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K君は脱会したそうです。 

拉致監禁リアル情報(28)

K君からブログ記事の削除要求の通知文が届く!

 K君とは、ブログ記事「婚約者から訴え」に登場した、あの菅野江里子さんの婚約者。通知人代理人は、これまたあの全国弁連代表の山口広弁護士たちである。

 通知文の趣旨は、?私は拉致監禁されていない、?私は脱会しており今でも拉致監禁されているというのは嘘である、よって?それらに関するブログ記事は削除せよ?というものである。

 ここに通知文の全文を掲載し、そのあとK君への返答文を載せることにする。

(1)主述不一致など文意が取りにくいところがあるが、原文ママ。ただし、一行空きならびにリンクは引用者、(2)住所、人名など一部は伏せた、(3)事実の間違い、また私が疑問に感じるところには下線を付けた、(4)この通知文の全文掲載は「公告」(K君の主張の周知徹底)の役割を持たせているので1週間(24日まで)とする。その間、ブログの更新は行なわない。

◇◇◇◇◇◇◇

通知書
                 平成23年1月11日

全国拉致監禁・強制改宗被害者の会 代表後藤徹殿
拉致監禁をなくす会 代表小出浩久殿
米本和広殿
世界基督教統一神霊協会 会長代表役員梶栗玄太郎殿

警視庁公安部御中
警視庁杉並警察署 署長一ノ口克己殿

(送達者)
通知人 NK(実名)
東京共同法律事務所 通知人代理人弁護士 山口広
リンク総合法律事務所 通知人代理人(連絡担当)弁護士荻上守生


冠省 当職らは、通知人の依頼により次のとおり通知します。

 米本氏及び小出氏と後藤徹氏が代表の2つの会(以下「被通知人ら」といいます)は、それぞれの「火の粉を払え ルポライター米本和広blog」などの各ブログホームページにおいて、2010年6月14日に通知人が拉致監禁され、現在でも拉致され続けている旨を記載し、かかる事実を流布し続けています。NKとのイニシャルであっても、記載内容などからNKが通知人であると容易に特定できることは明らかです。しかし、通知人が拉致監禁されたという事実はありません。

 被通知人らの各ブログ等での通知人が拉致監禁され、今もそれが続いているという虚偽の事実の記載は、通知人の名誉・プライバシーを著しく侵害する違法な内容ですので、直ちに削除するよう要求します。

 なお、通知人は、2010年7月29日付の統一教会代表梶栗玄太郎及び統一協会孝成教会教会長宛の内容証明郵便にて、統一教会を脱会すること及び菅野江里子氏との祝福を破棄することを通知しております。

 また平成22年8月16日付の菅野江里子氏宛ての内容証明郵便にて、通知人が自ら両親と話し合いを始めており、拉致監禁の類の事実がないことや、脱会するに至った状況などを詳細に告げています。

 さらに、通知人は、菅野江里子氏が申し立てた婚姻予約履行申立調停事件においても、弁護士荻上守生を代理人に選任し(当然直接通知人本人との間で、受任契約を締結しております)、調停の席上代理人なる弁護士荻上が、菅野江里子氏と婚姻する意思のないことや拉致監禁にあたる事実は全くないことを告げておりますし、同事件における菅野江里子氏の代理人である宮入陽子弁護士に対しても同旨を伝えております。

 そして、同年12月26日には、通知人が独りで自動車を運転して帰宅したところ、統一教会信者である○○▽▽氏、◇◇△△氏に通知人の居所の駐車場の脇で待ち伏せをされたため、やむを得ず立ち話に応じましたが、その際にも、改めて脱会した旨事実を両名に伝えております。なお、○○・◇◇両名がなぜ通知人の居所をつきとめたのか、尾行等違法行為の事実が推認されます。

 これらの事実関係からすれば、少なくとも被通知人である全国拉致監禁・強制改宗被害者の会、拉致監禁をなくす会は、通知人が拉致監禁された事実のないことを知りながら、通知人が拉致監禁され続けているという虚偽事実の記載をブログ等で掲載し続けていることは明らかであり、悪質な名誉・プライバシィを侵害する違法な行為です。

 以上の次第ですので、被通知人らにおいては、各ブログ等での通知人の拉致監禁情報に関する記載を、直ちに削除するよう求めます。本書面到達から5日以内に、削除に応じるなどの誠意ある対応を取られない場合には、民事・刑事両面の法的手段を取らせていただきますので、ご承知置きください。

 さらに、統一教会については、これまでの活動内容にかんがみて被通知人らの表現活動が、統一教会の拉致監禁問題のキャンペーンの一環としてもらしくは連携してなされていることが明白です。よって、統一教会は通知人についての事実関係が明らかになった以上本削除要求について適切に対処するよう求めます。

 また、警察におかれましては、統一教会関係者の違法行為がこれ以上続けられることのないよう特段のご配慮を賜りますようお願いするべく、本書面をあわせて送付させていただきます。

◇◇◇◇◇◇◇

 私がNKさんに送った返答文


(これも実名、固有名詞を伏せた以外、原文ママ。長文なので、読者に読みやすいように見出しをつけた)

NK様
                       ルポライター米本和広


 前略ごめんください。
 通知文を受け取りました。どのような経緯があったかはわかりませんが、脱会という人生の選択をされたことに、敬意を表したいと思います。
 婚約者の菅野江里子さんから以前に聞いていましたが、この4月から就職されると思います。心からお祝い申し上げます。新しい職場の周囲は、私が学生時代に時折散策したところ、とても環境がいいところですね。新たな人生の門出を祝福いたします。

納得できないno拉致監禁

 さて、いただいた通知文のことです。
 要点は(1)拉致監禁されたことはない、(2)(脱会したので)今でも監禁されているという事実はない、(3)(1)と(2)のことが記述されているブログ記事は削除して欲しい?ということだと理解いたしました。

 (2)については、詳細な事実経過を書いていただいたことから理解できましたが、(1)については疑問を払拭できないでいます。

 ブログの記事でも少しばかり書いていることですが、いくつか指摘しておけば、6月14日の朝、Kさんのアルバイト先に、親御さんから「息子が緊急入院したので、仕事はしばらく休む」という連絡が入ったあと、あなたは突然姿を消されました。
 また、それまで毎日のように、婚約者である菅野江里子さんとメールや電話で言葉を交わされていたはずなのに、それも6月14日をもってなくなり、携帯は音信不通状態となりました。

 社会常識からいって、<実家とは別の場所で、統一教会に入信したことについて家族で話し合う>ためだったとすれば、姿を消される前に、菅野さんに一言連絡があって然るべきでしょう。
 あなたは、菅野さんには「両親と話し合いを始めており、拉致監禁の類の事実がないことや、脱会するに至った状況などを詳細に告げています」と主張されていますが、音信不通になってから2カ月後に、唐突に、しかも「内容証明郵便」で、というのであれば本当に「通常の親子の話し合い」だったのか、疑問を感じざるを得ません。

 また、Kさんの4月からの職場は第2志望だったはず。第1志望の■■の採用試験は欠席されています。これも「拉致監禁されていたから欠席せざるを得なかった」と解釈するほうが自然です。

 疑問点はまだまだたくさんありますが、以上のことからだけでも、NKさんの「拉致監禁はなかった」という申し出には納得しがたいものがあります。

 よって、「拉致監禁された」という記事の削除要求には応じかねます。
 そこで、通知文全文をブログで紹介(主張の周知徹底)するとともに、NKさんのことを書いたいくつかの記事については、末尾に通知文の案内を載せることにしました。
 17日の夜にはブログをアップしますので、チェックしてください。この返信文も合わせて載せること(ただし、名前はイニシャル、固有名詞にはマーキングした)をご承知おきください。

 もしこの対処方法にご不満があれば、代理人など通さず、直接、私にご連絡ください。そのほうがスムーズに解決されます。また記事に間違いがあればそれもご指摘ください。
 NKさんの説明によって、拉致監禁されたことはなかったということが確認されれば、あなたに関するすべての記事を削除するつもりです。
 ご理解いただけたら、幸いです。

 この通知文に1言述べておきます。私の連絡先はブログに明記しています。わざわざ高いお金を払って弁護士を代理人に立てる必要はなかったと思います。法律上の込み入った話ならともかく、「事実と異なるので削除して」という単純な要求ですから。私はブログのトビラ画面に、「コメント欄に書くことがはばかられるような情報、意見、あるいはブログの内容に関する正式な抗議、記事訂正要求があれば、以下のところにお願いします」と書いています。実際、間違いを指摘されれば、訂正したり、削除しています。

デマゴギー

 あとは、通知文に事実と異なることが書いてあったので、それを指摘するとともに抗議をしておきます。

その1・冒頭の1文、<米本氏および小出氏と後藤徹氏が代表の2つの会(以下「被通知人ら」といいます)>という表現です。
 わかりにくい表現ですが、これだと私も2つの会の代表をしているようにも読めます。しかし、これは事実に反します。
「拉致監禁をなくす会」(以下、「なくす会」)の代表は小出氏、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」(以下、「被害者の会」)の代表は後藤氏であり、私は関係ありません。

 市民組織である「なくす会」との関係について説明しておけば、私は会員ではありませんが、拉致監禁の実態を書いてきた者として、同会の趣旨に賛同し応援(初期の頃は同会主催の集会でスピーチ。そのあとは同会のブログの改善についての提言・苦言)しています。この会の役員には、拙著『我らの不快な隣人』で詳述した宿谷麻子さん(脱会者)も就任しています。
 ちなみに、宿谷さんの統一教会への献金等返還請求の代理人は、今回代理人になっている山口広弁護士であります。

 一方、監禁を体験した統一教会員の有志で構成されている「被害者の会」と関わりをもったことは一度もありません。火の粉ブログで、会のネーミング、「強制改宗」の表現を批判したことはありますが。
 
 このようなわけで、2つの会とは直接つながりはありません。

その2・<統一教会については、これまでの活動内容にかんがみて被通知人らの表現活動が、統一教会の拉致監禁問題のキャンペーンの一環としてもしくは連携してなされていることが明白です>

 主述が一致しないとてもわかりにくい文章ですが、こと私の表現活動が「統一教会の拉致監禁問題のキャンペーンの一環としてもしくは連携してなされている」というのは、まるで事実に反します。
 もしそうでないと言われるのであれば、具体的な根拠を示してください。
 
 統一教会が拉致監禁反対のキャンペーンを始めたのは、日本・統一教会の会長、徳野英治氏が引責辞任の記者会見を行なった2009年7月からだと認識していますが、私が最初にこの問題を取り上げたのはこの10年以上も前の1999年からのことです。

 別冊宝島『救いの正体』(同名で文庫化されている)の「ドキュメント・救出」がそれです。(文庫はブログにリンクされています)
 このルポルタージュが「反統一教会陣営にハレーションをもたらしている」と心配して教えてくれたのは、山口広弁護士です。

 その次に、この問題を取り上げたのは2004年11月号の月刊『現代』(講談社)です。タイトルは「書かれざる『宗教監禁』の悲劇と恐怖」。前出の宿谷麻子さんのことを取り上げたルポです。これは記事全文をブログ(カテゴリー資料?)で紹介しています。
 この記事に対して、山口弁護士は全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の機関誌『弁連通信』で批判的なコメントを書きました。それゆえ、私が早い段階から拉致監禁を問題にしていたことは、代理人はご存知のはずです。

 さらに、2008年には前掲の『我らの不快な隣人』(情報センター出版局)を出版しています。(これもブログにリンクしています)

 これらの「表現活動」に、反統一教会陣営(「拉致監禁を手段とする脱会方法」を肯定している人たち)から批判(陰に陽に。陰口を含む)を受けるようになりました。そのため、「火の粉を払え」というブログを2009年の1月に開設したわけです。
 
 統一教会が拉致監禁問題に取り組むようになったのは、前述したように、それから半年後のことです。

 このような歴史的事実からすれば、私の <表現活動が、統一教会の拉致監禁問題のキャンペーンの一環としてもしくは連携してなされていることが明白>というのは、まったくのデマゴギーであることが理解できるはずです。

 反統一教会の中心的な担い手である山口弁護士からすれば、統一教会に批判的で、拉致監禁にも反対する私が煙たくてしかたがない。それで私のことを、統一教会寄りの、統一教会と連携している記者であるかのように印象づけようと躍起なのだと思います。
 繰り返しになりますが、その一環として、今回の通知文でも<被通知人ら(米本の)の表現活動が、統一教会の拉致監禁問題のキャンペーンの一環としてもしくは連携してなされていることが明白>といったデマゴギーを流しているのです。

 このデマゴギーは、明らかに私に対する名誉毀損であります。強く抗議しておきます。代理人にも、このことは伝えておいてください。「社会的正義を実現する」(弁護士法第1条)ことを使命とし、「深い教養の保持と高い品性の陶やに努めなければならない」(第2条)弁護士の態度としては、大いに問題がある。リーガル・プロフェッショナルではなく、統一教会に反対する狂信的な活動家だというなら別だけど?ということも。

 最近のブログ(タイトル「進路図鑑に『我らの不快な隣人』の書評が!」)で紹介した、『就活のバカヤロー』で一躍有名になった石渡さんの私への評価を読んでください。おこがましいけど、まっとうなものだと思っています。

 私は、NKさんが通知文のすべてを自分の考えで書かれたとは思っていません。

 今後Kさんが反統一教会陣営の質(タチ)の悪いデマゴギーなどに巻き込まれることなく、また宮村峻氏の強力な洗脳(影響力)に惑わされることなく、4月からは心機一転、新しい職場で活躍されることを期待しております。

PTSDを発症!

 最後になりましたが、お伝えしたいことがあります。
 菅野江里子さんは精神的にきわめて良くない状態にあり、彼女をケアしている人の話によれば、睡眠障害、過呼吸(ときに2時間も続く)、パニック障害が起き、心療内科に通われているそうです。Kさんが突然姿を消されたこと、そして突然の婚約破棄の通知に、激しいショックを受けられたことが原因でしょう。

 私が取材した範囲で、拉致監禁体験者の婚約者(拉致監禁を経験していない)が心的外傷後ストレス障害を患った例は菅野さんが2例目です。もう1人(男性)は、監禁現場から脱出した婚約者と結婚したのですが、婚約者が拉致監禁されたという「衝撃的な体験」によって、結婚後もストレス障害に苦しんでいました。実に10年以上も。

 心療内科に通うまでに至らなくても、突然の婚約破棄の通知によって、心のバランスを崩している人は少なくありません。
 それは、<どういう理由で脱会し、婚約破棄をするようになったのか>。その説明が相手からなされないためです。
 受け取ったのは、弁護士を代理人とする冷たい通知文だけ。事態を正しく認識できないから、心を安定させるのがなかなかできないのです。

 婚約破棄を取り消すべきだなどとは思っていません。ただ、菅野さんの精神的負荷を軽くしてあげるために、彼女に婚約破棄に至った心境を、代理人を立てた文章ではなく、直接、説明すべきだと思います。それが「人の倫(みち)」というものではないでしょうか。

 なお、脱会者にも、宿谷麻子さんのように心的外傷後ストレス障害が生じることが明らかになっています。以前からストレス性の湿疹に悩まされていたというKさんの、今後の精神的予後についても心配しています。どうかご自愛ください。
                              草々


2011年1月16日

連絡先:住所=さいたま市南区白幡6?15?1?103
      電話=048(837)2892
      fax =048(837)2809


  

?警察に、通知書を送付しておきました?

   通知書


警視庁公安部御中
警視庁杉並警察署 一ノ口克己殿       

   2011年1月18日



            通知人・ルポライター 米本和広

  さいたま市南区白幡6?15?1?103

                048(837)2892

前略ごめんください。
 通知人・NK氏、通知人代理人・山口広弁護士から内容証明書付の「通知書」(ブログ記事の削除要求)が届いたと思いますが、この通知書には看過できない重大な事実誤認が含まれていますので、通知書を差し上げる次第です。
 同封いたしましたのは、送達されてきた通知書全文と通知人に対する返信文全文を掲載した、私のブログ「火の粉ブログ」http://yonemoto.blog63.fc2.com/のコピーです。

 重大な事実誤認の詳細については返信文に書いていますので、目を通してください。

要点は、以下の通りです。
?「拉致監禁された事実はない」と通知しているが、いくつかの事実からして、はなはだしく疑念が残る。
?私のブログが宗教法人・世界基督教統一神霊協会(統一教会)と連携して作られていると記述しているが、これはまったくのデマゴギーであり、私の名誉を毀損するものである。

 紙数を要するので詳述しませんが、私のブログを読んでいただければ、

統一教会に反対する一部の人たち??
株式会社タップ社長の宮村峻氏<東京>、いのちの家所長の川崎経子氏<長野>、キリスト教徒のズィブィ・パスカル氏<北海道>、同長倉敏光・佐藤愛子氏<同>、都島教会牧師の井上隆晶氏<大阪>、神戸真教会牧師の高澤守氏<兵庫>、倉敷めぐみキリスト教会牧師の高山正治氏<岡山>

??らは今現在でも、相談にやってきた信者家族に、「子どもを脱会させるには“保護(拉致監禁)説得”しかない」と教育し、家族をして青年信者を拉致監禁させ、監禁(軟禁)下で、強制説得を行なっていることが理解できると思います。

 最近でも、統一教会の足立青年支部の女性が監禁され、前出の宮村氏が説得に出向いています。同氏が監禁現場に訪れたのは1月2日の午前2時。まさに異常そのものでした。(ブログの「新年早々の拉致監禁事件!」を読んでください)

 現在、私が把握しているだけでも、松江教会の女性信者、韓国に花嫁に行く予定だった女性信者(実家は東京練馬区)が監禁されたままになっています。

 警視庁にも送られた今回の通知書の狙いは、ブログ削除要求の形を取りながら、通知人代理人である全国霊感商法対連絡弁護士会の代表、山口広弁護士らが警察に対して、拉致監禁は存在しない、拉致監禁に反対する人士はすべて統一教会とつながっている?ことをアピールすることにあったと思います。

 警視庁に置かれましては、山口氏らの虚偽の主張に騙されることなく、逮捕監禁という犯罪に対して、統一教会の違法行為と同様に、法律に基づいて厳正に取り締まられることを、強く希望しております。

 
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コメント

米本さん、NKさんへ。

室生忠です。

私は米本さんの認識、主張を強く支持します。とりわけ、米本さんのNKさんに対する、
「代理人など通さず、直接、私にご連絡ください」
とのお願いは、客観的に見て至極当然なものに感じます。

米本さんの、NKさんの拉致監禁の可能性を憂慮した記述は、なんらNKさんの名誉を毀損するものではありません。
ましてや、弁護士をたてなければならないような性質の記述でもありません。
米本さん自身が、
「NKさんの説明によって、拉致監禁されたことはなかったということが確認されれば、あなたに関するすべての記事を削除するつもりです」
と明確に述べておられるわけで、NKさんと米本さんの接触を阻害する要因は何もないはずです。

弁護士などの介入は、文字通り〃要らぬお世話〃です。

そもそも、NKさんがまずなさるべきことは、第三者である米本さんに削除を要求することなどではなくて、ご自分が熟慮の末に〃生涯の伴侶〃として婚約された、菅野江里子さんに直接会われること。そして、ことの事実経緯を詳しく説明して、菅野さんに計り知れない心痛と心労を与えた事実をお詫びされることだろうと思います。

そうすることが、責任ある成人社会人としての取るべき、真っ当な態度選択でありましょう。
その心構えを片側に置いて、一方的に婚約を破棄し傷つけた相手女性を思いやることをせず、ご自分の名誉やプライバシーのみを第一とする主張を弁護士に依頼さたことは、誠に残念といわざるを得ません。
もしNKさんが「拉致監禁はなかった」と主張されるのなら、始めから菅野さんに直接丁寧にご自分の心境の変化を説明して、心からのお詫びをしさえすれば、今回のような混乱は起きえなかったと思います。

再度、言わせていただきます。
〃人間〃として、NKさんの早急に取られるべき行動は、ご自分の身勝手によって、何らの説明もなく一方的に婚約を破棄し傷つけてしまった菅野さんに直接会われて、心からの説明と謝罪をなさることであると思量いたします。

残念です

以前、このブログで菅野江里子さんの悲痛な叫び訴えが、ものすごく印象に残っています。実名を明かして、皆さん助けてください!!との事また、NKさんとのラブラブな様子が感じ取れていたのに...本当に、NKさんの本心からの選択なんでしょうか?まして婚約というNKさんだけでなく菅野さんもいるのです。NKさん一人の問題では無いはずであります。婚約破棄なら破棄で菅野さんと、とことん話しあって結論だしたなら、まだしも。人の倫というか誠意がなさすぎます。NKさん菅野さんの問題だけでなく、ほかにも多々同様な事をみていると、悲しいです。

婚約破棄、

NK君が脱会できてよかったと思うが、
婚約破棄したのも事実なんだから、
それなりに筋は通すべきだよ。

私も菅野さんの立場でした。

米本さんとは深くお付き合いさせていただき、また20年ほど前には菅野さんと同じ立場を経験しました。その立場で申し上げると、全く米本さんの主張は正しい。NKさんにはぜひ菅野さんのお気持ちを察していただき、通知書を取り下げていただきたい。

拉致監禁をなくす会、また被害者の会の報道記事を読む限り、拉致監禁を想定しないとおかしなことばかりです。かなりの長期間にわたってNK氏より連絡が来なかったことを(菅野さん側からはアプローチしていることはNK氏は知っていたはずですが)、不思議に思わない人はいないと思います。

拉致監禁をなくす会に掲載されたNK氏の先輩の手記を読む限り、NK氏はかなり常識的な方であるように思います。ならば交際相手に対して長期間連絡を取らず、急に内容証明付の書面を送るなんて、“非常識”なことはしないと思います。何かがおかしい。

また米本さんは拉致監禁をなくす会とは絶えず是々非々の距離を置いており、いわんや被害者の会と交流があるとは聞いたことはありません。

NK氏と米本さん、拉致監禁をなくす会、被害者の会とは直接の交流がなかったので、NK氏が誤解するということはありうるかもしれません。これを気に、手紙の交流だけでも応じてほしいものです。

さらには、菅野さんの気持ちを考えると、やはりNK氏は菅野さんと直接会って、はっきりと意思を伝えるべきだと思います。私は同じように婚約者が拉致監禁されたとき、監禁現場のマンションにも行きました(そのとき、宮村氏とはじめて会いました)。

結婚の約束をしたのだからと、だめもとで実家にも「OKさんをください」と挨拶に行きました。NK氏は男ではないですか。約束したことを、途中で変えるのなら、自分で菅野さんにお詫びを言いに行くべきです。それやこれやで、拉致監禁を想定しなければおかしなことばかりです。

デマゴギー

「私の <表現活動が、統一教会の拉致監禁問題のキャンペーンの一環としてもしくは連携してなされていることが明白>というのは、まったくのデマゴギーであることが理解できるはずです」

よく理解できます。その通りです。

どんなに正しいことを言っても、それが統一教会を擁護するような発言なら、即「○○は統一教会系」というレッテルを貼り、「あの人は洗脳された人です。皆さん、気をつけてください」みたいな風評を流す。

山口弁護士らがよく使う手です。いや、これまでずっとやってきた手口です。その効果は絶大ですから、今回も、その手を使っているようですね。

でも、山口弁護士がやっていることは、学校のいじめと同じですよね。いじめのリーダーが「あいつは空気だから、無視しろよ」と指図する。もし、その子を擁護するものが現れると、今度は擁護した子をいじめのターゲットにする。陰湿で、卑怯千万な行為です。よくも弁護士がやれるものです。

私は米本さんのジャーナリズムが勝つと思います。このブログを読んだ者はそれが分かります。ジャーナリストの多くも共感すると思います(報道するかどうかは別ですが)。自信を持って、主張されることを心から応援します。

実際、このブログが脅威だからこそ、山口弁護士らは文句を言ってきているのでしょうから。

駄文かもしれません、すみません。

不本意ならきわめて立場が悪い、狡猾な人達に翻弄されているのだと見て取れます。本人の意思に反して出来る内容があまりにも多くないですか?
拉致監禁され不本意に脱会するらば、筋書きは決まっているのでしょう。
弁護士もたちの悪い人たちのようですが、もしkさんが不本意なら最善の道を是非さがしてほしい。立場は脱会のままでもいいではないですか、婚約までされた方に対しては出来る限りの誠意は見せてあげるべきでしょう。そうでなければ脱会説得による洗脳?は実に非人間的な方法であることを証明してしまうことになるのではないですか。統一教会反対派の皆さん。
  • [2011/01/17 23:35]
  • URL |
  • たまに読ませていただいている者です
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

たいした内容ではないかもしれませんが

ブログ主様、また各関係の方に対して前の文章が不適当であれば、すみません。削除してください。
  • [2011/01/18 11:46]
  • URL |
  • たまに読ませていただいている者です
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

プログを見ているか分からないNKさんへ

脱会したNKさんが自分の記事を削除してほしいと思うのは十分理解できます。しかし、代理人(それも山口弁護士)をたてたこの通知書が本当にNKさんが考えて手続きして作成して出されたものとは考えがたいです。このブログも見ないように言われているだろうし、今は見れる心の状態ではないと思います。米本さんの返答文はNKさんに直接届くのではなくてたぶん弁護士事務所かどこかに届くのでしょうが、返答文をNKさんがちゃんと確認できて菅野さんの今の大変な状況を知ってほしいです。二人だけで会って、誰かに押し付けられたものじゃない心から正直な気持ちを、誠意をもって菅野さんに伝えなければならないと思います。本当の意味で二人がそれぞれの新しい出発をできるように、菅野さんのPTSDがこれ以上ひどくならず回復していくように願ってやみません。

NKさんの誠意を信じています。

NKさんの主張は「拉致監禁されていない。家族と話し合っていただけだ。」ということですが、ならば婚約者の菅野江里子さんになぜ連絡ひとつ、メールひとつ入れなかったのでしょうか。
記録的な猛暑の中、NKさんと連絡を取りたい一念で彼女がどれだけ足を棒にして動き回ったか御存じのはずです。例え本人は知らなかったにしても周りは知っていたはずです。
また脱会し婚約破棄することになったのなら、NKさんは菅野さんと直接会ってそれまでの経緯を説明するのが最低限の常識です。

唐突に内容証明一通だけを送りつけることが婚約者に対する姿勢でしょうか。
山崎浩子さんが脱会して婚約破棄をした時も婚約者の勅使河原さんに直接会おうともしなかったですが全く同じですね。
弁護士から法律的にはそれでいいとアドバイスされたとしても、人の道として筋を通すことを主張するのがNKさんのこれからとるべき行動だと思います。

またNKさんが帰宅されたところを教会員2名が待ち伏せしていた。なぜ居所をつきとめたのか、尾行等違法行為の事実が推認されるとか。
おかしな話です。
「正しいことをしているなら顔を上げたらいいでしょう。」ということばがあります。
なぜ居所を隠す必要があるのでしょうか。家族と話し合い、脱会した。婚約破棄した。それだけのことならば堂々としていればいいことです。居所を隠す必要があるのでしょうか。

たとえ脱会が本人の意志であったとしても、NKさんが婚約者と会おうともしない、内容証明の発送などの一連の行動はNKさんの不本意なものだと信じております。
NKさんはもっと誠意のある行動が出来る人だと思っています。

米本氏の記事がNKさんの名誉を侵害する?
今のNKさんの対応のほうがよほどNKさんの名誉を侵害するものだと思いますよ。

Re: たいした内容ではないかもしれませんが

「たまに読ませていただいている者です」さんへ

 投稿ありがとうございました。「たいした内容ではない」などということは、決してありませんよ!

 どうか卑下されることなく、これからも投稿をお願いいたします。

 なお、ハンドルネーム「たまに読ませていただいている者です」をもう少し短いものにしていただけると助かります。「たまちゃん」ではいかが?

警察に通知書を送付

今回受け取った通知書の宛て先に、警視庁公安部、杉並警察署の名前もありました。

そこで、「今回の通知書には重大な事実誤認がある」と注意を促す文章を、両組織に送っておきました。

全文を記事の末尾に掲載しておきました。
再度、読んでみてください。

まだ続けるのですか

山口弁護士や宮本氏、日本の公安関係者が、現時点キャピタルヒル(ワシントン)で何が起こっているか知れば、かなり驚くのでは。

統一教会の違法性が追求されるのは法治国家としてやむないこと。ただし、米国側の宗教弾劾や人権問題に対する姿勢の厳しさを日本側はかなり甘く捉えているふしがあります。

ウィキリークスで世界が震撼している時期にエビ問題で盛り上がっていた日本(ウィキリークス問題が時代に投げかける波紋なんて考証もしないのか)、海外との情報・認識との温度差に気を付けたほうがよいと思われます。

もう十年以上前の話ですが、知人の婚約者がアメリカで日本の反牧に拉致されたことがあります。
その際、FBIを訪ねた知人の話を、FBIの捜査関係者は統一教会だと知りながらも、本当に親身になって話を聞いてくれた上で対応を話しあったそうです。
米国とはそういう国なのです。

それにしても、当時知人のことを思いやり助けの手を差し伸べようとできなかった自分に腹が立ちます。
根本となる問題の解決に何が必要とされているのか。
外部からしか見えないことも多いことを謙虚に知るべきかも知れません。
  • [2011/01/18 21:50]
  • URL |
  • 匿名希望(申し訳ないです)
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

はじめて書きます。
法律よく分からないので感覚ですけど、「拉致監禁が確実にあったはずである(あったという証拠がある)」から掲載を続けるというのなら分かりますが、米本さんが「ないと納得できないない(あるかないか分からない)」から掲載を続けるというのはまずいのでは?ちがうのかな?
米本さんの活動は全体としては理解しますが、個別ケースではもう少し慎重な対応をとった方がよいのではないでしょうか。
でしゃばったこといってごめんなさい。

Re:

ケロさんの言う通りだと思います。

ケロさんへの回答

 記事を書く場合、あたりまえの話ですが、間違いないと思って書くわけです。

 たとえば、今日は1月19日(水曜日)。しかし、確かめたつもりでも、1月19日(火曜日)と書いてしまう場合があります。

 それで、読者から間違いを指摘される。「おいおい、火曜日じゃなく水曜日だよ」。その指摘によって、慌てて記事を訂正することはありません。もう一度、カレンダーを確認したうえで、行なう。

 これと同じことなのです。

 NKさんから記事の削除要求がきました。曰く「拉致監禁されたことはない」
 当人からの申し出だけど、やはりカレンダーを見るのと同じで、間違いかどうか確認する。

 そうすると、当のNKさんからの申し出だけど、いくつかの疑問が浮かんできます。

 それについては、彼への返信文で書いたので繰り返しません。再読を。
 付け加えれば、投稿者・琴姫七変化さんが指摘しているように、菅野さんは「あの酷暑の中で陳情のための署名活動をされていた」のです。

 常識的に考えれば、NKさんは署名活動をしている菅野さんに「おれは、拉致監禁なんかされていないよ」と、直接伝えばいいだけの話ではないでしょうか。

 それがないから、「拉致監禁された」という記事は削除できないのであります。

 まだ反論があれば、受けて立ちますが・・・。あいさんもさらなる疑問があれば、遠慮なくどうぞ。

すみません。反論とかそういう議論をするつもりはありません。
こんなことで足下すくわれたらつまらないと思いまして。

警察への的確な対応

米本さんは警察署署にすばやく的確な対応をされたと思います。そもそも、プログに対するNKさんの要望としての通知文が警察署にまで送られたことに妙な違和感を最初に感じるのは私だけでしょうか?この発想にもやっぱりNKさん本人というよりも、統一教会をつぶしたい、そのためにも拉致監禁をずっとすることができるようにと活動している人たちの影がちらほら、、、どころかはっきり見えます。ねちねちした、嫌なやり方です。

米本さんの、自分の書く記事への慎重さと確信、責任を持った姿勢を通して、ジャーナリストという職業に関しても、考えさせられる今日この頃です。(ペンはなんとかっていうことわざがあったなー)と思って検索してみたら「ペンは剣よりも強し」とでて、なんだかすごい言葉だなーと感動しました。
検索した中のある本に、「マスコミの意見は力であり、その力を正しくコントロールするのはマスコミの良心でしかない」という文章を見つけましたが、マスコミだけに言えることではないと思います。ひとつ勉強になりました。^^

心外な表現

拉致監禁を推進している人たちの主張はどれもおかしなものばかりですが、改めて山口広弁護士の通知書を読み返してみて、大変心外な気分を隠せずにおります。

 これらの事実関係からすれば、少なくとも被通知人である全国拉致監禁・強制改宗被害者の会、拉致監禁をなくす会は、通知人が拉致監禁された事実のないことを知りながら、通知人が拉致監禁され続けているという虚偽事実の記載をブログ等で掲載し続けていることは明らかであり、悪質な名誉・プライバシィを侵害する違法な行為です。


要するに私がウソをついているということを言っているわけですね。私から見ると、拉致監禁がなかったというのは、虚偽であろうと思われます。つまり今の私の気分は、たとえて言えばウソつきからウソつき呼ばわりされた人の気分と同じです。あちらの陣営の方は、そんなことを言う人ばかりなのかと思うと、情けない思いがします。

もし、私が損害賠償を求めたら?

通知書を見ているうちに、ふと、私がもし20年前の元婚約者の拉致監禁の際に、婚約者に損害賠償を求めたら、どうなっていただろうと思いました。

元婚約者が実家に帰る前までは和気藹々、デートもしました。合同結婚式に参加するのに、献金も含めて78万円、教会に払いました。これから幸せな結婚生活に入ろうとしたときに、実家に帰った元婚約者からは一切音沙汰なし。居所が分かってそこに行ったら、宮村という人物がいて、間に入った警察から、会いたくないと言っているという。実家に挨拶に言っても、今までいたのにどこへ行ったかと両親は言う。娘さんをくださいと頭を下げても、あきらめてくれという。

そこまで行って、バカを見たのはいったいだれ?渡航費まで出し、合同結婚式で永遠の夫婦を誓って幸せな未来を夢見させられ、結婚生活に入る直前に実家に帰ってハイそれまでよ~。

元婚約者がそれによって利益を得たわけではないけれども、私にとっては約80万円のお金をかけて、幸せを夢見させられて、急に去られて地獄の底を這いずり回ると。あるとき腹に据えかねて「おう、分かったよ、別れてやるよ、その代わり、かかった費用と、おれの幸せを奪った分含めて500万円くらいは出せよ」と裁判に打って出た場合、どうなっていたでしょう。私はその500万円を得ることができるでしょうか。

本気にそんなことを考えていたわけではありませんし、相手も拉致監禁でつらい立場に立っていたことは分かっています。しかし、もしどこかにそんなバカがいて、訴訟を起こして、慰謝料を得ることができたら、拉致監禁事件がぐっと減るのではないかと、そんな思いが頭をよぎりました。

原田様

>ウソつきからウソつき呼ばわりされた人の気分と同じです。

この部分は同感です。

さて、「もし、婚約者を訴えたら」ですが、500万というのは冷静にみてむりでしょう。
「婚約」というのは結納とかをしていればもちろん確定的です。
しかし、過去の事例をみると「口約束」だけでも「婚約」は成り立つとの
判例もあるようです。
まして、仲の良いカップルであれば、手紙や写真、E-mailの記録等証拠の品にこと欠くことはないと思います。
これらの判例みると賠償金は200万円くらいが最高額のようです。
物的証拠が明白であれば、裁判では勝てる可能性は高いのではないでしょうか。
ただ、「拉致監禁」という蛮行ゆえに
離教を余儀なくされた婚約者を訴える
ということには、心理的にあまりに高いハードルがあるかと思います。




経験者の川嶋です。
拉致監禁と、元婚約者が監禁され脱会した立場の両方です。

婚約相手が、ある日突然いなくなって、どんなに心配して探しまわったか。だいたい、教会では探しにいくにも許可をもらって、色々居ない間の算段をつけて、ようやく時間がとれるんですよ。上司に「公務優先」とか言われながら、歯ぎしりしながら待ってるんですよ。

私の場合、くだらないですけど、相対者が見つかるまで布団/ベッドに一切寝ないという条件をたててました。それぐらいしないと申し訳なかったから。

結局、探しまわっても見つかる訳もなく、やがて所属教会へ脱会書と、私には手紙が一通届きました。しかし、たったこれだけでは何も分からないんです。本当に本人が書いたものなのか、あるいは誰かに書かされたものなのか、何も分からないんです。どうしてそれだけなんでしょうか。それで何か責任を果たしたつもりなんでしょうか。それ以上接触しようとすると、親族の方から一切関わるな、とか言われたり。
こんなに心配させておいて、なんでそれだけなんでしょうか。逆に、自らの脱会の決意に自信が持てないから相手を避けているようにしかみえません。
ていうか、監禁されてみたら、監禁側が「フラッシュバックが怖いから」などと言って教会での人間関係を切るように指導してましたね。専門家でもないド素人が勝手なことを。。。

私も自らの監禁経験はありますが、それはそれで大変でしたが、つらかったのは相対者が監禁されて待っていた時の方です。質が違うんです。

ということで私の結論。
今のままではNKさん、甘えてますよ。

これ以上は・・・

Kさんをそっとしておいてあげてください。拉致監禁→脱会はかなり心理的にきついです。私は祝福は受けていませんでした。だから、待つ身の婚約者の気持ちも、婚約者がいながら脱会して、婚約者に一方的に別れを告げなければいけない気持ちもわかりません。だけど、待つ身の辛さが質が違うってことはないと思うし、今のKさんの行動が甘えているとも思わないです。
それに、Kさんはまだ本当の意味で自由ではない可能性があります。Kさんが統一教会脱会の意志が強くて、菅野さんとの結婚が統一教会によるものだから、別れようとは思っていても、Kさんには直接会って話したいかもしれないです。できれば自分の気持ちと統一教会について検証した内容を菅野さんに伝えたいと思っているかもしれないです。でも、それができない環境だったら・・。(それは心理的な面も含みます。)
私は、脱会後、現役信者に会いましたが、その時は親に対して裏切っているような気持ちになりました。ばれたらどうしよう?とも思いました。(脱会の意志は固まり、もう戻ることはないのに、不思議な感覚です。)
Kさんが菅野さんに会って話しができたら一番いいです。でも、そうしたくてもできないかもしれないです。
だから、Kさんのことはもうそっとしておいてあげてください。
私はKさんが拉致監禁容認派に利用されるのが怖いです。そして、どちらからもそれぞれの正論を主張されて、心理的に逃げることができなくなるダブルバインドに陥るのが怖いです。

MKさん・・

米本さま

お久しぶりです。
約2週間ほど前の拉致監禁発生情報を受け止め、コメントを控えておりました。なにしろ、おわかりになると思いますが、身近なことでしたので。

MKさんの内容は実にショックです。婚約者の叫びがあったにも関わらず…。まだ背後に拉致監禁加害者方々の姿が見え隠れしていますよね。悲しいばかりです。
まだ全文を完読した訳ではないので、コメント内容に不足部分もあるかもしれませんがご了承下さい。

私の周りでもこれから結婚(教会的に家庭出発)を控えている方々は多数知っています。一部を除けば、このようなことが起こり得る可能性が0ではない状態です。個人的意見をいえば、ただ、統一教会で結婚(祝福)をすると言うだけで、一般の結婚と大した差異はないようにも思いますけど。見た目としては。

ともかく。

私個人としても、可能性は0ではない状態ですから、とやかくは言えません。
現に正月に身近(同支部内)で拉致監禁が起こっていましたので。
幸いにもとても危険な脱出を成功したけれども、彼女が被害に遭ってしまったことで、まわりにも現実感や恐怖感が沸々と実感されてきました。今まで、知識や話だけでしたが、そうではなく、現実味を帯びました。今回のことがなければ、遠くにも感じる話だったでしょう。私としても信者ですのでより一層恐怖を感じています。今のところ、両親に兆候を感じないのですけど。彼女もいきなりだったと聞いています。それが、怖いのです。

だからこそ、この問題により一層解決へと進むことを願うばかりです。これ以上の悲しみや苦しみをなくしたいですね。たとえ、私が信者であってもなくても、知ってしまった以上、このような理不尽なことはなくしたいですね。そう思うこの頃です。

また、Kさん本人の本音はいかばかりでしょうか。よほど苦しみもあるかと思います。ただ願わくば、これ以上、彼のことが何かと利用されなければいいのですが。最近の監禁には、当支部にいた方(KMさん)が登場したとも聞きます。本人の意思か否かは不明です。その方のようにならなければ良いですけど。

ちなみに、そのKMさんの元婚約者の方の話を一度人づてに聞いたことがありますけど、相当精神的にきつかったそうです。今回、婚約者の菅野さんもPTSDを発症されたそうですので、少しでも彼女の状態が良くなることを願うばかりです。

なお、今回(正月)の事件の発生により、青年部内で、今まで以上に米本さんの認知度が上がりました!そして、事件に対する関心度も上がりました。

koyomiさんに質問です。

koyomiさん
> 私は、脱会後、現役信者に会いましたが、その時は親に対して裏切っているような気持ちになりました。ばれたらどうしよう?とも思いました。(脱会の意志は固まり、もう戻ることはないのに、不思議な感覚です。)

 このときの感情、感覚を教えてもらえませんでしょうか。
 強制脱会者がその後に前の仲間に会うのは、それほど例がないと思います。(1)どうして会おうと思われたのか。(2)不思議な感覚を含めて、このときの感情について。(2)については再びの監禁を恐れていった気分があったのでしょうか。

 次々回で書く「強制脱会者の心理について」の参考にしたいのです。どうかよろしくお願いいたします。

前進&提案

猫娘さん

>今回(正月)の事件の発生により、青年部内で、今まで以上に米本さんの認知度が上がりました!そして、事件に対する関心度も上がりました。

コメント内容からすると、今回のM子さんの事件、またそこに説得にやってきたKマザーのことも、教会員すべてに伝えられたように読めました。
 これまでの雰囲気と変わりつつあるようで、少しばかり安堵しました。

 猫娘さんの支部は、親に明かしていない人が多く、その意味では監禁予備軍だらけです。

 1刻も早く親に明かす。そのときには韓国SBSの番組のDVDも同時に見てもらい、「このようなこと(拉致監禁)は絶対にしないください。それさえ約束してくれれば、統一教会のことで親子で話し合うことができる」というように言えばいいと思います。あの番組をみて、それでも拉致監禁をするんだという親は皆無に近いと思いますよ。
 支部内で提案してみてください。期待しています。

質問にお答えします。

米本さんご指摘の通り、強制脱会者が現役教会員に会うことは少ないです。理由としては、お互いに相手が避けていると言います。事実その通りでお互いに避けているのです。教会員にとっては脱会者は裏切り者です。また脱会者によって自分も脱会させられるのが怖いのです。例え霊の親子(紹介者、被紹介者)でも同じで、アベル(上司)に相談したら会わないように、電話もしないようにと言われます。私の霊の親は私より先に強制説得で脱会しました。やはり、アベルからは接触しないようにと言われました。でも、私は時々電話をしてました。
私はもしかして変わっているかもしれません。だけど、脱会したからといってもこれまで一緒に活動してきた友達です。やはり会いたいし、連絡も取りたいです。でも、それは親や強制説得者からはっきり駄目とは言われていませんが、(脱会させる目的でなければ)駄目なのです。ある脱会者に言われました。統一教会員に会いたいなんて思わない、と。会いたいと思っているうちは覚めてない(間違いがわかってない)と思われます。親も強制説得者も偽装ではないか、また戻るのではないか、と心配します。それでも私は会いたかったから、会いました。でも、会ったからって何も変わりません。交わらない会話と気持ちにがっかりして、次第に会いたい気持ちもなくなり、こちらはこちらの生活で精一杯になるわけですから、交友関係は続きません。でも、今もって1人の現役の人から連絡はあります。会ってはいませんが。
原理の間違いがわからなければ、拉致監禁(強制説得)は悪です。それをする親や説得者を責めることができます。だけど、間違いがわかって脱会したら、責めることができないのです。自然脱会が多いとは言え、自分が脱会できたのは親や強制説得者のお陰であり、感謝しなければいけないという思いになります。そして、これからは親に心配かけてはいけないと思います。説得者は違えど同じ時期に脱会した人も「あれは拉致監禁だよね。」と言いつつも、「親には感謝しないとね。」と言ってました。私は脱会したての頃は親に心配かけないように、行き先、会う人を伝えてました。当時30歳だったにも関わらずです。だから、自分が会いたいって思いだけで現役信者に会うことは、親に心配かけることであり、拉致監禁までして脱会させてくれた親や説得者に対する裏切り行為とまで思ってしまうのです。だから後ろめたさを感じてました。それと米本さんご指摘の通り、再びの拉致監禁の恐怖もあります。今でも親に背いたら何をされるかわからないという思いはあります。(これは私だけかもしれません)
反対派は信者は善悪二元論に陥っていると言います。だけど、反対派もこの二元論思考を上手に利用してます。原理の間違い→脱会=強制説得は妥当という図式です。決して原理は間違いだけど、強制説得も間違いという考えにはもっていかないのです。だから私も強制説得は必要悪だと思ってました。でも、今は強制説得は間違っているとはっきり思います。長くなってすみませんでした。

とても感謝です。

koyomiさん、長文の回答、ありがとうございました。微妙な心模様、とても参考になりました。

米本さんへ

こちらに返事を書きます。

足立青年部は反社会的な活動を繰り返してきた組織です。そんな組織に我が子が属し、反社会的活動に加担していれば、家族は心配するでしょうし困るでしょう。



>1刻も早く親に明かす。

これはとても良いことですね。
統一協会信者として行ってきたことを親に包み隠さず明かす場合、多くの信者が直面する問題は、「世間でいうところの“反社会的“な活動をしている(いた)こと」「献金や物品購入の為に多額の借金をしている(いた)こと」「信仰の為に様々な嘘を付いてきたこと」を説明しなくてはならないということです。
その時、親はどうするでしょう?納得し「信仰を続けなさい」などという親なんているのでしょうかね。

まあ、統一協会が、統一協会信者で構成された拉致監禁反対団体が、「親に包み隠さず明かしましょう」と呼びかけることはないと思いますが・・・
あとは米本さんに期待します。

投稿移動のお願い

 チクリンさん、↑の投稿を、やりとりがあったコメント欄に移動してもらえませんか。

 今は右サイトの「最新コメント」に表記されているので、やりとりの流れを知ることができますが、それが消えてしまうと、後日、このブログとコメント欄を読んだ読者は、チクリンさんの投稿を読んでも、(やりとりの流れがわからないので)、何のことかわからなくなってしまいます。

 よろしくお願いいたします。

注)移動されたことが確認され次第、この管理人の投稿は削除します。

腹話術?

腹話術

はじめてコメントします。
「関西拉致監禁強制改宗被害者の会」の管理人です。

先日、いっこく堂さんの腹話術をテレビでちらっとみましたが、見事ですねえ。自分は口を動かさずに、あたかも人形がしゃべっているように見せる技術は感動ものです。どう見ても、人形がしゃべっているとしか見えませんでしたよ。
しかし、弁護士の腹話術は感心しませんね。自分が言いたい事を代理人と称して、通知人の口(この場合は書面なのでしょうが…)を通して語らせる。弁護士として本末転倒している事に甚だ疑問を感じます。
しかし、1通の通知で、統一教会へ揺さぶりをかけ、米本さんに圧力をかけ(米本さんは何の圧力にも感じてないのでしょうが)、公安にまでアピールするという効率の良さには感動します。こちらも学ぶところ大でした。
通知書を開示してくださった米本さんに感謝です。

米本さんへ

>1刻も早く親に明かす。

これはとても良いことですね。
統一協会信者として行ってきたことを親に包み隠さず明かす場合、多くの信者が直面する問題は、「世間でいうところの“反社会的“な活動をしている(いた)こと」「献金や物品購入の為に多額の借金をしている(いた)こと」「信仰の為に様々な嘘を付いてきたこと」を説明しなくてはならないということです。
その時、親はどうするでしょう?納得し「信仰を続けなさい」などという親なんているのでしょうかね。

まあ、統一協会が、統一協会信者で構成された拉致監禁反対団体が、「親に包み隠さず明かしましょう」と呼びかけることはないと思いますが・・・
あとは米本さんに期待します。

お手数をおかけしますが、↑にある2011/01/24 22:15 のコメントの削除をおねがいします。


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