後藤インタビュー(中)-とても仲がよかった後藤兄弟 

後藤インタビュー(中)

※前回の記事:「後藤インタビュー(上)-10年間毎日聞いた♪夕焼け小焼け♪」

♤ 日米韓の人権感覚の違い

--話題を変えます。12年間の単調な風景、暮らしとは言えないような暮らしから、監禁解放後は目まぐるしく風景が変わったと思います。とくに、海外に何度も出かけられたことです。これまで、何回、海外に。

後藤 誤解されているのではないかとあえて言っておきますが、監禁前に飛行機には乗ったことがありますからね。(爆笑)
 アメリカには3回、出かけました。ワシントン、シカゴ、ニューヨークなど。
 国連人権理事会があるスイスのジュネーブにも3回。韓国も確か3回でした。韓国の3回のうち1回は2週間ほどかけて全国を巡回しました。
 それから、スペインと台湾にもそれぞれ一回行きましたね。

--そこで感じたことは。

後藤 海外に出かけたのは、もちろん拉致監禁を撲滅するためです。拉致監禁被害者の代表として、自分の被害体験も含めて日本で甚大な宗教迫害が行なわれているという啓蒙活動でした。
 驚いたのは、欧米諸国の知識人の反応の高さでした。
「日本のキリスト教の牧師はけしからん!」
 信教の自由に基づく人権意識が根付いているのでしょうね。打てば響くような反応の良さでした。ぼくの訴えがストレートに受け止められ、また12年間よく頑張ったと褒められ、すごくうれしかったし、励まされました。

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後藤インタビュー(下)-良心を喪失した人たち 

後藤インタビュー(下)

※これまでの記事「後藤インタビュー(上)-10年間毎日聞いた♪夕焼け小焼け♪」「後藤インタビュー(中)-とても仲がよかった後藤兄弟 」

♤ 兄嫁のヒステリーと兄妹の変貌

--ところで、koyomiさん(裁判ブログの世話人)が語っていたことですが、一番大変だったのは兄嫁さんだったのではないか、と。
 なぜなら、兄や妹と違って、兄嫁さんにとって後藤さんはそれほど関係のない人。先の話でいえば、8カ月前に義弟となった人なわけです。付き合いもなかったから、兄嫁さんが後藤さんに兄弟愛のような愛情を抱いていたわけではない。反統一教会のために、行きがかり上、後藤さんを監禁することになった。
 監禁から1年もしてまだ後藤さんの脱会の意思がないことがわかった段階で、夫にもうやめよう、義弟のことにはもう関わるのはよして、自分たちの家庭を築いていこうと思ったとしても、当然のことです。
 それなのに、夫に引きずられてずるずると12年間。お兄さんは、心酔していた宮村の呪縛から抜け出ることができず、自分の家庭づくりよりも弟の脱会のほうを優先した。兄嫁さんはヒステリー状態になったと思いますが・・・。

後藤 陳述書にも兄嫁から受けた数々の仕打ちを書きましたが、確かに兄嫁は恐ろしかった。兄嫁が近くに居るだけで動悸が激しくなるほどでしたから。
 ヒステリックになると何をされるか分からない恐ろしさがあった。監禁が長引くと「このマンションを維持するのにいくらかかってると思ってるの!」と非難されました。
 そんな非難するくらいならこんなこと止めてすぐに引き払えばいいでしょ、とこちらは言いましたが、全く聞いてもらえませんでした。

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佐賀判決文(1)-女子大生に脱会を迫るのは公権力の行使か否か- 

カルト化する大学業界の人びと(12)佐賀地裁判決文①
緊急速報が末尾に!

 これから、カープに所属していた学生とその両親が佐賀大学と森善宣准教授を訴えた佐賀地裁の判決文(2014年4月25日)を4回にわたってアップする。それほど難解な文ではない!
 今回は、原告・被告の6つの争点に着目して読んでもらいたい。
 その後で、佐賀大学の代理人、山口貴士弁護士がブログ「弁護士山口貴士大いに語る」に記した判決文へのコメント「大学におけるカルト対策の正当性と必要性を認めた佐賀大学事件判決」を批判しながら、私なりの判決への評価を行なうことにする。

 なお、次のことに留意されたし。
(1)原告の学生は、森氏からの「気色の悪いメール」を公開することに難色を示している。そのことを考慮し、メールに関する判決文の記述は省略した。プライバシーに関わることも削除した。
 私の過去の記事「訴えた女学生に求愛・求婚していた!佐賀大の森善宣先生」 でも、メール文は削除ないしマスキングした。
(2)読みやすいように改行、行空け、ゴチックを適宜行なった。下線は山口弁護士が引用した判決文の箇所である。
(3)目障りにならない程度に<注>を書いた。
(4)3日ないし4日に1本の割合でアップしていく。


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佐賀判決文(2)-アカハラ・パワハラをともなう大学の“カルト対策” 

カルト化する大学業界の人びと(13)佐賀地裁判決文②

本文末尾で、2世自殺のことを報じたパイオニアカフェの記事の間違いを指摘しました。そもそもの話。新世の社長は刑務所に収監されたことはありません!

-判決文の目次-


主文
事由及び理由
 第1・請求
 第2・事案の概要
  1:
  2:争いがない事実等(証拠により容易に認められる事実は、末尾に証拠を掲記した。)
  3:争点及び争点についての当事者の主張

 第3・争点に対する判断
  1:後掲の証拠及び弁論の全趣旨によれば、以下の事実が認められる。
   (1)~(21)

  2:争点(1) 3:争点(2)
  4:争点(3) 5:争点(4)
  6:争点(5) 7:争点(6)
  8:結論
 被告森と原告元学生との会話要旨

色字が今回、アップしたところ。

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佐賀判決文(3)-国家賠償法を適用! 

カルト化する大学業界の人びと(14)佐賀地裁判決文③

-判決文の目次-

主文
事由及び理由
 第1・請求
 第2・事案の概要
  1:
  2:争いがない事実等(証拠により容易に認められる事実は、末尾に証拠を掲記した。)
  3:争点及び争点についての当事者の主張

 第3・争点に対する判断
  1:後掲の証拠及び弁論の全趣旨によれば、以下の事実が認められる。
   (1)~(21)
  2:争点(1)
  3:争点(2) 4:争点(3)
  5:争点(4) 6:争点(5)
  7:争点(6) 8:結論

 被告森と原告元学生との会話要旨
 
※1 色字が今回、アップしたところ。
※2 佐賀大学の代理人、山口貴士弁護士が「大学におけるカルト対策の正当性と必要性を認めた佐賀大学事件判決」で引用した箇所は下線で示した。いかに恣意的な引用か、理解できよう。下線が飛んでいるのは、彼が(中略)としたところ。さすがに、都合が悪くて、引用できなかったのであろう。クスッ
 なお、下線が登場するのは今回が初めてである。

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佐賀判決文(4)-森先生と女子大生の「秘密めいた会話」 

カルト化する大学業界の人びと(15)佐賀地裁判決文④

-判決文の目次-

主文
事由及び理由
 第1・請求
 第2・事案の概要
  1:
  2:争いがない事実等(証拠により容易に認められる事実は、末尾に証拠を掲記した。)
  3:争点及び争点についての当事者の主張
 第3・争点に対する判断
  1:後掲の証拠及び弁論の全趣旨によれば、以下の事実が認められる。  (1)~(21)
  2:争点(1) 3:争点(2)  4:争点(3) 5:争点(4) 6:争点(5) 7:争点(6)  8:結論

 被告森と原告元学生との会話要旨

色字が今回、アップしたところ。

 裁判所が佐賀大学の違法を認めた重要な証拠(反訳)である。被告が無断で録音しなければ提出できなかったものだ
 会話文に(中略)が多々あるが、その内容は読者に想像してもらうしかない。原告にとってキモイ部分であろう。
 人によっては笑いの連続、人によっては怒りの連続。個人的にいえば、私の創作漫談「熊さん、八っつあん、エイトさんを大いに語る」 より格上、事実は創作よりもはるかに面白い。
 それにしても、森先生の頭の中はセックス関連のことでいっぱいのようだ。南無阿弥陀仏


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判決をねじ曲げる反カルト弁護士 

“カルト”化する大学業界の人びと(16)-佐賀地裁判決の評価について

 これまで4回にわたって判決文をアップしてきた。
「佐賀判決文(1)-女子大生に脱会を迫るのは公権力の行使か否か-」
「佐賀判決文(2)-アカハラ・パワハラをともなう大学の“カルト対策”」
「佐賀判決文(3)-国家賠償法を適用!」
「佐賀判決文(4)-森先生と女子大生の秘密めいた会話」
(未読の方は、さらりとでもいいからぜひ通読を)

山口貴士弁護士
被告佐賀大学の代理人、山口貴士弁護士

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