外国人記者クラブで、後藤氏が記者会見(上)
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『財界にっぽん』10月号?特別レポート・宗教ジャーナリスト室生忠(上)
外国人記者クラブの記者会見で拉致監禁の恐怖の実態を語った後藤徹さん
監禁下では40度の高熱を出しても医者にかかれず
*ブログスタイルに合わせて、読みやすいように、改行、行空けを適宜、行った。
東京のメトロ日比谷線・日比谷駅の階段をのぼると目の前に有楽町電気ビルがそびえている。その北館最上階、20階のエレベーターホールから奥に進むと、社団法人・日本外国特派員協会の時代を感じさせるアンチーク調の受付がある。
日本外国特派員協会の設立は1945年。外務省所轄の特例民法法人として、日本に駐在する外国人特派員やジャーナリストの会員にニュースの蒐集、配信の便宜、取材のための講演会、記者会見の開催などを運営している。会見の招待者は国籍、職業、政治信条などを問われず、日本の大手メディアが取り上げないような人物も多い。
また特徴は日本のマスコミではタブー視、もしくは躊躇される質疑も行われることで、その内容が会員らによって諸外国のメディアに伝えられた結果、内外に大きな影響を及ぼしたケースも珍しくない。
なかでも“勲章”は、1974年10月、田中角栄首相(当時)を招いた昼食会だ。当時すでに“田中金脈”が話題になっていたが、権力におもねる日本のマスコミは沈黙したまま。しかし、特派員協会の外国人記者たちは果敢に“金脈スキャンダル”を追及、その質疑を借用して日本メディアも一斉に動きだし、約1カ月後に田中内閣は退陣に追い込まれた。
8月5日、数々のドラマを生んできた記者会見室のゲストテーブル中央に、背筋をピンと伸ばした後藤徹氏(全国拉致監禁・強制改宗被害者の会代表)が座っていた。
言うまでもなく、12年5カ月にもわたる監禁で統一教会からの脱会を強要され続け、2008年2月にマッチ棒のようにやせ細った姿で解放された被害者である。
後藤氏の向かって右端に風格のある外国人司会者。その左隣に、ボスニア・ヘルツェゴビナの元首相でサラエボ大元学長のハサン・ムラトビッチ氏。後藤氏の通訳を挟んで左端に、元国際ヘルシンキ人権連合事務総長のアーロン・ローズ氏が座っている。
午後3字、外国特派員協会の「統一教会と信教の自由」をテーマとする記者会見が始まった。
録画ビデオのライトに頰(ほお)を紅潮させた後藤氏が語気鋭く、苛酷きわまりない12年5カ月の監禁体験を報告する。
「私の正面に脱会説得者が座り、周りを家族、監禁下で脱会した元信者が取り囲みます。ここでの説得者、プロの脱会屋、宮村峻はこのように言います。
『おまえはマインドコントロールされている』
『自分の頭では考えられなくなっている』
『頭が正常になるまでは、ここから出られないぞ』。
そして、こちらが何か反論すると、
『バカ、アホ、悪魔』
という罵声が飛んできます。
『態度がデカイ!』
と言われては何度も平手打ちされます。
『人の話聞いてんの!』
と言われて熱いお茶を顔面にかけられます。
『目を覚ませ!』
と言われては、氷水を背中に流し込まれます。また、時には、インフルエンザにかかり40度近い熱が続いても、医者にかかることさえもできません」
これほどの被害を受けながら、実は、後藤氏が国内で大手マスコミから取材を受けるのは今回が最初。後藤氏だけではない。稀に取材はあっても、過去4300人に及ぶ強制棄教の被害者のうち誰一人として報道された者はいない。
“統一教会は社会的に問題の多い団体である”との理由で、日本の大手マスコミは一貫して、統一教会信者の拉致監禁の訴えを黙殺し続けてきた。
日本のマスコミには明らかに偏向が存在する。ある教団が抱える社会問題と、その信者を拉致監禁して強制棄教させることはまったく別次元の問題だ。
にもかかわらず、マスメディアは両者を峻別することなく、報道という自らの使命を放棄して、拉致監禁事件の頻発を容認してきた。
そうしたなかで敢然と後藤氏を招いたのが外国特派員協会だったわけで、そのこと自体に大きな意味がある。
「特派員協会には何百人という招待の要請が内外から寄せられます。後藤氏会見の前日には、社民党を離党した辻本清美衆議院議員が招かれました。そうした多数のなかから、協会の専門委員会が招待趣旨の明確性、重要性、緊急性などを基に招待者を決定する。
つまり、日本メディアが総無視するなかで後藤氏が呼ばれたということは、外国特派員協会が後藤事件を報道すべき価値のある重大な事件と考えている証左であり、同時にそれは日本のマスコミに対する批判にもつながっているのです」(日本外国特派員協会に詳しいジャーナリスト)
このジャーナリストによれば、外国特派員協会の良識を代表するジャーナリストの一人が、ゲプハルト・ヒールシャー日本外国特派員協会元会長だという。ゲストテーブルの右端に座って、落ち着いた態度で司会役を努めていた人物だ。ドイツ出身のジャーナリストで、南ドイツ新聞日本特派員を長く務めた後、現在は神奈川大学教授。もちろん、統一教会とはなんの関係もない。
「第一次佐藤内閣から18人の首相の政治手腕を取材し続けた。在日ジャーナリストきっての知日派です。ヒールシャー氏の言葉は鋭角的できわめて説得力をもつことで知られ、外国特派員協会の重鎮です。紆余曲折が予想されるなか、後藤氏の招待が実現したのは、この協会の良識の証しでしょう」前出・ジャーナリスト)
新ブログ「宮村峻の研究」を読んで、後藤徹氏の12年間の監禁に関わった拉致監禁説得の重鎮、一匹狼的脱会屋の人となりを知ろう!
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スキャンダル
というのが
アメリカ人聖職者(無論統一教会以外のです。)等の反応のようです。
恐らく、日本以外の先進国では同様の反応をみせると思う。
宮村氏や高澤牧師らが「拉致監禁」を頑張れば頑張るほど、その異様さは国際社会における日本のイメージを著しく悪くすること間違いなし!(太鼓判押します。)
イメージを悪くすることに関しては人身売買と同等程度に嫌悪されるでしょう。
日本における人身売買に関して
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20100614-76.html
国内法(刑事罰)で罰せられていないのだからから、そのような事実はないと強弁するのかな。
Re: スキャンダル
> 宮村氏や高澤牧師らが「拉致監禁」を頑張れば頑張るほど、その異様さは国際社会における日本のイメージを著しく悪くすること間違いなし!(太鼓判押します。)
> イメージを悪くすることに関しては人身売買と同等程度に嫌悪されるでしょう。
>
> 日本における人身売買に関して
> http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20100614-76.html
確か二年前の国務省報告の人身売買については日本メディアも紹介していました。そのためか、捜査が強化されるようになりました。今日の毎日新聞でも、それに関したことが記事になっています。
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100929ddlk03040027000c.html
しかしながら、同じ国務省報告にある「拉致監禁」に関しては、一切無視しています。
きっと欧米から見た日本は、日本人の自我像(人権・先進国)と違うでしょうね。「人身売買や拉致監禁が平気で行われている日本」というように。
引用されたサイトは米日協会発のものですか。
また、情報があればよろしくお願いいたします。
在日アメリカ大使館
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20100614-76.html
は
在日アメリカ大使館のサイトで、レポートは国務省人身売買監視対策室作成です。
いずれの問題も問題解決の為に日本政府がしっかりとした対応をしなければ
日本人としては嫌ですけど、人権感覚に疎いお国柄と思われるでしょうね。
真にありがとうございます
室生忠です。
『財界にっぽん』10月号に執筆の記事全文を紹介いただきまして、真にありがとうございます。
国外の有識者たちが、日本の拉致監禁の横行をどのように受けとめ、日本の社会をどう見ているのか。その実情を一人で多くの人に知ってもらうために、米本さんに払っていただいているご苦労に心から感謝申しあげます。
近く発売の次号『財界にっぽん』11月号では、イタリア・トリノ市で開かれたCESNUR国際会議の模様をレポートしました。
後藤さんらの渾身のプレゼンに、欧州の錚錚たる新宗教研究者たちはどのような反応を示したのか。国際会議の場で「拉致監禁は存在しない」と主張する日本人弁護士はどんな言動をしたか。CESNUR代表理事が吐露した率直な本音とは…。
ぜひ、人権を重んじる良識ある人々に、日本に対する国際的視線がいかに厳しいものかを実感してもらえますよう、この場を借りてお願いいたします。
人権外交の障害にってことは
このような内容を取り上げてくださってありがとうございました。
ところで、人権外交の障害になるってことは、今まさに北朝鮮の拉致問題の解決のために奔走していらっしゃる有田議員の今後の活動に支障が出たりはしないのでしょうか?
ツイッターやブログで、宮村氏のお友達だってことはいってるし、選挙のお手伝いまでやってくれたと書いてありました。
有田議員、念願の金バッチをおつけになられたけど、こちらとしては、がっかりするどころかかえって都合がいいとおっしゃってる方が多いです。
公人
有田氏は一介のコメントジャーナリストではなく、既に公人です。公人は過去にまで遡って、雑誌その他での発言、取材行動(取材と呼べるならの話です)、私生活にいたるまで普通一般人以上に、強い倫理性と透明性が求められることは言うまでもありません。
有田氏に対しては、小出さんの拉致監禁現場で行った言動、宮村氏との親密すぎる関係等々近い将来、間違いなく各方面から厳しい追及が始まるでしょう。
参院法務委員会に所属する政権党議員が、人権問題の見地から不適切性が問われる事態になった場合、政権党のみならず日本政府そのものが大きなダメージを受けることになります。
既に社会の強制棄教を撲滅している先進諸外国は、依然としてその横行を許している日本政府に、厳しい批判の視線を向けています。日本政府は常々人権外交の推進努力を強調していますが、強制棄教の横行を許すばかりか、与党内に人権問題上好ましからざる議員を抱えている状態を、彼らはどう見るか。
日本政府が人権外交など言うのは片腹痛く、この問題が国連人権理事会の関連で浮上すれば、政府の窮地は決定的になると思います。
ありがとうございます
すばらしい先輩をもって光栄でございます。(実は大学の後輩です。ただし超低空飛行でやっと卒業でした)
国会の証人喚問で額の汗を拭いながら、「記憶にございません・・」なんていう日がきてしまうかもしれませんね。
今後の執筆活動を陰ながら応援させていただきます。
「拉致監禁は、いかなる理由であっても人権侵害である」というのが私のスタンスです。
最近、アーロン・ローズ氏(上記、室生さんの記事中に出てきます)が、この日本での人権侵害問題を訴えるためAPF にコンタクトするようにとの記事がある英語のウェブサイトに出ました。
さっそくですが、AFP(本部はシドニー)あて、日本の拉致監禁、人権侵害問題についてメールを送りました。
http://www.asiapacificforum.net/
米本さん、「財界にっぽん」の記事アップして下さり、ありがとうございます。とても読みたかった記事なのですが、取り寄せるには、本代よりも郵送費の方が高くなりそうで、あきらめていました。これからも、よろしくお願いします。
Yoshiさんへ
>とても読みたかった記事なのですが、取り寄せるには、本代よりも郵送費の方が高くなりそうで、あきらめていました。これからも、よろしくお願いします。
お役に立てて、良かったです。
(中)は10月1日、(下)は10月3日にアップする予定です。
室生さんから案内がありました「イタリア・トリノ市で開かれたCESNUR国際会議のレポート」もタイムリーに紹介したいところですが(室生さん、感謝です)、そうすると、
「勝ち犬の遠吠え」の連載中断の期間があまりにも長くなってしまうので、先に連載記事をアップする予定です。
よろしくご愛読のほどを!
(追記)Yoshiさんへ。文中、AFPとAPFの2つの固有名詞が書かれていますが、どんな団体か説明していただければ助かります。
日本語・グーグルで検索したのですが、それらしきものにヒットしませんでした。
よろしくお願いいたします。
室生先生へ
室生先生の執筆活動、心から感謝致します。
さて、先日はお受けできずに申し訳ありませんでした。
直接ご連絡を、と思いましたが、連絡先を存じ上げず
こちらで投稿いたす無礼をお許しください。
1秒でも早い抜本的解決が図られる事を祈ってやみません。
今後ともよろしくお願い致します。
勇気ある議員
さあ、どうでしょう?、議員から有田議員の不適切性を問う声が上がりますかねぇ。
大手マスコミはもとより、スキャンダル大好きな週刊誌までもがこぞって、拉致監禁問題を意図的にタブー視している現状は変わりません。ある意味、マイナーなテーマにとどまっているこの問題を危険を冒してまで取り上げる議員が果たして出てくるでしょうか。
ましてや、有田氏のバックには週刊文春、全国弁連がいます。少しでもこの問題に触れようものなら、バッシングの嵐に見舞われることでしょう。
日本特有の、村八分にした者を擁護しない空気を果たして変えることができるでしょうか。それこそ、坂本龍馬、田中正造、ガンジー、ルターほどの勇気ある議員の出現を待たなければならないでしょう。
この議題を取り上げることによる、政治家個人にもたらされるメリット(支持、票、お金、党からの評価…)はおそらく皆無でしょうから。
でも、そんな勇気と良心のある議員の出現を心から祈ります。そして、信じたい。この日本にも信仰の自由の日が到来することを。
議員を動かす回路は何?
なぞなぞです。
「議員から有田議員の不適切性を問う声」を上げさせる回路は、議員だけではありませんよ。というよりも、日和見だらけの議員たちに声を上げさせるのは、さあ、誰でしょう。どんな方法があるでしょう。
それよりも、
>でも、そんな勇気と良心のある議員の出現を心から祈ります。そして、信じたい。この日本にも信仰の自由の日が到来することを。
あなたは、本当にそう願っているのですか。本音は反対なのではないですか。
>さあ、どうでしょう?、議員から有田議員の不適切性を問う声が上がりますかねぇ。
などという否定的な茶化しを長々と、
>少しでもこの問題に触れようものなら、バッシングの嵐に見舞われ
つつも、拉致監禁根絶のために奮闘を続ける米本さんの掲示板に書き込むとは…。
あなたには、私たちのように全てを賭けろとは言いません。あなたに出来ることをこそ、まず考えてください。
菅野江里子さんへ
室生さんに連絡すべきだと思われるのなら、直接やるべきです。
おそらく「連絡先がわからない」という反発心がすぐに浮かぶでしょうが、後藤徹さんに聞けばいいし、それでもわからなけば、「財界にっぽん気付」で送ればいいだけのことです。
横との関係不足が露呈しています。
「1秒でも早い抜本的解決が図られる事を祈ってやみません」(気持ちは同じ!)と思っている菅野さんの気持ちを萎えさせるようなことを書いてごめんだけど、やはり、解決するためには冷静さが必要だと思っています。
この冷静さを必要とするのは、室生さんがやや腹立たしげに語った「みなさん」にもだと思っています。
冷静に、粛々と
茶化すつもりは毛頭ございませんが、誤解を招く書き込みをしたことは事実で、お詫びいたします。
<「議員から有田議員の不適切性を問う声」を上げさせる回路>があるということに想像が及びませんでした。お許し下さい。
私には正直、まだ空気、風向きが変わった(変わりつつある)、という実感が持てていませんので、ついネガティブな書き込みをしてしまいます。
室生さんがなぞなぞを下さり、茶化しみたいな書き込みに対して叱責をしてくださったことで、もしかして、希望があるのかな、と思えてきました。
希望を失わず、自分にできることを冷静に粛々とやっていこうと思います。
追伸、
「勇気と良心のある議員の出現を心から祈ります。そして、信じたい。この日本にも信仰の自由の日が到来することを」と書いたコメントに「あなたは、本当にそう願っているのですか。本音は反対なのではないですか」とのご指摘を受けましたが、少なくとも私は室生さんや米本さんを支持する者の一人ですので、そのご心配は無用です。念のため。
読者の皆様へ
私は、米本さんのご好意によって、著作をこのブログに紹介していただいている立場です。
私が読者と無用なやり取りをすることで、米本さんの大切なブログを汚すことは絶対に避けなければなりません。
どうぞ、ご理解をお願いします。
APF - Asia Pacific Forumについて
APF
http://www.asiapacificforum.net/
APFの日本語での活動報告が少しここに
http://www.geocities.jp/mkaw8/hrcc/events/09/0805.html
資金は、各政府、国連、他の団体、会員からです。会員というのは、各国の人権委員会で、たとえば、アフガニスタン独立人権委員会とか、モンゴル人権委員会とかです。日本からの会員は加入なし。
APFで、日本についての報告もありますが、日本に独立した国の人権機関が必要である事を国連の人権トップが日本に要請したことと、死刑の問題と、北朝鮮の人権促進のため日本のできる事を語ってます。
先日、このAPFに簡単な日本での拉致・監禁についての簡単なレポートを送りましたが、時間をみてより詳しいレポートを送ろうと思っています。たった一人の投書では、取り上げてくれないかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。
拉致・監禁問題に対して、すこしずつ、自分にできそうなことが、具体的に頭の中でまとまってくるようになりました。微力ですが・・・
Yoshiさんの活動について
上記のYoshiさんの活動は、その姿勢といい実際の有効性といい、高く評価されます。
この夏、欧州の人権活動家やジャーナリストによる、拉致監禁問題についての調査団が来日しました。
アーロン・ローズ氏ら数人と個別に通訳を介して取材懇談しましたが、彼らの共通認識として、この問題は客観的な調査によってに国際機関に報告されるべき事案であり、そのための調査委員会の立ち上げを決定したとのことでした。
彼らは、当事国である日本からの客観的で具体的な情報の提供を期待しており、Yoshiさんの活動は、既にその一環に寄与しています。
APFその他の国際的な人権組織への情報提供は英語でなされると思いますが、語学の堪能な人は積極的に参加されるよう、私からもお願いします。
Re: APF - Asia Pacific Forumについて
>会員というのは、各国の人権委員会で、たとえば、アフガニスタン独立人権委員会とか、モンゴル人権委員会とかです。日本からの会員は加入なし。
> 先日、このAPFに簡単な日本での拉致・監禁についての簡単なレポートを送りましたが、時間をみてより詳しいレポートを送ろうと思っています。たった一人の投書では、取り上げてくれないかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。
> 拉致・監禁問題に対して、すこしずつ、自分にできそうなことが、具体的に頭の中でまとまってくるようになりました。微力ですが・・・
個人会員も認められるのであれば、加入されたらいかがでしょうか。
『財界にっぽん』の記事を英訳し提出されるだけでも、すぐに反応はないにしても、ボディブローの如く、効果は出てくると思います。
室生さんが触れられているように、語学力の問題はとても大きいと思います。
欧米では「ディプログラミング」(拉致監禁)や「マインドコントロール」を批判する書籍が多数出ていますが、日本で翻訳されて出版されたものはゼロ冊です。世界的に有名な宗教学者、アイリン・バーカーの統一教会に関する有名な書籍も、翻訳されていません。(室生さんがアイリン・バーカーにインタビューした記事は月刊誌『創』に載っています)
拙著でも書きましたが、日と欧米の認識のギャップは語学力の問題に原因があると考えています。
その意味でも、語学ができるYoshiさんや、監禁体験者でもある秀さんの活躍を期待しています。
有田議員、今日も拉致監禁を否定?
>1時から霊感商法被害弁連の集会。国会の合間を縫って出席します。統一教会が破綻する可能性、彼らと御用ジャーナリストがけたたましく主張している「拉致監禁」なるものが、警視庁や検察庁の厳正なる捜査によっても成り立たないとの結論が出ていることなどについて報告します。
約2時間前 Saezuriから
御用ジャーナリストとは、米本さんのことでしょうか。
どうして、米本さんが、統一教会の御用ジャーナリストに見えるのか、理解ができません。
今だに、拉致監禁はなりたたないと、否定しているのも、おかしな話しです。
Re: 有田議員、今日も拉致監禁を否定?
そうだと思います。彼は前からブログでレッテルを貼っていましたから。
>どうして、米本さんが、統一教会の御用ジャーナリストに見えるのか、理解ができません。
>今だに、拉致監禁はなりたたないと、否定しているのも、おかしな話しです。
同感です。
それにしても、国会議員の先生がツィッターで・・・よほどヒマなのですね。そっちのほうが驚きです。
御用ジャーナリストと批判するのであれば、つぶやきやたんなるレッテル貼りではてく、堂々と根拠を示し、論じればいい。
もっとも、全国弁連で、国会議員さんがわざわざ拉致監禁の否定報告しなければならないこと自体、宮村氏やそのお友だちである有田氏たち拉致監禁派が追い込まれているということだと思います。
「けたたましく主張」という表現がその証左でしょう。
全国弁連の集会に参加したことがあるから、会場の雰囲気はだいたい想像がつきます。有田氏の報告に拍手を送ったあと、小グループでの雑談になると、
「宮村さんが拉致監禁に関与していないというのは捜査当局の判断であって、後藤氏の12年間の監禁に何らかの関わりがあったというのは確かなんでしょっ。それなのに、有田センセイが全面否定するなんてねえ・・・」
といった会話が小声でなされるでしょう。
新潟の少女監禁事件は9年。後藤氏の監禁事件は12年。それなのに、日本のメディアは沈黙したまま。特派員協会が後藤氏を記者会見に招聘したのは、きわめて健全な精神だと思います。後藤氏が記者会見で話すことも、有田氏からすれば「けたたましく主張」ということになるでしょう。
統一協会員ですか?
信じられないです。
ashuraさんへ
これはずいぶん短絡的な発言ですね。
まず米本さんは統一教会のすべてを肯定しているわけではなく、拉致監禁問題という一部をとりあげて、是々非々で判断しているに過ぎません。それが結果的には、どちらかというと統一教会に有利なかたちになっているだけです。事実、統一教会の内部ではいまだに米本さんに対して批判的な人も数多くいるのが現状です。米本さんが、統一教会の肩をもつだけなら、これほどの広がりをもてなかったと思います。統一教会をやめた人や統一教会とまったく関係ない人でも、米本さんの是々非々でものごとを見る態度を評価する人は大勢いますよ。
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