「瀬戸際に立つ統一教会」④-米本和広 

「瀬戸際に立つ統一教会」(4)

宗教と事件・カバー



Ⅳ 消滅の危機に瀕する日本の統一教会

統一教会の「コンプライアンス」

 それぞれの事件は渋谷の「新世」以外、法廷が開かれることなく略式起訴による罰金刑で終わった。いま現在(7月1日)の焦点は、印鑑販売会社「新世」の特定商取引法違反事件が統一教会の組織的犯罪にまで発展していくかどうかにある。それとの関連で、統一、反統一を問わず、訝しく思われているのは、経済事件にもかかわらず、国家への犯罪を取り締まる公安がなぜ捜査に乗り出したのかということである。 

いろんな説が流れているが、情報筋が教えてくれた。

「統一教会内部で、最近、盛んに『天平和王国軍』とか『世界平和世界王国』、『平和王国警察』といった言葉が使われている。別に秘密でもなく、信者が訓読会で使うテキスト『天宙平和の王のメッセージ』(光言社)でもときおり出てくる言葉だ。これを公安警察は国家の転覆を図ろうとしているのではないかと疑った。サリン散布を防ぐことができなかったオウムの二の舞になっては困る。それで経済事件にひっかけて家宅捜索をしたわけだ」

今になって考えると、この指摘のほかに、公安の予算獲得が背景にあったと思われる。なぜなら、その後の経済事件でも、県によっては公安警察が捜査に乗り出しているからだ。

 これが事実なら、天一国などの特殊用語は宗教上の観念用語にすぎないから、捜査は大山鳴動して鼠一匹に終わる。もっとも鼠一匹(経済事件)がどこまで発展するかは別問題だが。

 事件が発展しようがしまいが、90年以降に顕著になった「高額&エンドレス」献金がこのまま続けば、早番自壊するのは目に見えている。自分の足(信者)を食べて生き長らえている蛸(統一教会)は、いつかは死んでしまうのは子どもでもわかる話だ。

 日本の統一教会は存亡の危機にあるといっていい。

 一連の事件を契機に、今年の3月、日本・統一教会の会長徳野英治が教会員に新方針を示した。

 これまでの統一教会を知る者にとっては驚くべく内容である。すなわち、印鑑や風水など霊が絡む物品販売を禁止するとともに、「家系図等を用い、先祖の因縁ないし先祖解放等を理由に(した)献金」の禁止、ビデオセンターに勧誘する場合は統一教会の名前を明示すること。さらに「霊能力に長けていると言われる人物をして、その霊能力を用いた献金の奨励・勧誘行為をさせない」。これまで社会から批判されてきた問題点の一掃宣言である。

 宗教団体に馴染みにくい「コンプライアンス」(法令遵守)という用語まで使用している。その徹底のため、それまで献金返還訴訟などを担当していた法務部を法務局に昇格させ、違反行為が行われていないか目を光らせるようになった。これは警察を意識した通達文に過ぎないのではないかと穿ったが、それだけでないようである。

 なぜなら、この通達文の背景には、教会員から救世主と畏敬される文鮮明の「怒り」があったからだ。以下は韓国の統一教会員から聞いた話である。


改革と献金の絶対矛盾

 08年の11月、新潟で統一教会系企業の社員が逮捕された。

 救世主・文鮮明には俗世のゴタゴタを報告しないのが通例になっている。しかし、83年の「青森事件」以来の教会員逮捕である。報告しないわけにはいかないと判断したのだろう。日本担当の側近が正直に報告した。そうしたところ、文鮮明が激怒したというのである。おそらく、それまで文鮮明には何の問題もなく日本の信者は喜んで万物復帰に励んでいるという報告しかされていなかったのだろう。

 通達文の次の一項目は、文鮮明の怒りを背景にしたものだろう。思わず、目を疑った。

「教会員への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも教会員本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、教会員の経済状態に比して過度な献金とならないよう配慮する」

 私が「もろもろの問題点の根っことしたところ」(高額&エンドレス献金)にメスを入れたのである。

 統一教会が本気で建て直しに乗り出したとみていいのは、企業分野の後継者となった文鮮明の四男、ハーバード大卒の文国進(ムン・クッチン)が今年の2月に日本担当になったことだ。

 彼は韓国の統一教会系企業の責任者になってから、各企業の役員に民間人を入れ、横領をくりかえしてきた腐敗幹部を一掃し、教会員役員をクビにするなど大胆なリストラを実施。それによって万年赤字だった朝鮮人参の一和を黒字に転換させるなど、統一教会系企業を軒並み再生させた。
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写真はソウル市にある、統一教会の企業群を統括する維持財団の建物。画像をクリックすれは大きくなります

 このことは、日本の信者の莫大な献金の使い道と密接に関係する話である。

 莫大な献金はアメリカにある「世界宣教本部」に送金され、そこから世界各国の統一教会に流れるが、圧倒的に多いのは韓国である。韓国での使い道は、韓国・統一教会関連の施設費(土地購入、建設費)、新規の事業投資と赤字補てんである。

 国進の改革によって、少なくとも、赤字補てんに日本からの献金をあてる必要がなくなった。といっても、国進が日本担当になったり、通達文が出たからといって、統一教会が再生するわけではない。一番の大きな壁は、日本・統一教会に課せられる献金要請は変わらず続いているということだ。つまり、「過度な献金にならないように配慮せよ」と言いながら、一方では「過度な献金」をしなければならないという絶対矛盾である。



破綻かそれとも・・・

 こうした矛盾が生じるのは、いまだ文鮮明が裸の王様状態になっている点にある。国進がどこまで日本の信者の疲弊ぶりを把握しているかどうかわからないが、仮に知っていたとしても文鮮明には報告されていないだろうという。国進にとって文鮮明は父親だが、一方ではメシアでもある。教会幹部によれば、神的存在の人に「日本からの献金はもう限界です」という世俗のことは話せないのではないかというのだ。

 日本の統一教会信者が韓国をはじめ世界の統一教会を支えることをやめ、世界の信者が聖書にある「(収入の)10分の1献金」をすれば、矛盾はたちどころに解決する。小学生の算数レベルの話だが、これが通用しなければどんなに改革が叫ばれようが、統一教会はまちがいなく破綻する。

 絶対的矛盾が仮に解決したとしても、さらに大きな壁が立ちはだかっている。それは、82年以降、正体を隠しての勧誘、物品販売、高額な献金という以外に、組織としての活動を行ってこなかったということにある。極端に言えば、日本の統一教会から正体を隠した勧誘と物品販売・献金を引けば、空っぽなのである。新しい信仰の活動をどう創り出していくのか。

 それと同時に、正体隠しの勧誘を長く続けてきたため、組織がすっかり秘密的、閉鎖的体質になってしまったことだ。公安が国家転覆を狙っているのではないかと疑うことになった要因でもある。「得体の知れない不気味な集団」という世間のイメージを払拭するのは容易なことではない。

 ところで、冒頭に書いたもう一方の事件の系譜はどうなっているのか。

 より顕著なのは大学の動きである。いくつかの国立大学の教員がここ数年、信者になったと見られる学生の親に連絡し、強制説得を得意とする牧師を紹介している。それによって、信者学生は拉致監禁され、監禁下で説得を受けている。大学のカルト対策の中心を担う北海道大学教授の櫻井義秀は平然と「場合によって『保護説得』を私は容認する」と語っている。「保護説得」とは前述したように「拉致監禁」と同義語である。

 統一教会が絶対矛盾を解決できるかどうか、後藤の告訴事件でもわかる通り、行きすぎた反統一の脱会活動に歯止めがかかるかどうか。今後の「統一教会と事件」の行方も、このふたつのことが軸になって進むだろう。

(註)09年7月13日、日本統一教会の会長、徳野英治が記者会見を開き、「社会をお騒がせした道義的責任を取って辞任する」と発表した。突然の辞任は、「南東京教区長を逮捕しない代わりに、会長は辞任し、二度と事件を起こさせないという条件で公安と取引したからだ」(教会関係者)という。



-完-





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前回と同じ、沢庵禅師庵(春雨庵)の庭にあった石像。人と人との関係は常にこのようなものでありたいものである。
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コメント

周りが見えていない統一教会

米本氏の鋭い分析に、統一教会員以上に統一教会の現状を理解されているとしか言いようがありません。
氏の「日本の統一教会から正体を隠した勧誘と物品販売・献金を引けば、空っぽなのである。」この言葉も、そのまま受け入れるしかありません。宗教者としての人格以前に、人間的に「?」な方も多々おられます。これも「高額エンドレス献金」が人間性までも蝕んでしまった結果かもしれません。
参議院選挙の比例区で、民主党のトップで当選された方は、統一教会が敵視する方ですが、世間の目は、統一教会こそ社会の敵で、統一教会と闘う人は正義の味方なのだということです。
拉致監禁問題も、そのような社会の目を変えることができなければ、本当の解決にはつながらないでしょう。
それを解決するには・・・・・。まだ道は遠いようです。

同意と異議

悩める信者氏。

>宗教者としての人格以前に、人間的に「?」な方も多々おられます。これも「高額エンドレス献金」が人間性までも蝕んでしまった結果かもしれません。

昨年から私がかかわっているSAKAをはじめ、かつてこの米本ブログを騒がせた統一教団の信者たちをみれば、このご指摘には深く同意する。

>参議院選挙の比例区で、民主党のトップで当選された方は、統一教会が敵視する方ですが、世間の目は、統一教会こそ社会の敵で、統一教会と闘う人は正義の味方なのだということです。

この点には異議を唱える。民主党でトップといっても、この議員の得票数はたった37万票にすぎない。「世間の目」と一般化するには、いささか危険な数値だと思う。

米本氏の「我隣」によれば、退会状態の信者(主に献金疲れ)は46万人とある。

なんのことはない。教団の激しい献金ノルマに付いていけなくなり、恨みをもっている退会者46万人の多くが票を入れたというだけのこと。

むろん37万票全部がそうだとは言わないが、その多くの部分は統一教会に「深くかかわった者」の票だと推測するのが妥当だと思う。

世間一般の目ではなく、「統一教会に恨みのある者の目」である。そうでなくては、あんな骨のなさそうなブレまくりのジャーナリスト崩れに投票しないってば。

かつて、私の好きな丸川珠代が選挙に出ることについて、「ジャーナリズム精神があれば、権力からは距離を置くものだ」とブログで批判していた奴だ。それがどうだ。自分も権力に近づいているじゃないか。ジャーナリズム精神がない自称ジャーナリストだ。米本氏の鼻くそでも煎じて飲んで欲しいものだ。

まあ、ブレまくりの民主党にはお似合いの議員かもしれないね。せいぜい、昔の悪さ(山崎浩子の拉致監禁脱会を演出したとか、小出医師に対する拉致監禁を黙認したなど)がスキャンダルになって失脚しないように注意することだな。議員になると、敵対政党によって、情報的には丸裸にされるからな。

「民主党で北朝鮮拉致問題に取り組む議員が、宗教団体信者の拉致監禁に関与!」なんて週刊誌ネタになり、国会で証人喚問などにならないようにお祈りしている。政治家は、政争の具になるならば、どんな情報にも飛びつくからね。私がまだ現役ジャーナリストだったら、最高に面白いネタだな。

おかしな伝道その2.コース決定

伝道対象者をビデオセンターに誘いビデオをこれから見て貰う時、担当者を決め、会費を払ってもらう。
統一教会(宗教)だとはっきり明かしてないことも多いから、「献金」してくださいとは言わない。
「これから一通りの勉強をする」と決意させた後別の名目でお金を取るのです。
これも当初1万円くらいだったものが3万円になり、5万円になり次第に上がっていったようです。
無事万物をささげて貰ったら「コース決定した」と伝道の実績になる。
お金を払ったらそれがもったいないから最後まで聞くというのだろうか。
なんともおかしな伝道である。

徳野会長が引責辞任される時この点にも触れ「教理を聞いてもらうのにお金を先に取るのはおかしい。そんな宗教団体はどこにもない。」「正体を隠した伝道はしないように。」「献金をしてもらうのは教会だから当然だが、別の名目でお金を取ることはしないように。それをしたら宗教法人のすることではなくなる。」ということで今はやらなくなったので「万物を先に捧げさせる」ことにはあまり言及しません。

私が伝道された頃と今の伝道はあまりにも違いすぎます。
私が教会を訪れたときは「お帰りなさい!」とみんなが玄関まで出てきて握手を求めてきました。そして聖書の話、原理の話、仕事の話とみんなで話し和動し、帰る時は「いってらっしゃい!」と皆で見送ってくれ帰り際も皆が握手を求めてきました。
創造原理などは馴染みのない言葉が次々と出てきて原理そのものは理解できなかったけれど教会に行くと皆に愛されたのです。皆の目も輝いていたし、「私の知らなかった本物の世界がここにある」と確信しました。

今のビデオセンターでの伝道は「皆で迎えて皆で和動する」ということはありません。担当者が決まればその人が伝道対象者とコミュニケーションをとるだけです。
私の家内の伝道対象者も担当者は2人だけで話をしようとして、家内がその場にいることをとても嫌がりました。そしてついに家内は「席を外してもらえませんか」とまで担当者に言われてしまいました。

そして「これからビデオで勉強していきますと約束したら3万円要求された。手元に1万円しかなかったのでそれを払ったけど、もうビデオセンターには行かない」という連絡が家内にあったのです。
家内は最初から統一教会だと言っていたのです。本人も原理を勉強しようとしていたのです。にもかかわらず最初にお金を取られたことに躓いてしまいました。
その後改めて原理を聞いてもらうまで3年かかりました。その時はビデオセンターではなく私の家まで来て貰い私が黒板を使って原理講義をしました。

黒板であってもビデオであっても伝道対象者には統一原理を最初からぶつけるのがもっとも回り道をしない適切な方法だと思っています。それがメシアの価値を知らせる最短距離だと思います。
ただ伝道には決まった方法はありません。100人食口がいれば100通りの導かれ方をしてこの道に来ています。この方法でなければならないとは申しませんが。

伝道はみ言を伝えるのが伝道です。ならば伝道の実績を問うなら、修練会に参加させたかどうかを基準にすべきです。献金や会費を納めたことを基準にすべきではないと思います。

Re:同意と異議

早川さんの指摘された事、納得しました。
この方は、いままで何度か国政に打って出ていましたが、落選続きで今回も当選はないだろうと高をくくっていましたが、まさかの当選で少々ショックを受けていました。
私の周りでも、国会議員になったからには、かえって今までのような言動は出来ないのではないかという意見がありましたが、意外とそうなのかもしれません。

ブログの主旨と外れたコメントになってしまいました。ゴメンナサイ。

国益になりましたか

統一教会は国益になるような事して来ましたか?

私も琴姫七変化さんと同じような状況の中で伝道されました。
そして 『統一原理』と共に 『勝共理論や国際情勢の講義』で胸を熱くしたものです。
この運動は世界の為に そして何よりも日本の為になると確信して歩んでいました。
そう 国益を信じていました。なのに、、、

経済摂理が 日本の教会を狂わせたと思っています。

Re:国益になりましたか

統一教会の活動で国益になることは・・・、
まず一番には、日本と韓国の歴史的問題へ解決には、多大な貢献をしてきたと思います。また、宣教師が多くの国々へ派遣され、地道に活動を続けていることも、国益につながる内容と思います。
また、文先生が冷戦の終結に向けて、多くの貢献をされたことも、ひいては日本の国益につながっていると思います。

しかし、公安が統一教会潰しに動いたのは、日本国民からお金を吸い上げ、海外に送金しているとんでもない宗教団体と映ったことも理由の一つです。

統一教会は、国益につながる活動ができる内容は持っていると確信しますが、aozoraさんの指摘するように「経済節理」一辺倒できた結果が、今の統一教会の姿です。
今後は、現代社会の家庭崩壊問題を心痛く思っている多くの人々に希望の光が見えるような活動など、統一教会が社会に認めていただけるような活動が、なによりも重要にならなければと思います。

悩める信者さんへ

>まず一番には、日本と韓国の歴史的問題へ解決には、多大な貢献をしてきたと思います。

多大な貢献とは具体的にどのような事を言われておられるのですか?

またこれは どういう歴史観に基づくものでしょうか?
日韓併合で 日本が韓国を侵略したという観点からですか?

そして統一教会が その日本に変わって何らかの償いをしていると言う事なのでしょうか?

不都合な真実(記事&投稿)

 今回、紹介した記事は、拉致監禁だけでなく、統一教会を批判するものでした。
 ふつうであれば、統一教会の人たちからは記事に批判的ないしは同意しないような投稿、反統一教会の人たちからは共感するような投稿があって然るべきです。

 ところが、そういう構図にはなっていません。

 反統一教会(拉致監禁肯定派)の人たちからの投稿はゼロ、統一教会の人たちからは記事に共感するような投稿がほとんどです。実に興味深い逆転現象です。

 こうした現象が生じるのは、私が統一教会を批判すればするほど、これまで私に対して貼ってきた「統一教会の御用ライター」というレッテルが通用しなくてしまい、沈黙せざるを得ないからだと思います。

 その一方、統一教会の人たちが統一教会を批判するような投稿を寄せれば寄せるほど、彼ら・拉致監禁肯定派の感覚的認識(理性的認識ではない)は崩れてしまいます。

 統一教会員は上からの指示によってのみ行動する、金太郎飴的、ロボット的な人間-というのが、彼らの統一教会員に対する認識でしたから。
 ところが、実際はそうではなく、生きた人間である教会員は様々な意見をもっています。だから、統一教会を批判する投稿も送られてきます。
 SAKAさんのように、拉致監禁には反対だが、新世事件の首謀者を擁護し、私を批判するような教会員もいます。

 私が統一教会を擁護する・あるいは違法行為について語らない。そして、教会員は統一教会批判に牙を向く。
 このようになれば、彼らは認知的不協和をきたすことなく、精神が安定します。

 当初、彼らは教会員が統一教会を批判する投稿を目にし、こう考えることで、認知的協和をはかろうとしました。
「投稿してくる教会員は、どうせ統一教会からのはぐれ雲であり、教団から相手にされていない少数派だ」

 しかし、教会員の批判投稿が続けば、自分たちを納得させるようなこうした解釈は通用しなくなりつつあります。(むろん、経済摂理邁進派は厳然として存在しますが)

 この構造については後日のブログで詳述するつもりですが、「記事&投稿」は拉致監禁肯定派にとって「不都合な真実」なのだと、改めて思いました。

従来の「統一」vs「反統一」の構図は、言うなれば、
統一原理・教会は100%正しいと主張する洗脳された妄信者と
統一原理・教会は100%間違っていると主張するカルト的反対者との
「独善」対「独善」のぶつかり合いで
あり、妥協点の存在しえない、理屈で
は解決しようがない闘争だったといえ
るのではないでしょうか。
反対する人々は統一教会が「良く」な
ることなど「ありえない」と考えてき
ましたし、統一教会の「良く」見える
ことはあくまで「見せかけ」でしかな
いので「だまされてはならない」とい
うことに力点が置かれてきました。

統一も反統一も、どちらも、「良心」
や「正義感」から出発しているにも
かかわらず、「正しさ」「善・悪」
「公平さ」についての検証を欠いたま
ま、「闘争」部分にばかり焦点が当て
られてきました。

米本さんの分析をきっかけに、双方が正しいことは正しいこととし、間違っ
ていることは間違っていることとして
受け入れる謙虚さを持つことができた
ならば、これまで非建設的な所作に費
やされてきた「情熱」が、より社会的
に有為な行動へと向かうことも可能になるのではないでしょうか。

統一にも反統一にも悪いけど・・・

米本さんの統一教会考を読むと、統一教会が自滅の道に向かっているように思います。(統一教会員の皆さん、ごめんなさい。)だから、反対派は手間暇かけて拉致監禁による説得はしなくてよいのです。下手したら、教会員より説得者、親族が犯罪者になる危険がありますから。だけど、反対派はやり続けるのでしょうね。お金の為に。
琴姫七変化さんのおかしな伝道を読んで思いだしました。ビデオセンターに紹介する際、偉い鑑定士称する教会員が姓名判断するのですが、それも3千~5千円取ってました。コース決定も同じ位の額を内金として入れないと認められませんでした。
当時はそんなに疑問には思ってなかったので、私も変だったのでしょう。
ネットの影響か、統一教会員も変わってきましたよね。昔はこんな堂々とノーと主張する人はいなかったです。すぐ、天情に徹しよ、と言われたし。やはり、反対派は拉致監禁までする必要はなくなったのです。

拉致監禁を続ける理由

>やはり、反対派は拉致監禁までする必要はなくなったのです。

そうでしょうか?反対派が拉致監禁を続けてきた理由は統一教会を潰すという目的と同時に、彼等自身の内部崩壊を防ぐという目的もあるのではないでしょうか?これはあまり語られてはいませんが、後藤さんの事件をみても、そのことを強く感じます。たとえば神戸の高澤牧師の性懲りのない行動にも同じようなことがいえます。拉致監禁という手段によって、信仰を失ったいわゆる元信者という方々を高澤牧師の下に引き止めるためにも、さらなる救済者(=被害者)を作り出す必要があるのではないでしょうか?元信者といわれる方々は、統一教会を否定し続けなければ、自らの棄教の正当性を失います。そのことが怖くて、いつまでも牧師の犯罪に加担するのではないでしょうか?

拉致監禁の理由

KOZOさんのご意見なるほどと思いました。
彼らは拉致監禁の理由がなくなったとしてもまた新しい理由を見つけてくるでしょう。拉致監禁は正体を隠した伝道や、高額献金に着手する前から行われてました。その時は、学業放棄とか献身生活などが理由だったと思います。また統一教会はけっこうしぶといので、そんなに簡単に崩壊しません。今までも沢山の危機がありましたが、それなりにやってこれましたし。
我々統一教会も逮捕者が出てやっと正体を証して伝道しようというようになったので、拉致監禁をなくすには、首謀者の誰かひとりでも牢屋に入っていただくしかないのではと思います。
経済事件なのに公安が家宅捜査というのも疑問をもっている有識者の方がいらっしゃるようです。外務省のラスプーチンと言われた佐藤優氏の著者にもこのことが触れられていました。著者は、自分は統一教会には反対だがと前置きしたうえで、統一教会に対する公安のガサ入れに言及し、場合によっては統一教会を擁護すると述べていました。
まあ確かに我が教会はお金を海外に流出させてることは認めますが、国家転覆をたくらんでるなんてとんでもないです。

aozoraさんへ

言葉足らずのコメントになってしまったようで申し訳ありません。

韓日祝福を受け韓国へ嫁いでいった日本女性たちが、戦前までの日本の侵略行為により多くの恨みを日本に対して持つようになった夫の両親に対して、最初は虐げられながらも、両親に尽くすことによってその恨みを解いていった例など、多くの日本人教会員が韓国に渡り、韓国社会から受け入れられていることは、立派な国益と思います。

YAMAさん、教えて

佐藤優さんのどの本に、公安と統一教会のことが書かれているのでしょうか。教えていただけたら、幸いです。

Re:YAMAさん、教えて

「はじめての宗教論 右巻」という本です。公安と統一教会のことについて書かれているのは、かなりはじめのほうです。たしか2~3ページ目に書かれていました。
 

拉致監禁に熱心な牧師たちは正体を隠した伝道をしている。

伝道はかなりエネルギーを使います。日本のキリスト教信者は人口の1%位とか。
高澤守牧師や川崎経子牧師は街に出て声をかけたり、家庭訪問をしたりしてキリスト教に導く程のエネルギーはないでしょう。
しかし教会を維持していくには信者が必要。そこで異端ではあるけれどキリスト教をかじったことのある統一教会信者を脱会させて自分の教会の信者にするのが一番手っ取り早い。

彼らは統一教会員を本当に救おうと思っているわけではないでしょう。「私の教会の信徒になりませんか?」とは口が裂けても言わない。反社会的な統一教会の信者を救うという正義の名のもとに、拉致監禁を正当化する彼らの心情の動機は「自分の教会の信者にしたい」のです。

しかし元統一教会信者を自分の教会の信者にいつまでも引き止めておくだけの教理的魅力を持っているわけではない。信仰を棄てたものがいつまでもこの教会で信仰を続ける理由がない、多少のリハビリ期間はあったとしてもほどなくして彼らは出ていくはずです。
そのため次の脱会対象者を見つけ、その脱会を手伝わせることによってモチベーションを維持しているのです。

KOZOさんのコメント
>反対派が拉致監禁を続けてきた理由は統一教会を潰すという目的と同時に、彼等自身の内部崩壊を防ぐという目的もあるのではないでしょうか?
>拉致監禁という手段によって、信仰を失ったいわゆる元信者という方々を高澤牧師の下に引き止めるためにも、さらなる救済者(=被害者)を作り出す必要があるのではないでしょうか?
>元信者といわれる方々は、統一教会を否定し続けなければ、自らの棄教の正当性を失います。そのことが怖くて、いつまでも牧師の犯罪に加担するのではないでしょうか?

全くその通りだと思います。

先日も日曜礼拝の説教が終わった後、女性食口が「私の主体者です。」とマッチングの相対者を皆に紹介しました。私は後でその男性に握手しながら「ご両親は賛成していらっしゃいますか?」と聞いてしまいました。
いつこの男性が失踪するかもしれないと不安にかられてでした。「私は二世ですので両親は賛成です。」と聞いて胸を撫で下ろしました。
これからも危険がいっぱいの統一教会です。

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