「1%と99%」はマインドコントロール批判
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一筆一論(73)
「1%と99%」のこと。誤解をまねくような書き方をしてごめんなさい。
この出典は、拙著『我らの不快な隣人』の12章にあります。この章は、当時(12、3年前)話題になっていたマインドコントロール論を全面的に批判したものです。
拉致監禁された信者が、拉致監禁した清水与志雄、黒鳥栄の両牧師を訴えた。すると、反統一・拉致監禁派は信者は統一によってマインドコントロールされているから提訴したのだ、と主張しました。
そこで、統一教会はマインドコントロール論には科学的根拠(事実としての根拠)がないとして、内部資料を提出しました。285頁です。
ビデオセンターへの新規勧誘者407人
このうち「ツーデーズ」に進んだ人は98人
「フォーデーズ」へは47人
「実践トレーニング」へは14人
教化過程が進むにつれ、マインドコントロールの影響力は強くなるはずなのに(後略)。
前回の記事では、 参加者が減少していくのはお金が関係しているだろうと推測したわけですが、どうして減少したのかについては資料がありません。
なお、この前後からマインドコントロール論批判が研究者の間から出され(文献は12章で紹介)、今ではテレビ大好きの紀藤弁護士らが口にするだけです。
(「彼女はどうして?」「マインドコントロールされているからです」。そっかぁ。)
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- [2021/01/09 08:55]
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コメント
分析しても、よかですか(笑)
新規加入者が一年間で409名だとしたら、一ヶ月で34名となります。かなりでかいビデオセンターですね。通常ならキャパオーバーです。スタッフ10人は揃えとかないと回りません。おそらく、地区配下、3~4支部の合計だと推測します。
教化課程が進むにつれて、お金が絡むから人数が減っていくということですか?お金だけじゃないです。私ichanが、見てきた知ってる範囲で米本さんに解説しましょ
>ツーデイズ98人…4/1。だいたい合ってます。
>フォーデイズ47人…2/1多いかな?
>実践トレーニング…14人 4/1くらい?少ないですね。グンと下がりました。
フォーデイズから実践トレーニングの間に、万物条件の為に、印鑑展とか着物展、CB展に誘い、高額なものを買わせるのです。(霊感商法ってやつですな)
復帰原理の三段階法則だったかな?
万物条件が立たないと、蘇生級を越えられないって原理だったと思います。
厳密な責任者の元なら、ここで篩にかけるのです。万物条件がたたないならばサタンが入るという原理ですな。
あとですね。(ここ重要)
ビデオセンターの正体が統一協会だと証されるのは、フォーデイズからです。なので、それまでの期間、色恋目的で通ってる人もいるわけです。そうゆう人を分別(首切り)するわけですよ。案外とトーカーの女子をデートに誘ったりするんです。段々と親しくなるから。宗教だと知らないからね、恋もします。そうゆう人を色情因縁が強い人と呼びます。こうゆう人には特に万物条件を立てさせる為に、印鑑展に誘います。色情因縁を切るためにです。
ですので、フォーデイズから実践トレーニングで4/1に下がるわけ。恋愛するなら出ていけってこと。
(私が過去に見た範囲のことで恐縮ですが)
もち、お金もあります。しかし、意図的に分別(首切り)しています。
で、実践トレーニングを終えますと、入寮者と通教者に別れます。入寮したら、献身が見えてきます。
通教から入寮になる人もいますよもちろん。
なんつーか、この分け隔ても重要なターニングポイントかも知れなくて、通教というと実家などから通うという事なんですが、入寮してる人が羨ましくて眩しく見えるんですよ。憧れます。
よりより、神の使徒として働いてるように見えるんです。
「お金なんかいらない。私は献身者だ」
「あなた、通教?それでいいの?」
みたいな言葉が、あちこち木霊するとき、私だってやってやる!って気になりもする。
逆にシラケてしまうこともある。なにやってんだ俺?みたいな。
なんつーか、人数が減っていく理由には、人間関係もありますよ。入教後、伝道したり万物復帰するのが辛すぎるとか。
あとですね (ここ異論)
米本さんは教化課程が進むにつれて、お金がかさむとお考えでしょうか?
地区によって、また年代によって異なりますが、新規加入の際に一括で、フォーデイズ、実践トレーニングの費用まで払うところもあります。12万円~21万円です。
その地区ですと、新規加入から実践トレーニングまでの確率はもっと高いそうです。つまり、お金を最初に納めるところなら、動機が最初から分別されてますから、定着率が高いそうです。
ただし新規加入者数はグーンと下がります。新規加入者が少ないと、運営的に苦しくなるため、ビデオセンターはもっとこじんまりした物件になります。
おそらくですが…
この資料から分析しますに、新規加入で五千円、ツーデイズで二万五千円、フォーデイズで四万円、実践トレーニングで七万円かな?こうゆうコースを定めていた地区ではないかなと思います。
根拠は、私がいたビデオセンターの確率と合致するからです。
(う~ん…このシステムは米本さん知ってるかな…。誰かがコメントしていたような気がしてきた…やばい…謝っときます、すみません。)
さて、私が何故に疑問を抱かなかったといいますと、私はフォーデイズで辞めると宣言していたのです。救世主が文鮮明、はいわかりました。というレベルでした。わかったからもういいですと言ったんです。その時、カウンセラーの人が、「いかないでくれ」 という悲痛な言葉を口にして、そして、「一緒にこの道をいこう」 と言ったんです。
胸に熱いものが込み上げてきました。当時の私の心は空虚でした。高校を卒業したばかりで、世間が冷たく見えていたのです。友もいたけど、なんだろ、冷めて見えていたのです。
こんなにも熱く自分を必要としてくれるなら、信じてもいいと思いました。カウンセラーの人は私をマインドコントロールしていたわけでもなく、熱い思いで、世界をよくしていこうとしていました。不思議と今でも尊敬しています。
尊敬できる人に出会い、彼もまた献身者でした。お金がかかるとか、考えて無かったな。
そなえられし民よ共に神の御国を築かんという大志に包まれていたから。
お金につまずくようになったのは、献身してからも献金要求が来るようになったからです。本気でつまずいたのは、我妻が、ド借金を重ねて返済不納になり、電気を止められた時です(笑)
人と人、心なのです。お金、組織、マインドコントロールというと、なんだかしっくり来ません。
原研の場合
>新規加入で五千円、ツーデイズで二万五千円、フォーデイズで四万円、実践トレーニングで七万円かな?こうゆうコースを定めていた地区ではないかなと思います。
私は原研出身です。
2dayが2000円、6dayが6000円、21dayが21,000
円でした。
費用は後払いでもOKでした。学生だから、このような金額だったのかもしれません。もちろん地区や年代によって異なるのかもしれませんが。
原研の場合、段々と参加者が少なくなる原因はお金ではありませんでした。
御旨(伝道、万物復帰(物売り))に参加するよう、留年やサークル脱退を執拗に迫ってくるからでした。
あの当時は下宿を度々訪れてきたり、校内で待ち伏せ、電話で説得、突然実家訪問してくる、など行き過ぎた行為があり、そう言った原研メンバーの行為が怖くなってきたものでした。
Re: 分析しても、よかですか(笑)
ichanさんへ
引用開始
新規加入者が一年間で409名だとしたら、一ヶ月で34名となります。かなりでかいビデオセンターですね。通常ならキャパオーバーです。スタッフ10人は揃えとかないと回りません。おそらく、地区配下、3~4支部の合計だと推測します。
引用ここまで
1つのビデオセンターで一月34名のコース決定ではかなり小規模のビデオセンターです。
地方都市しかも県庁のある都市以外です。
Re: ichanさんへ
議論されたいのであれば、拙著の該当個所をペースにしてください。
エッグさんへ
↓
http://yonemoto.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8042548
我らの不快な隣人をまた読んでみます
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