎日のように各テレビ局で日本への支援を募る特集番組をしていて、ほんとうに有難いなーと思います。

爆発してひびが入ったり不安要素がある原発は即刻施設を放棄して、コンクリートで固めて放射能が絶対に外に出ないようにし、住民を完全に安全な県に避難させるほうがいいと思います。

もしも今の状態にまた大きな余震なり地震がきて、取り返しのつかない原発事故が起きたらどうするんでしょうか。

今被爆を覚悟で現場で作業している人たちの犠牲の労力を無駄にしないように、完全に今後の安全を保障する方法を日本政府は取らないといけないと思います。


なかよしさんへ

従軍慰安婦の方たちの貴重な情報、ありがとうございました。
私も正直、衝撃を受けました。

日本の特派員は記事を日本に送っているのでしょうか。日本でも絶対に報道されるべきニュースだと思います。

中央日報の日本語版も読んでみます。ともあれ、再び感謝です。

私もしつこいですが。

石原都知事の発言の真意はどこにあったかということでコメントしました。
それ以上でもそれ以下でもありません。

私自身は日本が天罰を受けたとも打たれたとも思ってはいません。
宇宙も地球も動いています。静止しているものなどありません。
地球自体もマグマを中心として動いているわけですから、人間はこの地球上に住んでいる限りあらゆる天災に見舞われることから逃げられません。

しかし人間はそのたびに何かを習得しつつ、より強固により安全に住むことができるようにと進歩を繰り返しています。
そうして自然と共存しながら、この地球をより住みやすい環境に創造しながら生存しているのだと思います。

政治家としてふさわしい資質がなんであるかは、個々人の思想、心情、環境、ポリシー、イデオロギー等によって大きく解釈は分かれます。

人間は完全ではありませんから長所もあり短所もあります。
政治家も同じです。負の部分だけの言動、過去をあげつらえばキリがありません。
いま立候補している候補者全員がどこまで清廉高潔なのでしょう。

繰り返しますが、石原知事の言わんとしたこと、真意はどこにあったのかということは発言の一部分ではなく全体をみなければわからないということでした。

そして何かにつけ反省するということは大事なことだと思います。

告白:騙しのレトリック

 このブログ記事で、原発事故当初、政府は「放射能漏れはCTスキャン1回分の線量」という言い方で、<たいしたことはない>という印象を国民に植えつけようとしていることを紹介し、「騙されるな」と書いた。

 案の定、騙しのレトリックだったことが当事者の告白によって、明らかになった。

 昨日(5月19日)の東京新聞朝刊一面トップ「大したことない」/汚染拡散-影響小さく見せようと腐心」で、次のようなコメントが引用されている。

(担当者は)どうしたら県民に不安を与えない説明ができるか-。必死に考えた末に、会見で「胃のエックス線検査は0・6ミリシーベルト。0・02ミリシーベルトは大したことはない。直ちに健康被害があるわけではない」と話すことにした。

(注釈)1時間に0・02ミリシーベルトは年間換算で175ミリシーベルト。一般人の年間限度は1ミリシーベルト。

米本さん、素晴らしいです。
最近の有名人や一般人の癌や病気は、政府の官僚が国民の安全よりも個人利益や国益(金)を優先して嘘をついたからに他ならないと思います。

統一教会も金のために信徒を騙し、霊的生命を消そうとしている。

同じで恐ろしいです
  • [2015/12/20 22:17]
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  • 責任を持たない完了エリート
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です。誤字失礼しました。

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