新リンク・推薦図書のご案内とこれからのブログの内容について 

お知らせ(17)

 早いもので、そろそろ師走です。
 ブログを開始したときには、10月頃には完了する目算でいましたが、新たな拉致監禁事件が発生したり、渡辺博弁護士の手紙が発覚したりで、ブログの目的を達成するまでにはまだ時間がかかりそうです。どうかお付き合いのほどを。新しく読者になられた方はぜひ「お気に入り」に登録していただけたら、うれしいこと、このうえなしです。

 ところで、1カ月前からリンク先に新しいブログ<「幻想の崩壊」オウムとはなんだったのか?>を貼りつけました。

管理人さんは元オウム信者で、信者歴は20年。連絡をいただき、2度ほどお目にかかり、いろんなことを語り合いました。真面目な、といっても、冗談というかブラックユーモアも通じ、アルコールも窘め、下ネタの話もできる人でした。2、3年前にオウムから完全に足を洗ってからは、日の当たらないところで愚直に仕事をされています。 それにも好感を抱きました。

 一人の若者がなぜオウムに入信し、どんな体験をしたのか、サリン事件のときには何をしていたのか、サリン事件をどう思っていたのか、なぜオウムをやめたのか、そして、いま20年間を振り返って、「オウムとはなんだったのか」についてどう考えているのか。

 まだ書き始められたばかりですが、面白いブログになりそうな予感がします。
 ぜひ、ご愛読をお願いいたします。孤独・孤絶の中、執筆されている姿を想像され、コメント欄に投稿してください。むろん、批判的なコメントもOKだそうです。

 なぜ、私のところに連絡をしてきたのかと疑問を抱かれる人もいると思います。
 それは、私の『カルトの子』を読んだからだそうです。「子どもの視点からオウムを見ると、いくつかのことが見えてきた」とうれしいことを話してくれました。

 『カルトの子』のオウム信者の子どもの記述には、山梨県のサティアンから子どもが警察によって“保護”される場面が書いてあります。信者たちは子どもが警察に連れて行かれることに激しく抵抗しました。そのときに、管理人さんは前線で警察に抗議をしていたそうです。その場面がテレビで放映されたとか。

 なにかしらの縁を感じます。繰り返しになりますが、「幻想の崩壊」ブログのご愛顧、よろしくお願いいたします。

 オウムの話が出たところで、『オウムをやめた私たち』(岩波書店)を推薦図書に加えておきます。
 マインドコントロール論が日本に輸入されたのは、オウム事件をきっかけにしてでした。同書では元信者たちが心情を吐露していますが、マインドコントロールの言葉はまったくといっていいほど出てきません。
 オウムに入信したのは、オウムで活動を続けてきたのは、マインドコントロールのせいだと言ってしまえば、それはなにも語っていないのに等しいし、またそこからは前向きな総括は出てきません。

 統一教会の信者家族のみなさんにぜひ読んでもらいたい一冊です。「幻想の崩壊」ブログと合わせて読んでもらえば、信者の気持ちの一端がわかるのではないかと思います。

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 高山牧師からはいまだ回答がありません。このままシカトなのでしょうか。しかし、彼はイエス・キリストに使える聖職者。信じて待つことにします。

 ところで、これからのブログですが、順番からいえば、元教会員さんが情報提供された家系図販売のことを書かなければならないでしょうが、これについてはすでにコメントで書いたように、今しばらくお待ちください。

 先に、『宗教と事件』に収録された拙稿「瀬戸際に立つ統一教会」をアップいたします。学研から9月中旬に発売されたムック本です。
 新世など一連の経済犯罪事件、2月の徳野通達文3月の徳野通達文徳野会長の引責辞任の記者会見などを踏まえて、統一教会の現在の状況を書いたものです。

 家系図販売の発覚はこの記事以後のことですから、先に記事を紹介しておかなければ、認識の過程と叙述の過程がチグハグなものになってしまいます。そのことを了解してください。

 その前に、これまで書きためていた「一筆一論」を2本をアップすることにします。

トピックス

 なんと、最高裁から書類が届きました。
 叔母(83歳)宛で、内容は裁判員候補者名簿に登録された!というご案内。
 宝くじにあったような気分になりましたが、叔母は脳梗塞の後遺症がひどく寝たきり状態。実際に裁判員に選ばれたら断るしかありませんが、裁判所側は叔母が83歳であることを知って登録したのか疑問がよぎりました。
 中曽根元総理のように頭脳明晰でかくしゃくとした老人もいるでしょうが、一般的には70代の後半になれば活字を読むのがしんどくなり、新しい事態に対応するのは難しくなります。
 裁判員制度には前から疑問に思っていましたが、また一つマークが点灯しました。

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コメント

いつまでも

>ブログを開始したときには、10月頃には完了する目算でいましたが、新たな拉致監禁事件が発生し>たり、渡辺博弁護士の手紙が発覚したりで、ブログの目的を達成するまでにはまだ時間がかかりそう>です。

米本様へ。
上記記事を読みますと、将来的にはこのブログを止められる意思があるような。・・・

そ、そんな。

膨大なブログの中で、真実を記事にされる数少ないブログだとおもっています。
拉致監禁は、なくなって欲しいですが、こちらのブログは、ブログ名をかえてでも。
いつまでも、いつまでも続くことを願っています。
  • [2009/11/19 19:16]
  • URL |
  • へのへのもへじ
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

へのへのもへじさんへ

 期待をもってもらうのは、書き手にとってはとてもうれしいのですが、やっぱし、節度というものがあります。

 ブログの目的である「火の粉を払う」ことが達成したら、幕を閉じようと思っています。

 しかしながら、次から次へといろんなことが起こり、当初の構想が実現したことといえば、山口広弁護士の“書評”を評しただけです。「道半ば」というより、歩ゆみ出したばかりといったところです。

 末永く、ご愛読のほど、また投稿のほども、よろしくお願いいたします。

以下はひとり言ですが、反統一教会&拉致監禁推進・黙認容認派からの批判投稿が少なくて、寂しい。v-16
akiさんのような反統一教会のひとから、投稿を批判されると、すぐに亀のように引っ込んでしまう。ちょっと情けないですね。挑発するわけではありませんよ。まともな批判投稿を期待しているだけです。少しばかり批判されると、すぐに消えてしまうのだから・・・ブツブツ・・v-75

わかりました

米本さんへ。

わかりました。
ですぎたことを書きまして、失礼いたしました。

>「道半ば」というより、歩ゆみ出したばかりといったところです。

今後の更なるご活躍を願っております。
  • [2009/11/20 23:28]
  • URL |
  • へのへのもへじ
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

紹介ありがとうございます

ブログを紹介していただき、ありがとうございます。

私が、米本さんのことを初めて知ったのは、別冊宝島から出ている、「今どきの神様」において、「幸福の科学」について、書かれているのを見たのが最初でした。

そのときは面白い文章を書かれるな、と思って注目しました。その時にオウムのことを書かれていたら、敵対心を抱いたでしょうけども(笑)

それから15年ほどたって、実際にお会いすることになるとは、人の縁とは不思議なものです。

これからも、よろしくお願いいたします。

米本さん、ブログ統一教会ネタ楽しみに見させてもらっています。末永くつずけてくださいな。よろしくおねがいします。おかげさまで、いろんな食口の人とも久しぶりにコミニュケーション取れたのもいい刺激になりました。

元P師さんへ

逃げることなく自分の心の隅々まで検証し、なおかつ、それを不特定多数の人に表現していくのは、実に厳しく、孤独な作業だと思います。

オウムの元信者の手記がいくつか出版されていますが、初めに出版ありきだと、どうしても、自分の感性や知性よりも、読者の目を意識してしまい、また担当編集者の意見にも左右され、真実から遠ざかっていきます。

その意味で、「幻想の崩壊」ブログは大いに期待しています。

このブログの読者のみなさん、また統一教会の信者家族のみなさん、元P師の執筆活動に注目してください。

 元P師さん、一段落したら、また飲みにいきましょう。v-218

小川さんの一文の補足説明

「おかげさまで、いろんな食口の人とも久しぶりにコミニュケーション取れたのもいい刺激になりました」

この一文を読めば、私が元信者を現役信者の集まりに誘ったように誤解する人がいるかもしれません。

私と小川さんが参加したのは、「拉致監禁をなくす会」が主催した『宿谷さん親子の講演会』です。
おそらく、世界で初めての監禁した親と監禁された子とのトークショーでした。
当日の模様は以下をクリックしてください。
http://rachi.info/article/133212228.html

私が興味深かったのは、上記にも書かれていますが、統一教会からやめさせたい両親とやめたくない娘、統一教会からやめさせたい姉とやめたくない弟(彼は家族に自宅に軟禁され、脱出した)が参加していたことです。

是非是非さんによれば(「意見を書きます」11月21日付)、統一教会は「『反対されたらどのような手段を使っても戻ってきなさい』などと指導している」ということですが、反対派と賛成派が一緒に、講演会に参加する。これまで考えられなかった光景でした。

 拉致監禁(保護)さえなければ、家族は切り裂かれることなく、「一緒」の空間で、統一教会について議論することができることを、再確認できた講演会でした。
 
 親子の話し合いによって、どこまで平行線をたどろうが、娘がやめることになろうが、両親が理解を示すことになろうが、あとはそれこそ、この家族の問題であって、反対派の牧師や、娘さんの所属する組織とは関係のない話です。忌憚ない親子の話し合いが続けられることを願っています。

言葉足らず失礼しました

言葉足らず失礼しました。そうなんです実は、<宿谷さん親子の講演会>に参加いたしまして、貴重なお話を伺うことができました。統一教会と反統一教会が一緒になり集まる米本さんが言われたようにこれまで考えられない光景との事。参加されてた方で娘さんが統一教会へ入信されて、ご両親は反対であり、保護説得も考えているとの御一家もいましたが、宿谷さん親子の話を聞いて、保護説得はしない考え直したかたもいらしたそうで。拉致監禁をなくしていく効果もありました。講演会終了後、宿谷さん親子を囲んでお茶を飲みながら話をしましたが、その際、久ぶりに食口の人と話し(少し論争になってしまいましたが)をしましてそれがまた、いい刺激になったと言う事です。米本さん補足説明ありがとうございました。言葉足らずごめんなさい。

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