緊急!監禁事件発生 赤ずきんちゃん、気をつけて!
拉致監禁リアル情報(10)
新たな拉致監禁事件が発生しました。
拉致監禁されたのは、東京在住の統一教会の青年男性信者NKさん(25)。6月14日(月曜日)の朝、NKさんのアルバイト先に、親から「息子が緊急入院したので、仕事はしばらく休む」という連絡が入ったそうです。
その後、仲間信者が杉並区の自宅を訪問すると、いつものパターンでもぬけの殻。近所の人に問い合わせると、
「家族で旅行に行くという挨拶がありました。いつ帰るかは決まっていないということでした」
NKさんは慶応大学の原理研究会(現カープ)のOB。
慶応大学、大学院を卒業後は、ボランティア活動をしながら就職活動をしていました。それがようやく実り、来年春に有名企業への就職が内定。その矢先のことでした。
NKさんは両親と一緒に自宅で暮らしていました。
これらのことからすれば?またこれまでのパターンからすれば?、6月13日の深夜か14日の朝に、家族がNKさんに「統一教会の影響が及ばないところで、家族で話し合いをしたい」と強引に自宅から監禁場所に連行したと思われます。
時間が特定できるのは、NKさんが13日の夜に電話で、婚約者(合同結婚式でマッチングが決まった相手)と20分にわたって話していたからです。
新たな拉致監禁情報はほぼ以上の通りですが、私はやや怒りをもって、このブログの読者のみなさま、また脱会説得者のみなさまに問いたい。
?大学院を卒業した原理研のOBであるNKさんは、両親と一緒に自宅で暮らしていた。
?アルバイト生活しながら、原理研OBが集う孝成教会に通っていた。
?来年春からは、有名企業で働くことが決まっていた。
?祝福マッチングによって、結婚相手が決まっていた。
➄仄聞情報によれば、NKさんは統一教会の活動にあまり熱心ではなかった。
?同情報によれば、NKさんと婚約者は「ラブラブの関係」(先輩信者の言葉)だった。
このどこに・どうして「拉致監禁を手段とする脱会説得」をする必要性があるというのでしょうか?
反統一教会の権化のような浅見定雄さんであっても、「通教の人を保護説得すべきではない」と書いています。
(追記1)コメント欄で「自宅にいたのに拉致監禁された」という証言がなされています。確かにその通りです。今回のNKさんに限らず、拙著の第9章<野犬狩り>で書いた通り、拉致監禁は自宅にいようが、ホームで暮らしていようが、結婚していようが、子どもがいようが、見境なく行われてきました。
裁判で訴えた今利理恵さん、富澤裕子さんも、1回目の拉致監禁は自宅にいたところを拉致監禁されています。
私が「自宅にいたのになぜ、どうして」と怒りに震えながら、あえて書いたのは、当時と現在とでは事情が異なるからです。
今利さんや富澤さんが裁判に訴えたことで、拉致監禁という水面下で行われてきた強制説得の実態が白日の下にさらされました。99年のことです。
今利さんが訴えたのは、日本基督教団(日基)に所属する現行田教会の清水与志雄牧師と戸塚教会の黒鳥栄牧師でした。それだけに日本基督教団は衝撃を受け、その後、統一教会問題を担当している牧師内部から「保護説得はやめよう」という反省の声があがりました。
その結果、99年以降、日基の牧師が関わる拉致監禁(あるいは監禁下での説得)は極端に少なくなりました。私の知る限りでは、蒔田教会の岩崎隆牧師、元枚方教会の豊田通信牧師、元立川教会の愛澤豊重牧師、元谷村教会の川崎経子牧師(「いのちの家」所長)の4人だけ。最盛期には200人の日基の牧師がやっていたことを考えれば、隔世の感があります。
その後、月刊『現代』の拙稿(04年)、拙著の単行本『我らの不快な隣人』(08年)が出され、その前には後藤徹さんが新津福音キリスト教会の松永堡智牧師、株式会社タップ社長の宮村峻氏を刑事告訴しました(08年)。これを受けて、「拉致監禁をなくす会」が結成されました(09年)。
一方、統一教会も重い腰をあげ、09年7月からこの問題に本格的に取り組むようになり、「拉致監禁?強制改宗被害者の会」を立ち上げるとともに、各教区単位でデモも行われるようになりました。
こうした動きもあってか、今年に入ってからの拉致監禁事件は未遂事件を除けば、名城大学のカープの女性メンバー(1月15日。帰省したところを拉致監禁、強制説得者は神戸真教会の高澤守牧師)、東京の女性青年信者(2月7日。帰省したところを拉致監禁、強制説得者は不明)の2件だけとなっていました。
08年以降の拉致監禁は、多くが帰省したところを拉致監禁されるというもので、アパートにいるところを拉致監禁されたのは1件だけでした。
また、田中幸子さん(仮名)が懲戒請求を行ったため、全国弁連所属の渡辺博弁護士が信者家族に秘かに手紙を送るという動きもストップしています。
それだけに、今回の、自宅にいるところを、来年春には就職も決まっていた青年が拉致監禁されたという事件は、私にとっては衝撃的だったのです。
考え方を改めます。
多くの脱会説得者は拉致監禁から足を洗ったものの、日基、福音派を問わず、強制説得に執念を燃やす脱会説得者は厳然として存在し、彼らは 見境なく、今現在も、信者家族をして拉致監禁に走らせている。
そろそろ帰省シーズンがやってきます。
赤ずきんちゃん、気をつけて!
※1豊田通信牧師は枚方教会からどこの教会に異動となったのか不明でしたが、日本基督教団・神和教会(神戸市灘区)の牧師になったようです。豊田氏は高澤牧師と連携しており、同じ神戸市内に異動になったことから、より緊密な連携を取っているようです。
※2 拙著やこの火の粉ブログで名前があがっていない脱会説得者(牧師)が数人はいると見たほうがいいと思います。
※3NKさんの婚約者はいま必死で、彼の所在を追っています。彼女の気持ちを知るには『哀しみの神』を是非読んでみてください。
※4NKさんが仮に脱会したとしても、婚約者との仲が「ラブラブ」だったとすれば、それは一生涯の傷となって残るでしょう。その結果、仲良しだったという親子関係が真に修復することは永遠にないでしょう。哀しい話です。
(追記2)自宅にいるところを拉致監禁され脱会したケースを思い出しました。確か07年の事件です。
この事件の詳細は後日、ブログでじっくり書くつもりですが、概要は以下の通りです。
自宅で暮らしていた女性信者は両親から誘われ、外食に出かけた。
そのまま、マンスリーマンションに監禁された。
そこで、“親子の話し合い”が行われ、女性信者は両親に“原理講義”(教義の説明)も行った。
話が煮詰まってきた段階で、父親がこう提案してきた。
「ここには考える材料が少ないから、もっと本やビデオなど資料がたくさんあるところに行かないかい。そこには優しいおばあさんがいて、何でも教えてくれる。そこは、こんなところじゃなく、玄関にも鍵をかけていないし、逃げようと思えば逃げられるところだ」
彼女は同意した。着いたところは川崎経子牧師が所長をしている長野県・小諸市の「いのちの家」だった。
そこで、数ヶ月にわたって川崎氏のレクチャーを受け、脱会した。
前にも書いたが、川崎氏が拉致監禁に直接、手を染めない、刑事・民事責任が問われない巧妙で狡いやり方である。
この手法で、かなりの青年信者、婦人信者が脱会している。
今回のNKさんの場合も、川崎牧師が絡んでいるような気がしてならない。 (6月18日午前記)
(公告)NKさんはその後、脱会しました。詳細は「拉致監禁リアル情報(28)」を読んでください。(2011年1月17日記)
- [2010/06/17 20:27]
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コメント
16年の疑問
あれから16年たち、普通に話せる親子ですが、未だになぜ自宅にいながら拉致監禁したのかは不明です。最も親は拉致監禁とは思ってないし、愛情ゆえの行為で正しいことをして、それゆえ今の私の幸せがあると思ってますから。今更聞けません。疑問は疑問のままにしておきます。
私も自宅でした
訂正
おそらく
被害者の無事を祈ります。
お知らせ
自宅に居ても拉致監禁ですか
拉致監禁は大罪
統拉致監禁は、大罪であることがまだわからないとは。
NKさんの状況6項目を見たときに、そんな手段をとる必要がどこにあるのでしょうか?
怒り以外の何の気持ちも生じません。
その後の親子間で残る心の傷も、ラブラブのお二人のその後の人生への責任を誰がそのようにとるつもりで、そんなばかげた行為を、親に実行させるのか?
早く監禁場所を見つけ、警察が法律に適う正しい行動で、こんな違法がきちんと取り締まられて、今回関わっている牧師たちが、法的処分をはっきり受けて、今後二度とこのような痛ましい出来事が起こらないようにと、涙で訴える次第です。
ひどいです!!
「哀しみの神」を読んでみました。監禁され、音信不通となった婚約者を一途に思う執筆者の方の気持ちが痛いほど伝わってきて、あまりに切なくて涙が止まりませんでした。なぜ拉致監禁という酷い手段を使って、本人の意志と関係なく、信仰の自由もろとも、将来を約束していて順調だった交際相手との関係も悲惨な形で引き裂かなければならないのでしょうか。
私事になってしまうのですが、10年ほど前マッチングを受けましたが、無事に家庭を持つことができて、本当に幸せだと感じているので、こうやって引き裂かれた方々も、もし、この拉致監禁さえなければ、幸せな家庭を築かれていたのではないかと思うと、あまりに口惜しくてなりません。
NKさんと親御さんとの傷が深くならないうちに、早急に事件が摘発され、解決されることを願っています。
なんと・・・言葉も出ません
全ての真なる祈りが、通じることを祈ります。
世間に明るみに出たらどうなるでしょうか?
誰であっても、人を意思に反して、また強制的な環境下に置かれるのはおかしいことだと、わかるはずです。
NKさんをはじめ、周囲の方々全ての幸福をお祈りするばかりです。

狂気の世界
です。まさか知らなかったという事など、このように拉致監禁の疑いが
公開された今となってはあってほしくない事だと思います。
突然音信不通になった彼を待つ婚約者が今後においても
どれほど苦しむことになるか、関係者に警告を促したい思いです。
ツイッター情報では近い関係者により警察への働きかけをした結果、実家には様子を見に行くという
行動に出てくるようですが、こんな悪質な犯罪に時流が決定打を下さないわけがないことを
信じています。あたりまえながら親が子供を監禁すれば立派に犯罪で、虐待でしか
ありえない(最近は幼児虐待する親が監禁容疑で逮捕される事件がよく出てきているようですが)。
監禁され説得してもらって脱会できて感謝だ、
という人もいるのか?
監禁されたのではないですか、奴隷のごとく人格を否定されたのですよ。
脱会しなければならなくなる理由は、知ってみればわかるものの、
確かに仕方なかったとしても
感謝出来るならそれはそれで良かったですね、
という事にはなるけれど、、、。
それはほんとうなのか?非常に疑問です
こういう犯罪を助長する側に立つことはわかって言っているのか?
監禁がどんなに辛かったか、
同情しなくもないけれど、そこで掴んだものは本物の正義なのか?
感謝だなんて、自他共に対して不遜で無責任な発言に聞こえるのですが。
ものすごく気持ち悪い話です。
やめる人はやめるし、そうしたくない人はそのように生きて、自分の責は自分で取って
いくもので、その点では信仰があろうとなかろうと人の道はそう、変わらないのではないですか。
でも現実は狂っている、腹立たしい限りで
この前こちらのブログで参議院の決算委員会(だったでしょうか?)での拉致監禁に関わる答弁につい
て教えていただいたけれど、あの場での諸大臣の認識の甘さを見るにつけても腹立たしい。
進展があったといって喜ぶには早く、応酬話法に終始するだけのようで全然ダメです。
議論を持ち込まれたあきもと議員さん、でしたが時間が
無いのが残念でした。
あれでは主要大臣は国内の人権侵害の一つの事実について何が起こっているかあまり良くわかっていないみたい。
これ以上の放置は許されるべきではなく、反対派はもちろん親であったとしても罪に問われるべき内容
であり、過去からさかのぼって、もう一度精査しなければ一掃できない問題である、
とあらためて認識することにします。
早く目を覚まして
この青年は親元で一緒に暮らしながら、就職活動も一生懸命したのでしょう。”マインドコントロールされて、一般的な社会生活ができない”ような青年ではないはずです。”保護”なんて言葉で自分たちが善人の顔をして正義のようにしているのが本当に腹立たしい!一度、反対父母の会とか牧師の親への教育に参加して私の目で直接、親に何と言って教育しているのか、お金をいくら要求しているのか確かめたいし、直接牧師と会って一言、いや、100個ぐらい言いたい。
いのちの家は本当に逃げられるような環境なんでしょうか。
わかりません
その家族ではないんですよね?
私は「家族に監禁された心の傷」なんてまったく理解できません。
もちろん監禁という方法は間違っているかもしれないし逆効果かもしれないけど…
自分の子供がそうになった時、たくさんの親はどんなことをしてでも助け出したいと考えるのは当たり前だとおもいます。
普通に話が出来る状態だったといいますが、私の見てきた信者は普通に話ができた事がありません。
あまり熱心に活動していなかった、といいますが、交際相手も信者なんですよね?
何にそんなに怒ってるんですか?
「カルトの子」
これはカルト信者ではなくその子供について書かれているめずらしい本だと聞きました。
わたしは、この本の筆者はこのようなことについて本人だけではなくその家族について、マインドコントロールから逃れられなかった場合の悲劇についても、とてもよく理解されている方なんだと思っていました。
サタンでもいいですさんへ
「家族に監禁された心の傷」なんて全く理解できないとおっしゃってますが、もちろん、監禁と言う方法は間違っているかもしれないし、逆効果かもしれないともおっしゃっていますよね。
どうして、まちがっているかもしれない、逆効果かもしれないと思われるのでしょうか?
その理由の部分をもう少し深く掘り下げて考えていただければ、なぜ、拉致監禁をする話し合いの方法に対し、皆怒りを覚えるのか、わかって頂けるのではないかと信じます。
拉致監禁が、憲法違法であることは、もちろんのことですが、それ以上に、理由があると言うことを知っていただけたらと思います。
「我等の不快な隣人」を一度じっくり読んでくださることをお勧めします。そうすれば少なくとも、なぜこんなに怒りに満ちるのかが理解していただけることでしょう。
金持ちだけを?
「高額謝礼金目当ての偽善者」
家族崩壊などで不幸にされた人々の数の方が救われたと感謝している人より多いのでは?感謝している人からの投稿が少ないと感じるのは、私だけ?
非人道的な「拉致監禁」を「保護説得」なんて聞こえの良い言葉に変え被害者の心の傷には、目もくれず
自己正当化?反牧にも統一教会を貶す?資格などありません。
真実が公に曝され早く解決される日がくるよう祈ります。
本当です、早く目を覚まして・・・(>人<;)
そうですよね、間違ってますでしょうか?(>_<;)
早く気付いてNKさん、解放してあげて下さいー(>_<)!!
・・・
こんな事件が法治国家、民主国家の日本でまだ続いているなんて…!!
アメリカでも、改宗させる事は命を奪う事よりも酷だ、と聞いた事があります。私自身もそう思います。
例えば無宗教の人であっても、自分の考え、思想の自由を、無理矢理違うものに変えさせられて、ましてや他人と親がタッグを組んでどこか知らない所に連れていき、、、なんてどう考えてもおかしいことではないんでしょうかー?(>_<)
目を、早く覚ましていただけるよう祈ります。。
こういう時に国家が本来の正義に立って、国民の人権を守ってくれたらどれだけいいだろうか…
無力な自分が哀しく思います。。
一刻も早くの解放を祈ります!!
コメントのコメントを2、3
気になることを2、3書いておきます。長文でごめんなさい。
・AIさんは「狂気の世界」で、「婚約者の存在を両親や反対者が知っていたかどうか」疑問を呈していらっしゃいますが、知っていると考えたほうが自然です。
むしろ、知ったからこそ、拉致監禁に走ったのではないかと思われます。これまで多くのケースがそう(なんとしてでもマッチング結婚は阻止したい)でしたから。
・なかよしさんの「いのちの家は本当に逃げられるような環境なんでしょうか」の質問について。
事実です。
巧妙でずるいやり方だと本文で書きましたが、この方法のポイントは、監禁された場所で、「何でも教えてくれる優しいおばあさん」のところに行き、おばあさんの話を聞くことを、子どもに同意させる点にあります。
同意して、「いのちの家」に行く。そして、そこが実際に逃げようと思えば逃げることのできる環境であれば、心理的に逃げることは困難になります。
なぜなら、半ば自主的に両親と約束したことを裏切ることはできませんし、逃げた場合、家族とは永久の別れになることを覚悟しなければならないからです。NKさんの場合であれば、それまで一緒に暮らしていた実家に戻ることができなくなってしまう。
逆に「逃げられないような環境」であれば、話が違うということで、心理的抵抗なく、容易に逃げることができます。
「半ば自主的」と書きましたが、同意しなければいつまでも監禁場所にとめおかれるので、同意せざるを得ないのです。だから、本質的には「強制的に同意させられる」というのが正しい。
ある青年信者は同意するまでに数ヶ月間を要しています。同意しなければ1年も2年も、家族が根負けするまで、監禁生活になってしまいますから。
また、婦人信者の場合、「統一教会に詳しいおばさんのところに行って、話を聞いて欲しい。そうしなければ離婚だ」と言われるから、同意せざるを得ないのです。
この「本人の同意」と「逃げられるような環境であること」が最大のポイントです。川崎氏はうまいやり方を編み出したものです。
・サタンでもいいですさんへ。
「『カルトの子』。これはカルト信者ではなくその子供について書かれているめずらしい本だと聞きました。
わたしは、この本(カルトの子)の筆者はこのようなこと(?)について本人だけではなくその家族について、マインドコントロールから逃れられなかった場合の悲劇についても、とてもよく理解されている方なんだと思っていました」
『カルトの子』を実際に読んでいらっしゃらないためか、申し訳ないのですが、若干ピント外れです。
『カルトの子』(2000年)は、親が年端もいかない子どもに、自分が信じている教義(教義にもとづく生活様式)を強要することによる悲劇を書いた本です。
そこでは「マインドコントロールから逃げられなかった場合の悲劇」など書いていません。
マインドコントロール論については、前年の99年に書いた『教祖逮捕』で「作られた言説」として批判しています。さらに『我らの不快な隣人』の12章で、包括的かつ徹底的に批判しました。このブログではカテゴリー「一筆一論」でも触れています。
『カルトの子』では
<自分が信じている教義を、日常的に強要することによる子ども(未成年)の悲劇>
そして『我らの不快な隣人』では
<親が自分の信念を子ども(成年)に強制的に強要することによる悲劇>
を書いています。
熟読していただければ、視座はまるで変わっていないことに気づかれると思います。
このブログでリンクしている「三日坊主日記」は、2つの本を読んで次のように評しています。http://blog.goo.ne.jp/a1214/m/201001(1月24日からの3回、書き手は反カルト的気分の僧侶)
「『カルトの子』で、統一教会に入信した人が子どもを道連れにすることを批判する一方、『我らの不快な隣人』では、子どもが統一教会に入信したからというので親が無理矢理脱会させることも、親が子どもを支配するという点では同じだと批判する米本和弘(ママ)氏の主張は一貫していると思う」
また、サタンでいいですさんは、次のように書かれています。
「私は『家族に監禁された心の傷』なんてまったく理解できません」
これについてはHKさんも言及されていますが、拙著を読むのがおっくうであれば、このブログでアップしている、月刊『現代』に書いたルポ「書かれざる宗教監禁の恐怖と悲劇」(カテゴリー資料に所収)と、カテゴリー「保護説得と親子関係」を読んでみてください。
事実を知れば、「心の傷」はきっと理解できるはずです。
いのちの家って、、、
米本さん
逃げることへの心理的抵抗はなくなるかもしれませんが、厳重かつ特殊に施錠された’監禁場’から容易に逃げることなどできませんよ。
憶測で情報が飛び交うのは恐ろしいですが、
であれば、極端な話、婚約者は架空の人物かも知れませんね。
婚約者とされる人は派手に動かないほうが良いのではないでしょうか。彼の動向がわからない限り。周囲のひとも大変だけど事情をよく理解しないといけないと思います。何か現実味に欠けるように思われそうですけど、それくらい緊張してほしい内容だと思います。
拉致監禁による強制棄教は、緩慢に人を死なせる行為に等しいものです。
本物なら本物なりに考えれば、NKさんの信念は貫けると信じています。
似非預言者に心せよ!
Re: 米本さん
> 逃げることへの心理的抵抗はなくなるかもしれませんが、厳重かつ特殊に施錠された’監禁場’から容易に逃げることなどできませんよ。
そうですね。主流強制説得の場合、物理的に脱出することはできない。川崎流説得の場合、心理的に脱出することができない-ということだと思います。
前にも書いたことがあると思いますが、川崎牧師は今利さんたちの裁判に怯え、刑事・民事責任が問われないために、2段階的とも言うべきこの手法を編み出したのだと思っています。
Re: 似非預言者に心せよ!
>
> http://www.npo-hiroba.or.jp/search/?c=more&pk=22462
ええ、間違いありません。
小諸いずみの会の「いのちの家」の写真はhttp://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-152.htmlに掲載してあります。
また、川崎氏については、カテゴリー「“救出カウンセラー”の素顔」に詳しく書きました。まだ未読であれば、読んでいただければと思います。
親御さんの心配もわかります。
一つは高額な献金。
いくら自分で稼いで献金してるとは言っても、常に健康で所得があるという保障はないわけで、親ができることにも限度がある。不測の事態にそなえて貯金して欲しいというのも親心か。
二つ目は外国人との結婚。
たとえ幸福な結婚だとしても、孫は日本語も話せないというんじゃあんまりだ、という気持ちは分かる。
そういう親心を食い物にする輩は益々許せんと思うが事実はどうなんだろうか?
ユートピアコレクションさんへ
いろいろ考えたのですが、簡単に回答が書けない難しい質問だということに気がつきました。
私が書いていいのか躊躇う気分もありますが、以下に。
難しい理由の一つは、時代によって「親の心配」は違うだろうことがあげられます。70年前後は大学を中退して、教団の献身者になりはしないかという心配がありました。
もう一つは、子どもの入信年月によっても異なります。入信直後はのめり込んでいますから、洗脳されたんじゃないかと心配します。
また、どこまで統一教会の実像を知っているか。統一教会に対する認識はかなりバラバラだと思われるから、一概に答えにくい。これが三つめ理由です。
さらに、牧師たちの勉強会に参加し、統一教会の問題点のレクチャーを受けているかどうか。それによっても、親の心配はかなり異なってくるでしょう。レクチャーでは「統一教会は犯罪者集団、お子さんは今は被害者だけど、やがて加害者(犯罪者の一員)になる」が繰り返されますから。そのため、勉強会に参加した親とそうでない親とでは、<心配の内容>はかなり異なると思います。
そういう意味では、親にヒアリング調査をしなければわからないと思います。(つまらない結論になってしまって、我ながら笑止なのですが・・・)
ただ一つだけ言えるのは、「外国人との結婚」は一般に行われており(毎年3~4万人が国際結婚)、統一教会信者の親だけの心配事ではないということです。参考サイトはhttp://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1190.html
次々回で、私が認識している統一教会の実像(主に問題点)を書くつもりなので、またそこで議論になれば幸いです。
警察はいつまで手をこまねくのか
これって、結局統一教会が批判されている霊感商法に似ているのではない
でしょうか?
「やがて加害者(犯罪者の一員)になる」可能性について過大に伝え、不安
を煽った上で、「救われる」ためには
「自分たちに協力するしかない」
と自分たちの「商品」を売り込む。
ターゲットが統一教会員だから許されるなど絶対理屈になりません。
悪には悪を的な独善的な発想からくる
私的制裁行為を日本国家が放置するの
は許せません。
記事の訂正
悲しき矛盾
なんでこんなことが起こるんだ
散々、インターネットで騒いでいるのに、このNKの親族は、監禁が間違いなく逮捕されるという事実を、知らないんですか?
一体、脱会屋は、どのように親族を説得(違法行為ではないと思い込ませる)話術を使っているのか?
あまりにも、ばかげている。
MOさん
親子といえども
身体的暴力のみならず精神的な暴力として、
「外出を禁止する」という行為を適用対象
としていますよね。
「大事にしていたものを捨てる・壊す」と
いう行為も精神的な暴力にあたるとのことです。
けれどかなしいかな、これは親子ではなく
夫婦(事実婚を含む)を対象とした法律です。
従来国家権力は家族内の問題に関しては
不介入を原則としてきましたが、現実の
問題に対応すべくDV法が制定されまし
た。同様の視座から、ある一定基準以上の
(例えば成人以降の)親子関係においても
無制限な親権意識を抑制する規制が必要
なのではないでしょうか?
これについては教会の人間からしてみれば
諸刃の剣であり、教会に反対する立場の人
もそのような立法に対しては賛成できるの
ではないでしょうか。(いわゆる「カルト
の子」を保護する名目ができます)
でも、強制改宗に反対するならば、信仰
の強制に対しても抑制的な態度を持つべき
であり、喜びのうちに自然に信仰を相続
させていくのが本来のあり方であると思い
ます。これ以上の悲劇を生まないために、
米本さん、どうぞよろしくお願いします。
EHさんへ
でしょうか?」
なるほど、改めて気づかされました。
反統一教会・拉致監禁派が保護説得に誘う(いざなう)やり方は、統一教会員が壺を売っていたやり方と同じかあ。そう想うと、つい口元が緩んでしまいます。
弁証法によれば、相対(敵対を含む相互の働きかけ)していくと、それぞれ相手の中に自分を見出すようになる。反カルトのカルト性、反統一教会の統一教会性。その典型例だと思いました。 ガッテン、ガッテン。
Re:
強制改宗は許されません
愛を持たずにカイン圏を屈服させることはできません。それゆえ、天国に行くことのできる家庭となるためには、神様も堕落した天使を愛したという立場に立たなければならず、神様の息子・娘の家庭もカイン圏を愛したという条件を立てなければなりません。
そして、皆さんが出て行って、カイン圏を愛で屈服させたという条件の上に立てなければならないのです。「私は怨讐をたたきのめしたのではなく、怨讐を愛で屈服させて長子権を復帰(回復)した」といわなければならないのです。
カイン圏世界をより愛したかということが問題です。神様はアベル圏を愛する前にカインを先に愛さなければなりません。我々もそれを勝利して初めて自分の妻・夫・子を愛することができる。
神様が復帰摂理をされる中において、長子をサタンの側においてきたのが恨でした・・・
長子権復帰!!! これがどれほど難しいものでしょうか!これゆえに全てひどい目に遭ったのです。修道者が数え切れないほど命を絶たれ・・・
説教集 罪と蕩減復帰 -長子権復帰より-
長子権復帰。言うは易し、行うは難し。私にはとても難しい。でも良心の中で忘れないようにはしていたい。
長子権復帰さんに注意
管理人さんに提案
ただ、コップのなかで「ああだこうだ」というより広い視野で見れば分かり切ったことといった事柄もあるかと思います。
そこでいかがでしょうか。どこかに自由に独自の見解をのべるコーナーを設けるというのは。
ルールとしてはレスではなくてスタンドアローンで読めるものを発表する。まさに思想・信条の発露ですから短文であっても相当なエネルギーがないと書けない。
実は今、作ってるんですがうまくできない。いまさら気づいても遅いんだけど、自分がいかにバカで無能かがよく分かった(泣)
Re: 管理人さんに提案
かなり前に、提案されたようなことを検討したこともあります。しかしながら、どう工夫しても2チャンネル化(=低レベル化)を防ぐのは難しいという結論になりました。
2チャンネル化を防ぐには、管理人として相当なエネルギーと時間を割かれます。
そうならないためには、投稿文がそのままアップされることなく、管理人が許可したものだけを掲載する方法もあります。それだと、エネルギーと時間は相当節約されますが、今度はどれを選択するかについて思案しなければならなくなります。別の意味で、負担が大きくなります。
2チャンネルが石ばかり(ごくまれには玉もあるようだけど)になってしまうのは、匿名ゆえの無責任投稿だからです。それを防ぐには、実名投稿&メールアドレスを必記にすることですが、そうなると投稿する人はごく限られてしまうでしょう。
まあそんなわけで、再度いろいろ検討したのですが、やはり難しいです。
了解しました。
HKさん、米本さん
おっしゃる通り、私の意見はピント外れで矛盾もしてると思いました。軽率なコメントしてごめんなさい。
信者にも痛みがあるんですよね。私がそれを「理解できない」のは、私がカルトへの怒りが強く感情的になってしまう事と、こういった事を聞いたり考えたりするとどうしても頭が混乱してしまい、中立な視点で考えることが出来なくなってしまうからです。でも、理解しなければきっと私も人を傷つけてしまいます。…きっともう傷つけてしまっています。
私はカルトの子です。
元をたどれば、自分のこの頭の混乱が何なのか、親の愛とは何か、真実とは何か、それが知りたくて15年間さまよってここに辿り着きました。
中立な立場からの「真実」を知る事で、自分を理解し、親を理解したいと思っています。
またテーマからズレてますが、「カルトの子」を書いてくださってありがとうございます。
私達に目を向けてくださってありがとうございます。
心が苦しいので休み休みですが今読んでいます。
サタンでもいいです・さんへ
サタンでもいいです・さんは「カルトの子」だったのですか。
そうだとすれば、最初の投稿「わかりません」の行間から漂ってくるものがあります。
もし、「神の子」あるいは「ヤコブの子」であれば、拙著以外にも大沼正安さんの『「人を好きになってはいけない」といわれて』(講談社)も読んでみてください。(親は北関東の信者さん)
怒りを捨てるのは絶対によくありませんが、怒りの感情に呪縛されるのもまたよくありません。
このブログでもいずれ、統一教会の二世問題に触れるつもりです。そのときには是非、投稿してください。(そのときにはハンドルネームを変えてもらえばうれしい)
米本さんへ
>反統一教会・拉致監禁派が保護説得に誘う(いざなう)やり方は、
>統一教会員が壺を売っていたやり方と同じかあ。
>そう想うと、つい口元が緩んでしまいます。
どうして米本さんの口元が緩むのでしょうか?
教えてください。
のろさんの意見におなじ
本当に拉致監禁をなくしたくてこのブログ存在してるのじゃないのでしょうね。
のろさんへ
EHさんの投稿「警察はいつまで手をこまねくのか」、koyomiさんの投稿「悲しき矛盾」を再読されれば、意味がわかるだろうと思っていたからです。
反統一教会は統一教会と同じやり方をしている。
koyomiさんは「悲しい」と感じられましたが、私にはあまりにも滑稽で、つい口元が緩んでしまった(笑えた)というわけです。
注意/わけわからんさん、意味不明で、ブログのテーマとは関係のない横レスはやめてください。このコメント欄は2チャンネルの掲示板ではありませんので。
Re:
私もわけわからんさんと同感です。
本当に拉致監禁をなくしたいと思っているなら、
こんな表現は絶対に出てこないですよね。
米本さんの本性が垣間見えたようで非常に残念です。
のろさんが自分でされたらよいでしょう
統一教会の拉致監禁問題というのは、極論すれば、刑務所の
囚人に対する看守の暴行を告発するに似ており、
まったく罪のない人間に対する非道の糾弾ではなく、正義面
をしつつ悪をもって悪を撃とうとする脱会説得者の独善に対
する警告を発しているわけです。
こう書くと、「監禁される人自身には罪はない」云々の反論
は当然あるかと思いますが、決して「シロ」ではない「統一
教会」にかかわりを持つことで連帯的に「グレー」にされて
しまうのです。そこにおいては謙虚になるべきです。
一般の人に知らしむるためには、ただ感情的にではなく、
理性的に、問題点を明確にする必要があり、また、統一教会
側、脱会者側双方の立場、主張に対して「フェア」であらね
ばなりません。
のろさんは
>いつもの評論癖がまたでましたね。
>本当に拉致監禁をなくしたくてこのブログ存在してるのじゃ
>ないのでしょうね。
と失礼極まりないことを仰いますが、当然です。
拉致監禁をなくしたいのではなく、脱会説得を「善」と確信
し、拉致監禁をも手段として辞さず、それに反対する者への
不当な攻撃を平然と行う輩に対して「目を覚まさせ」、時に
報復することが目的でしょうから、(ブログタイトルにも
そのようにあるではないですか)
一方に肩入れが過ぎれば説得力を失ってしまいます。
米本さんには今後も是々非々を貫いて頂きたいと思っています。
EHさんへ
それは私の発言ではありませんよ。
私は拉致監禁の被害者の気持ちを思うとき、
米本さんの口元が緩むという発言に違和感を感じたのです。
EHさんのおっしゃることは理解しています。
ありがとうございました。
もうしわけありません
失礼なことを申し上げました。
こちらは わけわからん さんの
発言でした。
人のことを笑う
人を敬って、人権を尊重する社会を作るためにこんな活動をしてるのじゃないのですか?
拉致監禁する加害者も必死で考えてそれを善として考えているし、拉致監禁される人も悪として成立させたいと真剣に考えているから活動しているのじゃないですか?お互いがまじめで真剣な戦いをしている状況ではありませんか?
だれが、笑うんですか?誰も笑いませんよ。米本さんは誰かが評価していますが、是々非々ではないと思います。悪ふざけでこの拉致監禁事件についてブログで取り組んでいるとしか考えられない一言です。
反統一教会の統一教会性
もし似たところがあれば、「な~んだ、あなたたちは正義面をして反戦を唱えているけど、好戦主義者と似たところがあるじゃないか」と世間は笑います(嘲笑)。
反統一教会陣営は統一教会のほぼすべてを批判しています。
その批判の一つが”霊感商法”です。
「このままだと病気になる、運勢が開けず家族が不幸になる、離婚にいたる」といった不安感を煽り、宿命転換を図るためにはと、宗教グッズを販売していました。
批判のポイントは、不安感を煽る(特定商取引法違反)ことです。それゆえ、反統一教会は「統一教会は不安感をことさら煽って、高額な壺を売っている」と批判してきました。正しい批判だと思います。
では翻って、反統一教会陣営はどうなのでしょうか。
牧師たちが行ってきた秘密の勉強会では、信者家族に「統一教会は犯罪者集団だ。お子さんは今は被害者だけど、いずれ加害者になる。犯罪者になる」あるいは「韓国人と結婚し、渡韓すれば行方不明になる」「韓国に嫁いだ日本人の花嫁は6500人全員が行方不明になっている」と不安感を煽ってきました。そして、そうならないためには、子どもを保護説得(刑法違反)しかないと言ってきた。(拙著『我らの不快な隣人』11・12・14章参照)
統一教会を批判する人たちが、統一教会と同じようなことをしている(不安感を煽っている)。
<これって、結局統一教会が批判されている霊感商法に似ているのではないでしょうか?>(EHさんの「警察はいつまで手をこまねくのか」)
<EHさんの言う通りです。反対派は、統一教会を批判しながら同じことをしている。しかし、それを親も反対活動している元信者も気づかない>( koyomi さんの「悲しき矛盾」)
反統一教会が統一教会と同じことをしている。そして、そのことに気づいていない。だから、滑稽で、笑えてしまうのです。
ブログの右カテゴリーの上段で明記していますが、拉致監禁批判や火の粉批判だけでなく、「反カルトのカルト性」を明らかにすることも、このブログの一つのテーマとしています。拙著でもいくつかの相似性を書きましたが、今回、EHさんによってもう一つの相似性を教えてもらったわけです。
このテーマで、「必死」とか「真剣」といったことはあまり関係ありません。
「笑い」のテーマは、これで終わりにしてください。
同じことにしか見えない観点
要はその続き、結末が問題です。暴力にいたるのか?説得のままなのか?という決定的な違いが浮き彫りになっているのですから、違うことであります。宗教は幸せを願っているものです。宗教の中でも統一教会は暴力をふるいません。他の宗教的感覚で拉致監禁に手を貸す牧師たちは暴力をふるっています。この事実からして完全に違います。
今の法律で統一教会の会員は特商法違反として罰は受けましたが、人を説得するのに暴力をふるって罰を受けない、起訴にもならないこの国の法律や仕組みのおかしさの要因を明らかにせず、「不安感をあおる同じこと」として理論を決定する貴殿はまったくこの問題の真の論点に焦点を当てずにここまできているとしか見受けられませんし、考えが非常に短絡的に見受けられます。
これは、まったく話にならない色付きの文字
「このテーマで、「必死」とか「真剣」といったことはあまり関係ありません。」と言っていらっしゃるが、真剣に考えられないからそうおっしゃっているのか?必死に考えられないからそうおっしゃっているのかわかりませんが、揚げ足取りの悪ふざけとしか受け取れない発言よりもテーマに沿っていると思いますよ。
削除しました。
再度、忠告しますが、「口元が緩む」についてのテーマ(?)は、これで終わりにしてください。
実家のポストに「我らの不快な隣人」を入れておいてはどうでしょうか。
冒頭の記事の慶応大学の原理研究会(現カープ)のOBであるNKさんの拉致監禁事件、その後の進展は記事にも書かれていないので未だ進行中なのだと思います。
実家がもの抜けの殻と言っても時々は交代で誰かが帰っていると思われます。郵便受けにでも「我らの不快な隣人」を入れておくことくらいはできるのではないでしょうか。
強制的な拉致という手段をとればその後の家族関係がどんなことになるか、両親は考えるのではないでしょうか。
説得牧師にお伺いをたてて、そんなもの読む必要はないと言われてしまえばそれまでかもしれませんが、何もしないで手をこまねいているよりは良いと思います。
琴姫七変化さんへ
NKさんのその後はご推察通り、進展なしです。彼の婚約者が訪ねて見えられ、いろいろ話を聞き、それで少しばかり調べましたが、かなりの長期戦になるような気がしています。
強制説得を得意とする牧師さんたちは、すでに拙著を読んでいて、その対策をしています。
ヤクザなど赤の他人から監禁された場合、いろいろな手がかり(捜索のための断片的な材料)はあるのでしょうが、親による拉致監禁となれば、ものすごく難しいです。(郵便物は転送となっており、郵便局は口が裂けても言いません)
所管の杉並警察署に陳情しているようですが、はかばかしくないようです。ワンパターンの、親子問題ですからというやつ。
ただ、今回の拉致監禁事件で唯一の希望は2人が「ラブラブの関係」だったことです。
仮に原理が間違いだったと彼が思ったとしても、教義とラブラブの関係は別次元です。
それゆえ、長期戦かなあ、 まあ、1年ぐらいかなあって、と思っている次第です。無責任な書き方になって、ごめんなさい。
NKさんの解放を促すために
記憶が定かではありませんが、多分、この国会以後、この質疑応答のように拉致監禁が起こったとき、警察が、正しく行動して、信者が解放された事例があったと思うのですが、今回のNKさんの事件も同じ統一教会信者の逮捕監禁事件なのに、これでは警察を信じられないなどの訴えをそのお二人の方にすることは出来ないのでしょうか?
Re: NKさんの解放を促すために
「拉致監禁問題が国会で」(http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-177.html)の記事のことだと思います。NKさんの婚約者に聞いたところ、千葉法務大臣、中井国家公安委員長にはすでに陳情書を提出しているとのことです。国会で答弁した言葉通りに、責任をもって、実行してくれるといいのですが。
> 記憶が定かではありませんが、多分、この国会以後、この質疑応答のように拉致監禁が起こったとき、警察が、正しく行動して、信者が解放された事例があったと思うのですが、今回のNKさんの事件も同じ統一教会信者の逮捕監禁事件なのに、これでは警察を信じられないなどの訴えをそのお二人の方にすることは出来ないのでしょうか?
これまで警察の手によって、信者が解放された事例は2つしかありません。そのうちの1つは、拙著の184頁で書いた元木恵美子さんのケースです。彼女の場合、夫が警察に捜索願を出したため、動かざるをえなかったようです。もう一つのケースも、夫が捜索願いを出していました。
しかしながら、2人の大臣が陳情にどう応えるのかは別にしても、婚約者の法的地位は低く、婚約者が所轄の荻窪警察署に訴えても、のれんに腕押しの状態が続いているそうです。ブログにリンクしてある『哀しみの神』(http://godssorrow.blog85.fc2.com/)をごらんになれば、理解できると思います。
訂正
弁護士に依頼すると言うのは?
お返事いただきありがとうございました。
今年の5月に監禁未遂で終わった事件でも、警察が動いた事件があったのではなかったかと思います。
その時は、その当事者のご婦人が弁護士に依頼したので、警察も仕方なく動いたと記憶していますが、今回のNKさんの場合、法的地位が低いと言えども、婚約者が弁護士を通して警察に訴えるのはどうなのでしょうか?
Re: 弁護士に依頼すると言うのは?
そ、そうでした!
でも、-なんだか反論するようで嫌だけど-警察に訴えたのは監禁を計画されていた本人でした。後藤徹さんの監禁事件でも訴え出たのは後藤さん本人でした。むろん、本人だけでは警察は相手にしなかったと思います。弁護士という存在があったればこそのことです。
> 今回のNKさんの場合、法的地位が低いと言えども、婚約者が弁護士を通して警察に訴えるのはどうなのでしょうか?
確か杉並警察署に出向かれたときは、弁護士さんも同行したはずです。
弁護士の力は大きいけど、警察が捜査に動くかどうかは「事件性があるかどうか」がすべてです。これについては、カテゴリーの「統一教会考」の(1)~(3)で書いた記憶があります。
ところで、婚約者さんから近々、火の粉ブログに掲載して欲しいという投稿文が送られてきます。
今度の日曜日にはアップできると思うので、それを読んでいただければ、うれしいです。
献金で食ってるうちは・・・
十分の一税たって、これは政府=教団の時代のことですよ。
この既得権益、利権に食い込めないベンチャー宗教が献金や変なカネ集めに走る。霊感商法や拉致監禁なんてその典型でしょう。
徳川家康の天才が思いおこされます。
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