〈緊急連載〉大人になったカルトの子どもたち 

お知らせ(20)

大人になったカルトの子どもたち

 私ごとで恐縮ですが、『婦人公論』(中央公論新社)3月7日号に「(緊急連載)大人になったカルトの子どもたち」を執筆しました。

 第1回目は「エホバの証人」の子どもたちのことを書きました。記事には2人の元エホバの二世が登場しますが、このお2人は「火の粉ブログ」に投稿された方たちです。その後、連絡をして、インタビューに応じてもらい、その結果、記事にすることができました。
 ブログが取り持つ縁といったもの(ネットワークの横のつながり)を、改めて感じることができました。

 3月7日号は現在、店頭で販売されています。立ち読みでもいいですから、目を通していただければ幸いです。

 第2回目は「ヤマギシ会の子どもたち」を取りあげる予定です。
 

 統一教会員の拉致監禁問題のテーマとは違うと思われる人もいるかと思いますが、私のスタンスはまるで同じです。

 “カルト親”が自分たちの理想通りに子どもを育てようとする。その一方で、“反カルト親”は自分たちの思う通りに子どもをカルトから脱会させようとする。イデオロギー的なベクトルはまるで異なりますが、親の思い通りという点では本質的には同一です。

 拙著『カルトの子』では、統一教会員の二世(女の子)が好きになった一般の子との付き合いをやめさせるために、逆上した母親が包丁を突きつける場面が登場します。「保護説得と親子関係(16)」では、統一教会をやめさせるために親が娘をで縛ったという朝日新聞の記事(タイトルは「信仰きれず 鎖が切れた」)を紹介しました。
 統一教会と反統一教会というベクトルは違っても、本質的にはまるで同じなのです。

 統一教会陣営、反統一教会陣営のどちらも、この単純なことが理解できていない。そのことが私には不思議でなりません。
「拉致監禁という手段を用いた」方法によって脱会した、拙著『我らの不快な隣人』の主人公・宿谷麻子さん、そして包丁を突きつけられた統一教会二世の女性も、どちらも心療内科に通わざるを得ないほどに、心を傷つけられたわけです。この2人の女性の立場に身を置いて考えれば(共感力、想像力)、彼女たちが体験させられたことは本質的には同じこと。どうして、このことに気づかないのか、ほんとうに不思議でなりません。

 統一あるいは反統一といった度の強い乱視メガネをかけているせいだと解釈するしかありません。


 ところで、この「緊急連載」は村上春樹さんのミリオンセラー小説『1Q84』を受けてものです。
 『1Q84』は、エホバの証人、ヤマギシ会、オウム真理教を材料にしているように思われます。
 それで、編集部から執筆の依頼がきたようです。10年前に『カルトの子』を出版していましたから。

 エホバの証人とヤマギシ会の取材はうまくいきましたが、土壇場になってオウムの親からアポのキャンセルが入りました。その結果、短期集中連載と銘が打ってあるものの、連載はあえなく2回で終わりそうです。
 
 もし読者あるいは読者の知人でオウムの親の方がいらっしゃいましたら、どうかご連絡ください。現役・元を問いませんので、よろしくお願いいたします。

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 以下、記事の書き出し部分を紹介しておきます。

<特殊で閉鎖的なコミュニティの中で暮らしてきた子どもたち??。戸塚ヨットスクールの施設から今はなきオウムのサティアンまで、異質なコミュニティは無数に存在してきたが、その中でも、とりわけ「エホバの証人」の子どもたちほど、理解されにくい存在はないだろう。
 なぜなら、親を含め彼らは、ふつうに学校や会社に通い、道端で会えばふつうに挨拶し、つまりこの日本の社会の中で社会の一員として、社会とさして軋轢を生じさせることなく、ふつうに暮らしているからだ>(3月7日号)

<「誰か、弁護士さんんを紹介して!」
 ヤマギシ会の元メンバー、輪島佳子から突然の電話が入ったのは、今から6年前のことだった。長男がドライバーを持っているところを、警察に職務質問されたというのだ。容疑は長さ15センチ以上のドライバーを正当な理由なく所持していたという通称、ピッキング防止法違反。たかだかドライバーを持っていたぐらいでと思ったが、法律を調べて、彼女の悲痛な声が理解できた。なんと、罰則は懲役1年以下または50万円以下の罰金。あわてて、知り合いの弁護士の名前を伝え、弁護士にも連絡を取った>(次号の3月21日号)
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コメント

婦人公論

一流誌ですね!

素晴らしい。

そうそう、統一教会も反統一教会も、同じ穴のムジナです。

子供は親の所有物ではないのです。

このことは、私もいつも感じていることです。

元統一教会員としては、カルトの子…またその後のことは凄く気になります。数年前、統一教会二世の書いた「人を好きになってはいけない」という本を読みました。私も、あのまま信者でいたら、祝福を受けて子供にカルトの教えを強制していたかもしれません。そう考えると私も拉致監禁した親と一緒なんですよね。親になれなかったから、親の気持ちはわからないですが。
婦人公論、まだ読んでないですので、読んでみます。

珠玉の投稿

koyomiさん、久しぶりの投稿ありがとうございました。いろいろ投稿がありましたが、「珠玉の投稿」です。

なぜなら、すべてを自分のこととして受けとめて、書かれた投稿ですから。
koyomiさんと同じような反統一教会びとは多いのですが、また統一教会批判をする現役信者は多いのですが、自分のこととして受け止める人は少ないように思っています。だいたいが「異議なし」「異議あり」といったような投稿です。(怒る人は多いだろうなあ)

「一流誌」に書いたからといって、それが何なのさという気分になってきます。真実は「二流誌・三流誌にだってあるさ」と激しく反発します。

最近、『カルトの子』を読んだという統一教会二世とメールでやりとりしたことがありました。彼は統一教会三世の子育てのことで悩んでいました。

いろんな事象を自分のこととして、受け止める人もでてきたということだと思っています。

これからもヨロシクお願いします。

子育ては難しい

米本さん、ありがとうございます。
婦人公論読ませていただきました。統一教会二世も隔離されている社会にいるわけでないので、エホバ二世と似てるのでしょうか?でも、統一教会二世は伝道も強制されないし、禁止事項もそれ程なく、学校で証さなくていいから、エホバ程大変じゃないかもって比べることではないですよね。
親が特定の宗教、思想を持っていようがいまいが子供の幸せを願うのは同じ。エホバの活動を強要するのも、純潔を強要するのも、子供が不幸になってほしくないから。親の願いが子供を不幸にする…お互い悲劇ですよね。カルトの子にも書いてあったように、カルトでなくても同じように子供に価値観を押しつける親は一杯います。例えば医者家庭は医者になる以外道がないとよく言われてます。その為、悲惨な事件もおきてます。子育ては難しいですね。米本さんの記事を読んで、考えさせられました。

子育てのポイント

カルトだろうとなかろうと、誰でも何かの価値観は持っている。その価値観の上で教育していく。 子育てのポイントはそれを「強要」するのか「選択」させるのかだと思う。もしその価値観が素晴らしいなら、強要せずとも選択するんではないだろうか? 
 自分自身は、二世としてこの信仰を「選択」したという気持ちがある。子どもにも、この素晴らしい価値観を選択させたい。 だから、強要するのではなく、だからこそ、自分の背中で語れるようにしていきたい。

どらちゃん、さんへ

<強要するのではなく、だからこそ自分の背中で語れるようにしたい>の言葉に心がえぐられるような思いです。私は、35才で年齢的には遅い祝福を受けました。2世の貴方や、もちろん教会の人達にも告白するのは恥ずかしいのですが、私は、銀座のホステスでした。マグダラのマリアの心情(イエス様の価値が一番わかっていた)を私は共感してこの道に来た人間です。そして夫は、なぜかヤクザのような人です。(笑)私は教会に出会う前は、結婚願望もなく生きていた私ですが、今は韓国人の主人との間に三人の子供がいます。だから私は苦労が多くても、この結婚に心から感謝しています。祝福二世の貴方とは違って、うちの子供はもとホステスと韓国やくざの子ですよ、、、。でもね、学校の先生から褒められるんですよ。子供達が、、、。どうやって育てているんですか?と。私達親は、どうしようもないのに。信仰を強制する?私はそんなことしません。こうして私達の子供として生まれてきてくれたことだけでも感謝ですから。でも最近、反抗期を迎えている13才長女が、修練会で感動したそうです。オンマ(お母さん)の人生の目的がわかったよ!と言ってくれました。こうして少しずつ理解してくれればいいと思っています。ほんとうに、私達親の背中で子供達を導けるように心したいと思います。

信頼関係

親子も行きつく所は、信頼関係なのでは?ないかと思います。私も「カルトの子」を読み終えすぐ、我子に「カルトの子、洗脳されて育ったと思うか?」と聞いてみた、すると「自分は、洗脳された覚えは、無いし親子の法則でロボットでは、無い・・」と見事に応えてくれてホッとした。それに○○叔母さんでなく私だったから素直に聞き判断し受け入れられたし、真理を知ったお陰で職場の人間関係でうつにならず自分で分析し超えることもでき、いつも神様に感謝してると結婚もできれば価値観が同じ人が望ましいが是が比でも祝福でとは、今は、考えられない様子なので強制する気は、毛頭なく本人の自由意志だと任せるつもりです。

カルトの子 わたしも読みました。

カルトの子を読んで、私はなぜ米本さんが、新宗教やカルトを批判する立場の方であるのに、拉致監禁に反対していらっしゃるのかよく分かりました。 カルトであろうとなかろうと、親が自分の価値観を強要することは、本当に危険なことです。我々宗教二世を育てる身としては、このことを肝に銘じなければならないと思います。
 もちろん私もわが子が、神様の祝福をうけることを願ってはいますが、それを強要したところで子供の心は、はなれていくだけです。ですからどらちゃんさん、takako.reeさん、弥生さんのおっしゃるとおりだと思います。

親子

takakoreeさんのコメントを読んで涙が出ました。真の親になるということは、ほぼ人生の目的のような気がします。そして、それは果てしなく難しいことでもあります。なぜなら、たぶん神様でさえ長い間、真の親にはなりえなかった歴史だと思うからです。私も、米本さんのカルトの子を読んで、激しく自分を責めた口です。また、「好きになってはいけない」の本を読んで、胸が締め付けられるように苦しみました。私にも3人の子がいますが、未熟な分、自分たちの価値観を押し付けました。そういう姿に子は反発しました。ですから、ひとごとではありません。そういう意味で、わが人生は後悔のきわみです。慙愧に耐えない苦しみを経て、今、静かにありのままを受け入れて、何があっても、私たちの子供として、生まれてくれてありがとうという気持ちです。そして、子を絶対的に信じていきたいと思っています。親が、真に解放されるのは、押し付けでも強要でもなく、子ども自身が自らの意思で、選んだ生き方が、誰よりも子自身の幸せを願った親の願いと一致したときでしょう。それはたぶん神様さえも、愛の宿命として押し付けることができなかったのだと思います。ですから、暴力的な拉致監禁という手法で、親心につけこむ拉致監禁の首謀者のやり方は卑怯極まりないものだと思います。

Re: カルトの子 わたしも読みました。

 二世問題に多くの投稿を頂き、ありがとうございました。


> カルトの子を読んで、私はなぜ米本さんが、新宗教やカルトを批判する立場の方であるのに、拉致監禁に反対していらっしゃるのかよく分かりました。 カルトであろうとなかろうと、親が自分の価値観を強要することは、本当に危険なことです。

 私のスタンスを理解していただき、とてもうれしく思います。
 正直いえば、『カルトの子』を書き始めたときは、私の頭は<なんというひどい親か>という反カルト一色でしたが、書き進めていくうちに次第に変わってきました。

 これは(様々な子どもの症状は)、カルト・反カルトといったこととは関係なく、kiomiさんが指摘されている通り、普遍的な親と子の問題であり、“カルトの親子関係”にシンボリックに表れているだけのことではないか、と。

 それからまた思考(単純なのですが)を巡らすようになって、「親と子との関係」と「人と人との関係」とはどう違うのかと、あれこれ考えているところです。

後日、「統一教会考」のカテゴリーで二世問題を書くつもりです。そのときにまた投稿をお願いいたします。

婦人公論・オウム編を読みました。

オウム編、とてもよくわかりました。
信者の子どもたちがサティアンから解放された様子はほとんどの人の記憶にあるだろうし、その後どうなったのかなと思っていると思うので、読めば合点がいくと思います。狼に育てられた狼少年のことを思い出しました。

あの村上春樹さんが。

 ハナさん、婦人公論を読んでいただき、ありがとうございます。

 今回の連載は、村上春樹さんの『1Q84』をきっかけにしたものですが、なんと、あの“世界の”村上春樹さんからも、アメリカから「面白い」と言ってきたそうです。権威主義的な書き方かもしれませんが、でもまあ、きっかけをつくった作者から褒められるのは、正直、うれしいものです。

3月7日号がエホバの子ども
3月22日号がヤマギシの子ども
4月5日号がオウムの子ども

4月19日号?では、読者からの投書をまとめました。私の記事より投書をまとめたもののほうが、断然、迫力があります。

 記事では取り上げませんでしたが、東京拘置所からも手紙が届きました。エホバ二世であることが背景となった彼の犯罪の罪を軽減するための情状証人として法廷に立つことを、今日、伝えるべく手紙を拘置所に郵送しました。

 娘を鎖で縛った親と自分が信じる教義を強いる親。
 私にはまるで同じようにしかみえません。統一対反統一という視座しかない人は、ぜひとも連載を一度、読んでみてください。

 ハナさんのような、カルトとか反カルトとかあまり興味がない人のほうが、現実がよく見えているような気がしてきました。

読みました

「旦那が5歳のこどもをヤマギシに預けたいと言っています。どうしたら?」という電話を受けたのは1996年ごろでした。「だめです!」と言いました。
そんな事を思い出しました。

壁とたまご

壁がなければたまごは割れません。

アダルトチルドレン。

アダルトチルドレンに特化したカウンセラーとして活動している者です。

カルトの問題はアダルトチルドレン問題と非常に良く似ています。いや、完全に同じであると言ってもいいかもしれない。

アダルトチルドレンの性質の方は、カルトでない宗教にもカルト的な関わり方をされますし、宗教以外にもカルト的に関わられます。日本人の八割がアダルトチルドレンだという説がありますが、特に日本にはカルトが育ちやすい土壌があるとも言えるかもしれません。

アダルトチルドレンと呼ばれる方は、漏れなく依存的ですし、白黒思考、完ぺき主義ですから、人間関係において皆さん非常に似た問題を抱えられています。その問題はカルト問題と同質であると感じますが、カルト問題は更に深刻です。

宗教的な洗脳は命に関わる呪いになってしまい、単に親に逆らえないとか自分の意見を持てない、というような問題に留まらないからです。親兄弟、近所親戚すべてが同じ宗教の中で育つという極端な状況が生まれることがありうることも、問題を深刻化しますね。

アダルトチルドレンの方々の回復ならば目星がつきますが、カルトからの回復は個人のカウンセラーが頑張ってどうにかなる問題では無いように感じます。一個人のカウンセラー、サポーターとして何ができるのか、考えていく必要があると深く思います。

ありがとうございました。

ぜひ、こちらのブログに、当方のブログ、ホームページからリンクを張らせてください。宜しくお願い致します。

さくらみるくさんへ

 初めての投稿、ありがとうございました。
 リンクの件、大歓迎であります。

 アダルトチルドレン(機能不全家庭で育った人と定義しておきます)と“カルト”(定義がないのでヒゲをつけておきます)は、大いに関係があるという印象を受けています。

 両者の関係に最初に気づいたのは、ヤマギシ会を取材するようになってからです。入会した人たちに生い立ち、両親との関係も質問したのですが、すべてとは言いませんが、傾向として機能不全家庭で育った人たちが多かった。その両親の親子関係(親と祖父母との関係)のことを、知っている範囲で聞くと、やはり機能不全家庭で育った親がいました。
 機能不全家庭のいわゆる伝播です。

 エホバの証人の場合、組織から離れた2世は、すべてがアダルトチルドレンと言っていいほどです。なにしろ「条件つきの愛」の下で、育てられてきたわけですから。

 統一教会員の場合、とりわけ子どもを拉致監禁してまで脱会させようとする親のもとで育った人たちに、ACの傾向があります。機能不全の内容は、親が子どもをモノ扱い(親の所有物)として育てられていることです。いわゆる「毒親」です。
 親の所有物であることを受容していたときは、親からたっぷり愛されてきたわけですから、親子関係は良好だったと錯覚している人たちもいます。

 総じて言えることは、親から十全で無条件の愛を受けなかった人が、愛を受けられるような宗教(集団)にのめり込むのではないか。そんな仮説を立てています。

 アダルトチルドレンと“カルト”の関係について、本格的に書こうかと思ったことがありますが、志半ばに終わっています。今の問題意識はもっと個別的で、子どもが統一教会に入信した場合、拉致監禁説得を実行する親と、牧師から勧められても実行しない親とがいる。その差は何なのかということです。

 さくらみるくさんの健筆を期待しています。

ACで2世です

初めて書き込ませていただきます。
カルトの子、興味深く読ませていただきました。
私は、過去恋人に厳しく論破されて活動から離れましたが、同時にひどい自己否定感に長年苛まれました。
なかなか人からは理解されず、脱カルトの問題を知り、自分の問題と重ねて共感しました。
さくらみるくさんの発言も、非常に腑に落ちます。

両親からの愛情の欠乏感、自己肯定感を組織は補っているのでしょう。
それに代わるほどの愛情が与えられれば、母は活動から離れてくれるかもしれません。

拉致監禁説得を実行する親と、牧師から勧められても実行しない親の違いとは……たとえば、職場等で管理者向けのコミュニケーションの訓練等を受けていれば、意見が対立した場合の対処方法が練られるので、宗教の違いがあっても、一方的に監禁するような判断はしないのではないかと思います。
少し話が飛躍してしまいましたが、子供を思う気持ちが、どちらの親にもあるとする場合、知識と経験とコミュニケーションスキルの違いではないでしょうか。
ずれていたら申し訳ないです。

Re: ACで2世です

greenさん
> カルトの子、興味深く読ませていただきました。

 ありがとうございました。
 深刻な問題を抱えていらっしゃるのですね。
 どう言葉を返せばいいのか・・・。

「カルトの子」の<神の子>で中心人物として描いた彼女は、いまだ精神的に安定されてないようです。エホバの二世が典型的ですが、宗教団体の二世の中にはもがき苦しんでいる人が少なくありません。

> さくらみるくさんの発言も、非常に腑に落ちます。
 苦しくてならないときには、彼女のサイトで、相談されたり、メールのやりとりをされたら、少しは楽になるかもしれません。

 このサイトでも、統一教会の問題点として二世問題をいずれ取り上げるつもりです。そのときにはよろしくお願いします。かなり後日にはなると思いますが、メールを差し上げるつもりです。

> 両親からの愛情の欠乏感、自己肯定感を組織は補っているのでしょう。
> それに代わるほどの愛情が与えられれば、母は活動から離れてくれるかもしれません。

 統一教会の青年信者にもACの人が少なからずいます。というより、ACゆえに救いの場を統一教会に見出したといっていいかもしれません。しかし、組織にいても一過性の満足は得られても、ACは克服できない。その結果、ACの世代間伝播が生じてくることになる。ため息が出てしまいます。

> 拉致監禁説得を実行する親と、牧師から勧められても実行しない親の違いとは……たとえば、職場等で管理者向けのコミュニケーションの訓練等を受けていれば、意見が対立した場合の対処方法が練られるので、宗教の違いがあっても、一方的に監禁するような判断はしないのではないかと思います。
> 少し話が飛躍してしまいましたが、子供を思う気持ちが、どちらの親にもあるとする場合、知識と経験とコミュニケーションスキルの違いではないでしょうか。

 なるほど。
 私は、これまで<子どもを自分の所有物と見るかどうか>(『我らの不快な隣人』のプロローグ)で違いが生じるという仮説を立てていました。「知識と経験のコミュニケーションのスキルの違い」もあるかもしれませんね。親がどういう風に育てられてきたのか・・・。

> ずれていたら申し訳ないです。

 そんなことはまったくありません。近々、エホバ二世がブログを立ち上げます。私も応援するブログです。おそらく、共鳴・共感できるものがあるのではないかと思っています。立ち上がったときには、このブログにリンクするつもりです。

カルト宗教と異常な思い込み・妄想・被害妄想

香菜子と申します。私もカルト宗教的な異常で非常識な思い込みと価値観を持った家族の下に育ちました。非常識なだけでなく、社会のルールを守らず、ご近所や親戚ともトラブルばかり起こして、自分達は常に正しくて周りが常に間違っているという病的な思い込み・妄想・被害妄想で完全に孤立していました。自分達は特別というある種の選民思想を持っていて、自信過剰・自意識過剰で何かにつけて周りの人を見下したり馬鹿にしたりしていました。不思議なもので、そういう環境で育つと、異常で非常識な思い込みを常識として身に付けてしまい、自分達の異常性や非常識さに気付かず、周りから見ると人格障害者・社会不適合者になってしまいます。私もアダルトチルドレンだとか人格障害者だとか悪口や陰口を言われてきましたが、その意味もわかりませんでした。最近になってようやく自分の異常性や非常識さに気付き、少しでも改善に向けて前向きにと思っているところです。香菜子

Re: カルト宗教と異常な思い込み・妄想・被害妄想

>最近になってようやく自分の異常性や非常識さに気付き、少しでも改善に向けて前向きにと思っているところです。

 香菜子さん、苦しいことがあっても、頑張ってくださいね。

 原理主義といっていいほどに自然食信奉者の子ども、高偏差値信奉者の子ども・・・。チャイルドアビューズ(不適切な子育て)の後遺症に苦しんでいる人たちはたくさんいます。

 親子関係に関する本を読めば、認識が深まり、慰められると思います。

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