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カルト新聞と主筆様を評す(1)-秘密会合 

「カルト新聞と主筆様を評す」(1)

はじめに

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「やや日刊カルト新聞」(以下、カルト新聞)と藤倉主筆について論評するのは、かなり躊躇われた。
 
 私がいま批判しつつある清水牧師は、彼が裁判で証言している限りでいえば、少なくとも50人以上の教会員を脱会説得している。事の是非はともかく彼には“実績”がある。なにせ、身体を張って、強制説得をやっていたわけだから・・・

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カルト新聞と主筆様を評す(2)-レッテル 

「カルト新聞と主筆様を評す」(2)

幼い言い訳

 カルト新聞の「本紙主筆」、藤倉氏は秘密会合に出席していないことについて「3月1日付記事」で、次のように弁明している。


米本氏は、藤倉が「拉致監禁に反対する動きにどう対処するか」をテーマにした会合に参加したという理由で(デマなんですが)、藤倉を拉致監禁容認派呼ばわりしています。その会合で藤倉がどんな立場で参加し(参加してないですが)どんな発言をしたのか(参加してないので発言もしてないですが)については、一 切論じていません。

 藤倉はフリーライターですから、取材が可能なのであれば、自分と意見が違う人々の会合にも顔を出します。取材者として参加することと、それを支持することとは全く別です。しかし米本氏にとっては、たとえ取材でも会合に参加しただけで(してないですが)相手を容認する立場を明確にしたことになるようです。



 いちいち括弧で「してない」を連発する。反論するのは自由だが、筆力がないというか幼いというか。

 きちんと反論するなら、「米本氏が見たという2010年7月10日の午後は、○△ところにいた」と書けばいいだけのことだ。
 記者にとって手帳は必携道具。名誉毀損のことを考えて3年間は保存する。それを開けば、その日の行動はすぐにわかるはず。
 

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カルト新聞と主筆様を評す(3)-隠し事  

「カルト新聞と主筆様を評す」(3)

藤倉氏が伏せたこと

 前回の「評す(2)」で、藤倉氏が私のことを「統一協会容認派」と見なした記述(「3月1日付記事」)を再度、引用する。


その米本氏は、「拉致監禁をなくす会」という団体に関わっています。自称「市民団体」の同団体ですが、結成時、メンバーの大半が統一協会の現役信者。設立総会の際にマスコミ対応を担当していたのは、統一協会の広報担当職員でした。同団体は規約で「特定の教団教派の教義や利害を持ち込むことを禁止する」と 謳っていますが、設立総会では統一協会系の元国会議員が挨拶に立って、統一協会用語を用いた発言をしていました。

 米本氏流の論理でいけば、これだけ統一協会と密接な関係にある「拉致監禁をなくす会」が統一協会容認派団体であることは言うまでもなく、そればかりか、その会に関わっている米本氏も「統一協会容認派の立場を明確にした」ことになります。



 いかにも第三者的な書き方だが、私が会とどのように関わっていたのか、またこの記事の書き手(藤倉氏)は設立総会とどう関わっていたのか、おそらくカルト新聞の読者にはよく分からなかったと思う。

 藤倉氏はなぜ具体的なことを書かなかったのか?
 先に、事実関係を明らかにしておこう。

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カルト新聞と主筆様を評す(4)-義侠心 

「カルト新聞と主筆様を評す」(4)


主筆様って何者?

 統一教会に批判的であるだけでなく、拉致監禁にも批判の眼を向けていた藤倉氏はなぜその後、私のことを「統一協会容認派」とレッテルを貼るようになったのか。

 知人から届いた「藤倉って、いったい何者なのか」というメールに答えておくことにする。ただ彼のプライベートなことは書かない。

 藤倉氏から聞いた話である。
 彼はある国立大学を7年で中退し、その後、何をしていたのかは聞いていないが、私と会ったときは、「(財)宗教情報リサーチセンター」で(と記憶するのだが)、宗教関係のことが載った新聞記事の切り抜きのアルバイトをしていた。

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カルト新聞と主筆様を評す(5)-激変 

「カルト新聞と主筆様を評す」(5)


活字からネット媒体へ
前回の話は、藤倉氏がフリーライターの道を選び、『アエラ』で署名原稿を書いた-という所まで)

 『アエラ』の記事後、彼は鹿砦社の月刊誌『紙の爆弾』に、ペンネームで顕正会の記事を書いた。
 私の記事の後追い的な要素はなきにしもあらずだったが、よく書けていた。それで、「鹿砦社の雑誌だからペンネームにしたのだろうが、もったいない。いい記事なんだから、媒体なんか気にすることなく、実名にすべきだった」とアドバイスした。

 雑誌『宝島』からカルトネタでの執筆依頼があったときには、「カルト関連の記事はさんざん書いてきたしなあ・・・。最近、カルト問題を取材している藤倉さんという人がいるので、そちらに頼んでみたら」と、電話番号を伝え、仕事を振ったこともあった。

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