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『我隣』(拉致監禁体験者)その後-中島裕美の場合 

拉致監禁リアル情報(52)

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 『我らの不快な隣人』-秘密裏に行なわれていた強制説得を、数十人の体験者に取材し、その実態を赤裸々に-を出版したのは2008年の夏でした。あれから10年。月並みですが早いものです。
【関連カテゴリ-】ルポ・書籍・書評・感想 http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-category-8.html

 1960年代の後半から始まった監禁説得は、1990年代前半に“興隆”をむかえ(毎日どこかで統一教会信者が拉致されれていた)、今利理絵さんの提訴をきっかけに2000年以降はダウントレンドとなり、2015年11月2日の監禁事件を最後にこの悪辣な手法はなくなりました。
 また、2016年4月にそれまで監禁されていた石橋さんが脱会し、監禁者はゼロに。「4000人以上の統一教会員に対する拉致監禁」という出来事はあと数年もすれば記憶から喪失されるでしょう。

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『我隣』(拉致監禁体験者)その後-川嶋英男の場合  

拉致監禁リアル情報(53)

 後藤徹さんが「根深いPTSD-未だ孤独な戦いを強いられる拉致監禁被害者」 をサイトにアップする前、偶然にも川嶋英男さんから手記が寄せられました。
 『我らの不快な隣人』の210、217~218ぺ-ジ。彼が登場するのはわずかですが、一時期「濃い関係」にありました。『我隣』の出版社・情報センタ-出版局の編集者と彼の家に遊びに行ったこともあります。(「真の家庭」見学 ニコッ)。親子6人の賑やかな家庭でした。

 川嶋さんを監禁下(120日間)で脱会説得したのは、新津キリスト教会(新潟県)の牧師・松永堡智氏です。彼は、後藤徹さんの監禁説得にも関わり、「心臓が苦しい」と言いながら必死に嘘の証言を法廷で述べていましたが、あたりまえだけど OUT!2200万円支払え!

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拉致監禁体験者をねぎらっていた情厚き国進&亨進 

拉致監禁リアル情報(54)

んな非開示投稿が届いた。
(引用はじめ)
文4と文7の拉致監禁被害者に対する対応
 韓国在住の拉致監禁被害者です。今このブログを読みながら思い出しました。ヒョンジン様とクッチン様は、拉致監禁被害者に対して、手紙を付けて毎年二回(盆と正月)お歳暮を送って来てくれました。この2人の末端までの気配りには感動したのを思い出します。お二人が教会を追い出されてからパタリとお歳暮が来なくなりました。。。
(引用終わり)
<注>「このブログを読みながら」について。ブログ記事は「ミスタ-・フェイクマンは文顯進の直属の部下だった!-知ってた? 」http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-841.html#comment16575。末尾の記述に反応されたと思う。

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文3派の小間使いは高校生以下(泣 

UCIvs教団(8)

天才バカボン、パシボンボンrererenoojisan_s.gif

 前回の記事「拉致監禁体験者をねぎらっていた情厚き国進&亨進」 の囲みである。

またパッシ-だ!(*゚Q゚*) 

 パッシ-個人のことは視界から消えたというのに、またやってきた。あまりにも幼稚なのでどうしようか・・・と。
 でも、<米本氏の問題は、「間違っている」と多くの人たちが比較的簡単に感じ取ることができる内容>というのだから、文3支持派は、「説得力あり。火の粉の管理人はどうしようもない」と思ったのかもしれない。
●パシセラのブログ
●「ジャーナリストの米本氏の記事から学べること」
● http://ameblo.jp/pacificera/entry-12282072466.html
 この記事の何が問題なのか。知性を働かせ、検証するという姿勢で、精読してください。引用元をきちんとチェックしながら。あっ、高校の歴史の教科書もめくって。

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顯進様はどうして「お父様」の指示を無視するのだろうか。 

UCIvs教団(9)

*文中、一部敬称略

 文3派&心情的文3支持派諸君の一連の言説(多いゆえ典拠省略)によれば、文鮮明の正統な後継者は文家7男の亨進ではなく、ましてや母鶴子でもなく、3男の顯進だといいます。
 違いますか?

 仮に、顯進が正当な後継者だとすれば、一般では理解できないことが生じます。
 それは、鮮明(父)の顯進(子)への叱責と、それを無視する顯進の態度です。
 これをどう理解すればいいのか、文3派の方々、ファクトとロジックを基にした文章でもって、教えてくだされ。
 ところで、文3派とは誰でしょうか。

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投資話をもちかけてくる牧会者がいたら、松濤に通報を! 

韓国統一の植民地化路線(11)

カ月前に封書でいただいた情報である。
「(韓国文化を礼賛し、日本の神棚や仏壇は悪霊の巣だという)韓国人の教会長は、最近、投資ビジネスを始めたらしく、仲間の韓国人(主に韓国牧会者)とネットワ-クを組ながら進めてるという情報が入っています。
 責任者の位置を利用しながら、信じやすい人にタ-ゲットを絞り、紹介しているようです。初期投資額は60万円余りと聞いています。とてもしたたかな面をお持ちのようです」

 埼玉県下の教会である。

 この情報のアップが遅れたのは、(1)裏付けを取ることができなかったこと、(2)いくら信じやすくても60万円を出すような頭の弱いシックがいるのか疑問に思ったこと(マルチならせいぜい1万円程度)、そして何より(3)封書には差出人の記載がなく、連絡を取ることができなかったこと-にある。

封書ではないけど、非開示投稿者へのお願い。メルアドを書いてください。そうでなければ、いただいた情報を生かすことができません。非開示投稿に記されたメルアドは、私以外の他者に知られることは決してありません。 

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コロンビア特別区控訴裁判所の判決文(暗在訳)-文3派諸君、読みなよ(*`へ´*)​  

UCIvs教団(10)

「コロンビア特別区控訴裁判所の判決文」を語学の秀才、暗在さんに翻訳していただいた。
 それを紹介する前に、この判決のUCIvsUC裁判の中での位置を知らないと、読んでいても認識が深まらないだろう。

 そこで、これまでの概略を述べておく。
【参考テキスト】「米国UCI訴訟の判決について」「米国UCI訴訟の判決の意味」

-概略メモ-
原告:世界平和統一家庭連合、日本統一教会、天宙平和連合(UPF)、朱東文、金孝律
被告:文顕進、マイケル・ソマー、リチャード・ぺリア、郭珍満、金榮俊、UCI

2011年5月11日 家庭連合(統一教会)らが、UCIを「信託義務違反」で告訴
 その後UCI側が意義を申し立て、自分たちはUCI定款に従って行動しただけであり、家庭連合はUCIと関連がないとし、訴状却下を主張する
2012年6月 UCI側の申立てを却下する命令が出される
2012年●月 UCI側が主張を変え「この件は宗教内の問題なので裁判所の管轄権外だとして訴え、(本訴の)却下の申立てをする」
2013年12月19日 UCIの申立てが認められ、家庭連合の告訴を条件付きで棄却
2014年1月6日 それに対して家庭連合側が控訴
2015年12月24日 家庭連合側の控訴が認められ、差戻し判決(今回、紹介する判決文)
2016年6月22日 「被告(顯進ら)に対して、さらなる裁判所命令があるまでは、直接的にあるいは第三者を通して間接的にであろうと、GPFおよびその他の世界平和統一家庭連合と無関係のいかなる存在・組織へのどんな種類のどんな寄付をも禁じる」という仮差し押さえ処分発効。

少々ややこしいのは、一番最初の「信託義務違反」と「告訴」の用語である。家庭連合の訴えは、父親の財産を子どもが盗んだというものだが、法的に問題にするには「信託」概念を使うしかなかったのだと推測する。
 また教団サイトが「告訴」用語を使ったのは解せない。告訴は刑事裁判。提訴ないし民訴の誤りではないかと思うが・・・。ただし、小生、米国の法律については全くの無知である。これに関しては、あとで触れる。

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