家族とは何か。推奨本
2021・9・15
駄犬道中おかげ参り
著/土橋章宏
[小学館文庫」
〈 書籍の内容 〉
日本アカデミー賞作家が描く愉快痛快珍道中
時は天保元年おかげ年。博徒である辰五郎は、深川の賭場で大勝負に負け多額の借金を背負った夜、お伊勢講のくじに当たり長屋代表として伊勢参りの旅へと出発した。
旅の途中で出会った代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた子供の三吉、訳ありな美女・沙夜と家族のふりをして旅を続けるなか、ダメ男・辰五郎の心にもいつしか変化が現れて……。
笑いあり、涙あり、美味(グルメ)あり! 『超高速! 参勤交代』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した作家が描く愉快痛快珍道中! はじまりはじまり~。
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- [2021/09/15 10:38]
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お勧め本
お勧め本は、伊岡瞬の『代償』(角川皮文庫)
帯の宣伝文句がすごい。
「この本を読み逃した代償は大きい!」
「こんなにむかつく悪役が、かつていただろうか。許せない、イライラする、なのに読むのをやめられない!!」
一部と二部の構成が実に面白かった。
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【備忘録】藤尾槇一郎「日本の先史時代」、北重人「夏の椿」「火の闇」、杉浦日向子「お江戸でござる」、久下部羊」「無痛」、司馬遼太郎「峠」、蜂谷涼「ビヤホール」、つかこうへい「熱海殺人事件」、池宮彰一郎「四十七人の刺客」、山本一力「あかね空」、清水義範「昭和御前試合」
- [2022/04/03 09:58]
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水木しげるの「妖怪画談」は絶対お勧めです。
カラー版の「岩波新書」なんて初めてです。
約300の妖怪が「談義」とともに紹介されています。
冒頭に説明文が載っている。
「ぼくは子供の時(四、五歳)、お寺に行ってばあさん(のんのんばあ)に、お寺の地獄極楽の絵をみせてもらった。
それからというもの、お寺に行くと一日中、地獄極楽の絵をながめていた。
それは、本当にあると思って、非常に驚いてしまったからだ。
(生まれながらに、そういうものを受け入れ易い素質であったように思う)
のんのんばあのいうお化けについても、それは本当にいるのだ、と思ってしまった。
それ以来、初心にインプットされた。妖怪の実在について、不変だった。考えてみるとおかしなものある。
すなわち、いる、と思って五十年以上が経過してしまったわけだが、そこのところが、おかしいといえばおかしいが、ついに終生の友となってしまったのである」
あとがきには、うんちく深いことが書いてある。それは手に取って読んでもらいたい。
棚の横の「講談社学術文庫」をながめていたら、「妖怪」に関する学術書が多いことに驚いた。
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【備忘録】別冊宝島「あなたが選ぶ老人介護」:、川島芙美子「こども出雲国風土記」、別冊宝島「となりの創価学会」、葉室麟「秋月記」、「心理学ワールド」
- [2022/05/03 17:08]
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