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今は昔。ため息が出る。 

展望社から『よみがえれ、霞が関』という本が出版されていることを新聞の広告で知った。
著者は国交省OBの山口智氏。検索すると、
「1952年、奈良県生まれ。1975年、京都大学法学部卒業、同年建設省入省、メキシコ州立自治大学留学、ILO(国際労働機関)ジュネーブ本部勤務、在コロンビア日本国大使館一等書記官、建設省情報管理室長、財団法人建設経済研究所研究理事その他中央政府及び政府関係機関の様々なポストを歴任」

本の宣伝文句は、
「沈没する泥船と化した霞が関から優秀な若手官僚が続々と逃げ出しているーなぜ絶望したのか?
統計データの不正処理、忖度官僚のオンパレード、、、、
霞が関を無茶苦茶にしたのは安倍、管両政権であり、とりわけ菅は霞が関破壊の重罪人である。内情をよく知るOBならではの鋭い筆致で厳しく糾弾し、再生の道を指し示す」

山口智氏の気持ち、歯がゆさはを理解できるが、ピンぼけである。
「官僚職員」が逃げ出しているのは、過酷な労働環境(24時間労働)によるものである。こんなことはネットで報じられていることだ。もし民間企業で24時間労働などが行われていたら、即刻、労働基準監督署から指導が行われる。
山口氏とて、ネットニュースは見ているだろうに。、

昔の夢、忘れられずか。だとしたら、夢見る夢子ちゃんだ。1952年生まれだから、齢69。

官僚制度をつぶしたのは、民主党政権(当時一部から拍手が起きた)。もう13年前のことだ。今は「日本の国家のグランド設計する官僚」というより、地方公務員と対をなす単なる国家公務員にすぎない。
ては、 今は誰がグランド設計を?
土日になると地元に帰り、手を振り頭を下げ下げしている国会議員の先生方だ


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