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4人の韓国人幹部が牛耳る歪んだ構造 

韓国統一の植民地化路線(4)

<3月16日付で日本統一教会の人事が発令されました。組織としては伝道教育局にあった「復興部」が「復興局」に格上げされ、また教区数が68になり、地区長は教区長も兼任するそうです>
【出典】今日もいいことがある!統一教会員のブログ「2015年の人事発令がありました」

興局長に出世された御方は、神山威統一教会名誉会長と私を蛇蝎の如く嫌う安ヨンソプでした。安さん、おめでとう。良かったね。ハイ拍手ぅ~

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「うきうきわくわくハイタッチ」。霊界が熱くなるような人事かと期待していただけに、少々ガックリ。でも、気を取り直して・・・いい機会だから、「ぼくと安さんとの関係」について書いておきますね。

 本部周辺など様々なところから、安ヨンソプ氏が私に怒っているといった情報が伝わってきています。
 なぜ、彼が私のことを嫌っているのか。思い当たることがないのです。なにしろ一度も会ったことがないのですから。考えられるのは一つしかありません。
 「あなた方は、なにをそんなに怯えているのか!?」 で、神山日本講演の妨害活動を報告したとき、次のように書いたことが原因しているのだと思います。

(引用はじめ)

 21日の東京会場での出席者は100人強だった。
 最寄り駅の久我山で、2人の教会員(名前特定できず)が顔見知りの教会員を見つけると、行くなと説得していたそうだ。
 会場前には井口氏のほかに家庭教育局長の佐野邦雄氏、総務局長の矢野治佳氏、伝道教育局長の方相逸氏、安ヨンソプ氏が顔を出した。いずれも会場に入らなかったというから、偵察のためだろう。
 方と安は韓国人。安氏は対外協力局長だったはずだが、この春に組織が再編されたため、現在の役職は不明。対外協力部長だと思うが。同氏は文顯進&郭錠煥狩りで名を馳せた人物と聞いている。
 
 笑えるというか統一幹部の程度がわかるエピソードを一つ。
 会場前の路上で、ガタイのでかい安ヨンソプ氏が神山氏に威圧的な態度で迫り、喚いた。

 神山氏は「あんたのような威圧する韓国人は嫌いだ」と相手にしなかった。
 これが松濤本部にかかると、「神山は『韓国人は嫌いだ』と話した。反韓になった」。言葉狩りの低レベル。呆れるばかりだ。

(引用終わり)

 たったこれだけの記述(下線)に、安氏は頭に血がのぼったのです。あたかも「火病(ファビョン)」の如しです。
 血がのぼった結果、机を蹴飛ばしたこともあったか知りませんが、「件名:米本和広氏のブログに対する教会の対応について」という“公文”(私怨文)を流させました。(書き手はおそらく韓国人幹部にかしづく情けない広報マン

「最近の米本氏のブログにおける教会の教義や宗教儀式、真のお父様、真のお母様や当法人等に対する記述については、UCI(郭グループ)や、教会を批判する元信者、そして反対派らによる著しく偏った情報に基づいており、かつUCI(郭グループ)を一方的に擁護するスタンスに立って、度を超した表現や情報を発信していると言わざるを得ない現状となっています」


 バカというしかありません。
(これまでの人生で、「バカ」という表現をこれほど使ったのは統一さんに出会ってからだ。私の品位は低下する一方。トホホである)

 反対派らによる著しく偏った情報に基づいており
 違うでしょうが、反対派は私のブログによって「最新の統一教会情報」を得ているのです。

 UCI(郭グループ)を一方的に擁護するスタンスに立って
 違うでしょうが、UCI(文3男さん)、また「文3男さんが後継者としてふさわしい」とする神山さんに対しては、是々非々の立場で臨んでいます。火の粉ブログを読めばわかるでしょうに
(広報マンは知っている。それなのに公文を書くから情けないのだ。「安ヨンソプさん、事実に反します」となぜ言えないのか)

 頭に血がのぼると、私も体験していますが、白か黒かのカルト脳になります。安さんはただでさえ、カルト脳的な団体の幹部なんだから、注意しないとね。(ほら、またカーッ となっているんだからぁ)

 なぜ、文顯進&郭錠煥派狩りで名を馳せた安ヨンソプさんは、私がUCI(郭グループ)を一方的に擁護するスタンスに立って、と思ったのか。
(1)神山氏は文3男さんが後継者にふさわしいと公に発言している。
(2)神山釜山講演録を火の粉ブログに掲載した。
(3)神山氏の日本講演に私も参加した。
(4)日本講演への妨害活動をブログで書いた。
 よって、
 火の粉の管理人はUCI(郭グループ)を一方的に擁護するスタンスに立っているのだあ~~!♪天才バカボン、バカボンボン これでいいのだあ~♪
 安さん、こんな没論理じゃぁ、日本人から笑われますぜ。

 言っておきますが、現役教会員さんからの個人メールで私は感謝されているのですよ。
「教会から何も知らされない私たちは、火の粉ブログによってはじめてうちの教会のことがわかります。とても感謝しています。要請があればカンパしますよ」
 安さんも、UCIA長官の江口さんも、私に感謝してくださいな。ニコッ

 どうして、ここに江口さんが登場するのか。
 迂遠な言い方になるのですが、それは教会に届く(この表現は間違いだがその理由説明は省略)「公文」を、そこの教会のシックたちに公表しない人が少なくない、というより多い。
 そのことを知っているがゆえに、情報篤志家から公文が送られてくると、すぐにそれをブログにアップする。それでシックは初めて「統一教会からのお知らせ」を知る。
 だから、江口さんにも感謝されて然るべきなのです。教団から謝礼金をもらいたいぐらいですぞ だから、妨害しないでね。

<江口に指導1>パソコンの前に座っているばかりだと、大脳新皮質に偏りが生じる。たまには安ヨンソプと一緒に現場に入って、献金の取り立てを体験すべきである。


っそうそう。安ヨンソプさんは教団の顧問弁護士に、「ブログ記事を名誉毀損で訴えることができないのか」と相談したそうですね。
 弁護士は一言。「無理だね」
 当たり前ですよね。
<ガタイのでかい安ヨンソプ氏が神山氏に威圧的な態度で迫り、喚いた>
 この記述がどうして名誉毀損になるというのでしょうか

  
 ところで、安さんってどんな人なのか。
 少しは調べましたよ。3万双。妻は日本人。統一神学校で学んだことあり。子分は先輩家庭の断食芸人。
「人情味があって、婦人シックに人気があり」(安さん、少しじ~んとくる)
「献金集めの鬼軍曹。激情家タイプ」(安さん、誰じゃ、そんなことを言ってる奴は!)


回の人事で、つくづく考えさせられたのは、執行部の構成です。
 まず、韓国人宋龍天総会長/李基萬企画本部長/方相逸伝道教育局長/安ヨンソプ復興局長。(通称、そうだ、アンパンマン)
 片や日本人徳野英治会長/田中富広副会長/矢野治佳総務局長/佐野邦雄家庭教育局長/岡村信男法務局長/鴨野守広報局長 

 徳野会長は韓国のポチ、岡村法務局長もポチ(後日のブログで根拠を示す)。残る日本人執行部は4人しかいません。

 前からの疑問でいまだ解けない謎について書いておきます。
 日本・統一教会の最高意思決定機関は、会社の取締役員会に相当する「執行部会議」(韓国人4人・日本人6人)です。
 会議の運営はどのように行なわれているのか-が疑問なのです。会社の取締役会の場合、意見が対立した場合、票決で決定します。しかし、日本・統一の場合、そのように民主的な運営が行なわれているのか、はなはだ疑わしい。議事録なども作成していないでしょう。
 では、どうして物事が決まるのか。これが謎なのです。
 
 憶測するしかないのですが、おそらく声の大きい人、勢いのある人の声によって、決まるのだと思います。日本人幹部には「ED」の人が多いようだから、結局のところ、「そうだ、アンパンマン」の声が通るのではないでしょうか。

 どのような討議の過程を経て、安ヨンソプ氏は復興局長になったのか。誰が決めたのか。
 復興局は献金のすべて(入りと出)の権限を握る部署です。安さんが道を外し、それを韓国人幹部が黙認したら?日本人幹部がくい止めることができるのでしょうか。

 ちなみに、宋・安・方・萬の力関係なのですが、情報を総合するに、宋と萬がほぼ同格、でも予算の決済はが握っているから、萬より宋が少し上ということになるでしょうか。
 そして、彼らの下にいるのが。方の子分格がわが安ヨンソプさんということになるのでしょうね。

 この4人にかしづいているのが、日本の執行部の面々。お~い、大和魂はどうしたんじゃ と、急に私が好きではない民族主義の首がもたげてくるのです(泣)

 大きく権力構造を俯瞰すれば、宋と萬を指導しているのが、文亨進世界会長解任に暗躍し、今回世界本部の部長に襲名された、韓半島にいらっしゃる金マンホさんなのです。
 権力の位置関係を措定しましょう。
 日本の一般シック-基台長-教会長-教区長-地区長-日本執行部の宋・安・方・萬-金マンホ-彼の背後には金孝律がいるかも。

 権力の道は♪はてしなく遠い♪
 
 日本シックのための日本シックによる日本の統一教会なのに、世界本部の意向のもとに、4人の韓国人によって物事が決められていく。
 教団設立初期の頃ならいざ知らず、すでに設立から50年以上が経過している! というのに、異様というしかありません。

-次回は<幹部の半数を韓国人が占める異様な日本・統一教会>-請うご期待!


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 後味が悪い記事だったでしょうから、この楽曲を聞いて、気分転換を。
 日本統一のソウ、アンパンマンさんはぜひ、歌詞に耳を傾けて!


-シック読者へのお願い-


 明日(3月29日)の日曜礼拝で、 石橋正人さんのことに触れた説教があったのなら教えてください。ぺこり

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コメント

歪なのに頑強

「そうだ、アンパンマン」は全羅南道グループなんですね。実に分かりやすい。
改めて、語ることと実態が良くもここまで乖離してしまったものだと呆れているところです。
歪んだ組織維持のために、「自らを犠牲にして」とか「何があっても服従」、「感謝しなさい」みたいな断片的なみ言葉だけを都合良く引用し、語られた文脈や大局的に何を良くしていきたいのか、一切説明しない。現場では、断片的なみ言葉を遵守したという自己満足のみ。一歩一歩の達成がそのように観念的なものだから、「社会から正しく理解される」なんて永遠の夢。
信仰のシンボルとしてのロイヤルファミリーの理想像を叩き込んで、「お母様は絶対」と教育する。ここでも、「お母様の言うことだけを聞く私のことを天は保護してくれる」という自己満足。
こうしてできあがったカルト集団は、構造計算するととっくの昔に崩壊してるはずなのに、予想に反して相当頑強です。亨進宣言もどうにかやり過ごしたと胸を撫で下ろしているのでしょうか。その陰には、搾取される側にもまた独善性、利己主義が透けてみえる。
しかしこれだけは断言できる。教義に当てはめれば金孝○さんは悲惨な霊界に行きます。
罪を憎んで人を憎まずなんて高尚な境地にはなかなか立てないものですが、彼らの「終活」を心配してます。いちおう霊界は信じてますので。

日本頼みの統一教

韓国では献金も人も集まりません。
新規に伝道された人を見かけなくなりました。
だから、拉致監禁もありません。
教会の社会的評価は落ちる一方です。
やってきたことが正当に評価されていると言うべきでしょうか。

新規伝道に励もうと、日本から回ってきた献金で、ビデオセンターを作りましたが、既成家庭の溜まり場になっています。そのうち用済み施設の烙印を押し、運のいい教区長が土地、建物の権利を自分の物にするでしょう。

その繰り返しです。
個的利権を得るために箱物を作る。それには失敗しそうな箱物を作ればいい。その程度の打算です。
ソンなアンパンマンに資産報告を求めてみてはいかがでしょうか?
既に臭い埃が舞っています。

そこで、
>日本シックのための日本シックによる日本の統一教会…
と、したいのですが、そのように教会では説かないでしょう。

昔は「世界平和、天宙復帰のための日本統一教会」という高尚なスタンスに惹かれて頑張ったものです。
今はもっと公的意識を啓蒙するために、そこだけを強調しています。そして献金することで個的価値を高め、個的使命を果たすと巧妙に説くのです。
---そんなに詰められるのなら、使途の分別と会計報告を要求すべきなのに、そこまで頭が回らない。また、そんな要求をする者はカインだ、サタンだと頭ごなしに否定され排除される。

日本の純朴な信徒は、こうやって管理されているのです。傍から見れば奴隷そのもの。拉致監禁してでも救いたいというのが親心です。

ですから、教会で署名を募っても効力に欠けるのでは? と思います。拉致監禁されている兄弟を救おうと皆で思い合う、篤い活動そのものは評価されてしかるべきですが、親にしてみれば迷惑千万。間に入る警察は社会的通念から親族の意思を尊重します。
よって、親に理解してもらわなければ解決できない問題です。教会サイドの署名運動などが逆効果にならなければいいがと、危惧します。

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怒れるひょっとこ

米本殿
アンパンマンは、日本のみならず世界の子供たちのヒーローですよ
安氏の顔は左右が極端に違う、典型的な〇重人格者です
日本のお面で例えるならば、ひょっとこです
しかし、日本のひょっとこは滑稽さが持ち味
彼の安氏は火病とくれは
怒れるひょっとこというところでしょう
アンパンマンは、自身の身を割いて他者に生きる力を与える心優しい正義の味方
いざとなれば急降下してメガトン級のパンチをバイキンマンや悪人に喰らわす覚悟を備えています
命名が違うのではありませんか??

韓国人に気をつけて

 米本氏のこのブログは、現統一教会に対する救いの洗礼ヨハネ的存在だなあと日々感じて読ませていただいております。

 あまりにも、真実なことばかりなので、それを封じるために、米本氏が何らかの被害を被る場合もあるかもしれない。

 今日は、何かしら、ふっと、そのようなあってはならないことを感じてしまいました。
 なにせ、韓国朝鮮系の人々は、拉致監禁、暴力、殺人は、朝飯前な感覚のお国柄ですから。宗教なんて信じていないんですよ。自分の生きていくための手段だけなのですから。

 米本さん、くれぐれも、気をつけて最善の生活環境を準備して、何かあっても、すぐ、対処出来る身辺を作っておいてくださいね。日本は、法治国家ですから、あらゆる人脈にアンテナを張って連絡をすぐ取れるように。

 余計な心配に終わればそれでよいのですが。

名誉毀損にご留意を!

 韓国人幹部が嫌いという(元)シックは少なくないように思われます。

 名誉を毀損するような表現には十分に注意してください。

米本様 スレチお許しを。

http://7billion-journal.com/

法の華の福永がついに講演をするらしいです。

昨日の礼拝

昨日の礼拝は結局石橋君への署名の話はありませんでした。
代わりに生きてる間に親孝行出来なかった親に悔い改め、子供が墓の近くに小屋を建て墓を守る韓国の風習「侍墓」路程というのが示され親孝行が強調され、結局また5月末まで献金路程だと思います。
統一脳的に石橋君解放の為にも摂理を頑張れば、それが条件になるとか考えてそうな責任者もいると思われます。

結局拉致監禁解決を本気で考えたら原因になってる今の統一教会の体質改革に目を向けるのが常識的だから、幹部からしたら一番痛い所から目をそらしたいんだと感じます。

統一教会の韓国人幹部を見ると韓国人が嫌になる人も多いし私もその一人だけど、教会員始め一般の韓国人で良い方もおられるし国の問題点は問題点として個人とは切り離して考えたいものです。

火病的に日本を批判し攻撃する韓国人を見るとああはなりたくはないし、それに対抗してヘイトスピーチする日本の団体にももう少し方法はないかと思ってしまう。

とにかく歴史の清算は難しいけど、韓国人幹部は「真の愛」や「恩讐を愛する」事を教えてる統一教会の幹部だという自覚を持っていただきたいです。お互い注意すべきだとも思うんですがね、、、。しかし彼らは聞く耳を持たないのか?

どうすれば一番効果的なのか、、やはり彼らと接してる日本人公職者が録音など証拠をネットに上げるのが効果的だと思うけど、北朝鮮のクーデターと同じく難しいのでしょうか?(北朝鮮みたいに殺されはしないけど。)

韓国人が嫌になる時にご視聴下さい。

http://grapee.jp/23345

日本はATMじゃない

今年もまた献金一筋~
このままじゃまた信徒が減っていくな。

韓国は「主の国」なのに、信徒数が全く増えてない。韓国は何やってるんだ? 日本からの金で宗教公務員やってんじゃないよ。

日本も身を切る改革はしないだろうな。
たいした仕事もしてない職員は、リストラしろよ。

婦人たちは、夫に内緒で献金。
これで氏族メシヤやれって?
冗談だろ。

待ったなしの教会改革

>日本シックのための日本シックによる日本の統一教会なのに、世界本部の意向のもとに、4人の韓国人によって物事が決められていく。
 教団設立初期の頃ならいざ知らず、すでに設立から50年以上が経過している! というのに、異様というしかありません。


 米本さんは反論されることを承知で、敢えて上の最初のような言い方をされたのだと思いますが、たとえその「日本」を「世界」に変えたとしても統一教会内では通用しない文句であると思います。
 幾らか理性のある教会員は最初の「日本シック」の代わり「世界人類」と入れるべきと主張し、少し妄想に入りかけている教会員は「神様」と入れるのが正しいと反論し、そして現在の典型的な盲信的統一教会員であるなら「真の父母様」と入れなければ根本から間違った言葉だと批判してくるはずなのです。

 原理講論に書かれた「全体的な目的を離れて、個体的な目的があるはずはなく、個体的な目的を保障しない全体的な目的もあるはずがない。」という教会員なら誰でも知っているポピュラーな一文と考え合わせるならば、米本さんの書かれた文句も的外れではないのですが、朝鮮儒教がかった‘御言葉’を基準とすると、批判される対象になってしまうのです。

 統一教会員は基本的に物事を自分の頭で考えることはせず、‘真の父母が語られれば、それがすべて正しい’というような考え方なので、原理講論さえきちんと読んでいない人が多いのですが、原理講論の後編 第五章 第三節 (二)‘三権分立の原理的意義’においては‘民主主義立憲政治体制’が‘理想社会の制度の形態’であると書かれており、それは朝鮮儒教を基礎においた李氏朝鮮王国の政治体制などとはかけ離れた近代的な政治思想なのです。
 ただし、原理講論では‘堕落論’の場合がそうであるように、そのような合理的な説明の中に突如として不合理な論が紛れ込んでしまったりしているのです。
 即ち、立法、司法、行政の三機関は‘キリスト’を中心として調和せねばならないという主張をそこに付け加えているのです。
 しかし、原理講論は 最初の段階で‘キリスト’を一人の人間であると論じており、全知全能であるかのように神格化してはいないはずなのです。
 それにも関わらず、その理想社会の制度を論じる部分では突如‘キリスト’を神格化して論を進めてしまい、結局論理的な整合性のない宗教理論でしかなくなり、現実的ではない矛盾した内容となってしまうのです。

 堕落論においては非科学的で、言葉上も成り立たない「サタンの血統」という用語を使ったり、上のように民主主義の政治体制を論じるのに、一般の人間を超越した存在として‘キリスト’を絶対化し、その‘キリスト’を中心として政治が行われねばならないと結論付けたり、原理講論には矛盾がいたるところに存在するのです。
 そのような矛盾が存在する原因は「日本・統一教会の最高意思決定機関における会議の運営はどのように行なわれているのか-の謎」と同じように謎であり、それについては、原理講論を監修した文先生の‘声の大きさ’、‘勢い’に執筆者であった自信のないインテリの劉孝元氏が負けてしまって、妥協したと憶測するしかないのです。
 その辺りは朝鮮民族として生きてきた劉孝元氏の限界であったのかもしれません。

 特に説明するまでもなく、韓国人の中にも民族意識を超えた進歩的な考えを持った人は多くいると思いますが、国全体、あるいは民族全体として見た場合、ちょうど一昔前の日本の片田舎と同じで 古い伝統に束縛されており、過去の風習、文化から脱し切れていないのがその朝鮮民族の特徴であり、韓国社会の現状だと思います。
 一部の人達を除いては、充分に国際化されておらず、古い習慣や李氏朝鮮時代からの民族的伝統に支配されている人達の方が割合としても多いのだと思います。
 今回米本さんが記事にされた統一教会の韓国人幹部などは間違いなくそのような非国際的な民族意識どっぷりの人間でしょう。
 ‘和を尊重する文化’を持った日本人は信念の強い人でもないと、特に声の大きい人、勢いのある人には引きずられていってしまいますから、韓国人を幹部にもつことは極めて危険で、相性としては最悪と思われます。
 昔に私が米国のあるメンバーに韓国人幹部全般の印象を聞いたところ、彼から返ってきた答えは「弱い犬ほど、よく吼える。精神の強い人は喚いたりはしない。…」でした。
 今回の記事の主人公も典型的な韓国人のようで、上の言葉は恐ろしいほどよく当てはまります。

 米国人は韓国人を国際化できない世界の奥地から出てきた後進民族のように見ている人が多く、あまりよい印象を持っていない感じでした。
 統一教会員のように日本人が朝鮮文化に影響されるというのは、日本人が非国際人になり下がるということで、時代の進歩に逆行するようなものです。
 もし、日本の統一教会員が原理講論の未来につながる優れた部分のみを発展させ、実践しようとするなら、そこにある理論的に間違った部分と朝鮮文化の影響による歪曲した宗教思想を除去して思想的に純化する必要があります。

 米本さんは今回の記事で日本統一教会を韓国人幹部が主導していることを問題視されましたが、実はその日本統一教会に、韓国人が幹部となって押し寄せる危険性が現実としてあるようで、統一教会は重大な局面に立っているのです。
 にほんブログ村にある‘真実の向こう側’ブログに韓国統一教が現実的に壊滅することの根拠が書かれています。
http://ameblo.jp/farisulove/entry-12007737829.html

 韓国統一教が完全に壊滅した場合、当然韓国統一教の幹部達は日本や米国の統一教会の幹部となって身分と生活を保とうとするはずです。
 それは現実化する可能性がかなり高いので、日本の統一教会員にとっても決して他人事ではないのです。
 日本統一教会は、実質的に韓国人が全てを支配する組織となるのか、あるいは今までの統一教会の間違いを教義の面や組織体制の面で追究して改善し、根本から反省して 韓国人幹部に日本から出て行ってもらい、高額エンドレス献金など要求しない公益法人として生まれ変わって行くか、どちらかを選択せねばならないと思います。
 ただし、統一教会の韓国での完全破綻は世間の晒しものとなるでしょうから、根本から改革されない限り、宗教団体として生き残っていくのは難しいでしょう。
 

宗教の落とし穴

4人の韓国人は彼等なりに懸命にやっている積りだとは思いますが、問題なのは、信仰者、特に統一教会のリーダーの立場にある信仰者というのは、自分が神の願いに生きているという強烈な自負心があり過ぎて、物事を冷静にかつ客観的に見る目を失ってしまっている場合が多いことです。そうすると、いい意味での自己反省や自己懐疑ができなくなり、人間としての内的成長が停止し、しかも自分があたかも神のように完成した人間になってしまったかの如く錯覚することです。その時、信仰者は神がかり的な権力を発揮し出して、悪さをするようになります。神聖なものが悪魔的になるという皮肉が起こります。これは宗教史を学べば、どこにも見られる問題です。(宗教は勿論良い面を発揮したこともありますが。)

統一教会のリーダーは、特に韓国人の統一教会リーダーは、この宗教のとんでもない落とし穴を学習し、自己省察すべきだと私は思います。さもなくば、文鮮明師が提唱された高邁な理想は絶対に成されないでしょう。

ところで、韓国人を中心とした統一教会は

>バカというしかありません。
>(これまでの人生で、「バカ」という表現をこれほど使ったのは統一さんに出会ってからだ。私の品位は低下する一方。トホホである)

という米本さんの面白い表現は的を射ているようで、大いに笑ってしいました。でも笑った後、現役食口としてとても悲しい気持ちにもなりました。

自己奉仕バイアス

 >>神の願いに生きているという強烈な自負心があり過ぎて、物事を冷静にかつ客観的に見る目を失ってしまっている場合が多いことです。そうすると、いい意味での自己反省や自己懐疑ができなくなり、人間としての内的成長が停止し、しかも自分があたかも神のように完成した人間になってしまったかの如く錯覚することです。その時、信仰者は神がかり的な権力を発揮し出して、悪さをするようになります。神聖なものが悪魔的になるという皮肉が起こります。これは宗教史を学べば、どこにも見られる問題です。(宗教は勿論良い面を発揮したこともありますが。)


文鮮明総統様そのものなんだけど、自己肥大韓国人の典型が文教祖なの。

カルト宗教の怖いところは教祖と自我が癒着してしまい、かつ自己奉仕バイアスがかかってしまうことだ。
=======================
人が時間をかけるのは、要領が悪いから
自分が時間をかけるのは、丹念にやっているから

人がやらないのは、怠慢だから
自分がやらないのは、忙しいから

言われていないことを人がやるのは、でしゃばりだから
言われていないことを自分がやるのは、積極的だから

人がルールを守らないのは、恥知らずだから
自分がルールを守らないのは、個性的だから

人が上司に受けがいいのは、おべっか使いだから
自分が上司に受けがいいのは、協力的だから

人が出世したのは、運がよかったから
自分が出世したのは、頑張ったから

=====================

他人(ナム)=悪徳幹部
自分(ウリ) =文教祖
とおきかえれば、ダブルスタンダードをしている心理がわかるとおもいます。

正しい宗教の条件

外部の人間が”宗教の落とし穴”に落ちないようにするためには、やはり、”危険な宗教の見分け方”についての知識が必要だと思います。ジャーナリストの早川和廣氏によれば、正しい宗教には以下のような条件が必要だという。

1)「永遠不変の真理と一貫性があること」。教祖や教団のご都合主義ではいけない。

2)「宗教にも普遍妥当性は必要である」。だから世の中の良識に反するものは論外である。

3)「神は神殿をつくらない」。

4)「正しい宗教は、罰があたるなどの恐怖心に訴えない」。

5)「正しい宗教は、世襲化しない」。

6)「正しい宗教は、教祖を神格化しない」。

7)「正しい宗教は、言うこととやることが一致している」。

8)「現世利益だけ説く宗教は正しくない」。

9)「正しい宗教は、盲信を強要しない」。

10)「正しい宗教は、金で救われると言わない」。

11)「正しい宗教は、会員を増やせと強要しない」。

12)「領収書を出さない教団は危ない」。

13)「正しい宗教は、批判を受け入れる」。

いずれも常識的見解に基づく妥当な条件だと言えます。えっ?「真の宗教は常識を超越するものでなければならない」だって?

「神様は我が子である人類の堕落した悲惨な姿をご覧になって今もって悲痛な心情を抱えておられる」等々、一見いかにも”常識を超えた画期的内容と思えるような”某教団の教義にまんまと騙されて身を滅ぼした輩がどれほどいたことか!

Re: 正しい宗教の条件

>「神様は我が子である人類の堕落した悲惨な姿をご覧になって今もって悲痛な心情を抱えておられる」等々、一見いかにも”常識を超えた画期的内容と思えるような”某教団の教義にまんまと騙されて身を滅ぼした輩がどれほどいたことか!

この教団って統一教会のことですね。でも、このような悲痛な神様は本来は旧約聖書の神様だったのです。キリスト教ではこのような神様は長らく忘れ去られて来ましたが、20世紀になって日本のルーテル派神学者・北森嘉蔵や世界のその他の神学者達によって、その正しさが証明されています。なので、決して「常識を超えた画期的内容」ではありません。統一教会はまともなことを教えていても、その中にいる人間、特にリーダー達がまともになっていない、というのが問題だと思います。

でも、ジャーナリストの早川和廣氏による正しい宗教の定義は参考になりました。その殆んどの点が正しい定義だと思います。5)は個人的には考慮中ですが。ありがとうございます。

>13)「正しい宗教は、批判を受け入れる」。

これは実にいいですね。

最早…

組織の自浄は不可。日本人幹部と熱心な信徒は韓半島に移住してもらわないとダメでしょう。協会幹部は生活が関わっているから反抗するのは無理。真面目な信徒は協会に従順に従うことしか出来ないから無理。現実的な信徒は協会を去っていくから無理。
協会の日本での活動目的は日本人を協会の隷属にすることですよね?そのような宗教団体は日本に必要でしょうか?日本には必要なさそうなので韓半島へ移住して下さい。お願いします。

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