川崎経子牧師の素顔? 

“救出カウンセラー”の素顔(4)

なぜ、信者の母親は自殺したのか!(補足)


 自殺に関する3回のシリーズを終えて、どうしても疑問でならないことがあった。自殺の真相とは直接関係のないことだが、職業柄か、少しでも気になることが疑問が残ると、どうにもすっきりしない。

 これまでの記述をどんでん返ししたような表現になってしまうが、疑問点は「川崎牧師が人数が足りないことを理由に、母親の保護説得のお願いを断ったこと」そのことにある。

 なぜなら、事件が起きた87年当時も今も、保護説得はそれほどの人数を必要としていないからだ。

『我らの不快な隣人』で紹介している事例は
?両親と叔母さんと一緒に、叔母さんの友人の家に行こうと誘われ、その友人の家(実は監禁マンション)に入ったところ、監禁された、
?両親と一緒に、妹が新しく借りたアパートに見に行こうと言われて、そのまま(実は監禁アパート)アパートに監禁された。
?両親と妹と一緒に、外食に出かけたところ、いきなり強引にマンションに監禁された。

 12年間監禁されていた後藤徹さんの第1回目(87年10月)の監禁の模様はこうだった。

「1987年10月、しばらく音信不通となっていた兄から突然連絡があり、「教会のことで話をしたい」と言われて私は新宿に呼び出されました。兄に言われるまま京王プラザホテルの一室に入ると、部屋の中には既に両親が待機しており、私は兄等から脱会説得を受けました。気がつくと、部屋の入り口のドアは何らかの細工により中から開かないように固定され、部屋から出られない状態になっていました」後藤陳述から

 最近、倉敷めぐみキリスト教会の高山正治牧師のところから解放されたKさんの場合も、鳥取県の実家から倉敷市のマンションに監禁されるまでは、父親と叔父と兄の3人だけだった。


 このような事例を見ていくと、保護説得にはある程度の人数はいるものの、それほどの多人数は必要としないのである。(注)

 再び、川崎牧師の投稿文を再録する。

「Aさん(66歳)の二女B子さん(28歳)は、昨年9月街頭アンケートをきっかけに統一協会入りし、本年5月には仕事もやめてホームでの集団生活を始めた。B子さんからは家族に電話や手紙はあるものの、住所を知らぬ家族からB子さんへの連絡は一切できないままであった。それがAさんにとって一番耐え難い苦痛であった」

 ホームでの集団生活を始めた新米信者は、年に何回かは実家に戻るのが常である。この頃、拉致監禁事件が頻繁に起きていたこともあって、なるべく帰省は控えるような指導がなされていただろうが、それでも、年に1回ないし2回程度は認めていたはずだ。(それだからこそ、しばしば、実家に戻ったきり所在不明になった)

 B子さんの兄弟は長男(障がい者)と長女である。このため、母親と長女、それに母親の兄弟の誰かがいれば、保護(拉致監禁)は可能である。
 それなのに、川崎牧師は断らざるを得なかったという。それが私にとっては不思議でならなかった。

 ごく最近、個人メールにこんな情報が寄せられた。

「母親が川崎牧師とつながっていたB子さんは1回、拉致監禁されている。そのあと、教会に無事戻ってきた。それからしばらくして母親が自殺した。当時は大変でした」

 もしこれが事実なら、私の疑問は氷解する。

 1回目の監禁が失敗していれば、B子さんや組織の警戒心は高まるため、病気とか外食とかなどを名目に簡単にB子さんをおびき寄せることができなくなる。興信所を雇うなどしてホームの居場所を探し出し、外に出てきたところを路上保護するしかない。

 おそらく、86年9月に街頭アンケートで入信したB子さんは、鎌倉での実家でか、保護された。そのあと、そこから脱出して、ホームに避難し、そのままホームでの集団生活を始めたということなのだろう。仕事を辞めたのではなく、辞めざるを得なかったというのが真相ではないか。拉致監禁体験者はいずれの人も”保護“によって仕事を失っている。ちなみに、彼女は看護婦をしていたと聞いている。


 再度、整理をしておく。

 路上保護を体験した今利さんの裁判を受け、「救出カウンセリング講座」が開かれた。
 そこで、川崎牧師は「救出カウンセリングの活動をしていらっしゃる方で、路上保護を経験したことのない人はいないでしょう」と切り出した上で、

「信者のお母さんで、電車に飛び込んで自殺した人がいます。
 この方の場合、保護をするにも頼れる親戚は誰もいなく、信者さんの兄弟は障がい者。お母さんしかいないのです。この場合、断るしかなかった。ほかにどんな(脱会)方法があったというんでしょうか!」

 と、涙を流しながら、訴えたのである。

 なぜ、B子さんを路上保護しなければならなかったのか。それが謎だったのだが、川崎牧師は1回目の保護説得に失敗し、次は路上保護しかないと思っていたからこそ、それを断ったために飛び込み自殺をした母親の話を始めたのだ。私にとっては唐突に思えたのだが、川崎牧師にとっては連続線上のことだったのである。

 来年2011年は25回忌の法要である。十字架を背負っているはずの川崎聖職者がお墓参りに行くかどうか。そんなことも忘れて、来年の10月も「いのちの家」で脱会説得を行っているのだろうか。
 後者だとすれば、どこまでも罪深き人ということなる。

(追記)B子さんはその後、看護婦の仕事をしながら、統一教会の日曜礼拝に通っていると聞く。もしインタビューが可能だったら、後日、彼女の述懐を紹介したい。

 このシリーズはこれで完??次回は私と川崎牧師のことを書きます。

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コメント

貴重なレポート

 これでこの自殺事件のすべての輪がつながりましたね。非常に説得力のある内容になったと思います。

1.信者は統一教会に入ったままだと加害者になる、犯罪者になる、不幸になる、外国にとばされる。→

2.統一教会を脱会させるには保護説得(拉致監禁しての説得)しかない。→

3.ただ二回目以後は警戒されるので路上保護しかない。→

4.路上保護には人数が必要だ。→

5.しかしB子さんを保護する家族親戚の人数が足りない。→

6.だからB子さんの保護説得はできないと断わるしかない。

この1から6までのすべての内容がひとつひとつ完全に正しく、すべてが一本の矢印→で結ばれている、他の選択肢はありえないと、川崎牧師も信じたし、B子さんのお母さんも信じてしまったことが悲劇だったと思います。

風が吹くと桶屋がもうかるという話くらい、つながるかどうか、怪しい論理展開なのに、なぜ信じてしまうのかと思うくらいです。

せめてこのお母さんが、もうひとり誰か別の反対派の牧師でも訪問していれば、そこまで追い詰められなかったのではないかと思うくらいです。

統一教会の側も反対派の側もあまりにも情報を遮断し、隠蔽してしまい自分たちに都合のいい情報だけを流して、人間をコントロールしようとする傾向があると思います。それで、客観的な情報が得られず、セカンドオピニオンを得られない状況だったということですね。セカンドオピニオン、もしくは客観的情報の提供という、その点で米本さんの仕事の価値を再発見できる貴重なレポートだったと思います。

前回の事で

前回の事で 反対牧師の方々が母を 訪ねに来た時は88年です
申し訳ありませんが 名前は忘れました 私の実家は千葉県の
市原です 母が説明を 受けたとき 脱会を進める段階があり
その段階に 金額が異なるようです (母に確認したら覚えて
いなかったので)私の記憶では 始めに母に対して 親身に
話をされしつかりと慰められた後に お金の話が出てきたそうです
はっきり言ったら脱会させるのにかかる費用でしょう 私が教会
内で 仕事をしてたときも 他の方の話で聞いていました。 
700万と言っていますが それ以上の方もいるようです その中
でも 手数料が高かった事を覚えています
  • [2010/03/28 12:23]
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  • でん助さんの娘
  • [ 編集 ]
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反牧集団は、やっぱり商売?

でん助さんの娘さんの情報で反牧集団の活動は、救いでは、なく単なる商売なのがよくわかりますね。でもお母様は、立派ですね。感心しました。「イエスの精神からずれている」との抗議にその通りです。ごもっともと拍手を送りたくなり、被害に遭わずに済み反牧集団に抗議される親御さんがいたことが嬉しく更にもっと増えてほしいと願います。

何だか嫌になりました。

キリスト教にしろ、統一教会にしろ、神を信じているはずなのに、トップがお金に囚われているのは悲しいことです。そして、統一教会信者と親は両方に利用されているのですね。私の親は説得者に幾ら払ったかはわかりません。あれほど忌み嫌っていた統一教会と反対派が同じことをしていることも、親は気づいてなく、反対派に感謝し、正しいことをしたと思ってます。拉致監禁の自覚もないです。反対派の姿、騙されていたことを伝えるべきか迷ってます。伝えたとしても、娘が脱会できたからいいと言いそうです。説得中、父、弟、説得者は母の病気は私のせいと責めました。私自身もそう思って、おかしくなりそうでした。だから、自殺した人の娘さんは自分を責め、苦しんでいると思います。もし、会う機会があったら、「お母さんの自殺はあなたのせいではない。」ということを伝えてください。

違和感

私が拉致監禁牧師達の一連の行動で、一番違和感があるのが、家族を拉致監禁の実行犯に仕立てることです。

彼等の主張からすれば、統一教会員は全員、犯罪者及び犯罪者の予備軍であり、それを強制力のある手段でも統一教会から離教させることは、善い行いであるはずです。

であれば、誰が行ってもそれは善い行いであり、また対象が統一教会員であれば、誰に対して行って善い行いである・・・となるはずです。

しかし、実際は対象を絞り家族をけしかけて自分達は背後に控える。

勿論、現行法では拉致監禁は違法ですし、他人を拉致監禁すれば言い逃れできないという事情はありましょう。

しかし、親族を動員するわけですから、赤の他人を動員するのもOKという考えまでにあと一歩のはず。
そして、事情を抱える人を援助するならば、万止むなしという判断に傾くのが通常のような気がします。


それが、拉致監禁牧師達の言動の一致の無さ・・・矛盾だらけの主張と行動、特に川崎牧師の言動と行動、そして判断に違和感を感じます。

全てを自分の良いように捻じ曲げ、不幸と厄災をばら撒くのは止めて頂きたいものです。

ザッツ・ライト!

幽霊食口さん、投稿ありがとうございました。

アメリカ大使館で、国務省の人権担当官にヒヤリング調査を受けたことは前に書きました。

彼・彼らの疑問は、どうして日本では拉致監禁が事件化されないのか。それが言外ににおってきましたので、私は次のように説明しました。(やりとりはオフレコですが、私がしゃべったことを明かすのはオフレコ約束には抵触しないでしょう)

アメリカのディプログラミングと日本のそれとには違いがあります。

アメリカの場合、プロのディプログラマー(拉致監禁屋)がいます。信者家族は彼らに着手金を払い、子どもを誘拐して監禁場所(主にモーテル)に閉じ込めます。そこで、ディプログラマーがかなり暴力的なディ・プログラミング(洗脳を解く=脱会説得)作業を行います。それで成功したら、家族は成功報酬を払います。

それゆえ、テッド・パトリックなど有名なディプログラマーは誘拐などの罪で刑務所に送られました。

こうしたやり方に、アメリカのキリスト教会は反対の声明を発表しています。

これに対して、日本の場合はかなり様相を異にします。

アメリカでディプログラミングに反対するキリスト教の牧師(プロテスタントの牧師)が、日本ではディプログラミングの影の参謀になっています。

彼ら牧師が、信者家族を唆して、あるいは(子どもを脱会させるには保護説得=ディ・プログラミングしかないと)、教え込んで、その結果、両親など家族が子どもを拉致監禁します。

そのため、親が子どもを「ある教育のために」拉致監禁するのだから、警察は親子問題として、民事不介入の原則から、事件化しにくいのです。

そして監禁後。キリスト教の牧師は信者家族に頼まれ、当の子どもの了解を受けたという形を取って、脱会説得に入るわけです。

このようなわけで、日本では事件化しにくい。

概括的にいえば、アメリカと比べ、最初から意図的ではないでしょうが結果として、日本の場合は、とても巧妙になっているのです。

同じディプログラミングでも日米では差があるのです。


(追記)日本の「拉致監禁」「監禁下での説得」「強制説得」などなどの用語を、「ディプログラミング」と翻訳するのは難しい気がする。彼らはディプログラマー=誘拐屋と受け取ってしまうのではないかと思うからである。

koyomiさんへ

投稿を読んで、とても複雑な気分になりました。

そしていろいろ考えました。

短絡的に聞こえるかもしれませんが、母上にはこのこと(保護説得の本質)は、問わないほうがいいと思うようになりました。

気持ちがささくれだつところもあるのだろうけど、保護説得の本質を話し、「母さんも騙されていたんだよ」と話して、すぐにそのことを理解できるのであれば別なのだけど、そうでなければ、諍いが始まってしまう。

そうであれば、何のプラスにもなりません。

年齢にもよりますが、娘を保護説得によって脱会させたのだと満足していらっしゃるのであれば、そのまま、自己満足のままにしておいてあげればいいように思えます。(歴史からの疎外なのだけど)

もし、会う機会があったら、「お母さんの自殺はあなたのせいではない。」ということを伝えてください。

上記の件、了解いたしました。

拉致監禁牧師の良心の有無は?

米本様

レスありがとうございます。

>概括的にいえば、アメリカと比べ、
>最初から意図的ではないでしょうが
>結果として、日本の場合は、とても
>巧妙になっているのです。

巧妙になったという言葉に表れているように、これでは下手を打って捕まえられた泥棒が、今度は捕まえられないようにうまくやろうとしているようなものです。

これを良心的と見る人は居ないでしょう。「悪知恵が働く奴だ」「より一層悪くなった」と見るのが普通だと思います。

法の網の目をかいくぐる為、法の盲点を何とか突こうとしている・・・。

しかも、自分自身が捕まらない為に・・・親を唆すわけですから、これは自己保身のためでもあるわけです。

自分は安全な場所を確保し、汚れ役は家族。

これに関して、拉致監禁牧師は何も感じていないように見受けられます。本当に、彼らには良心が無いのではないかと・・・・感じてしまいます。


ただ、川崎牧師が拉致監禁を断った事に関して、私はもう一つ奥があるのではないか?と思っています。川崎牧師は拉致要員を動員することができるはずであり、家族・親族だけで無理ならば、他人を動員するのも止むなしと判断する・・・のではないかと・・・と思うわけです。となれば、そこにはまだ他の理由があるのでは・・・と。

拉致監禁の継続に難があると判断したのか、それとも金銭的な事柄か、はたまた、別の理由か・・・。


どっちにしろ、かの牧師の良心が失われている証明のような理由しか、私には思いつきませんが・・・

疑問は同じ。

<川崎牧師が拉致監禁を断った事に関して、私はもう一つ奥があるのではないか?と思っています。川崎牧師は拉致要員を動員することができるはずであり、家族・親族だけで無理ならば、他人を動員するのも止むなしと判断する・・・のではないかと・・・と思うわけです。となれば、そこにはまだ他の理由があるのでは・・・と>


 私も同じ疑問をもっていました。

 我隣でも書きましたが、川崎牧師の直妹弟子である黒鳥栄牧師は、宿谷さんの両親に「人手が足りなければ、他人を雇う方法もある」と語っていましたから。

 他人を雇ったと思われる例が、猫さんが翻訳してくれたBreaknewsに載っています。
 右の「最新コメント」の「猫:記事の翻訳②-2」に次のように書かれています。

「1992年11月25日午前6時、早朝祈祷会に行く途中、急に何人かの男性が現われ私に覆いかぶさりワゴン車に押し込もうとした。一緒にいた友達のかえこさん*7は二、三人の見知らぬ男性に地面に押えつけられ動けなくされた」(2回目の路上保護。強制説得者は黒鳥牧師。ちなみに1回目は川崎牧師)

「何人かの男性」「2、3人の見知らぬ男性」は、女性信者とは面識のない人です。雇われたかどうかはともかく、他人を動員したことははっきりしています。

 このことからも幽霊食口さんが指摘されているように、路上保護を断った理由は「人数が足りない」という川崎さんの説明以外にもあるように思えます。

 川崎牧師は「救出カウンセリング講座」で、「保護を成功させるかどうかは人数ではない、親の愛情、家族の愛情だ」「家族の愛情を背景にした熱意が大切だ」と、何度も「愛情」を強調していました。
 講演の文脈からすると、まるで鉄道自殺した母親には愛情がないかのような言い方でした。

 このことが、断った理由と関係しているように思えてなりません。

 一番可能性があり、なおかつ自然な解釈としては、黒鳥牧師が実際に語ったように、川崎牧師が「人数が少ないのであれば、他人を雇う方法もあるのよ」と提案した。それに対して、宿谷さんの両親が「他人を雇うなんて・・とんでもない」と思ったように、自殺した母はその提案を断った。
 それなら、「路上保護に協力することはできない」と、川崎牧師は断った。


<他人を雇うのは好ましいことではないけど、それを上回る愛情があれば、そんなことはささいなことだ>
 こんな風に思って、川崎牧師は自殺した母親には熱意、愛情がないと思ったのではないでしょうか。

真相は闇の中

米本様

>一番可能性があり、なおかつ自然な
>解釈としては、黒鳥牧師が実際に語
>ったように、川崎牧師が「人数が少
>ないのであれば、他人を雇う方法も
>あるのよ」と提案した。それに対し
>て、宿谷さんの両親が「他人を雇う
>なんて・・とんでもない」と思った
>ように、自殺した母はその提案を断
>った。

これは少し釈然としません。

人手を頼むのを断ったのが、断られる理由になっているとお判りになったと思いますので、断られて生命を断つ決断をされるぐらいならば、前言を翻して人手を頼まれるのではないかと・・・

そうしたくても出来ない理由があった・・・それを乗り越えれないから、愛情が足りないと言われ、川崎牧師から断られた・・・そして絶望された・・・

そう理解するのが自然のような気がします。


とは言っても、真相は判りませんが・・・

しかし、もう一つ奥に何かあり、それを川崎牧師が話されていないならば、それは誰の目から見ても、川崎牧師の悪行が晒されることになるからでしょう。


Aさんの無念を思うとやるせなく思います。そこまで追い詰め、自殺の事実すらも統一教会追求の道具にされ、自己正当化の弁しか吐いていない川崎牧師に憤りを感じます。

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