「ウィーン発コンフィデンシャル」のブログ記事
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統一教会信者に対する拉致監禁のことが「ウィーン発『コンフィデンシャル』」(2009年9月28日付)で取り上げられました。
(注)このサイトの「最新記事」を読めば、おおよそ、どういうブログか輪郭は見えてくると思います。よって、拉致監禁以外の記事も読んで、確かめてください。
以下は、拉致監禁問題に関する記事のコピペです。(改行・一行空け・ゴチック・カラーリングは管理人)
2009年09月28日
欧州で日本批判の炎が燃える
当方はこのコラム欄でイラクでのキリスト者への迫害が続いていると報告してきたが、迫害されているのはイラクのキリスト者だけではないのだ。なんと当方の母国・日本で世界で最も激しいキリスト者への迫害が行われている。
先進諸国の一員を自認する日本で1966年から約4000人の信者たちが拉致され、棄教を強いられている、というから驚きというより、どうしてメディア機関がこれまでその事実を報道しなかったかと不思議だ。それ以上に、どうして警察当局が人権問題に関るこの問題を無視してきたのか、理解に苦しむ。
日本のキリスト者の数は人口の1%弱だ。戦後、最も飛躍してきたキリスト教グループは世界キリスト教統一神霊協会(通称統一教会)だ。その統一教会のメンバーが過去43年間で4000人、反対する父母や親族、教会関係者によって拉致され、棄教を強いられてきたという。それに対し、警察当局は「家庭問題」と言う理由で無視してきた経緯がある。
欧州で発生する多くの事件は家庭問題に絡まっている。だからといって、警察側が「犯罪行為を無視する」ということは考えられない。拉致された多くの信者たちは20歳以上の成人だ。親族が教会に反対する権利はあるが、成人となった家族の一員をその意志に反して長期間、拉致する権利は親族といえどもない。
しかし、現実は被害届が出ているにもかかわらず、日本の警察側は拉致犯罪の捜査を怠ってきたのだ。これは明らかに警察側の怠慢といわれても致し方がないだろう。
先進国の成熟度はどの程度の「宗教の自由」が尊重されているかで測られる。旧ソ連・東欧諸国の民主化の原動力は「信仰の自由」を求める運動から始まったことはまだ記憶に新しい。
その点、日本は開発途上国の段階に留まっているといわざるを得ないわけだ。自国民が信仰ゆえに10年以上、拉致されているにもかかわらず、捜査をするどころが完全に無視してきたからだ。
統一教会メンバーの拉致事件を聞いた欧州のキリスト者グループの間では、「教会は異なるが、許されないことだ。拉致された信者たちの救済をしない日本は野蛮な国だ」という声が出てきたのだ。
例えば、オーストリアの田中映男・日本国特命全権大使宛てに抗議の手紙が送られてきている。手紙を送った1人は「素晴らしい国と信じてきた日本で信仰ゆえに拉致されている人が数千人もいるとは知らなかった。日本政府は何をしているのか」と批判する。
日本は1871年、条約改正のため岩倉具視を特命全権大使とした使節団をアメリカと欧州諸国に派遣したが、キリシタン迫害を知る欧州諸国では「キリシタンを迫害し、信教の自由を認めない野蛮な国とは条約が締結できない」と激しく非難を受けたという(永井隆著「乙女峠」)。
日本側が4000人の拉致問題の解決に乗り出さない場合、140年前の岩倉具視使節団が直面したように、日本の外交官たちは世界の到る処で「信仰の自由」の蹂躪を訴える声に直面することになるかもしれない。
(感想/10月4日13時40分)
コメント欄で、「ウィーン発『コンフィデンシャル』」の筆者が世界日報の記者、あるいは同新聞の関係者、つまり統一教会員であるという指摘がなされている。それが引用した記事の評価とどう関わりがあるのか、理解できない。この筆者が統一教会員であろうが日本共産党員であろうが創価学会員であろうが、それが記事とどう関わりがあるというのだろうか。ただし、投稿者は「統一教会員の記事だから信用がおけない」あるいは「キャンペーンの一環にすぎない」とまではコメントされていないのだが・・・。
「山口コラム(13)認知的不協和で、次のように書いた。
元赤旗の記者、萩原遼氏の『北朝鮮に消えた友と私の物語』(文藝春秋社、98年)は、「わが祖国は地上の楽園」という宣伝を鵜呑みに帰国した在日朝鮮人の悲惨な姿を具体的に明らかにしたものである。
その本の中で、関貴星氏が36年前の62年に『楽園の夢破れて』(全貌社)で、「地上の楽園は地獄である」と、いち早く指摘していることを正直に綴っている。
「わたしはこの本を1963年に大阪外大で手にしているにもかかわらず、反共で売る全貌社の本なんかどうせロクでもない本だろうと読みもしなかった。しかし後年精読して自分のおろかさを愧じた」
萩原さんは1963年に『楽園の夢破れて』を手に入れながら、本の内容の是非を検討することなく、レッテル的発想から読もうとしなかった。
もし、彼が本を読み、裏付け取材をし、北朝鮮に戻った在日朝鮮人の悲惨な生活を確認することができていたら・・・。
在日朝鮮人の帰還事業は1959年から1984年まで続いていた。
もし、彼が記事にしていたら、北朝鮮は地上の楽園でないことが暴露され、かなりの在日朝鮮人が北朝鮮に戻ることはやめていたと思う。そうすれば、命からがらの脱北が行われることもなかったはずだ。
問題とすべきは、記事そのものである。
管理人が統一教会の利益のために、記事を歪めて書いていたのなら、管理人の属性を問題にすべきだろう。しかし、この記事に何か問題があるというのだろうか。
日本の警察が拉致監禁に何もしないことは、私も「統一教会考(1)(2)(3)」で詳述している。
統一教会メンバーの拉致事件を聞いた欧州のキリスト者グループの間では、「教会は異なるが、許されないことだ。拉致された信者たちの救済をしない日本は野蛮な国だ」という声が出てきたのだ。
これが事実かどうか裏付けを取ることはできないが、イギリスの宗教学者と会ったとき、「拉致監禁なんてとんでもないことだ」と話していたし、同国の著名な宗教学者アイリーン・バーカーの見解も同じである。<室生忠氏の『連載・知られざる「強制改宗」めぐる攻防』(月刊創、2000年3?8月)を参照>
こうしたことからすれば、この記述は信憑性がある。
ところで、これまで教団本部は外に向かって「拉致監禁問題」を訴えてこなかったと、厳しく批判してきた。
ところが、「統一教会公式サイト」で、ようやくこの問題について、発信するようになった。
そしてまた、ウィーン発でこの問題が取り上げられた。
統一だろうが反統一だろうが立場とは関係なく、拉致監禁NOの世論が少しばかりであっても世界的に形成されていくのは、歴史の進歩だと思う。
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コメント
オウム真理教後の「宗教基本法案」についての記述もありました。
「宗教基本法案」は世界日報のスクープで潰れたという自慢話を聞いたことがあります。
「ウィーン発『コンフィデンシャル』」筆者の正体
まともなジャーナリストだったら決して書かないような記事内容となっているので、ばればれと思いますが。
ところで、この記事に関しては2chでも少し話題になっているようです。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/psy/1252923774/437-441n
リンク先を見ない人はコメント欄も読まないかもしれませんけど。
米本さんのファンの私は、このブログのコメント欄がおかしな統一教会員のコメントで溢れ返るのが嫌なんです。
その通りですね
「戦後、最も飛躍してきたキリスト教グループは世界キリスト教統一神霊協会(通称統一教会)だ」とは誤った表現です。
教団内部ではキリスト教の神やイエス・キリストは失敗者だと教え込み、見下すように仕向けているのに、世間向けにはキリスト教を自称するなど、欺瞞もいいところです。
しかも、一般のキリスト教とは似ても似つかぬ正体隠しの霊感商法等で会員を集めてきたわけですから。
そもそも、外部のジャーナリストの意見のように装っているわけですから話になりません。
正々堂々と「筆者が所属している統一教会がこのような迫害にあっている」と書くべきです。
当事者ではないと思わせるような書きぶりで世論をミスリードしようとしているのが明らかです。
こんなことをしているから統一教会は謀略団体だといわれるのです。
だいたい「統一教会メンバーの拉致事件を聞いた欧州のキリスト者グループ」とは何という団体でどのような人々が在籍しているのか?
それに「オーストリアの田中映男・日本国特命全権大使宛てに抗議の手紙が送った」人々とは誰なのか?
それを具体的に書かない限り、著しく信憑性に欠ける文章であることは明らかです。
そうでしょうか
ちなみに、当方は書き手とか媒体の属性を問題にしているのではありません。当事者ではないような口ぶりで、つまりは自らの立場を明らかにせずに「キリスト者への迫害」や「信教の自由を認めない野蛮な国」などといった事柄を論じていることを問題視しているのです。
次に掲載する判決文を読んでください。
(統一協会信者組織の)一連の行為は、個々の行為をみると、一般の宗教行為の一場面と同様の現象を呈するものと言えなくもないものもあり、また控訴人は主観的には自由意思により決断しているようにみえるが、これを全体として、また客観的にみると、被控訴人の信者組織において、予め個人情報を集め、献金、入信に至るまでのスケジュールも決めた上で、その予定された流れに沿い、ことさらに虚言を弄して、正体を偽って勧誘した後、さらに偽占い師を仕立てて演出して欺もうし、徒に害悪を告知して、控訴人の不安を煽り、困惑させるなどして、控訴人の自由意思を制約し、執拗に迫って、控訴人の財産に比較して不当に高額な財貨を献金させ、その延長として、さらに宗教選択の自由を奪って入信させ、控訴人の生活を侵し、自由に生きるべき時間を奪ったものといわざるを得ない。
この文章は統一教会の違法活動を極めて簡潔に書き表しているため、私はよく引用するのですが、「統一教会は正体を偽って近づき、組織的かつ計画的に脅し、騙し、財貨や宗教選択の自由を奪うなどの不法な行為を働いている」とでも取り纏めることができるでしょうか。
人々が統一教会により被る被害は、ほとんどの場合、正体隠しから始まるのはご存知の通りです。従って、前述のように、当事者ではないような口ぶりで、つまりは自らの立場を明らかにせずに「キリスト者への迫害」や「信教の自由を認めない野蛮な国」などといった事柄を論ずる者が記している内容は信憑性に欠けると書いたのです。
米本さんは真実を追究するジャーナリストなのですから、「ウィーン発『コンフィデンシャル』」を無批判に引用するのではなく、まずは書かれた事実関係を洗って欲しいと思います。
「統一教会メンバーの拉致事件を聞いた欧州のキリスト者グループ」や「オーストリアの田中映男・日本国特命全権大使宛てに抗議の手紙が送った人々」が本当に存在するのか。もし存在し、それらのグループや人々が当事者ではないこと、つまりは統一教会と何ら関係もない善意の第三者であること証明されれば、多くの人の共感を得ることができるのではないでしょうか。
横やりすみません
横やり失礼します。あなたの論理では統一教会と関係がなければ善意の第三者となり、関係があれば悪意の当事者になるのでしょうか?私は人権問題に関しては誰が言おうと普遍的であると思いますが、あなたにはそのような感覚がまったくなく、要するに敵味方論の物差しだけで善悪を識別しているようにお見受けします。しかしいかなる物事でも善意の第三者という理想的な審判者が存在すると想定すること自体が欺瞞か又は幼稚な錯覚にすぎないと私には思われます。
たとえば後藤さんの事件は、今、現にアメリカで大きな問題になっています。それが問題になっているのは確かに統一教会の関係者が発信して情報が基になっているのは事実です。たとえばあなたはACLC(American Clergy Leadership Conference)という組織をご存知でしょうか?この組織は文師を再臨の救い主として証するアメリカの聖職者達の組織です。日本では考えられないことですが、アメリカでは数百人(一説には数千人?)の聖職者が文師を本物の救い主だと信じているのです。その中にはカトリックの大司教やキング牧師の直弟子でオバマ大統領にも極めて近いとされるW.Fauntroyという全米で名の知られた大物説教師も含まれています。そして彼らは今、後藤さんの事件の成行きに対して重大な関心をもって見守っています。後藤さんの事件は昨年米国務省の年次報告書の中にも記載されているのです。ご存知でしたでしょうか?
アメリカではACLCが統一教会の組織だからといって、彼らのいうことは信用できないなどというあなたのような意見はまったくといってない(あったとしても少数派)ようです。はっきりいわせてもらうと、あなたの様な敵味方論の物差ししかない社会というのは二流国の証であり、恥ずべきことです。あなたには信じられないかもしれませんが、かつて文師が脱税の罪で収監なされたとき、その判決は不当であるとして宗派を超えた全米の牧師が文師支援に立ち上がったという経緯もあります。もし英語ができる方でしたら、以下を参照してください。
http://www.religiousfreedom.com/
他にも宗教自由国際連盟(International Coalition For Religious Freedom)というNGOのHPにも、後藤さんの事件がトップニュースとして大々的に取り上げられています。
http://www.religiousfreedom.com/
リンク間違い
http://www.religiousfreedom.com/
ついでながらつい先ごろ文師の自叙伝の英語版出版記念会にブッシュ元大統領の祝辞を初め多くの政治家や有力者の参席と祝辞があったというニュースをみつけましたのでリンクしておきます。以下は当ブログにもリンクされています「天地の諸事情」というブログの記事です。
http://plaza.rakuten.co.jp/godlove/diary/?ctgy=4
ACLCのページはSTOP FORCED CONVERSION IN JAPAN!から入ったページの下のほうにACLC Statement on the Human Rights Violations Against Mr. Toru Goto in Japanとある文字列から入れます。
ついでながら同じページには米本さんの本も英語で紹介されています。
文字列はBook Review on Yonemoto’s bookです。
他に「マインドコントロールの恐怖」の著者スティーブン・ハッサン氏が日本基督教団へ宛てた手紙まも紹介されています。
ブログを見て。
私は足立青年部に所属する、一姉妹です。緊急ニュース14でも取り上げられているY・Mさんには1年以上前からお世話になっていた者で、気持ちの上でせつなさを感じているこの頃です。
米本さんのブログを仕事の合間などに皆様のご意見などを拝見させていただき、とても感動しています。なかなかこのように沢山の意見を聞くことなど、青年の多い内部では到底難しいからです。結局内部からの情報しかなく、客観的な意見をきくといろいろと考えさせられます。
私は在籍すること約5年です。
たしかに、良い面しか教えられてきませんでした。初期の頃は確かにそうでもしないと離れてしまうという懸念が、誰しもに抱くらしく、情報面においては慎重に扱われてきました。
しかし、私個人的にみれば、それはいささかどうなものかと疑問を感じていました。
私の場合、全てを知りたい人間だったのですが、本部を初め、責任を持つ方々はあまりないがしろにはしてこなかった為、拉致監禁の話にしても、今まで、ちらほらとしか情報は流れてきませんでした。
今回、被害者は表彰されると聞いています。私も身近にされそうになった人の話や、経験者や実際に現実に被害にあっているY・Mさんがいますが、何故、表彰されるのかがよくわかりません。そんなことしているくらいなら、早くこの問題なんとかしてくれというのが正直な心境です。どれほど多くの方が苦しんでいるのか・・・。それゆえに離れていった方も多いのに・・・と思います。
また、教会の矛盾故に自主的に離れていく方々も多々います。
まだ透明にしていくには、これまでが濁り過ぎていたが故に時間がかかることでしょう。縦しか見ず、横を見ていなかったが故にでてきている教会の「毒」なのでしょう。しかし、明らかにしていかなければ、無知なシック(信者)は増えてしまうし、それ故に個人的にまたは被害にあわれたりして、離れていく方も増えていきます。現実、私の周りでは、現状の教会や自分自身に限界を感じ離れた方が多数います。
今まで青年は仕事と生活とで時間がなくいささか真な情報からは遠のいていました。故に上記のような結果にも結びついていたと思います。
私個人としては、米本さんを初め、このブログに意見してくださっている皆様の内容を踏まえて教会がよりよき方向へ進んでくれればと願うばかりです。
つたない言葉で失礼します。
青年から一言感想を言いたくてコメントさせて頂きました。
まだ不足部分もありますが、これにて今日は失礼致します。
KHさん
ところで、幾たびとなく書いていることですが、私は統一教会と関係がなければ善意の第三者となり、関係があれば悪意の当事者になるなどと書いていませんよ。恣意的な読み代えは止めてください。
統一教会と関係があるどころか当事者であるにもかかわらず、それをどこにも明示せず、あたかも部外の報道関係者のような口ぶりで統一教会に都合がいい話を書いている「行動」を問題視しているのです。
統一教会の関係者だから無条件に信憑性に乏しい、などといった「属性」による決め付けは一切行っていません。
だから、自分が所属している統一教会でこういうことが起きていると書くなら、内容の是非はともかく、行動を問題視することはないと言えます。
だいたい、正体を隠すから説得力がなくなるし、ディスインフォメーション工作だろうなどと勘ぐられるのです。
いずれにせよ、「統一教会メンバーの拉致事件を聞いた欧州のキリスト者グループ」や「オーストリアの田中映男・日本国特命全権大使宛てに抗議の手紙が送った人々」の実名が公表され、彼らが統一教会の信者やシンパでないことが証明されない限り、説得力はゼロに等しいと思います。
また管理人氏に対しても思うところがあり(ネット上で話したことあり)個人的には信用できないブログだと思っております。
HNは「江本(文氏の日本名)」に夢中、と言うところから来ているんでしょうし(笑
Sundayさんへ
正体隠しの伝道とかは、良くないですよね。私もそう思います。
この記事のブログは、世界日報をリンク先に貼り付けている時点で、統一教会の信徒である事を本気で隠そうとしている人ではないと思いますが、、、、。
「手紙を送った人の実名」を公表する必要ありますか?
公表されるなら絶対送りませんわ・・・(送ってないですけど)
米本さん
正体を隠して布教するなど、キリスト教のみならず、他の宗教、いや世間一般の常識から照らし合わせても「潔さ」がなさ過ぎですよね。教団内部では世界平和を語り、世の人々を救うようなことを吹聴しているようですが、内弁慶外味噌といいましょうか。まあ、金づるの信者とシンパを騙しさえすれば問題なしということなのかもしれません。
どうやら、統一教会が自らをキリスト教の一派だと名乗っているのは自称にすぎないようで、新旧問わずほとんどのキリスト教会は「統一教会はキリスト教ではない」と認定しているようです。まあ、私のような無神論者にとって、そのような神学論争はどうでもよいのですが、確かに聖書の神やイエス・キリストの神性を否定し、文鮮明をメシアだと教え込んでいるようですから、世界基督教統一神霊協会ではなく世界文鮮明協会といった名前の方がふさわしいと思いますが。
しかしながら、「私が属性は問題にすべきではないと指摘したことに反発され、『属性は問題にしていない』と反論されていますが、その一方で、『正体を隠して発言している』と批判している。矛盾に満ち満ちています。それとも記者なら、属性は問題にされるべきなのでしょうか」とのくだりは、正直なところいただけませんね。
すでに上で書いているので詳しくは述べませんが、私は属性による無条件の否定は行っていません。しかし、人には否応なしに社会的に付加された属性が付いて回り、それに応じて行動の結果は問われます。
喩えて言うならば、それはインサイダー取引のようなものです。ある上場企業の社員が、業務上知りえた内部情報を基に自社株が暴落することを知った。そして当該情報が公開される前に、自社があたかも好決算となるような風説を流布し、タイミングを見計らって持ち株を売り抜けた。
ここで、その社員の属性は「業務上、自社の株価を左右するような情報を得られる立場にいる」というだけで、何の問題もありません。そのような人は世の中に幾らでもいます。しかし、その社員が市場に対し株価を吊り上げるようなコメントを発出し、さらには充分に値上がりした時点で自社株を売り払って多額の利益を得たとしたらどうでしょう。いうまでもなく、それは犯罪です。
以上が、私が言わんとしている属性と行動の関係です。ウィーン発の記者は、自らが統一教会員であることを明示せず、まるで部外者のような口ぶりで統一教会の言い分を声高に主張する。とても卑劣な行動だと思います。
意見
口ではいくらでも立派なことや正論や義なる言葉を唱えることはできる。
しかしやっていることに問題があるとすればその説得力はゼロに等しい。
統一協会の場合は自分たちの違法行為を棚に上げているがゆえにそこから世間の目をそらす為に騒ぎ立てているように見えてしまう。
世間に耳を傾けさせるためにはまずは今まで行ってきた霊感商法などに関して統一協会の責任を認め反省し二度と繰り返さないと決意表明をし実行することだ。
統一協会の体質が改まればそもそも脱会させる必要もなくなるから教団も安泰だ。
おっしゃる通りです
一方、その記事が事実に反しているとしたら、書き手が誰であれ問題です。そして、こういった政治的な記事で嘘を吐くからには、何らかの政治的意図を秘めた人物である可能性は高いでしょう。だから、そういった場合には虚偽の事実を書いた動機を探るために、その人物の思想性や所属団体は調べられることになるでしょう。実際に、公安警察だったら、当然そうすることと思います。これは暗黒政治でもなんでもない。正当な調査です。なぜなら、その人物はディスインフォメーションを流したわけですから。
現実には、何らかの社会的制裁を受けることは明らかなので、ほとんどの記者は虚偽の事実を書くことはせずに、根拠や出典を明らかにしたうえで本当にあった話を書いているわけです。
ところが、この「ウィーン発の記者」は、統一教会員であることを明示せず、まるで客観的な第三者であるかのような口ぶりで、「統一教会メンバーの拉致事件を聞いた欧州のキリスト者グループ」や「オーストリアの田中映男・日本国特命全権大使宛てに抗議の手紙が送った」などの、政治的な意味で統一教会に都合のよい話をインターネット上で公表しているわけです。「ウィーンに居住する国連記者」という一見信頼のおけそうな肩書きで。
恐らく新聞紙上には同様な記事を掲載しないでしょう。根拠や出典も明らかにしなければなりませんからね。インターネットだったら「聞いた話だが」レベルで書きとばしても追求されずに済みます。米本さんのように、検証もせずに転載して情報を拡散してくれる人が出てくるのをも期待していたのかもしれません。
少し口を挟みます。
米本氏の意見とは違いますが、私は次のように考えています。
Sundayさんは、インサイダー取引を例に挙げておられるが、インサイダー取引などが違法とされるのは、不正手段による当事者の不当利益獲得行為という事になるかと思います。いち早く情報を知る立場での取引は公平性に問題があり、情報操作による取引などは詐欺的行為である、ということが挙げられるでしょう。
さて、ここで問題なのはこの“ウィーン発『コンフィデンシャル』”のブログ主が世界日報の記者、兼、統一教会員だとして、統一教会に不当な利益を誘導しているでしょうか?
確かに、教会員の減少を防ぐということでは確かに利益といえるかもしれませんが、それは“拉致監禁”という不正で、教会員の基本的人権を不当に踏みにじる行為による被害であり、
従って、これは利益というよりも、不当な被害防止という分類になるかと思います。
更に、これは統一教会の不当な被害防止というより、拉致監禁される被害者の基本的人権の保護、犯罪の防止を目的とするものであり、
とてもじゃないですが、不当な利益獲得行為とは言えるものではないのではないかと思います。
そして、Sundayさんの意見の観点には、被害者に対する視点がまったくなく、ただ単に統一教会の損になるかならないかだけの視点で論じられているように思います。
米本氏の観点は被害者の実態に向けられており、そこらの観点が一致しない限り、話は平行線ではないかとも思います。
私は、米本氏の観点を非常に温かみのあるものであると敬意を表しますが、Sundayさんの観点は非人間性を感じます。
もし「世界日報」を知らない人が居たとしても、ネットが出来るなら検索するでしょう。
Sundayさんはよっぽど統一教会及び教会員が嫌いなんですね。
私も好きじゃないですけど。
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