倉敷めぐみキリスト教会・高山正治牧師への公開質問状
拉致監禁リアル情報(6)
以下のような質問書を送りました。
※末尾に、被害女性の手記が発表されたので、それを全文紹介しておく。(2011年6月6日追記)
高山正治様
ルポライター 米本和広
前略ごめんください。
もう昨年のことになりますが、拙著が出版されたときに案内文を差し上げたルポライターの米本和広と申します。
今回、お手紙を差し上げたのは、大阪の女性信者が実家(鳥取県)に戻ったところを、両親らによって岡山のマンションに拉致監禁された事件についての問い合わせです。
この事件についてはすでに私の個人ブログ(「火の粉を払え」)で取り上げていますが、女性信者によれば、監禁下で、高山牧師の脱会説得を受けたといいます。
ブログの記事はコピーして同封いたしましたので、ごらんになってください。
お聞きしたいのは、この記事に間違った記述があるかどうかということです。とりわけ、高山さんの元ヤクザ発言など、にわかには信じがたい話ですので、ぜひ、事の真相をお聞かせください。
間違いを指摘していただけたら、即刻修正・削除し、謝罪いたします。
お忙しいとは思いますが、どうか記事に目を通してください。
よろしくお願いいたします。
ところで、ご存知のことと思いますが、日本基督教団所属の戸塚教会牧師の黒鳥栄氏や大田八幡教会牧師(現行田教会牧師)の清水与志雄氏が訴えられた裁判をきっかけに、日本基督教団は保護(拉致監禁)説得を自粛しています。
牧師で日本基督教団総務幹事を務めていらっしゃる愛澤豊重氏や、元吹田教会牧師の豊田通信氏。また、元谷村教会の牧師だった川崎経子氏は「いのちの家」という施設で軟禁状態下で脱会説得を依然行っていますが、総合的に判断すると、おおむね自粛の方向になっているのは間違いありません。
裁判で訴えられた黒鳥、清水の両牧師には、教団本部から「保護説得をしてはならない」という厳命が下ったとも聞いています。
しかるに、今回の女性信者の事件を知り、高山さんは相変わらず、監禁下で脱会説得を行われているようです。「拉致監禁をなくす会」のサイトには「主な監禁事例リスト」が掲載されており、それによれば、5件の事件で、高山さんの名前が書かれています。
そこで質問させていただきます。
(1)保護(拉致監禁)説得は、高山さんの方針として今後も続けていかれるのでしょうか。
(2)高山さんが説得された女性信者は監禁解放後、きわめて不安定な精神状態になっていらっしゃいます。
拙著(『我らの不快な隣人』)でも書いたように、保護説得を受けた人たち(現役信者、元信者を問わず)は、家族から拉致監禁されたという恐怖・屈辱体験、監禁下で一方的に統一教会批判を聞かされ続けたというハラスメント体験によって、監禁から解放されたあと、長期にわたって不安定な精神状態になるようです。
拉致監禁された人たちは過去を封印してきましたが、最近、統一教会がようやくにして「拉致監禁問題」に取り組むようになり、この問題に光があたるようになりつつあります。その結果、現役信者は精神の不調を隠すことなく、公にされる人が少しずつですが、増えてきました。
拙著段階では、精神科医からPTSD(心的外傷後ストレス障害、心の傷が癒えることなく後遺症となって身体や精神に表れる精神疾患)と診断された人は4人でしたが、現在、7人に増えています。
今後、さらに増えていくことは間違いありません。
前置きが長くなりましたが、高山さんは今回脱会説得された女性信者の精神の予後に責任を負う覚悟はおありなのでしょうか。
拙著で書いた宿谷麻子さんは脱会後、10年間もの長きにわたって、まともな社会生活を送ることができませんでした。女性信者がそのような状態になった場合、高山さんは聖職者としてどのようにケアしていかれるおつもりですか。
人の思想・信条・信念を他者が外形的な力を使って変えることはとても危険な行為です。旧社会主義国や現在の北朝鮮ならいざしらず、日本国では認められていません。
その危険な行為をあえて行う場合には、脱会したら終わり、不首尾に終わったら「しかたがない」で終わりというのではなく、最後の最後まで責任を負わなければならないと考えますが、どうお考えなのでしょうか。
(3)このことと関係することですが、そもそも論の話です。
高山さんのサイトを読むと、「統一教会の被害者を救いたい」旨のことが書かれています。しかし、同封したブログ記事にもある通り、高山さんは監禁下の島根大学の学生に、脱会活動を行っているのは「統一教会と牧師との闘い」だと話されたということです。
私には学生に話されたのが真実の言葉ではないかと思っていますが、どうなのでしょうか。
脱会活動が「統一教会と牧師の闘い」ならば、個々の信者の気持ちや精神状態などどうでもいいことであり、脱会させれば勝利、不首尾に終われば失敗で終わります。
もし「統一教会の被害者を救いたい」というのが真実であれば、救う過程で信者を傷つけた場合(新たな被害の発生)、最後まで被害回復の責任を負い、ケアするのは当然の話です。しかしながら、高山さんがそのようになさっていることは寡聞にして知らずです。
何のために統一教会信者の脱会活動を続けていらっしゃるのでしょうか。教えてください。
大変長くなりましたが、以上の質問にお答えいただけることを強く希望しています。
なお、私は統一教会の秘密的な体質に嫌悪感を抱いています。プライバシィに関する情報を秘匿するのは当然のことですが、それ以外、とりわけ公益性に関する情報はどんどん公にすべきだと考えています。
そのため、この手紙が届く頃には、ブログで手紙の全文を公開するつもりです。ブログのアクセス件数は17万件を超えました。多くの読者が高山さんのご回答に注目していると思います。
どうかよろしくお願いいたします。
草々
2009年11月12日
1.略歴
私は、1980年8月13日鳥取県東伯郡で生まれました。両親は農家を営み、すいかを作っています。
2.統一教会への入会
2002年7月に大阪で幼なじみの紹介で入教しましたが2004年4月くらいから約3年間離れていました。その後2008年4月に再度入教しました。
3.拉致
2009年8月母が怪我をし、家事や家業が大変と聞き、13日(私の誕生日)に実家に帰省しました。18日米子方面にある祖父の墓参りに父と弟と行くことになり、13時頃に車(軽自動車)で家を出ました。弟の運転で出発し私は父と後部座席に乗っていました。途中叔父が車に乗り私の隣に座り父と叔父に挟まれたまま約4時間一度も車から降ろされることなく岡山の倉敷まで連れていかれました。途中高速のサービスエリアに止まったので、トイレに行かせてと伝えましたが、行かせてもらえませんでした。車のなかで持参していた2機の携帯電話を父に強引に取り上げられました。
4.監禁
監禁場所は、岡山の倉敷のある3階建てのマンションで、マンションの一階では従兄が待機しており、私はそのマンションの3階に連れて行かれました。部屋は3DKで、台所の横の襖一枚隔てた畳部屋のみを使用するように言われました。しかし途中から部屋の襖も取り外され、24時間監視され極度のストレス状態になりました。窓は鉄線が入っていて割れにくく、どの部屋の下にも特定のネジで回さないと開かない特殊な鍵がかかっていました。ドアも内からも鍵がかけれるように二重ロックになっていました。
私が監禁されていた部屋の下の階の部屋は空き部屋で、また向かいの部屋の家族も数日で引越しされたので、暴れても、大声で助けを叫んでも聞こえない、完全に孤立した部屋になりました。夜から明け方にかけては弟が見張り、明け方からは父が私を見張るという状態でした。父は始めのうちは私が逃げないように玄関に布団を敷いて寝ていました。どのマンションで監禁をするか何軒も物件をまわった、と後で弟が話していました。
5.関与した人物と監禁生活
この間、監禁場所に現れて説得をしていたのは高山正治牧師でした。その他にも改宗され今は、高山牧師の元で改宗活動に協力している元統一教会員が4名程来ました。その中で今村さんという44歳の元統一教会員が、高山牧師と共に頻繁に訪れて統一教会の教理批判をしていました。
監禁初日、父は私を何とか高山牧師に会わせようと説得しました。親は「牧師」とは一切言わずに「会って欲しい人がいる」と言いました。高山牧師は私が「会う」というまで部屋に来ませんでした。牧師は責任が全て自分の身に降りかからないように、あくまでも自分は家族から依頼され、また本人の同意の上でこのマンションに来ていると設定し、巧妙に家族に指導していました。高山牧師は8月19日にマンションに訪れ「自分は家族とあなたとの中立の立場の人間だ。家族とあなたとの誤解を手助けする人間が必要。」と言いました。次の日スーツケースに反統一教会の資料を大量に詰め込んで、教理批判、教主批判、活動に対する批判をしていました。
それからほぼ毎日来て、私が「教会に戻るなら足の一本を折っても行かせない」と何度も脅しました。高山牧師は家族に「二週間もあれば脱会させることが出来る」と話していました。また私にも「自分の拉致監禁は短くて有名だ」「私はヤクザだったが、三年間この活動をして自分の仲間が二人程死んだ」「今迄統一教会員を200人位拉致監禁してきて、ほぼ9割脱会させた。残り1割は偽装脱会や脱会した後に再び統一教会に戻って言った」と言っていました。
畳部屋には高山牧師が「読みなさい」と置いていった反統一教会の本や脱会した元統一教会員が書いた本、マインドコントロール等の心理学の本や、他にもキリスト教の牧師が書いている本や過去の統一教会の批判のワイドショーのビデオ、教会批判している月刊誌等段ボール箱に山積みされていました。また元教会員が来て、私を脱会させるために説得し、「この状況はいたしかたない。これは監禁ではなく保護している」と、言い続けました。
6.監禁に至る経路
この監禁にあたって約一年前から家族は、大阪のキリスト教会の豊田通信牧師の所に行き、高山牧師を紹介されました。そして高山牧師の教会で行われている反統一教会の家族達の集会「父母の会」に参加したり、高山牧師から家族が集められ、私を監禁し改宗させるための指導がなされ、弟は会社を退職しました。そのため何が何でも私を脱会させないと元がとれない、と言っていました。この監禁中の費用は父の生命保険を解約して工面したと弟から聞きました。私を説得している最中にも高山牧師に、統一教会から脱会させたいという電話が入っていました。高山牧師は「私は警察官にも知り合いがいるんだよ。」と脅迫めいた言い方をし、名刺を見せました。また「治安フォーラム」という警察が出している月刊誌を見せ、そこにかかれてあった統一教会に対する警察の動向を読み上げ、私を脅しました。
7.牧師から言われた事
9月末に高山牧師が新聞記事を持ってきて、「嫌な事から話そう」と言い、記事を読み上げ、その後私に新聞を渡し確認しました。知っている教会員が載っている記事でした。張り詰めて守ってきた信仰が、一気に崩れ落とされるような気持ちになり、私は「脱会します」と牧師に言いました。すると「今迄いくら献金したか?お金は全て取り戻せるぞ」と言いました。しかし一度は脱会する気持ちになりましたが、やはり自分が信じてきた事、感じた事は真実であり、信仰は捨てられませんでした。そのことを牧師が気づき監禁は解かれませんでした。毎日外にもいけず窓も開けてもらえず、常に見張られた生活、その上高山牧師の脅しと暴言の日々でストレスが限界の域を脱し、父と弟とけんかや時には取っ組みあいのけんかをし、高山牧師は私と家族の誤解を解くと言って家族の間に入ってきたが、話し合いどころかどんどん家族関係が悪化し、信頼しあえず、憎しみあう関係になっていき、イライラした気持ちを抑えられず、何かを壊さないと気がすまない気持ちで、空手の真似事のように空を切る事で何とか平静な気持ちになれるようにしたり、唯一一人になれプライバシーが持てるトイレに何度も行き、気持ちを落ち着かせる事で必死でした。しかし、トイレの外には弟が私が出てくるまで立って待っていました。
そんな生活が続き段々落ち着いて座っていることが出来なくなり、いつここから出してもらえるのかわからず、常に不安で不安でたまらなくて部屋の中をうろうろ歩きまわらないと、気が治まりませんでした。そんな私の行動が異常にみえた弟は、冷ややかに見つめ監視を更に厳しくされました。この環境が辛くて辛くて、父が買い物から帰って来る時ドアを開ける瞬間をねらって逃げ出そうとしました。しかし父が母に「取り押さえろ」と叫び、取っ組み合いのけんかになりました。結局逃げ出せず私はまるで極悪人の犯人のように扱われ悔しくて、悲しくてやりきれない思いでした。監禁されて一週間は、目が覚めると「ここはどこだろう?自分はどこに居るんだろう?」とふと考えて、「あー自分は拉致されここに居るんだ」と気づくのです。すると憂鬱になり、「今日も高山牧師に聞きたくない話を聞かされ、脅される一日が始まるんだ」という恐怖と憤りを感じていました。
8.救出
10月23日高山牧師がその日は午後から来る予定で、家族も疲れ果ててぐったりしていた正午に、弁護士さんと一緒に私の所属している教会の方々が訪ねて来られ、弁護士さんの保護の元、家族を後に自分は教会に帰りたいという意思でマンションを出て、教会の方々と教会に帰りました。
9.後遺症
教会に帰って来て、親の事が心配で何度か電話しましたが、電話を取ってもらえず、父とは10月23日以来話しも会うことも出来ていません。家族に会いたくて帰りたくても連絡とれず、手紙を書いても返事もありません。家族が牧師に会う迄は自由に会って話しが出来てそれなりに家族と楽しく過ごせていたのにと思うと、悲しさと悔しさと憤りが込み上げてきます。外出中に弟と同じ車種の車を見ると、体中に緊張が走り恐怖で一瞬歩けなくなりました。先日高山牧師にそっくりな方と出合い、恐ろしさのあまり走って逃げ出していました。また再び拉致されるのではないかという不安と恐怖で外出もできない苦しみがあります。そして監禁中のストレスで、アトピーになり毎日痒くて血まみれになるほどかきまくり、抑えられない痒みで苦しんでいます。
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コメント
やったね


注目!
17万アクセス、おめでとうございます。
いつも真実な投稿、ありがとうございます。
では、本題です。
合計17万アクセス。
毎日700~1000アクセス。
それだけのひとたちがこちらのブログに関心もっています。
わたしも。回答を心待ちにしています。
高山牧師の回答が大変楽しみです。
無責任であってほしくない
私は体験者です。この拉致監禁によって親子関係に深い傷が入り、また私自身も今もトラウマになっています。
私が関わった牧師は私が逃げた後、実家まできて「お嬢さんは統一教会の間違いはわかっているので大丈夫です」といったそうです。
何が大丈夫なのかと聞きたい!
自己満足にも程があると思いました。
結局はその牧師は無責任に終わったのです。
高山牧師さんへ
<引用はじめ>
この本には、拉致監禁を首謀する牧師達と監禁被害者との興味深いやりとりがのっています。
その中の、一つに第10章の注記にこの様なものがあります。
被害にあった鳥取大学の原研のメンバーからの原研本部に送られてきた奪回届けの中の一文です。
“高山先生は、このことは統一教会と牧師との争いだと言っており、自分(大学生である当人)はその中に巻き込まれたと言っていました”
ここに出てくる“高山先生”はこの被害者の拉致監禁を主導した人物と思われます。
そして、この”高山先生”が多くの拉致監禁を主導する牧師達と同じく、牧師の方であり、この証言が事実であれば、
この“高山先生”は統一教会と争っているという意識が明確であると言う事です。
極端な表現をすれば、宗教戦争をしているつもりなのです。
その武器が親を唆しての拉致監禁強制改宗であるのです。
“悩んでいる家族のため、マインドコントロールされている信者のため・・・・”
と正当化しているこの拉致監禁が如何にごまかしの上に立脚しているか判ると思います。
この様な彼の態度を、同じキリスト教の牧師であるマーティン・ルーサー・キング牧師ははこう表現し、痛烈に批判しています。
「真夜中に戸を叩く キング牧師説教集」
失われた価値の再発見 p40
―――――――――――――――――
嘘をついてもよい、但し尊厳を持って嘘をつけ。(笑)盗んでも、奪っても、だましてもよい。ただし少々巧妙にやれ。(そうだ)それだけではない。憎むことさえよい。だがその憎しみを愛の衣に包め、そして実際は憎んでいるのに、あたかも愛しているかのように振る舞え。とにかくやり遂げろ!これがこの新しい倫理学のいう正しさである。(主よ彼を助けたえ。)
しかしみなさん、この態度が我が文化の魂を破壊しているのである。
―――――――――――――――――
反対派は、統一教会を嘘つきと呼びます。そして、その批判については真摯に受け止めなければと思います。
しかし、彼はもっと酷い嘘つきです。
彼は、ただ統一教会を潰したいのです。
でなければ、こういうことを言いますでしょうか?
統一教会が正しい、正しくないは関係ありません。
自分の信仰のために統一教会を潰したいのです。
そして、ただ単に情勢に応じて、自分達に都合のいい状況を作りだし、煽り、身に危害が及ばぬように、家族の情を利用し、この戦争を遂行しようとしているだけです。
まさしく、イエス様が痛罵された律法学者の姿そのものです。
ルカによる福音書 第11章46節
あなたがた律法学者も、わざわいである。負い切れない重荷を人に負わせながら、自分ではその荷に指一本でも触れようとしない。
<引用終わり>
私はここで、痛烈に高山牧師を批判しています。
私は、高山牧師が米本氏の公開質問状に答えられることを強く希望します。
でなけば、私が書き付けたことは本にある記載により類推して書いていますが、それを御自分で、公衆の面前で証明されたことにもなりましょう。
それがどんな意味か、牧師という立場であられれば、私の文章を読めばよくわかられると思います。
是非とも、誠意のある対応を私からもお願いいたしたく思います。
脱会者家族さん
拉致監禁被害の苦しみと、自主脱会後の苦しみは「質」が違うと思います。
自主脱会者と一言で言っても、やめた理由は違うので苦しみも人それぞれだと思いますが。
追伸
人間は自分が信じたいものを信じますし、一度信じ込むと自分が都合いいように解釈するものです。
マインドコントロールされていた・・・という方がいますが、私には「私は馬鹿です」といっているように思えてなりません。
ここで問題になっているのは、保護説得=監禁経験が引き起こすPTSDのことです。
例えば、当時の体験を思い出す、誰か他の体験者の話を聞く、「誰それが監禁された」というニュースを見聞きする、泥棒よけや子供の危険防止用の鍵を見る、などの際に、嫌悪感や心の痛み/人間不信・対人関係の歪み/加覚醒・乖離障害などを訴える人が少なからずいる。
これらは自然脱会者においては起こり得ない症状であり、現実にこうした例が報告されているからには、「保護」といわず「監禁」と呼ぶ方が正しいのではないか、と考えますが、いかがでしょうか。
例えばSハッサン氏の本では、「マインドコントロール」を説明する段においては、
催眠術について説明してみたり、
麻薬などを使う例に言及してみたり、
キャッチセールスの手法について説明してみたり、
監禁して強烈な刷り込み体験をすることで信じ込ませた例を取り上げたり、、、
要するに「人をだましてあやつるこは可能なのだ」ということを言いたいに過ぎません。
こうしたストーリーを信じることで周囲の家族は該当「カルト」に対する決定的な不信感を植え付けられ、対話のチャンネルを閉ざしてしまいます。
結果、監禁が生じ、家族と本人との対話が破壊され、新たなPTSDを生み出す。。。
誰かに対して「この人はマインドコントロールされている」と信じ行動する時、あなたは文字通り「マインドコントロールされている」のです。
「マインドコントロール」、なくしましょう。人間不信とPTSDと家族関係破壊をなくすために。。。
私は最近の教会事情は全くわからないのでお尋ねしますが、統一教会本部として、日本基督教団に対して抗議などはしているんでしょうか?
拉致監禁に手を染める牧師がいることに対して、ですが。
高山牧師へのメール
倉敷めぐみキリスト教会
高山正治牧師様
はじめまして。
私は、インターネット上で「幽霊食口」と名乗り、活動している統一教会員です。
先般、ルポライター米本和弘様のブログ 火の粉を払え
http://yonemoto.blog63.fc2.com/
で、米本様のあなた宛の公開質問状が公開されました。
現在、あなたからの返信は公開されていませんので、未だ返信をなされていないのではないかと思い、メールいたしました。
是非とも誠意ある回答をお願いいたします。
なお、私からのあなた宛のメッセージも同ブログに投稿しています。
それは次の通りです。
<略(”高山牧師さんへ”の文章添付)>
なお、事実誤認などございましたら、ご指摘の御返信くださいますようにお願いいたします。
事実誤認であると確認が取れ次第、修正、または削除、及び謝罪文の掲載をいたします。
なお、このメール内容も公表いたしますのでご留意下さいますようにお願いいたします。
幽霊食口
PTSDは自主脱会者にもいる
私は統一教会で10数年の間、脅迫観念の中で暮らしてきました。
インターネットでさまざまな情報が氾濫するようになり、私も少しずつ本当の統一教会の姿がわかってきました。
それでも、統一教会をやめる決意をして4年近くが過ぎましたが、いまだにPTSDに悩まされています。
昨日も韓国釜山の射撃場の火事で日本人の方が尊い命を落とされました。
私は韓国と聞いただけで、ハッピーワールド・世一観光と聞いただけで、全身の奮えが暫く止まりませんでした。
統一教会による教え込みが、どれほど私の心を蝕んでいるか、恐怖心が消えず、どれほど悩み苦しんでいるか‥‥この実態を多くの食口達に知ってもらいたいのです。
何よりも親にサタンが憑り付いていると教え込まれ、両親と会話が無いまま、私の両親は帰らぬ人となりました。
どれほど悔やみ慟哭しても時間を戻すことはできません。
ご両親がいらっしゃる方は、どのような親であれ、恨みを持つべきではないと私は思います。
このブログで「両親が謝るべき」との意見が多いのですが、親を親とも思わず忌み嫌っている食口が多いのは問題ありだと思います。
ご両親も謝るべき事もあるでしょうが、子も子として心配をかけた事を素直に謝りましょう。
親子の日頃のちょっとした会話が、愛を育み、拉致監禁防止に繋がると私は思います。
当然、拉致監禁に加担した牧師は糾弾されるべきです。
統一教会の実態を暴く為にも、拉致監禁によって統一教会を脱会した者が悪者にならない為にも、真相が究明される事を望みます。
場違いな話で申し訳ないですが
20数年前の祝福教育のとんでもなさと、嫌いだと感じた人と「信仰」ゆえに家庭を持ったこと。行き場のない怒りが渦巻いているようなそういう状態です。
哀しみの神、実体験回顧録を読んで後悔しました。
お気の毒な話なのに、私は自分の体験と重なったのか何なのかひどく気分が悪くなってしまいました。
統一教会体験の後遺症は長引くのかもしれません。
自主脱会PTSDさん
何よりも親にサタンが憑り付いていると教え込まれ、両親と会話が無いまま、私の両親は帰らぬ人となりました。
そうでしたか。。。
これまでの統一教会サイドの教育方法・指導方法には、問題が多いです。
間違った教育のバックグラウンドとして、過去数十年に渡り拉致監禁問題が続いて来たために、統一教会サイドに疑心暗鬼が根付いているという部分もあると思います。
ただし、そのリアクションとして親を疑うように教えるというのは、絶対的に間違っていると思います。現在の統一教会の弱さの部分です。そういうリアクションが統一教会に根付いている限り、拉致監禁問題をなくせない。
この点で共感できるように思います。
>親子の日頃のちょっとした会話が、愛を育み、拉致監禁防止に繋がると私は思います。
これはですね、、残念ながら、いったん親の中に不安のタネが撒かれて根付いてしまった場合は、防止にはつながらないんです。表面だけやりとりしながら、いつも心の中で別のことを考えているんです。。。
でも、本人においては、親に対して生じる不信・不安の思いを乗り越えて、きちんとやり取りし、愛情を育む姿勢をもつ。とても大事なことだと思います。
拉致監禁問題を本当になくしたいなら、統一教会サイドは、その姿勢を貫くように、教育の改革をしなければならない。相手を信じる姿勢を貫いているときに、それでも拉致監禁されてしまう。そのときに初めて、親に対して、そしてそれを指導している人達に対して、それは間違っている、とハッキリ主張できる。そういう正当性をもつ根拠がでてくる。このように考えます。
この拉致監禁問題を解決するためには、そこまで統一教会サイドが腹をくくらないとダメです。
すいません脱線するようですが、今は、先ほど久しぶりに自分が監禁される夢をみて目が覚めたので、カキコしています。
日曜日にここに書き込んだので、また思い出してしまったようです。
私もダマシダマシです。。。
統一教会とは無関係で新聞・TV報道でしか知りません。
カルトの子を以前読ませて頂きました。
現在はわけあって手元にはないのですが、客観的でよく観察されておられ、それだけに一層次世代の信者達の悲劇が浮き彫りにされた秀逸な書籍だと思っております。
米本さんが現在どういった活動をされているのか検索していてこちらのブログにたどり着き、ここ数週間興味深く拝読させて頂いておりました。
特定の弁護士、牧師の活動を危険視されその是非を問う米本さんには共感するものがあります。
コメント欄を読ませて頂くと家族は謝罪すべきといったような一方的なご家族への非難が含まれているように思われる記述が多いようで驚きましたが、経験者である方々が一様にご家族を責めておられるわけではないと自主脱会PTSDさんのご意見を伺って安心いたしました。
祝18万件!

これからも期待しています。
2chで米本さんが話題になってます。
統一教会にいると平気で嘘をつけるようになってしまいます。
http://dp.tosp.co.jp/index.php?action=blog_view_entry&ocd=user&oid=5129972&eno=211&tno=-1&page=1
統一教会がエイトさんを監禁してますね。
拉致監禁に反対するはずの米本ブロガーは
統一教会のビデオセンターVOiCE宛に公開質問状を送るのでしょうか?
それとも統一教会による監禁については送らないのでしょうか?
米本ブロガー流の是々非々基準やいかに。。
↑
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/psy/1257174409/74n
実際、あの程度の事は、子供の喧嘩でも良くある事で、そもそも拉致監禁と言えるのでしょうか? 監禁状態ってもっと深刻な気が、、、、、。
エイトさんが例えばブログには書いていないが、暴力を振るっていてそれで、そういう状態になった可能性もあるし、、、、。
自分に都合の良い事だけしか書いていない可能性が大いにありますね。
是非是非さんは嫌味を言うためにこられたんでしょうか(笑
エイトさんの行動力は凄いと私も思います。が、サイトの紹介文を読んでしまって以来、まともな人だとは思えなくなってしまいました。
使い古された方法ですね
あるいは、無意識のうちに、植え付けられた思想を防御するための条件反射なのでしょうか。
いずれにせよ、こういった攻撃において「どのような点が人格に問題ありなのか」を具体的に示しているところを見たことがないのは確かです。
ウォッチャーさん
誰に対して仰っているのか良くわからないのですが、私でしたら元信者でございます。7年ほど前にやめ、数年の間「リハビリ日記」を楽天広場で書いておりました。
下の文章はエイトさんのサイトで見つけたものです。以前このブログのコメント欄にURLを貼り付けましたが、内容は以下のこと。
↓これ。
「長年監禁されて痩せ細った」、「PTSDになった」などと主張している人がいますが、そうなった原因と要因との区別が自覚できていないようです。
断食は統一協会の指導であるし、PTSD云々にしても強すぎる被害者意識が正しい現状認識を阻害していると思われます。
『拉致監禁被害者』を名乗る彼ら彼女らは告発の刃を向ける対象をはき違えています。
・・・・・・・・・・転載終わり。
ついでにエイトさんのサイトで、米本さんに対して「話しを作る人」というような内容のコメントがありました(エイトさんが書いていました。数ヶ月前に読みました。どこに書いてあるのか書けといわれても困りますが)
何を根拠にそんな事を書くのかわかりませんが、こういうのを「人格攻撃」というのではありませんか?
投稿繚乱 感謝です。
「百家争鳴」「百花繚乱」を発動したのは毛沢東ですが、いろんな意見が飛び交うのは、上から目線だと批判されそうですが、いいことだと思っています。
(この問題ではこのブログ記事のところに集中しませんか。ちょっと見にくくなっているもので、気になってきました)
元教会員さんの投稿を受け、今日、「(株)ライフ」の所在地を確認してきました。あとで報告しますが、もう少し調べていることもあります。
元教会員さんに約束した通り、いずれ、この問題は顕在化させるつもりです。
ただ、本業もあるので、全面的に関わることができないこともご承知おきください。決して、逃げるつもりは毛頭ないのですが、いましばらくのご猶予を!
統一教会と反統一教会が、お互いに抱えた問題をそらすことだけはしてほしくないと思っています。
統一教会は徳野通達文をないがしろにすること、反統一教会は拉致監禁問題をあいまいにすることです。
被害女性の手記をアップ
それをこのブログの末尾に全文引用しました。是非、読んでみてください。
イエス・キリストに仕える牧会者の品格を学ぶことができます。
イエス・キリストがこの手記を読めば、どんなことを思うのでしょうか。
高山牧師を褒めたたえ、統一教会員の足の骨でも折ってやれば良かったのにと思うのか、それとも、もう私に仕えなくていいから、牧師などやめて元のヤクザ家業に戻ったほうがいいと思うのか・・・。
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