『宗教と事件』/ブログ『哀しみの神 ?はぐれ統一教会員の実体験回顧録』の紹介 

お知らせ(15)

新刊図書と新リンクのお知らせです。

『我らの不快な隣人』の26?31頁に登場してもらった新井俊介さんが、ご自身の体験をもとに、「哀しみの神 ?はぐれ統一教会員の実体験回顧録」と題して、ノべログ(小説形式のブログ)にまとめられています。

拙著で書いた通り、新井俊介さんの婚約者(統一教会の用語では相対者)は、2006年1月、実家に戻ったところを拉致監禁され、その後、脱会しました。
事件が発生したのは、2人で新居を探す直前の出来事でした。

相対者のご両親は娘を脱会させて喜んでいらっしゃると思いますが、一方の相手の青年はどんな心境でいたか・・・。

一般に、反統一教会の人たちは、婚姻の意思がないのに統一教会のマインドコントロールによって、結婚させられると喧伝しています。

しかし、そうではないことは「哀しみの神 ?はぐれ統一教会員の実体験回顧録」を読めば、理解できるはずです。

信者家族は、子どもが合同結婚式に参加し、結婚生活(統一教会用語では家庭出発)に入る段階で、焦燥感に駆られ、拉致監禁を実行されます。
しかし、いきなり実行されるのではなく、少なくとも、相手と会って、自分の子どもの伴侶にふさわしいかどうか、2人の間にしっかりした愛が育まれているのかぐらいは確かめるべきではないでしょうか。

相手と会うことなく、相手の人柄を確かめることなく、拉致監禁し脱会を迫るのは、脱会説得者の強い影響を受けて視野狭窄に陥っているか、親のエゴの貫徹かのどちらかでしょう。

その昔もありました。家柄が違うといった理由で、娘(息子)を家に閉じ込め、相手に会わせないようにして、諦めさせる。確か、落語や講談の題材にもなっていたと記憶します。結末は「家のエゴ」と闘って、最後には結ばれるというものだったと思います。

結婚には見合い結婚、恋愛結婚があります。統一教会の結婚形態は、見知らぬ者同士がマッチングによって決められます。恋愛結婚が一般的な現代社会からすれば、確かに、奇妙な結婚形態です。しかし、キリスト教の世界でも、牧師がマッチングして信徒同士を結婚させる場合があります。

問題は、恋愛、見合い、マッチングといった形態にあるのではなく、相手の人格、2人の愛の確かさにあると思います。

相手が自分の子どもにはふさわしくない、あるいは2人の間には愛がなく、たんにマッチングを受容しているだけだと判断されれば、「あなたは私の娘(息子)の結婚相手にはふさわしくない」と断固反対すればいいのではないでしょうか。それは恋愛結婚でも同じことだと考えます。


反統一教会の人たちは、マッチングで決まれば拒否はできないと事あるごとに説明しています。
しかし、それは事実に反します。
実際には本人たちの意思によって「家庭出発」をしないケースは少なくありません。とりわけ、合同結婚式が“大衆化”された92年以降、その傾向は顕著です。

 実際、新井さんの場合も一度は、相手の意思によって破談となっています。
 決してレアケースではなく、私が取材した教会員の中にも二度目のマッチングよって結婚したという人が何人かいました。

信者家族のみなさまにお願いします。
脱会説得の牧師の説明によって、「保護説得」「拉致監禁」の4文字がちらついた場合、どうか新井さんの体験談に素直に耳を傾けてください。

「哀しみの神 ?はぐれ統一教会員の実体験回顧録」をリンク(参考)に加えました。


  新刊案内

この9月1日に『宗教と事件』(学研)が発売されました。値段は1300円。

数十にものぼる宗教団体が引き起こした事件が取り上げられていますが(過去の週刊誌の記事をたんにまとめただけの粗雑な記事もあります)、私が担当したのは「統一教会と事件」です。

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↑をクリックしてください。
 
私が撮影した、緊急入院直後の後藤さんの写真も載っています。一般の出版物では初めてのことです。読者が後藤さんの写真を見て、どう感じるのか・・・。
 興味がある方は読んでみてください。統一教会の「」が理解できると確信しています。

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コメント

核心

ますます中身が濃くなり、目が離せなくなっていきます。がんばって下さい!

新井さんのブログ

新井さんのブログ読みました。なんだか最後は悲しくて涙してしまいました新井さんの前向きに生きていく姿勢にエールをおくります。

こういう例もある

実際には本人たちの意思によって「家庭出発」をしないケースは少なくありません。<そのとおりですよ。私もまだ出発していませんし。RFKのあとですけど。

かなりのところ、希望は聞き入れられる

自身の経験から、また周囲から漏れ聞くところによると、祝福合同結婚式に関し、かなりのところ聞き入れられます。私は国際祝福がかなり強く推奨されていたころ、それでも実家の両親の狼狽する姿を目に浮かべ、やっぱり相手は日本人だと、日本人を希望しました。

再臨のメシアに相手を選んでいただくわけだから、お任せするのが一番、とは思いましたが、両親を含めた親族があまりびっくり仰天するのもなんだと思い、日本人という条件を出したわけです。それは聞き入れられました。

それから先輩過程からこのような話も聞きました。マッチングの会場で自分の相手が最初に決まったとき、それでは手続きに行こうと、相手のところに行こうとしたら、事務局らしきところに何やら不穏な雰囲気が。どうも駄目だと言っているらしい。メシアが選んだ相手に対して事務局メンバーが何を言うかと言いたくなるところですが、年齢差が離れすぎるのかなんだか分かりませんが、どうも条件が問題であったらしい、ということで自分の祝福がその場で破談になったそうです。先輩は、とてもショックで、目の前真っ暗、地獄に落ちたような気分であったそうですが、結果的にはその会場でめでたく祝福が決まり、事なきを得たそうです。

何か条件が合わなくて、差し戻しだったわけですね。それは年齢差の問題だったのか、身体障害の問題だったのか、何かは分かりません。が、私たちの側の条件も考慮されるということでしょう。

統一教会と事件

(宗教と事件)という本の中で、米本さんが担当された <瀬戸際に立つ統一教会>を読みました。統一教会としては、合同結婚式を通じて 桜田淳子さんや山崎浩子さんを広告塔としてアピールしたかったろうけれど、それがかなはず山崎浩子さんの脱会により、反統一教会の広告塔アピールに用いられ彼等に軍配が上がりそれ以後統一教会は、貝のごとくなにもいわなくなった。もし、山崎浩子さんが実姉にマンションにて(拉致監禁)されたときに彼女が例えば(偽装脱会)し記者会見の席で、(実は私は姉や反対牧師に拉致監禁されていました。信仰は失っていません。!!)なんて暴露していたら、事実彼女の著書 <愛が偽りに終わるとき> に書かれていた事項なので本当に実行されてたら反対派に大打撃加えられたのにと思うと、残念! それ以後 貝 の様に沈黙してしまいました。それから (高額なエンドレス献金)についても。日本は <エバ国> だもっとたくさん献金しなさい!!! 借金しても自己破産してもしまいには、<信じて滅びなさい> なんてみ言葉きいたことあるけれど、このままいったら <日本統一教会が滅びます> (コンプライアンス) 法令順守についても、今までは <この世の法>よりも <天法> が今後は <天法> よりも <この世の法> 優先になるだろうし、一連の献金は (神)それとも(人間)から出たことなのか? 人から出たことは滅びるけれども、神様から出たことは滅びることがない。今の統一教会の現状は、はたしてどちら?と感じました。

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