希有な総括文
口上
統一教会には「総括」という言葉がない。
「総括」とは小中学校で行われている反省会と同じ。良かったこと、悪かったことを明らかにすることである。
しかしながら、統一教会にはそれがない。上からの報告あるのみ。
かなり前のことになるが、マスコミの参加を認めた大規模な集会(確か日比谷公園)が行われたことがある。
教団職員であった知人に、「あとで組織で総括が行われたのか」と質問したところ、「はぁ~?総括?それ何ですか?」
反統一教会に転じた元信者のブログも滑稽である。
かつては文鮮明のことを世界救世主だと信じていたのに、脱会すると延々と罵詈雑言。::幼稚そのもの。総括するという思考がゼロだからである。
ブログ村の住民ならいざ知らず、隣近所の人たちなら、「あの人、頭おかしいじゃないか」となる。
そりゃあそうだ。ついこの前まで統一絶対だったのに、今は反統一絶対なんだから。
少しだけまともなのはナツミカンさんだ。「だまされていたあ !」。でも、これって、総括にはなっていないのだ。
さて、これから紹介するのは、暗在さんのブログに投稿された一文である。不十分なところはあるが、総括になっている。
当該記事は「文家庭、結局全てを個人口座に回収、ネコババ?」
(引用はじめ)
50代、60代の人は皆そう思っていると思います。
かつての先輩方は有名大学を中退してまでこのみ旨の道に参加していましたよね。
メシア家庭の大分裂、韓鶴子女史の自己顕示欲による独走ぶり、仁進さんとベンさんの子持ちW不倫の現実をみて、メシア家庭とか実体的血統転換は全く無意味な論理で、こんなのは生物学的に見てただの競走馬育成理論を妄想的に霊的に置き換えただけだと言う事なのですよね。
要は祝福結婚しただけで神様の血統圏なる原罪無き全き子女が生まれるなんてのは妄想に過ぎなかった。
そして現状の家庭連合の組織を見てもトップダウンの官僚主義、公職者は給料貰っているから教義が変わっても御用学者の様に振る舞うだけ。
人間関係に於いてもアベルと呼ばれる人材は自分の好みの人間のみを登用して嫌いな人材は排除する。
天国創建や公的意識よりも結局は自分中心の世界。
これじゃ発展もしないですよ。
祝福結婚の血統転換理論が破綻したからね。
これからは2世と呼ばれる人たちだけで頑張るんだと思うけど、年々縮小されていくのは時間の問題だろうな。
発展はしないですよ。
祝福結婚の血統転換理論は破綻したのはもう事実なのですからね。
韓鶴子女史が頑張れば頑張る程に家庭連合は破綻の道に進むと思いますね。
想念食口 URL 2022年01月20日
(引用終わり)
興味深い記事だと思われた方は↓
にほんブログ
【備忘録】佐々木譲「制服捜査」、川崎経子「統一協会の素顔」、櫻井義秀・中西尋子「統一教会」、藤原緋紗子「雪燈」、池宮彰一郎「四十七人目の浪士」、「尼子とその城下町」
- [2022/04/10 09:48]
- 今日の意見・批評 |
- トラックバック(0) |
- コメント(1)
- TOP ▲
コメント
稀有な総括文、たしかに
拙ブログのコメント欄の「想念食口」さんの投稿コメントを取り上げて下さり、ありがとうございます。
稀有な総括文なんですね。
たしかに。
いろいろ考えさせられました。
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yonemoto.blog63.fc2.com/tb.php/1324-e1971a8a
- | HOME |
コメントの投稿