親子の仲を切り裂くのは誰か(4) 

“救出カウンセラー”の素顔(12)

KHさん(ソウル在住)の監禁体験記(最終回)

1・実家に連れ戻される
2・最初の監禁
3・2度目の監禁
4・中村牧師の誹謗中傷と平田弁護士の違法行為
5・脱出
6・夢に出てくる故郷


今回は青印の部分をアップします。

5・脱出


 唐津の辺鄙な片田舎の、周りは田んぼしかない、長屋のようなアパートで、脱会の仕上げのトレーニングを受けた。まだ一人での行動は許可されず、錠もかかっていた。そこから中村牧師の教会に2,3度、勉強会ということで母と妹と一緒に訪ねた。

 12月20日、クリスマス記念礼拝に参加しようとのことで、3人で教会に出かけた。

 驚いたことに、信徒の約2/3以上は元教会員だった。(注1)

 私と同じようなトレーニングを卒業した人がいて、そのご両親が「うちの娘を救ってくださって」と、礼拝の場で、感謝の挨拶をしていた。

 それから5日後の昼のことだ。
 鍵がかかっているはずの、トイレの窓の鍵が外れていることに気が付いた。
 夜11時、トイレに確認に行くと、やはり外れたままだった。
 極度の緊張の中、夜12時にトイレの窓から逃げ出した。

 親戚の離れにいた時に見つけた妹の車の合鍵を隠し持っていて、その車で佐賀教会まで走った。
 その直後から毎晩見る夢は、監禁されている夢、誰かに追いかけられる夢がしばらく続いた。最近はほとんど見なくなったが、悪夢はそれから10年くらいはときおり体験した。(注4)


 愛知県の精神科の病院で面接を受け、異常なしの診断書を作成してもらった。何の異常もない人が作成してくれと言うのだから、医師も戸惑っていたが。

 その診断書を持って、身元保証人になってくださった方と一緒に、例の銀行を訪問した。支店長はこう話した。

「本人が直接銀行に訪ねて来られたし、診断書もあるし、本人に何の異常も見受けられないので、すぐに引き落とし禁止措置を解除します。実は弁護士から依頼があって、今日、この預金全額を九州に送金する手続きをして、明日送金予定だったんですよ

 平田弁護士の手筈だろう。こちらが1歩早かったわけだ。もしも1日遅く銀行に行っていたら、私が結婚資金の為に何年もこつこつ預金したお金を、2度と手にすることはできなかった。まさに危機一髪だったわけである。
 こんな事が民主主義国家の日本で許されるのだろうか?
 これも親が依頼したことですからと言うのだろうか?(注2)

 私の知っている両親は、田舎で子供たちのために必死で汗を流し働く純朴な人たちであって、そんなことは思いもつかないのではないかと思う。(注3)

 ともかく、私はそのお金をようやく手にして、韓国で待つ主人のもとに飛んだ。


6・夢に出てくる故郷


 しかしながら、未だにそれ以来、実家に帰れていない。何度夢に見たかわからない私の故郷に一度も帰れていない。子供を3人生んだ今でも、どんなに帰りたくても何が起こるかと思うと、とても1人では帰る気になれない。

 実は、5年前、家族5人で帰ったことがあった。

 実家の両親に里帰りのことを電話で話したところ、最初はとても喜んでくれていた両親だったが、帰る3日前に急に様子が変わり、「帰ってきても空港でしか会わない」と言ってきた。結局、空港に義兄夫婦と両親がやってきて、空港で食事をしてそのまま別れた。それでも父は収穫したみかんをお土産だと持ってきてくれた。

 12年ぶりに食べる故郷のみかんだった。

 両親は義兄の言うことにそのまま従っているようだった。義兄に対して正直なところ、<なぜここであなたがまた出てくるのか>と思ったけれど、彼もまた、反対組織によって犠牲になった人だと思う。そのときは一週間、温泉旅行をして韓国に帰ってきた。

 子供たちに「今度はいつ日本に行くの?」と聞かれるときが一番辛い。

 韓国人である夫は、こうした内容を全面的に理解し、受け止めてくれているので、私が今このように過ごしているが、本来、儒教の教え、特に孝の精神が根付いている韓国人であり、実際に4男でありながら率先してご両親と同居を願った情の深い夫にとって、本当に理解に苦しむ話だと思う。

 夫がしばらく前にインターネットの全世界の写真地図を通して故郷の家の写真を見せてくれた。本当に胸が詰まった。

 本当に帰りたい自然の美しい思い出深い故郷??。会いたい両親、家族、親戚ではあるが、この17年、1度も帰っていない。そのサイトを見ると心が痛いので自分では(パソコンに)入れない。(注4)

 民主主義国家の日本で、憲法によって保障されている基本的人権と信仰の自由が奪われている事実を、多くの方に知ってほしい。
 弁護士と牧師が、私たちの家庭平和を奪った罪に対する報いを受け、これ以上被害者が生まれないようにと心から祈るものである。



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ブログ管理者の故郷。岳山(だけさん)の頂上から見た松江市街地。画像をクリックすれば、拡大します。霞がかかっていますが。湖はしじみで有名な宍道湖(しんじこ)。宍道湖の向こうには出雲大社があります。参議院のドンと言われた青木幹雄議員の自宅があるところでもあります。


(注1) いったいにキリスト教会の信者は高齢者が多い。その中でも若い信者が目立つのは、統一教会員を強制説得したあと改宗させる福音系の教会である。高澤守氏の神戸真教会の場合、9割が元統一教会員だという。皮肉な言い方をすれば、廃れつつあった教会が統一教会のおかげで蘇ったわけである。
 後日のブログで書くが、神戸真教会は近く新築される予定だという。

(注2) 福岡県弁護士会の平田広志弁護士の動きを時系列で示せば、次のようになる。

1989年1月27日・KHさんが監禁場所から脱出する。

1989年2月頃平田弁護士が東海銀行に「KHさんは精神異常者ゆえに、彼女の口座を凍結するように」と依頼する。
その結果、KHさんは4年間銀行を利用することができなかった。
 
1992年11月頃・脱会を装うKHさんが平田弁護士に面談する。そのときに、
平田弁護士は東海銀行に電話をかけ、「精神異常だから、本人からの請求でもお金がおろせないように依頼があった件・・そうそうそれ・・・もう解除していいから。正常になったんだよ。アッハッハ」と、凍結の解除を告げる。

1992年12月25日・KHさんが2回目の監禁場所から脱出。

1993年1月頃平田弁護士は東海銀行に電話で、「KHさんの預金全額を九州に送金するように」依頼する。

1993年1月頃・平田弁護士の依頼を受けて九州に送金する前日、KHさんが「精神に異常なし」の診断書を持って、東海銀行に口座凍結の解除を申し入れる。

 平田弁護士のこうした行為を傍若無人な振る舞いと言わずして、なんと表現できようか。
 もし、KHさんがすぐに渡韓せず、懲戒請求を出していたら、間違いなく福岡弁護士会から除名処分を受け、今頃は「六法に詳しいただの人」となり、どこかの危ない団体の法務担当になっていただろう。

 平田弁護士の傍若無人な振る舞いは、実はまだある。彼は、監禁場所(違法行為が行われている現場)にも顔を出したことがあるのだ。
 小出浩久さん(現、一心病院の勤務医、「拉致監禁をなくす会」の代表)の『人さらいからの脱出』から、その部分を引用しておく。

 宮村氏(株式会社タップ社長、名うての脱会説得者)は監禁後、一週間くらい、連日のように(東京・荻窪のマンションに)来た。
 ある時は福岡県弁護士会の平田広志弁護士を連れてきた。そして、「私が監禁されている環境は合法的なものである」と、私と私の家族に納得させようとした。
 平田弁護士は部屋のドアの取っ手にチェーンが巻き付けられ、窓は開かないように固定、外も見えないように目張りされ、外に逃げられないように見張り人までつけられているという、明らかに監禁されている私の状況を見ても、「こういう状況が違法であるとは認められていない」などと、家族に説明していた。


 違法行為を合法だと話したのが事実なら、弁護士資格を剥奪されて当然だろう。
 仮に、事実でないとしても、「社会正義の実現を使命とする」弁護士なら、監禁状態を目の当たりにしたわけだから、家族や宮村氏に「監禁状態を解くように」と要求すべきである。それをしなかっただけでも、懲戒ものだろう。  
 なお、平田氏は世界日報の取材に対し、小出さんが監禁されていたマンションを訪問したことを認めている。
 
(注3) KHさんは6人姉妹の5女であることは、「監禁体験記(1)」(注4)で述べた。
 6人もの子どもを産んだのは、父親が男の子を授かりたいと思ったからではないかという。
 6人の姉妹の中で、KHさんは男っぽい性格だったためか、父親はことのほかKHさんを可愛がり、彼女も、父親っ子で、「畑に行くか」と言われればすぐに頷いた。いつも父親と一緒だったという。
 お風呂も小学校5年生まで父親と一緒につかっていた。
 KHさんは、大学を受験していれば国立大学に合格できていたと自負するほど、勉強はできる方だった。
 しかし、両親に経済的な負担はかけたくないという思いから、高校を卒業すると、愛知のトヨタ系列の自動車会社に就職した。
 親思いの娘であろう。その娘の父親評価も「「父さんは、とても、情の深い人だった」
 娘が大好きな父親、父親っ子のKHさん。この仲良し親子の仲を誰が切り裂いたのか。ブログをアップしながら、しばし考え込んでしまった。

(注4) 監禁から脱出したあとに悪夢にうなされたという。誰かに追いかけられる夢、監禁され尋問されている夢・・・。10年後からは故郷の夢を見るようになったという。
「高校に通う途中のところに、有明海とみかん畑、そしてうちの家を見下ろせる場所がありました。桜や椿も眺めることができた。いつも、その風景が夢に出てくるんです」
 
 KHさんは悪夢のほかに、かゆみがともなう湿疹に悩まされてきた。監禁直後には皮膚科で治療を受けざるを得ないほどだった。それから、湿疹はなくならないものの、比較的症状はおさまっていた。ところが、韓国・統一教会が拉致監禁問題に取り組むようになり、監禁体験を追体験さぜるを得なくなるようになった昨年秋から、再び、湿疹がひどくなってきたという。

 その後の両親との関係を聞くと、「電話で話すことはあります。ただ、両親のほうから電話がかかってくることはないし、手紙が来ることはありません。電話口に妹が出てくると、いきなりガチャンと電話を切られます」と、力なく笑う。

 KHさんが所属する教会の信者は約100人。そのうち38人が日本の花嫁だという。
 また、38人のうち6人が監禁体験者で、KHさんを含め2人が里帰りすることが出来ないでいるという。

 ところで、KHさんによれば、在韓の日本人女性(教会員)で拉致監禁を体験しているのは、韓国・統一教会の発表によれば、326人だという。

 以前から、この数字にこだわっているが、在韓日本人女性(教会員)は約6500人。そのうち326人が拉致監禁体験者というなら、率にして5%である。
 しかし、KHさんが属する教会では38人中6人が体験者である。率にすると、実に16%にもなる。
 また、HSさんの手記(注11)によれば、100人中8人(8%)が監禁体験者である。

 韓国・統一教会が把握している326人という数字はあまりにも少なすぎると思う。
 これについて、KHさんは次のように語る。
「自分が監禁体験者であることを隠しているというか公にしていない人は、たくさんいると思いますよ。古傷に触りたくという気分なのでしょう。公にして、何かが改善されるということはありませんからね」
 私は、公にしたくないという人ほど、心の傷は深いのだと思っている。

?この連載を終えるにあたって思ったこと?

 日本基督教団の中村勝彦牧師全国霊感商法対策弁護士連絡会の平田広志弁護士にとって、KHさんのことは「“救出”が失敗に終わったケース」として古い記憶の棚にしまわれているだろう。いや、棚にあったはずの記憶という資料もすでに風に吹き飛ばされて、なくなっているのかもしれない。
 しかし、KHさんにとって、17年前のことは今でも、断絶した親子関係という形をとって継続している。さらには、孫と祖父母の関係も、一度として結ばれることなく終わりつつある。

 中村牧師や平田弁護士は、このことをどう考えるのだろうか。

 もし、2人に良心のかけらがあるのなら、KHさんの両親や義兄に働きかけ、親子の再生に力を尽くすべきではないのか。
 
HSさん(“救出カウンセラー”の素顔)の説得の中心を担った日本基督教団の川崎経子牧師(「いのちの家」所長)戸塚教会の黒鳥栄牧師にしてもそうである。

 尽力といっても、なにも難しい話ではない。

「過去のことはもう水に流して、韓国に遊びに行ったらどうですか。お孫さんたちにも会うことができますよ」

 こう、両親に電話すればいいだけのことである。
 そうすれば、あなた方のは消滅する。
 いつまでも目をつむり耳をふさいでいれば、罪を拡大していくだけである。
 そして??
 彼女たちの両親が亡くなった段階で、あなた方は自分の罪を自分の手で消すことは、永遠にできなくなってしまう。



このシリーズは完了。KHさん、投稿、ありがとうございました。


前出の、韓国在住のHSさんから個人メールが届きました。ブログに公開したいと申し入れたところ、快諾していただきましたので、ここにアップいたします。衝撃的な内容です。

 今日(5月15日)、同じ大田市(テジョンし)に住む被害者の方を訪問しました。
 話を聞くと、川崎経子牧師に2度監禁説得された方でした。

 ご両親が今も諦めていないように思えるので、1度も日本に里帰りしたことはないそうです。
 再び拉致監禁されるかも知れないという恐怖心ゆえに、家庭を持ってからも不眠症が続いたため、夫との関係もうまくいかず、鬱状態にまでなったそうです。

 今も、家事や育児に意欲がなく、専門家のカウンセリングが必要です。
 長野の川崎経子牧師の家(長野県小諸市にある「いのちの家」のことだと思われる)にもしばらくいたことがあるそうです。そこには脱会者の中で社会復帰できない人たちが通ったり住んだりしていた、と話してくれました。

 親への恨みもかなり大きくて、ふつうの生活ができるまでには、相当時間がかかりそうです。

 今まで表立って取り上げてこなかった拉致監禁の被害は、かなり根深いものだと言うことを、私も改めて感じています。

 川崎経子牧師には責任を取ってもらいたい。責任をもって解決して頂きたいです。



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コメント

まったくもってひどい話

平田広志弁護士に激怒!!!!!!!
私は幸い弁護士とはご縁がなかったけど、本当にはらわた煮えくり返るって感じですね。
どうしてこんな人が偉そうに弁護士なんてやってられるんでしょう?

親子の仲を切り裂いているのはまさにこういう監禁を利用して、私腹を肥やしている人たちじゃないでしょうか?
人としての道理とか、良心というものが、ないのでしょうか??

どこかでコメントしたかもしれませんが、監禁をする人たちに、共通して感じることがあります。
それは、監禁する側の人たちは、監禁される側の人が同じ感情のある生きた生身の人間であるという感覚が麻痺しているなあ...ということ。
まるでコンピューターゲームでもするみたいに、簡単に人を扱う。死んでも、失敗してもリセットしたら、はい終わり。
頭ばかりまわって、人としての感覚が麻痺してるから、平気で相手の心をズタズタに引き裂ける...。
ひどいもんです。

それから東海銀行にもあきれます。
どうして、診断書もなしに、弁護士の依頼で勝手に人の口座をいじるんでしょう??
ほんとうにこんな銀行に預金したくないですね。


あとKHさん、私も韓国に来る前、そして監禁体験を追体験さぜるを得なくなるようになった昨年秋からひどい状態におちいって苦労してきました。
早く回復されますように。
それから、私のように家族関係が悪かった方ではないとのことなので、(ご本人意思があるなら、)家族関係の回復がなされることを、願ってやみません。

人の本性

私たち統一教会員は、その独特の用語として、本性という言葉を使います。「人間の本性」とか・・・。

まぁ、教義的に言えば色々難しい定義が出てくるのですが、実態はそう難しいものではありません。

人の本当の自然な人間性という意味合いぐらいです。人を愛し、人に愛されたい。自分を生み育てくれた親に喜んでもらいたい、話したい。困った人を助けてあげたい、困ったときは助けてもらいたい・・・などなど。

結局はその人間性の発露が正しく行われるために、信仰しているわけです。

まぁ、さまざまな考えが絡み、統一教会がこの発露をきちんと導いているかというと、残念ながら、クエッションをつけざるを得ません。

しかし、人生最大の慶事の一つである結婚・・・「その喜びを生み育ててくれた両親と分かち合いたい、それがだめならば、せめて報告したい」・・・これは、私は人の本性に基づく希求だと思います。

それが、反対され、会ってくれない・・・・とかではなく、それを拉致監禁のおびき出す手段とする。

これを考え出した人物は、人の心を持たない人のように感じます。

人間性の発露を悪用し、踏みにじり、自分たちの正義を高らかに歌う。なんともやり切れません。

挙句の果ては、弁護士は私有財産処分に関して明らかな不当介入。

故郷に帰りたい、子供の頃に遊んだ故郷の土を今再び踏みたい。これも人間性の自然な発露です。これすらも阻害される現状・・・・。

拉致監禁が取り締まられ、二度とこのようなおぞましい事件がなってほしいと願います。

親とは

お腹を痛めて産み育てた我が子に、幸せな結婚をして欲しいと願わない親はいません。親がもっと早く救ってあげていれば、こんなに苦労をしなかったのにと、どれほど涙を流し、詫びたことか。
孫が貧困ゆえに栄養失調状態になっていたことも、学校で宗教がらみで“いじめ”にあっていたことも、何も知らずにごめんなさいね。
それでも「私達は幸せです。」と言って憚らない我が子を、どうしてあげたら良いのでしょうか。
何度も帰省するようにお金を送っても、献金してしまって、実家に帰ってきません。
拉致監禁が怖いのでしょうか。
拉致監禁したい親などいません。
親が信じられないのは何故ですか。
そう教えているのは誰ですか。
いつでも、あなたがた家族の為になら、お金を出してあげますが、断りもなく献金してしまうのは、人間として、あるべき姿ではありません。
このブログで、拉致監禁を必要以上に強調してるのではないかと、危惧しています。
どうか、娘を娘家族を私達の元に一日も早く返して下さい。
私達が会いに行くのではなく、私達の元に帰ってきて欲しいのです。

人生って何?

統一原理を知ったためにいろんな問題が発生します。信者の方は原罪を文鮮明に消されて祝福され本当に幸せですか?拉致監禁事件など、いったいこの宗教は真理でしょうか?文鮮明が死んだら誰が教祖なの?原理が成り立たないですよ!私は20年前に辞めました。
文鮮明は本当にメシア有り得ません!メシアでなかったら信者の方の人生て何なんですか?冷静に考えてください!

親心さんへ

 悲痛な叫びのような投稿、ありがとうございました。

 統一教会の最大の問題は、『我らの不快な隣人』で書いた通り、痩せ猫が小判をくわえてくるという高額エンドレス献金です。次のブログ記事以降で(もう一本、ニュースを入れるかもしれませんが)、書くつもりです。

 帰省の費用を送っても、それを帰省費に使うことなく、言わんや親心を知らずに生活費に使うこともなく、献金してしまう。献金したことが事実なら(たぶん事実だと思いますが)、言語道断だし、おっしゃる通り、人間として子としてあるまじき行為です。

 実際、東京の味の素スタジアムで2年前だったかに開かれた平和祭典(正式名称は失念)を見学したときに、つい服を買ってあげたい!と思ってしまうような貧相な装いの親子を複数見たことがあります。
 ある女性青年信者が、献金運動よりも食口の子どもたち(まさに難民のような子)に衣服をプレゼントをするような運動をしたいと話していたほどでした。

 親心さんの気持ちは痛いほど理解しているつもりです。変な釈明をするつもりは毛頭ありません。
 でも、やはり、しかしなのです。
 子どもや孫が悲惨な状態であることと、拉致監禁によって親子が離別したままの悲惨な状態であることとは、別の次元のことです。

 統一教会問題と拉致監禁問題とをゴッチャにしてしまうと、どちらも相殺され、どちらの問題の解決からも遠のいてしまいます。

 ある統一教会員は悲痛な表情で話していました。
「とにもかくにも拉致監禁をなくしたい。拉致監禁がなくなれば、それを口実に実家に戻ることができないなんて、もう言えなくなるから」
(この人の発言は意味深いと思っています)

 ボロを着た娘、栄養失調の孫。その一方で、父さんや母さんに会いたくても会えない子どもたち。

 これを同時に解決しなければならないと思っています。

 ぜひ、また投稿をお願いいたします。
 親心さんの投稿は、とても貴重な意見だと受けとめております。

(追記)もう絶対、お金は送らないようにしてください。それも親心です。

「我らの不快な隣人」まず読んでみましょう

米本さんの「我らの不快な隣人」の前書きにある実話は衝撃的だった。

不良少年になった息子の回生を願う父親が、良かれと思って息子を相撲部屋に送り、そこでの生活に耐えられず、息子は「いい子になるから家に帰して」と必死にお願いしたが、父は心を鬼にしてそのまま迎えに行かなかった。その結果が息子の死と父の後悔だったという内容である。

その実話はまさしく、牧師や弁護士が統一教会の信者の親たちに対し、まるで「相撲部屋に送りなさい、子供がよくなるから」と親を説得し、親は保護という名で拉致監禁を実行するようになり、その結果、親子共に願わない親子の断絶という悲しい結果となってしまう実話と本当に同部類であると思う。


子供が信仰を捨てたとしても親子関係がよくなることは殆どない。PTSDという社会復帰も日常生活も出来なくなるくらいの後遺症も生じてしまう。もしも、このプログの読者の方でこの本を読んでいらっしゃらない方はまず必読のこの本を読んで下さることを心からお願いしたい。

今年に入ってUN人権問題を扱う会議で世界の9つの問題として統一教会の拉致監禁による強制改宗もそのひとつとして決議されたのはご存知でしょうか?

一体、キリスト教の牧師は、なぜ、「合同結婚式に参加して韓国にお嫁に行ってしまったらもう最後、娘さんは行方不明になってもう二度と娘さんに会うことも出来なくなる」と、親を保護に走らせるるのでしょうか。

相撲部屋に行った大きくなった息子が「いい子になるから僕を家に帰して」と必死に心から息子の立場でお願いしても、父親が迎えに行かなかった時、息子はもう二度と生きて会えなくなった。

同じようにどんなに娘が「私を信じて」と言っても親は耳に入らない。私の教会(ここは韓国)には40人ぐらいの日本人がいるが、拉致監禁による被害者二人だけが、家に帰れず、あとは全員家に帰っています。その帰れない二人ももちろん住所は親に伝えてあります。もちろんお互いに連絡もしあうし、誰がどんな風に生活しているのかも一目瞭然です。行方不明なんてとんでもない。

実は妊娠中、自動車免許の書き換えで日本に行っ時も、私一人免許の交付はされず、ずっと待たされたことがある。親からの依頼で待たすのです。事務所に入りくれないならあもう帰ります、と言った所、その責任者が言ったことは「親御さんが来るかもしれませんから、もう少し待って下さい」だった。
日本全国の自動車免許試験場でも拉致監禁が起こっているのは、どうしたことか。言わずと知れた、教えてくださる方たちが全国にいらっしゃるからでしょう。この教えて下さる情報の中にはありもしないデタラメも実は多いということです。

韓国にお嫁に来てとても感謝していることは不倫だ、浮気だのそんな心配はなく、夫も酒もタバコもせず
とても家庭的であるということです。もちろん仕事も夢を持って一生懸命にしている夫です。夫の親戚兄弟とも問題ありません。家庭の会話も多く心の通い合う家庭です。もちろん日本と事情はさまざまな面で違うので、ご苦労の多い日本の統一教会の皆さんに比べれば、申し訳なく思う部分もあることは事実です。韓国にいる私たちは、戦後65年も経つのにいまだ晴れきらない日韓の難しい心情問題をを解いて差し上げる架け橋のような立場で、(年を取った方たちにはやはり日帝時代に苦労された人もまだご健在の人も多いので)そのような方たちの心のわだかまりを解いて差し上げれることも生きがいであり、とても感謝なことです。

このプログに紹介されてある「我らの不快な隣人」をまず購入されて読んで下さり(画面をクリックすればすぐどんな内容か主旨が解説してある。実はこのプログの読者の方たちで、この必読の本を読んでいない方が思ったよりとても多くて驚いた次第です)
そして、クリックついで「我らの不快な隣人」のすぐ下に文鮮明氏の自叙伝の感想の紹介もいくつかありますから一度目を通して下さることもお願いします。どうか、牧師様や弁護士さんの話だけでなく、米本さんの本や、見たくもないかもしれませんが文鮮明氏の自叙伝にも目を通す勇気も持っていただきたいです。それが公平な目ではないでしょうか?

きよしさんに注意

 ブログの記事とは関係のない投稿は、ご遠慮ください。

 削除はしませんが、今後、注意してください。

ブログを加筆しました。

 ブログの末尾に、HSさんから届いた個人メールをアップいたしました。

 背筋が寒くなるような話です。悲惨な事例はまだまだ眠っているように思います。

なんとかいい解決を・・

>このプログに紹介されてある「我らの不快な隣人」をまず購入されて読んで下さり(画面をクリックすればすぐどんな内容か主旨が解説してある。実はこのプログの読者の方たちで、この必読の本を読んでいない方が思ったよりとても多くて驚いた次第です)

賛同します。さらに世間の大半は拉致監禁を知らない。たとえば、私ですが元ヤマギシで米本さんから取材を受けたこともある。本も読む方だろうしネット依存、その私が偶然このブログに迷い込むまで拉致監禁なんてあることも知らなかった。文字通りの意味で言葉を失いましたよ。どう考えていいのかわからない。

どこかの怪しげな宗教団体が信者から多額の献金を巻き上げ信者が困窮する。ありそうな話でけしからん話ですが、これを権力が取り締まるべきかどうかについては意見が分かれる所。社会的にはその程度の話ですよ(当事者にとっていかに深刻でも)。
しかし、拉致監禁は違う。人権、生命財産にダイレクトに関わる市民、国民全体の問題でしょう。こんなこと放置していたらととてもじゃないが法治国家とは言えない。両親を告訴するかどうかは別として、拉致監禁が発覚したら(本人、友人、知人、近隣住民の通報よって)警察が一時的にも身柄を保護できるようなシステムを構築すべきじゃないですか(どうしても警察が動かないのなら署名運動ぐらいはしやらないといけない)。これで初めて第三者、公的機関が介入できるだろうし、本人の自由意思による解決の道が開かれるんだと思いますよ。

余談ですがオウム事件。一部マスコミのミスリードも酷いもんです。もっと早期に警察が介入していれば被害は最小限に留められたんです。問題はここなんですよ。
それをマインドコントロールなどとわけのわからない方向に世論を誘導しようとする。
とんでもない下心があるんじゃないかと私は勘ぐっていますよ。
  • [2010/05/17 09:06]
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精誠の力

私はKHさんのことをよく知っていますが(私も監禁されて逃げてきた人)、この手記は統一教会外部の人に知って欲しくて書いたと去年の秋、話していました。私は今日始めてこのブログに入りましたが、外部の方用に書いたからなのか、KHさんがその当時立てていた精誠についてはかかれてないようです。監禁されていたときは、聖書を一日に40ページは必ず読むことにしてたと言ってたし、渡韓前に銀行に行った時は、やはり出来る精誠を全部やって、(はっきり覚えていませんが水行、朝断、敬礼その他にもありました。祈祷だったかな)無期限でやっていて、保障人としてお願いしていた人から連絡が来たのが39日目で、銀行に行った日がちょうど40日目だったと聞きました。自分もそうだったけど、帰還した人たちの共通した証は、こういう精誠の賜物のように思えてなりません。サタン分立の40数と教会内ではいいますから。

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