アクセス件数6000達成 

お知らせ(5)

季節ははや弥生に入り、「火の粉ブログ」を開設してから一カ月が経ちました。
ブログのテーマが特殊ゆえそれほどアクセス件数は増えないと思っていましたが、これまでのアクセスは6000件を超えました。読者のみなさま、熱心に読んでいただき、ありがとうございます。
これからも頑張って更新していきますので、ご愛読のほど、また知人友人・ご家族への紹介、どうかよろしくお願いいたします。

米本和広

弁護士山口氏のコラムを評す(9) 

山口コラム(9)
小細工3

コラムが『弁連通信』に載った後の話である。

我らの不快な隣人』を書くにあたって、あらためて山口広弁護士に犯罪の教えを請うた。

彼がコラムで書いた犯罪は、「恐喝事件、薬事法違反事件、マイクロ過労運転の死亡事故、古参の信者大貫の殺人事件、韓国人夫が日本人妻を殺した事件など」であった。

山口氏は、恐喝事件(83年)マイクロ過労運転の死亡事故(88年)の判決文をファックスで送ってくれた。

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家族の再生  

一筆一論(2)

家族の再生-門田家の場合

我らの不快な隣人』第14章「韓国に渡った花嫁たち」で登場してもらった門田由紀江さんの、その後のことを書いておく。(門田さんは監禁事例にある05年のS・Y子さん。脱会説得者は日本基督教団の岩崎隆牧師)

05年12月に監禁部屋から脱出した門田由紀江さんは、そのまま家族と会うことなく渡韓し、合同結婚式で決まった韓国人男性(小学校教員、I君)のもとに嫁いだ。

私は、親子の早期再会がなければ、お互いの感情は固定し、永久の別れとなってしまうと危惧し、何とか仲を取り持とうと、メールや電話で双方と何度かやりとりをした。

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家族の解体 

一筆一論(3)

家族の解体

実に、不可解なことがある。
門田家の明るい話と打って変わって、今度は少々暗い話である。

牧師など脱会説得者たちは「統一教会問題は家族の問題だ」という。どういう意味か正確にはわかないが、子どもが統一教会に入信したことによって家族の関係が悪化した。だから、統一教会問題とは畢竟、家族の問題という意味だろう。

 そうだとすると、理解不能なことが生じる。

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全国弁連 渡辺博弁護士の秘密めいた手紙 

>ニュース(5)
渡辺弁護士が家族に秘かに手紙を送付

 市民組織「拉致監禁をなくす会」が発足したことは、「ニュース(2)」で書いた。その記事の中で、「仰天したのは、田中幸子氏(仮名)の報告だった。これについては後日、ニュース欄で流します」と記しておいた。

今回のニュースは、その田中幸子さんの報告です。

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弁護士山口氏のコラムを評す(10) 

山口コラム(10)
山口広弁護士の倫理を疑う(上)

 倫理=人の道。人たるすぢみち(新修漢和大字典)


 私のルポは、宿谷麻子、高須美佐、中島裕美の3氏が拉致監禁され、監禁下で黒鳥栄牧師や、清水与志雄牧師の説得を受けて脱会したものの、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しんでいる。そのことを明らかにしたものである。そこではPTSDの概略的な説明も行っている。(資料1

山口氏の人間性すら疑ってしまうのはコラムの次の一文である。正直、怒りすら覚える。

「少なくとも平常心で対外的に発言できる心理的情況にない元信者の話を実名で中心に据えたことは、彼の良識を疑わしめる」資料3


これを読めば、誰だって、まともに発言できないような元信者の話を中心に据えたルポは信用できない。読むに値しないと思うだろう。

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弁護士山口氏のコラムを評す(11) 

山口コラム(11)
山口弁護士の倫理を疑う(下)

山口コラム(10)」の末尾で書いた奇妙なこととは、実は、山口弁護士はルポの中心人物、宿谷麻子氏のかつて代理人を務めていたことがあったということだ。

どういうことか。
時間的経過を書いたほうがわかりやすいだろう。

1. 宿谷麻子氏が監禁下で清水与志雄牧師と黒鳥栄牧師の脱会説得を受ける。
2. 宿谷氏は、脱会後、黒鳥牧師の勧めによって統一教会(統一協会)に献金等返還請求を行うことを決意する。黒鳥氏から山口弁護士を紹介される。

3. そのあと、黒鳥牧師らは今利理絵氏に拉致監禁で訴えられる。
4. 2人の牧師は山口氏に弁護を依頼する。
 
つまり、山口氏は最初に宿谷麻子氏の代理人になり、そのあとで2人の牧師の代理人になったわけである。

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アクセス&リンク 

お知らせ(6)

 3、4年前の春に、顔振峠や武川岳、子ノ権現、旧正丸峠などいくつかの山を歩いてから、それまで無縁だった杉花粉に敏感になりました。なにしろ埼玉の山は広葉樹林なしの杉ばかり。たっぷり杉花粉を全身に頂戴したというわけであります。
 今年は、自由を手にした花粉がダンスを舞っているが如くで、目はショボショボ、鼻水はきちんと閉めなかった水道の蛇口のようにぽとり、ぽとり。

 てなことは関係なく、16日の夜にアクセス数が1万件を突破しました。ブログ開設から47日目のこと。ご愛読、心から感謝いたします。

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弁護士山口氏のコラムを評す(12) 

山口コラム(12)
認知的不協和

 山口コラムが短文なのに、それへの論評が長くなってしまった。逆に言えば、それだけ短文コラムが巧妙ということだ。

再度、山口氏のコラムを読んでみてください。(資料3

冒頭と末尾を引用しておく。

 米本氏もヤキが回ったとしか言いようがあるまい。月刊現代の統一協会機関誌が喜んで紹介している「米本論文」は、あまりにもお粗末な内容で「残念!」

...

 彼のジャーリストとしての根性やこれまでの業績については高く評価していた。しかし、たいへん残念だが、この論文についてはそうコメントするしかない。
 この号だけ統一協会信者は大量に購入して、親元を含むあっちこっちにバラまいて宣伝している。

記事の横には、私のルポを紹介した統一教会の機関誌『中和新聞』の記事がご丁寧にも載っている。

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弁護士山口氏のコラムを評す(13) 

山口コラム(13)
希望の行方-拉致監禁はなくなるのか

 山口氏はコラムでこう書いている。
「この号だけ統一協会信者は大量に購入して、親元を含むあっちこっちにバラまいて宣伝している」

 そうした事実があるのなら、正直、うれしい。
 ルポを読んで、信者家族が拉致監禁を実行することを思いとどまってくれれば、「拉致監禁され、物として扱われ、人権を侵害されたことによって深い傷を負い、今でも後遺症に苦しんでいる」(山口コラム(6) - 元信者のKM氏のファックスより引用)ということがなくなるからだ。

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猫さんへの返信  宮村峻氏 松永牧師 清水牧師 黒鳥牧師  

一筆一論(4)

脱会説得者と料金

猫さん、コメントありがとうございました。
読んでいると、いろいろなことが思い出されてきました。
少々ランダムなのですが、以下、徒然なるままに。

一昨年夏の韓国取材で、偶然にも私と郷里(島根県)が同じ、在韓の統一教会信者の方(女性)と知り合いになりました。昨年の8月、彼女が2人の子どもを連れて里帰りするというので、私もお盆休みを取って松江市に戻り、彼女の実家を訪問しました。

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ジョージ・オーウエルの世界 『1984年』 

一筆一論(5)

用語と用語法-ジョージ・オーウェルの世界

 どんな団体でも、多かれ少なかれ、独特の用語法がある。とりわけイデオロギー性の強い団体となると、外部からは理解しがたい用語と用語法があり、用語の使い方によって団体のメンバーを束縛する。

 ジョージ・オーウェルの有名な小説『1984年』(ハヤカワ文庫)では、全体主義国家の新語法によって人々の精神と行動を呪縛する様子が生々しく描かれている。

「タイムス 88・12・3 bb 日命 報道 極不可 言及 非実在者 全面的リライト ファイル前 用上提」
 これを旧語法に翻訳すると、
「1983年12月3日付けザ・タイムス紙に掲載された“偉大な兄弟”の日々命令報道は極めて不充分。既に実在しない人物に言及している。全面的に書き直して綴じ込む前に草案を上司に提出せよ」

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