教団上層部による「愚食口化作戦」 

統一教会考(26)

追記情報を末尾に載せました。二世が運営しているサイトで、仁進氏のことを少しばかり明らかにしました。(10月4日午後3時)


 文鮮明氏の次女、文仁進氏が不倫・不倫出産の責任を取ってアメリカの会長を辞任した。それ以降、統一幹部たちが、世界の食口たち(主に日・韓・米)に、この事件をどのように伝え、説明するのか、注視してきた。それは、拉致監禁される団体の文化的、組織的体質を知る上で重要なテーマであり、また、地に堕ちた統一教会が再生可能となるかを占う意味でも、重要なメルクマール(基準、目印)になると思ったからだ。


仁進不倫を口外するな!

 まず、日本・統一教会と韓国・統一教会の本部は、文仁進氏の不倫出産はもとより、彼女がアメリカ会長を辞任したことさえ、一切、公文で流していない。
 このため、日本・統一教会員で仁進氏の事件を知っている人はほとんどいない

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「ネグレクト」(児童虐待)されてきた“真のご父母様”の子どもたち 

統一教会考(27)

(超長文です。のんびり読んでください)

 前回の記事では、発覚した仁進氏の不倫・不倫出産に、日本・韓国の統一本部がどのような態度を取っているのかについて書いた。
(記事掲載後にわかったことだが、韓国の一般本部職員も、この事件のことを知らなかった!)

アメ統幹部は偽善者ばかり!
 
 では、アメリカの場合はどうか。
 9月21日に発表された公文を紹介する。そのあと、この公文がいかに欺瞞に満ちたものかを明らかにする。
機械訳ではなく、翻訳の仕事をされていた元教会員に訳してもらったもの。原文は省略する)

(引用はじめ)
2012年 9月21日 金曜日 :

親愛なる兄弟姉妹の皆さま方へ。

 世界会長の文亨進牧師とその夫人は、真のお母様の指示と完全に一つとなって、9月19日水曜日にアメリカに到着されました。真のお母様の心情は、アメリカの癒しのために必死になっておられます。彼女は、アメリカの食口たちの信仰を動揺させる仁進様に関するショッキングなニュースを許したくないと思っており、貴重な個人を一人たりとも失いたくないと考えています。

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“勝利した”統一教会は崩壊の過程に入った 

統一教会考(28)

なぜ統一批判なのか

 本題に入る前に、一言述べておきたい。

 誰の投稿だったか失念したが、私が統一教会の裏側(一連のゴタゴタ)を書くことに対して、要旨以下のようなコメントをいただいた。
 拉致監禁を批判するスタンスに立っている人間が、統一がこの先どうなるかについて興味本位で書くことはできない。書くことの「大義名分」が必要である。

 この投稿者がそもそも勘違いしていることがある。
 記者の本能ともいっていい習性は、「初めに立場、大義名分ありき」ではなく、スキャンダルを暴露(スクープ)することにある。
「入手したこの情報を、どういう立場、どういう大義名分で書くか」なんて呻吟していたら、情報はたちどころに陳腐化する。(ただし、ルポルタージュは別)

 これが前提だが、私がなぜ、統一が今後どうなるのかについて関心を抱くのか、説明しておく。

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跡目争いは四分五裂-美酒は誰の手に。 

統一教会考(29)

消滅と再生・発展の分岐点

 前回のブログで、「勝利した」はずの統一教会が崩壊過程に入ったことを詳述した。
 そして、この崩壊を食い止めるために、パラダイムをシフトし、下からの大胆な改革運動が必要だとして、食口読者に改革案を求めた。

「崩壊を防ぐには、教会員一人一人が改革案を示さなければならない。私は、次のブログで、一つの改革案を示すつもりだ」

 今回は、私の改革案を提示する。といっても、すでに以前から言われていることで、さして新鮮味はないかもしれないが。

 その前に、いくつかのことを材料として提供しておきたい。

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悪辣・東京電力の上を行く素敵な人たち 

統一教会考(30)

権力闘争は長引く?

 前回のブログで、世界・統一教会内部での権力闘争が複雑な様相を呈していることを紹介した。
 整理すれば、対立のベクトルは以下の通りである。

・文顕進氏対文国進氏を中心とする現体制派
・韓鶴子氏&金孝南一族対文国進氏

VS

 
 まだ対立は表面化していないが、
・金孝南一族対文亨進氏
・金孝南一族対文家の他の子どもたち
(国進氏以外の文家の子どもたちが、金孝南のバックにいる母親と対立するようになるとは思われない)

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