あと１０年をポジティブに生きる記録

ルポライター米本和広blog

変貌するサンクチュアリ教会（28）

サ教の文亨進が傾倒するのはアメリカ大統領のトランプ。(文中敬称略)
亨進が反マスク王、イカレ王なら、トランプはマヌケそのものである。

アメリカのコロナ感染者は７００万人、死者は２０万人。むろん、どちらも世界１位である。
ちなみに、ベトナム戦争でアメリカの戦死者は６万人。１０年間で。これに対してコロナの２０万人は１年未満の数値である。
必読サイト＝「米国の新型コロナ死者数、ベトナム戦争を上回る 過去の戦争との比較で見えてくる新型コロナの恐ろしさ」https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/043000269/

どんなにバカであっても一国の大統領なら、国民の不幸に嘆き哀しむのがふつうであろう。
ところが、トランプはコロナについて「(ウィルスは)奇跡のように消える」「９９％無害」ーなどを繰り返してきた。
異常な高温、雷によってカリフォルニアの山林が東京都の４倍(だったか)も燃えているときも、「いずれ涼しくなる」
日本の総理がこんな発言をすれば、大問題となって、内閣総辞職となるであろう。

トランプは大統領討論会で、バイデンのことを「いつもマスクをしている」と揶揄したという。この揶揄は新聞社の表現だが、お笑いである。日本は「いつでもどこでもマスク」である。マスク・マスク・マスクだ。で、死者数はアメリカの１００分の一以下の１５００人だ。

話を戻せば、「いつもマスク」は日本では揶揄ではなくほめ言葉である。
前大統領補佐官のジョン・ボルトンのインタビュー記事が朝日の１０月２日付に載っている。字数の関係で紹介できないが、
「これほどまでにホワイトハウスがカオスだった政権を知らない」
「昨日と今日とでは発言が違うのは日常茶飯事」

トランプを生んだアメリカって、自由の女神像があるアメリカって、一体なんなのか。
こんな疑問を持つ人が多くなったのか、岩波書店が４部作シリーズを企画している。
『植民地から建国へ 19世紀初頭まで』
『南北戦争の時代』
『20世紀アメリカ二ズムの夢』
『グローバル時代のアメリカ　冷戦時代から21世紀』

トランプはマスクをバカにしていたが、コロナに感染してしまった。お笑いである。
＜新型コロナウイルスの検査で陽性が出たトランプ米大統領（74）は2日夕、ワシントン郊外のウォルター・リード陸軍病院に入院した。米ホワイトハウスによれば、トランプ氏は数日間入院し、病院内の執務室から執務を行う予定だという。米CNNによると、トランプ氏は2日朝から発熱しているという。＞
再起不能の可能性は大いにある。

ここまでを読めば、「イカレ王とその臣下たちは認識を新たにするだろう」と思うはず。
それがそうでないのだ。
イカレ王いわく。
「皆さんもご存知のように、トランプ大統領とメラニア夫人は、2人ともコロナウイルスの陽性判決を受けました。
そのため、ホワイトハウスが騒々しいのですが 、これをきっかけに昨日私が言及したように、トランプ大統領は中国に中共肺炎を広めた責任を問い、中国に宣戦布告をしなければなりません。」

こいつぅ、バカだあ～！ハーバード卒だよ(クスッ)

さて、１２月１０日の何とかイベント、どうなることやら。

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