解放された孝成教会のHMの体験(4) 

拉致監禁リアル情報(18)

 解放された孝成教会のHMさん(29)の体験(4)

どこまで行っても交わることのない交差点


統一教会が告訴?

 黛氏が去ったあと、疲れた表情の母親が話した。
「ここを出たあとのことについて、明日、話そう」
 深雪の心に「希望」の二文字が灯った。

 その晩、両親が沈鬱そうな表情をして、改まった口調で、語りかけてきた。
「警察から出頭願いがきている。明日、一緒に警察署に行こう」
 両親は「統一教会から告訴される」と、しきりに恐れていたという。

 ここで注釈を入れておく。
 警察が動いたのは直接には、深雪が所属する孝成教会のメンバーが捜索願いを出したためだろうが、それを受理したのは、以前にも2回監禁されたことがあったこと、また8月13日の拉致の当日、深雪の「助けて!誰かきて!」の叫び声によって、警察官が駆けつけ、親子に口頭注意するといったことがあったこと(出来事の継続性)?が関係しているように思われる。

 両親は統一教会が告訴することを恐れていたというが、これは両親の誤解というか勘違いである。両親を刑事告訴できるのは被害者である深雪だけであり、統一教会が告訴することはできない。教会ができるとすれば「刑事告発」だが、その場合でも、被害者が告訴していなければ、効力は弱いというか、そもそも受理しないのではないか。
 統一教会が刑事告訴したのは、富澤裕子の両親・家族そして雇われた興信所職員が鳥取教会を襲撃し、裕子を拉致した事件(鳥取教会襲撃事件、97年)のときである。教会の器物は壊され、教会内にいた職員が怪我を負ったのだから、統一教会が告訴するのは当然のことだった。

 両親が必要以上に怖がったのは、後藤徹氏の刑事告訴事件が話題になっていたため、そのイメージが膨らみ、私たちも統一教会から告訴されると妄想を抱いたからではないか。しかし、この後藤告訴もあたりまえのことながら、統一教会とはあまり関係なく、後藤の単独意思で行ったものである。この告訴には私個人、少々関わったことがあるので、告訴の事情は把握しているつもりだ。

絶対に守る

 10月6日の朝、恐れを抱いている両親に、深雪は優しく話しかけた。
「お父さんとお母さんは、(警察から)絶対に守るから」
「そうか。おまえを信じているから」の両親の言葉に、深雪は両親と何らかの信頼関係が築けているような感じがしたという。

 しかし、私はこの感じ方には違和感を覚える。深雪に言葉を返すのであれば、「頼むよ」ではないかと思うからだ。
 おまえを信じている。いったい、娘の何を信じていると思ったのだろうか。

 マンションに移った8月13日から前日の10月5日まで、深雪は約束通りのことを実行してきた。約束を破ったのは両親である。それなのに、どうして「悪いけど、頼むよ」ではなく「信じているから」という表現になるのか。言葉の綾と思われるかもしれないが、私には不思議でならない。

 深雪が統一教会と結託して、マンションには無理やり入れられた・部屋には鍵がかかっていた・会いたくないのに無理やりキリスト教の教えを聞かされた・部屋から一歩も外に出たことはない?と嘘の証言するのではないかと、疑っていたということではないのか。
 それなら、「警察から守る」に対して「おまえを信じている」という言葉は氷解する。


 宮前警察署に親子3人で行くと、親と深雪は別々の部屋に通された。
 深雪を担当した警察官は「統一教会から捜索願いが出されている。問い合わせがあったときのために必要なので、自筆で『今の状況』について書いてくれ」という。

 そこで、深雪は?監禁ではないこと、?自分の意志でいつでも出られる状況にあったこと、?精神的苦痛は一切与えられていないこと?などを綴り、署名・捺印した文章を警察官に渡した。

 警察署を出たとき、両親はさすがに安堵の色を浮かべたが、帰り道では「統一教会が告訴しろって言ってくるだろうが、どうするんだ」とか「監禁されていたなんて、教会の人に言わないでね」とか、しきりに気にしていたという。

 両親を守るための文章を書いたこの段階に至っても、両親と深雪の態度にはズレがある。やはり「交わらない交差点」なのである。

健気な娘

 両親は深雪を手放さないと大事(おおごと)になると思い込んでいたようで、警察署を出ると、マンションから荷物を引き上げ、そして、実家に置いてあった携帯などの私物も車に積んで、その日のうちに元から住んでいたアパートに深雪を送り届けた。

 母親は「元気でやるんだよ」と涙ぐみ、父親は「これでお別れだ」と悔しそうに、最後には両親と固い握手をして別れた。が、すぐに父親だけが戻ってきて、深雪の手をもう一度握りしめながら、「さようなら」と言って去って行った。目にはうすっらと涙が溜まっていた。


 この別れの場面がこの物語のクライマックスだろう。信者家族、元信者家族の中には深雪の両親の心情に思いを寄せ、涙を浮かべる人もいるかもしれない。
 だが、私には、「両親の涙」には申し訳ないのだが、この場面は滑稽に思えてならない。
 深雪は、この3回目の心理的監禁がある前は、毎週のように実家に戻っていたのだ。それゆえ、「これでお別れだ」「さようなら」の言葉はどう考えても変である。

「いろいろあったけど、一段落したら、また前のように戻っておいで。今回のことやこれまでのことを、お互いにどう感じていたか、率直に話したいなあ」
 こう語りかけるのがふつうの親の感覚というものだろう。


 この記事を綴っていて、少しばかりウルっとしたのは、深雪が「お父さんとお母さんは、(警察から)絶対に守るから」と語った場面だ。
 深雪は2回も強制説得を受けながらも、その後も毎週のように実家に戻り、その結果、3回目の拉致監禁(正確に言えば心理的監禁)を経験することになった。3回目にしても両親から約束を破られ続ける。それでも、「両親を守る」と言ったのだ。健気なのである。

 親よりも子ども心のほうがはるかに広い、と感じるのは私だけではないだろう。

 深雪によれば、父親は理性的、母親は情的な人だという。「父親には思い込みが強いところがあり、母親は感情的になるときがある」という欠点があったにせよ(注1)、両親はもとから偏狭で、狭量の持ち主ではなかった。深雪の話からすれば、きわめて良識ある親だと思う。
 ただし、保護説得に走る親に共通する傾向?自分の思い通りに育てたいといった、子どもは自分の所有物という子ども観?は否定できないが。参照サイトは「監禁した側(親)と監禁された側(子)の対話?」?子どもは親の所有物か

 では、良識ある親なのに、なぜ、子どもを信用することができなくなってしまったのか。信用できないといったレベルではなく、親は猜疑心の塊となっている。
 そうなってしまったのは、荻窪栄光教会主事の黛藤夫の存在を抜きにして語ることができない。
 黛については次回のブログで書くとして、解放後の話をしておこう。

入籍

 深雪は、二重のはっきりした、どんぐり眼の可愛いらしい娘さんである。第一印象はなよなよとした感じで、いかにも意思が弱そうで、声もか細く、「インタビュア泣かせの人物」のように思えた。
 ところが、質問に答え始めると、声は小さいものの、言葉を選びながら、丁寧にしっかりとしゃべる。<こりゃあ、婚約したKは尻に敷かれるな>と思ったほどだ。
 ここからはインタビュー形式で、話を進めることにする。

??解放されてからも、元のアパートに住んでいるのか。
深雪:いや、やはり怖くて。別のところに仮住まいしています。
??仕事は?今はどうやって生計を?
深雪:まあ実質的にはクビになったような感じです。今は就活中で、わずかな預金を取り崩して生活しています。

??生計の面だけを言えば、結局のところ、両親は深雪さんの職業を奪ったということになります。法律論で言えば、損害賠償請求の対象になります。まあ、それはともかく、両親との関係は。
深雪:まず、家庭裁判所で家事調停を申し立てるつもりです。拉致監禁はもう2度とやらないという調停です。親にもそのことを話しました。(明るい表情になって)調停の場に出席してくれるそうです。おそらく、調停は成立すると思います。(注2)
??調停成立になってからは。
深雪:拉致監禁の心配はなくなりますから、実家に帰りたいですねえ。これまでお互いに感じたことを話し合いたいです。そして、主体者(夫)にも会ってもらいたい。そして、それぞれがふつうに行き来できるようになりたいですね。

??そのK君のことですが、K君の両親は。
深雪:実家は長野県の嬬恋村ですが、私のことを認めてくださっています。
??K君とは。
深雪:あたりまえかもしれないけど、私が解放されたことをとても喜んでくれました。(ちょっと誇らしげに)10月23日に彼が住む荒川区役所に婚姻届けを出しました。
?これからの生活はどんな予定。
深雪:家庭出発(結婚生活に入ること)は1年後にしようと考えていましたが、いくらなんでも遅すぎると言われて、来年の6月にしようと計画しています。Kさんは献身者でアルバイトで生計を立てていましたが、近く民間企業、あっ統一教会系企業ではありませんよ、ふつうの会社の社員になる予定です。そうなったら、荒川区のどこかのアパートを借りて、新しい生活が始まると思います。

(注1) 高偏差値の人に共通に見られる欠点は、先入観が強いことである。一般の人は、「それは思い込みだよ。偏見にすぎないよ」と言われると自説を検証するが、高偏差値の人は、プライドも高く、自分で頭がいいと思い込んでいるから、自分の考えを見直そうしない。

(注2) この原稿をチェックしてもらうときに、その後の両親との関係を聞いた。彼女の返事は以下の通りだった。

「両親からメールがありましたが、家事調停には参加してくれないようです。
 裁判所を介して親子関係を修復することに納得がいかないみたいです。
 親は私が統一教会に指示されて動いていると思っています。どうしようもありません。
 家事調停を無理に進めると統一教会に対する印象がどんどん悪くなるので、今後は教会の人に会ってもらって不信を解くという平和的な解決を図るつもりです」


?次回は黛藤夫の正体について?
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コメント

複雑な思い

深雪さんの真っ直ぐな姿勢、親思いにはうるうる来ましたが、読後感は複雑です。私は深雪さんのご両親が羨ましいです。私が深雪さんの親なら抱きしめてあげたいです。例え、世間に後ろ指指される団体に所属していても、「うちの娘は立派だ」と誇りに思いたいです。だけど、深雪さんのご両親は、深雪さんが統一教会にいる限りはそうは思えないのでしょう。悲しいことです。
深雪さんのご両親がそうなってしまった背景には、思い通りに育てたい(育って欲しい)気持ちはあったとは思いますが、過去3組の反対派(強制説得者)の影響が殆どだと思います。強制説得者の反統一教会教育は凄いです。あんなのをまともに受けたら、絶対脱会させないと不幸になると思い込みます。その思い込みゆえに強制説得者の言いなりになるのですから、恐ろしいです。
私は、統一教会以上にそんな強制説得者が許せないです。特に今回の深雪さん親子は3回目の監禁以前に分かり合えるチャンスがあったのです。それを踏みにじる指導(があったと思います。)をしておいて、「統一教会のいう善が本当の善か考えてみませんか」言うのは、はぁー?です。まず、「あなたのしていることが本当に善なのか、自分の頭で考えてみてください。」とどっかの説得者の言葉を借りて言いたいです。
深雪さんのご両親は、一旦反対派とは完全に縁を切るべきでしょう。3回も人を変えて脱会させられなかったのだから、強制説得が意味がないことがわかったでしょう。そして、これから親子の交わりをして欲しいです。こんなことがあったら親子の縁を切りたいと思うところを深雪さんは、親との交流を望んでいます。それに応えて欲しいと思います。

SBSきよみさんと重なって見えます

 なんかSBSのきよみさんと重なって見えます。
 アカの他人なら告訴すれば有罪間違いなしでしょう。いや、実の親でも無実とはならないかも。
 はっきりいって親は子供の全生涯に責任は持てません。先に生涯を閉じるのです。なのに、この就職氷河期に大切な職を失う状況に追い込んでどうするのですか。本人の意思でもないのにウソをついてまで勝手にやるとは。父親の友人も共犯ですね。
 結局、自分の思い通りと言っても人生の半分は別れ別れになるのが寿命を持つ人間という存在の親と子の宿命ですよ。職を得て仕事をして自分で生活をやりくりしている大人になったのに、信仰を止めさせるために捕まえてしまう。その結果、失業させてしまうわけですが、ゆくゆくは親がいなくなった後の子供の半生に響くような無謀な行動です。親の本人たちも職に響く行動をしているのですから家族そのものにとって大変な自虐行為としか映りません。
 告訴を恐れるなら、他人様には到底やれないことなのだから、他人様にできないことは大人になった自分の子供にもやるなと言いたいです。かなり非情な手段に出ているのと裏腹に、告訴されないことを願うような身内の甘えが感じられるし、実際、娘さんは許している。本当は親思いなのでしょうが、なんかSBSのきよみさんと重なって見えるのはそんな理由です。

うむ

深雪ちゃんは非常に良い娘だ。
そして両親も本来は素敵な親だと思う。
調停に出ないのは残念だが、本当にもう拉致監禁をやらないのであればそれでいい。
とにかく安心して深雪ちゃんが実家に帰れるようにしてあげれば、さようならを言う必要もないだろう。

情報操作

マスコミの一方的な悪意によって導かれた情報操作があり、書店に行っても他の宗教の本は置いてあるが、拉致監禁、強制改宗といった本、そして統一協会関連の本(光言社出版)や統一教会に寛容な本は置いていない、もし反対派の本だけでなく、協会の書籍も並んでいたら、拉致監禁の被害も少なかっただろう。今日も紀伊国屋書店にいったら反対派の本がありましたが協会関連の書籍はありませんでした。我隣も書店にありません。

親子って・・・

深雪さんの話を聴く限りでは、いろいろと複雑な心境になりますね。
私も同じ立場でしたら、同じような心境を抱くかもしれないし、逆切れする節もあるとは思いますが…。やはり、信仰を持つ身としても恐怖を感じます。親を思う心もある反面、裏切りとしての思いも芽生える反面・・・・。最近、数名の方々が両親に信仰告白をしました。今のところ受け入れられたとのことですが、今後何も無いことを願うばかりです。


今日は珍しくホームから入力しています。ちょっと時間がありましたので…。

以前、私を始めとして足立青年部の話が取り上げられたことがありましたので、この場をお借りしまして、返答を少しほどさせて頂ければと思います。

以前コメントを下さいました、
米本 様 と 西岡 様

半月ほど前ですが、あまり良くはないですが、職場から合間をみてブログを閲覧しましたところ、足立支部の様々な話が飛びかっており驚きました。


その中で、いくつか意見がありましたので投稿致しました。

まづ、放送ですが、2週間ほど前やっと見ましたが、諸事情にてまだ見れてない方がいるのは事実です。

また、ネットについてですが、閲覧に制限はなく自由に使えます、が、PCの数が少なく、いそがしかったりや、また一人の使用時間が長く、そのまま結局は時間がなくて見れない…もしくは、たとえPCや携帯からとしても、ブログを見るとかしない方が多くいます。
他にも、朝位しかみないテレビやネットのニュースや部署でとっている新聞(世界日報)も見ない方が多く、結局のところ、情報の行き遅れや世の中に対して疎いことが、いわゆる入教には多少なりともあります。むしろ、同じ生活内でニュースなど知る私がちょっと…という所はありますが。(とはいえ、以前よりはまだ良くなりました)

まして、今本部で力を入れている拉致監禁に関しても皆そこまで調べていませんし、先日見た放送で現状を知った方もいます。ゆえに、本当にKさんやYさんの開放を知らない入教青年は多いんです。おそらくどちらも支部全体に流れていません。なので、まだ開放を祈ってますよ。

その点が気になり、コメント致しました。他にも、疑問は直に支部にぶつけれないので、近く、本部に聞いてみようと思います。
私自身、色々と思いはでますが、教会が少しでも良くなってほしいので。


できれば、内からは難しい点もあるので、米本さんからこの支部にこの件について、改善のメスを入れて貰えないでしょうか。私が言うのもなんですが、そう思ってしまう節もあります。

ちょっとこの場にお門違いな天がありましたらご了承下さい。

また、時間等見て閲覧、コメントさせて頂きたいと思います。

なぜ家事調停に出席しない

今回の話を読んで、いささか話が左右にブレているような感想を持ちました。また、疑問も湧いてきました。

①深雪さん「両親は教会から告訴されることを恐れていた」
②米本さん「告訴は本人からしかできないのだから、両親は誤解している」
③両親は深雪さんに対して「教会が告訴しろと言ってくるだろうが、告訴しないでね」と言ってきた

米本さんは、両親が誤解しているとおっしゃっています(①)が、両親は深雪さんが告訴することを恐れていた(③)のだから、両親は告訴と告発の違いを知っているのではないでしょうか。
おそらく、監禁グループからそこら辺のことは勉強しているのではないかと思いますが。

米本さんはよく、統一教会側のアクションの遅さを問題にされますが、本人の告訴がない限り、刑事告発ができないのなら、信者が監禁下に置かれている中で、教会としては動きようがないのではないでしょうか。
果たして、信者が監禁された場合、教会サイドとしては何をすればいいのでしょうか。

深雪さんが警察に「監禁ではない」「自分の意思でいつでも出られる」と説明したことについて、私は正直、人情的すぎるな、と思います。監禁行為に対する敵愾心が薄い、というか、問題意識が乏しい、というか…。

実際、家事調停に出席すると言っていた両親が、その後、手のひらを返したように、出席しない、と言っているようですね(このシリーズの末尾より)。やっぱり、って感じです。

両親は何が何でも、深雪さんを脱会させ、同じ信仰を持つ婚約者との結婚を破棄させたいのではないでしょうか。
監禁グループは、いわゆるハードな拉致監禁はヤバいと思い始めていて、ソフトな形の監禁を推し進めていることと思います。だから、決して、家事調停などに出席させないと思います。

だから、両親は今後とも、監禁をすると思います。絶対に、法的抗力のある何かの条件を取る必要があると思います。

追伸、米本さん、私の言葉が浮いていたら、どのあたりがどのようにおかしいか、ご指摘ください。直すようにいたしますので。

投稿感謝です。

 みなさん、投稿ありがとうございました。すべての方にレスできないのですが。

koyomiさん、投稿文を次の次のブログで引用させていただきます。よろしくペコリです。

猫娘さん、足立青年支部の現状、理解できました。
支部長をはじめとする支部の幹部たちに、情報の重要性、ネットの重要性を理解させるのは容易ではありませんね。少々、溜め息

みんなさん、疑問が出されていたので、答えておきます。

①のところで、「両親は教会から告発されることを恐れていた」と深雪さんに語っていれば、本文でくだくだと書く必要はなかったはずですが、「告訴」という言葉を使ったのだから、左右にブレるような印象の文章にせざるを得ませんでした。

> 信者が監禁された場合、教会サイドとしては何をすればいいのでしょうか。

その1・警察に捜索願いを出す。(これは昨年の夏以降、ようやく組織としてやるようになった)
その2・所在場所を探す。(これも、わずかな手がかりをもとに探すようになっている)
その3・強制説得の場から脱出あるいは解放されたケースがあれば、それを詳細にネットで報告する。(これはやっていない。そのため、このブログでやらざるを得ない)
その4・脱会説得者の名前がわかれば、抗議行動を起こす。最低でも、所属の教会長や梶栗会長名で、抗議文を送る。(これは、やっていない)

※宗教団体に限らず、所属する構成員が拉致監禁されても知らん顔をしているような団体は、世界広しといえども、日本・統一教会だけ。SBS番組でも、これに関したことを言及していた。
昨年の夏以降、文クッチン氏の指示によって、ようやく拉致監禁問題に取り組むようになったが、直近の事件に関与した脱会説得者への具体的な抗議はいまだ行なっていない。他の団体では考えられない話である)

 まだあるかもしれませんが、ざっと考えつくところは、以上の通りです。

> 追伸、米本さん、私の言葉が浮いていたら、どのあたりがどのようにおかしいか、ご指摘ください。直すようにいたしますので。

 このブログで「言葉が浮いている」と指摘したことはありません。
 私が指摘したのは、「宮村峻の研究」ブログの投稿欄においてでした。
 だから、上記のことは「宮村~」ブログで質問してください。

 あえて付言しておけば、このブログの投稿欄で言葉が浮いているなと感じたのは、前回のブログでのコメント「しょせんお人好し」です。読み返していただけたら、幸いです。

捜索願いの次は?

信者が拉致監禁された場合の、教会の取るべき行動
<その1・警察に捜索願いを出す。
その2・所在場所を探す。
その3・強制説得の場から脱出あるいは解放されたケースがあれば、それを詳細にネットで報告する。
その4・脱会説得者の名前がわかれば、抗議行動を起こす。>(米本さんのコメントより)

なるほど。信者のことを大切に思えばこそ、最低、これぐらいのことはしなければなりませんね。

捜索願いを出す、ということは、その監禁被害者が所属している教会の長なりが警察に「うちの信者が突如、いなくなったのですが、探してください」というふうにするわけですね。

そこで、新たな疑問が湧いてきました。
①警察が居場所を突き止めたとして、警察はその居場所情報を教会サイドに伝えるのでしょうか。
②もし、警察が「親子で話し合っているので問題ない」と回答することが考えられますが、もしそうだとしたら、捜索願いを出すことが無意味なような気もしますが、捜索願いを出す意義はどこにあると考えればいいでしょうか。
③仮に、居場所を教えてもらったとしたら、教会の人たちはそこに押し掛けていって、ドア越しに呼びかけたり、「ここに監禁された人がいます!」と近所に触れ回ったりして、監禁を中断させるように働きかければいい、ということでしょうか。

すみません、しつこい質問で。
もし、よろしかったら、アドバイスをお願いします。

みんなさんのコメントに対して

たとえ警察が居場所を教会側に教えてくれなくても、親子の話し合いだと無視されても、大切なのは、教会側が警察に対して「拉致監禁自体が犯罪であり、不法行為だから捜査してほしい」という姿勢を行動ではっきりと表すことだと思います。
絶対に”無意味”ではないと思います。最初から無理だとおもって行動しなかったら、表向きに”親子問題だから、、、”ということにしたい反対派にとっては、しめしめ、好都合でしょう。
これまで拉致監禁を”家庭問題”という枠で考えてきた部分が教会側にもあったのではないかと思います。
米本さんが拉致監禁をする親の傾向として-自分の思い通りに育てたいといった、子どもは自分の所有物という子ども観ーの部分、は納得です。親と違う考え、感じ方をする私を理解できないし、いくら牧師からマインドコントロールされてるなどと教育されたからといって、それは娘の本当の姿ではないと本気で思っている親が、恐ろしく感じました。
こういった部分は確かに親子関係の問題になってくると思います。そういう親が牧師の網に引っかかってしまうのでしょう。
でも、家族だけで激しく反対してくるのと、牧師がかかわってくるのとではその反対する”質”が全然違います。
家族だけで反対してくるときは、反対してくる主体が”家族”です。
そこに反対牧師が関わる拉致監禁による反対の主体は家族じゃなくて”牧師”なんです。牧師は自分の目的を果たすために家族を巻き込み、家族は子供を救わなければという一心で牧師の操るままになる、、、。
牧師だけじゃなく、統一教会員への拉致監禁を合法化しようとする弁護士、教授、マスコミに関わる人、、。そこに、教会側が何も行動を起こさないとするなら、組織化された力の前に家族問題として一人で闘うにはあまりにも無力であるしかないのです。
警察が対処してくれようがくれまいが行動を起こすことが積み重なって、何かの時にそれが成果として現れてくると思います。

なんかズレてる、順序がちがう

まず教会のさまざまな悪評や組織体系を改善してないのに、拉致問題を掲げても、順序がちがう気がする。

歴史のながれからしても訴えるべきは、まず統一教会。日本にきて一連の騒動をおこした結果が世論となって表れている。
しかるべき処置がおこなわれないと、一般人や教会批判者は拉致監禁に対してなにも手を出せない。

違法勧誘などを何十年もくりかえし、おおくの人を混乱させ破産させ、その罪を教会自体は国から受けていない。

はっきりいって宗教法人をはく奪するべきだと思う。

拉致監禁は間違っている。
しかし、日常から切り離して両親が説得してまで、やめさせたい破壊カルトだということ。なぜそのような認識が一般化されたのか。マスコミをおおかたの理由にあげるのはやめて考えてほしい。教会員はじぶんも「詐欺教団」の一人だという認識をもう少しもってほしい。


私は街で声をかけられた時、その時はうれしかった。講義受講して、世界のために働こうと思った。しかし蓋をあければ教祖はフクヨカで大金持ちで、こちらはなにをするのもお金を要求され、何百万も借金し、あげく教会からは両親・親族からもお金をもらってこいと言われる。そのうち、お金を「自分でかせぐ」でなく「どうしたら、人からお金をもらえるか」と考えるようになり、自己正当化して「めぐみをください」と祈っている。

そこから抜け出して、いま幸せです。
団体でやるほど大きなことはできないけど、個人ができる精いっぱいのことをやっている。

拉致監禁問題も真剣にやれば、ふりむいてくれる人はいると思う。

しかし、ふりむけない人にも理由はある。声かけられてついていったら、悲惨な目にあった人はこれからも無視する。

無視される理由、統一教会員と名乗るからにはあると思うよ。「あなたの信仰が足りない」で片づけられてきて、個人の自由をいままで迫害してきた教会だと感じるから。


最後に

しかし米本さん、私のような若輩が言うのも恐縮ですが、貴方の姿勢は間違っていないです。脚光をあびていないところに飛び込んでいく、世間での評価でなく自分の目を信じ、そして継続させるジャーナリストとして尊敬します。
教会員にとって、貴方はたのもしい存在でしょう。


長文失礼いたしました。

うむ

私もBAさんに同意だ。

深雪さんの気持ちお察しします。
私も宗教二世でしたが、大学で「高偏差値の人」(当時恋人で元夫)に厳しく論破されて、活動から離れました。
活動から離れたまま,信者である母とは和解できたけど、元夫の先入観は最後まで変わりませんでした。
宗教活動を無理に押し付けるのも、辞めさせるのも、同じくらい暴力的なことに思います。
宗教をやる、やらないではなくて、個人がなぜそこに至ったかの理解に努めてくれれば、別の道が開けるかもしれないのに、といつも考えてやみません。

やっと実態調査がはじまりました。

遅きに失したとも言うべきですがやっと教会本部からの実態調査がありました。
全食口に対しての「拉致監禁危険度調査」というもので、所属も名前も記入して提出するものですから、教会本部としてはどの教会の誰が拉致監禁被害の可能性があるか把握したいということなのでしょう。
質問項目の中には
「反対していた家族が急に理解を示したり、賛同的意見になったりしている」
「反対していた家族が教会のイベントや研修に参加するようになった」
などもあります。
これらはこの火の粉ブログを参考にしていると思われます。
教会本部もこのブログはチェックしているということなのでしょうか。
そうだといいのですが、猫娘さんのコメントではまだSBSの放送さえ見ていない人がいるとか。
全員を集めて教会内で見させることくらいできるはずなのですが。またそのように本部から指示することくらいできるはずなのですが。

私の所属教会では、米本氏の日本語バージョンが公開された次の日曜日に礼拝の説教の代わりにSBS日本語版を礼拝参加者全員が見ました。

番組

先日のSBSの番組は統一教会員側の観点から構成されたかなり異例なもの。
それを教会で見せるのなら、普通の霊感商法や正体隠し勧誘の問題を取り上げた番組も見せるべきだと思う。
偏った番組しか見せないことが既に情報コントロールなのだからね。
批判にきちんと向き合ってこそ、誠実な団体と言える。

レッドカード

 匿名部長さんからの投稿は、「コメント投稿にあたっての注意事項」に違反し、なおかつ管理人の指示に従っていただけませんでしたので、一連の投稿を削除するとともにレッドカードを出すことにしました。
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