渡辺博弁護士の秘密めいた手紙がもう一つ見つかる! 

「渡辺博弁護士の秘密めいた手紙(9)」

 田中幸子さんの渡辺弁護士懲戒請求事件で、私は意見書を第二東京弁護士会に提出した。そこ(「秘密めいた手紙(6)」)で、次のように述べている。

「田中さんから渡辺弁護士の手紙を見せてもらったあと、怒りを禁じ得なかった私は、かなりの労力を割いて調べました。その結果、田中さんを含めて6人の教会員の家族のところに、ほぼ同じ文面で手紙を渡辺弁護士が出していることが判明しました」

 最近、そのうちの一通の手紙が田中さんによって東京第二弁護士会・綱紀委員会に証拠として提出された。
 その手紙の全文を紹介しておく。

<注:?住所や名前はマスキングした。➁問題箇所には下線を引いた。?読みやすいように段落ごとに一行空けた>



三重県○○郡△△町
●● ■■様
2009(平成21)年3月2日

          東京都港区西新橋3丁目2番1号
           共同ビル(西新橋)6階601号室
           田村町総合法律事務所
              弁護士  渡辺 博
               TEL:03-3431-4488
                FAX:03-3431-4481

謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  突然のお手紙で失礼いたします。当職は、第二東京弁護士会(03?3581?2255)所属の弁護士です(登録番号21736)。今回、奥様である●● ■■■様の件でご連絡を申し上げます。

 最近、宗教法人統一神霊協会(統一協会)というカルト宗教団体の元信者から、奥様の■■■様が、統一協会に誘い込まれているとの知らせがあり、このお手紙を差し上げることとしました。

 当職は、これまで19年にわたり、統一協会による霊感商法の被害者救済に携わっており、現在、そのための東京の弁護士の集まりである霊感商法被害者救済弁護士連絡会の事務局長を務めています。『霊感商法の実態』というホームページも立ち上げ、ここでの無料相談にも応じています。

  統一協会は、韓国人文鮮明を教祖とする宗教団体で、宗教団体であることさえも隠して、学生や市民に対し、「とても運勢の良くわかる先生がいて、是非占ってもらったらいいですね。」とか、「今あなたは人生の大事な転換期にあります。人生について学ぶとても良いところがあります。ここで学べば運勢が良い方向に向いてきます。」などと騙し、ビデオセンターに連れ込み、正体を隠したまま、統一協会の教義の教え込みを図っています。

  学生や市民に対して、教え込みが済んだ後、初めて統一協会であること、教祖が文鮮明であることを明かして入信させ、今度は、他の学生や市民に対し、正体を隠して誘い込むことを命じます。

  こうして統一協会に誘い込まれ、献金と称して、一人で100億円以上もの全財産を奪われた高齢者も日本全国で数多くいます。

  ■■■様も、こうして、統一協会による正体を隠した誘い込みにあい、現在は、熱心な統一協会信者として、正体を隠した伝道活動を行っているのです。

  このまま、■■■様が統一協会に所属したままでは、一生、自らの力で統一協会から脱出することは不可能です。今、■■■様の旦那様が統一協会というカルト宗教の実態を理解し、この問題に詳しい日本基督教団の牧師、あるいは当職に相談し、■■■様の救出を検討することが必要です。

  なお、当職からこのような手紙が送られてきたこと、旦那様において■■■様が統一協会に取り込まれたことを気付いたことを、絶対に■■■様には知られないようにしてください。旦那様から、■■■様に対し、この問題について問い詰めたりすることは絶対にやめてください。そのような行動を取れば、■■■様をますます統一協会にのめり込ませることになり、また統一協会から救出することが非常に難しくなります。

  至急、■■■様に気づかれることなく、当職宛にご連絡をいただきたいと思います。
 
  繰り返しますが、この手紙のこと、統一協会のこと等を、■■■様に話すことは絶対にやめてください。旦那様において、早急に統一協会の実態を認識され、■■■様を早急に救出していただきたいと思います。
                                             敬白

??注目点!??

 注目すべきは田中さんの両親に送られてきた手紙と同じ構造になっていることだ。2つの手紙を見比べて欲しい。
 すなわち、100億円以上も献金した人が全国に多数いると誇張し、夫を不安に陥れ、そして妻には手紙のことは漏らすな、漏らせば統一教会にのめり込ませることになると不安を煽り、そして、日本基督教団か当職に連絡をくれという。

 手紙の問題点は、前に書いたことの繰り返しになってしまうので、「秘密めいた手紙・4」「秘密めいた手紙・5」「秘密めいた手紙・6」「秘密めいた手紙・7」を読んでください。
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コメント

寒むぅ~!

 ご無沙汰しております。時々拝見致しておりました。人の人権を見殺しにする営業宣伝文書とみえ、背筋がゾクゾクっとしました。
 この「救出」勧誘にご家族が相談したその先に起こることがなんなのか、この手紙を受け取ったご家族の方は全くご存じではなく、我が子を長きにわたり閉じ込めるとは考えつかないでしょう。ほっとけば、やがて自然退会する確率も高いにもかかわらず、大金をはたいた突然の拉致と無理な監禁で一生消えない、家族関係の修復も困難な心の傷が残る。
 交通事故で手が折れた、足がなくなったの外傷は目に見えてわかりやすいが、精神的な外傷は見えないから、加害意識がないのか?
 昨年秋のリーマンショック以降、こんな手紙を弁護士が出しまくるとは、企業等々からの顧問料とか冷え込んで、この業界もよほど冷え込んでいるのかと勘ぐってしまうよ。それにしてもたちの悪い手紙だ。
 そんな方法あるのと家族は思う。それがあるんです法の抜け穴を知り尽くした法律専門家の私どもが相談に乗りますと…。
 しかし、それが要は閉じ込めてこの人の信仰を抹消しましょうよ、という話なのだから、懲戒が妥当と思う。「救出」の標的にされているこのお方は明らかに精神的な苦痛を味わっておられる。お怒りはごもっとも!
 

振り込め詐欺より性質が悪い

真の救いになるどころか家族崩壊を招く拉致監禁の裏勧誘?オレオレ詐欺や振り込め詐欺よりも悪質で性質が悪い!高額な謝礼金目当てなのだから!!統一教会にも問題は、確かにあるが反対派は、それを超えて悪質極まりない魔は、実に巧妙に罠を仕掛ける呆れるけど悪知恵には、関心するだけ・・気をつけようっと。

はじめまして。

13年前に保護説得(拉致監禁)で脱会した者です。最近、第三者の立場で統一教会脱会の拉致監禁問題を取り上げている人がいると知り、遅ればせながら本とブログを読ませていただいてます。結局、反統一教会陣営も統一教会と同じことをしているのですね。怒りで一杯です。神に仕える牧師と法に仕える弁護士がこんなんじゃ、カルトがはびこるのも仕方ないです。統一教会も反統一教会も、間違いを認め、謝罪してほしいです。後藤さんは本当に気の毒です。失われた12年をどう責任とるつもりでしょう?

koyomiさんへ

初めての投稿、ありがとうございました。
保護(拉致監禁)説得の体験者で、なおかつ脱会者からの投稿に、勇気づけられました。

「統一教会も反統一教会も、間違いを認め、謝罪してほしいです」は、koyomiさんの心の叫びのように聞こえました。

これからも「保護説得を受けられ、脱会された立場」からの投稿、よろしくお願いいたします。

統一教会に批判的かつ保護説得に反対する立場で、ブログを綴っていると、ともすれば、私の感じ方や考え方に自信が持てなくなるときがあります。振り子が少しばかり揺れると、統一教会寄りになったり、反統一教会寄りになったりする・そのように受けとめられる可能性があるからです。

そうしたときに、体験者であるkoyomiさん、またパパイヤさんや弥生さんのような中立的な立場からの投稿があると、初心に戻ることができます。

振り子が揺れているようなブログ記事があれば、どうか遠慮なく、ご叱責ください。これからもよろしくお願いいたします。

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