「勝ち犬の遠吠え」-番外編-ブログ閉鎖の謎
「清水牧師の正体(8)」
前ブログに追加情報として流したことだが、行田教会の清水与志雄牧師が自身のブログ『カルトからの自由』を突然、閉鎖した。
なぜ閉鎖しなければならなかったのか。
清水氏がいつからブログを開設したのかは、今となってはわからないが、少なくとも最近のことではない。
彼が書いた記事の本数は400は下らないだろう。単行本にして4、5冊分の分量だ。秦の始皇帝の命令によってではなく、作家が自らの作品を自らの手で焚書にしてしまった、のに等しい。
ブログ閉鎖は管理人の自由だが、清水“作品”にはたくさんの投稿が寄せられていた。それらも、いきなり削除されてしまった。時間をかけて書いたであろう投稿者の労力も無に帰してしまったのである。
清水氏のブログで私への批判が始まるや、正体不明のSDG氏は常にその批判を支持する投稿を寄せていたし、やはり正体不明の韓定食氏は自分のブログ『堕天使のトリック』で、清水氏のブログを引用し、私への批判を、まるでヒルのように、まとわりつくように執拗に書いてきた。(ちなみに、彼らは統一教会の分派組織・第4イスラエルのメンバーだと推測している)
彼らの労苦も灰燼(かいじん)に帰した。
こうしたことを考えると、「なぜ、閉鎖しなければならなかったのか」という疑問に、どうしても関心が向いてしまう。
清水氏は「荒らし」のせいにするが、もしそうだとした場合、8月下旬にコメント欄を閉鎖したことで、事足りたはずだ。
荒らしといっても、ハンドルネーム・henjoukongou777さんが、「勝ち犬の遠吠えに書かれていることは事実か」と執拗に問い質しただけのこと。荒らしでもなんでもない。
仮にそれを清水氏が独特の解釈で荒らし行為とみなしたとしても、コメント欄の閉鎖によって防止できたわけだから、荒らしはブログそのものの閉鎖の理由とはならない。
では、ブログ閉鎖の直前の動きはどうだったのか。
韓国の大手テレビ局のSBSの記者が「拉致監禁問題」で、清水牧師を取材した。
SBSが番組の予告をホームページに載せるや、日本の反統一教会陣営から批判の声があがった。
それを受けてか、清水氏は取材に応じた経緯、また当日の取材の模様を『カルトからの自由』で、明らかにした。(<明日6日の放送を前にして、SBS放送の「偏向報道の恐れ」を憂慮する>)
10月6日、SBSが「ニュース追跡」として、『統一教会拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』を放映。翌7日に火の粉ブログでその録画を紹介した。
清水氏がブログを閉じたのはその直後のことであった。
すでに早川氏が『反カルトの自由』で紹介しているが、ブログを閉鎖した翌日に、ブログ『北風と太陽』で、閉鎖の理由に関して、次のようなコメント投稿をしている。(原文ママ)
わけあって筆を折りました。米本氏から謝罪要求がありましたが、断りました。今は彼が訴えると言っているので待っています。
ブログを削除したのは、別の理由です。
SBSへの抗議を正式に行いますが、個人のレベルではいたしません。
そのためです。韓日のキリスト教界の意向を受けての削除とご理解していただいてよいです。もう騙されるのはたくさんだというのが正直な気持ちです。
(略)
米本氏が民事・刑事の訴えを起こす日を待つばかりです。ヨシュア | 2010/10/09 12:57
ヨネモト氏が提訴するようですので待っているところです。
SBS放送にはしかるべき公的機関を通じて抗議が行くと思います。
(略)
およそ統一協会問題を語る資格ののない無知蒙昧の偏見の持ち主からわたしはままんまと罠をかけられた訳です。巨大権力前に泣き寝入りするしかないのでしょうね。ヨシュア | 2010/10/10 22:24
「SBSへの抗議を正式に行いますが、個人のレベルではいたしません」
「泣き寝入りするしかない」
このフレーズ、どこかで聞いたことがありませんか。
ブログが閉鎖されたため典拠を示すことはできないが、前者のフレーズは、私の「勝ち犬の遠吠え」に対して、
「米本氏を名誉毀損で訴えるつもりだが、個人のレベルではいたしません。スタンドプレーはしません。みんなに相談してから決めます」
と書いていたのと、そっくりさん。
後者は、韓定食氏のブログに投稿したのと、そっくりさんである。
「実に無礼、かつ名誉毀損も甚だしいと思いました。お金と時間があれば刑事告訴、民事提訴もしたいところです。残念ながら、そんな暇も金もないので泣き寝入りというところです」
清水氏は、ブログ閉鎖の理由を『カルトからの自由』の最後で、荒らしのせいにしていたが、『北風と太陽』ブログでは「韓日のキリスト教界の意向を受けての削除とご理解していただいてよい」という。
韓日のキリスト教界の意向。いかにももっともらしい理由ゆえ、そのまま鵜呑みにする人は少なくないだろうが、はたして事実なのだろうか。
<明日6日の放送を前にして、SBS放送の「偏向報道の恐れ」を憂慮する>
この記事は閉鎖ゆえ、読み直すことはできないが、それほど問題のある記事ではなかったと記憶する。一つだけ笑える記述があった。
「自分へのインタビューの放映時間は、米本氏より長くすることを、SBSに約束させた」
まったく、どうかしているというしかないが、清水氏個人のこと。この記述が韓日のキリスト教界にとって不都合なことだったとは、到底言えないだろう。
もう一度、日時を確認しておく。
『カルトからの自由』で、<明日6日の放送を前にして、SBS放送の「偏向報道の恐れ」を憂慮する>を書いたのは10月5日。
SBSが「ニュース追跡」を放映したのは6日の夜11時。
火の粉で録画を流したのは7日。
清水氏がブログを閉じたのは8日である。
放映からわずか2日も経たないのに、「韓日のキリスト教界」が相次いで、清水氏にブログの閉鎖を要求するなんて、信じがたいことである。
そもそも、韓国のキリスト教関係者が日本語の清水ブログを読んでいたとは、思われない。また、日本のキリスト教界、これがプロテスタント教界を指していたとしても、教団・教派は無数にあり、清水ブログを読んでいるキリスト教者はそれほどいないはず。
考えられるのは、清水氏が所属する日本基督教団の統一教会問題対策委員会のメンバーだが、清水氏は組織にとって都合の悪いことは、何一つ書いてなかったはずだ。
「日本基督教団は保護説得をやっていない」とSBS側に事前に文章で示したと書かれていたが、これは日本基督教団にとっては歓迎すべき記述である。
つまり、韓国と日本のキリスト教界にとって、清水牧師にブログの閉鎖を要求しなければならないことは、何一つなかった。したがって、「韓日のキリスト教界の意向を受けての削除」には、首を傾げざるを得ないのだ。
では、閉鎖の理由はなんなのか。
先の<SBS放送の「偏向報道の恐れ」を憂慮する>で、清水氏は次のように書いていた。(原文ママ)
「米本氏から提供された完全なワンサイドの情報に依拠した質問を記者は、突然し始めました。(略)これ以上の詳細はここでは控えますが、統一協会や米本氏の意図する筋書きによるものとしか思えない内容だったのです」
番組を見られた人には、この記述の背景がわかるだろう。
「米本氏から提供された完全なワンサイドの情報」とは、月刊『現代』のルポや『我らの不快な隣人』の主人公のアトピーの写真である。(現代のルポでもアトピーの写真が使われている)
SBSの記者から「PTSDの証拠となるようなものはないか」と聞かれたため、写真を渡した。清水氏の監禁説得を受け、脱会したあとに発症したものだと説明した。
しかし、記者から清水氏についての質問は一切なかったし、私のほうから話したこともない。
したがって、「統一協会や米本氏の意図する筋書きによるもの」という指摘は、統一協会については関知しないが、少なくとも私に関しては失当である。
清水氏は、SBSの記者を「統一協会問題を語る資格ののない無知蒙昧の偏見の持ち主」と、記者から訴えられたら「北風と太陽」の管理人ともども間違いなく敗訴するような過激な言葉を使って詰り(感情に任せて書く清水さんの言葉はときに度を超してしまう)、「ままんまと罠をかけられた」と嘆く。
しかし、事実はそうではなかったはずだ。記者が、清水氏の強制説得によって脱会した元女性信者の写真を、清水氏に見せただけのことである。そして、清水氏は逃げ出した。
それだけのことなのに、「無知蒙昧の偏見の持ち主から罠にはめられた」と受け取る。もし真にそう感じたとしたのなら、被害妄想である。
繰り返しになるが、清水氏は記者から写真を見せられるや、「これは放送するな」と、自宅の応接間から逃げ出してしまった。
そうした醜態をさらけ出してしまったがゆえに、前出の記述を残したままではさらに赤っ恥をかく。それで、番組放映から2日後に、ブログを閉鎖してしまったのだと推測する。それ以外に考えられない。
前回のブログで、清水氏のことを「自己愛者」のようだと表現した。
自己愛者は他者からの評価や批判をひどく気にし、自分が傷つくことを極端に恐れる。とりわけこれまで賞賛されていた仲間たちの態度が激変すれば、「自己が完全に否定」されしてしまうことになる。それは死と同義である。
それゆえ、カメラから逃げ出した清水氏がどこに消えたのか本気で心配した。まさか、利根川に・・・と思ったほどだ。
自己愛者にとって自己は絶対である。ブログを閉鎖したのも自分に原因があっては絶対にならないのだ。
それで「荒らし」のせいにしたり、「韓日キリスト教界の意向」のせいにしたりするのである。それを補強するために、もっともらしく、「SBSへの抗議を正式に行いますが、個人のレベルではいたしません」とか、「SBS放送にはしかるべき公的機関を通じて抗議が行くと思います」とか書いたりする。
そんな抗議が行くわけがないと一方で自覚しているがゆえに、「巨大権力前に泣き寝入りするしかないのでしょうね」と、子どもが大人にときおりするように、同情をかうようなことを言う。
自己愛者は自己愛を貫徹する。それゆえ、清水氏は泣き寝入りではなく、必ず何か行動するはずである。
(嗚呼、私が電話をかけたとき、ふつうの受け答えをしていれば良かったのに。もはや、ボタンの掛け違いが続くだけだ)
とまれ、現在批判している清水ブログが目の前から消えてしまった。だからといって、亡くなったKさんへの侮辱が消えてなくなるわけではない。今後も「勝ち犬の遠吠え」は続けていく。故Kさんと私に謝罪すれば、それこそ筆を折り、連載はやめるが、清水氏にとって決定的に屈辱となる「謝罪」は、決してしないだろう。
清水氏がブログを閉鎖したのは、早川氏の『反カルトから自由』の影響も見逃せない。
早川ブログで「今度、一杯飲もう」と誘い水をかけておいたが、連絡があった。
そこで、飲み屋で一献傾けた。農作業のためか日焼けしていて、かってのようなひ弱なチビちゃん(失礼!)という感じは“消滅”。左手に煙草、右手にお猪口、早川節通りのふてぶてしさ。たくましくなっていた。
清水評価話はさほどに盛り上がらず、話題はもっぱら親の介護のことばかり。帰りの車中、いつしか、カメラから逃走した清水氏の姿ではなく、物忘れが激しくなった87歳の優しい母親の顔ばかりが浮かぶようになった。
-続く-
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ペンの勝利
これは、正に言論の勝利ですね。
バックに弁護士やら基督教団やら強い味方を持って、何一つ恐れる者のない清水牧師が、言論活動を辞退し、“謹慎”した。
これは、正義のペンによって、過去の過ちを暴露され、恥ずかしくてなって、耐えかねて逃げた、ってことでしょう。
すごいですね。米本さんのペンの力は。大手メディアでもなく、一匹狼のように孤軍奮闘されている立場なのに。尊敬です。
清水牧師およびそのネットワークは今後、さらなる圧力をかけてくることでしょうが、屈しないで頑張ってください。心から応援しています。
Re: ペンの勝利
> すごいですね。米本さんのペンの力は。大手メディアでもなく、一匹狼のように孤軍奮闘されている立場なのに。尊敬です。
過分な評価ですよ。ブログ閉鎖の直接の契機は、SBSの記者にアトピーの写真を渡したことにあり、残念ながら、火の粉ブログのせいではないです。なぜなら、清水さん、このブログを読んでいませんから(苦笑
火の粉ブログに功績があるとしたら、SBSの録画をアップしたことでしょうか。もっとも閲覧可能期間は3日間だけでしたけど。
近く、SBSの録画の日本語版を流すつもりです。出版社の友人に頼んでいますので。料金は値切って値切って3万円。楽しみにしていてください。
> 清水牧師およびそのネットワークは今後、さらなる圧力をかけてくることでしょうが、
ご指摘通りだと思います。反カルト業界の内部情報によれば、私に「一矢報いたい」という気分が蔓延しているそうです。
矢が飛んでくるとすれば、この火の粉ブログ(コメント欄も)でしょう。名誉毀損表現があれば、やってくるでしょうね。細心の注意は払っているつもりですが。
> 屈しないで頑張ってください。心から応援しています。
声援ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
ごちそうさま
本来は小生の方から埼玉まで出向かねばならんところを、わざわざ千葉くんだりまでお越しくださり、恐縮至極です。
禁煙中とは知らず、煙草をプカプカ吸わせてもらって、これまた申し訳ありませんでした。知っていたら、最初から吸わなかったですよ…(冷や汗)。
「あげあげ」「そげそげ」も健在で、懐かしいイントネーションに触発されて若かりし頃の思い出が頭を駆け巡りました。
しかし、小生の変わりように驚いている米本さんを見て、なんだか少し損した気分になりました。小生は再会の前にSBS番組で、小生よりも髪の毛が薄くなった米本さん(失礼!)をすでに見てしまっていたから。あーあ、本物に会ってから番組を見るんだった…。
おっと、ブログの内容に関係ない話で失礼しました。
「米本和広氏が撮影した疑惑の写真」という記事が出ています。
後藤さんが解放されたときの写真で
す。
開放時の体重のことなどにも触れてますが、私から見たら体重が何キロとかいう数字のことよりもこの写真を見て虐待されていたと思わない人がいるんだろうか・・・と思ってしまいます!
自分の飼ってるペットにだってこんなことはしないでしょう・・・。
それを淡々と話せる人は怖いと思います。
でも米本さんはこのくらいの矢ではびくともしませんね!
Re: ごちそうさま
> 特に、数年ぶりに解禁された江戸前のシャコは絶品でしたな。
確かに。路地裏にある店だったけど、いずれのネタもイイ線いっていましたね。
> 禁煙中とは知らず、煙草をプカプカ吸わせてもらって、これまた申し訳ありませんでした。知っていたら、最初から吸わなかったですよ…(冷や汗)。
ほんと、ほんと。言わなかったぼくのほうが悪いのだけど、また少し吸うようになってしまった。再度、禁煙に挑戦!
今度飲むときは、東京にしましょう。やはり千葉は遠すぎ。千葉の農村に住んでいたって、たまには東京に来ることだってあるでしょ?
ローズマリーさんへ
もちろんです。私が見聞きしたことは事実ですから。
警察署に提出した陳述書も事実ですから。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-69.html#more
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-70.html#more
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-71.html#more
ニの矢も近く飛んできそうですが、それも大丈夫です。
(注)後藤事件ではまだ書きたいことはありますが、コメント欄が「清水ブログの閉鎖」のテーマから外れてしまうので、やめます。
ご協力のほどを。
地道に調査は継続しています
米本さん
>たまには東京に来ることだってあるでしょ?
そうですね。下町の八百屋さんとは、直に取引しているところがあります。2カ月に1回は顔を出していますから、そのときでもまた一献を。こんどはおごります!
「ブログと関係ない話を書くな」と怒られる前に、関係ある話に戻します。小生のブログのコメント欄に書いたことですが(コピペになりますが)、
「小生は、どうしてヨシュア氏がSBSの取材を受けてしまったのか疑問でしたが、米本さんの分析で納得です。自己愛者だからですな。自己愛者は、周囲からどう見られているか判断することが苦手なようだ。」
まさにそうです。今はブログを閉鎖したから、他人のブログのコメント欄でいろいろ書いていますが、あれも自己愛。ブログの主にとっては、結構迷惑している者もいるはずです。だって、韓定食氏や「北風と太陽」氏などは、へたをするとヨシュア氏の巻き添えをくって一緒に訴えられるかもしれないですからな。
そうそう、米本さんに提供していただいた韓定食氏のIPからも、面白いことが分かりそうで、鋭意調査中です。下町の八百屋へ行ったついでに、とある駅前のマンガ喫茶に寄って調査するつもりですから、そのときにでも一献どうでしょうか?
(おっと、また酒の話に戻ってしまった。もう書きません、すみません、汗)
なぜ、清水さんは取材に応じたのか。
> 「小生は、どうしてヨシュア氏がSBSの取材を受けてしまったのか疑問でしたが、米本さんの分析で納得です。自己愛者だからですな。自己愛者は、周囲からどう見られているか判断することが苦手なようだ。」
>
「周囲からどう見られているか判断することが苦手」
確かにそうですが、もう少し分析を加えておきます。
SBSはかなりの人(拉致監禁実行派・容認派)に取材を申し込んだようです。
その中で、放映されたのは宮村峻氏。電話口で取材を断った。
もう一人は紀藤弁護士。彼は電話取材で霊感商法を批判した。
3人目はわが清水牧師です。
なぜ、清水さんは直接取材に応じたのか。ぼくが申し込んだときには断ったのに。
その理由は、早川さんが言う通り、やはり自己愛だったからということになりますが。
彼は、韓国大手のテレビ局のクルーの前で、威風堂々と、統一教会批判をしたかった、そしてその自分の自信たっぷりの姿を韓国在住の日本の花嫁食口に見せたかったのだと思います。つまり、ナルシズム。
彼は褒められたら、ご機嫌になるタイプの牧師さんのようです。
過分なほめ言葉にはふつうは警戒したり、違和感を覚えるものなのに。
その逆に揶揄、からかい(川柳に代表されるように、江戸時代から庶民の文体)には、ことのほか神経質です。
テレビはけっこう魔物でして。2、3回テレビに出たことがありますが、いつも下駄をはいてタラタラしているのに、テレビを見た近所の煙草屋さんは、私のことを「あんた」と呼んでいたのに、いきなり「先生」に変わりましたから・・。
清水さんと比べ、紀藤さんはテレビ大好きなタレ弁で、テレビは慣れているから、さすがに電話取材だけにとどめたけど(それでも、あとで親分である山口広弁護士に怒られたと思います)、清水さんは自分の格好いい姿を夢想し(宝塚ファンの夢見る夢子ちゃんの如く)、さっそうとカメラの前に現れたのではないでしょうか。
ところが・・・。
夢見る夢子ちゃんだっただけに、アトピーの写真を見せられて、「裏切られた」「罠にはめられた」と、被害妄想になったのだと思います。
(追記)
その1
> そうですね。下町の八百屋さんとは、直に取引しているところがあります。2カ月に1回は顔を出していますから、そのときでもまた一献を。こんどはおごります!
うれしいお話。ぜひぜひお願いいたします。手元、不如意になったもので・・・(頭ボリボリ)
その2
> そうそう、米本さんに提供していただいた韓定食氏のIPからも、面白いことが分かりそうで、鋭意調査中です。下町の八百屋へ行ったついでに、とある駅前のマンガ喫茶に寄って調査するつもりですから
調査結果が楽しみです。期待しています。
復活の清水ブログ
Re: 復活の清水ブログ
さっそくコメントを、「反カルトからの自由」ブログに書き込んでおきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/tthayakawa/diary/201010180000/#comment
良ければ一読してみてください。
コメント欄
Re:コメント欄
………引用………
統一教会員に福音を伝えるには henjoukongou777改め原田和彦さん
(うしきち氏の記事)「統一協会に疲れた人にとって、どうしたら神の福音を伝えることができるでしょう。このブログの目的はそこにつきています。」
(私の投稿)それには方法はただひとつ。前に急にコメント欄を閉じたり、ブログを閉じたりしましたが、議論から逃げないで、きちんと議論しあうことです。(2010年10月21日 15時48分17秒)
(うしきち氏の)返事
貴兄とはネット上では、議論にならないと判断しています。 議論をお望みならばそれなりの礼節をわきまえ、一方的な非難。中傷をしないように、普通の社会人としての態度をわきまえてからにしましょう。貴兄について、わたしは前のブログを荒らした一人だとわたしは思っていますよ。
………引用終わり………
私は疑問の点について質問していただけです。KH婦人の件も含めて。献金について、明らかな疑問があるにもかかわらず、献金を受けていないとの一点張り。それを明らかにすると言っていながら、結果的には質問に答えなかったのです。しかもこのような質問をするのは「カルト脳」だという侮辱まで加えたのです。この表現に対する謝罪を求めましたが、明らかに謝罪しないぞという意思をあらわにした謝罪文でした。「うしきち」氏は礼節をわきまえるという言葉を、一切批判をしないという意味に受け取っておられるようです。ふつうの社会人としての態度をわきまえるとは、「うしきち」氏によれば、99年より以前の異常な保護説得について、一切質問をしないということのようです。
それと、次にもうひとつ、これは拉致監禁とは全く関係のない聖書学上の質問でした。
………引用………
Q資料についてどう思いますか。 henjoukongou777改め原田和彦さん
「失われた福音書―Q資料と新しいイエス像」という本を読んで、目からうろこという気分になりました。最近の作業仮説である「Q資料」についてどう思われますか。かなり斬新な聖書学だと思います。聖書にお詳しい牧師さんとして、伺いたいと思います。(2010年10月21日 15時56分00秒)
(うしきち氏の)返事
わたしがどのように思うかについては、わたしが必要を感じたときに、書きます。貴兄からの質問に答えるつもりはありません。経験上また荒らしになるからです。
………引用終わり………
「うしきち」氏はどこに批判的な箇所を見出したのでしょう。全く首を傾げたくなる対応です。聖書学上の質問を、牧師が「また荒らしになる」とは、まったく???の世界です。きっと、自身の聖書学理解の上を行くような議論を私が展開し、コテンパンにやっつけられると想定した、だからまた荒らしになると思い込んだのでしょう。もし荒らしになったとしても、聖書学上の知識は私よりももっとあるはず。私が議論を吹きかけても、返り討ちにしてやるくらいの自信は持っていて当然だと思うのですが。それとも、カルヴァンの勉強が忙しくて、聖書自体を読む時間がなく、聖書自体の勉強ができていないとか。全く持って不可解ですね。ナルシストの世界は。
げっ!
> さっそくコメント欄閉じてしまいましたね。
げっ!と思ってクリックしたら、確かに。苦笑千万です。
でも、彼は「俺様一番、俺の批判なんか読みたくない」という自己愛者だから、コメント欄閉鎖は必然なのでしょう。
新ブログを開設したとたんに「統一運動」さんと、原田さんのコメントが入ったので、あわてて閉鎖したのでしょうね。わかりやすいお方。クスッ
Re: Re:コメント欄
私たちが目にすることができなかった原田質問への回答を紹介していただき、ありがとうございました。
> わたしがどのように思うかについては、わたしが必要を感じたときに、書きます。貴兄からの質問に答えるつもりはありません。経験上また荒らしになるからです。
とても面白い回答でした。
やはり「俺様」文体なのです。ただし、陰険で陰謀的な宮村峻氏より、明るいです。
単純で明快。「俺様」なのだから。
でも、宮村氏も「俺様」かと思ったりします。
彼に「親から頼まれたら保護説得するのか」と質問したら、場合によると答えた。
「俺は人権問題としてこの問題と取り組んでいるわけではない。頼まれたからやるということはない」
この思考様式も、まさに笑えるぐらいに「俺様」ですね。
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